園芸師クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

目次

Lv1~ 筆頭園芸師フフチャ

園芸師ギルド受付 レオンソ
「ようこそ、園芸師ギルドへ。
 本日はいかなる用件だろうか。
 ・・・・・・ほう、園芸師になりたいというのか?
 園芸師を目指すのなら
 ここ「園芸師ギルド」に入門し、学ぶとよいだろう。
 ギルドマスター、フフチャ様をはじめ、よい指導者が揃っている。
 どうだ、園芸師ギルドへの入門を希望するか?」
(園芸について学びたい?)

(はい、条件未達成)
園芸師ギルド受付 レオンソ
「では早速・・・・・・と言いたいところだが・・・・・・ふむ。
 お前の溢れんばかりの意欲はとても喜ばしいが、
 残念ながら、冒険者としてはまだまだ未熟のようだ。
 今学んでいる術を十分に学び、
 冒険者としての実力を蓄えてからもう一度来てくれ。
 あせることはない。こちらはお前の成長を待っているぞ。」

(いいえ)
園芸師ギルド受付 レオンソ
「そうか・・・・・・残念だな。
 園芸師はグリダニアでは歴史も古く、
 特にやりがいのあるいい仕事だと思うのだがな。
 また気が向いたら来てくれ。
 うちはいつでも新たな仲間を歓迎しよう。」

(はい)
園芸師ギルド受付 レオンソ
「そうか、ではそんな意欲あふれるお前に、
 私から園芸師ギルドの歴史について
 簡単に説明することとしよう。
 園芸師ギルドの歴史は古いぞ。
 記録によると、約500年前の建国の時代から
 既にギルドの原型となる組織があったという。
 これは、園芸の根本思想である
 「黒衣森からの恵みを得る」ことが、
 「精霊」との対話と深く結びついていることに関係し・・・・・・
 おっと、余所者に「森」や「精霊」と言っても
 少々伝わりにくいかもしれんな。
 簡単に言えば・・・・・・
 黒衣森は、我ら人のものではなく、精霊のもの。
 500年の昔から、園芸師が森の恵みを得るためにはまず、
 精霊に許可を得ねばならなかったということだ。
 精霊と、まともに対話できるのは「道士様」だけだ。
 精霊の言葉を効率的に園芸師に伝えるため、いつしか
 組合が生まれ、これが園芸師ギルドの原型となったそうだ。
 現在の園芸師ギルドにも、この役目は残るが、
 冒険者や新人園芸師に正しく安全な採集方法を
 共有するという目的も重視されつつあるのだ。
 ・・・・・・どうだ、少し難しかったかもしれないが、
 歴史ある我が園芸師ギルドについて、
 少しはわかってもらえただろうか?
 さて、ここからはお前の話だ。
 森だ精霊だと小難しく話してしまったが、
 我ら園芸師にとって最も重要なのは、自然を敬う気持ちだ。
 もしも我が園芸師ギルドに入門し、園芸について
 学びたいというのなら、その気持ちを
 「ある方」に確かめてもらわねばならん。
 私がしかるべき手続きを紹介しよう。
 気持ちが固まったならば、あらためて私に声をかけるといい。」

園芸師ギルド受付 レオンソ
「私に話しかけたということは、
 園芸師ギルドに入門する心の準備ができた、ということだな?」

(いいえ)
園芸師ギルド受付 レオンソ
「そうか、
 決心がつかないならそれもいい。
 園芸師ギルドの門はいつでも開いている。
 お前の心が固まったなら、また声をかけてくれ。」

(はい)
園芸師ギルド受付 レオンソ
「うむ、実に喜ばしいことだ!
 ではさっそく、我が園芸師ギルドのマスター、
 フフチャ様を紹介しよう。
 彼女は誰よりも自然を慈しむ、愛情深いお方だ。
 最もよい木材を探し当てる目利きの確かさから
 皆、尊敬の念をこめて「筆頭園芸師」と呼んでいる。
 フフチャ様は、この建物の外にいらっしゃる。
 彼女に声をかけ、お前の意思を伝えてくるんだ。」

フフチャと話す

フフチャ
「こんにちは、はじめまして。
 園芸師ギルドへの入門希望者ですね。
 私はフフチャ、園芸師ギルドのギルドマスターです。
 レオンソから簡単に説明は受けていると思いますが、
 私からも、あらためて確認させてください。
 草木を育み、その恵みを授かる園芸師は
 森の都と称されるこのグリダニアの中でも
 最も自然に近い存在であると言えましょう。
 しかし自然は、私たちを優しく包み込む存在であると同時に
 時に、命を脅かす恐ろしさも併せ持っています。
 園芸師ギルドに入門し、園芸師となるということは、
 恵みばかりを求めず、自然の在り様と向き合うということ。
 さあ、あなたにはその覚悟があるのでしょうか?」
(園芸師ギルドに入門しますか?)

(いいえ)
フフチャ
「そうですか・・・・・・。
 私も無理にとは言いません。
 生半可な心では園芸師は務まらないのですから。
 また、ご縁がありましたら、
 園芸師ギルドの門を叩いてください。お待ちしておりますよ。」

(はい)
フフチャ
「・・・・・・よい返事です。
 わかりました。園芸師ギルドへ、あなたをお迎えしましょう。
 我がギルドの一員となったあなたに、
 この「ウェザードハチェット」を授けます。
 まずはこれを装備してみてください。
 ハチェットを装備し、園芸師となりましたら、
 園芸師の仕事についてご説明しましょう。
 装備できたら、また声をかけてくださいね。」

Lv1~ 園芸師の芽ぐみ

フフチャ
「ちゃんとハチェットを装備できたようですね。
 ハチェットは園芸師にとって、命とも言える道具です。
 刃の鈍ったハチェットをいくら振るったところで、
 樹木から恵みを受け取ることなどできません。
 常に手入れを怠らないようにしてくださいね。
 さて、まずは「伐採」の基本を覚えていきましょうか。
 手始めに「ラテックス」を10個ほど採集してみましょう。
 採集は、都市外のさまざまな場所で行えますが、
 ものによって採れる場所が異なります。
 「ラテックス」でしたら、都市の入口近くで採集できます。
 「青狢門」か「黄蛇門」のどちらかから出て、
 切るに適した樹木・・・・・・つまり「良木」を探してください。
 「良木」を見つけたら、いよいよハチェットの出番。
 道具を手にして、採集を試みてください。
 さあ、頑張ってくださいね。」

園芸師ギルドのフフチャにラテックスを納品

フフチャ
「「ラテックス」は手に入りましたか?
 「青狢門」や「黄蛇門」の近くの木から採集できるはずですよ。」
(ラテックスを渡す)
フフチャ
「ラテックスがちょうど10個、ばっちりですね。
 上出来ですよ、Hika。
 比較的、採集しやすいラテックスは
 ハチェットの使い方を覚えるのに最適な素材です。
 もしかしたら・・・・・・少し簡単すぎたでしょうか?
 でも、今回のやり方が伐採の基本です。
 採りたいものに合わせて、良木を選んで採集する。
 そのためにも、何がどこで採れるのかの知識が大切なのです。
 さまざまな場所に赴いて、伐採の腕を磨きながら、
 何が得られるのか、知識を蓄えていってくださいね。
 ハチェットの使い方に慣れてきたころに、
 またギルドを訪ねてください。
 あなたに新しい課題を用意しておきましょう。」

Lv5~ 笑顔をこぼして

フフチャ
「こんにちは、Hika。
 園芸師の仕事に慣れてきたみたいですね。
 若木のように、健やかな成長を感じます。
 でも、あなたはまだまだ駆け出し園芸師。
 もっと森を知り、自然を知っていってほしいのです。
 腕を上げたあなたに、ひとつ課題を与えましょう。
 「ひそひそ木立」に生えている木から、
 「メープル樹液」を50杯、集めてきてください。
 メープル樹液を採集できたら
 「園芸師ギルド」の「シセリー」に渡してくれますか?
 彼女がメープル樹液を必要としていましたから。
 それでは、頑張ってください。応援していますよ。」

メープル樹液を園芸師ギルドのシセリーに納品

シセリー
「・・・・・・なあに?
 メープル樹液なら「ひそひそ木立」の近くで採集できるわよ。
 もしかして、あなたがメープル樹液を届けてくれるの?」
(メープル樹液を渡す)
シセリー
「メープル樹液、50杯分ね。ご苦労様。
 ・・・・・・ふぅん、あなたがフフチャが目をかけてるっていう
 新人園芸師だったのね。
 メープル樹液を採ってきたはいいけど、
 あなた、この樹液について何も知らないんでしょ?
 仕方ないわね、姉弟子のあたしが教えてあげる。
 「メープル樹液」は煮詰めるととても甘くなるの。
 いわゆる「メープルシロップ」ね。
 そして、そこから作られるのが「メープルシュガー」。
 これは甘味料として調理師には欠かせないものよ。
 今回採集してきてもらった分は、子供のための
 お菓子の材料にするの。
 こんなにたくさん使い切るのかって?
 もちろん、ひとりやふたり分じゃないわよ。
 木工師ギルドで面倒をみてる孤児たちの分だもの。
 ・・・・・・5年前の霊災で親をなくした子たちよ。
 大人の前では平気そうにしてても、やっぱり寂しいみたい。
 たまには甘いものを食べて、思いっきり笑ってほしい・・・・・・
 べ、べつに、心配とかそういうのじゃないわよ?
 辛気臭いのが嫌いってだけ、勘違いしないでよね!
 ・・・・・・あー、コホン。話が逸れちゃったわね。
 そうそう、園芸師はこうやって食材を入手できるから
 食材を扱うクラフターの「調理師」と相性がいいの。
 調理師だけじゃないわ。
 木材を利用する「木工師」に、
 植物の繊維を利用する「裁縫師」もね。
 クラフターたちが、どんなふうに素材を使うか
 知っておくと、園芸師としての視野もひろがるわ。
 興味があるなら、挑戦してみたらどう?
 もちろん、園芸師の勉強も忘れちゃだめよ。
 ときおり「採集手帳」を見直して
 新たに理解できることが増えてないか、確認することね。
 ・・・・・・ふう、久しぶりに先輩らしいことしたら疲れちゃった。
 花に癒してもらいましょっと。」

Lv10~ 備えよ、戦いに

フフチャ
「ちょうどいいところに来てくれましたね。
 また一段と腕をあげたようですし、
 少し手をかしてくれませんか?
 実は、グリダニアのグランドカンパニー「双蛇党」から、
 早急に「クロウの羽根」が99枚、必要だと
 依頼があったのです。
 鳥が木々に留まった時に残す「クロウの羽根」は、
 武器や防具の素材として使われるものです。
 ただ、これだけの量を頼まれるということは・・・・・・
 近いうちに、大きな戦があるのでしょう。
 依頼を受けたからには、全力で応えなければなりません。
 どうか、あなたも「クロウの羽根」の
 採集を手伝ってください。
 クロウの羽根は、
 「ギルバート監視哨」の南方で採集できます。
 99枚、採集できましたら、
 在庫管理を任せている「シセリー」に届けてください。
 よろしくお願いしますね。」

園芸師ギルドのシセリーにクロウの羽根を納品

シセリー
「また、あなたが手伝ってくれるのね。
 クロウの羽根は「ギルバート監視哨」から
 南に進んだ先で採集できるはずよ。」
(クロウの羽根を渡す)
シセリー
「99枚ぴったりね。
 ありがとう、確かに受け取ったわ。
 手を貸してくれて、助かったわ。
 フフチャから聞いたかもしれないけど、依頼元は双蛇党。
 ・・・・・・イクサルとの戦の準備をしているみたいなの。
 クロウの羽根は「フェザーハープーン」や、
 「クロウクルーク」、「エルムベロシティボウ」なんかの
 素材として使われるものよ。
 そして、それが大量に必要になるということは、
 きっと大きな戦いになるのでしょうね。
 あたしたち園芸師が都市の力になれるのは嬉しいけど・・・・・・
 なんだかちょっと、複雑な気持ちだわ。
 ・・・・・・あなたに言っても仕方ないわよね。
 ごめん、気にしないで。
 あ、そうだ、忘れるところだったわ。
 あなたに渡すようにって、フフチャから
 「サイズ」を預かっていたのよ。
 「サイズ」は草を刈るために使う「副道具」と呼ばれるもの。
 ハチェットみたいな「主道具」と併せて装備すると、
 木を切るだけじゃなく「草刈」もできるようになるわ。
 これを渡されたってことは、駆け出しは卒業ね。
 これからは、ギルドリーヴの採集稼業や
 グランドカンパニーの仕事にも挑戦して、腕を磨くといいわ。
 「サイズ」を装備できるようになったら、森に入って
 手頃な「草刈場」で試してみることね。
 どんどん経験を積んで、またギルドを手伝ってちょうだい。」

Lv15~ 私利私欲の報い

フフチャ
「最近は仕事にも慣れてきたようですね、いい頃合いです。
 そろそろ仕事の幅を広げてみるべきでしょう。
 ちょうどいい案件がひとつあります。
 あなたにすべてを任せてみますから
 見事解決してみせてください。
 実は、黒檀商店街のアルバガストさんのところで
 うちのギルド員が問題を起こしたようでして・・・・・・
 その後始末をお願いしようと思います。
 ギルドとは、お互いが助け合ってこそ成立します。
 あなたにも園芸師ギルドの一員として
 そういう役目を担ってほしいのです。
 まずは「黒檀商店街」へ行って、
 「アルバガスト」さんから事情を聞いてください。
 くれぐれも丁寧な対応をお願いしますよ。」

アルバガストと話す

薬屋 アルバガスト
「君が園芸師ギルドから派遣された者か。
 フフチャの代わりに事情聴取に来たわけだな。
 よかろう、話をしようではないか。
 ・・・・・・私たち錬金術師は、薬草も素材として扱っている。
 天然自然の薬草を乾燥させ、すり潰して粉にしたり、
 それを煎じて、薬効を抽出したりするのだ。
 必要となる薬草の採集は、君たち園芸師の仕事だが・・・・・・、
 私が最初に仕事を頼んでいた園芸師は、
 どうやら加減というものを知らなかったらしい。
 彼が力任せに刈り取ったせいで
 大切な葉は傷だらけ。とても使い物にはならんのだ。
 おかげで今、私の手元には薬草の在庫が空っぽなのだ。
 これでは製薬の仕事が止まってしまうのだよ。
 そこですまないが、まずは「マージョラムHQ」を10束、
 確保してきてくれないか。
 私の薬を待っている人は少なくないのでな。
 今回の一件では「犯人」をどうするかよりも、
 仕事が進められるかどうかの方が、大事なのだよ。
 それではSen、
 くれぐれも、よろしく頼んだぞ。」

マージョラムHQを黒檀商店街のアルガバストに納品

薬屋 アルバガスト
「「マージョラムHQ」の調達はどうだ?
 このままでは仕事が止まってしまうのだよ。
 確か「地神の忘却」周辺の茂みから採集できると聞いたが。」
(マージョラムHQを渡す)
薬屋 アルバガスト
「確かに「マージョラムHQ」のようだ。
 助かったぞ、これで「やまびこ薬」が作れる。
 私の作る「やまびこ薬」は声を取り戻す秘薬だ。
 幻術士や呪術士にとって、なくてはならない薬でね。
 彼らがよく買い付けに来るのだよ。
 しかし、こうも素早く品を整えるとは見どころがあるな。
 園芸師が皆、君のような者ばかりなら、
 フフチャも気苦労はないのだろうが・・・・・・。
 ともかく草刈場を荒らした犯人については
 あとは園芸師ギルドに任せるとしよう。
 フフチャにもよろしく伝えておいてくれ。」

フフチャと話す

フフチャ
「そう・・・・・・ごくろうさまでした。
 問題を起こしたギルド員の行為については、
 私にも報告が上がってきています。
 どうやら、はやく仕事を切り上げようとするあまり、
 自然への感謝を忘れて、力任せに雑な採集をしたようです。
 その怠慢が、より多く自然から恵みを頂く事態を招きました。
 ギルドの筆頭園芸師として、その行為は見過ごせません。
 彼を園芸師ギルドから除名することにします。
 自然を尊重できない者に園芸師は務まりません。
 森と共に生きることを忘れたとき・・・・・・
 園芸師としてのその者は死ぬのです。
 もっとも・・・・・・あなたに関しては
 そういう心配は無用だと思っていますが。
 それはそれとしてHika、
 今回の依頼の品は、集めるのに苦労しませんでしたか?
 採集に苦労するときは、装備を見直してみてください。
 手袋ひとつ、靴ひとつ変えるだけでも、効果があるはず。
 これからも、あなたが腕をあげていくのならば、
 さまざまな品の採集に、挑戦することになるでしょう。
 その時につまづかぬよう、装備にも気を配ることです。
 園芸師Hika。
 あなたの成長を、楽しみにしていますよ。」

Lv20~ 園芸師の身だしなみ

フフチャ
「最近、また頑張っているようですね。
 仕事の幅が広がると、やりがいが出るというのは
 私にも覚えがありますから。
 しかし・・・・・・仕事の幅が広がると、
 今まで気にならなかったことも、気になってきますよ。
 たとえば装備品です。
 今の装備品でも仕事をこなすことはできるでしょうが、
 腕前に合ったものを身につければ、より捗るはず。
 買い替えろと言っているわけではありません。
 装備品に「マテリア」と呼ばれる結晶を装着し、
 その働きを強める方法があるのです。
 なお、「マテリア」の装着には「触媒」が必要なのですが、
 幸い私たち園芸師は、伐採により採集できます。
 そうです、試しに「触媒」の一種である
 「コールマターG1」を集めてみませんか?
 西ラノシアのエールポート付近で入手できるはずです。
 「コールマターG1」を99個ほど集めたら、
 サンドレのところで話を聞いてみてください。
 マテリアのことならば、彼が一番詳しく知っていますから。」

コールマターG1を園芸師ギルドのサンドレに納品

サンドレ
「フフチャがマテリアについて俺に聞けって?
 なら、「コールマターG1」を持ってきてくれ。」
(コールマターG1を渡す)
サンドレ
「なるほど、フフチャにそこまで見込まれたなら
 話さないわけにもいかないな、いいだろう。
 マテリアの装着っていうのは、
 何年か前に「ミュタミクス」ってゴブリン族が
 エオルゼアに持ち込んだ技術でな・・・・・・。
 使い込んだ装備品を「マテリア」っていう結晶に変化させ、
 そいつを他の装備品と組み合わせることで
 性能を向上させるんだ。
 実際に「マテリア」と装備品を組み合わせるのは、
 クラフター、すなわち製作の技を学んだ職人たちだ。
 だが、そのとき必要となるのが「触媒」だ。
 お前が集めてきた「コールマターG1」もそのひとつだが、
 これは我らギャザラーでなければ集められないのさ。
 「マテリア」の原理については、
 俺の頭ではよく、わかってないんだが・・・・・・
 まぁ、理屈はともかく利用する分には問題ない。
 もしマテリアについて、もっと詳しく知りたいなら、
 中央ザナラーンの「狼煙の丘」にいる連中を
 訪ねるといいだろう。
 ちなみに「マテリア」ってのは、いろいろ種類があってな、
 どんな物を装着するかで、強化される性能が変わるんだ。
 せっかく触媒を集めてきたことだし、
 もし知り合いに製作の技を学んだ者がいるんなら、
 声をかけて、試してみるといいんじゃないか?」

Lv25~ 海雲を渡る香り

フフチャ
「最近は霊災からの復興も徐々に進み、
 以前よりも他所からグリダニアに来る人の姿を
 多く見かけるようになりました。
 他都市と交易する機会も増えてきましたからね・・・・・・。
 園芸師もこれからドンドン忙しくなると思いますよ。
 現に、今日も他都市からの注文が入っていましてね。
 ウルダハの酒場「クイックサンド」からなのですが、
 「カモミールHQ」を15束ほど、集めてほしいとのことです。
 カモミールHQと言えばハーブティーの定番です。
 自然の香りがもたらす安らぎを、知ってもらうためにも、
 この大事な仕事をあなたに任せたい。
 高地ラノシアのオークウッドにて採集し、
 サンドレのところに持ち込んでください。
 今回の取りまとめは、彼の仕事です。」

カモミールHQを園芸師ギルドのサンドレに納品

サンドレ
「ああ、お前が担当になったのか。
 早く「カモミールHQ」を持ってきてくれ。
 頼むぞ。」
(カモミールHQを渡す)
サンドレ
「「カモミールHQ」を15束、確かに受け取った。
 ご苦労だったな、助かったよ。
 ん、いい香りだ。
 こいつを「カモミールティー」にしてやると、
 一層香りが引き立つんだ、お前も作ってみるといい。
 さて・・・・・・後は荷造りをして、
 グリダニア・ランディングに持っていくとするか。
 確か、宛先はウルダハだったな。
 ・・・・・・「カモミールティー」はあの都市の
 金持ち連中のあいだで評判がいいんだが、少し複雑だよ。
 金銭を最重要視する、あの都市の奴らに、
 「カモミールティー」を嗜むような気品があるとは思えん。
 香りよりも、金額を味わっているような印象がある。
 ・・・・・・いや、こういうのは偏見か。
 いかんな、こうした古いグリダニアの体質は、
 おいおいと直していかなければ。」

Lv30~ 自然の洗礼

フフチャ
「まずいことになりました・・・・・・。
 ギルドで育てていた「アリゲーターペアHQ」が
 虫の被害によって全滅してしまったんです。
 仕方のないことではあります。
 自然と付き合うのが私たち園芸師の仕事。
 手厳しい洗礼に見舞われるのも宿命のようなものです。
 いちいち自然を恨んでいては園芸師は務まりませんが・・・・・・
 しかしながら運の悪いことに、
 ちょうどカーラインカフェから注文が入っているのです。
 幸いなことに、虫にやられたのは
 私の農園で育てていた「アリゲーターペアHQ」のみ。
 その他の場所で採れるものならば、まだ望みがあります。
 「アリゲーターペアHQ」を探し、
 採集する手助けをしていただけないでしょうか。
 黒衣森で採れる農作物について、詳しい者を紹介します。
 「ソリュー」という園芸師が、
 「ベントブランチ牧場」を見回っているはず。
 彼の話を聞いて、指示をもらってください。」

ベントブランチ牧場のソリューと話す

ソリュー
「「アリゲーターペアHQ」を探している?
 ああ、そういえばフフチャさんの農園が
 虫にやられたんだっけか。
 カーラインカフェからの注文分が足りないんだね?
 だったら、「クォーリーミル」に行ってみるといい。
 あそこの北東の茂みで採集できたはずだ。
 俺たちじゃ、ちょっと尻込みするような場所だが、
 君みたいな冒険者に手伝ってもらえるなら、
 フフチャさんも心強いことだろう。
 おっと、長話をしている場合じゃなかったか。
 確か、カーラインカフェからの注文は15個だったな。
 さ、急いで行ってきな。」

ソリュー
「「アリゲーターペアHQ」なら、
 「クォーリーミル」の北東の茂みで採集できたはず。
 フフチャさんが待ってるんだろ? 急いで行ってきな。」

アリゲーターペアHQを園芸師ギルドのフフチャに納品

フフチャ
「連絡はもらいました。
 「アリゲーターペアHQ」を集める算段がついたそうですね。
 15個ですが、よろしくお願いします。」
(アリゲーターペアHQを渡す)
フフチャ
「確かに受け取りました。
 これで注文に間に合いそうです。
 ミューヌから怒られずに済みます。
 彼女、店でアリゲーターペアHQのサラダを出すそうですよ。
 こってりとしたアリゲーターペアHQを使って
 お腹を空かせた冒険者でも満足なサラダにしたいとか。
 それにしても・・・・・・今回はお世話になりっぱなしでしたね。
 あなたがいなければ、
 ギルドの信頼が大きく損なわれるところでした。
 ・・・・・・すべてが天然自然の恵みである以上、
 園芸師の収穫物というのは、
 決して安定しているものではありません。
 時には今回のように、自然の力によって
 手痛いしっぺ返しをもらうこともあります。
 しかし、園芸師であるのならば、
 それすら謙虚に受け止めなくてはいけません。
 決して恨んではならないのです。
 自然は・・・・・・決して敵でも仇でもありません。
 恨みを込めて自然を憎む者がいるとしたら、
 自然は二度と、その者に恵みを与えることはないでしょう。」

Lv35~ 凱旋を彩る森の恵み

フフチャ
「まあ、Hikaさん、
 よく来てくれました。ここに来たということは、
 手が空いているんですよね?
 戦争に手を貸すようで気が進まないのですが、
 私の旧友、調理師ヤニの依頼を果たしてもらいたいのです。
 近く、イクサル族との戦いから凱旋した、
 神勇隊の隊士をねぎらう宴があるそうなんですが
 そこで出す料理の材料が足りないというのです。
 「ローレルHQ」というハーブを20束・・・・・・
 南ザナラーン「リトルアラミゴ」の北東付近にある
 草刈場で採集して、私に見せてくださいね。」

フフチャにローレルHQを見せる

フフチャ
「「ローレルHQ」20束の調達をお願いします。
 南ザナラーン「リトルアラミゴ」の北東付近にある
 草刈場で採集できたら、私に見せてくださいね。」
(ローレルHQを渡す)
フフチャ
「「ローレルHQ」は、ぴったり20束。
 ありがとうございます、問題ありませんね。
 この依頼は気が進まないと、先に言いましたが・・・・・・
 疲れて戻ってきた神勇隊の隊士たちに、罪はありません。
 ねぎらうことに悪いことなどない、それくらいわかってます。
 ・・・・・・ローレルHQは爽やかな香りが特徴的で、
 香辛料として、さまざまな料理に使われます。
 煮込み料理の香りづけはもちろん、
 肉の臭みを消すのにも役立ちます。
 食欲の促進効果もあるんですよ。
 さあ、このローレルHQを、
 グレートローム農場で、食材のチェックをしている
 調理師「ヤニ」に届けてあげてください。」

ヤニにローレルHQを納品

ヤニ
「おお、あなたがフフチャから派遣されてきたという・・・・・・?
 では「ローレルHQ」を用意してくれたのだな?」
(ローレルHQを渡す)
ヤニ
「「ローレルHQ」を20束、たしかに受け取った。
 助かる、これで時間までに料理を作れそうだ。
 ・・・・・・イクサル族の襲撃は増える一方だ。
 こうした宴を催すヒマさえ、なくなってしまうかもしれない。
 だからこそ、最高の料理で、もてなしたくてね。
 何より、私は調理師として食生活の面から、
 隊士たちの支えになりたいんだ。
 だが、調理師もまた、あなたがた園芸師の協力なくして
 良い料理は作れない。己の働きが、誰かを支える・・・・・・
 そう思って、今後とも力を貸してほしい。
 それとフフチャに伝えてくれ。
 君という、いい園芸師を紹介してくれて助かった、とな。」

フフチャに報告

フフチャ
「どうやら、彼女に満足してもらえたようですね。
 さすがはHikaです。
 それにしても、イクサル族との戦いは長引きますね・・・・・・。
 森を、グリダニアを守るには、武器を持ち、
 戦うほかない・・・・・・わかってはいますが・・・・・・。
 イクサル族も、昔は森と共生していたといいます・・・・・・
 私たちが、戦火で森を傷つけながら争うことに
 正義はあるのでしょうか・・・・・・?
 ・・・・・・ましてや、森を傷つける戦争に加担している園芸師に、
 森と共存する資格などないのではないか?
 そんな風に思えて、私は悩んでいるのです・・・・・・。」

Lv40~ 伝えられた思い出

フフチャ
「・・・・・・先日の、園芸師が戦争を助長するという悩み、
 私の中ではいまだ、解決には至りません・・・・・・。
 悩みというのは、まったく狂おしいものですね・・・・・・!
 ですが、私の状況とは無関係に依頼は来るのです。
 実は、調理師ヤニに「ズッキーニHQ」の調達を
 依頼されましたが・・・・・・少々、数の確保に手間取っています。
 ・・・・・・でも、冒険者であるあなたなら、任せられそうです。
 自生しているラノシア地方まで赴き、収穫できますからね。
 どうか、東ラノシア「船着場:レインキャッチャー」の
 南にある草刈場で「ズッキーニHQ」を20個集めてください。
 調達できたら、私に見せてくださいね。」

フフチャにズッキーニHQを見せる

フフチャ
「東ラノシア「船着場:レインキャッチャー」の
 南にある草刈場で「ズッキーニHQ」を20個調達したら、
 私に見せてくださいね。」
(ズッキーニHQを渡す)
フフチャ
「立派な「ズッキーニHQ」ですね!
 湿度に敏感な作物なので、多湿な黒衣森での栽培では
 これほど立派には育たないのですよ。
 それに、収穫時期の見極めも難しいのです。
 時期を逃すと、とたんに筋っぽくなってしまい、
 食べられなくなってしまいますから。
 でも、皮が固いぶん、煮崩れしにくいので、
 「ラタトゥイユ」のような煮込み料理には最適!
 昔は、よく母のラタトゥイユを食べたものです。
 ・・・・・・と、つい思い出にふけってしまいました。
 さあ、急いで調理師「ヤニ」に届けてあげてください。
 園芸師ギルドで、あなたを待っているはずです。」

ヤニにズッキーニHQを納品

ヤニ
「おお、君が依頼を引き受けてくれたんだな。
 「ズッキーニHQ」を20個頼むぞ。」
(ズッキーニHQを渡す)
ヤニ
「うん、これはいいズッキーニHQだ。
 こいつで、最高のラタトゥイユを作ろうと思ってね・・・・・・。
 ラタトゥイユは、私とフフチャにとって思い出の料理なんだ。
 父が貿易商でね、幼いころは旅ばかりだった。
 この旅で知り合ったフフチャと私は友となったのさ。
 彼女の母親は、よくラタトゥイユを作ってくれてね。
 あの味に感動して、私は調理師を目指したのさ。
 一方、フフチャは、あのころから植物を愛していた。
 彼女から教わった野菜の知識は、料理にも役立ってるんだ。
 さあ、冒険者、ちょっと待っていろ。
 今このズッキーニHQを使って
 ひとつ料理を作るからな・・・・・・!
 さあ、今作り上げた、この「特製のラタトゥイユ」を
 フフチャに持っていってくれ。
 彼女・・・・・・最近、ちょっと苦しそうに見えるからさ。」

フフチャに特製のラタトゥイユを渡す

フフチャ
「「ズッキーニHQ」は渡していただけたのですね。
 え、私にヤニから届け物ですって・・・・・・?」
(特製のラタトゥイユを渡す)
フフチャ
「こ、これは・・・・・・まさしく母の「ラタトゥイユ」の香り!
 ええ、ヤニは熱心に母から料理を習っていました。
 一方、私は母から、植物のことを学んだのです。
 思い出します・・・・・・あの頃は、今より平和でした。
 第七霊災があったとはいえ、どうしてこうなったか・・・・・・
 園芸師として自分は力不足なのかと、心苦しいです・・・・・・。」

  特製のラタトゥイユ:ヤニお手製のラタトゥイユ

Lv45~ いまだ戦火は途絶えず

フフチャ
「Hika、頼みたい仕事があるんです。
 ・・・・・・私の気持ちを汲んでくれる、あなたに頼みたい仕事が。
 グリダニアの「双蛇党」統合司令部から、
 「ミスルトゥHQ」を集めよ、との依頼がきました。
 ・・・・・・裏事情が気になります。
 クルザス中央高地は「キャンプ・ドラゴンヘッド」・・・・・・
 その近くで採れる「ミスルトゥHQ」は秘薬の材料のはず・・・・・・
 もしや、またイクサル族との戦いが始まるのでしょうか・・・・・・?
 「双蛇党」統合司令部の
 ガヴィン少牙士に、探りを入れてみてください。
 彼が軍需物資の集積を担当していますから・・・・・・。」

双蛇党:統合司令部のガウィン少牙士と話す

ガヴィン少牙士
「ミスルトゥHQの使い道を、フフチャが気にしていた?
 なるほど、彼女は戦が嫌いだから無理もない。
 だが残念なことに、彼女の予想は正解だ。
 双蛇隊の兵士たちのため、秘薬の材料として使うのだ。
 まさしく、戦への備え以外の何物でもない。
 ・・・・・・平然としているように見えるか?
 戦を肯定しているように思えるか?
 ふん、戦などないほうがいいに決まっている。
 しかし、こちらがどう思おうと、イクサル族は襲ってくるんだ。
 もはや交渉は不可能であり、無意味だよ。
 これから、ものを言うのは武力になるだろう。
 我々は、人々の現在と未来を守るために戦っている。
 すべては、そのための準備なのだ。
 ともかく、「ミスルトゥHQ」20束を用意し
 園芸師ギルドの「フフチャ」に届けるように。
 後ほど、双蛇党の使いが受け取りに行くのでな。」

園芸師ギルドのフフチャにミスルトゥHQを納品

フフチャ
「話は、こちらにも来ています。
 それでは「ミスルトゥHQ」を20束、預かりますね。」
(ミスルトゥHQを渡す)
フフチャ
「御苦労でしたね、Hika。
 ・・・・・・やはり、また戦が起こると。
 ガヴィン少牙士が言うのならば、真実なのでしょう。
 彼は嘘をつかない方ですから・・・・・・でも、残念です。
 本当に戦が起こってしまうなんて。
 ・・・・・・以前にも少し話しましたが、
 私はどうしても、戦で森が傷つくことが耐えられないのです。
 私たち園芸師は森と生き、慈しみ育てるのが仕事のはず。
 なのに、これではまるでミスルトゥHQ・・・・・・ヤドリギのように、
 森に寄生しているみたいではありませんか。
 戦争のために、森から搾取するだけ・・・・・・
 それの何が園芸師なのでしょう?
 私は上手い答えをだすことができません・・・・・・。」

Lv50~ 森を育む者

フフチャ
「おや、よく来てくれました。
 ・・・・・・え、元気がないように見えますか?
 そうですね、私・・・・・・引退しようと思います。
 イクサル族との戦は続き、
 ガレマール帝国軍も、不穏な動きを見せています。
 世に争いの種は尽きず、ただ森が、自然が、犠牲になる。
 それを思うと、私は胸が締め付けられるのです。
 自分のしてきたことが、無意味に思えて・・・・・・
 我が友「ヤニ」からも、思いとどまるよう、
 いろいろと言われましたが・・・・・・
 もはや、私は園芸師としてやっていく自信がありません。
 そういえば、「ヤニ」があなたに相談があるとか。
 何の話かはわかりませんが・・・・・・聞いてあげてください。
 「グレートノーム農場」にいるはずですから。」

ヤニと話す

ヤニ
「ご足労、感謝する・・・・・・フフチャの様子は見ただろう。
 引退などと言い出し、私は友として忸怩たる思いだよ。
 今の私があるのは、彼女のおかげなのだからな。
 若き日より、彼女には食材の調達で何度も世話になった。
 そんな恩人の彼女が引退など、断じて見過ごせん。
 なんとかして、私はフフチャを立ち直らせたいのだ!
 確かに園芸師という森と民の仲介者がなくば、
 民に侵されず、森は自然のままでいられたかもしれない。
 だが、逆に傷ついた森を癒せるのも、園芸師だけなのだ。
 ましてや、彼女があの第七霊災からの復興のため、
 世界中に植林して回ったことが、無意味のはずがない。
 彼女の行いは、人と森の共存のためになっているはずだ。
 フフチャとて、かつてはそんな自分の理想を信じていた。
 その理想を、今一度彼女に取り戻させねばならん。
 ・・・・・・以前に彼女の弟子だった者から聞いた話だが、
 クルザスには、かつて彼女が植林した林があり、
 そこは今、立派に育って人々の役に立っていると聞く。
 彼女が何を思い、どんな気持ちで植林していたか・・・・・・
 園芸師ならぬ私では、彼女の心情を共有してはやれん。
 だが園芸師の君であれば、それができるかもしれぬ。
 クルザス中央高地の「ティンバーロード山荘」に、
 私にこの話をした、園芸師「ロアトゥロアン」がいる。
 彼に相談してみてくれ・・・・・・!」

ヤニ
「クルザス中央高地のティンバーロード山荘にいる
 「ロアトゥロアン」から、フフチャを元気づけるための
 詳しい話を聞いてくれ。」

ティンバーロード山荘のロアトゥロアンと話す

ロアトゥロアン
「あなたがHikaさんですか?
 お話は、ヤニさんからうかがっています。
 聞けば、ギルドマスター・フフチャ様のお心の問題とか。
 我が師フフチャ様には、大変お世話になりました。
 クルザスの者として、どれだけ感謝してもしたりないほど。
 ここは是非とも、恩返しをしておかねば。
 そこで考えたのですが・・・・・・方法をひとつ思いつきました。
 ・・・・・・「スプルース原木」をご存じですか?
 特定の条件が揃わないと採集できない、幻の木です。
 豊かな森にしか生育できないというその木を、
 フフチャ様は第七霊災の被害から復活させようと、
 このクルザスの地でひとり、植林に励んだそうです。
 だから、もしここクルザスの森から
 「スプルース原木」を見つけることができれば、
 彼女の行いが無駄ではなく、実を結んだ証拠になります。
 ですが・・・・・・日の出から日没まで待ち続けて、
 やっと見つけられる木から採集できると聞きます。
 しかも、ただ探すだけでは徒労となるでしょう。
 「トゥルー・オブ・フォレスト」なる、
 園芸師のスキルが必要になるとか。
 Hikaさん、「未知の良木」を探して、
 「スプルース原木」を3本集めて、私に届けてください。
 あなたならできるはずです!」

ロアトゥロアンにスプルース原木を見せる

ロアトゥロアン
「必要なのは「未知の良木」から採集できる、
 「スプルース原木」です。
 3本集めて、私に見せてくださいね。
 「未知の良木」は日の出から日没まで待ち続けて、
 やっと見つけることができるとか・・・・・・。
 そのときには、「トゥルー・オブ・フォレスト」なる、
 園芸師のスキルが必要になるそうですよ。」
(スプルース原木を渡す)
ロアトゥロアン
「さすがです、本当に見つけてくるなんて!
 早速フフチャ様に・・・・・・と思ったのですが、
 ひとつだけ、お願いがあるんです。
 Hikaさん、ここクルザスでは、
 ドラゴン族と戦争をしているのは、ご存知ですか?
 戦いは激しく、要塞や集落が被害を受けることもしばしば。
 おかげで、大工がひっきりなしに走りまわってますよ。
 ここの木材も、その多くが被災時に用いられます。
 ついさっきも、「困り果てた木工師」を見かけました。
 その「スプルース原木」を一部でかまいません、
 「困り果てた木工師」に届けてあげてくれませんか?
 フフチャ様に立ち直ってもらうことも大事ですが・・・・・・
 木材を正しく求める人に届けることもまた、
 園芸師の使命だと、私はあの方に教わりましたから・・・・・・!」

困り果てた木工師を捜す

困り果てた木工師
「ん、なんだいあんた?
 俺が何をしているかって?
 建材に使えそうな、材木を探しているんよ。
 ドラゴン族に襲われて、粉々になった建物のな。
 嘘じゃねぇよ、ドラゴン族による被害なんてよくあることだ。
 このイシュガルドは、ドラゴン族と戦争してるからな。
 それで、建物を直す資材を集めてくれって、
 集落の仲間に頼まれたんだが、アテがなくってなぁ。
 なんとか、いい材料を集めてやりたいんだが・・・・・・
 あんた、心当たりないか?
 おおお・・・・・・すげぇ、そいつはすげぇっ!
 なんて品質だよ、こんなすげぇ木材は見たことねぇぜ!
 あんた教えてくれ、その木材はどこで手に入れた!?
 こういうのが、たくさん必要なんだ!
 伐採した場所を教えてくれんか!?」
フフチャ
「・・・・・・その木を、必要としてくれるのですか?」
困り果てた木工師
「ああ、そうだが・・・・・・あんたは・・・・・・?」
フフチャ
「その木材は、私が植林した木を製材したものです。
 木材が必要なら、ティンバーロード山荘までどうぞ。
 その木に負けないほどの木材を、手配できますよ。」
困り果てた木工師
「おお、本当かい!?
 そいつは助かる、ありがとよっ!」
フフチャ
「少し、歩きましょうか?
 たまには散歩もいいでしょう。
 ヤニから、見ておくべきものがあると言われ、
 わけもわからず、クルザスまで足を伸ばしましたが・・・・・・
 彼女の言っていたのは、この森のことなのですね。
 彼女は、この森を見せることで、私を元気づけようと・・・・・・。
 Hika、あなたもそうなのでしょう?
 私に立派に育った木材を見せようとした・・・・・・そうね?
 ・・・・・・この森、木材を見ればわかります。
 私がイシュガルドに伝えた園芸師の技は根付き、
 無駄にはなっていなかったのですね。
 森は強く、そしてたくましく育っていた。
 さらに幻とまで言われたスプルースの木まで・・・・・・
 そしてその木が、人々に求められていた。
 森を育て、その恵みを仲介するのが園芸師。
 その喜びを・・・・・・改めて思いだしました。
 ・・・・・・それに、さっきの方は、壊れた建物を直すために、
 私の育てた木材を使いたいと言っていましたね?
 グリダニアと同じように、戦火が森を苦しめている・・・・・・
 ですが、その痛みを受け止める強さが、この森にはある。
 搾取されるのではない、分け与えてくれる・・・・・・強さが。
 見てください、この溢れる生命力を。
 私は、この森を植林したことを誇りに思います。
 いえ・・・・・・思えます!
 心を覆っていた、もやが晴れた気分です。
 この新芽の輝きの記憶・・・・・・
 ずっと胸にしまっておきます。
 そしてこの感動を、ギルドの皆にも分けてあげたい。
 さあ、グリダニアに戻りましょう。
 黒衣森が、私たちを待っています!」

園芸師ギルドのフフチャと話す

フフチャ
「今回は、本当にありがとうございました・・・・・・。
 あなたのおかげで、心が軽くなりました。
 もちろん戦が続く限り、森は傷つきますし、
 人が生きていくために、身を守るために、
 森を消耗していくことは、身悶えするほど悲しい。
 しかし、人が人として生きていくために
 それが必要ならば・・・・・・私たち園芸師は
 人を生かし、森も生かすすべを考えるべきでしょう。
 そのことを・・・・・・私はすっかり忘れていました。
 ただ森が傷つくことを悲しむあまり、見失っていた・・・・・・
 情けないですね。
 こんな時こそ、私たち園芸師が傷ついた森を癒し、
 再生させていかねばならないというのに。
 引退など考えている場合じゃありませんでした。
 どうやら、まだまだ私も未熟だったようです。
 むしろあなたのほうが、園芸師としては完成しています。
 ならば私は、あなたを目標にしましょう。
 あなたを目指して、努力を重ねますとも。
 「筆頭園芸師」ではなく、ひとりの園芸師として、ね。」

フフチャ
「お元気そうですね、Hika。
 少しお話していきませんか?」
(何を聞く?)

(近況について)
フフチャ
「クルザスから戻ってきて以来、
 まるで生まれ変わったような気持ちです。
 驚きました・・・・・・自分の目で見ているというのに、
 自然の姿がまるで違っているように見えるんですもの。
 まさに新発見・・・・・・初心に返るって、
 こんなにも素晴らしいことだったのね。」

(「園芸」とは何か?)
フフチャ
「あなたも初心に返ってみたいのですか?
 いいでしょう・・・・・・僭越ですが、私が講釈をしますね。
 「園芸」とは、自然とともに生きるすべです。
 ・・・・・・と言うと、少々分かりにくいのかもしれませんね。
 冒険者のあなたでしたら、薬や食事、武器といった、
 暮らしに欠かせぬものの素材を、草や木から得る仕事、
 ・・・・・・と言えば、分かりやすいでしょうか?
 ですが、ただ自然の恵みを求めるばかりでは、
 時の移ろいと共に表情を変える自然を
 理解することは難しいでしょう。
 一方的に求めるのではなく、
 自然に向きあって、その在りように添うこと。
 そのすべを学ぶ場こそが、ここ園芸師ギルド。
 そして、自然と人との橋渡しをする者こそが
 ここに集う園芸師たちなのですよ。」

シセリー
「よそ者って、花のひとつも育てられないクセに、
 口ばっか偉そうで呆れちゃうわ。
 ふふふ・・・・・・わかってるわよ。
 あなたはよそ者だけど、口だけの人じゃない。
 園芸師として、実力を示してくれたもの。」
サンドレ
「やぁ、君か。
 どうだ、この見事な鉢植えの数々。
 今の君なら、価値ってもんがわかるだろう?」
園芸師ギルド受付 レオンソ
「ふぅむ・・・・・・。
 最近のフフチャさま、どこか若返ったような気がしないか?
 気力が充実しているというか・・・・・・
 ま、筆頭園芸師がお元気なのは、いいことではあるのだが。」
ロアトゥロアン
「フフチャ様がお元気になられたそうで・・・・・・安心しました。
 全てはあなたのおかげ、感謝いたします。
 あの方から学びたいことは、まだまだありますから・・・・・・
 また、このクルザスを訪れていただきたいものです。」

Lv50~ 連載準備回「雲海から届いた依頼」

フフチャ
「Hika、いつもお世話さまです。
 あなたに感化されて、私も、森との共生について、
 いろいろと思索をめぐらすように・・・・・・って、おや?」
????
「フフチャさ~ん! お久しぶりで~す!
 例の件、考えていただけましたでしょうかっ?」
活発な女性
「おおっと、先客とは失礼しました!
 その出で立ち・・・・・・あなたも園芸師さんですか?」
フフチャ
「また、あなたですか・・・・・・答えは変わりません。
 あなたの取材に応えられる園芸師はいませんよ。」
活発な女性
「仕事の合間にでも、取材を受けてくだされば結構です!
 希望に合う園芸師さんは、いないとのことですが・・・・・・
 こちらの冒険者さんなんて、かなり腕利きの雰囲気ですよ?」
フフチャ
「Hikaのことですか!?
 確かに園芸師としての腕前は申し分なしですが・・・・・・ふむ・・・・・・。
 こちらは、週刊レイヴンの記者、ムジ・ミュリラーさん。
 なんでも、新たな連載企画として、
 私たち園芸師のことを取材したいそうなのです。
 ただし、主だった園芸師は、日々の仕事に追われるばかり。
 長期的な大仕事に取り組める方を探しているそうなんですが、
 たしかに、Hikaなら・・・・・・!」
ムジ・ミュリラー
「おおお~! ついに救世主の登場です!
 となると、あとは題材を決めるだけですねっ!」
フフチャ
「そのことなんですが・・・・・・
 実はクルザス中央高地に住む、ロアトゥロアンという園芸師から、
 人をよこしてほしいという頼みが来ているのです。
 「イシュガルド在住の友人に、力をお貸しください」と・・・・・・。
 あちらでは、高地の開拓を進めているようなのですが、
 よい野菜が根づかず、苦労しているようなのです。」
ムジ・ミュリラー
「開拓計画とは素晴らしい・・・・・・!
 「未開の地で奮闘する異邦の園芸師」なんて、
 最高の見出しになりそう!
 これは、ナイスな記事が書けそうですっ!
 先に、その方のところへ行っていますね~!」
フフチャ
「やれやれ、気の早い方ですね・・・・・・。
 ともかく、彼女から話を聞いてもらえませんか?
 取材はともかく、よい経験になる仕事だと思うのです。
 私からも、一筆、紹介状を書いておきしょう。
 クルザス中央高地の「アートボルグ砦郡」にいる、
 「ロアトゥロアン」に、この書状を渡してください。」

アートボルグ砦群のロアトゥロアンにフフチャの書状を渡す

ムジ・ミュリラー
「も~、遅いですよ?
 待ちきれなくて、取材、始めちゃってますよ!」

ロアトゥロアン
「大体の話は、こちらの女性から聞きましたよ。
 というか、勝手にドンドンと話してきて・・・・・・。」
(フフチャの書状を渡す)
ロアトゥロアン
「・・・・・・おお、これはフフチャ様からの紹介状ですね。
 あなたの腕前は、私も存じておりますから、
 もちろん大歓迎ですよ。
 人をよこしてほしいと言ってきているのは、
 「アバラシア雲海」にて、浮島の開拓に従事する友人・・・・・・。
 つまり、はるか空の彼方に赴いての、長期の仕事になります。
 そこは、アインハルト家の騎兵団の拠点がありまして。
 将来的には、現地での自給自足体制を確立したいと、
 さまざまな作物の栽培を試しているようです。
 さて、さっそく友人に会っていただきたいのですが、
 ひとつ問題がありまして・・・・・・。
 排外的なお国柄のイシュガルドに、どう入国したものか。
 ・・・・・・なんと、フォルタン家の客人として招かれていると!
 でしたら、あなたの入国には問題なさそうですね!
 ですが、他国の記者も同行するのは、流石に無理かと・・・・・・。」
ムジ・ミュリラー
「心配無用です~、わたしの情熱は誰にも阻めません!
 どんな手を使っても、イシュガルドに入国してみせます!」
ロアトゥロアン
「は、はあ・・・・・・。
 まあ、あまり無理はなさらず・・・・・・。
 友人の園芸師「バジール」は、
 あなた方に会うため、イシュガルドに逗留しているはず。
 「エーテライト・プラザ」の付近で待っているそうです。」
ムジ・ミュリラー
「よーし、それではHikaさん!
 イシュガルドの「エーテライト・プラザ」で落ち合いましょう!」

イシュガルドのムジ・ミュリラーと話す

バジール
「おお、ロアトゥロアンの言っていた園芸師の方ですか!
 いやはや、元気な従者さんをお連れですね・・・・・・。」

ムジ・ミュリラー
「も~、のんびり屋さんですねえ。
 依頼主さんも待ちくたびれてますよっ。
 ・・・・・・どうやって入国したか、ですって?
 いちおう、あなたの従者ってことになってます!
 文書のでっちあげは得意ですからっ!」
バジール
「あなたがHikaさんですか・・・・・・。
 ずいぶん強引・・・・・・いえ、活動的な方がお供なんですね・・・・・・。
 私の任地である浮島では、飛空艇での物資輸送が頼りです。
 なんとか、自給自足体制を構築したいのですが・・・・・・
 栽培がうまくいかず、行き詰まっているんですよ。
 今後、Hikaさんには、
 ご意見を伺ったり、私では採集の難しい作物の調達などを、
 お願いできたらと思っています。
 ひとまず本日は顔合わせということで・・・・・・。
 具体的に依頼したい事柄ができたら、
 こちらの方に、お伝えすればいいのですね?」
ムジ・ミュリラー
「はーい! というわけでHikaさん!
 わたしは連絡係を務めさせていただきます!」
バジール
「本当にお元気な方ですね・・・・・・。
 では、何かありましたら、よろしくお願いします。」
ムジ・ミュリラー
「依頼に備えて、わたしはイシュガルドで待機します!
 冒険の合間で結構ですので、折を見て訪ねてくださいね!」

フフチャ
「開拓計画は順調ですか?
 あなたの園芸師の腕前があれば、きっと大丈夫ですよ。
 もし私の力が必要なら、遠慮なく言ってくださいね。」
(何を聞く?)

(近況について)
フフチャ
「Hikaが取材を引き受けてくれてから、
 私も、週刊レイヴンに毎号目を通すようになりました。
 あなたの活躍を記事で目にすることがあれば、
 それは、私の励みにもなります。
 何せあなたは、私が目標にしている園芸師なのですから。
 あなたには、誰よりも凄腕の園芸師でいてほしいのです。
 うふふ、そう考えると、ムジ・ミュリラーさんが、
 取材相手に、あなたを選んだのも納得ですね。」

ロアトゥロアン
「浮島の開拓は順調でしょうか?
 バジールとは、若い時分に、
 園芸師としての腕前を、よく競いあったのですよ。
 彼が、浮島の開拓という重要な役職を担うと決まったときは、
 私も手を叩いて彼を祝福したものです・・・・・・。
 どうか、彼に協力してやってくださいませ。」
バジール
「おや、遠路はるばる、よくぞおいでくださいました。
 この浮島の様子を見にいらしたのですか?
 お願いしたいことがありましたら、
 ムジ・ミュリラーさんにお伝えしておきますね。
 今後とも、よろしくお願いいたします!」

  フフチャの書状:フフチャが書いたロアトゥロアン宛ての紹介状

Lv53~ 連載第一回「開拓魂、ここにあり」

ムジ・ミュリラー
「よくぞ、いらしてくださいました!
 バジールさんから依頼が舞い込んできましたよ~!
 アバラシア雲海まで来てほしいそうですっ。
 さっそく取材開始ですっ。
 キャンプ・クラウドトップの「バジール」さんに、
 突撃しちゃいましょう~!」

キャンプ・クラウドトップのバジールと話す

ムジ・ミュリラー
「「空の果ての最前線、雲海の栽培事情
  開拓魂、ここにあり」・・・・・・。
 どうです、連載第一回にふさわしい題名じゃないですか?」

バジール
「ああ、よくぞいらしてくださいました。
 ご依頼したいことは、この土地に適した農作物の調達です。
 現在、栽培している主要な作物は、パンプキンの近縁種・・・・・・。
 元から浮島に自生していた品種を、どうにか栽培化し、
 作物として活用することに成功しました。
 しかし、雲海は風属性のエーテルが濃い地域・・・・・・。
 クルザスの土壌と比較すると、土属性のエーテルが弱く、
 人が食するに足る栄養価を持った作物が育たないのです。
 パンプキン以外で、なんとか畑に根付いたのは、
 あちらにたくさん植わっている、ギサールの野菜だけ・・・・・・。
 それも、不思議なことに、クルザス原産種ではないんです。
 物は試しと、ロアトゥロアンに頼んで、
 グリダニアの園芸師ギルドから取り寄せた品種なんですよ。
 ・・・・・・ですが、ギサールの野菜は、あくまでチョコボの飼料。
 浮島という土地柄、物資の支援は乏しく、
 駐屯部隊である「薔薇騎兵団」の食糧事情は深刻。
 補給が遅れれば、ギサールの野菜を食わねばならぬ有様・・・・・・。
 どうにか対処したいのですが、何を重視して作物を選ぶべきか、
 助言を願えたらと思いまして・・・・・・。」
(何を重視すべき?)

(寒冷地への適応力)
バジール
「なるほど、まずは寒冷地への適応力のみを考えよと。
 寒さに強いと言えば・・・・・・オニオンあたりですな。」

(高地への適応力)
バジール
「やはり、標高が問題というご意見ですか。
 となると、標高の高い地域に自生する品種にかぎられますな。」

バジール
「はっ、そういえば・・・・・・!
 高地ドラヴァニアで、オニオンの球根に似た植物を見たという話を、
 猟師の方から聞いたことがあります!
 食することができれば、調理の幅も広がりますし、
 高地に原生している種なら、この地にも根付く可能性は高い。
 この「サイクロプスオニオンHQ」を10個ほど探してくれませんか?」

高地ドラヴァニアでサイクロプスオニオンHQを草刈
キャンプ・クラウドトップのバジールにサイクロプスオニオンHQを納品

バジール
「高地ドラヴァニアに生息しているという、
 「サイクロプスオニオンHQ」を10個ほど探してくれませんか?」
(サイクロプスオニオンHQを渡す)
バジール
「ありがとうございます、なんとも大粒な品種ですね!
 さっそく、実験畑で栽培を試みてみます!」
ムジ・ミュリラー
「えっ、ここに畑を作るんじゃないんですか?」
バジール
「サイクロプスオニオンHQが、隣接する畑や周辺の植生に、
 悪影響をあたえないともかぎりません。
 まずは、隔離しながら慎重に試してみる必要があります。
 食事情を改善するのも大事ですが、
 焦って、この土地の環境を壊してしまっては、
 元も子もありませんからね。」
ムジ・ミュリラー
「なるほど、なるほど・・・・・・。
 開拓には、慎重さも肝心なのですね!
 よーし! 取材結果をまとめて、グリダニアに送らないと!
 わたしは一足先にイシュガルドに戻ります。
 「エーテライト・プラザ」で待ってますね~!」

バジール
「依頼のときには、また「エーテライト・プラザ」を訪ねます。
 しかし、彼女は本当に元気ですね・・・・・・。」

イシュガルドのムジ・ミュリラーと話す

ムジ・ミュリラー
「連載第一回ですが、無事に週刊レイヴンに採用されそうです!
 概要を編集長に伝えてみたのですが、
 と~っても好評でした!
 あ、もちろん、詳しい場所については秘密ですよ。
 曲がりなりにもイシュガルドの軍事拠点ですからね。
 バジールさんの名前も、しっかり匿名にしてありますっ!
 「・・・・・・かくして、彼の地での品種適応に伴う技術的困難は、
  ひとりの園芸師の才覚によって、事実上克服された」
 「開拓地にもたらされたサイクロプスオニオンHQが、
  雲上の畑を覆う日は近いだろう・・・・・・」
 ・・・・・・連載第一回の締めは、こんな感じですっ!
 ・・・・・・まだ、克服はされてないぞ、って顔ですね?
 大丈夫ですっ、ちゃんと「事実上」って書いてあります。
 あなたが採ってきた球根なら間違いありませんって!
 私はここで、引き続きバジールさんの依頼を待ちますので、
 また、よろしくお願いします~!」

Lv55~ 連載第二回「マメが繋ぐ交流の芽」

ムジ・ミュリラー
「ナイスタイミングですっ!
 バジールさんから、新たな依頼が舞い込みましたよ~。
 そうそう、Hikaさんが採集に行っている間、
 手持ちぶさたで待っているのも、もったいないですからね。
 今後は、皇都の取材をしながら待つことにします!
 今回から、わたしは同行しませんが、
 結果報告だけは忘れないようにお願いしますね?
 さあ、「キャンプ・クラウドトップ」へ行ってらっしゃい!」

キャンプ・クラウドトップのバジールと話す

バジール
「この間は、ありがとうございました。
 「サイクロプスオニオンHQ」は、無事この土地に根付きそうです。
 今回の依頼は、畑の維持に関してです。
 このまま同じ作物を栽培し続けると、やがて土が痩せ、
 生育に支障をきたすのではないかと危惧しておりまして・・・・・・。
 本来なら、土壌改良に役立つマメ科植物などを、
 定期的に栽培し、土にすき込むことで対処するのですが・・・・・・。
 ・・・・・・なにせ、こんな土地ですから。
 クルザス原産の品種は、ことごとく根付かなくて、
 困っているのですよ。」
(なんと提案する?)

(グリダニアのマメ科植物を試す)
バジール
「なるほど、ギサールの野菜が根付いた前例もあります・・・・・・。
 土壌の性質に適した作物があるかもしれませんね!
 グリダニアで、作物に詳しい方といえば・・・・・・。」

(園芸師ギルドの貯蔵物を調べる)
バジール
「なるほど、園芸師ギルドは、古今東西の種の宝庫・・・・・・。
 あそこでしたら、ぴったりな作物が見つかるかもしれません。
 となれば、ギルドマスターに話を伺うのが一番でしょう。」

バジール
「お手数ですが、一度グリダニアに戻り、
 「フフチャ」さんに聞いてみてはもらえませんか?
 彼女でしたら、目的に合致した作物をご存知のはずです!」

園芸師ギルドのフフチャと話す

フフチャ
「Hikaさんじゃないですか。
 私も、「週刊レイヴン」の記事は読ませていただきました。
 あちらでは何やら、獅子奮迅の大活躍だそうですね!
 お、おや・・・・・・? 記事が大げさだったのでしょうか・・・・・・。
 話題を呼ぶためとはいえ、脚色はあまり感心できませんが・・・・・・。
 ともかく、どうやら現地の環境に配慮しながら、
 開拓を進めていただいているようで、私も安心です。
 ・・・・・・ところで、私に何か用事でも?
 ・・・・・・ふむ、高地栽培が可能で、土壌改良に役立つ作物。
 これは、なかなかの難題ですね。
 私の知るかぎりで、最も条件に合うのは、
 「シュラウドベッチ」ですけれど・・・・・・
 おそらく、ただ植えるだけでは上手くいかないでしょう。
 ですが、この「シュラウドベッチ」を、
 より高地に適した品種と「交雑」させれば、
 バジールさんの望む品種が誕生するかもしれません。
 ただし、闇雲に交雑を試みても、失敗するだけ・・・・・・。
 まずは、専門家に意見をいただくべきでしょう。
 「シュラウドベッチ」を、幾つかあなたに預けます。
 現地の気候や栽培事情に詳しい人が見つかれば、
 きっと、適切な交雑の対象を特定できるはずです。
 ・・・・・・そうですね、例の「ムジ・ミュリラー」さんなら、
 イシュガルドに逗留しているのだし、
 現地の状況に詳しい人もご存知じゃないでしょうか。」

イシュガルドのムジ・ミュリラーと話す

ムジ・ミュリラー
「・・・・・・ふむふむ、フフチャさんも流石ですね!
 わたしが現地調査をしていたこと、見事に予測するとは!
 ええ、その道の専門家なら存じておりますとも!
 イシュガルドに居を構える「本草学者」さんがいるんです!
 面会に関しては、わたしに任せてください!
 どれだけ向こうが忙しかろうとも、
 必ずや、面会許可を取り付けてみせます!
 ・・・・・・これって取材対象に介入することになるのでしょうか?
 まあ、いいか! 細かいことは気にせずいきましょう~!
 本草学者さんのお名前は「マルティノー」さんです。
 「聖レマノー大聖堂」の前に呼び出しておくので、
 そちらに向かってください!」

聖レマノー大聖堂のマルティノーと話す

マルティノー
「面会を希望しているというのは、君かね?
 出で立ちを見るに、なかなか有能な園芸師のようだ。
 あの、活力が暴走しているような女性の知人とは、意外だが・・・・・・。
 私と同じく、自然界の神秘に魅せられた者なら大歓迎さ。
 まあ、私は採集ではなく、研究する立場だがね・・・・・・。
 話は聞いたよ、なんでもマメ科植物を交雑させたいとか。」
(シュラウドベッチを渡す)
マルティノー
「・・・・・・ほう、グリダニアの園芸師ギルドの評判は聞いていたが、
 これほど極上のものを栽培しているとは。
 だが、確かに「シュラウドベッチ」を植えても根付かない。
 交雑によって、こいつの特徴を更に引き出してやらねば・・・・・・。
 ドラヴァニア雲海に原生すると言われる希少種・・・・・・
 「エメラルドビーンHQ」が10個ほどあれば、
 「シュラウドベッチ」と交雑を試すにも充分だろう。
 さあ、必要なものは理解できたね?
 ならば稀少な豆を集めて、「バジール」君というのに、
 渡してやるといい。」

ドラヴァニア雲海でエメラルドビーンHQを草刈
キャンプ・クラウドトップのバジールにエメラルドビーンHQを納品

バジール
「ムジ・ミュリラーさんから話を聞きましたよ。
 まさか、本草学の権威であるマルティノーさんのところまで、
 足を運んでくださるとは・・・・・・。」
(エメラルドビーンHQを渡す)
バジール
「・・・・・・これが「エメラルドビーンHQ」。
 こいつと、園芸師ギルドの「シュラウドベッチ」を、
 交雑させればいいんですね・・・・・・?
 おお、なんと見事な品種だ!
 それでは、この2種を使って交雑を試してみます。
 交雑は、相当に手間のかかる仕事ですが・・・・・・
 なんとか、やり遂げてみせますよ!
 そういえば、ムジ・ミュリラーさんから伝言がありました。
 無事に採集が終わったら、
 「イシュガルド」まで来てほしいそうですよ。」

イシュガルドのムジ・ミュリラーに報告

ムジ・ミュリラー
「Hikaさん、お疲れさまでした!
 いやあ、グリダニアとイシュガルドの植生をつなぐ、
 見事な架け橋っぷりでしたね!
 原稿も書き上がって、グリダニアに送りました!
 今回の記事も、大好評間違いなしです!
 もちろん、内容の捏造は一切してませんよ?
 「マメが繋ぐ交流の芽、ふたつの国の交流により新品種が誕生!?
  その名も、クラウドベッチ!」
 ・・・・・・なんて書いてませんとも! 本当です!
 バジールさんも気合十分ですし、
 このまま開拓がうまくいくといいですよね。
 この調子で、次の依頼もよろしくお願いしますっ!」

  シュラウドベッチ:寒冷地に強く緑肥としても使えるマメ科の植物

Lv58~ 連載第三回「理想と苦難の先に」

ムジ・ミュリラー
「あ、Hikaさん・・・・・・!
 バジールさんから知らせが届きました。
 いい知らせと、悪い知らせのふたつが・・・・・・。
 まずは、いい知らせからお伝えしましょう。
 フフチャさんからいただいた例のマメ科植物ですが、
 人工受粉に成功し、交雑の目処がたったそうです。
 そして、悪い知らせ・・・・・・!
 急速な開墾の影響なのか、害虫が増えちゃったらしくて、
 バジールさん、困っている様子でした。
 畑が駄目になってしまったら、開拓計画も頓挫しちゃいます。
 急いで「キャンプ・クラウドトップ」へ向かってください!」

キャンプ・クラウドトップのバジールと話す

バジール
「ああ、Hikaさん・・・・・・。
 弱りましたよ・・・・・・まさか、害虫が畑に巣食ってしまうなんて。
 錬金薬を撒けば、駆除できるのでしょうが、
 無関係の虫たちにまで影響が出てしまいます・・・・・・。
 どうにか、薬に頼らずに、
 害虫が畑に寄りつかないようにしたいのですが、どうしたものか。
 ・・・・・・Hikaさんは、前回の一件で、
 本草学者の「マルティノー」さんと面識をお持ちでしたよね。
 イシュガルドに赴き、彼から意見を伺ってはもらえませんか?」

イシュガルドのマルティノーと話す

マルティノー
「おや、その悩ましげな顔・・・・・・。
 どうやら、私の助言が必要なのかな?
 心意気は買うが、ずいぶんと難しい手段を選ぶものだね。
 素直に、錬金薬を使ったほうが簡単だろうよ。
 ・・・・・・君自身は、どう思っているんだい?」
(なんと答える?)

(周囲の環境に配慮したい)

(無益な殺生はしたくない)

マルティノー
「・・・・・・ほう、それは感心、感心。
 ふふっ、心ある園芸師の挑戦は、応援せねばな。
 よし、私の知識を授けようじゃないか!
 バーチ原木HQを焼いて、
 炭から抽出した液体には、防虫効果があるのだ。
 虫から身を守るため、樹木が獲得した力といったところかな。
 アバラシア雲海に棲まう虫を避けるには、
 やはり現地で採集した「バーチ原木HQ」を用いるのがいい。
 10本ほどあればいいだろうから、ぜひ試してみてくれたまえ。」

アバラシア雲海でバーチ原木HQを伐採
キャンプ・クラウドトップのバジールにバーチ原木HQを納品

バジール
「畑を害虫から守るための方法は、見つかりましたか・・・・・・?」
(バーチ原木HQを渡す)
バジール
「・・・・・・なんと、そんな方法があったとは!
 さっそく、この「バーチ原木HQ」を使って試してみます!
 自然を大切にしたいという思いはあれど、
 実際に困難に直面したときに、こんなにも無力だとは・・・・・・。
 あなたの採集技術や行動力には、本当に頭が下がります。
 そういえば、「ムジ・ミュリラー」さんも、
 ずいぶんと心配してくださっていました。
 彼女にも、礼を言っておいてくださいますか?」

イシュガルドのムジ・ミュリラーに報告

ムジ・ミュリラー
「Hikaさん、おかえりなさい!
 ・・・・・・えっ、心配してくれてありがとうって、バジールさんが?
 いえいえ、あなたやバジールさんの開拓に対する熱意には、
 こちらも胸が熱くなって、応援したくなってしまうんです・・・・・・。
 あっ、もちろん記事に私情は挟みませんよ!
 事実をありのままに描写していきます!
 そうですね、今回の記事は、自然との調和・・・・・・。
 「理想と苦難の先に・・・・・・園芸師ギルドが唱えた哲学は、
  遠き最果ての地にも根付いているのだ!」
 どうです、ちゃんと事実でしょう?
 ・・・・・・ちょっとしたケレン味は、こういう記事の醍醐味ですから、
 その辺りは見逃してください!
 いい記事を作るため、またお願いしますね!」

Lv60~ 連載最終回「種は国境を越えて」

ムジ・ミュリラー
「おおっ、訪ねてきてくださり、ありがとうございます!
 でも、まだバジールさんから依頼は・・・・・・おや?
 おおっ! 噂をすれば、バジールさんじゃないですか~!
 バジールさん、お元気ですか~。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・って、ええええええええっ!!
 たた、大変です・・・・・・!
 わたしの書いた記事が、お偉方の目に留まって、
 バジールさんが罪に問われているそうなんです!
 機密に関わるような部分は伏せていたので、
 そのあたりの罪に問われてはいないようですが・・・・・・。
 背景には、貴族たちの利権争いがあるみたいです・・・・・・!
 あの浮島を管理しているのは、アインハルト家。
 対立するゼーメル家が、お偉方を焚きつけたみたいで・・・・・・。
 「バジール」さんから、お話を伺ってきてもらえませんか?
 わたしも何かできないか、探ってみます!」

キャンプ・クラウドトップのバジールと話す

バジール
「とんでもないことになりました・・・・・・。
 園芸師ギルドの協力を得ていたことを問題にして、
 ヴァンクトロワ卿という神殿騎士様がやってきて・・・・・・。」
ヴァンクトロワ
「・・・・・・なんだ、貴様は?
 バジールのところに出入りしている園芸師か。
 バジール、そこらで栽培しているギサールの野菜・・・・・・!
 聞けば、グリダニアから取り寄せたものと言うではないか。
 我らが領内に、なんとおぞましい株を植えたものだ!
 此度の件は、教皇庁でも大きな問題となっている・・・・・・。
 司祭であるオビエロ神父にも来ていただいた。
 神父から、事の重大さを伺うといい!」
オビエロ
「イシュガルドにおいては、常識に属する話だが・・・・・・。
 一般的に「ギサールの野菜」と呼ばれる葉物には、
 クルザス原産種と近東原産種のふたつが存在している。
 近東原産種が、エオルゼア各地で栽培されたため、
 共通語の「ギサールの野菜」という呼び名が有名だ・・・・・・。
 しかし、古エレゼン語では異なる名で呼ばれていた。
 いくら他国において、近東原産種が主流になろうとも、
 イシュガルドではクルザスの恵みたる古来の純粋種を守りとおす。
 ・・・・・・それが、我が国の伝統であり、誇りだったはず。
 貴様は、我が国の誇りに泥を塗った。
 口先だけの言い訳などは不要・・・・・・。
 抗弁があるなら、確かな証拠とともに示してみよ。」
ヴァンクトロワ
「我々は、そこで待たせてもらう。
 証拠を用意できないときは、わかっているだろうな。
 決闘裁判にかけられることを覚悟しておけ!」
バジール
「け、決闘裁判だなんて、そんな・・・・・・。
 私は、ここを開拓して、ゆくゆくは、
 イシュガルドを豊かにしようとしていただけなのに・・・・・・。
 私が罪を免れるには、反論の論拠が必要なようです・・・・・・。
 お手数をおかけしますが、ギサールの野菜を提供してくれた、
 園芸師ギルドの「フフチャ」さんに相談していただけませんか?」

ヴァンクトロワ
「ふん、たかが園芸師が、勝手をしおってからに!」
オビエロ
「他国の作物を植えるなど、軽率が過ぎたな・・・・・・。」

園芸師ギルドのフフチャと話す

フフチャ
「・・・・・・まぁ、そんなことが!
 なんと頭の堅い人たちでしょう!
 自然界に、自分たちの理屈を無理矢理あてはめるなんて。
 ええ、証明することは可能です。
 だって、私がバジールさんに提供したギサールの野菜のほうが、
 彼らのいう「純粋種」に近いんですもの!
 あのギサールの野菜は、近東産ではありません。
 数代前のギルドマスターが持ち帰ったクルザス産の品種を、
 こちらで保管してきたものなんです・・・・・・!
 そして、彼らの知らない事実がもうひとつ・・・・・・。
 現在、イシュガルドで栽培されている「純粋種」の多くは、
 近東原産種に取って替わられているという研究があるのです。
 この説が正しければ、私が提供したギサールの野菜の方が、
 彼らが心酔する「クルザス原産の純粋種」に近いことになる。
 この「園芸師ギルドの野菜」を持っていきなさい。
 バジールさんに提供した、ギサールの野菜と同じものです。
 こちらのほうこそ、本当の意味での「純粋種」・・・・・・。
 クルザスの野生種「カベイジの野菜」を改良した種です。
 一流の専門家なら、同じ系統の品種とわかるはずだけど・・・・・・。
 ・・・・・・なんと、高名なマルティノー博士と面識があると!?
 でしたら、彼に証明してもらったらどうでしょう!
 野生の「カベイジの野菜HQ」を採集し、比較してもらうんです。
 発表された学説によると、「クルザス西部高地」の、
 あまり人が足を踏み入れていない地域になら、
 当時のままの純粋種が現存する可能性はあるそうです。
 なんとか「カベイジの野菜HQ」を探し出して、
 イシュガルドの本草学者「マルティノー」さんに見せるのです。
 比較のためには、3つほどあれば大丈夫なはず・・・・・・!」

クルザス西部高地でカベイジの野菜HQを草刈
イシュガルドのマルティノーにカベイジの野菜HQを見せる

マルティノー
「・・・・・・おや、ずいぶんと切羽詰まった顔だな。
 今度は、どんな難題に直面しているのだ?」
(カベイジの野菜HQを渡す)
マルティノー
「ほう、「カベイジの野菜」ではないか!
 これはまた、貴重な野草を持ち込んだものだ・・・・・・。
 ・・・・・・ふむ、私にもうひとつ見せたいものがあると?
 おお、こちらのギサールの野菜も素晴らしい。
 しかし、これらの品を、ただ見せにきたわけではなかろう・・・・・・。
 さて、何をお望みかな・・・・・・?
 ・・・・・・そういうことか。
 まったく、古い慣習に縛られている連中ほど、
 質の悪いものはない。
 外葉に隠れて見えにくいが、中身の色合いは瓜ふたつだ。
 ・・・・・・このふたつは、間違いなく同系統のものだな。
 私からも、書状をしたためてやろう・・・・・・。
 頭の固まった連中に、しっかりと叩きつけてやるといい。」

キャンプ・クラウドトップのバジールにカベイジの野菜HQを納品

バジール
「・・・・・・どうでしょう、反論の論拠を示せそうですか?
 今は、あなただけが頼りなのです・・・・・・。」
(カベイジの野菜HQを渡す)
バジール
「これは・・・・・・ギサールの野菜・・・・・・でしょうか?
 しかし、このような品種は見たことがない・・・・・・これはいったい?
 ・・・・・・まだあるというのですか?」

バジールに園芸師ギルドの野菜とマルティノーの書状を渡す

バジール
「あなたが持ってきてくださった、この野菜・・・・・・。
 私が、今まで見たことのない品種です。
 これが、私を救う論拠となるのですか・・・・・・?」
(園芸師ギルドの野菜とマルティノーの書状を渡す)
バジール
「・・・・・・ギサールの野菜が、もうひとつ?
 それに、この書状は・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・こ、これは!
 まさか、こんな事実があったなんて!
 さっそく、彼らに申し開きを行いましょう!」

オビエロ
「純粋なクルザス原産種は、もうイシュガルドには存在せず、
 グリダニアの園芸師にのみ伝わっている・・・・・・。
 そう簡単に、信じられる話ではないな。」
ヴァンクトロワ
「ふん、何を根拠にそのような戯言を・・・・・・!」
バジール
「ここにある、ふたつのギサールの野菜のうち、
 ひとつは、グリダニアの園芸ギルドより、取り寄せたもの。
 そして、もうひとつが、
 Hikaさんが探しだしてくれた、
 クルザスの野生種・・・・・・「カベイジの野菜」です。
 皇都における本草学の権威、マルティノー様の鑑定によれば、
 このふたつは間違いなく、同じ系統に属するとのこと。
 その証拠に、グリダニアからもたらされたギサールの野菜は、
 冷涼な浮島の大地にも、しっかりと馴染んでおります・・・・・・。
 マルティノー様からの書状には、こうも書かれています。
 「種とは、鳥や人の手により広まるもの。
  いかに都の門扉を閉じようとも、広まりゆくのが道理」と。」
ヴァンクトロワ
「・・・・・・貴様、今の発言、マルティノーともども、
 イシュガルドの政策を揶揄したものと受け取るぞ。」
バジール
「国策を侮蔑する気は毛頭ございません。
 お聞き願いたいのは、イシュガルドが門を閉ざすはるか前、
 優に100年以上も昔のことです・・・・・・。
 交易により、近東原産の「ギサールの野菜」が流入・・・・・・。
 旺盛な繁殖力が、エオルゼアでの栽培に適していたこともあり、
 瞬く間に、土着の野菜を駆逐しました。
 イシュガルドで、クルザス原産種が絶えたのもそのため。
 ですが、園芸師ギルドでは、冷涼な高地に適した品種として、
 冷害に備えて栽培を続けていたのです。
 クルザスの「カベイジの野菜」から品種改良された種は、
 遠きグリダニアの地に住む園芸師の手によって、
 新たな故郷を見出しました・・・・・・。
 「一粒の種に国境なし。
  野菜の種は、国土ではなく、黒土に芽吹くもの」
 ・・・・・・マルティノー様の書状は、そう結ばれています。」
オビエロ
「係争中の案件なので、今まで黙っていたのだが・・・・・・
 実は、グリダニアの園芸師ギルドのギルドマスター、
 フフチャ殿から、手紙をいただいていたのだよ。
 「1000年後の子孫の繁栄のためにお使いください」と、
 多数の種の寄付を申し出る手紙をな。
 他国の民の、1000年後の子孫の幸福・・・・・・。
 我々は、そのような遠大な視点で、
 物事を考えたことがあっただろうか・・・・・・。」
ヴァンクトロワ
「オビエロ神父・・・・・・!
 よもや、バジールの処分を撤回されるおつもりですか!?」
オビエロ
「我々が望む「クルザス原産の純粋種」は目の前にあった。
 ・・・・・・ならば、何の問題もあるまい?
 バジールよ、我々がいささか狭量だったようだ。
 これ以上、貴様を罪に問うことはすまい。
 心ゆくまで、やってみるがいい・・・・・・。」

バジールと話す

バジール
「Hikaさん。
 本当に、あなたには感謝の念しかありません。
 あなたからいただいた数々の助言を胸に、
 今後は、私たちだけで、なんとかがんばってみます!
 そしていつか、ヴァンクトロワ卿も納得させてみせますよ!
 そうだ、「ムジ・ミュリラー」さんにも、
 顛末をお伝えくださいますか?
 これまで、本当にありがとうございました・・・・・・!」

イシュガルドのムジ・ミュリラーと話す

ムジ・ミュリラー
「・・・・・・ええ~! そんな展開になったんですか!
 「一粒の種に国境なし」・・・・・・素晴らしい言葉ですね!
 ふふふ、この騒動を記事にすれば、大反響間違いなし!
 ・・・・・・って、冗談です! 記事になんてしませんよ!
 バジールさんの真摯な努力や、園芸師の交流などをまとめて、
 最終回とするつもりです。
 あーあ・・・・・・それにしても、これで一文無しだなぁ。
 連載が好評で、特別ボーナスまで出たのに、
 種を送るのに全部使っちゃったし・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・あっ!
 あの・・・・・・今のは、えっと・・・・・・。
 な、内緒ですよう・・・・・・?
 迷惑をかけたお詫びにと、
 園芸師ギルド名義で、種の寄付をしておいたんです・・・・・・。
 えへへ、少しは役にたちましたかね?
 Hikaさん。
 今日まで取材させていただいて、ありがとうございました!
 週刊レイヴンの中でも、これまでの私の記者人生の中でも、
 いっちばんステキな連載になりました!
 一文無しだけど、私は今、とっても幸せですよ!
 そうだ、今回の報酬は、園芸師ギルドに送ってあります。
 報告も兼ねて、「フフチャ」さんを訪ねてくださいね!」

園芸師ギルドのフフチャに報告

フフチャ
「・・・・・・無事に終わったようですね。
 こちらも、いい報告がありますよ。
 ムジ・ミュリラーさんの記事が大反響なんです!
 記事に惹かれて、園芸師を目指してみたいという人や、
 一度、園芸師の夢を諦めたような人が、ギルドを訪れたりして。
 ふたりのおかげで、素晴らしい効果がありましたね!
 それから、イシュガルドから書状が届いたのですよ。
 「貴重な御寄付を賜り、誠にありがとうございます」という・・・・・・。
 ・・・・・・ただ、心当たりがないのですよね。」
(誰の仕業だと伝える?)

(どこかの篤志家)
フフチャ
「篤志家だとしても、園芸師ギルドの名義にするなんて、
 変わった人もいたものですね・・・・・・。
 ああ、引き止めてしまってすみません。」

(どこかの奇特な記者)
フフチャ
「記者って・・・・・・ははあ、なるほど。
 ふふふ、世の中には素直になれない人もいるものですね。
 ああ、引き止めてしまってすみません。」

フフチャ
「ムジ・ミュリラーさんから預かった報酬です。
 園芸師として、とてつもない難題をこなしたあなたが、
 以前よりも輝いて見えますよ!」

フフチャ
「取材、本当にお疲れさまでした。
 うふふ・・・・・・若手の園芸師たちにとって、
 あなたは今や、憧れの存在のようですよ。」
(何を聞く?)

(近況について)
フフチャ
「ムジ・ミュリラーさんの連載記事が掲載されて以来、
 園芸師ギルドへの入門希望者が増加しているんです。
 彼女の記事が素晴らしかったこともさることながら、
 あなたの園芸師としての真摯な姿勢が、
 読み手の心を打ったのですよ。
 自然を愛し、向き合う心・・・・・・現役の園芸師の中でも、
 その姿勢を見て、そっと襟をただした者が多い様子です。
 さすが、Hikaですね!」

(「園芸」とは何か?)
フフチャ
「自然との共生を常に心がけるためには、初心が大切・・・・・・。
 改めて、園芸師とはどのような存在なのか説明しましょう。
 「園芸」とは、自然とともに生きるすべです。
 ・・・・・・と言うと、少々分かりにくいのかもしれませんね。
 冒険者のあなたでしたら、薬や食事、武器といった、
 暮らしに欠かせぬものの素材を、草や木から得る仕事、
 ・・・・・・と言えば、分かりやすいでしょうか?
 ですが、ただ自然の恵みを求めるばかりでは、
 時の移ろいとともに表情を変える自然を、
 理解することは難しいでしょう。
 一方的に求めるのではなく、
 自然に向きあって、その在りように添うこと。
 そのすべを学ぶ場こそが、ここ園芸師ギルド。
 そして、自然と人との橋渡しをする者こそが、
 ここに集う園芸師たちなのですよ。」

(キャンプ・クラウドトップ)
バジール
「Hikaさんではないですか!
 おかげ様で、こうして変わらず園芸師として働けています。
 まだ、難題も数多くありますが、
 この浮島を、恵み豊かな土地にしてみせますよ!
 もちろん、この地の自然と共存しながら。」
(アートボルグ砦群)
ロアトゥロアン
「バジールから、手紙で事情は伺いました。
 彼を救ってくださり、ありがとうございます!
 あなたが浮島にもたらした知識や作物は、
 彼に、とても大きなものをもたらしたようです。
 今までよりも熱烈に、浮島の開拓に励んでいるようですよ。」

  園芸師ギルドの野菜:園芸師ギルドで栽培されていたギサールの野菜
  マルティノーの書状:マルティノーが2種の野菜を比較した結果を記した書状

目次