採掘師クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

目次

Lv1~ 採掘師アダルベルタ女史

採掘師ギルド受付 リネット
「冒険者の方ですね? 耳寄りな情報がありますよ。
 実はただ今、当「採掘師ギルド」では
 採掘師志願者を募集中なんです。
 「採掘師」というのは「ピック」を振るい、
 金や銀に代表される「鉱物」を採掘する生業です。
 一攫千金を夢見て、あなたも採掘師を志してみませんか?
 当ギルドは、そんなあなたを強力に支援いたします!
 さあ、入門を希望されますか?」
(採掘師ギルドに入門する?)

(はい、条件未達成)
採掘師ギルド受付 リネット
「むむ、これはいけませんね。
 あなたのやる気は好ましいのですが、
 どうやらあなたは冒険者としてまだ未熟のご様子。
 それではいけません、中途半端はいけません。
 まずは今の技術の習得に全力を注ぎ、
 冒険者としての経験を積んだ方がよいかと思われます。
 冒険者としての経験を積まれてから、
 あらためて、こちらをお訪ねください。
 当ギルドについてご案内させていただきます。」

(いいえ)
採掘師ギルド受付 リネット
「ええっ!? 断ってしまうんですかっ!?
 そんな、せっかくのチャンスなんですよ、
 採掘師として大成してみたいと思わないんですか!?
 ・・・・・・す、すみません興奮しました。
 乗り気がしないのなら、仕方ないですね・・・・・・。
 今後もし採掘師に興味がわきましたら、
 ぜひまた、私のところにいらしてください。
 懇切丁寧に、ギルドについてご説明しますから。」

(はい)
採掘師ギルド受付 リネット
「そうですか、それは素晴らしい決断です!
 あなたのその決断に、ぜひとも報いたい。
 こちらも誠心誠意、ギルドのご案内をさせていただきます。
 そもそも、このザナラーンという土地は、
 鉱脈豊かで産業の柱として鉱業が盛んでありました。
 鉱業とは、大地を掘り鉱物を得て富と為すこと。
 私たち「採掘師」というのはもともと、
 そうして鉱山で働く人々を指した言葉でした。
 そして150年ほど前のことです。
 ここザナラーンにて、豊かな霊銀鉱脈が発見され、
 「ミスリルラッシュ」という空前の好景気が到来しました。
 当時、多くの人が採掘で身を立てようと、
 ウルダハに集まりましたが、現実は厳しいものでした。
 採掘師の立場は弱く、悪徳鉱山主の食い物にされたのです。
 過酷な労働に対して、支払われるのは僅かな賃金・・・・・・
 しかし、採掘師たちは虐げられたままではいませんでした。
 彼らは団結して、鉱山主に対抗する組合、
 つまり「採掘師ギルド」を立ち上げたのです。
 以来、当ギルドでは先人の志を受け継ぎ、
 採掘師の労働環境改善のため、日々努力しています。
 あなたのような新人を迎え入れるのも、その一環。
 正しい採掘の技を伝授することでこそ、
 事故や乱開発を防げるのですから。
 さあ、採掘師ギルドがどういうものか、
 少しはご理解いただけましたでしょうか?
 私たちと共に歩んでいただけるお気持ちになりましたら、
 もう一度、私に声をかけてください。
 入門の手続きを進めさせてもらいます。」

採掘師ギルド受付 リネット
「私に声をかけたということは、
 すでにお心を決められたのでしょうか?
 いかがです、採掘師ギルドに入門されますか?」

(いいえ)
採掘師ギルド受付 リネット
「む、まだ決まりませんか。
 ですが、こちらも急かすようなことはしたくありません。
 入門は、焦って決めるようなことではありませんから。
 熟考し、ご自分が採掘師になるにあたって
 もっと適していると思ったとき・・・・・・またおいでください。
 採掘師ギルドは、いつまでもあなたをお待ちしています。」

(はい)
採掘師ギルド受付 リネット
「あなたのお気持ちは承知しました。
 ならば手続きを進めましょう・・・・・・
 当ギルドのギルドマスターと、ご面会をお願いします。
 採掘師ギルドに入門するためには、
 ギルドマスターである「アダルベルタ」様の
 許可が必要なのです。
 アダルベルタ様は当代随一の採掘師。
 あなたが採掘師の道を進まれる上で、
 ためになる貴重な話もお聞かせくださると思います。
 さあ、あちらにおられる
 アダルベルタ様のところへどうぞ。」

アダルベルタと話す

アダルベルタ
「や、キミが新しくギルドに入りたい人かな?
 あたしがギルドマスターの「アダルベルタ」よ。
 ヨロシクね。
 採掘師になりたいっていうのなら、ウチとしては大歓迎。
 現役の冒険者だってのなら、特にね。
 最近のザナラーンでは、技術革新によって
 低純度の鉱石からも製錬ができるようになってね。
 廃坑の再開発が進んでいるのさ。
 正直、人手はいくらあっても足りないくらいなの。
 体力のある冒険者なんて、まさに求めていた人材よ。
 それに、冒険者って行動範囲が広いから、
 ザナラーン以外の土地の情報が入りやすくなるっていう、
 ギルドにとってのメリットもあるの。
 あなたは技術を学び、ギルドは労働力と知識を得る。
 お互い、得るものは大きいわけだし・・・・・・
 入門を断る理由って、ないわよね?」
(採掘師ギルドに入門する?)

(いいえ)
アダルベルタ
「ええっ!? な、なんで、何が気に入らないの?
 ううん、でも無理強いはできないし・・・・・・どうしよう。
 ねぇキミ、考え直さない?」

(はい)
アダルベルタ
「よし、いい返事ね!
 じゃあ、キミはたった今から採掘師よ!
 ・・・・・・ただし、駆け出しのね。
 まずは、これをあげる。
 あたしたちの商売道具、「ウェザードピック」よ。
 採掘するには、これが絶対に必要なの。
 まずは、その「ウェザードピック」を装備してみて。
 道具の重さを肌で知ってほしいの。
 装備できたら、あたしに声をかけてくれる?
 ちゃんと装備しているかどうか、見てあげるから。」

Lv1~ 赤がね色の宝物

アダルベルタ
「うんうん、意外と様になってるじゃない。
 ははっ、似合う似合う、素敵よHika。
 じゃあ、さっそく採掘師として
 必要なことを覚えてもらいましょうか。
 ギルドとしても、早く一人前になってもらいたいし、
 現場でのシゴトを通じて、技を学んでもらうよ。
 というわけで、さっそく掘ってみようか。
 この辺りで、初心者にも手頃に採掘できる鉱石・・・・・・
 「銅鉱」を10個、掘ってきてくれる?
 ここザナラーンで銅鉱を見つけることは、さほど難しくないわ。
 ナナモ新門、あるいはナル大門の外に行ってみて。
 あたしが教えるとおりに「採掘場」を探して、
 ここだと思う場所を見つけたら、ピックを振り下ろす!
 採掘ってのは、その繰り返しなの。
 初めは上手くいかなくても当然。
 でも、何度か試すうちに上手く掘れたら、
 その感覚を忘れず、繰り返してコツを掴むのよ。」

銅鉱を採掘師ギルドのアダルベルタに納品

アダルベルタ
「採掘してくるのは「銅鉱」を10個よ。
 ナナモ新門かナル大門を出たあたりに、採掘場があるはず。
 頑張ってきなさい。」
(銅鉱を渡す)
アダルベルタ
「うん、確かに「銅鉱」だわ、間違いない。
 やるじゃない・・・・・・素直に褒めておくわ。
 で、どうだった、結構大変だったでしょう?
 でも、それが採掘師なのよ。
 知識と経験、そして時には勘に頼って、
 大地を探り鉱脈を見いだして、ピックを振り下ろす。
 そうしてやっと、お目当ての鉱物とご対面ってわけ。
 どうしたって地味な作業の
 繰り返しになるけど、苦労ばかりじゃないわ。
 銅鉱を掘り当てたとき、ワクワクしなかった?
 探し求めていた物を手にしたときの達成感、
 そして、未知なる物を見いだしたときの驚き。
 この感覚こそが、採掘師の一番面白いところなの。
 採掘師の苦労と醍醐味、その一端を知ったところで、
 今回の労働はおしまいよ。
 次はキミが、もう少し経験を積んで、
 ピックが十分手に馴染んだ頃に来てくれる?
 次の課題を出してあげるから、ね。」

Lv5~ 死して獣は骨遺す

アダルベルタ
「おっ! 来たわね、Hika。
 ちゃーんと、働き続けていたみたいじゃない?
 使い込まれたそのピックを見ればわかるわ。
 その様子なら、次のシゴトを任せられそうね。
 今回のシゴトで覚えてもらうのは「掘らないこと」・・・・・・
 ああ、もちろん休むって意味じゃないからね。
 闇雲に掘るんじゃなくて、
 欲しい物に合わせて、採掘場を選べってことよ。
 そういうコトを学んでほしいの。
 地域ごとに、埋蔵されている資源は違うわ。
 例えばここザナラーンでも、
 西と東では、採れる鉱石はガラリと変わる。
 どの地域で、どんな物が採れるのかという知識が
 駆け出し採掘師と、熟練採掘師の分け目になるのよ。
 その知識を学ぶことが、今回の課題よ。
 今回は「骨片」を50個、採掘してきてくれる?
 この骨片は、
 前に採掘してもらった銅鉱とは、違う場所で採れるものよ。
 ザル大門のほうから出て探したりすると、いいかもね。」

骨片を採掘師ギルドのアダルベルタに納品

アダルベルタ
「今回納品してもらうものは、「骨片」を50個よ。
 どこで採掘できるのか、しっかり探して見つけなさい。
 さ、がんばって!」
(骨片を渡す)
アダルベルタ
「うん、無事に骨片を採掘できたわね。
 どうかしら、目当ての採掘場を見つけるのに苦労した?
 でもね、その経験を重ねたぶんだけ、
 あなたの採掘師としての知識は増したわ。
 次に骨片を探すときには、
 迷わず正しい採掘場を選べるでしょ?
 それが知識を得るってことよ。
 ほかにも、クラフターたちがどんな素材を扱うのか・・・・・・
 その知識を持っておくと、採掘師としての視野が広がるわ。
 たとえば・・・・・・採掘師は鉱物を入手できるでしょう?
 金属製品を扱う「鍛治師」や「甲冑師」と相性がいいの。
 「彫金師」には宝石を納品すると喜ばれるし、
 岩塩や辰砂を求める「錬金術師」とも、関係は深い。
 採掘するときは、そういうことも意識してみて。
 そのためにも、「採集手帳」は上手く使いなさい。
 キミが採掘師としてやっていくための、力になるわ。
 最初は、理解できない部分も多いとは思うけど、
 経験を積んでいくうちに、わかるようになるはずよ。
 そう、何事も経験なの。
 さらに経験を積んで、キミの知識が増したとき、
 次の課題を回してあげるから、また来てちょうだいね。」

Lv10~ 古の黒い刃

アダルベルタ
「最近、キミの働きぶりがギルドでも噂になっててね、
 前途有望だって・・・・・・なかなかの評判だわ。
 あなたは十分頑張ってるかもしれない・・・・・・
 だけど、あたしはもっと期待しちゃう!
 期待してるぶん、すっごく大変な課題を
 出しちゃうかもしれないけど・・・・・・いいわよね?
 というわけで、その期待の新人ギルド員の力を、
 今日はギルドのために使ってもらうわよ。
 採掘師ギルドには、日々たくさんの依頼が来るわ。
 特に多いのが、このギルドホールを貸してくれている
 「アマジナ鉱山社」からのシゴトよ。
 大抵は、自社鉱山で働く人材の募集だけどね。
 時には用途が少なくて日常的には採掘しないような
 鉱物の入手依頼が舞い込むこともあるの。
 実は今も、「黒曜石」という鉱物を
 手に入れてほしいって、鉱山社に頼まれてるのよ。
 ちょうどいい機会だし、キミにお願いするわ。
 黒曜石を99個、よろしくね。
 「二号杭打塔」のあたりで、採れると思うから。」

黒曜石を採掘師ギルドのアダルベルタに納品

アダルベルタ
「頼んだものは「黒曜石」。
 とりあえず99個、持ってきてくれるかしら?
 「二号杭打塔」あたりで採掘してみてね。」
(黒曜石を渡す)
アダルベルタ
「うん、これなら自信を持って依頼主に納品できるわ。
 なんでも、コロセウム財団から直々に、
 鉱山社に発注があったそうなのよ。
 黒曜石は、割ると鋭利な破片になるから、
 古の時代には、刃物として使われていたの。
 刃の強度とか扱いやすさの関係で、
 今でこそ金属製の武器に主流は取って代わられたけどね。
 でもマクアフティルっていう、伝統的な武器を作るには、
 この黒曜石がどうしても必要になるのよ。
 おそらくコロセウムのショーで使うんでしょうね。
 今回のシゴトのように、用途が多くない鉱物でも、
 それを求める人に届けることができれば、
 立派な商売になるってこと。
 需要・・・・・・つまり、どこの誰が
 「それ」を欲しがっているかを把握して掘る・・・・・・
 大事なことだから、覚えておいてね。
 それさえ忘れなければ、そろそろ駆け出しも卒業よ。
 この「モール」の使い方を学ぶべき時が来たようね。
 「モール」は岩を割るために使う「副道具」。
 ピックみたいな「主道具」とあわせて装備すると、
 「砕岩」ができるようになるわ。
 「モール」を持つようになったら、駆け出しは卒業よ。
 これからは、ギルドリーヴの採集稼業や
 グランドカンパニーの仕事にも挑戦して、腕を磨くといいわ。」

Lv15~ 朱色の岩が導く因縁

アダルベルタ
「ああ、いらっしゃいHika。
 キミが来るのを待ってたのよ。
 このあいだ、黒曜石を採掘してもらったわよね?
 あの仕事ぶりが、依頼主の耳に届いたらしくてね。
 アマジナ鉱山社の副社長「ディープ・キャニオン」さんが、
 キミに会ってみたいと言ってるのよ。
 ・・・・・・実は、あたしとちょっと因縁のある人でね。
 できれば、キミを巻き込みたくなかったけど・・・・・・
 名指しで来られたんじゃ、断ることもできない。
 ・・・・・・今のは失言だったわ。
 悪いけど、聞かなかったことにしてくれる?
 ともかく、ギルドの入口近くで待ってるはずだから、
 ちょっと彼に挨拶してきてほしいのよ。
 大口の顧客だから、くれぐれも失礼ないようにね。」

ディープ・キャニオンと話す

ディープ・キャニオン
「Hika Sen君だね?
 話はギルドマスターより聞いている。
 一度、君と話をしてみたかった。
 私の名は「ディープ・キャニオン」。
 アマジナ鉱山社において、副社長の職にある者だ。
 しかし、あのギルドマスターが目をかけていると聞いて、
 どんな人物かと思っていたが・・・・・・冒険者だったとはな。
 少々驚かされたよ。
 やはり採掘師と言えばアラミゴ出身者が目立つものでな。
 こう言ってはなんだが、根無し草の冒険者が、
 はたして、ウルダハの役に立つのだろうかと思っていた。
 しかし、どうやら君はそこらの冒険者とは一味違うようだ。
 我が社の依頼を、見事に果たしてみせたのだからな。
 そこはまず、素直に認めよう。
 だが、私はまだ君のことを知らな過ぎる。
 依頼主としてもう少し、詳しく君の実力が知りたい。
 そこでだ・・・・・・Hika Sen君。
 試すようで悪いが、ひとつ頼まれてくれないか?
 「辰砂HQ」が10個ほど、急に要り用になってしまったのだ。
 まさか、できぬとは言うまい?
 採掘師ギルドの一員なのだから、それぐらいお安いご用だろう?
 おっと・・・・・・そうだ。
 君が採掘に出かける前に
 一応、アダルベルタにこの件を報告しておいてくれ。
 依頼主とはいえ、
 彼女を通さずにギルド員をあごでは使えないのでな。」

ディープ・キャニオン
「おや、どうしたねHika君?
 アダルベルタに、話を通してくれたかね?」

アダルベルタと話す

アダルベルタ
「ふぅん・・・・・・そんなことを、副社長がねぇ。
 相変わらず、回りくどいことが好きな人だわ。
 それにしても辰砂HQを10個だっけ。
 意地が悪いというか、知識がなきゃ掘れないものを・・・・・・。
 水銀なんかの材料として使われている赤褐色の鉱物なんだけど、
 こいつはね、普通の採掘場では取れないのよ。
 このあいだ渡したモールを使って、岩場を砕岩するの。
 そうすれば、手に入れることができるはず。
 辰砂HQを10個・・・・・・大変だろうけど、よろしくね。
 副社長は、実力を見せろって言っていたんでしょう?
 とくと見せてあげて、Hika。」

辰砂HQを採掘師ギルドのディープ・キャニオンに納品

ディープ・キャニオン
「頼んだ「辰砂HQ」10個はまだかね?
 「サンライズ門」から出たあたりで、採れるはずなのだが。」
(辰砂HQを渡す)
ディープ・キャニオン
「ふむ・・・・・・なかなかの品質だ。まずは褒めておこう。
 どうやら、砕岩をこなせる程度の技術はあるというわけか。
 なるほど・・・・・・どうやらHika Sen君は、
 私が考えていた以上に優秀らしい。
 アダルベルタの下にいることが、惜しいくらいだ。
 どうかね、私の直属に・・・・・・いや、君は冒険者だったな。
 このウルダハに根付いてくれる者でなければ、
 副社長であるこの私の右腕は務まらん。
 このウルダハが栄えてこその、鉱山運営だろうに。
 大事な採掘師の技術をよそ者に教えてしまう、
 今のギルドマスターのやり方は、どうにも馴染めん。
 無論、君のような異邦人でも
 見込みのある若者がいることは理解したが・・・・・・
 金になる技術はウルダハで独占したいのが本音だ。
 やはり彼女には近いうちに・・・・・・
 おっとすまない、つい考え事をしてしまった。
 ともかく君の実力はよくわかった。
 いずれ、また仕事を頼むこともあるだろう。
 だが、ひとつだけ注文をつけるなら・・・・・・
 もう少し身なりに気を遣いたまえ。
 採掘師にとって、服装は見た目だけでなく、
 仕事の上でも大きな影響があることを知るといい。
 採掘師には、採掘師らしい格好があるということだ。
 手袋ひとつ、靴ひとつ変えただけでも、
 作業効率は大きく変わるということを、覚えておきたまえ。
 では、機会があればまた会おう。
 君が採掘師を続ける限り、それはおそらく・・・・・・
 それほど遠い日のことではないと思うが、な。」

Lv20~ 先人の知恵と新しい工夫

アダルベルタ
「ディープ・キャニオンからの依頼は果たしてくれたようね。
 あの人も、昔は採掘師でね・・・・・・あたしの先輩だったのよ。
 ・・・・・・あたしの父も、ギルドの採掘師だったんだけど、
 シゴト中の事故で死んじゃってさ。
 でも、父の仕事仲間だったギルド員のみんなが、
 忘れ形見となったあたしに良くしてくれた。
 ギルドホールの中に、ステージがあるだろ?
 あれは酒場の女将が、常連客だった採掘師を集めて
 「アマジナ鉱山社」を立ち上げた故事に由来しててね。
 昔は、ギルド員のために歌や踊りが披露されてたんだ。
 あたしも、みんなに役立ちたい一心で、
 踊り子として舞ったものさ。
 ・・・・・・でも、採掘師になろうとは思わなかった。
 自分は父のように、命がけで採掘などできない。
 そう、思っていたからね。
 でも、そんなあたしに「採掘師をやらないか」って、
 声をかけたのが、ディープ・キャニオンだった。
 彼は勤勉で実直な人だけど、
 同時に仕事を楽しむことを知っていた人で・・・・・・
 あたしに採掘を恐れずに、楽しめばいいって教えてくれた。
 私にとっては、かけがえのない恩人よ。
 今は少し・・・・・・関係がこじれてしまったのだけど。
 ・・・・・・だからね、身勝手な話だとは思うけど、
 キミという採掘師の存在が、あの人とあたしの間を
 取り持ってくれるといいな・・・・・・なんて思ってるのよ。
 それに、あの人の言うことは、何かと勉強になると思うわ。
 たとえば・・・・・・身なりについてとか。
 たしかに実力に見合った装備品を身に着けてこそ、
 採掘師としての力は、真に発揮されるものよ。
 装備品で手を抜く採掘師に、一流はあり得ないわね。
 今はマテリア装着っていう方法もあるし・・・・・・そうだわ!
 あなた、マテリアのことあまりよく知らないんじゃない?
 ちょうどいい機会だから、マテリア装着に必要な
 「コールマターG1」を99個、砕岩で入手してみたらどう?
 中央ラノシアの「デネベール関門」の南西で取れるわよ。
 今、マテリア装着する、しないはともかく・・・・・・
 将来的にはきっと必要になってくる技術だしね。
 ここで少し触れておけば、知識が増えるでしょう?」

コールマターG1を採掘師ギルドのアダルベルタに納品

アダルベルタ
「どう、「コールマターG1」は採掘できた?
 99個、とりあえず掘ってみるといいんじゃないかしら。」
(コールマターG1を渡す)
アダルベルタ
「採掘できたようね。
 この「コールマターG1」は、
 マテリア装着をするときに必要になる素材なの。
 マテリア装着っていうのは、
 何年か前に「ミュタミクス」ってゴブリン族が
 エオルゼアに持ち込んだ技術よ。
 使い込んだ装備品をマテリアという結晶に変えて、
 そのマテリアを別の装備品に装着することで、
 性能を強化する・・・・・・ってところね。
 マテリアを装着するとき、触媒となる物質が必要でね・・・・・・。
 もうわかったと思うけど、あなたの採掘した
 「コールマターG1」は、そのために使うものなのよ。
 裁縫師や彫金師たち、製作の技術を持つクラフターは、
 この触媒を用いることで、装備品にマテリアを装着するの。
 私たち採掘師が「コールマターG1」を集め、
 それを使って職人たちはマテリア装着を行う。
 持ちつ持たれつってことね。
 ちなみにマテリアには種類がいろいろあってね、
 物によって様々な効果を発揮するわ。
 もちろんその中には、採掘師に適したマテリアもあるわけ。
 興味が湧いて来たのなら、いろいろ試してみるといいわよ。
 せっかく「コールマターG1」を手に入れられるんだもの。
 もし知り合いにクラフターがいるんなら、
 声をかけてみたらどう?」

Lv25~ 白い粉の苦い誘惑

アダルベルタ
「いいところに来てくれたわね!
 ひとつ頼まれてくれない?
 実はギルド員のひとりがぶっ倒れちゃってね。
 その人が請け負ってた仕事を、代わりにやってほしいのよ。
 今、ちょうどキミ以外に手が空いてなくて・・・・・・。
 「ソーダ水HQ」って知ってる?
 錬金術師が重曹を作ったりするのに使う素材なんだけど。
 あ、重曹っていうのはね、
 お菓子の生地とかをよく膨らませるために使われる粉よ。
 ジンジャークッキーやクランペット、
 ブラッドカーラントタルトとかに使われるわね。
 ・・・・・・あたしがお菓子の話をするのは意外?
 そりゃ、自分ではあんまりお菓子とか作らないけど、
 食べるのは結構好きなのよ、クッキーとか。
 もっとも、このカウンターにはクッキーなんて
 用意してなくて・・・・・・出るのはお酒なんだけどね。
 酒こそ、採掘師の命の水ってやつだわ。
 仕事が終わった後の一杯は、何にも替えられないわね。
 ・・・・・・と、話が脱線しちゃったわ。
 それで、その重曹を作るために錬金術師ギルドから、
 「ソーダ水HQ」の発注が来てたのよ。
 話を聞くとどうも、リムサ・ロミンサにある高級料理店、
 「ビスマルク」から重曹を注文されたみたいね。
 先方が待ってるからって、結構急かされてるの。
 悪いんだけど黒衣森の「バスカロン監視所跡」で採掘して、
 「ソーダ水HQ」を15個、よろしくね?」

ソーダ水HQを採掘師ギルドのアダルベルタに納品

アダルベルタ
「「ソーダ水HQ」よ、「ソーダ水HQ」。
 15個、採掘してきてくれるかしら?」
(ソーダ水HQを渡す)
アダルベルタ
「あーっ!
 そう、これよ、「ソーダ水HQ」よ。
 ありがとうHika、助かっちゃったわ。
 このソーダ水HQって、リムサ・ロミンサのほうでは
 お酒に入れて飲んだりもするらしいのよ。
 こっちでは、あんまり馴染みがないんで、
 ものは試しに、ギルド員がワインに入れて飲んだのよ。
 そしたら酔いがまわりすぎて、ぶっ倒れちゃってね・・・・・・。
 ・・・・・・そう、そのぶっ倒れたのが、
 もともとソーダ水HQを採掘するはずだった人よ。
 でね、酔っぱらっただけならマシだったんだけど・・・・・・
 転び方が悪かったみたいで、足の骨折っちゃってさ。
 とにかく・・・・・・キミのおかげで、
 採掘師ギルドの面目は立ちそうだわ。
 さすがは若手注目株ってところかしら?
 あら、知らない?
 キミって今、そんなふうに呼ばれてるわよ?
 採掘師ギルドの、内外からね。」

Lv30~ 嵐呼ぶ流紋のきらめき

アダルベルタ
「Hika、
 ちょっと仕事について相談したいんだけど・・・・・・いい?
 あのディープ・キャニオンから連絡があってね。
 剣術士ギルドに納品したいものがあるから、
 調達してくれないかって依頼が来てるのよ。
 「飛竜黒曜石HQ」っていうんだけど・・・・・・。
 そう、前に採掘してもらった黒曜石よりも、
 もっと珍しい鉱石なの。
 さすがにあたしでも採掘した経験は数えるほどだし、
 何より現時点でギルドに在庫がまったくなくて・・・・・・
 あらためて掘りに行かないと、ダメなのよね。
 それで、キミにお願いしようかと思ったんだけど・・・・・・
 一人、立候補してきた採掘師がいるの。
 「ワイド・ガリー」っていうんだけど、
 ちょっと彼もワケアリなのよね・・・・・・。
 どっちにしろ、スッキリさせないまま仕事は回せない。
 悪いんだけど「ワイド・ガリー」と話をして、
 どっちが仕事を受けるのか決めてきてくれない?
 「ワイド・ガリー」ならほら、ステージの向こうにいるわ。
 じゃあ任せたからね、上手くやってよね。」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「・・・・・・Hika Senとは、お前だな?
 ふん、ギルドマスターが目をかけていて、
 かなり腕が立つと聞いたが・・・・・・まさか冒険者だとはな。
 このザナラーンに来てどれだけか知らんが・・・・・・
 お前のような奴に期待を寄せるようでは、
 ギルドマスターも見る目がないな。
 そうではないというのなら、実力で示すがいい。
 口先だけの輩など、俺は信じないことにしているのでな。
 俺たちは、このギルドに集う採掘師だ。
 ならば、ここは採掘師らしく勝負といこうじゃないか。
 どちらが、より素晴らしい注文の品・・・・・・
 「飛竜黒曜石HQ」を掘るかでな。
 しかし今のままでは、お前と俺の間の差は歴然だ。
 なぜなら、俺は「飛竜黒曜石HQ」について、
 いささかながら、知っていることがあるからな。
 このままでは勝敗は明らかだ、平等ではない。
 そんな勝利は、俺も望んではおらぬ。
 そこでだ・・・・・・依頼主である剣術士「フルドガー」から、
 「飛竜黒曜石HQ」について、詳しい話を聞くがいい。
 今は、「剣術士ギルド」にいるはずだ。
 まぁ、たとえ「飛竜黒曜石HQ」に
 詳しくなろうと、俺には勝てんだろうがな。」

ワイド・ガリー
「どうした、フルドガーのところへ行かんのか?
 勝負を放棄する気ではあるまい?」

フルドガーと話す

フルドガー
「やあ、あんたがHikaだね?
 話はワイド・ガリーさんから聞いてるよ。
 あの人から、公平な勝負がしたいから、
 あんたに依頼について説明してくれって、頼まれてるんだ。
 しかし、あんたも大変だね。
 あのワイド・ガリーさんと、依頼で勝負するだなんて。
 彼は採掘師としては、若くして達人の域にある男だ。
 何せ、父親がディープ・キャニオンさんだからね。
 小さい頃から英才教育を受けてる・・・・・・勝ち目はあるかい?
 もっとも、私は品物が手に入れば、それでいいからね。
 ワイド・ガリーさんとあんた、どっちが勝っても損はない。
 で、依頼についてだっけ・・・・・・そうだな、何から話そう。
 私がなぜ「飛竜黒曜石HQ」を求めているか、がいいかな?
 ・・・・・・私はもともとコロセウムの「剣闘士」なんだが、
 怪我を負い、半ば引退状態だったんだ。
 でも、そろそろ復帰するつもりでね。
 いい機会だから武器を新調しようと思って、
 「コンドルマクアフティル」を作ろうと考えたのさ。
 マクアフティルとは金属の刃を持たない剣なんだが、
 埋め込んだ「飛竜黒曜石HQ」はとても鋭い。
 使い方次第で金属の鎧だって斬り裂くんだ。
 だからさ、復帰戦で負けないように、
 丈夫な「飛竜黒曜石HQ」を15個ほど、私は必要としているんだ。
 「飛竜黒曜石HQ」は、「ザルの祠」の付近で取れるだろう。
 採掘できたら、「ワイド・ガリー」さんに持っていってくれ。
 彼の掘ったものと、その場で見比べてみるんだ。
 あとから、私が優れているほうを受け取りに行くから。」

フルドガー
「やあ、まだ「飛竜黒曜石HQ」を掘りに行ってないのかい?
 ワイド・ガリーさんとの勝負は、もう始まっているんだろう?」

飛竜黒曜石HQを採掘師ギルドのワイド・ガリーに納品

ワイド・ガリー
「どうした、Hika Sen?
 「飛竜黒曜石HQ」はまだ見つからんのか?
 たった15個でいいというのに・・・・・・フッフフ。」
(飛竜黒曜石HQを渡す)
ワイド・ガリー
「確かに「飛竜黒曜石HQ」・・・・・・!
 だが、こっ・・・・・・これはっ!
 俺が掘ったものよりも、明らかに質がいい・・・・・・!
 この闇竜ダークスケールのごとき深い黒色は、
 石の密度が極めて高い証拠・・・・・・!
 くっ、なぜお前のような奴が、これほどの物を!
 いや、俺に慢心があったというのか・・・・・・?
 ・・・・・・わかった、俺の掘ってきた物は、
 残念ながら質の点では一歩譲ることは認めよう。
 だが仕事には速さも重要だ。
 必要な物を、必要な時、必要な人間に供給する・・・・・・
 常に好きなだけ仕事に時間をかけられるわけではない。
 今回は質の点で劣ったが、速さでは俺が勝っている。
 ・・・・・・引き分けということにしておこう。
 これは断じて負け惜しみではないぞ。
 そして約束しよう、次の機会には必ず俺が勝つ。
 質も、速さも、俺が完勝してみせる。
 フルドガーへは、俺が納品しておく。
 貴様はせいぜい、引き分けた幸運を噛みしめながら、
 ギルドマスターへと報告しておくがいい!」

アダルベルタと話す

アダルベルタ
「採掘師勝負を挑まれた!?
 ワイド・ガリーに!?
 ふぅ・・・・・・いや、悪かったわね。
 そんなことになるなんて、思ってもみなかった。
 ワイド・ガリーは、今の採掘師ギルドでは屈指の腕利きよ。
 その彼に事実上、勝ってしまうなんて・・・・・・。
 その事実こそ、まさに私の予想外だわ。
 そこまでキミが成長していたなんて・・・・・・。
 一人の採掘師としては複雑だけど、
 教える立場の者としては、嬉しくもあるわね。
 教え子の成長に、師は嫉妬するものよ。
 だけど、その未来への嫉妬を乗り越えてこそ、
 師もまた成長する・・・・・・と昔、言われたことを思い出したわ。
 私も・・・・・・そうありたいものね。」

Lv35~ 誠実さは身を助ける

アダルベルタ
「聞いたわよ、飛竜黒曜石HQの依頼は片付いたってね。
 ワイド・ガリーがディープ・キャニオンの息子ってことは
 知ってたわ。彼が、あたしを追い落とそうとしていることも。
 でも、それを理由に、ワイド・ガリーを
 ギルドから除名するなんて、できない。
 ギルドは実力主義よ、あたしの時もそうだった。
 だから、あたしよりも優れた採掘師が現れたら、
 ギルドマスターの座を譲る覚悟はあるわ。
 ま、今はその時ではないけどね。
 忙しいギルドを仕切るなんて、まだ無理だもの。
 特に、宝石類の扱いなんて、任せられないわ。
 最近は、再開発による好景気のせいで、
 宝石の原石の需要が増えててねぇ。
 一人でも多くの腕利きに働いてほしいの。
 というわけで、キミにも
 「アメジスト原石HQ」を20個採掘してほしいんだけど・・・・・・
 「採掘場」は、あたしも詳しくないのよ。
 ・・・・・・これに詳しいのが、「ワイド・ガリー」でね。
 いつもどおり、ステージのあたりにいるから、
 なんとか彼から・・・・・・話を聞き出してくれる?」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「ギルドマスターの指示とは言え
 先日の件の後に、悪びれもせず顔を出すとは・・・・・・。
 お前は大物なのかバカなのか、わからんな。
 で、「アメジスト原石HQ」だったか?
 確かに、俺は宝石や鉱石の分布は、だいぶ勉強した。
 だがその成果を・・・・・・タダで教えると思うか?
 聞くのもバカなら、答えるほうもバカだろう。
 ・・・・・・だが、特別に教えてやらないこともない。
 なぜなら、どうせお前では「アメジスト原石HQ」を
 採掘できるはずがないからだ。
 場所は黒衣森は中央森林「芽吹の池」付近に
 「アメジスト原石HQ」は静かに眠っている。
 だが、仕事であっても、限度があろう。
 「アメジスト原石HQ」20個と命だ・・・・・・。
 引き替えにできるなら見たいものだ、はっはっは!」

ワイド・ガリーにアメジスト原石HQを納品

ワイド・ガリー
「採掘場は、黒衣森は中央森林「芽吹の池」付近・・・・・・
 「アメジスト原石HQ」を、たった20個とはいえ、
 命と引き替えにはできんはずだ。諦めることだな。」
(アメジスト原石HQを渡す)
ワイド・ガリー
「な、何っ!?
 このアメジスト原石HQを、貴様が採ってきたというのか!?
 バカな、信じられん・・・・・・。
 お前の勇気は底なしだとでもいうのか・・・・・・!?
 ・・・・・・アメジスト原石HQは雷の属性を帯びた宝石だが、
 同時に冷静さ、直感、決断力の象徴としても知られていて、
 冒険者に人気が高い宝石だ。
 どうやら、俺はお前を見誤っていたらしい。
 あたかも、このアメジスト原石HQが象徴するように、
 お前には冷静さと直感、決断力が備わっているようだ。
 一見、無謀を通したように思えるが、違うのだろう?
 お前はできると思ったから掘りに行った、そうだな?
 ふ・・・・・・ふふ・・・・・・大したものだ。
 まさか冒険者風情に、俺が後れを取るなど
 考えもしなかったが・・・・・・間違っていたようだ。
 どうやらお前は、俺にとっては壁になる者らしい。
 俺が採掘師の頂点に立つためには、
 お前を屈服させねばならぬようだ・・・・・・!
 ・・・・・・お前の実力に敬意を表し、
 このアメジスト原石HQは責任をもって、ギルドに納めておこう。
 近いうちに、また勝負をしよう。
 今度こそ俺が上だと、その身に思い知らせてやる。
 楽しみにしておけ。」

Lv40~ 玉石をわけた差

アダルベルタ
「お、探してたんだよ、キミのこと。
 今やキミは、ワイド・ガリーと並んで、
 この採掘師ギルドの稼ぎ頭といっていい。
 けどね、それだけに・・・・・・
 キミにしかできない仕事が増えてきた。
 ・・・・・・特に、アマジナ鉱山社絡みはね。
 大変な依頼ばかり任せて、申し訳ないと思ってる。
 ディープ・キャニオンの企みは、
 あたしたちの評判を落とすこと。
 こっちは雇われの身だから、
 アマジナ鉱山社の意向だと言われてしまえば、
 ディープ・キャニオンの嫌がらせのような依頼を断れない。
 でもね、今回だけは断ってもいいよ。
 行き先が、あのクルザスだからね・・・・・・!
 あそこが危険な場所っていうのは、誰だって知ってるもの。
 クルザス中央高地の「アートボルグ砦群」で
 高品質な「ジェードHQ」を
 採掘してこいだなんて、いくらなんでも・・・・・・!
 だけど、それでもキミが行ってくれるというなら・・・・・・、
 「ワイド・ガリー」が、キミに話があると言っていた。
 彼の話を聞いてみてほしい。」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「件の依頼を受けるのだな・・・・・・さすが、と褒めておこう。
 前回、お前がアメジスト原石を採掘してみせたとき・・・・・・、
 俺は、かつてない敗北感にまみれた。
 俺は採掘師を、まだ甘く考えていたとな。
 真の採掘師とは、命を懸けて採掘する覚悟を
 持つのだと知った・・・・・・!
 だから・・・・・・危険の多い「クルザス中央高地」で、
 「ジェードHQ」を20個採掘するという
 この仕事は、今の俺にとって、おあつらえ向きだった。
 ゆえに、この依頼・・・・・・俺も命を懸けて取り組む。
 最高の採掘師になり、ギルドマスターの座を得るために!
 この依頼で、俺とお前・・・・・・どちらが優れた採掘師か勝負だ!」

アダルベルタにジェードHQを納品

アダルベルタ
「ワイド・ガリーに勝負を挑まれたそうね。
 さっさと「ジェードHQ」を20個採掘して、
 帰ってきなさい・・・・・・無事にね。」
(ジェードHQを渡す)
アダルベルタ
「・・・・・・見事な「ジェードHQ」よ、勝負はキミの勝ちね。
 もっとも、どちらにしろ、あなたの勝ちだったのだけど。
 ワイド・ガリーは、ジェードHQを採掘できなかったの。
 クルザスで、魔物に不意を突かれてね・・・・・・。
 ・・・・・・ツイてたのね、命に別状はないわ。
 採掘師としての仕事ができなくなるってこともない。
 それなりに怪我は負っているけど。
 でも、より酷いのは・・・・・・心の傷よ。
 勝負の場にすら立てずに、ワイド・ガリーが敗れた。
 キミという、彼が越えるべき壁と認識する存在にね。
 こういうとき、人はとても脆いのよ。
 あたしは、そうやって折れてしまった人を知っている。
 そう・・・・・・誰もが立ち上がれるほど、タフなわけじゃない。
 でも、彼がここで道を諦めるのはあまりにも惜しいわ・・・・・・!
 そういえば・・・・・・ジェードHQは、
 不老不死の象徴でもあるのよ。
 デミルーンブージやジェイドクルークのような
 装備品にはめ込むのは、その加護を期待してのことよ。
 うん、だから・・・・・・このジェードHQを、
 ワイド・ガリーに贈ろうと思うの。
 このジェードHQが象徴する不老不死のごとく、
 何度も立ち上がり、何事にも不屈であれって、ね。」

Lv45~ 琥珀色の後悔

アダルベルタ
「このあいだは、お疲れさま。
 ワイド・ガリーの件で、少し話を聞いてほしいの。
 彼、とりあえず仕事には復帰したのだけれど・・・・・・
 自分の許容量以上に、依頼を引き受けて
 何かに焦ってるようにしか見えないの。
 キミとの勝負に負けたせいかとも思ったけど、
 どうもそれだけじゃ、説明つかない雰囲気なのよ。
 事情を聞こうにも、あたしの立場じゃ話がこじれるだけ。
 孤立してる人だし・・・・・・彼と一番親しいのって
 実は、好敵手であるキミぐらいなのよ。
 お願い、「ワイド・ガリー」に探りを入れてきて。
 困っているのなら、ギルドとして支えないと。
 彼もまた、大事なギルドの一員なんだから。」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「どうせ、アダルベルタの差し金で来たんだろう?
 ちょうどいい、俺もお前に話があった。
 ・・・・・・身内の恥をさらすことになるが、
 アマジナ鉱山社の帳簿に不正があった。
 帳簿が一部操作されていてな・・・・・・
 ほかの採掘師の功績が、俺の名前に書き換わっていたんだ。
 犯人は・・・・・・親父だよ。
 俺の評判だけが上がり続けるもんで
 おかしいと思って調べたら、このザマさ。
 笑える話だろ?
 ギルドマスターを蹴落とすために名を上げたはずが、
 その実、中身はスカスカの虚飾でしかなかったなんて。
 俺にだって意地がある、不正を糺すため、
 無茶に依頼を積み上げて・・・・・・しくじった。
 俺の実力では、依頼を達成できない。
 俺は今までの不正を正すどころか、
 さらなる悪評を積み重ねるってわけだ・・・・・・。
 だが、そんなことはどうでもいい。
 依頼主に、迷惑だけはかけたくないんだ。
 ・・・・・・恥を忍んで、お前に頼む。
 「青金鉱HQ」ってぇ鉱石がある。
 こいつを、高地ラノシア「キャンプ・ブロンズレイク」の南にある
 採掘場で20個、採掘してきてくれ。・・・・・・頼む。」

ワイド・ガリーに青金鉱HQを納品

ワイド・ガリー
「・・・・・・ああ、しくじりそうな依頼は、「青金鉱HQ」20個だ。
 高地ラノシア「キャンプ・ブロンズレイク」の
 南にある採掘場で採掘してきてくれ。」
(青金鉱HQを渡す)
ワイド・ガリー
「すまない・・・・・・助かった。
 これで依頼主に「青金鉱HQ」を届けることができる。
 お前の懐の広さに救われたわけだ、ありがとう。
 ・・・・・・やけに素直だと思ったか?
 だが、自分の評価が紛い物だと知らされた今、
 かつてのように傲慢には、なれんさ。
 今の俺は、まさにこの「青金鉱HQ」のようだ。
 金と銀の入り交じる、この鉱石のように、
 決して純粋な黄金ではない。
 いや・・・・・・この「青金鉱HQ」以下だ。
 こいつをエレクトラムへと精錬すれば、やや白味を帯びた
 気品あふれる輝きを放つ・・・・・・。
 その独特の輝きは、エレクトラム特有の味であり、
 こいつでなければ創れない芸術品を生み出す。
 だが、俺はどうだ!?
 エレクトラムどころか、真鍮のようなものだ。
 見た目こそ黄金のように輝いてみえるが、
 虚偽で磨かれたに過ぎず、真鍮同様に大した値打ちはない!
 せめて・・・・・・この「青金鉱HQ」のように
 自分にしかできないことを・・・・・・やりたいものだ・・・・・・。
 ・・・・・・ともかく、今日は助かった。
 この借りは必ず返すぞ、Hika。
 俺にしかできないことで、必ず借りを返す。」

Lv50~ 深淵に光差す日

アダルベルタ
「大変よ、ワイド・ガリーが
 父親ディープ・キャニオンの不正を告発したの!
 ディープ・キャニオンは苦しい立場に追いこまれた・・・・・・。
 ・・・・・・ねえ、あたしの頼みを聞いてくれない?
 ディープ・キャニオンが、あたしを恨んでるのは知ってる。
 でも・・・・・・あの人は、あたしにとって大切な先輩なの!
 あたしを恨んで道を踏みはずしたなら、彼を助けたい。
 ・・・・・・だから、ワイド・ガリーから話を聞いてきて。
 実の父を告発した理由を。」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「ギルドマスターに頼まれて、事情聴取か?
 そういうことなら、お前にだけは話そう。
 親父は、危険な依頼を
 採掘師ギルドに押し付け、嫌がらせしてきた。
 事情があるにせよ、もはや、俺も見過ごせない。
 迷惑をかけた、多くの人に申し訳なくてな・・・・・・。
 落とし前をつけねば、と思った。
 だから俺は、告発するしかなかったのだ。
 ・・・・・・親父にも、親父なりの言い分はあるはず。
 親父なら採掘師ギルドの入口にいるだろう。
 本人から、直接、話を聞くがいい。」

ワイド・ガリー
「査問会で、親父は激しく糾弾されるだろう。
 砂蠍衆のひとりで、アマジナ鉱山協会の総裁である
 フィルガイスが姿を現すからな。
 加えて、鉱山社社長の名代として、
 社長の息子ポポックリとセセルッカも出席するらしい。
 そうそうたる顔ぶれが、そろうというわけだ・・・・・・。」

ディープ・キャニオンと話す

ディープ・キャニオン
「君か・・・・・・久しぶりだな、こうして話をするのは。
 だが、申し開きをすることなど何もない。
 全ては事実、息子の告発どおりだ。
 だが、私はそれが間違っていたとは思わない。
 ・・・・・・私には、確固たる目的があったからな。
 かつて、あの女は先代のギルドマスターと共謀して、
 この私を追い落とした・・・・・・その復讐こそが目的!
 私からギルドマスターの座を盗んだアダルベルタに
 復讐する、それだけを考えて生きてきた・・・・・・!
 そのために、息子をギルドへ送り込んだ。
 しかし、君がギルドに現れたせいで、計画は崩れた。
 息子では君に勝てない・・・・・・だから、私は焦ったのだ。
 私の話が嘘だと思うなら、「アダルベルタ」に確認するがいい。」

アダルベルタと話す

アダルベルタ
「あたしが、ギルドマスターの座を盗んだですって!?
 そんな誤解で、彼は人生を棒にふろうとしているの!?
 あたしは、アラミゴ出身の日陰者だから
 ギルドマスターを継がないと言ったんだけど
 先代はアラミゴ人だからこそ、継がせたいと言ってきたの。
 それを、あたしが策略でギルドマスターの座を
 奪い取ったのだと誤解して、
 私に対して怒っていたのね。
 ・・・・・・お願い、キミの力を貸して。
 彼の査問会が迫っているわ。
 彼が誤解で破滅する前に、真実を知らせなきゃ!
 もう一度「ワイド・ガリー」に、詳しい話を聞いて。
 息子の彼なら、査問会の切り抜け方を
 知っているかもしれないから。」

ワイド・ガリーと話す

ワイド・ガリー
「父を助けたいと・・・・・・アダルベルタは言ってくれたのか。
 俺だって、実の父の破滅は望まない!
 だが、どうすれば親父を助けられるんだ・・・・・・?
 ・・・・・・結局、アマジナ鉱山社にとっての親父の罪とは、
 鉱山社とギルドとの信頼関係を破壊したこと。
 ゆえに親父は査問会から、試練を出された。
 「闇鉄鉱」と呼ばれる珍しい鉱物を、
 ギルドに命じて、掘らせることができるかってな。
 味方がいない親父は、手ぶらで査問会に出る羽目に・・・・・・
 だが、査問会で「闇鉄鉱」を突きつけられれば、
 親父の立場は逆転できるかもしれん!
 「闇鉄鉱」が3個でもあれば・・・・・・っ!
 だが、採掘場はクルザス全域に及び、採掘は極めて難しい。
 俺の腕では無理だ。
 クルザスにあるという、「未知の採掘場」で
 その「闇鉄鉱」を採掘するためには、
 日没から日の出まで待ち続けるほどの忍耐が必要だと聞く。
 その苦難に耐えきれる者が、採掘師のスキル
 「トゥルー・オブ・ミネラル」を使うことで、
 初めて見つけられるのだそうだ・・・・・・。
 これは、お前ほどの腕がないとできない。
 「アダルベルタ」には、俺から話をつけておくから
 お前は「闇鉄鉱」を集めたら、彼女に届けるんだ!」

アダルベルタに闇鉄鉱を納品

アダルベルタ
「話は聞いたわ、Hika。
 「闇鉄鉱」を3個でしょう、急いで!
 いい、ワイド・ガリーの言葉を思い出して!
 「闇鉄鉱」は「未知の採掘場」から採掘できる!
 入手するには日没から日の出まで待つ忍耐と・・・・・・
 スキル「トゥルー・オブ・ミネラル」が必要よ!」
(闇鉄鉱を渡す)
アダルベルタ
「なんとか間に合ったわ!
 ワイド・ガリーは、すでに査問会へ向かってる。
 あたしたちも、急いで後を追いましょう!」

ポポックリ
「ギルドに「闇鉄鉱」を掘らせることは、できたか?
 あんたの私怨が、ギルドとの関係を崩したんだ。
 それを修復できなきゃ、あんたは終わりだぜ?」
ディープ・キャニオン
「そ、それは・・・・・・。」
アダルベルタ
「「闇鉄鉱」ならあります!
 ギルドのHikaが掘ったものです!」
セセルッカ
「こっ、この吸い込まれるような闇色は・・・・・・、
 本物の「闇鉄鉱」だよ、兄さん!
 「ヴォイドの魔鉄」とも呼ばれる正真正銘の本物だ!」
ポポックリ
「ああ・・・・・・実に見事な「闇鉄鉱」だ。
 さすがは噂のHikaだな。
 若手随一の採掘師って言われるだけはある。
 だけど解せないな。
 どうして、この場に「闇鉄鉱」を持ってきたんだ?」
セセルッカ
「そうだよ、なんでギルドマスターが助けるんだ!?
 あんたは恨まれてるんだろ、この男に!?」
ディープ・キャニオン
「・・・・・・何のつもりだ、アダルベルタッ!?
 私に情けをかけているとでも言うのかッ!?」
アダルベルタ
「情けじゃない!
 あなたの誤解を・・・・・・解きたかったのよ!」
ディープ・キャニオン
「誤解・・・・・・だと?」
アダルベルタ
「・・・・・・あたしは本来、あなたとの勝負から・・・・・・、
 ギルドマスターの継承争いから降りるつもりだった!
 あの日・・・・・・あたしは辞退することを告げに、
 先代ギルドマスターの元を訪れたのよ。
 あなたは、それを目撃したの!」
ディープ・キャニオン
「な・・・・・・そんな話、信じられるか!」
アダルベルタ
「本当にあなたを裏切っていたのなら、
 「闇鉄鉱」をHikaに
 掘らせたりしない!」
ディープ・キャニオン
「だが・・・・・・だが・・・・・・!
 本当だとしたら、今さらそれはないじゃないか!
 私は一体、何のために・・・・・・!」
ワイド・ガリー
「あんたは結局・・・・・・自分の負けを認められなかったんだ。
 だから、「ギルドマスターを見かけた」ことを
 不正に結びつけ、敗北の理由として決め付けた。
 親父、あんたがギルドマスターに勝てなかったのは・・・・・・、
 敗北を素直に認められない、器量の狭さが理由だ。
 認めよう、親父・・・・・・あんたの敗北を。
 そしてもう一回、今日からやり直そう、全部を。」
アダルベルタ
「やれるはずだよ、ディープ・キャニオンなら。
 あんたの才覚は、このあたしが一番よく知っている。
 そして、あんたがやり直したいのなら・・・・・・、
 採掘師ギルドを代表して、今後の全面協力を約束するわ。」
セセルッカ
「・・・・・・全面協力だって?
 それでいいのかよ、アダルベルタ?」
アダルベルタ
「これ以上、遺恨は残さない。
 採掘師ギルドは今後も変わりなく、
 アマジナ鉱山社と付き合っていくつもりよ。
 なにせ最大の被害者である彼女が、
 「闇鉄鉱」を採掘するために働いてくれたんだもの。
 あたしや他の連中が蒸し返す権利なんてない。」
ポポックリ
「なるほど、じゃああんた個人はどうだ?
 お前らの因縁、水に流せるのか?」
アダルベルタ
「できるわよ。
 元より、あたしはこだわってはいないわ。」
ディープ・キャニオン
「アダルベルタ、お前・・・・・・!」
ポポックリ
「わかった、お前がそこまで言うなら、
 今回だけは、全てをなかったことにする。
 それでいいか、セセルッカ?」
セセルッカ
「・・・・・・兄さんの決定なら、異論はないよ。」
フィルガイス
「決まりだな、ではディープ・キャニオン・・・・・・
 罪は、今後も職務に励むことで償うこと!
 これにて査問会を閉会だ!」
アダルベルタ
「終わったわね・・・・・・ご苦労さま、Hika。
 今回の一件について少し話すことがあるから、
 ここを出たらギルドまで来てくれるかしら?」

アダルベルタに報告

アダルベルタ
「・・・・・・あらためて言うわね。
 ありがとう、あなたのおかげで万事上手くいったわ。
 彼には貸しを作った格好だけど、
 正直言って、返してもらえなくてもいいのよ。
 ただ・・・・・・もう一度くらい、彼を「先輩」と呼びたくてね。
 その願いは叶いそう・・・・・・本当に、ありがとう。
 それにしても・・・・・・あの「闇鉄鉱」すら採掘するなんてね。
 もう、あたしがキミに教えることは、何もないみたい。
 これからは、冒険者として世界を旅するその先で、
 学び覚えた採掘師の知識と技を使ってみせてほしい。
 採掘師という仕事を、世界に見せつけてほしい。
 楽しみね・・・・・・。
 世界の人々が採掘師ギルドを訪れるたびに、
 キミの名前を褒め称える、その日が来ることが。」

アダルベルタ
「Hikaじゃない!
 どうしたの、あたしに顔でも見せに来たの?」
(何を聞く?)

(近況について)
アダルベルタ
「そうだね・・・・・・
 ディープ・キャニオンとの関係はまだぎこちないけど、
 それでも上手くやれてると思う。
 あたしたちの間にまだ開いている距離は、
 そのうち、時間が埋めてくれるんじゃないかな・・・・・・。」

(「採掘」とは?)
アダルベルタ
「もう知ってるだろうに、また聞きたいのかい?
 大雑把に言うなら・・・・・・
 地中に眠る価値ある鉱物を掘り出す仕事・・・・・・って感じかな。
 キミたち冒険者が身に着けている武器や防具、
 そこに使われている金属部品の素材を集めるのも、
 「採掘」の仕事だね。
 キッツイ仕事ではあるんだけど、
 お目当てのものを掘り当てたときの達成感は格別さ。
 何にも代えがたい喜びがあるよ。
 そういう形のない喜びのために掘るもよし、
 はたまた、金鉱でも掘り当てて一攫千金を狙うもよし。
 「採掘」の目的を、うちのギルドで問うことはしないんだ。」

採掘師ギルド受付 リネット
「アダルベルタさんに頼まれて、
 世界を相手に掘りまくってるんですよね。
 よその土地の鉱脈って、どんな具合なんでしょう?
 気になるなぁ・・・・・・私も今度、出かけてみようかなぁ。
 受付の仕事ばっかりじゃ、身体もなまってしまいますしね。」

Lv50~ 終わり、そして始まり

アダルベルタ
「ねえ・・・・・・こんな仕事が入ったんだけど、キミは興味ない?
 はるか遠方、イシュガルドに雇われた傭兵団から、
 採掘の専門家をよこしてもらえないかって引き合いが来てるのよ。
 打診してきたのは、ウルダハ出身の隊長さんが率いる一隊でね。
 辺境に赴いての資源調査を、おもな任務としているらしいの。
 ウチで紹介できるのは、冒険者としての経験も豊富なキミだけ!
 めったに行けない秘地を探査する、またとない機会だけど・・・・・・
 同時に、命の危険が伴う仕事でもあるわ。
 受ける覚悟があるなら、「リネット」から身元保証書を受け取って!」

採掘師ギルドのリネットと話す

採掘師ギルド受付 リネット
「ついに、イシュガルドにまでご活躍の舞台を広げられるんですね!
 身元保証書のほうは、すでに用意してあります。
 紹介先は、大貴族お抱えの傭兵団だということです。
 その封書を、イシュガルドのフォルタン伯爵邸にて、
 「フォルタン家の騎士」様にお渡しください!
 あなたの一層のご活躍、期待してます!」

イシュガルドのフォルタン家の騎士に採掘師ギルドの封書を渡す

フォルタン家の騎士
「む・・・・・・私に用件でも?」
(採掘師ギルドの封書を渡す)
フォルタン家の騎士
「そうか、傭兵団が探している採掘の専門家か。
 ふむ、なるほど・・・・・・実績など申し分ないようだな!
 さっそく派遣先の隊長と会えるよう、手配しておこう。
 我があるじ、フォルタン伯爵は、合理的な考えをなさる方でな。
 旗下に異邦の傭兵団を抱え、外地での経験や知見を活用しておる。
 純血を是とする我が国にあっては、珍しいことだ。
 君に紹介する「迅風傭兵団」も、そのひとつだ。
 忘れられた騎士亭にて、「ハイムリック」隊長と会うがよい。
 君の力を必要としているのは、その男だ!」

忘れられた騎士亭のハイムリックと話す

(クエスト進行前)
ハイムリック
「「迅風傭兵団」のハイムリックってモンだ。
 見てのとおり、ここイシュガルドの出身じゃねえが、
 外地での経験を買われて、フォルタン家の旦那に雇われてるのさ。」

ハイムリック
「Hika Sen君だな?
 待っていたよ、「迅風傭兵団」のハイムリックだ。
 オレが率いる一隊は、資源調査がおもな任務・・・・・・。
 ドラゴン族の首を獲るような武功とは、無縁の裏方だよ。
 だが、長期にわたる継戦には、不可欠な役割という矜持をもって、
 この仕事をやらせてもらっているよ。
 フォルタン家の旦那は、オレたち「迅風」の傭兵に、
 指揮権を含む、かなりの裁量を認めている。
 専門家である君にも、任務中はオレの指示に従ってもらう。
 むろん、採掘師に交戦を命じるようなことはないが、
 自分自身の身を守る必要は、イヤでも生じるだろう。
 覚悟してくれ。」
ひなチョコ
「ヘヘッ!
 資源の眠る秘境ともなれば、野生の凶獣もいっぱい出るっすよ。
 泣きべそかいて逃げ出さなきゃいいけど!」
ハイムリック
「・・・・・・すまん、こいつはオレの隊の若造でな。
 ご覧のとおり、口のきき方も知らん半人前。
 渾名は「ひなチョコ」、まだ卵の殻も取れん未熟者だ。」
ひなチョコ
「うぅ・・・・・・ウチの隊は、なぜか渾名で呼びあう伝統なんすよ。
 そうだ、この専門家先生にも、渾名をつけてあげないと!
 何がいいかな・・・・・・うーん、そのまんま「先生」とか・・・・・・?」
ハイムリック
「・・・・・・「先生」か、悪くないな。
 現在、我が隊は、次の任務まで待機中だ。
 出動の際は、ここで通達する・・・・・・よろしくな、先生!」

ハイムリック
「・・・・・・おお、先生か!
 いろいろ世話になっちまうが、どうかよろしくな。」
アダルベルタ
「あたしの紹介した傭兵団とは、うまくやってるようね!
 キミ、あちらじゃ「先生」って呼ばれてるんだって?
 あたしたちは岩を削ったり掘ったりしてるだけなのに、
 彼らにとって、あたしたち専門家は「先生」なんだねえ・・・・・・。
 これからもキミのみやげ話、楽しみにしているよ!」

  採掘師ギルドの封書:アダルベルタが記した身元保証書が入った封書

Lv53~ 戦い、そして生き様

ハイムリック
「我が隊に先生を迎えて、初の任務が下ったぞ!
 クルザス西部高地での資源調査だ。
 どうか、よろしく頼む!
 任地となる場所では、以前の調査で、
 「精霊銀鉱HQ」が見つかっている。
 先生に腕をふるってもらい、埋蔵量推定の材料としたい。
 さて、任務の手はずだが・・・・・・。
 クルザス西部高地で合流後、すぐに調査を開始する。
 「ブラックアイアン・ブリッジ」南西で落ち合おう。」

バラックアイアン・ブリッジでハイムリックと合流

ひなチョコ
「ヘヘッ、先生!
 よろしくな!」
剛力
「・・・・・・あんたが「先生」か?」

ハイムリック
「よーし、先生のご到着だ!
 全員、傾注!
 ひなチョコは、試掘地周辺の魔物などの脅威を調べろ!
 剛力は、想定されうる資源の搬出ルートと、そのリスクの分析。
 くれぐれも周囲の警戒を怠るな・・・・・・特にひなチョコ、お前はな!
 先生はリバーズミートの北方、ゴルガニュ牧草地周辺の地域にて、
 「精霊銀鉱HQ」を10個ほど試掘。
 完了したら、この場所まで届けてくれ!
 今回の調査記録から、鉱脈の有無、および鉱石の品質を確認し、
 資源地たりうるかの判断材料とする。
 ・・・・・・では、任務開始!」

ひなチョコ
「先生、頼んだっすよ!
 オレら全員の給金が、先生の試掘結果にかかってるんすから!」

精霊銀鉱HQを採掘

剛力
「・・・・・・おう。」
(傭兵たち
「採掘地への最短ルートは・・・」
「滑落に注意しろ!」
「試掘も大変そうだ」)

ハイムリック
「リバーズミートの北方、ゴルガニュ牧草地周辺で試掘した、
 「精霊銀鉱HQ」10個をオレに届けてもらえれば、
 任務は完了だ!」
(精霊銀鉱HQを渡す)
ハイムリック
「無事に試掘を終えたようだな!
 さすがの手際というべきか。
 はるばる、ウルダハから招聘した甲斐があったよ!」
ひなチョコ
「隊長、試掘地周辺の魔物に襲われ、負傷者が!
 命に別状はありませんが・・・・・・。」
ハイムリック
「・・・・・・ふむ、リバーズミートに最寄りの拠点があるが、
 最近あそこは物騒だ・・・・・・。
 剛力、怪我人をファルコンネストまで運べるか?
 思ったより、危険な仕事だろう?
 大部隊であれば簡単な仕事だが、何せこの寡兵だ。
 今回はこの程度で済んだが、時には死者だって出る・・・・・・。
 イシュガルドでは、教皇庁直属の神殿騎士団を除けば、
 どの騎兵団も、四大名家という貴族たちが率い、
 常に、その武名と巧名を争っている。
 騎士たちは、ドラゴン族相手の派手な戦には行きたがるが、
 オレたちがやってるような、兵站にかかわる地味で辛い任務は、
 誰もやりたがらず、おたがいに押しつけあってるのが現状だ。
 実際、この任務もな・・・・・・
 フォルタン家の旦那がどうにも困っていたもので、
 オレのほうから申し出て、引き受けたというのが真実さ。」
ひなチョコ
「・・・・・・ってことは、貴族たちの内輪揉めのせいで、
 俺たちは負傷者を出したってコトっすか!?」
ハイムリック
「ああそうだ、だが引き受けたのはオレの判断だ。
 ここで恩を売っときゃ、話のわかる旦那から、
 おいしい任務もまわしてもらえるからな。
 ・・・・・・わかるか、オレたちゃ危ない橋を渡ってでも、
 隊をまわさなきゃなんない立場なんだ。
 せめて負傷したヤツにゃ、傷病手当をはずんでもらうつもりだが。」
ひなチョコ
「はぁ・・・・・・薄々感づいてたっすけど、
 傭兵稼業って、割に合わない仕事っすね。」
ハイムリック
「ほかの仕事をやれるヤツは、そっちをやればいい。
 ウチの隊の連中は、流れ流れてここに行きついた、
 不器用なヤツらばかりだ。
 罪で故郷を追われ、戻る場所を失くしたヤツ。
 恋人に死なれて、新しい生き方を探してるヤツ。
 ・・・・・・ただ、ひとつだけ採らない条件がある。
 それは、「死に場所を求めてるヤツ」だ!
 ほかの連中の迷惑だからな・・・・・・。
 ・・・・・・ひなチョコ、お前はどうだ?」
ひなチョコ
「うーん・・・・・・オレは手柄を立てて、名を上げたいだけっす!」
ハイムリック
「はっ、そりゃ働く場所を間違えたな!
 ま、今日みたいにやることやってりゃ、クビにはせんよ。
 さて、任務は完了だ・・・・・・!
 皇都に戻って、熱いスープにありつこうぜ!」

イシュガルドのハイムリックと話す

ハイムリック
「先生、初任務、おつかれさん。
 負傷者も軽傷だったみたいでな、次の任務から復帰できるそうだ!
 先生をはじめ、オレは隊員にゃ恵まれてる。
 イマイチ頼りない、ひなチョコですら、
 若いころのオレより、よっぽど優秀だからな!
 次もまた、キッツイ任務がくるぞ。
 それまで、鋭気をたくわえといてくれ!」

Lv55~ 再会、そして誓い

ハイムリック
「よう、先生!
 前回の初任務では、世話になったな!
 今度はまた、別の件で相談があるんだ。
 実は、フォルタン家の騎兵団が、
 今度の遠征で、神殿騎士団と共同戦線を張ることになった。
 しかも、旦那お抱えの騎兵団が、先鋒を任されるらしい。
 急ぎ、えり抜きの精鋭が使う武具が必要になってな。
 とはいえ、大物のドラゴン族の鱗をも貫く穂先、
 鋭利な爪から身を守る鎧となると・・・・・・並の金属は使えねえ。
 鍛冶師の話じゃ、「チタン鉱HQ」という貴重な鉱石なら、
 そういった武具を打つことができるようだ。
 そこで、そいつが採れる有力な鉱脈のありかを知りたくてな。
 もし、先生にもわかんなきゃ、
 先生の所属するギルドのほうで、情報収集をお願いしたい!
 参考までに、鉱石のサンプルを預けとくぜ!」

採掘師ギルドのアダルベルタにチタン鉱サンプルを見せる

ワイド・ガリー
「ひさしぶりだな!
 新天地でのお前の活躍、眩しいかぎりだ。」

アダルベルタ
「何だか、しばらくぶりな気がするね!
 イシュガルドでの仕事の調子はどう?」
(チタン鉱サンプルを渡す)
アダルベルタ
「この「チタン鉱サンプル」と同じものを採掘したい・・・・・・?
 なんだ、異国での手柄話でもしにきたのかと思ったら、
 仕事の話だったのね。」
ワイド・ガリー
「それを、俺にも見せてくれないか?
 ちょっと、気になることがある・・・・・・。」
アダルベルタ
「仕事の鬼が、もうひとりいたわね!
 あいさつもそこそこに、鉱石サンプルの話だなんて。
 ・・・・・・ほら!」
ワイド・ガリー
「これが、チタン鉱HQか・・・・・・。
 イシュガルド周辺で、これと同じものを採掘できる場所を、
 知らないかっていうんだな?
 ・・・・・・駆け出しのころ、同じ鉱石を見たことがある。
 毎年、高地ドラヴァニアに出稼ぎに行ってる猟師が、
 珍しい石を拾ったって、親父のトコに持ち込んだんだ。
 親父も初めて見た石だったらしいが、
 おそらく、チタン鉱HQだろうって見立てだった。
 このサンプルは、俺の記憶にあるその鉱石と、瓜ふたつ・・・・・・。」
アダルベルタ
「その話は、傾聴に値すると思うよ!
 昔の話とはいえ、ワイド・ガリーとディープ・キャニオンが、
 同じ見立てをしてるんだから!
 サンプルと瓜ふたつだというのなら、純度も相当なもの。
 「高地ドラヴァニア」に良質な鉱脈がある可能性は充分にあるわ!」
ワイド・ガリー
「チタン鉱HQは、非常に稀少な鉱石。
 確たる情報とは言えないが、掘ってみる価値はあるはずだ。
 今の話で、お前への借りが少しでも返せるといいんだが・・・・・・。」

イシュガルドのハイムリックにチタン鉱サンプルを渡す

ハイムリック
「おお、先生。
 どうだ・・・・・・何か情報はあったか?」
(チタン鉱サンプルを渡す)
ハイムリック
「・・・・・・高地ドラヴァニアで、同じ鉱石を拾った猟師がいるって?
 猟師の行動範囲ってことは、ドラゴン族の本拠じゃないな・・・・・・。
 彼らが縄張りにしている、「チョコボの森」での話だろう。
 そもそもが、めったに掘れねえ貴重な鉱石だ。
 確実な情報を頼りに行動している時間もない。
 ここはいっちょ、賭けてみるとするか!
 さっそくだが、我が隊に召集をかけるぞ。
 先生も例のごとく、現地集合だ。
 高地ドラヴァニアの「チョコボの森」で落ち合うとしようぜ。」

チョコボの森でハイムリックと合流

ひなチョコ
「待ちかねたっすよ、先生!」
剛力
「・・・・・・おう。」

ハイムリック
「先生、よく来てくれたな!
 すぐに任務開始といこう。」
ひなチョコ
「隊長、警備の班分けの再考を提案します!
 先の案だと、土地勘のない隊員だけの班ができるっすよ!」
ハイムリック
「生意気言ってんじゃねえ!
 ・・・・・・と思ったが、たしかにそのとおりだ。
 剛力、班を替われ。
 先生はこの周辺で、「チタン鉱HQ」を採掘してくれ!
 10個も見つかれば上等だ。
 その時点で、この任務は完了とする!
 ひなチョコは残って、オレの指揮を補佐してもらう。
 それでは、任務開始!」

ひなチョコ
「隊長の指揮っぷりを、間近で吸収するつもりです。
 こう見えても真剣なんすよ。
 だって、バカやると「ヘナチョコ」って呼ばれるんすから!」

チタン鉱HQを採掘

剛力
「魔物の活動が活発だな・・・・・・。」
(傭兵たち
「採掘しやすくはないな・・・」
「高低差があるな」
「鉱床があるといいが・・・」)

チョコボの森のハイムリックにチタン鉱HQを納品

ハイムリック
「「チタン鉱HQ」は、10個も見つかれば上等だ。
 どうだ、先生・・・・・・確保できそうか?」
(チタン鉱HQを渡す)
ハイムリック
「先生、よくやってくれた!
 「チタン鉱HQ」が手に入った上に、
 有望な鉱脈があることもわかった。
 どうやら今回は、
 怪我人が出ないうちに任務を終えることができそうだな。
 フォルタン家の旦那にも、鼻高々で報告ができるぞ!」
ひなチョコ
「隊長、剛力さんがまだ戻ってないっす!
 進路確保のため、魔物を片づけてくるって、ひとりで・・・・・・。」
ハイムリック
「剛力には、特別に単独行動を許している。
 魔物に後れを取ることはまずないし、従軍経験も豊富。
 あいつが単独行動が必要と判断したなら、根拠あってのことだ。」
ひなチョコ
「だったらオレだって、少しは腕に覚えが・・・・・・!」
ハイムリック
「ダメだ、お前にゃ10年早い!
 ひとりで状況を判断できるほどの経験は、お前にはない!」
ひなチョコ
「むぅ・・・・・・納得いかないっす・・・・・・。」
剛力
「待たせたな。
 近くに魔物が群れていたから、片づけてきた。
 しばらくは、ここに寄りつかないだろう。」
ハイムリック
「よくやったぞ、剛力。
 これにて任務は完了とする、帰途を急ぐぞ。
 先生、また後ほどな!」

イシュガルドのハイムリックと話す

ハイムリック
「今回は、人脈を活かしての情報収集から、現場での採掘まで、
 世話になりっぱなしだったな!
 フォルタン家の旦那も、オレたちの働きにいたく満足してくれた。
 先生が来てくれて、ウチは最高の隊になったよ。
 数こそ少ないが、各人が自分の役割を完全に果たしている。
 ひなチョコのように、将来有望な若者もいる。
 ただ、若さってのは怖い面もある。
 手柄をあげようと焦って、それが命取りになったヤツを、
 過去に何人も見てきた・・・・・・。
 ま、心配ばかりしても仕方ねえ。
 先生、次の任務でもまた、よろしく頼むぞ!」

  チタン鉱サンプル:サンプルとして渡されたチタン鉱

Lv58~ 若さ、そして焦り

ハイムリック
「先生、次の任務が入ってきた!
 いつもの資源調査と違い、未踏査の地域を試掘して、
 「そもそも何が採れるか」を調べる先遣調査だ。
 問題は、その任地というのが「低地ドラヴァニア」ってことでな。
 イシュガルドの仇敵、ドラゴン族の支配領域の、
 さらに向こう側になる・・・・・・。
 フォルタン家が、オレたちを雇って着実に成果をあげているなか、
 そのことを快く思わない連中が、無茶な要求をしてきたんだ。
 ひどい話だが・・・・・・逆にうまくやりゃ、大手柄になり得る!
 どうやら任地には、冒険者が集う新興の集落があるようだ。
 そこを拠点として使わせてもらえないか、
 オレたちは先に赴いて、連中と交渉しておこうと思う。
 ひなチョコなんて、フォルタン家の騎兵団が、
 飛空艇で護送すべきだって、文句たらたらだったが・・・・・・
 そうも甘えてられんしな。
 先生も準備が整いしだい、現地に来てくれるか?
 集合場所は、低地ドラヴァニアの廃墟・・・・・・
 「シャーレアン工匠街」と呼ばれてるあたりだ!」

シャーレアン工匠街でハイムリックと合流

ひなチョコ
「危険地帯をこの人数で調査なんて、おかしいっすよ!
 オレたち傭兵を何だと思ってんだ!」
剛力
「・・・・・・頼むぞ。」
同行中の博物学者
「採掘師の方ですな?
 どうぞ、よろしく。」

ハイムリック
「すまないな、先生!
 こんなところまで来てもらって。
 さて、今回の先遣調査の目的だが・・・・・・
 そもそもこの地はまだ、鉱物資源の有無すらわかっていない。
 まずは、有用な資源があるかどうかを調べたい。
 そのために、鉱物の「鑑定」を得意とする、
 博物学者の先生にも同行してもらっている。
 学者先生のほうは「先生」じゃなく・・・・・・「博士」とでも呼ぶか!
 先生、そこでまずは、周辺の未調査の鉱脈を3ヶ所ほど調べてくれ!
 何か見つかったら、オレに渡してほしい。
 それでは、任務開始!」

同行中の博物学者
「鉱物の研究を生業としておりましてな。
 ただ、現場での採掘のほうは、からっきしです・・・・・・。
 頼りにしとりますぞ!」

未調査の鉱脈を調べる

ひなチョコ
「こいつはちょっと、危ないっすよ。
 みんな、初めての任地だし・・・・・・。」
剛力
「・・・・・・おう。」
(傭兵たち
「急勾配だな」
「岩肌に鉱脈は・・・?」)

シャーレアン工匠街のハイムリックに未知の鉱石を3個渡す

ハイムリック
「どうだい、先生。
 何か見つかったかい?」
(未知の鉱石を渡す)
ハイムリック
「・・・・・・ほほう、鉱石が見つかったんだな?
 博士、いかがですか?」
同行中の博物学者
「これは・・・・・・はるばる遠征した甲斐があったかもしれませんな!
 この方が見つけた鉱石は、3つとも「硬銀鉱HQ」。
 稀少な鉱石の、しかも大きな鉱床を掘りあてた可能性がある。」
ハイムリック
「そいつぁ、驚いたね!
 狙いを「硬銀鉱HQ」に絞って、試掘を続けよう。
 先生、このあたりで、10個ばかし採掘してくれるか!」

同行中の博物学者
「これは・・・・・・はるばる遠征した甲斐があったかもしれませんな!
 見つけた鉱石は、3つとも「硬銀鉱HQ」。
 稀少な鉱石の、しかも大きな鉱床を掘りあてた可能性がある。」

硬銀鉱HQを採掘
シャーレアン工匠街のハイムリックに硬銀鉱HQを納品

ハイムリック
「狙いを「硬銀鉱HQ」に絞って、試掘を続けよう。
 先生、このあたりで、10個ばかし採掘してくれるか!」
(硬銀鉱HQを渡す)
ハイムリック
「首尾は上々、ってとこだな。
 無茶な任務だと思ったが、どうにか無事に終えられたようだ!
 ・・・・・・ん?」
剛力
「隊長、ひなチョコが・・・・・・
 先ほど周辺のカラクリ兵器と交戦、迎撃はできたものの・・・・・・。」
ハイムリック
「まさか・・・・・・。
 あの野郎、ひとりで深追いしたんじゃないだろうな!?」
剛力
「・・・・・・その、まさかだ。」
ハイムリック
「あのバカ、功を焦りやがって・・・・・・!」
ひなチョコ
「いやぁ、遅れてすみません!
 でも、こちらに迫っていた脅威を、排除しましたよ!
 なかなか手ごわい相手だったっす!」
ハイムリック
「バカ野郎、なんで独断専行した!
 剛力の真似をするのは、10年早いと言っただろう!」
ひなチョコ
「事態は、一刻を争う状況だったんすよ!
 タチの悪いカラクリ兵器が、こっちに向かおうとしてたんです!」
ハイムリック
「妨害雷波でリンクパールが使えなかったとでも?
 一報するヒマもなかったとは言わせんぞ。」
ひなチョコ
「そ、それは・・・・・・
 ちぇっ、わかりましたよ、オレが悪かったっす!
 あ~あ、誉めてもらえると思ったのに・・・・・・。」
ハイムリック
「見苦しいところを見せてしまったな、先生。
 これにて任務完了だ・・・・・・。
 ・・・・・・イシュガルドの例の場所で、また会おう。」

イシュガルドのハイムリックと話す

ハイムリック
「今回は、本当に助かった。
 先生は余計なことはせず、きちんと仕事をしてくれる、
 本当の専門家だ。
 ひなチョコには、そんなふうに育ってほしかったが・・・・・・。
 目をかけるあまり、あれこれ口を出しすぎたのかもしれん。
 ・・・・・・あいつはオレの弟によく似ていて、つい、な。
 弟も傭兵をしていて、オレの部下だった。
 今はもう・・・・・・この世にいない・・・・・・。
 おっと、つまらない話につきあわせちまったな!
 先生のおかげで、オレたち「迅風傭兵団」の名も広がってきた。
 この調子で、次もよろしく頼むぞ!」

  未知の鉱石:特徴的な輝きを放つ未知の鉱石

Lv60~ 救い、そして旅立ち

ハイムリック
「よう、先生。
 知ってたか、「迅風傭兵団に凄腕の採掘師がいる」って、
 近ごろ評判なんだぜ?
 ひなチョコか・・・・・・。
 ん・・・・・・珍しい組み合わせだな。」
ひなチョコ
「そこで一緒になっただけっすよ。
 隊長に用事らしいっす。」
フォルタン家の騎士
「君たちの低地ドラヴァニアでの先遣調査の成功は、
 教皇庁のお歴々の耳にも届き、非常に高く評価されておる。
 これでフォルタン伯爵の発言力も、一層高まることだろう。」
ハイムリック
「そいつは光栄ですね。
 ・・・・・・だが、ここに来られたからには、また仕事の依頼ですな?」
フォルタン家の騎士
「ああ、今度は君たちに、
 本腰をいれて採掘を進めさせてはどうか、と。
 教皇庁のほうから、直々にな・・・・・・。」
ハイムリック
「ほう、教皇庁からのご指名か。
 先生のおかげだな!」
フォルタン家の騎士
「ただ、誠に申し訳ないが・・・・・・
 兵員の護送、人員の補強とも約束はしかねる。
 前回と同じ条件で、やり遂げてもらう必要がある。」
ハイムリック
「事情はわかってるつもりだ。
 ・・・・・・いいだろう、引き受けた。」
ひなチョコ
「前と同じ条件っすか!?
 あんときだって、一歩間違えば危なかったっすよ!?」
ハイムリック
「だが、フォルタン家の旦那の権限が増すことは、
 雇われる側のオレたちの利でもある。
 こいつは、受けておいたほうがいい話なのさ。」
ひなチョコ
「オレは、そうは思わないっす!
 どうせまた、いいように使われるだけっすよ!」
ハイムリック
「・・・・・・あいつにはもっと、淡々と接するべきだったな。
 大事に育てようと、かまいすぎて・・・・・・結果的に甘やかした。
 任務に対していちいち感情的になるのは、まずい傾向だ・・・・・・。
 やれやれ、まずは任務に集中しないとな・・・・・・。
 先生、今回も頼むぜ。
 低地ドラヴァニアに近い、「イディルシャイア」で落ち合おう。」

イディルシャイアでハイムリックと合流

剛力
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

ハイムリック
「すまない、先生。
 最悪の事態が起きちまった・・・・・・。
 調査準備の途中で、魔物と激しい交戦が起きたんだ。
 重傷が2名、行方不明1名・・・・・・
 行方が知れないひとりは・・・・・・ひなチョコだ。
 あいつ、仲間に重傷を負わせた魔物を深追いし、
 そのまま姿が消えた。
 ・・・・・・もはや、任務どころじゃない。
 捜索したいのはヤマヤマだが、
 まともに動けるのはオレと剛力だけ。
 あてもなく探したって、見つかる見込みはない。
 オレの死んだ弟もそうだった。
 言い逃れのできない無茶をして、ひとり、行方知れずに・・・・・・。
 オレは隊長として、あいつを見捨てる決断をした・・・・・・。」
(なんと答える?)

(まだできることは?)
ハイムリック
「できること、か・・・・・・。
 ひなチョコがいる場所さえわかれば、救出できるかもしれない。
 情報を持つ者がいないか、近くの住人に聞いてみるか。」

(協力者を探そう)
ハイムリック
「協力者、か・・・・・・。
 このあたりは冒険者やトレジャーハンターも多い。
 彼らを頼るのもひとつの手だな。」

ハイムリック
「このイディルシャイアに、あたりを執り仕切ってる、
 「ミッドナイト・デュー」という女性がいる。
 オレたちが捜索を続ける間、先生は彼女に会ってみてくれないか?」

ミッドナイト・デューと話す

ミッドナイト・デュー
「・・・・・・ハイムリック隊長のとこの傭兵さんが行方不明だって?
 そりゃ大変だ、できるかぎり力になるよ。
 なに、困ったときは、お互い様さ。
 だけど、行方不明になったって場所は、
 アタシらイディルシャイアの住人も、普段寄りつかないところだ。
 あまりに情報が少ないね、どうしたものか・・・・・・。
 ・・・・・・まてよ、確か、今ここに来ている「ゴブリン族の行商」が、
 あのあたりを行き来していたはず・・・・・・。
 アイツに当たってみるのが、いいかもしれない。
 ただアイツは、ここに定住してるゴブリン族と違って、
 相当ガメツイんだ・・・・・・。
 何か知っていたとしても、簡単に教えてくれるかどうか。
 前に商談をしたときも、伝説の「魔大陸」で採れるっていう、
 「アダマン鉱HQ」を3つ持ってこいとか、滅茶苦茶言われてね。
 そんな伝説すら、アタシは聞いたこともないよ。
 ・・・・・・まぁ、その鉱石があれば、商談でも情報でも、
 上手く交渉できるんだろうけどさ・・・・・・。」

ハイムリック
「剛力と捜索を続けてるが、ひなチョコは見つからねえ・・・・・・。
 やはり、捜索範囲が絞り込めないのが痛いな。」
ミッドナイト・デュー
「確か、今ここに来ている「ゴブリン族の行商」が、
 あのあたりを行き来していたはず・・・・・・。
 アイツに当たってみるのが、いいかもしれない。
 伝説の「魔大陸」で採れるっていう、
 「アダマン鉱HQ」でもあれば、
 商談でも情報でも、上手く交渉できるんだろうけどさ・・・・・・。」

魔大陸アジス・ラーでアダマン鉱HQを採掘
イディルシャイアのゴブリン族の行商にアダマン鉱HQを納品

ゴブリン族の行商
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 ゴブが欲しいの 「アダマン鉱HQ」 3つ!
 なければ 交渉 オコトワリ~!」
(アダマン鉱HQを渡す)
ゴブリン族の行商
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 これ まさか伝説の 「アダマン鉱HQ」!?
 マジでホントに あるとはな~!
 ・・・・・・なるほど トモダチ 行方不明
 そういや ここに来る前 見かけたかも!
 ハイムリックに 場所 おしえてくる~!」

イディルシャイアのハイムリックと話す

ハイムリック
「おい、先生・・・・・・さっきゴブリン族の行商が来て、
 ひなチョコの居場所を教えてくれたぞ!
 「シャーレアン哲人街」で見たかもしれないってよ!
 伝説のアダマン鉱HQをプレゼントされたとかで、
 やけに機嫌がよかったが・・・・・・。
 先生が採掘してきてくれたそうじゃないか!
 危険地帯を突っ切る必要はあるが、
 場所がはっきりしてるなら、オレと剛力だけで救出に向かえる。
 例のゴブリン族も、案内してくれるっていうしな!
 ここまで自力で来た先生のことだ。
 救出につきあってくれるなら「シャーレアン哲人街」で合流しよう!」

シャーレアン哲人街でハイムリックと合流

ゴブリン族の行商
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 オマエ 石くれた だから いいヒト!」
剛力
「・・・・・・どこにいる?」

ハイムリック
「先生じゃねえか!
 よく、ここまで来てくれたな!」
剛力
「・・・・・・隊長。」
ハイムリック
「ひなチョコ!
 ・・・・・・先生、後方の警戒を頼む!」

ひなチョコ
「た、隊長・・・・・・?
 ・・・・・・なんで、オレなんかを助けに。」
ハイムリック
「まったく、お前は、何度オレに怒られれば気が済むんだ。」
ひなチョコ
「・・・・・・オレが、バカでした。
 命令を無視して、勝手な行動を・・・・・・。」
ハイムリック
「ああ、おかげで任務は失敗だ、厳罰を覚悟しろ。
 ただし・・・・・・
 まずは、その怪我を治してからだ!」
ひなチョコ
「その貴重な鉱石と引き換えに、案内役を・・・・・・?」
ゴブリン族の行商
「シュコォ・・・・・・シュコォ・・・・・・
 この石 ずっとずっと さがしてた!
 これくれるなら キケン案内 お安い御用~!」
ハイムリック
「お前を救助できたのは、
 先生が苦労して掘りあてた、この鉱石のおかげだ。
 感謝するんだな。」
ひなチョコ
「先生・・・・・・ありがとう。
 迷惑かけて、本当にすみませんでした・・・・・・。」
ハイムリック
「・・・・・・少し、昔の話をさせてくれ。
 オレには弟がいた・・・・・・名前は、ゲヴハード。
 ひなチョコと同じぐらいの歳で、オレの部下になった。
 生意気で身勝手なところも、お前とそっくりでな・・・・・・
 あいつと生き別れたのは、クルザス西部高地だった。
 独断専行のあげく、死地に取り残されたんだ。
 二次被害を避けるため・・・・・・オレはあいつを見捨てた。
 今でも、正しい判断だったと思ってる。
 ・・・・・・指揮官としては、な。
 お前を救えて、よかった。
 さあ、昔話は終わりだ・・・・・・。
 行商どの、案内役に感謝する!
 剛力、ひなチョコを連れて帰還するぞ。
 先生、ひとつ頼みがある。
 「ミッドナイト・デュー」に、こいつを渡しといてくれないか?
 世話になったってな。」

(イシュガルド)
ハイムリック
「イディルシャイアの「ミッドナイト・デュー」に、
 「傭兵団の革袋」を渡してくれたか?」

イディルシャイアのミッドナイト・デューに傭兵団の革袋を渡す

ミッドナイト・デュー
「結局、どうなったんだい?
 ハイムリック隊長たち・・・・・・。」
(傭兵団の革袋を渡す)
ミッドナイト・デュー
「・・・・・・そうかい、行方不明のひとりも救出できたんだね!
 よかった、安心したよ!
 アタシも昔、隊長には世話になったからね、心配してたんだ。
 へえ、あの人、弟さんがいたんだね。
 クルザスのほうで行方不明に・・・・・・あれ? なんて人?
 ゲヴハードだって!? 知ってるよ、その人!
 ハイムリック隊長の弟だったのかい・・・・・・。
 ・・・・・・少し前、傭兵くずれを自称する男が、ここで働いていたわ。
 怪我して倒れてたところを、ゴブリン族に助けられたから、
 彼らに恩を返すんだってね。
 ここのゴブリン族たちに、武器の扱いかたを教えてたんだけど、
 結局、この街を外敵から守って亡くなった・・・・・・。
 その後、ゴブリン族たちに、英雄として丁重に葬られたわ。
 ゲヴハードの話、ハイムリック隊長に伝えてあげてくれないかい?
 少しは、救いになると思うんだ・・・・・・。」

イシュガルドのハイムリックに報告

ハイムリック
「よう先生、帰ってきたか・・・・・・何だって?
 弟のゲヴハードが、イディルシャイアに居たことがある?
 オレが見捨てた後、最近まで生きてたっていうのか!
 あの時、死んだものと諦めてた・・・・・・。
 その後のあいつの消息が聞けただけでも、充分だ。
 そうか、無駄死にしたわけじゃ、なかったんだな・・・・・・。
 先生が見つけてくれなきゃ、弟の記憶は埋もれたままだった。
 ・・・・・・いや、それだけじゃねえ、ひなチョコの命もだ!
 すごいな・・・・・・。
 先生のピックやハンマーは、何でも掘り起こす魔法の道具だぜ!
 ここだけの話・・・・・・ひなチョコはもう、
 オレのもとを巣立ってもいいかもしれないと思ってる。
 窮屈な傭兵より、先生みたいな冒険稼業がお似合いかもしれねえ。
 「迅風傭兵団」も、もっと名を広げてみせる・・・・・・!
 オレたちも、いつまでも皇都に留まってないで、
 広い世界に旅立つ時が来たのかもしれないな。
 そんときゃ行く先々で、「伝説の採掘師」の噂を広めるとするか!
 オレたちには、Hika Senという、
 すごい先生がいたんだってよ!」

ハイムリック
「弟のゲヴハードの最期を聞かせてくれて、ありがとな!
 ひっそり埋もれちまってた記憶のかけら・・・・・・
 先生という採掘師が掘りだしてくれた、とっときの宝石だ!
 オレたち「迅風傭兵団」も、いつまでもここにいる保証はねえが、
 今しばらくは、この皇都に厄介になるつもりだ。
 フォルタン家の旦那にゃ、義理も恩もあるしな!」
(ウルダハ)
アダルベルタ
「迅風傭兵団では、いろんなことがあったみたいね!
 でもキミ自身が無事に帰ってこれたことが、何よりのみやげさ!
 キミが遠い地で名を上げるあいだに、
 ワイド・ガリーもがんばって、さらに力をつけてるよ!
 キミの活躍が、いい刺激になってるんだと思うわ!」

  傭兵団の革袋:謝礼としての金品が入った、ずしりと重い革袋

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