木工師クエスト

「木工」とは何か?

ベアティヌ : Hailさんは、もうご存知でしょうが……。
木工とは……木を愛し、木材を愛して……
その愛……ではなく、木から、製品を作り出す仕事です。
ベアティヌ : 冒険者の方に身近なところですと、
槍や弓といった武器や、初心者向けの盾などを、
作ることができますよね……。
ベアティヌ : 良い木工師になるためには、木の特性を知り……
どんな用途に適した素材なのかを知り……
どんな方法で加工すべきかを、知る必要があります。
ベアティヌ : 幸いなことに、グリダニアには「園芸師ギルド」があるので、
グリダニアの木工師たちは、さまざまな木に囲まれながら、
木工を学ぶことが……できるのです……。
ベアティヌ : 無数の木材から……「適材適所」を体現した木工品を生みだし、
皆さんのお役に立つ……。
それが私たち木工師の使命であり、誇りなのです……。

目次

木工師ベアティヌ先生

木材の教え

力宿すもの

先生の心痛

木工師の愛

一途な意志

ベアティヌ : Hail Djt-nongさん……
いいところに来ましたね……。
ベアティヌ : だいぶ、腕を上げたようです……。
ここでひとつ……「マテリア」の装着に
挑戦してみては、いかがでしょうか。
ベアティヌ : 「マテリア」の装着とは……
使い込んだ装備品から精製した「マテリア」を
装備品に組み合わせて……性能を向上させること。
ベアティヌ : 今回は……「ランス」に「マテリア」をひとつ、
装着していただこうと思います……。
ベアティヌ : 「マテリア」には様々な種類がありますが……
どんなマテリアでも……構いません。
好きなマテリアを選んで、装着してみてください……。
ベアティヌ : マテリアを装着する武器、「ランス」の材料ですが……
「エルム材」に「アイアンインゴット」、
それから「ハードレザー」です。
ベアティヌ : ここで気をつけなければいけないのが……
「アイアンインゴット」は、グリダニア都市内では
扱っていない、ということです。
ベアティヌ : 黒鉄の塊「アイアンインゴット」は……
海洋都市リムサ・ロミンサの鍛冶の技で
作られるものですから……。
ベアティヌ : 調達には「黒檀商店街」のマーケットボードで探したり……
知り合いに、お願いしてみるといいかもしれません……。
ベアティヌ : まとめると……今回の課題は……
素材を仕入れて、「ランス」を作り……
「マテリア」を装着して、性能を高めること……。
ベアティヌ : もし「マテリア」について、よく分からないなら……
中央ザナラーンの「狼煙の丘」を訪ねるといいでしょう。
あそこにいる職人たちが、説明をしてくれます……。
ベアティヌ : やることが多くて、大変だと思いますが……
一段と成長したあなたが作り上げる、
素敵な「ランス」を、お待ちしていますよ……!

クエスト『一途な意志』を引き受けた!

ベアティヌ : あなたの「ランス」の完成が……
待ち遠しくて、仕方ありません……!
ベアティヌ : ああ……間違いなく、
「マテリア」が装着された「ランス」です……!
ベアティヌ : Hail Djt-nongさん……!
期待以上ですよ……素晴らしい……!
ベアティヌ : 「ランス」というのは……もともと……
城塞都市「イシュガルド」の、チョコボ騎兵用の
武器として、作られた槍なんです……。
ベアティヌ : イシュガルドの騎兵は……
高速で疾走するチョコボの勢いを利用し……
すさまじい威力の突きを繰り出します……。
ベアティヌ : ですが……そのぶん、反動も大きい。
その衝撃に耐えるために、彼らの使う槍は、
とても頑丈に作られました。
ベアティヌ : イシュガルドの騎兵用の武器だった槍を……
グリダニアの歩兵用に、調整をしたのが、
この「ランス」なのです……。
ベアティヌ : 円錐状の穂先が、末広がりになっているでしょう……?
これは、騎兵用のランスについていた鍔……
ヴァンプレイトの名残なのですよ。
ベアティヌ : ……武器ひとつにも、深い歴史があります。
歴史とともに歩むのは、人だけではない……
ベアティヌ : 武器や防具、森も、都市も、成長してゆく……。
その装備品に「マテリア」をつけることで、
さらなる一歩を踏み出す……。
ベアティヌ : フフフ……勉強になりましたか?
今回学んだことを、しっかりと心に刻んでくださいね。
ベアティヌ : ところで、ランスの最大の魅力は……
フォルムの美しさもさることながら……
シンプルでいて、とても、頑丈であることだと思うんです。
ベアティヌ : 形状は変わっても、頑丈さは、変わらず受け継いでいる……
私は「ランス」を見るたびに……
木工師になったばかりの頃を思い出します。
ベアティヌ : どんなに辛く悲しいことがあっても……
「ランス」のように、真っ直ぐと、己を貫けるよう、
強くありたいものですね。

クエスト『一途な意志』をコンプリートした!

健やかなる若木

ベアティヌ : ハァ…………
ベアティヌ : ああ……Hail Djt-nongさん……。
また、腕を上げたようですね……。
ですが今日は……特にお願いしたい仕事がないんです……。
ベアティヌ : もし、お忙しくなかったら……
木工師ギルドの裏の「どんぐり遊園」にいる
子どもたちと……遊んであげてくれませんか……?
ベアティヌ : 私、新しい製品の製作にかかりっきりで……
きっと退屈しているでしょうから……
ベアティヌ : すみませんが、よろしくお願いしますね……。
……ハァ…………。

クエスト『健やかなる若木』を引き受けた!

ニコリオー : なんだよ、冒険者が、なんの用?
ニコリオー : うーん……
ベアティヌ先生、まだ落ち込んでるのかぁ。
ニコリオー : 先生、さいきん新しいアイディアが浮かばないとかで、
考えこんじゃってるみたいなんだよな。
ニコリオー : えーっと……すらんぷ、ってやつだろ?
俺も、なんとか元気づけてあげたいんだけど、
先生はいちど落ち込むと、当分あのまんまだからなぁ。
ニコリオー : ……あ!
そうだ、お前、「木工師」だよな!?
ニコリオー : じゃあさ、すっごく上等な「ウォルナット材」を作って
ベアティヌ先生に渡してあげてよ!
ニコリオー : 先生は、質のいい木材を手にすると、元気になるんだ。
きっと、すっごく上等な「ウォルナット材」をあげれば、
いつもの変なベアティヌ先生に戻るはず!
ニコリオー : このままじゃ先生の周りにキノコが生えちゃうよ。
そうなる前に、元気づけてあげて!

クエスト『健やかなる若木』の目的『ニコリオーと話す』を達成した!

ベアティヌ : ハァ…………
私のことは……放っておいてください……
ベアティヌ : どうせ私は……頑丈なランスには、なれっこない……
私なんて……しなびた枯枝がお似合いです……。
ハァ……
ベアティヌ : ……え? これを、私に……?
ベアティヌ : これは……!
すばらしく上質な……ウォルナット材ではないですか……!
もしかして、あなたが製材したんですか!?
ベアティヌ : ウォルナット材の命、重厚さと硬さを引き出す仕上げ……
そして、ほんのりと残る、ねばり気……!
文句なしの出来栄えです……!
ベアティヌ : そうだ……! このウォルナット材を使って、
昔、ウルダハで流行した家具を再現してみては……
ベアティヌ : いやいやいや!
新しい槍の柄に使うのもいいなぁ……!
ベアティヌ : ああ! アイディアが溢れてきます!
Hail Djt-nongさん……
あなたの、この、ウォルナット材のおかげです!
ベアティヌ : ……ハァ。
いつの間にか、こんなに腕をあげていたんですね……。
あなたの成長を見ていると、私の古い友人を思い出します。
ベアティヌ : 共に競い合った、旧友に……
そして、あなたにも負けないように、
私もいっそう、頑張らなくてはいけませんね……!

クエスト『健やかなる若木』をコンプリートした!

結ばれる想い

ベアティヌ : Hail Djt-nongさん……!
フフフ……待っていましたよ……。
ベアティヌ : 実は、あなたに指名の依頼がきているんです。
「冒険者」の木工師に、最高の「ウォルナットケーン」を
是非とも作ってほしいと……!
ベアティヌ : 職人として、腕を頼られることほど
嬉しいことはありませんね……!
ベアティヌ : 最高の「ウォルナットケーン」を作るのは、
けっして容易ではないでしょう……。
でも、あなたなら必ず……!
ベアティヌ : ああ、先生までドキドキしてきちゃいました。
頑張って作って、持ってきてください。
お待ちしていますよ……!

クエスト『結ばれる想い』を引き受けた!

ベアティヌ : 最高の「ウォルナットケーン」を作るのは、
けっして容易ではないでしょう……。
でも、あなたなら必ず……!
ベアティヌ : Hail Djt-nongさん……
ハァ……これは、なんという……
ベアティヌ : なんという、
見事な「ウォルナットケーン」でしょう……!
ベアティヌ : この杖は、年を重ねた原木のような質感を
保っていますが、実は、切り出してしっかりと製材した
ウォルナット材から作られている……。
ベアティヌ : これは、一度製材したものに、錬金術の産物である
「グロースフォーミュラ」を使って生命力を与え、
再び自然の姿を取り戻させているから……。
ベアティヌ : 杖としての使いやすい形と……
「自然から属性の力を借りるための依代」としての性質とを
絶妙なバランスで両立させる……。
ベアティヌ : 木を愛し、木を熟知している者でなければ
成し得ない技です……ハァ……
まさに、最高のウォルナットケーン……!
ベアティヌ : 依頼者も、きっと喜んでくださるでしょう。
「双蛇党」統合司令部で待っているとのこと。
さあ、急いで届けてあげてください……!

クエスト『結ばれる想い』の目的『ベアティヌにウォルナットケーンを見せる』を達成した!

ゲイルハード : 木工師ギルドに依頼した品を待っているのさ。
ゲイルハード : お前が木工師ギルドの
Hail Djt-nongか。
俺は双蛇党「黄蛇隊」戦闘小隊の隊長、ゲイルハードだ。
ゲイルハード : なるほど……こいつは素晴らしい杖だ。
幻術のことはサッパリな俺から見ても、
この輝き……ほかのものとは一線を画する出来だとわかる。
ゲイルハード : すまないが、もうひとつ頼まれてくれないか。
この杖を、お前の手から俺の部下に届けてやってほしいんだ。
ゲイルハード : 部下の名は「ポネット」。
彼女は、最近俺の隊に配属されたんだが、
どうにも反りが合わなくて、俺の話を聞いてくれんのだ。
ゲイルハード : 俺が「アラミゴ」という、他都市の出身だからだろう。
この都市の者は、グリダニアを愛するがあまり
余所者に不信感を抱いてしまうきらいがある。
ゲイルハード : この不信感を拭うために、俺たちのような「余所者」にも、
素晴らしい手腕を持ち、誰かのために
力を尽くせる者がいることを示してほしいのだ。
ゲイルハード : そのために、この素晴らしい「ウォルナットケーン」を、
是非、お前から直接手渡してやってくれ。
ゲイルハード : 「ポネット」は「碩老樹瞑想窟」にいる。
頼んだぞ。

クエスト『結ばれる想い』の目的『依頼者にウォルナットケーンを納品』を達成した!

ポネット : ゲイルハード隊長が、
渡すものがあるからここで待て、と。
私も暇ではないというのに、迷惑なものです。
ポネット : ゲイルハード隊長からの届け物?
人を待たせておきながら、冒険者を寄越すなんて。
まったく! だから余所者は礼儀と言うものを……
ポネット : …………!
ポネット : この、ウォルナットケーンは……!?
あなたがこの杖を……!?
ポネット : 扱いやすく加工されていながらも、
原木の持っていた質感が、僅かも損なわれていない……。
ポネット : それに何より、杖は幻術士と自然をつなぐ存在。
この杖は、自然から属性の力を借りる妨げにならぬよう、
材質を活かし、ありのままの姿を美しく保っている。
ポネット : ええ……幻術士だからこそ、よくわかります。
このケーンの素晴らしさ、杖先にまで込められた
製作者の心が伝わってくるようです。
ポネット : まさか、余所者である冒険者が、
ここまでの逸品をつくり上げるとは……
ポネット : …………。
ポネット : あなたに、謝らねばなりません。
私は……余所者は、私たちのことなど考えもしないし、
理解し合えるはずがないと思っていました。
ポネット : でも、理解しなかったのは、私の方だったのですね。
このケーンを受け取って、目が覚めました。
ポネット : あなたと、そして、この杖の製作を依頼した
ゲイルハード隊長に感謝が尽きません。
この杖に恥じぬよう、隊長に尽くします。
ポネット : 本当にありがとうございました。
ゲイルハード隊長にも、お礼をお伝えください。

クエスト『結ばれる想い』の目的『碩老樹瞑想窟のポネットにウォルナットケーンを納品』を達成した!

ゲイルハード : ご苦労だった。
幻術士を唸らせる杖の製作は容易ではなかったろうが、
さすがはベアティヌの指導を受けた木工師だな。
ゲイルハード : ……ふふふ。
あいつの腕も、まだまだ落ちちゃいないってことか。
ゲイルハード : よし、それじゃ俺はそろそろ行くとしよう。
本当によくやってくれた。
ベアティヌに、よろしく伝えておいてくれ。

クエスト『結ばれる想い』の目的『ゲイルハードと話す』を達成した!

ゲイルハード : ご苦労だった。
幻術士を唸らせる杖の製作は容易ではなかったろうが、
さすがはベアティヌの指導を受けた木工師だな。
ゲイルハード : ……ふふふ。
あいつの腕も、まだまだ落ちちゃいないってことか。
ゲイルハード : よし、それじゃ俺はそろそろ行くとしよう。
本当によくやってくれた。
ベアティヌに、よろしく伝えておいてくれ。

クエスト『結ばれる想い』の目的『ゲイルハードと話す』を達成した!

ベアティヌ : おかえりなさい。
どうでした? 依頼者は喜んでくれましたか?
ベアティヌ : ……なるほど。
幻術士のための杖の製作依頼だったんですね。
ベアティヌ : あなたの杖が、ひとりの幻術士の心に響き、
彼女を「成長」させた……。
ハァ……素晴らしいことです……!
ベアティヌ : そういえば、依頼人は誰だったんですか?
私のところには使いの者が来ただけだったので……
ベアティヌ : ……えっ? 「ゲイルハード」?
そんな、まさか……
ベアティヌ : 彼は……私の親友です……!
双蛇党の小隊長として遠征に向かっていたはずですが、
グリダニアに戻ってきたのですね!
ベアティヌ : 水くさいなぁ……顔を見せに来てくれてもいいのに……
まあ、彼も多忙の身なのかもしれませんね。
ベアティヌ : 今回はご苦労さまでした。
あなたのますますの成長、楽しみにしていますよ。

クエスト『結ばれる想い』をコンプリートした!

戦いへの備え

ベアティヌ : Hailさん……!
いい報せです……あなたに、依頼があります。
ベアティヌ : 依頼主は「ゲイルハード」。
……覚えていますか?
彼の部下に、あなたがウォルナットケーンを届けたこと。
ベアティヌ : あのケーンの品質に感動して……またぜひ、
あなたに製作を、お願いしたいということです……。
ベアティヌ : 今回は、彼の部下のために……
とっておきの「オークロングボウ」を頼みたいと。
ベアティヌ : ゲイルハードの率いる冒険者部隊は……
勇敢さで知られるぶん……
危険な場所に行くことが多いのです。
ベアティヌ : 命をかけてグリダニアを守る彼らのために、
私からも、お願いします。
最高の「オークロングボウ」を作ってください……!

クエスト『戦いへの備え』を引き受けた!

ベアティヌ : 「オークロングボウ」は……仕上がりましたか?
ベアティヌ : 見事ですよ……Hailさん……!
ベアティヌ : オークロングボウの素材となる、オーク材は……
非常に堅く、粘りがあり、耐久性に優れた木材です。
ベアティヌ : この「粘り」こそ、「しなり」が求められる弓にとって、
非常に大切なのですが……
ベアティヌ : オークは乾燥しにくいうえに、強度が高く、
加工するには高い技術が要求されるのです……。
並の木工師では、簡単に成せる技ではありません……。
ベアティヌ : フフ……フ……数々の木工師の経験を積んだ、
あなたの成長が刻まれた弓……。
ベアティヌ : さあ、「双蛇党」統合司令部にいる
「ゲイルハード」に届けてあげてください。
必ず喜んでくれるはずです……!

クエスト『戦いへの備え』の目的『ベアティヌにオークロングボウを見せる』を達成した!

ゲイルハード : おお、Hailだな。
頼んでいた「オークロングボウ」はどうだ?
ゲイルハード : ほう……これは素晴らしい!
やはり、お前に依頼してよかった。
この弓があれば、部下も心強いことだろう。
ゲイルハード : 近々また、大規模な遠征に出ることになっていてな、
それに向けて、武器や防具を整えているところなのだ。
ゲイルハード : ああ、出発の前に、
ベアティヌの奴にも顔を見せてやらないと。
いつでも会えると思うと、つい後回しになってな……。
ゲイルハード : あいつは、一風変わった奴だが、
木工やギルドのことを何より大事に考えている。
ゲイルハード : 少しばかり感情的になりやすいせいで
ギルドマスターが務まるのか、心配していたが、
お前のような、いい弟子に恵まれてよかったよ。
ゲイルハード : 素晴らしい弓をありがとよ。
近々、顔を見せにいくと、あいつにも伝えてくれ。

クエスト『戦いへの備え』の目的『ゲイルハードにオークロングボウを納品』を達成した!

ベアティヌ : おかえりなさい。
無事、品を納めることができたようですね……。
ベアティヌ : え? ゲイルハードから伝言……?
ベアティヌ : そうですか……近々、遠征に出ると……。
もちろん、誇らしいことですが……
実は少し……心配でもあるんです……。
ベアティヌ : 彼の腕を疑うわけではありません……。
ですが、彼は…………
ベアティヌ : ……すみません、やっぱり、なんでもありません。
考えすぎてしまうのは、先生の悪いクセですね……。
ベアティヌ : あなたの弓が喜んでもらえたようで、なによりです……。
この調子で、さらに腕を磨いてくださいね……!

クエスト『戦いへの備え』をコンプリートした!

想い託す弓

ベアティヌ : フフフ……お待ちしていましたよ……!
実はまた、ゲイルハードから依頼が入っているのです。
ベアティヌ : 頼まれたのは「オークコンポジットボウ」……。
これは、かなりの手練れの弓術士でないと扱えない弓です。
ベアティヌ : きっと、彼……
「ゲイルハード」の新しい弓に違いありません……!
ベアティヌ : もちろん、作るのも決して簡単ではありません……。
ですが、今のあなたなら、きっと素晴らしい弓に
仕上げられることでしょう……!
ベアティヌ : さっそく「オークコンポジットボウ」を、
作ってきてください。お待ちしていますよ……!

クエスト『想い託す弓』を引き受けた!

ベアティヌ : 「オークコンポジットボウ」は、作れましたか……?
ベアティヌ : コンポジットボウ……
複数の素材を貼り合わせることで、
破壊力を増した「複合弓」のことを指します……。
ベアティヌ : オークコンポジットボウの場合は……
硬く、強度に優れたアルドゴートの角と、
粘りがあるオーク材を組み合わせて作られますが……
ベアティヌ : 複数の材料を貼り合わせるということは……
それぞれの性質を理解して、加工するための、
知識と腕が求められます……。
ベアティヌ : さらに、扱いやすさと、威力を増すための工夫として……
波打つような屈曲形になっているのも、大きな特徴です。
ベアティヌ : 複合弓を構成する材料と、形の持つ意味……
それを引き出すために、絶妙に施された加工……!
見事ですよ、Hailさん……!
ベアティヌ : これこそ、今のゲイルハードに相応しい弓でしょう。
彼は「双蛇党:統合司令部」で待っています。
さっそく届けてあげてください……!

クエスト『想い託す弓』の目的『ベアティヌにオークコンポジットボウを見せる』を達成した!

ゲイルハード : ああ、Hail。
頼んだ「オークコンポジットボウ」はどうだ?
ゲイルハード : うむ……どこからどう見ても、一級の弓だ。
やはり、お前に頼んでよかったよ。
ゲイルハード : ん? 俺の新しい弓かって?
いや、この弓もまた、俺の部下の弓術士のためのものさ。
ゲイルハード : 俺には、この「ロングボウ」があるからな。
こいつは、その昔、ベアティヌが作ってくれた弓だ。
ゲイルハード : まだ俺が双蛇党に入る前……
あいつも、まだ木工師ギルドの新米だった頃、
弓術に伸び悩んでいた俺を励ましてくれた、大事な弓さ。
ゲイルハード : こいつがなければ、今の俺はなかった。
俺は一生この弓を使い続ける……
こいつを手放すのは、俺が死んだ時だけだ。
ゲイルハード : ……おっと、引き止めて悪かったな。
俺の部下のために、素晴らしい弓を作ってくれてありがとよ。
ベアティヌにも、よろしく伝えておいてくれ!

クエスト『想い託す弓』の目的『ゲイルハードにオークコンポジットボウを納品』を達成した!

ベアティヌ : ああ、おかえりなさい……!
どうでした、ゲイルハードは喜んでくれましたか……?
ベアティヌ : ……えっ?
オークコンポジットボウは、
ゲイルハードの弓じゃなかったんですか?
ベアティヌ : ハァ……なるほど……
となると……彼はまだ、
私の作った弓を使い続けているのですね……。
ベアティヌ : 彼は修行を積んで、素晴らしい弓術士になりました。
彼にはもっとよい弓があるはず……ですが……
ベアティヌ : 腕に見合った弓を作ろうと提案しても、
頑なに拒まれてしまうのですよ……
あの弓を手放すのは、自分が死んだ時だけだ、と……。
ベアティヌ : 気持ちは嬉しいのですが、あの弓はもう限界が近い……
私の弓が、彼を危険に晒すことにならないか、
心配なのです……。
ベアティヌ : ああ、いけません……また考えすぎでしょうか……?
こんな時は、無心に製材するに限りますね……!
ベアティヌ : ご心配なく……。
このギルドが木くずに変わる前にはきっと……
元気な先生に戻っていますから……フフ、フ……!

クエスト『想い託す弓』をコンプリートした!

愛別離苦

ベアティヌ : ハァァ……私は……ダメな奴です……
しなびた枯れ枝以下です……
キノコすら生えません……。
ベアティヌ : あんな、酷いことを言ってしまうなんて……
でも、そうしないと……
ベアティヌ : ……すみませんが、ちょっと、ひとりにしてください……。
「どんぐり遊園」で、ニコリオーと
遊んであげてくれますか……ハァ……。

クエスト『愛別離苦』を引き受けた!

ニコリオー : あ、冒険者!
ひょっとしてベアティヌ先生に言われてきたのか?
ニコリオー : やっぱり、また落ち込んでるんだな。
でも今度の原因は、すらんぷじゃなくて、ケンカだよ。
ニコリオー : ギルドに来た「ゲイルハード」って弓術士の依頼を、
先生が断っちゃって、ケンカになったんだ。
大人なのにケンカするなんて、大人気ないやつらだよ。
ニコリオー : しかたないから、仲直りさせてやろうぜ。
お前は弓術士のところにいって、依頼をひきうけてやるんだ。
ニコリオー : 先生は俺に任せておいてよ。
弓術士は「双蛇党」統合司令部の方に行ったみたいだ。
それじゃ、頼んだぞ!

クエスト『愛別離苦』の目的『ニコリオーと話す』を達成した!

ゲイルハード : どうした、Hail。
……え? 依頼を引き受けに来たって?
ゲイルハード : なぜ依頼のことを……
なに、どんぐり遊園の子供が……?
なるほど、口論を聞かれていたのか。
ゲイルハード : 本当はベアティヌに頼みたかったが……
背に腹は代えられん。
すまないが、代わりに引き受けてくれ。
ゲイルハード : 頼みたいのは、
「ユーロングボウ」、「コバルトハルバード」、
それと「ジェイドクルーク」だ。
ゲイルハード : お前の腕を疑っちゃいないが、こいつは重要な依頼だ。
作ったら、「ベアティヌ」に見てもらってくれ。
ゲイルハード : お前の作った武器を見れば、
あいつも考えを改めるかもしれんしな……。
絶対に手を抜かず、最高の品に仕上げてくれ。頼んだぞ!

クエスト『愛別離苦』の目的『ゲイルハードと話す』を達成した!

ベアティヌ : Hailさん……
ニコリオーから、話を聞きました……。
ゲイルハードの依頼……すみませんが、頼みますね……。
ベアティヌ : ああ……どれも……素晴らしい……。
何ひとつ、文句のつけようなど、ありません……。
ベアティヌ : ユーロングボウは、高級木材である
ローズウッド材を、ユーの枝で補強した弓です……。
ベアティヌ : ローズウッド材の欠点である重さを、
部分的にユーの枝を用いることで補い、
丈夫なラプトルの腱を弦に張った、重厚で堅強な弓……。
ベアティヌ : コバルトハルバードは……
バイルブランド島で考案された合金「コバルト」で
穂先を作ったハルバードのこと……。
ベアティヌ : 斧を主武器とする傭兵の民ローエンガルデ族が、
チョコボ騎兵に対抗するため、斧の柄を長くしたのが
ハルバードの始まり……。
ベアティヌ : グリダニアでは珍しい武器ですが……
一流の木工師によって引き出される、
その攻撃性と機能性は、他の槍に決して劣りません……。
ベアティヌ : そして、ジェイドクルーク……
素材のマホガニー材は、独特の赤みと美しい光沢から
高級家具や楽器の材料として愛されてきました……。
ベアティヌ : そんな高級素材に、「命の再生」を象徴する翡翠……
「ジェダイト」をはめ込んだのが、この杖です……。
ベアティヌ : 生命力を操る幻術士たちの妨げにならぬよう、
必要な素材のみを、最高の状態で組み合わせた逸品……
本当に、非の打ち所がありません……!
ベアティヌ : ハァ……Hailさん……
あなたの素晴らしい武器を、
ゲイルハードに届けてあげてください……
ベアティヌ : この武器が必要だとは、分かってはいるんです……
ですが、私からは、とても……
すみません……よろしくお願いします……。

クエスト『愛別離苦』の目的『ベアティヌに依頼品を見せる』を達成した!

ゲイルハード : 頼んだ武器は、仕上がったのか?
ゲイルハード : ああ……見事な武器だ。
どれも、隅々まで作りこまれていることが分かる。
お前はずいぶん腕を上げ、木工師として成長したんだな。
ゲイルハード : それに比べて、ベアティヌの頑固さは相変わらずだ。
少しは弟子を見習ってほしいものだ。
ゲイルハード : 俺が新しい弓に変えないのなら、
依頼を引き受けない、の一点張りでな。
それで大ゲンカになっちまった、というワケさ。
ゲイルハード : だが、お前のお陰で部下たちに最高の武器を渡せる。
これで安心して遠征に向かえるぞ。
本当に、世話になった。
ゲイルハード : しばらく会えなくなるが、元気でやれよ。
「ベアティヌ」にも、そう伝えてくれ。

クエスト『愛別離苦』の目的『ゲイルハードに依頼品を納品』を達成した!

ベアティヌ : Hailさん……
ゲイルハードに……武器を届けてくれたのですね……
ベアティヌ : ええ、当然ですよね……
木工師ですから、依頼は、こなさなければ……
ですが……
ベアティヌ : 私は……我慢できなかったんです……
ゲイルハードが、弓を変えようとしないことが……。
ベアティヌ : あの弓は、もう限界なんです……
彼自身のために、もっとよい弓を作ると言っても……
聞き入れてもらえなくて……
ベアティヌ : それで、つい怒ってケンカになってしまったんです……。
ハァ……依頼人に考えを押し付けてしまうなんて……
私……職人失格ですよね……。
ベアティヌ : ゲイルハードは、もう発ってしまいましたか……
今までも窮地を切り抜けてきた彼ならば、
きっと大丈夫だと信じたいのですが……。

クエスト『愛別離苦』をコンプリートした!

出藍の誉れ

ベアティヌ : Hailさん……!
た、大変です……どうしましょう……どうしたら……!
ベアティヌ : そ……「双蛇党」統合司令部に、
戦場で回収された、壊れた武器が届いたんですが……
その……その中に……
ベアティヌ : ゲイルハードの弓がっ……!
ベアティヌ : 私が作ったものです……見間違うはずありません……!
戦場で武器を手放せば、どういうことになるか……
ああ……
ベアティヌ : ゲイルハードは…………
ベアティヌ : ううぅ……すみません……ひとりにしてください……
どんぐり遊園で「ニコリオー」の相手でも
してあげてください……。

クエスト『出藍の誉れ』を引き受けた!

ニコリオー : 先生、また、落ち込んでるんだな。
でも、今回は僕らじゃどうしようもないよ。
自分で立ち直らなきゃいけないんだ。
ニコリオー : せめて、お前が、その手伝いをしてあげてよ。
先生がちょっとでも前向きに考えられるように、
すごい「ローズウッド材」を渡してあげて!

クエスト『出藍の誉れ』の目的『ニコリオーと話す』を達成した!

ベアティヌ : すみません……ひとりにしてください……。
ベアティヌ : これは……
「ローズウッド材」……?
ベアティヌ : フゥ……素晴らしい……。
あなたは、私の知らぬ間に、成長して……
ベアティヌ : 成長……
ベアティヌ : 人も、木も成長する……
そうです……彼だって、昔のままじゃない……
ベアティヌ : 簡単にゲイルハードが、やられるはずない……!
ベアティヌ : 彼はまだ、生きているかもしれません……!
ならば新しい弓を必要としている……!
ええ、そうに違いありません……!
ベアティヌ : ……Hailさん。
あなたに、お願いがあります。
私に「成長」を教えてくれた、あなたにこそ頼みたいんです。
ベアティヌ : 「クラブボウ」を作り、
「武略のマテリダ」を装着してください……。
ベアティヌ : そして、その弓を……前線にいる「ゲイルハード」へ
届けてほしいのです……あなたの姿と弓で、
私のギルドマスターとしての成長を彼に示してください。
ベアティヌ : 彼の部隊は今、北部森林にいるはずです。
手遅れにならないうちに、お願いします……!

クエスト『出藍の誉れ』の目的『ベアティヌにローズウッド材を見せる』を達成した!

ゲイルハード : もうダメだ……
イクサル族の部隊が、迫ってきてるってのに
俺は、あの弓がないと……
ゲイルハード : Hail……!
なぜここへ……それに、この弓は……?
ゲイルハード : こ、これは……「クラブボウ」じゃないか!
どうして、まさかお前が……!?
ゲイルハード : なんと、見事な弓だ……
メガロクラブの甲殻と、紅珊瑚の彩り……
手に取る者の士気を燃え立たせる、毅然とした美しさ……
ゲイルハード : 見目にとどまらず、
素材のコンポジットボウの弱点である
接合部の強度を、絶妙に補強した加工も素晴らしい。
ゲイルハード : こんな弓は、見たことがない……。
お前と……ベアティヌが届けてくれた弓……
これがあれば、俺は……!
ゲイルハード : Hail、見ていてくれ!
ゲイルハード : うおおぉぉぉおおっ!!!

クエスト『出藍の誉れ』の目的『北部森林のゲイルハードに依頼品を納品』を達成した!

ゲイルハード : お前のおかげで勝利できた、ありがとう。
……そして、お前を導いたベアティヌにも
感謝の言葉を伝えておいてくれ。

ベアティヌ : おかえりなさい……!
彼の部隊の勝利が、このグリダニアにまで
届いていますよ……!
ベアティヌ : 本当に、本当によかった……。
そして、本当に、ありがとうございました。
ベアティヌ : あなたを木工師として指導するうちに……
先生も、ひとまわり成長できた……と思います……。
ベアティヌ : Hailさん……
あなたはもう、立派な大木です。
私からお教えできることは、もうありませんが……
ベアティヌ : お互い、木工師である限り、成長し続けましょう……。
これからも腕を磨いていきましょうね……フフ、フ……!

クエスト『出藍の誉れ』をコンプリートした!

槍の持ち主を訪ねて

ベアティヌ : 私の大木、Hailさん……。
フフフフ……腕を磨いてますか?
ベアティヌ : 今日は貴方にお願いがあるんです……。
ある槍の……持ち主を探してほしいのですよ。
ベアティヌ : 先日、鬼哭隊の隊士から一本の槍が届けられたのです。
何でも、北部森林の巡回中に拾ったらしいのですが、
かなりの業物なので、ぜひ持ち主を探したいと……。
ベアティヌ : フフフ……先生、ひと目でわかっちゃいました……。
穂先こそ欠けていましたが、その槍は……
本場、イシュガルドのランスだと!
ベアティヌ : しかも、使い込まれてなお、艶やかなトネリコの柄からは、
作り手と使い手の愛……そう、愛が感じられた……。
まさしく逸品中の逸品だったんです!
ベアティヌ : フフフ……先生、これを届けてくれた隊士に感謝しました。
そして、同じ気持ちになりました……。
これほど愛された槍は、必ず持ち主の手に返るべきだと!
ベアティヌ : すっかりこの地に根をはった私の代わりに、
世界に枝を伸ばす貴方が、この「穂先の欠けた槍」を、
イシュガルドの持ち主に返してあげてください。
ベアティヌ : 幸い、手がかりはあります……。
柄に刻まれた「有翼の皇冠」の紋、
これは「神殿騎士団」の紋章と一致します。
ベアティヌ : 神殿騎士団の誰かに見せれば、何かわかるでしょう。
貴方だけが頼りなんです……頼みましたよ……。
フフフ……フフフフフ……。

クエスト『槍の持ち主を訪ねて』を引き受けた!

古参の神殿騎士 : 私はかれこれ、ン十年ドラゴン族と戦っておる。
ここではかなりの古参になるが……。
……その老いぼれに、冒険者がなんの用だ?
古参の神殿騎士 : ほう、この「穂先の欠けた槍」の持ち主を探しておるのか。
フムフム……確かに我が神殿騎士団の紋章が入っておる。
しかも、この型は、私が初めて支給された槍と同じもの……。
古参の神殿騎士 : そういえば、同期でドラゴン族討伐に出陣しながらも、
道中の魔物に殺された愚者がいたな……。
奴の槍だけ見つからなかったため、覚えておるよ。
古参の神殿騎士 : 確か、奴の息子が「雲霧街」にいるはずだ。
騎士どころか従騎士にすらなれぬ、腑抜けだがな。
……名は、「バルトヴュー」と言ったかのう。

クエスト『槍の持ち主を訪ねて』の目的『イシュガルドの古参の神殿騎士に穂先の欠けた槍を見せる』を達成した!

古参の神殿騎士 : 確か、奴の息子が「雲霧街」にいるはずだ。
騎士どころか従騎士にすらなれぬ、腑抜けだがな。
……名は、「バルトヴュー」と言ったかのう。
バルトヴュー : よう、俺がバルトヴューだ。
しがない兵卒に、冒険者が用でもあるのか?
バルトヴュー : ……これは……確かに…………俺の親父のものだ。
ずっと槍だけ見つからなかったんだが……
何でまた、黒衣森で拾われたんだ?
バルトヴュー : もうずっと昔……俺がガキだった頃のことさ……
神殿騎士団だった親父は、ドラゴン族討伐に向かったまま、
帰ってこなかった……。
バルトヴュー : 後日、発見された遺体には、無数の爪痕があってな。
魔物に殺されたんだろうって話だった……。
……フン、間抜けな男さ。
バルトヴュー : ここイシュガルドでは、ドラゴン族との戦いで死ねば、
英雄として称えられるが、魔物相手じゃ見向きもされねぇ。
親父が愚者とされた俺は……おかげで人生どん底さ。
バルトヴュー : だからこそ、俺は自分の手でドラゴン族を狩って、
己の力を示し、栄誉を掴まなくちゃならないんだ!
バルトヴュー : ……ところで、あんたは木工師のようだな。
だったら俺に、弓を作っちゃくれないか?
バルトヴュー : 俺も昔は槍を振っていたんだが、
親父のような無駄死にはしたくないんでね。
今じゃ槍を捨て、弓でドラゴン族を狩っているんだ。
バルトヴュー : 今、この木工師さんと話してるんだ、ちょっと待ってくれ。
ああ、こいつは俺の息子のフィリパレだ。
……ほら、挨拶は?
バルトヴュー : すまねえな、男手ひとつで育てたもんだから、
全くもって愛想がなくてよ。
バルトヴュー : フィリパレにも、弓を持たせて狩りをやらせているんだ。
あいつが捕ってくる野鳥も、貴重な食料さ。
いつか楽にさせてやりたいんだが……。
バルトヴュー : そんな有様なもんで、今は支払える金がない。
少しばかり稼ぎが貯まったら、俺に弓を作ってくれよ。
……頼んだぜ、木工師さんよ!

クエスト『槍の持ち主を訪ねて』をコンプリートした!

竜を狙う父

バルトヴュー : よう、木工師さん!
ちっとばかり、金が貯まってきたから、
「ホーリーシーダー・コンポジットボウ」を作ってほしいんだ。
バルトヴュー : 今の俺に倒せるのは、下位の眷属程度で報酬も少ないが、
何とかやりくりして代金をこさえたのさ。
バルトヴュー : 「ホーリーシーダー・コンポジットボウ」さえあれば、
上位の眷属どころか、大物のドラゴン族だって……。
そうなりゃ、一気に騎士の称号を得ることだって夢じゃない!
バルトヴュー : 払える金額は、決して多くはないが……
……頼む、このとおりだ!

クエスト『竜を狙う父』を引き受けた!

バルトヴュー : 俺が欲しいのは「ホーリーシーダー・コンポジットボウ」だ。
払える金額は、決して多くはないが……
……頼む、このとおりだ!
バルトヴュー : ありがとよ! こいつはスゲェ弓だぜ!
軽くて取り回しもしやすいが、何より弦の張りが別格だ。
これなら、重めの矢だって自在に放てるだろうな!
バルトヴュー : ……実はな、ずっと狙ってた獲物がいるんだ。
「ヌーグルヴィル」って名のドラゴン族なんだが……。
バルトヴュー : まるで、鋼鉄の鎧を着込んでいるかのような硬い鱗を持ち、
矢どころか、騎兵の槍ですら通さないと言われる難物だ。
だが、この弓ならきっと戦えるはずさ……!
バルトヴュー : そんな悪名高い存在を仕留めたとなりゃ、
騎士に取り立てられ、息子にも楽させてやれる……!
……そうだ、息子の「フィリパレ」を呼んできてくれないか?
バルトヴュー : 難しい年頃で、近ごろは俺が呼んでも無視しやがるもんでね……
おそらく「スカイスチール機工房」付近で、
いつものように狩りをしていると思う……すまんが頼んだぜ。

クエスト『竜を狙う父』の目的『バルトヴューにホーリーシーダー・コンポジットボウを納品』を達成した!

フィリパレ : ……静かに……今、狩りの真っ最中なんだ。
クルザスの強風から逃れるために、
皇都に迷い込んだ野鳥を狙ってるんだよ。
フィリパレ : 父ちゃんみたいに弓を持たなくても、
罠を仕掛ければ、けっこう捕れるんだぜ。
……え、父ちゃんが呼んでるって?
フィリパレ : どうせ、またドラゴン族退治に行くんだろ。
いっつも怪我して帰ってきて、少し良くなったらすぐこれだ……。
……最近の父ちゃんは嫌いだ、会いたくないよ。

クエスト『竜を狙う父』の目的『フィリパレと話す』を達成した!

バルトヴュー : ……そうか、手間をとらせちまって、すまなかったな。
せめて出発前に、息子の顔を見たかったが仕方あるまい。
バルトヴュー : よし、ヌーグルヴィル討伐に行ってくる!
あんたが作ってくれた弓で、奴を撃ち落としてやるさ!
……いい報せを、待っていてくれよな!

クエスト『竜を狙う父』をコンプリートした!

父を憂う息子

バルトヴュー : ……おう、あんたか。
ヌーグルヴィルに戦いを挑んだものの、
未だ、騎士にはなれてないよ……。
バルトヴュー : あんたが作ってくれた弓が悪かった訳じゃねぇ。
矢の伸びも威力もスゲェ、本当にいい代物だったさ。
……だが、俺は弓術士として、まだまだ半端者らしい。
バルトヴュー : ヌーグルヴィルに向けて、ありったけの矢を放ったが、
素早く飛び回られて仕留めることができなかった。
それどころか、怒り狂った奴の猛反撃で危うく死にかけてな……。
バルトヴュー : ……ところが、幸いにも、正教の修道士がとおりがかり、
気を失っていた俺を助けてくれたのさ。
バルトヴュー : 修道士さまには、デッカイ恩ができちまった……。
恩は必ず返すのが、俺の性分だ。
バルトヴュー : そんなこんなで、何で返すべきか考えあぐねていたんだが、
いいところに来てくれたぜ……。
……あんた、木工師なら杖も作れるだろう?
バルトヴュー : 正教の修道士には、幻術の心得があってな。
良い幻具を贈ってやることができれば、喜ぶと思うんだ。
とはいえ、俺には、杖の良し悪しはさっぱりわからねぇ……。
バルトヴュー : すまないが、「エーテライト・プラザ」にいる、
「正教の修道士」から話を聞いて、好みの杖を作ってくれよ。
代金は必ず後で支払う……頼んだぜ。

クエスト『父を憂う息子』を引き受けた!

正教の修道士 : ……ほう、君があの人に頼まれて杖を?
礼は不要だと言ったのですが、彼も律儀な男ですね。
しかし、これ以上、断り続けるのも失礼というもの……。
正教の修道士 : それでは、お言葉に甘えさせていただきましょう。
「ダークチェスナットロッド」を、作っていただけないでしょうか?
ちょうど幻具が傷んでいて、替え時だったのです。

クエスト『父を憂う息子』の目的『正教の修道士と話す』を達成した!

正教の修道士 : 「ダークチェスナットロッド」を、作っていただけないでしょうか?
ちょうど幻具が傷んでいて、替え時だったのです。
正教の修道士 : これは……大地に根付いていた頃の大木の息吹さえ、
感じられるほど、素材の生命力を感じる素晴らしい幻具です!
今まで以上に、癒し手として働くことができそうですよ。
正教の修道士 : それにしても、フィリパレ君のような小さな依頼人が、
君のような熟練木工師を雇うとは……少しばかり驚きました。
正教の修道士 : ……え? 私のために杖を作るよう依頼したのは、
フィリパレ君ではなく、父親のバルトヴュー氏ですって?
フィリパレ : 修道士さま、父ちゃんを助けてくれたお礼を持ってきたよ。
僕が捕った野鳥、食べ応えのある大物さ!
正教の修道士 : ……なるほど、どうやら私の早とちりだったようですね。
お礼でしたら、君のお父さんからすでにいただいたところですよ。
正教の修道士 : だから、お気持ちだけで充分です。
その獲物は、食べ盛りの君にこそ必要でしょう。
フィリパレ : ……なんだ、父ちゃんが先に礼をしてたのか。
正教の修道士 : ありがとう、フィリパレ君。
君は、実に父親想いの孝行息子なのですね。
正教の修道士 : さて、あなたにも礼をせねばなりません。
バルトヴュー氏にも、よくよく礼を伝えてください。
それでは、私は聖務がありますので失礼しますね。
フィリパレ : 実はね……あの修道士さんに頼んで、
父ちゃんを助けに行ってもらっていたんだ。
ドラゴン族との戦いで、怪我人が出るかもしれないからって。
フィリパレ : でも、この事は内緒だよ?
父ちゃんの面子が丸潰れになっちゃうからね。
今回で懲りて、もう危ないことはやめてくれればいいけど……。

クエスト『父を憂う息子』の目的『正教の修道士にダークチェスナットロッドを納品』を達成した!

バルトヴュー : 届けてくれたかい、ありがとよ!
あんたが作った杖だったら、きっといい恩返しになったはずだ。
少ないが、代金を受け取ってくれ……。
バルトヴュー : 今回の敗北で、俺は弓術士としての未熟さを痛感した……。
でも、ヌーグルヴィル狩りを諦めたわけじゃないぜ。
これからは、しばらく訓練に励むことにするよ!

クエスト『父を憂う息子』をコンプリートした!

竜を捕らえる木材

バルトヴュー : よう、Hail。
出る前に、あんたに会えてよかった。
実はこれから、再びヌーグルヴィル狩りに挑むんだ。
バルトヴュー : あれから、ずいぶん訓練を積んでな……
あんたが作った弓に相応しい実力を付けたつもりさ。
今度こそ奴を仕留めてやる……じゃあ、行ってくるぜ!
バルトヴュー : ……と、言いたいところだが、おかしいな。
作ってもらった弓が見当たらねぇうえに、
さっきまで居た息子の姿もない……まさか、あいつ……。
バルトヴュー : すまねえが、俺と手分けして「フィリパレ」を探してくれないか?
俺は、この辺りを探してみる。
あんたは「聖大厩舎」の辺りを頼むぜ!

クエスト『竜を捕らえる木材』を引き受けた!

フィリパレ : なんで、父ちゃんはそこまでして……。
この弓さえなければ……!
バルトヴュー : バカ野郎ッ! やはり、お前が持ってたのか!
なんてことするんだ!!
フィリパレ : 何でまた、ヌーグルヴィルと戦おうとするんだ!
……今度こそ……今度こそ、死んじゃうぞ!
バルトヴュー : ……フィリパレ……お前。
大丈夫、父ちゃんは死んだりするもんか。
安全な場所から、弓を使って戦うんだからな。
フィリパレ : 嘘だっ! この前だって、殺されかけたばかりじゃないか!
僕があの修道士さんに頼んでなかったら、死んでたんだぞ!
バルトヴュー : ……なんだって?
フィリパレ : 僕が「正教の修道士」さんに頼んでいたんだ。
ドラゴンとの戦いで、怪我人が出るかもしれないから、
助けに行ってほしいって。
バルトヴュー : 何てこった……どうりで都合よく救助されたわけだ……。
これほど、息子を心配させていたことにも、
気付かなかったなんて……。
バルトヴュー : だが、大物を狩らないことには、騎士にはなれない。
お前にいい暮らしをさせて、好きなことをさせてやりたいんだ。
……俺みたいな一兵卒になんて、なってほしくないんだよ!
フィリパレ : 今のままでいい!!
僕は、父ちゃんに死んでほしくないよ……。
バルトヴュー : ……!!
フィリパレ : だったら、ヌーグルヴィルと戦う方法を変えればいいんだ。
もっと安全で、もっと確実な方法にさ!
バルトヴュー : そんなことできたら、皆がしているさ……。
フィリパレ : 僕はね、野鳥を仕留めるのに罠を使ってるんだ。
だから、父ちゃんも大きな罠を仕掛けて、
動けなくなったヌーグルヴィルを狩ればいい!
バルトヴュー : ……罠……そうか、罠か……。
フィリパレ : ねえねえ、木工師さん、
父ちゃんの罠を作るため、木材を用意してくれよ!
バルトヴュー : ……確かに罠にかけるってのは、妙案かもしれない。
臆病者だと言う奴もいるかもしれんが……
俺は死ぬわけにはいかないんだ。
バルトヴュー : こいつを、ひとりぼっちにできない、
……俺と同じ思いをさせたくないんだ。
バルトヴュー : すまねぇが、今回もまた力を貸してくれないか?
ドラゴン族の怪力にも折れない木材を、
3つほど、調達してほしいんだ。
バルトヴュー : だが、どんな木なら大丈夫なのか見当もつかん。
あんたの師匠にでも知恵を借りて、
どうにか罠の材料となる、木材を見つけてきてくれ!

クエスト『竜を捕らえる木材』の目的『フィリパレを探す』を達成した!

ベアティヌ : なるほど……ドラゴン族を捕らえるための罠ですか……。
フフフ……古びた槍を届けにいったはずが……
思わぬ顧客との出会いがあったようですね。
ベアティヌ : それなら、クルザス中央高地の「アートボルグ砦群」にいる、
「ロアトゥロアン」という人物に、相談するといいでしょう。
彼はクルザスの地で、植林活動を続ける園芸師……。
ベアティヌ : 簡単に折れぬ粘りがあり、なおかつ寒さに強い……。
この条件を満たす木材を探すなら、
現地の専門家に聞くのが、最適……先生、そう思うんですよ。

クエスト『竜を捕らえる木材』の目的『木工師ギルドのベアティヌに相談』を達成した!

ロアトゥロアン : ……ふむ、ドラゴン族を捕えるための罠ですか。
それでしたら、「バーチ材」が候補に挙がります。
ロアトゥロアン : バーチは、木目の美しさこそオークやチークに劣りますが、
強度も粘りも申し分なく、何より水気に強いのです。
寒冷なクルザスで用いる罠には、最適だと思いますよ。

クエスト『竜を捕らえる木材』の目的『アートボルグ砦群のロアトゥロアンに相談』を達成した!

バルトヴュー : おぉ、Hail。
ドラゴン族の罠となる、木材は見つかったか?
バルトヴュー : ……この「バーチ材」で罠をつくればいいんだな?
なるほど、確かに簡単には折れそうもない木材だ。
その上、水気にも強いなら、雪や氷もへっちゃらだな!
バルトヴュー : 無理な注文を聞いてくれて、すまねえな。
相変わらず少ないが、代金を受け取ってくれよ……。
……今度こそ、いい報せを待っていてくれよな!

クエスト『竜を捕らえる木材』をコンプリートした!

父と子の宿命

バルトヴュー : すまねえ、また駄目だった……。
罠は見事に成功し、一時はヌーグルヴィルを捕えたんだ。
もがき苦しむ奴の姿は、まさに見物だったぜ。
バルトヴュー : だが、奴は力任せで壊せないと悟ると、
炎のブレスを吹いて、自分の体ごと罠を燃やしたんだ。
バルトヴュー : 俺は咄嗟に弓で応戦したが、
奴の硬い鱗に、矢はことごとくはね返された。
後は息子を思って……逃げるだけで精一杯だったよ。
バルトヴュー : それでも、俺は諦めてないぜ……。
ヌーグルヴィルにだって、どこかに弱点があるはずだ。
それを解き明かすために、あんたに力を貸してもらいたい。
バルトヴュー : 何か弱点に繋がる手がかりはないか、
罠の残骸を調べてきてほしいんだよ……。
鱗一枚にだって、何かの手がかりになるかもしれない。
バルトヴュー : 回収した罠の残骸は、「聖フィネア連隊の露営地」にある。
現地の騎兵に声をかけて、俺の名前を出せば、
見せてくれるはずさ。
バルトヴュー : 情報が集まったら、戻ってきてくれ。
それから、次の作戦を立てようって寸法だ……頼んだぜ!

クエスト『父と子の宿命』を引き受けた!

寒がりの騎兵 : ……あ~ん、バルトヴューだ?
ああ、そういや、罠がどうのこうの言ってたな……。
あれだったら……もう薪にしちまったよ。
寒がりの騎兵 : 残骸に引っかかってた「槍の穂先」だったら、とっといたぜ。
何せ、燃えないからな~。
奴が仕留め損ねたドラゴン族に刺さってたんだろうよ。

クエスト『父と子の宿命』の目的『聖フィネア連隊の露営地の寒がりの騎兵と話す』を達成した!

バルトヴュー : どうだ、Hail……
何か、ヌーグルヴィルの弱点に繋がるような、
手がかりは見つかったか?
バルトヴュー : ……こ、これはっ!
覚えているか、あんたが届けてくれた槍を……。
間違いない、これはあの「親父の槍」の穂先だっ!!
バルトヴュー : 親父は……魔物に殺された愚者じゃなかったんだ!
……ヌーグルヴィルと戦って死んだんだ!!
バルトヴュー : 親父は、最後の戦いに奴の身体に槍を突き刺した。
深々と刺さった槍は、
実に20年近くも、抜け落ちずにいたのだろう。
バルトヴュー : だが、奴が休眠期から再び目覚め、
黒衣森の上空を飛んだ際に、槍の柄が落ちた……。
この穂先を残してな……。
バルトヴュー : なんという運命なんだ……。
落ちた槍の柄は、俺たちを引き合わせ、
残った穂先は、ヌーグルヴィルの弱点を教えてくれた……。
バルトヴュー : 奴の弱点……それは親父が付けてくれた傷だ!
最近まで、穂先が身体に刺さっていたということは、
まだ傷口は塞がっていないはず……。
バルトヴュー : そこを狙えば鱗にも邪魔されず、致命傷をあたえられるはずだ。
だが俺の弓の実力では、小さな的を射抜くのは無理だろう。
……こうなったら、もう槍を持つしかない!
フィリパレ : イヤだ、イヤだ!! 絶対に槍は持たないで!!
今度こそ、逃げられなくて死んじゃうよ!
フィリパレ : 祖父ちゃんだって、槍で戦って死んじゃったんだろ?!
父ちゃんがこの前、逃げて帰ってこれたのは、
弓で遠くから戦っていたからじゃないか!
バルトヴュー : 大丈夫だ……俺は弓よりも、槍の方が得意なんだよ。
それにな、父ちゃんには強い味方がいるんだ……。
腕のいい木工師がな!
バルトヴュー : Hailなら、
祖父ちゃんの槍より、ずっとスゲェ逸品を作ってくれる!
それがあれば、俺はきっと負けない!
フィリパレ : 嘘だっ! そんなの信じないぞ!
バルトヴュー : ……あいつには悪いが、俺はもう槍を持つと決めたんだ。
親父の槍の穂先は、皇都特製の「戦神鋼」だった。
「アダマン鋼」の穂先なら、それを上回る強度になる。
バルトヴュー : あんたに「アダマントライデント」を作ってほしい。
タダでとは言わない、予備の蓄えにも手を付ける覚悟だ……。
俺は、親父の復讐と、汚名の返上をしなきゃならない!
「アダマントライデント」を製作するためには、
「木工秘伝書:第3巻」の修得が必要です。

クエスト『父と子の宿命』の目的『雲霧街のバルトヴューに槍の穂先を渡す』を達成した!

バルトヴュー : あんたに「アダマントライデント」を作ってほしい。
タダでとは言わない、予備の蓄えにも手を付ける覚悟だ……。
俺は、親父の復讐と、汚名の返上をしなきゃならない!
バルトヴュー : ……おおお、さすがだ、実に見事な槍だぜ。
「アダマン鋼」の穂先の鋭さもほれぼれするが、
それを支える柄も、軽くて手に馴染んで扱いやすい。
バルトヴュー : いかに傷口があるとはいえ、親父よりも深く突き刺さないと、
ヌーグルヴィルに致命傷をあたえることはできない。
その点、この槍ならどこまでも貫けそうだ。
バルトヴュー : 俺は「聖フィネア連隊の露営地」の北西で、
ヌーグルヴィルを待ち受け、戦いを挑む……。
……Hail、最後の頼みだ。
バルトヴュー : 俺は、親父の名誉のために戦い、必ず勝利して帰ってくる。
そう、「フィリパレ」に伝えてくれ……。
どうせまた、「聖大厩舎」の辺りで拗ねているだろうからな。

クエスト『父と子の宿命』の目的『バルトヴューにアダマントライデントを納品』を達成した!

フィリパレ : ……なんだって?
父ちゃんが、祖父ちゃんの名誉のために戦うって、
本当にそう言ったの……?
フィリパレ : 今までずっと、父ちゃんは祖父ちゃんの事を、
間抜けだって悪口ばかり言ってたんだ。
でも、仲直りできたんだね……。
フィリパレ : わかった……僕、父ちゃんを信じる。
でも、じっとなんてしていられない!
フィリパレ : 木工師さんお願い、僕と一緒に父ちゃんの戦いを見にいこうよ!
ドラゴン族には絶対に、近づかないようにするから!
それじゃ、先に向かっておくね!

クエスト『父と子の宿命』の目的『フィリパレと話す』を達成した!

フィリパレ : ヌーグルヴィルに、槍が…………!!
父ちゃん、父ちゃん!!!
バルトヴュー : ……親父……見てたか?
あんたが残してくれた傷口に、バッチリ突き刺してやったぜ。
フィリパレ : 父ちゃん、スゲェや!!
本当に……本当に、ヌーグルヴィルを倒したんだね!!!
バルトヴュー : お前っ……こんな所まで来やがって……!
……まったく、しょうがない奴だな。
フィリパレ : その槍、スゲェ似合ってる……かっこいいよ!
父ちゃんは、ついにドラゴンスレイヤーになったんだね!
バルトヴュー : ……へへ、そうだな!
親父の復讐を果たし、汚名を晴らせた上に、
ドラゴンスレイヤーの称号まで、いただきだぜ!
バルトヴュー : ……こいつが認められて、騎士爵が得られれば、
少しは、お前を楽にさせてやれる。
バルトヴュー : あんたが、息子を連れてきてくれたのか。
Hail……。
何から何まで世話になったな、本当にありがとよ!
バルトヴュー : それにしても、まったくスゲェ槍だぜ……。
穂先鋭く、柄は軽く……奴の身体を貫く勢いだった。
親父にも、この槍があればな……。
バルトヴュー : 周りの言葉に惑わされて、信じてやることもできず、
親父を罵っちまったこと……詫びないとな。
フィリパレ : ……祖父ちゃん、どこにいるの?
バルトヴュー : ずっと参ってなかったが、この近くに祖父ちゃんの墓があるんだ。
一緒に行こう……お前もちゃんと紹介したいしな。

クエスト『父と子の宿命』の目的『聖フィネア連隊の露営地北でバルトヴューに合流』を達成した!

フィリパレ : ヌーグルヴィルと戦う父ちゃん、スゲェかっこよかった!
木工師さん、僕からもお礼を言うよ、ありがとう!
バルトヴュー : 今から息子と親父の墓参りに行く。
よかったら、あんたも来てくれないか?
……親父に恩人も紹介したいんだ。
バルトヴュー : 親父の墓は「ゴルガニュ牧場」のすぐ近くだ。

クエスト『父と子の宿命』の目的『聖フィネア連隊の露営地北でバルトヴューと話す』を達成した!

フィリパレ : ヌーグルヴィルと戦う父ちゃん、スゲェかっこよかった!
木工師さん、僕からもお礼を言うよ、ありがとう!
バルトヴュー : 親父、この人が俺の槍を作ってくれた木工師だ。
この人のおかげで、俺はヌーグルヴィルを倒せた……。
バルトヴュー : そして、こいつはフィリパレ。
俺の息子で……あんたの孫だよ。
……紹介するのが遅くなっちまったな。
バルトヴュー : ……親父、長いこと愚者だと疑ってすまなかった。
俺は、あんたが倒せなかったドラゴン族を倒したが……
あんたを超えたわけじゃない……。
バルトヴュー : 俺には、あんたが残してくれた突破口と、
この木工師が授けてくれた槍があった……それだけさ。
……じゃあな、親父、また来るぜ。
バルトヴュー : Hail、最後までありがとよ!
これから息子と一緒に、親父の汚名を返上するため、
神殿騎士団へ報告へ行ってくるぜ……またな!

クエスト『父と子の宿命』をコンプリートした!

新人木工師、チェミ・ジンジャル!

ベアティヌ : やあ、Hailさん……。
息災でしたか……?
ベアティヌ : それは何よりです……。
実は、あなたに頼みたいことがあったのですよ……。
最近入った弟子が、悩みを抱えているようなんですが……
ベアティヌ : 話してくれないのです……ぜんぜん、まったく、これっぽっちも。
フフフフ、先生、ちょっと悲しいです……。
でも、先輩であるあなたであれば、もしかしたら……。
ベアティヌ : 弟子の名は、「チェミ・ジンジャル」……
ギルド前で備蓄用の材木を製材していると思いますので、
木工師の先輩として、一声かけてくださいますか?

クエスト『新人木工師、チェミ・ジンジャル!』を引き受けた!

チェミ・ジンジャル : いかにも、ウチがチェミ・ジンジャルです!
もしやあなたは、Hailさんでは!?
冒険者でありながら、ベアティヌ師匠も認める一流木工師の!
チェミ・ジンジャル : ……この人になら、あのことを相談してもいいかも。
あ、いえ……お会いしたばかりなのに、
いきなり相談なんて、ぶしつけだとは思うのですが……。
チェミ・ジンジャル : 実は今、ウチたちの木工師ギルドでは、
家具の売れ行きが低調していて、
財政危機に陥っているようなんです……。
チェミ・ジンジャル : そのせいか、
最近の師匠はろくに食事も摂られていないみたいで……。
口にするのは、お水だけという有様なんです。
チェミ・ジンジャル : おそらく、ウチたちへの報酬を捻出するために、
自身の生活を切り詰めているのでしょう……。
ウチは、師匠のお体が心配です……。
チェミ・ジンジャル : そこで、ウチは考えました!
今巷でどんな家具が流行っているのか調査し、
ギルド再建のために「売れる家具」を作ろうと!
チェミ・ジンジャル : よかったらHailさんも、
ご協力いただけませんか……?
チェミ・ジンジャル : やったー!
ありがとうございます!
チェミ・ジンジャル : それでは早速、多くの人が訪れる「カーラインカフェ」に向かい、
どんな家具を購入されているか、話を聞きに行きましょう!

クエスト『新人木工師、チェミ・ジンジャル!』の目的『チェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

ナオ・ガムドゥラ : どんな家具を使っているかと?
ナオ・ガムドゥラ : 最近ですと、東方様式の家具が多いですね。
以前まではグリダニア様式の家具を使っておりましたが、
現在はオリエンタルな家具が流行っていると聞いたものですから。

アダルハード : 最近、ラベンダーベッドに家を建てたんだが、
ドマっぽい家具にハマっちまってな。
アダルハード : すごく凝った模様とか飾りが、
俺にぴったりなんだよ。

メママ : もう、ファールアールのおじさんたら、
いつも私のこと子供扱いするんだから。
ファールアール : 俺がどんな家具を使っているか聞きたいと?
ファールアール : 最近は、ひんがしの国の家具を好んで使ってるぜ。
旧套墨守の精神で作られた古い趣きのある家具ばかりで、
それらに囲まれてると心が落ち着くんでな。

クエスト『新人木工師、チェミ・ジンジャル!』の目的『カーラインカフェで話を聞く』を達成した!

チェミ・ジンジャル : ここでは、東方様式の家具が流行っているようですね。
グリダニアには、あんなに素晴らしい職人たちが作った、
家具があるというのに!
チェミ・ジンジャル : とはいえ、木工師ギルドがなくなってしまうのは困ります!
ここはひとつ、我がギルドでも東方様式の家具を作って、
売り出してみないかと、師匠に提言してみます!
チェミ・ジンジャル : ですが、新入りのウチが言ったところで、
聞き入れてもらえるかどうか……。
チェミ・ジンジャル : そうだ、Hailさん!
師匠も一目置いているあなたが一緒なら、
話を聞いてもらえるかもしれません!
チェミ・ジンジャル : そうと決まれば、善は急げです!
ともに「ベアティヌ」師匠の下へと参りましょう!

クエスト『新人木工師、チェミ・ジンジャル!』の目的『チェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : うう……緊張してきました……。
Hailさん、
骨は拾ってくださいね……!!
ベアティヌ : フフフフ、ふたりそろって、仲が良いですね……。
もう、すっかり打ち解けたみたいで、先生、悲し……
嬉しいですよ……本当に……それで、何かご用ですか……?
チェミ・ジンジャル : 師匠、今カーラインカフェでは、
東方様式の家具が流行っているようです!
チェミ・ジンジャル : ギルドの売上向上のため、我々も流行にならって、
東方様式の家具を作ってみてはいかがでしょうか!?
ベアティヌ : ……突然どうしたのです?
そんな形だけを、摸倣してもいいことなど…………
ベアティヌ : ……ふう。
どうやら決意は固いようですね……。
いいでしょう……その代わり、先生から条件があります。
ベアティヌ : チェミ……あなたが直接東方を訪れ、
そこに住む人たちと触れ合いながら、
東方様式の研究をするのです……。
ベアティヌ : 家具には、その土地の文化や、
そこに住む人々の想いが込められています。
それを汲み取って形にしなければ、同じ物は作れません。
チェミ・ジンジャル : なーんだ、そんなことでいいんですか!
では、すぐにでも出発いたします!
無事に東方へと着いたら、連絡しますね~!
チェミ・ジンジャル : では不肖、このチェミ・ジンジャル!
木工師ギルドを救済するべく、東方へと行って参ります!
ベアティヌ : あの子……本当にわかっているんですかね……。
ベアティヌ : Hailさん、
今回は、弟子の相談に乗ってくださり、ありがとうございました。
ベアティヌ : ひとまず、あの子が無事に東方へと辿り着き、
文でも送ってくるのを、気長に待つとしましょうか……。
フフフフ……。

クエスト『新人木工師、チェミ・ジンジャル!』をコンプリートした!

お目付役として

ベアティヌ : やあ、Hailさん。
チェミから無事にクガネへ到着したという、
報せがきていますよ……。
ベアティヌ : ずいぶん長旅だったようですね。
手紙には道中の苦労がびっしりと綴られていました……。
半分ぐらいは、クガネの食べ物についての話題でしたが……。
ベアティヌ : 東方の文化を学んでこいと送り出したのは私ですが……
あの子がちゃんとやっていけるのか、心配になってきました。
ベアティヌ : そこでHailさん。
あなたに折り入って、お願いしたいことがあります。
あの子のお目付役としてクガネに赴いていただけませんか……?
ベアティヌ : ただ見守るのではなく、ともに困っている人々を探し、
その人のための家具を作らせてほしいのです……。
そうすることで、あの子は職人として成長できるはずです……。
ベアティヌ : ありがとうございます……。
そこまで快く引き受けていただけるとは、
そのスギの木のような真っ直ぐさ、先生、感動です……。
ベアティヌ : フフフフ……照れなくてもいいですよ。
あの子はクガネの「潮風亭」に出入りしているようです……。
すみませんが、よろしくお願いしますよ……。

クエスト『お目付役として』を引き受けた!

チェミ・ジンジャル : おや、Hailさん!
こんなところでお会いするとは、奇遇ですね~!
チェミ・ジンジャル : 東方の技術を勉強するために、
思い切って故郷グリダニアを出ましたが、
すっかり「ひんがしの国」の文化に心奪われてしまいました!
チェミ・ジンジャル : 鎖国を続けていたからこそ、独自の伝統文化が育まれたのか、
繊細で情緒的な様式美は、エオルゼアでは見られないものばかり!
一朝一夕に身につくものではありませんが、必ずモノにしますよ!
チェミ・ジンジャル : って、そういえばHailさんは、
ここで何をされているのですか?
チェミ・ジンジャル : ベアティヌ師匠から、ウチのお目付役を頼まれた……?
よくわかりませんが、わかりました!
チェミ・ジンジャル : 困っている人々を探し、
その人のための家具を作れと、師匠が……?
……ははあ、なるほど!
チェミ・ジンジャル : これは、師匠がウチに与えた試練というわけですか……。
課題をこなしたあかつきには、
一人前の職人として認めてくれると、そういうことですね!
チェミ・ジンジャル : そういうことなら、わかりました。
では早速、クガネ中を練り歩き、
「困っている人」とやらを探しましょう!

クエスト『お目付役として』の目的『クガネのチェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

内気な街女房 : い、いきなりなんなのこの人……。
チェミ・ジンジャル : あ……Hailさん!
困っている人を見つ……けた……のですが……。
内気な街女房 : 確かに、困っていることはありますよ。
でも、この娘、私の悩みも聞かないままに、何かを作り始めて……
そんな人に、大切な依頼を任せたくはありません!
内気な街女房 : でも、あなたなら、ちゃんと話を聞いてくれそうですね……。
もしよければ、私の相談に乗ってくださいませんか?
内気な街女房 : 悩みというのは、私の容姿についてです……。
すごく地味で……ぱっとしないでしょう……?
そのせいで自分に自信が持てず、人前に出るのが怖くて……。
チェミ・ジンジャル : すみません、ウチがふがいないばっかりに……。
昔から、熱中すると周りが見えなくなるタチでして、
お母さんからも、もっと人の話をよく聞けと注意されてるんです。
チェミ・ジンジャル : 依頼人の方をこんな場所でお待たせするわけにはいきませんから、
ウチと一緒に潮風亭で待ちましょう!
ささ、ご案内いたします!
チェミ・ジンジャル : Hailさんは、
「無地鼓座」の役者さんたちから、
自信をつけるコツなどを聞いてみてはいかがでしょうか!?
チェミ・ジンジャル : 役者さんは、雰囲気や佇まいが違いますから、
見ただけですぐにわかると思いますよ!

クエスト『お目付役として』の目的『チェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

ヤチヨ : 自分に自信を持てずに困っている人がいる?
ほう、そりゃいけないねえ。
ヤチヨ : そうだ、それなら化粧をしてみるといい。
人は、外見を変えることで心まで別人になれるんだぜ。
ヤチヨ : かくいうオレっちだって、
普段はこんな粗暴な性格だが、化粧を施せばあらびっくり、
ちゃんと女らしく振る舞うことができるんだ!

シラナミ : 自信をつける方法を教えてくれって?
シラナミ : そうだねぇ……。
やっぱり、自分を変えること……かしら。

キクスイ : 人前に出るのが怖くないかって?
キクスイ : そりゃ、最初は怖かったよ。
けど、化粧をすることで、スイッチが入るんだ。
別の自分に変わるスイッチがね。

クエスト『お目付役として』の目的『無地鼓座の役者たちと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : Hailさん!
何を作れば、依頼者の悩みを解決できるのか……
わかりましたか?

悩みを解決するための家具とは?

▷敵をなぎ倒すための槍
▷外見を変えるための化粧箱

チェミ・ジンジャル : な、なるほど!!
化粧で外見を着飾ることで自信を手に入れさせようと……!
あわわ、さすがはHailさん……!!

▷目つぶしするための提灯

チェミ・ジンジャル : では、「高級化粧箱」の製作に必要な材料をお渡ししますね!
ギルドから支給された研究費で用意した物ですので、
遠慮なさらずにお受け取りください!

クエスト『お目付役として』の目的『潮風亭のチェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 高級化粧箱が完成したら、
「内気な街女房」さんにお渡しください!

クエスト『お目付役として』の目的『製作手帳 クラスクエスト:高級化粧箱を製作』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 高級化粧箱が完成したようですね!
では、「内気な街女房」さんにお渡しください!
……ウチも完成品を見たいなぁ……。
内気な街女房 : 私のこの悩みを解決するなんて、
本当にできるのでしょうか……?
内気な街女房 : これは……化粧箱……?
すごくよくできていますね……。
内気な街女房 : なるほど……無地鼓座の役者さんたちは、
化粧で外見を変えることで、
心までコントロールされているのですね……。
内気な街女房 : 確かに……努力もしないで怖がってるだけじゃ、
何も変わりませんよね……!
私、がんばって自分を変えてみます!
チェミ・ジンジャル : あの、ちょっとウチにも見せていただけませんか?
内気な街女房 : きゃっ!
チェミ・ジンジャル : こ、これがHailさんの作品……!
すごい……細部までよくこだわって作られている……。
さすがは師匠も認める一流の職人です……!!
チェミ・ジンジャル : 確かに……ここまでの物はウチには作れません。
あのまま製作をしていても、
依頼人の方のお悩みは解決できなかったでしょう……。
チェミ・ジンジャル : 本当にご迷惑をおかけして、なんと言っていいやら……。
内気な街女房 : ううん、もういいの。
私にもっと自信があれば、
あなたとちゃんとお話することもできたと思うし。
内気な街女房 : 遠い異国から、東方の文化を学ぶために来たのでしょう?
これからも……がんばってね。
チェミ・ジンジャル : こんなウチにも優しいお言葉をかけていただけるとは……!
……よーし、今度こそ上手くいくよう頑張るぞ~!!

クエスト『お目付役として』の目的『内気な街女房に高級化粧箱を納品』を達成した!

チェミ・ジンジャル : あ……Hailさん!
この度は、お勤めご苦労様でした!
チェミ・ジンジャル : ウチもHailさんのように、
高い技術力を持った一人前の職人さんになるべく、
もう少しここで精進を続けてまいります!
チェミ・ジンジャル : Hailさんも、
異国の文化を学んでみてはいかがですか?
お互い修行が一段落したら、またお話しましょう!

クエスト『お目付役として』をコンプリートした!

チェミ・ジンジャル奮闘記

チェミ・ジンジャル : あ、Hailさん!
チェミ・ジンジャル : 聞いてくださいよ~!
ウチ、あれからすごくがんばって勉強して、
たくさんの技術を身につけることができたんです!
チェミ・ジンジャル : Hailさんには、
ウチの情けないお姿を見られてしまいましたから、
それを払拭すべく尽力する所存です……!!
チェミ・ジンジャル : 実は、すでに困っている人も見つけてきてあるのです!
それだけでなく、ご依頼の品まで製作済みです!
ふふん、お褒めいただいてもいいんですよ!
チェミ・ジンジャル : 依頼人の方は「ウミネコ茶屋」でお待ちです!
早速、向かいましょう!
このチェミ・ジンジャルが、華麗に依頼を解決してみせますよー!

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』を引き受けた!

ウメ : この子、ホントに私の話を聞いてたのかい!?
チェミ・ジンジャル : そんなご無体な~!
ちゃんとご要望どおりの物をお作りしたはずですよ!
この看板、とってもかわいいじゃないですか~!!
ウメ : だから!
こんなもの渡されても困るんだって!
ウメ : あのねえ……アタシがアンタに頼んだのは、
ウチの店に新しい固定客が付くような物だったわよね。
ウメ : なのに、なんで「看板」なのよ!?
しかも、この文字、下手くそすぎて読めないじゃない!
もっとお店の根本的な部分を、改善できる物はないの!?
チェミ・ジンジャル : ……うう……Hailさん~……。
ウメ : あら、アンタの方が頼りになりそうだね。
この子の知り合いならさ、ウチの悩みを聞いてくれないかい?
ウメ : ありがと!
この茶屋には、何かが欠けてる気がするのよ。
常連が増えるような、その何かを作ってほしいの!
ウメ : ……そもそも、うちの「客」たちは、
この店のことをどう思ってんのかねえ。
それがわかれば、何を作ればいいかわかると思うのだけれど……。
チェミ・ジンジャル : うう……ウチが不甲斐ないばかりに、またまたご迷惑を……。
でもでも、せめて、材料のお手伝いぐらいはさせていただきます!
製作物のヒントが得られたら、潮風亭までお越しください!

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』の目的『ウミネコ茶屋のチェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

ウメ : 本当に常連を増やすことができるのかねえ?

粗暴な冒険者 : 確かにこの店の団子は美味いし、茶も悪かねえ。
だが、それだけだ。
せめて一服する道具でもあればな……。

ビャクダン : この店に足りないものだって?
そりゃ、団子食べて茶を飲むだけの店だし……。
何かほかに時間をつぶせるような物があればいいと思うねぇ。

ワカ : はあ、やってられないよ……まったくさ。
こんなときはキセルでも吸って、
全部煙に巻いてしまいたくなるよ。

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』の目的『ウミネコ茶屋の客から話を聞く』を達成した!

チェミ・ジンジャル : あ、Hailさん……。
これまでの重ね重ねの失態、誠に申し訳ありません……。
不肖このチェミ・ジンジャル、いっそ死んでお詫びを……!!
チェミ・ジンジャル : 前回の失敗から、ウチも勉強したつもりでした。
ちゃんと依頼人の方のお話も聞きましたし……
何がいけなかったんですかね……?
チェミ・ジンジャル : って、反省は後でもできますよね!
今は目の前の依頼のことを考えなきゃ!!
チェミ・ジンジャル : それで、何を作るかはもうお決まりですか?

悩みを解決するための家具とは?

▷ゆったり休める露天風呂
▷客を射止める弓
▷一服するためのキセル箱

チェミ・ジンジャル : なるほど、「高級キセル箱」ですか!
確かに煙草は、クガネの代表的な嗜好品の一つですね。
お茶やお食事と一緒に楽しみたいという方も多そうです!

チェミ・ジンジャル : 家具作りのための素材は、いくつか用意しています。
「高級キセル箱」の制作に、
必要そうな材料をお渡ししておきますね!
チェミ・ジンジャル : 「高級キセル箱」ができたら、
依頼人の方の待つ「ウミネコ茶屋」までお持ちください!

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』の目的『潮風亭のチェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 材料が足りなければ、お申し付けください!
ギルドから支給された分がたっぷりとありますから!
完成したら、「ウメ」さんにお渡しください!

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』の目的『製作手帳 クラスクエスト:高級キセル箱を製作』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 高級キセル箱が完成したようですね!
では、早速「ウメ」さんにお渡しください!
……どんな物か、ウチもちょっと見てみたいなぁ……。

ウメ : 本当に常連を増やすことができるのかねえ?
ウメ : ん?
これは……高級キセル箱かい。
ウメ : なるほど、確かにこの国ではキセルを嗜む愛煙家が多い。
茶も飲めて団子も食べられる上に、一服できるとなれば、
常連になってくれる連中は増えそうだ。
ウメ : この人は嬢ちゃんの先輩なんだって?
いいかい、職人ってのは、こういう人のことを言うんだよ。
チェミ・ジンジャル : うう……不肖このチェミ・ジンジャル……
Hailさんの目のつけどころと技量に、
グゥの音も出ません……。
ベアティヌ : ちょっと失礼……。
私にも……よく見せてください。
チェミ・ジンジャル : わあっ!
し、師匠、なぜここに!?
ベアティヌ : フフフフ……東方の木々が私を呼んだのですよ。
それにしても……Hailさん……
また一段と腕を上げましたね……。
ベアティヌ : キセルの語源が「着せる」であることを象徴するように、
丁寧に塗られた漆が、ゲイシャさんを彩る着物のように美しい!
実にすばらしい仕上げの技術ですね!
ウメ : へえ、キセルって、そんな意味があったんだね。
ベアティヌ : いえ……先生の木工ジョークです……。
ウメ : と、ともかく、高級キセル箱はありがたく頂戴するよ。
これを設置して、お客さんに喜んでもらわないとね……。
ベアティヌ : ところで、チェミ。
この高級キセル箱、どうやら依頼人の方への納品物のようですが、
どうしてあなたが製作した物ではないのですか……?
チェミ・ジンジャル : すみません……ウチなりに頑張ったのですが、
満足してもらうことができず……。
ベアティヌ : なるほど、わかりました……。
最初は誰でもうまくいかないものです……。
焦らず、次はどうすればいいか考えてください……。
ベアティヌ : さて、あなたがクガネに来て、もうだいぶ経ちましたね……。
そろそろ、次の土地に向かってもいい頃合いでしょう……。
ベアティヌ : あなたが次に向かう場所は、
紅玉海を渡った先、かつてドマが栄えたヤンサの地……。
チェミ・ジンジャル : は、はい!
不肖このチェミ・ジンジャル、
ドマの文化を学ぶため、再び旅に出ます!
チェミ・ジンジャル : Hailさん、
現地に到着したら、潮風亭の「コトカゼ」さん宛てに、
文を送りますので、どうかご心配なくッ!
ベアティヌ : いいですか、チェミ……木工師として大切なのは、
木を知り、力を与え、そして愛を注ぐことです……。
あなたは知識も技術も十分にある……。
ベアティヌ : あとは、愛を注ぐことを学ぶだけ……。
木材への愛はもちろん、それを使う人への愛も重要なのです……。
そのことを、ゆめゆめ忘れることのないように……。

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』の目的『ウメに高級キセル箱を納品』を達成した!

チェミ・ジンジャル : ウチが無事にヤンサに辿り着いたら、
すぐに潮風亭の「コトカゼ」さんに文を送りますね!
チェミ・ジンジャル : 今度こそ師匠の期待を裏切らないよう、
不肖このチェミ・ジンジャル、頑張ります!!
チェミ・ジンジャル : では、行って参ります!!

クエスト『チェミ・ジンジャル奮闘記』をコンプリートした!

一脚の安楽椅子

コトカゼ : あぁ、Hailさんかい。
ちょうど、あんた宛てにチェミ嬢ちゃんから、
文が届いているよ……ほら、さっそく読んでごらん。
チェミからの手紙 : Hailさんへ。
ウチです、チェミ・ジンジャルです。
今、ウチはヤンサのナマイ村という場所に来ています。
チェミからの手紙 : ドマに伝わる文化は、とっても素晴らしいです。
ヤンサ地方固有の素材を使っているせいか、
初めて目にするものばかりです。
チェミからの手紙 : 特に点心と呼ばれている饅頭のような料理が、
ウチのお気に入りです!
チェミからの手紙 : Hailさんにもご馳走したいので、
良かったら「ナマイ村」までお越しください。
食の追求人チェミ・ジンジャル

クエスト『一脚の安楽椅子』を引き受けた!

コトカゼ : チェミ嬢ちゃんは、ずいぶん食に熱心なようだね。
調理師ギルドの職人かなんかかい?

チェミ・ジンジャル : わっ、Hailさん!
お久しぶりです~!
チェミ・ジンジャル : Hailさんも、
ドマ料理の食べ歩きに来たんですか?
なら、いいお店を知っているのでご案内しますよ!
チェミ・ジンジャル : い、いやだなあ、冗談ですってば!
ドマ伝来の木工技術は、バッチリ修得済みですよ!
ちょっと合間に美味しいものを食べていただけで……。
チェミ・ジンジャル : ひいっ!
チェミ・ジンジャル : よ、よーし!
Hailさんもいらっしゃったことですし、
早速「困っている人」を探しに行きましょう!

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『ナマイ村のチェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 困ってる人~……困ってる人はいませんか~……。
……この村、そもそも人が少なすぎます……。
レイザン : 困っていることがないかって?
ああ、あるさ……。
レイザン : 私はドマが占領される前に、料理人をしていたのだがね。
ようやくガレマール帝国の支配も終わったということで、
ふたたび料理屋を開こうと考えているんだ。
レイザン : 当然のことだが、店を開くとなれば、
椅子やら何やら家具を調達する必要があるだろう?
だが、予算も限られている上、腕のいい職人が見つからなくてね。
チェミ・ジンジャル : その悩み、ウチたち、グリダニアの木工師ギルドにお任せください!
あなたの理想の家具を立ち所に作ってみせますよ!
レイザン : おお、それはありがたい。
是非お願いしていいだろうか?
チェミ・ジンジャル : 承りました!
では早速、どんな家具をお求めですか?
レイザン : 私が店を開こうとしているドマ町人地では、
この村の住人とは、少し違う食事作法があってね。
彼らが安心して食事を楽しむことのできる家具が欲しいんだ。
チェミ・ジンジャル : ふむふむ……そうだ、Hailさん!
ただウチが家具を作るだけでは、面白くありません。
ここはひとつ、勝負といきませんか?
チェミ・ジンジャル : お互いに作った家具を持ち寄って、
どちらがより優れているか、依頼人の方に判定してもらうんです!
チェミ・ジンジャル : ここまでウチはろくに依頼を達成できていません……。
このままでは師匠に見放されてしまいます。
師匠にウチの技術を証明するチャンスがほしいんです!
チェミ・ジンジャル : やったー!
ありがとうございます!
レイザン : よくわからんが、とにかくよろしく頼むよ。
製作に悩んだら、「村の住民」の意見も聞いてみるといい。
かつてドマ町人地に住んでいた人もいるだろうからね。
チェミ・ジンジャル : Hailさん、
製作物のヒントが得られたら、ウチの所までお越しください。
材料をお渡ししますので~!

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『困っている人を探す』を達成した!

レイザン : 君の連れは、ずいぶん元気がいいね……。

ミヤケ : 僕は、ドマ町人地から来たんだけどね……。
ここの連中は、気はいいんだが礼儀作法がなってないよ。
道端で飯を食ったり、人前で茶を飲んだりしちゃってさ……。
ミヤケ : 食事ってのは、もっと親しい人と落ち着いた場所で、
するべきものなんだって、大きな声で言いたいもんだね。
小心者だから、衝立でもないと言えないけどさ……。

イナガラ : ドマ町人地の人は、田舎者の村人よりも洒落ていてね。
お高くとまっているっていうか、品がいいっていうのか……
とにかく作法に厳しい人が多い印象だなぁ。

マナヅル : ええ、確かに私は以前、町人地で暮らしておりましたわ。
帝国軍の横暴に耐えかねて、この村に逃れてきましたけれど。
マナヅル : え?
ドマ町人地に住んでいた人の食卓風景を知りたいから、
食事しているところを見せてほしいですって?
マナヅル : そんな恥知らずなこと、到底できませんわ!

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『ナマイ村の住民から話を聞く』を達成した!

チェミ・ジンジャル : おや、Hailさん!
何を作るか決まったんですか?

何を作って勝負する?

▷むしろ料理屋そのもの
▷料理を守るための木盾
▷客席を仕切る衝立

チェミ・ジンジャル : ……衝立……ですか?
なにかこう、複雑な意匠の家具とかではなく?

チェミ・ジンジャル : も、もしやHailさん……
わざと負けようとしていませんか……?
チェミ・ジンジャル : だとすれば心外です……!
ウチは自分の技術に絶対の自信を持っています!
勝ちを譲ってもらう必要はありません!
チェミ・ジンジャル : そ、そうですよね……。
一流の職人であるHailさんが、
そんな無粋な真似をするわけがありませんよね……。
チェミ・ジンジャル : すみません……早く師匠に認められなければと焦っていて……。
おそらく今回が、ウチの技術を証明する最後のチャンス……。
もし認められなければ、今後仕事を与えてもらえないかも……。
チェミ・ジンジャル : ウチが、早く一人前の職人になって、
財政難の木工師ギルドを救わなくちゃいけないんだ……。
そのためには、少しでも難しくて繊細で高級なものを作って……。
チェミ・ジンジャル : ……ハッ!
すみません!
「高級衝立」の製作に必要な材料ですよね?
チェミ・ジンジャル : はい、どうぞ!
ギルドからいただいた研修費で購入したものですので、
気兼ねなくお使いください!

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『チェミ・ジンジャルと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 納品物を作成したら、
「レイザン」さんにお渡しください~。

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『製作手帳 クラスクエスト:高級衝立を製作』を達成した!

チェミ・ジンジャル : もう完成したのですか……?
では、「レイザン」さんにお渡しください。
……ウチもうかうかしてられません……。

レイザン : ドマ町人地で店を開くことは、私の夢なんだ。
どうか力を貸してほしい。
レイザン : おお、これは……。
ベアティヌ : 先生にも見せてください……。
チェミ・ジンジャル : し、師匠!?
ベアティヌ : フフフフ……美しい食卓ですね……。
ドマ文化特有の絢爛な装飾が、見事に再現されています……。
とても新人が作ったとは思えない、高い技術力を感じますよ……。
ベアティヌ : 次はHailさんの作品ですが……
ふう……なんて、素敵な衝立なのでしょう……。
素材の特性を活かした、素晴らしい出来です……。
ベアティヌ : なるほど……これも素晴らしい逸品です……。
チェミの作った食卓ほど複雑な装飾はないものの、
再現するためには高い技術が要求されるでしょう……。
ベアティヌ : 私個人の批評としては……こんなものです……。
しかし、あくまで作品の善し悪しを選ぶのは、依頼人の方……。
さあ、どちらを受け取るか、決めてください……。
レイザン : あ、ああ。
どっちを選ぶかは、初めに見たときから決まってるんだ。
今回の依頼、私が選ぶ勝者は…………
レイザン : こちらだ!
チェミ・ジンジャル : た、確かに、Hailさんが作った物は、
素晴らしい出来だと思います……。
でも……ウチだって、技術力では劣っていないはずです!!
ベアティヌ : ……依頼人の方、なぜそちらを選ばれたのですか……?
レイザン : ああ……ドマ町人地の人たちは、食事を他人に見せることを嫌う。
だから、この衝立で仕切りを作ってあげることで、
安心して食事を楽しんでもらえると思ったんだ。
レイザン : 確かに、そのお嬢さんが作った食卓は逸品だ。
でも、どんなに豪華絢爛な食卓でも、それだけでは、
心置きなく食事をすることはできないんだ。
ベアティヌ : チェミ……
あなたは依頼を受けた後、現地の人々と触れ合う時間を惜しみ、
豪華で複雑な意匠を探し求めて、歩き回っていたのでは?
ベアティヌ : 自らの技術力を証明することに固執し、
依頼人の心に真摯に向き合うことがなかった……。
これでは、依頼人を満足させることはできません……。
ベアティヌ : きっとHailさんは、
自らの足を使って、現地の人々と触れ合って回ったのでしょう……。
ベアティヌ : この衝立からは、
Hailさんの真心を感じます。
とても良い製作物だと思います……。
ベアティヌ : さて、ふたりとも……
異国の文化を学ぶ旅はこれで終わりです……。
グリダニアの「木工師ギルド」へと帰りましょう……。
チェミ・ジンジャル : も、もしかしてウチ……
師匠に見切りをつけられたのでしょうか……?
ああ、ウチはもうおしまいです……。
レイザン : なんだかわからないが、
ともかく、素晴らしい品をありがとうよ。
きっと家具に見合うだけの店にしてみせるからな!

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『レイザンに高級衝立を納品』を達成した!

レイザン : いろいろとありがとう。
いつか店を開くことができたら、そのときは遊びにきてくれるかい。

快活な女性 : 先生、今までどこに行ってたのよ!
ベアティヌ先生に作ってもらった机がね~、壊れちゃって。
私あの机じゃないと駄目なのよ~……先生、直してくださる?
ベアティヌ : そこまで気に入ってくださっているなら、
喜んで、修理させて頂きますとも……。
後ほど、お伺いします……。
初老の男性 : 先生、聞いとくれよ!
息子が双蛇党に入ることになったんだ!
お祝いに槍を送りたいんだけど、先生に作ってもらえないかな?
ベアティヌ : ほう……それはおめでたいですね……。
フフフフ……息子さんが使命をやり抜くことができるよう、
最高の槍をご用意しますよ……やり抜けるように……フフフフ。
楽天家の男性 : あちゃー、僕も先生に頼みたいことがあったんだけど。
さすがベアティヌ先生は、大人気だね。
チェミ・ジンジャル : あの……どうして師匠は、
こんなに皆さんに好かれてらっしゃるのでしょうか?
楽天家の男性 : 先生が作った物ってさ、使ってみるとすぐわかるんだよ。
これは、僕のために作られた物なんだってね。
あの人はいつも、誰かのために物を作っているのさ。
チェミ・ジンジャル : 誰かのために物を作る……。
そういえば……ウチも始めはそうだった……。
チェミ・ジンジャル : ウチが生まれた家は、お世辞にも裕福とは言えなくて、
家具すらろくに揃えることもできませんでした。
チェミ・ジンジャル : それでもお母さんは、ウチら娘たちを育てるために、
女手ひとつで頑張って働いてくれていました。
でも、そのせいで腰を悪くしてしまったんです。
チェミ・ジンジャル : どうにかしてお母さんの力になりたかったウチは、
幼いながらに一生懸命、安楽椅子を作ってあげたんです。
チェミ・ジンジャル : 今から思えば、そりゃもうつたない椅子だったけど、
あれを作っているときは、お母さんのことしか考えてなかったなぁ。
そっか……誰かのために物を作る、ということなんですかね……。
チェミ・ジンジャル : お母さんを楽にさせてあげたいと焦っている内に、
早く一人前になることばかり、考えるようになっていた……。
あの気持ちを、どこかに落っことしてきちゃったんですかね……。
ベアティヌ : 落としてしまったのなら、また拾えばいいだけです……。
ベアティヌ : チェミ、確かにあなたは職人として大事なことを見失っていた。
ですが、そのことに気づいたあなたは、
きっとこれからいい職人になるでしょう……。
チェミ・ジンジャル : 師匠……!!
は、はいっ、ウチ、頑張ります!!
チェミ・ジンジャル : Hailさんも、
こんなウチをずっとサポートしてくれてありがとうございます!
もう二度と、大事なことを見失ったりしませんから!
チェミ・ジンジャル : よーし、そうと決まれば、まずは製材です!
チェミ・ジンジャル流、木工師の心得・そのいち!
良い物を作るためには、いい木材から!
ベアティヌ : 私からもお礼を言わせてください……。
木について語ることは得意でも、人と話すのは苦手でして……
あなたが、いい見本になってくれた……。
ベアティヌ : フフフフ……だから、きっとあの子はもう大丈夫でしょう……。
もし心配なら、お帰りの際にでも、ギルド入口にいるであろう、
チェミに声をかけていってくださいね……。

クエスト『一脚の安楽椅子』の目的『木工師ギルドへ戻る』を達成した!

ベアティヌ : 職人として大切なことを思い出したあの子は、
必ずや芽吹いて、真っ直ぐな大樹へと育つことでしょう……。

チェミ・ジンジャル : あ、Hailさん!
近々、師匠に依頼人の方をご紹介していただけるとのことです!
生まれ変わったウチをご覧に入れたいので、ご同席くださいね!
チェミ・ジンジャル : で、何をしているかというと、依頼人の方を待つ間、
異国を回って見てきたものを、
復習がてらに作ってみようかと!
チェミ・ジンジャル : ふふ……ただ作るのではなく、
出会った人たちの顔を思い浮かべながら……ですよね!
チェミ・ジンジャル : ふふふ!
よーし!
不肖このチェミ・ジンジャル、もう一度頑張るぞ~!!

クエスト『一脚の安楽椅子』をコンプリートした!

不肖、チェミ・ジンジャル!

チェミ・ジンジャル : あ、Hailさん!
お待ちしておりましたよ!
チェミ・ジンジャル : 師匠に紹介して頂いた依頼人の方が、お見えになったようです!
「ベアティヌ」師匠の所までご同行いただけますでしょうか!
チェミ・ジンジャル : では、参りましょう!

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』を引き受けた!

チェミ・ジンジャル : 不肖このチェミ・ジンジャル、
ご依頼いただいた方のお悩み解決のため、
全身全霊をかけて臨む所存です!
ゲイルハード : 前回は世話になったな。
お前には本当に感謝している。
ベアティヌ : Hailさんは、
以前お会いしていると思いますが、
こちらが今回の依頼人であり、私の友人のゲイルハードです。
ゲイルハード : その節は世話になったな。
冒険者とベアティヌの協力のおかげで、
困難な任務を完遂することができた。
ゲイルハード : あのときの働きが、双蛇党の統合司令部に評価されてな。
我が隊の規模は以前に増して大きくなった。
喜ばしい反面、これが原因で問題が起きているのだ。
ゲイルハード : というのも、新しく隊に加わったアラミゴ出身の隊士と、
グリダニア出身の隊士との間に不和が生じてしまってな。
俺のときもそうだが、移民に対する差別はまだ根深く残っている。
ゲイルハード : この問題を解決するために、
対話の機会を設けようと、茶会を開いたのだが、
あまり上手くいかなくてな。
ベアティヌ : では……
まずは以前開かれたという茶会にどんな問題があったのか……
件の隊員たちから話を聞く必要がありますね……。
チェミ・ジンジャル : はい!
不肖このチェミ・ジンジャル、
勇往邁進の姿勢で依頼解決にあたります!
ベアティヌ : Hailさん、
あなたにもこの依頼に参加していただきたいのですが、
よろしいでしょうか……?
ベアティヌ : チェミを信頼していないわけではありません。
ですが、これはギルドへの正式な依頼ですから、
新人育成にかまけて依頼人を蔑ろにはできません……。
ゲイルハード : グリダニア出身の隊士は「双蛇党:統合司令部」で待機している。
アラミゴ出身の隊士は、所在なさげだったから、
「旧市街」の裏通りのあたりを、うろついているかもしれないな。
ベアティヌ : 彼らに話を聞いて、我々として、
どのような対応ができるか考えてみましょう……。
話を聞き終えたら、一度先生の所へ戻ってきてくださいね……。
チェミ・ジンジャル : がってんしょうち!

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『ベアティヌと話す』を達成した!

ゲイルハード : 活きの良い新人が入ったようだな、ベアティヌ。
ベアティヌ : フフフ……そうでしょう?
彼女は期待の新人ですから、双蛇党にはあげませんよ……?

グリダニア出身の隊士 : ほう、隊長のお知り合いの方ですか。
何か私に聞きたいことでも?
グリダニア出身の隊士 : 隊長から依頼されて、
アラミゴ出身者との不和の原因について、
調査されていると仰るのですか……。
グリダニア出身の隊士 : 私が原因で隊内に不和をもたらしてしまったことには、
責任を感じています……。
だから隊長が開いてくれた茶会の誘いにも応じました……。
グリダニア出身の隊士 : ですが、そこで出されたお茶は、アラミゴのものでした……。
彼らはグリダニアに歩み寄る気があるのでしょうか?
グリダニア出身の隊士 : グリダニア様式に染まれ、とまでは言いません。
ですが、せめて中立的な場であることを、
示すようなものであってほしかった……。
グリダニア出身の隊士 : ……愚痴っぽくなってしまいましたが、以上が私の意見です。
「アラミゴ出身の隊士」はどう思っているのやら……
裏通りをぶらぶらしているのを見かけましたが。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『グリダニア出身の隊士と話す』を達成した!

グリダニア出身の隊士 : 私だっていがみ合いたいわけではありませんよ。
命を預け合う隊士なのですから。

チェミ・ジンジャル : 異国を回ってウチが学んだこと、
「忘れるな 誰かのための 物作り」をモットーに、
ウチにできる精一杯の努力で頑張ります!!

アラミゴ出身の隊士 : へえ、アンタ隊長の知り合いなのか。
で、オレに何か用かい?
アラミゴ出身の隊士 : なるほど……隊長から頼まれて、
グリダニアの連中との不和について調査している、と。
アラミゴ出身の隊士 : ……オレたちは移民でありながらも、
今日までグリダニアのために命を張って戦ってきたつもりだ。
だが、未だにグリダニアの連中はオレたちを蛮族のように扱う!
アラミゴ出身の隊士 : それでも隊長は諦めず、
グリダニアの連中と親睦を深めるための茶会を開いてくれた。
アラミゴ出身の隊士 : だが連中は、あろうことか茶会の途中で帰りやがった!
茶会がアラミゴ様式に傾倒しているのが気に入らないと!
こっちはアラミゴのことを知ってもらいたかっただけなのに!
アラミゴ出身の隊士 : そのことがあってから、オレらと連中の軋轢ははっきりした。
以降は作戦行動中の食事や隊内生活においても、
アラミゴ人だけで固まって行動するようになったのさ。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『旧市街にいるアラミゴ出身の隊士と話す』を達成した!

アラミゴ出身の隊士 : グリダニアは、行き場のないオレたちを拾ってくれた国だ。
その恩に報いたいと思ったからこそ、双蛇党に志願した。
決して、いがみ合いたいわけじゃない。

ゲイルハード : アラミゴだグリダニアだのを気にしていては、
戦場で背中を預け合うことはできない。
問題解決に力を貸してくれ、頼む。

ベアティヌ : 隊士たちの話を聞いて、いかがですか……
彼らの不和を解消するための方法は、思いつきましたか?

隊士たちの不和を解消するための方法は?

▷強力な武器を与える
▷東方様式の茶会を開く

ベアティヌ : なるほど……そういえばクガネには茶屋がありましたね……。
グリダニアでもアラミゴでもない東方様式の茶会ならば、
出席者たちに公平な場を設けることができますね……。

▷お揃いの家具を贈呈する

ベアティヌ : では早速、東方様式の茶会に必要な、
「茶屋床机」を作成していただけますか……?
あなたが見てきた景色を思い出しながら……。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『木工師ギルドのベアティヌと話す』を達成した!

ベアティヌ : 茶屋床机の材料が足りなければ、
木工師ギルドが調達しますよ……。
完成したら、「ゲイルハード」に渡してください。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『製作手帳 クラスクエスト:茶屋床机を製作』を達成した!

ベアティヌ : 茶屋床机が完成したのですね……。
では、品評を行いますので、
「ゲイルハード」に渡してください……。

ゲイルハード : アラミゴだグリダニアだのを気にしていては、
戦場で背中を預け合うことはできない。
問題解決に力を貸してくれ、頼む。
ゲイルハード : これは……なんだ?
初めて見る物だが……。
ベアティヌ : 東方の茶屋を再現した家具ですね……。
さすがはHailさん、
相変わらず、惚れ惚れするような完成度です……。
ベアティヌ : さて、それではチェミの製作物も見せてください。
あなたは何を作ってきたのでしょう……?
チェミ・ジンジャル : ウチが作ったのは……これです!
ベアティヌ : これは……Hailさんと同じ、
茶屋床机ではありませんか……。
チェミ、どうしてこれを作ろうと思ったのです……?
チェミ・ジンジャル : 製作物を決めるにあたって、隊士たちから話を聞いてみたんです。
彼らは、互いにいがみ合っているわけではなく、
ただ、公平な場で語り合いたかっただけ……そう感じました。
チェミ・ジンジャル : だから、ウチはグリダニアでもアラミゴでもない、
東方様式の茶会を開くことで、
改めて彼らが歩み寄ることのできる場を用意したいと考えました!
ベアティヌ : なるほど……フフフ……フフフフフ……。
Hailさんと同じ答えに至るとは、
白樺の木のように、成長して一皮むけたようですね……。
ベアティヌ : では早速、おふたりが作ってきてくれた、
茶屋床机を使った東方様式の茶会を開くとしましょう……。
会場は……そうですね……「アプカル滝」にしますか……。
ベアティヌ : Hailさんとチェミは、先に会場へ。
私も後から向かいます……。
ゲイルハード、あなたは隊士たちを呼びに行ってください……。
ゲイルハード : ああ、わかった。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『ゲイルハードに茶屋床机を納品』を達成した!

ベアティヌ : 会場は「アプカル滝」です。
あなたは先に向かってください……。
私も後から向かいます……。

チェミ・ジンジャル : 不肖、このチェミ・ジンジャル……お茶会が楽しみです!
ゲイルハード : 皆、よく集まってくれた。
ゲイルハード : 前回の茶会は俺の配慮が足らず、
アラミゴの文化に偏ったものになってしまった。
ゲイルハード : グリダニア出身の者からすれば、
俺がアラミゴの流儀を押しつけようとしているようにも、
思えたことだろう……すまなかった。
ゲイルハード : だが俺は、お前たちをアラミゴ出身かグリダニア出身かで、
区別するようなことはしない。
お前たちは皆等しく、俺が命を預かる部下なんだ。
ゲイルハード : そのことをわかってもらうため、こちらの木工師たちに頼んで、
グリダニアもアラミゴもない、平等な場を用意してもらった。
設営が終わるまでの間、しばし待っていてくれ。
ゲイルハード : ハッハッハ。
驚いただろう?
これは、クガネの茶屋を模したものらしい。
アラミゴ出身の隊士 : クガネとは、「ひんがしの国」にあるという、港街のですか!
なるほど……言われてみれば確かに、東方特有の情緒を感じます。
グリダニア出身の隊士 : これが……クガネの文化。
グリダニアの外にも、こんなにも素晴らしいものがあるのか。
ベアティヌ : 文化とは、人の暮らしから生まれるもの……。
その土地の物を見れば、
どんな人々が暮らしているのか知ることができます。
グリダニア出身の隊士 : この世界には、私の知らない素晴らしい物がたくさんあるのですね。
そしてそれは、「人」にも言えることなのかもしれません。
どうやら、私は少し狭量だったようです……。
グリダニア出身の隊士 : これからは、アラミゴの文化を知り、もっと理解しなければ。
同じ任務に就く仲間のことを。
アラミゴ出身の隊士 : ……オレたちも、もっとグリダニアのことを知る必要がある。
この国は、オレたちにとって第二の故郷とも言える存在だからな。
グリダニア出身の隊士 : …………フフフフ。
アラミゴ出身の隊士 : ハッハッハッハ。
ゲイルハード : よーし!
では、あらためて乾杯だ!
今日は心ゆくまで楽しんでいってくれ!
ゲイルハード : ……さて、宴もたけなわといった所だが、
皆、楽しんでもらえただろうか?
グリダニア出身の隊士 : ええ、こんなに楽しい茶会は久しぶりです。
これまで私は、彼らとわかり合うことはできないと思っていました。
ですが、その狭量さが隊に不和をもたらしてしまった。
アラミゴ出身の隊士 : 我々アラミゴ人だってそうだ。
身内だけの閉鎖的な人間関係に依存せず、
もっと心を開いてグリダニアのことを知る必要がある。
ゲイルハード : お前たちは、死地で互いの背中を預け合う戦友なのだ。
これからも互いに理解を深め合いながら、
信頼関係を築いていってほしい。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』の目的『アプカル滝のゲイルハードと話す』を達成した!

チェミ・ジンジャル : 茶会、上手くいってよかったですね!
出されたお茶は、ウチにはちょっと熱かったですけど……。
でもでも、お茶菓子は甘くて美味しかったです!
ベアティヌ : お疲れさまです……それにしても、まさかふたりともが、
クガネの茶屋様式を作ってくるとは思いませんでしたね……。
ベアティヌ : 作った物は同じでも、
品質には天と地ほどの差がありましたが……。
ベアティヌ : ですが、依頼とは品質を競うものではありません……。
依頼者の願いを叶えられるかどうか、です。
その点においては、先生から満点を差し上げますよ……。
ベアティヌ : これからもその気持ちを忘れず、精進を続けてください……。
あなたはきっと、Hailさんにも劣らぬ、
立派な職人になれるはずです……。
チェミ・ジンジャル : はい、ありがとうございます!
不肖このチェミ・ジンジャル、
本当の意味での一人前の職人になってみせます!
チェミ・ジンジャル : そういえば、ギルドの財政難は大丈夫なのでしょうか……?
ベアティヌ : ……はて、なんのことですか……?
ベアティヌ : 財政難と言われましても……
我がギルドには、双蛇党という大口の取引先もありますし、
常連客も多く経済的には、むしろ潤っていますよ……?
チェミ・ジンジャル : え、だって師匠!
ここ最近、ろくに食事を摂られていなかったじゃないですか!
口にするのは、水ばかりで……!
ベアティヌ : あれは、私の心に秘めていた「木への愛」が爆発した結果……
木の気持ちを知るためには、木の立場に立ってみるしかない。
ならば私も、木のように水だけで生きてみよう、と……。
チェミ・ジンジャル : い、命を張った木工ジョーク……
どうやらウチは、自分の師匠に対する理解が、
まだまだ浅かったようです……。
チェミ・ジンジャル : ……そうだ……Hailさん、
ウチってば、今回のお礼をお伝えするのを忘れていました。
チェミ・ジンジャル : 思えばウチの勘違い……いえ、半分くらいは師匠のせいですが、
そこから始まった今回の異国の旅、いろいろと助けていただき、
本当にありがとうございました!
チェミ・ジンジャル : Hailさんとの旅は、
とっても楽しかったです!
またいつか一緒に旅して回りましょうね!
チェミ・ジンジャル : では、ウチはこれで失礼します!
もっと良い物が作れるように、少しでも多く勉強しなくては!
たまには遊びにきてくださいね!
ベアティヌ : Hailさん、
私からもお礼を申し上げます……
彼女の面倒を見ていただき、ありがとうございました……。
ベアティヌ : これからも、木工師としての技と心を活かして、
多くの人に愛を分けてあげてくださいね……フフフフフ。

クエスト『不肖、チェミ・ジンジャル!』をコンプリートした!

ベアティヌ : ゲイルハードが、あなたたちふたりに感謝していましたよ……。
木を通して、人と人がわかり合う瞬間に立ち会えた経験は、
あの子の職人としての成長に繋がることでしょう……。

近況について

ベアティヌ : チェミを木工師としてさらに成長させるために、
ラザハンの木工技術を学ぶ旅に行かせたのですが……
まずは、彼女から届いた手紙を読んでみましょう。
ベアティヌ : 「Hailさん、お久しぶりです!
 不肖、チェミ・ジンジャルです!
 ウチは今、サベネア島のラザハンに来ています!」
ベアティヌ : 「近東の文化は、とても興味深いです!
 特にウチは、ハンサカレーという料理がお気に入りです!
 食の追求人チェミ・ジンジャル」
ベアティヌ : ……このとおり、彼女はまだ一人前と呼ぶには早いようですね……。
すでにグリダニアに戻ってきているとのことなので、
近々お仕置きです……フフ……。

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