調理師クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

目次

Lv1~ 調理師リングサス総料理長

調理師ギルド受付 チャーリス
「お客様、こちらは「調理師ギルド」でございます。
 レストラン「ビスマルク」でのお食事でしたら、
 外のテーブルへ・・・・・・
 おや、違いますか?
 では、様々な食材を調理し、
 人々の心とお腹を満たす「調理師」を志す方ですね?
 ならば、調理師を束ねる
 我々「調理師ギルド」への入門をお勧めします。」
(調理師ギルドに入門したい?)

(はい、条件未達成)
調理師ギルド受付 チャーリス
「失礼ですが、お客様はまだ、冒険者としては未熟であるご様子。
 まずは、お客様が今学ばれている技を血肉化されることに
 専念されたほうが良いかと。
 調理を学ぶのは、それからでも遅くはありません。
 経験を積まれたお客様が、改めて当ギルドへ
 お越しになる日を心よりお待ちしております。」

(いいえ)
調理師ギルド受付 チャーリス
「ふむ、いやこれは失礼。
 自分の早とちりであったようですね。
 ではお客様、ご注文ならテーブルにて承ります。
 お気が変わられたら、自分へお声がけください。
 ギルドについて、ご案内いたします。」

(はい)
調理師ギルド受付 チャーリス
「・・・・・・なるほど、調理師志望か?
 だったら、営業用の堅苦しい台詞はヤメだ。
 早速、ウチのギルドについて説明してやるぜ。
 もともと、ここリムサ・ロミンサは、
 海の幸と山の幸の両方が手に入る食材豊かな街だ。
 加えて、交易船を通じて、
 異国から様々な食材、香辛料が持ち込まれる。
 もちろん、その調理法を記したレシピもいっしょにな。
 こうして集まった膨大な量のレシピを
 体系化してまとめあげた偉大な人物がいた。
 それがギルドの創設者、シャーククリーバー提督さ。
 食通であり、自らも軍船の厨房に入り浸るほど
 調理を愛した彼は、この大事業に挑む過程で
 ギルドを設立し、近代的調理法を確立させたんだ。
 もちろん、レシピ集めだけがギルドの役割じゃない。
 これまでにない斬新な創作料理を生み出すのも、重大な仕事だ。
 お前のような冒険者をギルドに入れるのも、同じ事情さ。
 要は、ギルドって鍋に冒険者という食材をぶちこんで
 新しい味わいを生み出そうとしてるんだ。
 そういう向上心に燃える人なのさ、
 うちのギルドマスター「リングサス」は。
 彼に認められれば、調理師ギルドに入門できるぞ。
 胸に手を当てて、調理への情熱を確かめてみろ。
 ますます燃え上がってきたら、俺に声かけな。
 マスター・リングサスを紹介してやるよ。」

調理師ギルド受付 チャーリス
「調理への情熱は、ますます燃えあがったか?
 だから話かけたんだよな、俺に?」

(いいえ)
調理師ギルド受付 チャーリス
「なんだいなんだい。
 急に怖気づいちまったのかい?
 いずれにせよ、その状態じゃ
 マスター・リングサスにゃ、会わせられないぜ。
 あの方の料理への情熱に、火傷しちまうからな。」

(はい)
調理師ギルド受付 チャーリス
「そうかそうか、そいつはいい!
 その意気で、ギルドマスターにぶつかれば、
 必ず、迎え入れてくれるだろうさ。
 マスター・リングサスはな、調理の腕も、調理にかける情熱も、
 リムサ・ロミンサ随一だからな。
 マスター・リングサスは、この厨房の上から料理人を見守ってる。
 今すぐ、お前の情熱をぶつけに行きな!」

リングサスと話す

リングサス
「お前さんか?
 調理師ギルドに入りたいと言っているのは。
 どれどれ、そのツラをよく見せてみろ。
 才能の欠片も見当たらない・・・・・・なんてな。
 顔見ただけじゃわからんさ、わははっ!
 それに、才能があろうがなかろうが関係ない。
 大事なのは料理に対する姿勢だ。
 そいつが燃えたぎってりゃ、問題ねぇ。
 それで、どうだいお前さん?
 お前さんは本当に熱い気持ちで、
 調理師ギルドに入門したいと思ってんのかい?」
(調理師ギルドに入門したい?)

(いいえ)
リングサス
「・・・・・・おっと、どうしたんだ。
 やっぱり、料理は食べる専門ってか?
 だったら、外のテーブルで注文するんだな。」

(はい)
リングサス
「んんっ、いい返事じゃねぇか。
 お前さんの料理への情熱が伝わってくるぜ。
 調理を究めるってのは、簡単なことじゃねぇ。
 俺にしたって、コース料理に例えりゃ、まだ前菜ぐらいだ。
 最後のデザートなんて、一生かかっても届くかどうか。
 それでも諦めずに取り組めるかは、情熱次第。
 情熱を持ってりゃ、教え甲斐もあるってもんだ。
 それで、お前さんの名は?
 ・・・・・・よし、Hikaよ、
 まずは、こいつを受け取れ。
 初心者用の調理道具、「ウェザードスキレット」だ。
 こいつを装備した瞬間から、お前さんは「調理師」となる。
 装備したら、また俺に声をかけるんだぞ。
 お前さんがちゃんと装備してるか、確かめるからよ。」

リングサス
「ここは、レストラン「ビスマルク」の厨房だ。
 「調理」の話、聞きたくねえか?」
(何を聞く?)

(あなたのことを教えてほしい)
リングサス
「エオルゼアいちのレストラン「ビスマルク」の、
 総料理長を務めてるリングサスだ。
 この厨房を預かる、いわば味の総責任者よ。
 「ビスマルク」を訪れた全てのお客様に「美味い」と
 言っていただくために、毎日スキレットをふるってんだ。
 同時に、調理師ギルドの「ギルドマスター」をしてる。
 リムサ・ロミンサ調理師界のトップに立つ者として、
 調理師を志し、ギルドの門を叩いたすべての者を
 一人前に料理するのも、俺の大事な生きがいってやつだな。」

(「調理」とは何か?)
リングサス
「言うまでもなく、料理を作ることさ。
 不味いものを美味く、美味いものをより美味く、
 調理の技で変えてやるんだ。
 調理するときに何より大事なのは、この「舌」だな。
 味が分からねぇバカ舌じゃあ、美味いもんは作れねぇ。
 食材の切り方も、濃厚なスープの味付けも、
 芳しいスパイス調合も・・・・・・知識だけじゃ役に立たん。
 確かな舌で、善し悪しを見抜けなきゃ意味がねぇ。
 この舌の確かさってのは、決して才能なんかじゃねえ。
 努力と経験を積めば、いつか必ず身についてくるもんさ。
 味を知ること、覚えること・・・・・・
 そいつを熱心に取り組み続けた調理師だけが、
 お客様の評判を得ることができるってわけだ。」

調理師ギルド受付 チャーリス
「こちらは「調理師ギルド」でございます。
 当ギルドは、各地の調理師が集う・・・・・・いわば「料理の聖地」。
 レストラン「ビスマルク」でのお食事でしたら、
 給仕のハ・ラホノに、お申し付けください。
 さまざまな料理を、最高級の味でご賞味いただけます。」

Lv1~ 味覚の要

リングサス
「ははっ、いいぞ! 似合ってるじゃねぇか!
 そいつを使いこなすのが、お前さんの最初の仕事だ。
 調理師の道は、片手鍋に始まり、片手鍋に終わるからな。
 お前さんにゃ、そいつを骨の髄まで学んでもらうぜ。
 コトコトとスープを煮込むように、じっくりとな。
 じゃあ、さっそく、お前さんの腕前を見せてもらおうか。
 お前さんがどのくらい使えるか、それがわからなきゃ、
 何を教えりゃいいのかも、わからないだろ?
 ってことで、「メープルシロップ」を1杯ぶん作ってこいや。
 「メープル樹液」をスキレットで
 調理すればいいだけさ、簡単だろ?
 必要なものは・・・・・・今言った「メープル樹液」に、
 「ファイアシャード」だ。
 「メープル樹液」は、調理師ギルドのヨッシーが扱ってる。
 あいつに話しかけりゃあ、売ってくれるぜ。
 ようし、じゃあ行ってこい!
 「速さは美味さ」もまた、料理の神髄だ!
 グズグズしてたら、千切りにするぞ!!」

リングサスにメープルシロップを納品

リングサス
「調理ってのは、時間との勝負でもあるんだ。
 さっさと「メープルシロップ」を持ってこい!」
(メープルシロップを渡す)
リングサス
「さて、「メープルシロップ」・・・・・・
 さっそく味見させてもらうとするか。
 ・・・・・・実にいい味だった!
 なかなかやるな、お前さん。
 新人で、ここまでできるなら十分だ。
 「メープルシロップ」は独特の風味がある甘味料でな。
 「クランペット」や「ラノシアトースト」を、
 ほんのり甘く仕上げたいなら、こいつの出番さ。
 もちろん、そのまま使わずに、さらに煮詰めて
 「メープルシュガー」にしてもいい。
 本当に用途の多い優れものさ。
 と、こんな簡単に作れる「メープルシロップ」だけでも、
 知っておくべきこと、覚えるべきことは山ほどあるんだ。
 鍋を振るだけが料理じゃねぇ。
 食材について詳しく知るのも、
 料理のレパートリーを増やすためには必要なんだぜ。
 料理の味ってのは、工夫次第で無限に広がるもんさ。
 だからって、焦るなよ。焦らず努力を重ねていくんだぜ。
 お前さんのことは、ちゃんと見てるからよ・・・・・・
 重ねた努力が頃合いになったら、また俺んところに来な。
 新しい課題を、用意してやっからよ。」

Lv5~ 戒めるレシピ

リングサス
「よく来たな、いいタイミングだぞ。
 なぁお前さん、簡単な料理を作ってみねぇか?
 ・・・・・・実は、ビスマルクの若い調理師がヘマしてよ・・・・・・
 ちょいとへこんじまってるんで、
 なんとか元気づけてやりてぇのさ。
 まだ下っ端だし、失敗するのは仕方ないこった。
 しかし、いつまでも引きずってもらうのは困るんでな。
 あいつの好物でも食えば、気も紛れるんだろうが・・・・・・。
 俺が作ったんじゃ、押し付けめいててなぁ。
 そこで、お前さんの腕を見込んで、頼んでるってわけさ。
 魚商「ハイアライン」で買える「プリンセストラウト」から、
 焼き魚「グリルドトラウト」を1個作って
 厨房にいる「イングハム」って調理師に届けてやってくれ。
 後輩のお前さんが作るから、意味があるんだ。
 「後輩でもこれだけできる」ってのを見せてやりゃ、
 あいつのやる気、負けん気も戻ってくるだろうよ。」

イングハムにグリルドトラウトを納品

イングハム
「ええっ、オレに差し入れがあるって?
 「グリルドトラウト」は確かにオレの好物だけど・・・・・・。
 どうして差し入れなんか?」
(グリルドトラウトを渡す)
イングハム
「マスター・リングサスに頼まれたって?
 飯でも食って、元気出せってか・・・・・・。
 じゃあ、お前の料理とやらを見せてもらおうじゃねーか。
 この「グリルドトラウト」、本当にお前が作ったのか?
 ただの魚の塩焼きだってのに、香ばしい匂いだけで、
 腹が減ってきやがる・・・・・・。
 焼き上げた皮の照りと、焦げ目の具合が
 ますます食欲をそそる!
 これだけで、マスター・リングサスなら絶賛間違いなしだな。
 料理は五感で味わうもんだっていう、
 マスターの教えを忠実に守ってるからな。
 なぁ・・・・・・お前、確か新人だよな? 最近ギルドに入った。
 なのに、もうこんなに人を魅了する料理が作れるのかよ。
 オレなんて、魚を満足に焼けるようになるまで、
 半年以上もかかったってのにさ。
 クソッ、これが才能の差ってやつなのか?
 なんか腹立ってきたぞ・・・・・・!
 決めた、オレはお前みたいな奴には負けねぇ!
 ・・・・・・いや、ちょっと待て。
 「グリルドトラウト」の礼だけはしとく。
 この「アマチュアクリナリーナイフ」を持っていけよ。
 こいつは「副道具」っていう、
 スキレットみたいな「主道具」と合わせて使う道具だ。
 作業がやりやすくなるから、試してみな。
 勘違いするなよな、あくまでも借りを返しただけだ。
 さっきも言ったけど、オレは絶対にお前なんかに負けねぇ。
 お前がそのクリナリーナイフで、どれだけ修行してもだ!」

イングハム
「ビスマルクでは、出前もやってるんだ。
 見てのとおり、店のテーブルは十分な数があるけど、
 忙しくて来店できないお客様もいるからな。
 そんなお客様にも、うちの店の味を楽しんでほしい・・・・・・
 そう思ったマスター・リングサスが始めたんだぜ。」

Lv10~ 助けるレシピ

リングサス
「よう! この前は助かったぜ。
 レストラン「ビスマルク」のために、すまなかったな。
 すまないついでに、また力を貸しちゃくれねぇか?
 この間のイングハムが、どうも焦ってるようでな。
 レストラン「ビスマルク」の出前料理を任せてみたんだが
 1品、作り忘れちまってるんだ。
 このままじゃ、お客様にご迷惑がかかっちまう。
 お前さん「ドードーのグリル」を2皿作って
 出かける前の「イングハム」に届けてくれんか?
 ガーリックで下味をつけた
 ドードーの笹身を、じっくり焼き上げる料理だ。
 お前さんの腕なら問題なく作れるはずだ、頼んだぞ。」

イングハムにドードーのグリルを納品

イングハム
「え、「ドードーのグリル」を俺にくれるって?
 マスター・リングサスに頼まれたから?
 よく話が見えないんだが・・・・・・?」
(ドードーのグリルを渡す)
イングハム
「だいたい、俺はこれから出前に出るとこなんだ。
 お前に付き合ってる暇は・・・・・・って、確か注文の品に!
 ・・・・・・ああ、俺としたことが
 出前料理の「ドードーのグリル」を作り忘れてるじゃねーか!
 だめだっ、もう時間がない!
 お前が作った「ドードーのグリル」が
 お客様に出せるか、見せてもらうぜ。
 おお、なんだこの「ドードーのグリル」は!
 シンプルな調理法だから、腕前がそのまま出る料理だが、
 これは実に見事な焼き加減・・・・・・。
 肉質が柔らかく、脂身が少ない笹身を
 強火で焼き上げることで、肉汁を閉じ込め、
 柔らかさを残しつつジューシーに仕上げたのか!
 なにより、黄金色の焼き色だけで十分に食欲を誘う。
 さらに、ガーリックの香りが肉の臭みを消すだけでなく
 食欲をさらに高めている!
 ・・・・・・正直、俺だったら、ここまでできなかった。
 お客様にとっちゃ、お前の料理が出前された方が
 結果的に幸せだったな。
 ちくしょう、俺のバカ野郎!
 今度こそ名誉挽回するつもりだったのにっ!
 また、こいつに助けられるなんて!
 前も言ったが、お前に借りを作りたくない。
 耳寄りな情報をやるから、
 今回の件はこれでチャラにしてくれ。
 ギルドリーヴの製作稼業ってのがあるんだが、
 こいつが調理師の修行にもってこいなんだ。
 冒険者ギルドのチャ・モクリから、受けられるぜ。
 これで、せいぜい腕を磨くんだな。」

Lv15~ 起死回生のレシピ

リングサス
「おう、元気そうだな。
 精進も重ねてるようで、なによりだ。
 なあに、隠したって、調理でつけた手指の傷でわかるのさ。
 もっとも俺から見たら、まだまだだがな!
 それでも、お前さんの成長ぶりが、
 他の調理師へのいい刺激になってるのは事実だ。
 イングハムなんて、
 お前に対抗心燃やして、頑張りまくってるぜ。
 だが、ちょっと張り切り過ぎて、もめ事が起きちまった。
 なのにあいつ、どうも俺には打ち明けづらいのか
 自分で抱え込んじまってるんだ。
 お前さん、あいつから話を聞いてきてくれんか?」

イングハムと話す

イングハム
「お前・・・・・・何だよ、用でもあるのかよ?
 それとも、俺を笑いに来たのか?
 ・・・・・・いや、またマスター・リングサスの差し金か!?
 ・・・・・・悪ィ、お前に当たるのは筋違いだよな。
 いっつもドジ踏んでるのは俺だし、俺が全部悪いんだし。
 ・・・・・・でも暗くもなるさ。
 店のお得意様を、俺のせいで怒らせたんだぜ?
 俺、ずっと失敗続きだったから、焦っちまって・・・・・・
 お得意様の前で、いいところ見せようと思ってさ
 好物の「ミコッテ風山の幸串焼」を試食にお出ししたら
 逆に機嫌を損ねちまって・・・・・・。
 なんか店に抗議するって言ってるし・・・・・・。
 俺の勝手で、店の名に泥ぬっちまうなんて・・・・・・
 今頃、お客様の機嫌が直ってたりしないかな・・・・・・?
 頼むから、ちょっと様子を見てきてくれないか?
 テラス席にいらっしゃる「メーティマガ」様だ。」

メーティマガと話す

メーティマガ
「ん、なんだいあんた?
 見たところ調理師のようだが・・・・・・
 もしかして、不味い「ミコッテ風山の幸串焼」を
 私に押し付けてきた調理師の代わりに、
 ワビでも入れに来たのか?
 でもダメだね、不味いものは不味いと店に抗議するよ。
 それは私の信条ってやつだからね。
 しかし、「ビスマルク」も大丈夫なのかね?
 あの程度の腕の調理師を雇ってたら
 名店「ビスマルク」の看板に傷がつくだろうに。
 それとも、安さがウリの屋台にでも方向転換したのか?
 ・・・・・・おっと、評価に不満があるのかい?
 だったら調理師は言葉じゃない、料理で語るべきだろう?
 「ミコッテ風山の幸串焼」を1個、作りなおしてもらおう。
 あんたの料理で、この私を黙らせてみせな。
 それができたら、店への抗議を取りやめよう。」

メーティマガにミコッテ風山の幸串焼を納品

メーティマガ
「「ミコッテ風山の幸串焼」はまだかい?
 それとも、白旗を上げるのかい?」
(ミコッテ風山の幸串焼を渡す)
メーティマガ
「へぇ、できたのかい。
 不味かったら、マスター・リングサスにすぐ抗議できるよう、
 厨房の方でじっくりと味見させてもらおうじゃないか。
 とりあえず一口食べさせてもらったが・・・・・・
 悔しいけど、おいしいと言わざるを得ないね。
 まず焼き加減が素晴らしい!
 淡い焼き色ながら、鉄串を使ったお陰で、
 ドードーの肉が内側からも、しっかりと焼けている。
 それでいて、焼き過ぎて焦げ臭くなることなく、
 食欲をそそる香ばしさが、しっかりと存在した。
 そして口に入れたとき、まっさきに感じたのは、肉の深い味わい!
 香りで膨らみきった私の期待を完全に上回っていた。
 さらにルビートマトの酸味とパプリカの甘味が、
 肉の旨みを、見事に引き立てていた・・・・・・。
 これこそまさに味のアンサンブル。
 私の完敗だよ、調理師さん。
 約束どおり、店への抗議は取りやめよう。
 マスター・リングサスが不在でも、まったく問題なかったな。
 マスター・リングサスに伝えてくれ。
 あんたのような腕のいい調理師をもっと育てて、
 「ビスマルク」の味も、さらに向上させてくれ、とね。」

リングサスと話す

リングサス
「ああ、留守中の話は聞いてるぞ。
 「ビスマルク」の上得意、メーティマガ様の
 機嫌を直してくれたそうだな。苦労かけた。
 実は、さっきまでイングハムと話し合ってたんだ。
 あいつも反省してるし、お前にも感謝してたぞ。
 自分で伝えろって言ったんだが、
 対抗心を持ってるからか、気まずいらしくてな。
 まあ、大目に見てやってくれ。
 イングハムには、きっちり伝えたんだが、
 俺は、一度や二度の失敗で店をクビになんかしねぇよ。
 お客様は大切だが、それだけが全てじゃねぇんだ。
 どんな奴だって一人前の調理師にする。
 たとえ、俺や店の名声が揺らごうとな。
 人を預かって物を教えるっていうことは
 そのくらいの覚悟がいるのさ。
 俺が守りたいのは、調理への情熱だけだからな。
 もしも俺が誰かをクビにするってんなら、理由はひとつ。
 そいつが「調理師」でなくなったときだけだ。
 ま、お前に関しちゃ心配はねぇよ。
 もう新米扱いはできねぇ腕前だぜ。
 俺が保証する、これからも頑張れよな!」

Lv20~ 癒しのレシピ

リングサス
「おう、今日も元気に料理してるか?
 疲れってのはな、調理師にゃ禁物だぞ。
 料理にまで疲れが出ちまうからな。
 とはいえ、いくら身体を鍛えてようが
 一日中立って調理してりゃ、疲れってのはどうしても溜まる。
 なあ、ここはひとつ
 その疲れを払拭する料理を作っちゃみないか。
 たとえば・・・・・・「ドライプルーン」なんかどうだ?
 「ドライプルーン」は「ピクシープラム」っていう、
 クルザス原産の果物を使って作る乾物だ。
 生だとほろ苦い果実が、乾かすことで、
 疲れたときにゃもってこいの甘~い食い物に変わる。
 日持ちするから、船乗りからも愛される一品だ。
 ただピクシープラムは、ギルドショップのヨッシーは扱ってない。
 自力で採集するか、「西国際街商通り」の
 マーケットボードを見て、売りに出てないか探してみてくれ。
 できあがったら、厨房の窯で作業中の
 調理師「ダイビング・ダヴ」に1個届けてくれんか。
 特に、あいつが最近疲れてるみたいでな・・・・・・。」

ダイビング・ダヴにドライプルーンを納品

ダイビング・ダヴ
「へ、あたいに「ドライプルーン」を?
 マスター・リングサスからの差し入れだって?」
(ドライプルーンを渡す)
ダイビング・ダヴ
「これを食べてみればいいのかい?
 ふむ、ちょうど休憩の時間になったから、
 上に行って一口いただくさね。
 こいつは、なかなかイケてる味じゃないか。
 程よい酸味としっかりした甘さが後引く感じさ。
 ・・・・・・たしか、あんたは最近、
 マスター・リングサスが目をかけてる調理師だよね?
 ドライフルーツってのは、噛み千切ったとき、
 歯にしっとりした果肉がまとわりつく感じが決め手なんだよ。
 その点、あんたのは合格だ。
 昔からピクシープラムには、様々な薬効があると言われてるんだ。
 あたいも毎日、薬代わりに食べてるが、生だと渋くてね。
 だけど、あんたが作ったドライプルーンみたいに、
 乾燥させれば、甘味がぎゅっと凝縮される・・・・・・。
 これなら、食べるのが楽しみになっちまうね。
 にしても・・・・・・なんでマスター・リングサスは、
 あんたに「ドライプルーン」を作らせたのかね?
 ・・・・・・そういや、今朝マスター・リングサスに、
 最近あたいが疲れてるようだなって言われたっけ。
 うーん、そんなはずないんだけどねぇ。
 あたいは、健康のために命を懸けてるって自負してたんだけどな。
 そんなあたいの姿が、
 マスター・リングサスには無理してるように見えたのかねぇ。
 忙しいお人なのに、厨房の調理師をよく見てるもんだ。
 あんたも、マスター・リングサスに
 心配かけないように、健康には気を付けなよ?
 調理師は、鍋を振るえるうちが旬なんだからさ。」

ダイビング・ダヴ
「食事と健康には、密接な関係があるって知ってるかい?
 もちろん、何かを食べれば病気が治るとか、
 そんな都合のいい話じゃないさ。
 日々、身体にいいものを選んで食べ続けることで、
 病気に負けない身体を作る・・・・・・これこそが食事の効能。
 偏った食生活じゃあ、ダメってことさね。」

Lv25~ 滋養のレシピ

リングサス
「やあ、お前さんか。
 ちょっとダイビング・ダヴの口癖を考えていてな。
 「健康のために命を懸ける」っていうあれだ。
 食が身体を作る以上、健康的な料理を追求するのは、
 調理師の使命のひとつだからな。
 特に復興、復興で、どこも人手不足な今、
 スタミナがつく健康料理があれば、喜ばれるだろう。
 そこで考えたのが、「大山羊ステーキ」だ。
 ハイランダー族の伝統料理のひとつで、
 食べれば力が湧くことうけあいさ。
 だが、問題なのはアルドゴートの肉が、
 筋っぽいうえ、味にクセがあるってところだ。
 この点をどう克服するかが課題でなぁ。
 なぁお前さん、ちょっと1皿試作してみてくれよ。
 そいつを「ダイビング・ダヴ」に試食させて、
 意見を聞いてみてくれ、頼むぜ。
 健康的な料理についてなら、店の中じゃあいつが一番だからな。
 厳しくも的確な批評をくれるだろうよ。」

ダイビング・ダヴに大山羊ステーキを納品

ダイビング・ダヴ
「あんたが作った「大山羊ステーキ」の感想がほしいって?
 マスター・リングサスの頼みなら、仕方ないね。」
(大山羊ステーキを渡す)
ダイビング・ダヴ
「それじゃあ、さっそく上で試食してみるかね。
 あんたの「大山羊ステーキ」をさ。
 ふむ、これは・・・・・・!
 筋っぽいアルドゴートの肩ロースを、
 よく叩いて、柔らかにレアで焼き上げている!
 さらに肉本来のクセのある雑味を感じない!
 むしろ香ばしく風味が豊かになっているのは、
 ガーリックで下味を付けたからだね。
 それに肉料理にありがちな脂っぽさもなく、
 さっぱり食べられるスタミナ料理を実現している。
 脂身の少ない肉質を活かしているね!
 なるほど・・・・・・あたいとは発想がまるで逆だ。
 健康料理の常識を、ひっくり返された気分さね。
 以前にも言ったように、あたいは、
 料理に関しちゃ、健康のために命を懸けてる。
 身体に悪い食い物は食べないことにしてるさね。
 そんなあたいに、ガツガツと喰わせてのけたんだ。
 あんたの料理は本物だよ。
 ・・・・・・こんな料理、故郷のウルダハじゃなかったよ。
 ただ焼き上げただけの雑な料理ばかりでね。
 あそこには美食家を気取る奴が多いが、
 その実、味がわかるヤツはほとんどいないのさ。
 そういう連中に料理を作るのがイヤになって、
 あたいはウルダハを捨てたんだ。
 この行動は、やっぱり正解だったね。
 あんたのような調理師にも出会えたんだから。
 あんたに負けないように、あたいも精進するよ。」

Lv30~ 食通ロロリトの挑戦状

リングサス
「痛ッ・・・・・・くそったれ、動きやがれ!
 実は腕が荷車と壁に挟まされてな、しばらく動かんらしい。
 この腕じゃあ、まともに料理ができねぇ・・・・・・
 こんな日に、まいったぜ。
 今日はヤバい客が「ビスマルク」に来るんだ。
 世の調理師すべての敵みたいな野郎がよ・・・・・・!
 そいつは、ウルダハの大富豪で
 権力者なんだが、毒舌の美食家としても有名でね。
 そいつが今、商談でこの都市に来てるんだ。
 ヤツは、どんな料理でも肥えた舌でアラを見つけては、
 口汚くこき下ろしてきやがる。
 そうやって潰された店は、数知れねぇ。
 料理をしくじって、ヤツに悪評をばらまかれでもしたら、
 エオルゼア随一のビスマルクだって、おしまいさ。
 だから、毎度、俺が相手してたんだがな・・・・・・
 勝負から逃げたと言いふらされるのも我慢ならねえ。
 いや、待てよ・・・・・・そうか、お前さんがいたか!
 なぁ、Hika。
 俺の代わりに・・・・・・料理を出しちゃくれねぇか!?
 すべての責任は、この俺が取る!
 だが、お前さんならできると、俺ァ信じてるぞ。
 まずは、ウルダハ出身の「ダイビング・ダヴ」から
 ヤツの情報を聞き出してみろ。
 その名は・・・・・・ロロリトだ!」

ダイビング・ダヴと話す

ダイビング・ダヴ
「ロロリトの話は聞いてるよ。
 マスターもついてない、こんな日に怪我するたぁね。
 ロロリトは、宝飾店「エシュテム」、織物の「サンシルク」を
 傘下に置く「東アルデナード商会」の会長で
 「百億ギルの男」という異名を持つ爺さんさ。
 財力にものを言わせて、ウルダハを事実上
 支配している「砂蠍衆」の一員だ。
 だが、いい噂は聞かないね。
 そんなんでも、舌だけは本当に一流さ。
 でも、その舌を調理師を潰すためにしか使わないらしい。
 もっとも、本当に美味いものを食ったときは、
 何も言えなくなっちまうとか聞いたことあるよ。
 ツイてることに、ちょうど今、
 ロロリトの執事であるノノペサが、ビスマルクに来店してるんよ。
 テラス席にいる「ノノペサ」に、
 ロロリトの好物を聞いてみるといいさ。
 ヤツの好物を出せば、気に入られる可能性も高まるだろ?」

ノノペサと話す

ノノペサ
「あなたがリングサス様の代わりに料理を?
 それでロロリト様の好みを知りたい、というわけですか。
 ロロリト様に尽くそうという心意気は買いますぞ。
 老境とはいえ、あの方もまだまだお盛んですからな。
 肉を好んでお食べになられます。
 とくに「ラプトルのモモ肉」を好まれましてな。
 硬すぎず柔らかすぎず、最高の焼き加減に仕上がった
 「スモークドラプトルHQ」の1皿でも出せば
 ロロリト様にご満足いただけるやもしれません。
 可能な限り、材料も高品質のものを使われることをお勧めします。
 ロロリト様は、素材の産地をも感じ取る舌をお持ちゆえ。
 さて・・・・・・ロロリト様の商談は、じきに終わります。
 それまでに料理を用意するが、よろしかろう。
 お戻りと同時にお食事を取れれば、心象もよくなりましょう。
 完成した料理は、私めへお届けください。
 ロロリト様のお部屋まで、運ばせていただきますゆえ。」

ノノペサにスモークドラプトルHQを納品

ノノペサ
「最高品質の「スモークドラプトルHQ」ですぞ。
 その料理こそ、今のロロリト様がお求めになる料理です。
 違いありません、この爺にはわかるのでございます。」
(スモークドラプトルHQを渡す)
ノノペサ
「完成されましたか。
 では、別室にて最終確認をさせてください。
 下手な料理をお出しすれば、私の首も危うくなりますゆえ。
 これは・・・・・・素晴らしい料理ですなぁ!
 私が口にできぬのが、悔しいくらいでございます。
 まず、食欲をそそるスパイシーなこの香り!
 「ラプトルのモモ肉」の難点である臭みも、
 サンレモンによって、見事に消し去っておられる。
 そして、オリーヴオイルを使うことで、
 素晴らしい照りを与えた見た目も麗しい・・・・・・。
 今まで各地で、数々の調理師の方に、
 ロロリト様のお食事を用意していただきましたが・・・・・・
 これほど素晴らしい燻製は、初めてお目にかかりました。
 あなた様の腕は、リングサス様にも劣らぬようですな。
 あの方があなたを推した理由が理解できました。
 ロロリト様の舌は、私めのような凡俗では気付くこともない
 かすかな妥協をも感じ取られます。
 しかし、この「スモークドラプトルHQ」ならば、
 ロロリト様の舌をとろけさせること叶うやもしれませぬぞ。
 ・・・・・・さて、そろそろ、ロロリト様のお部屋に、
 この料理を運ばねばなりませぬ。
 この料理をロロリト様が召し上がったら、
 いずれ調理師ギルドのほうに沙汰がありましょう。
 期待して、お待ちいただいて結構だと思いますよ。
 それでは、リングサス様にも、よろしくお伝えください。」

リングサスと話す

リングサス
「聞いたぞ、Hika!
 ノノペサが大絶賛だったとか、やったじゃねぇか!
 長年ロロリトに仕えているノノペサが、そんだけ絶賛するなら、
 ロロリトの奴に食わせても心配ないな。
 どうやらお前さん、俺の想像以上だったようだな。
 まさしく俺の・・・・・・左腕だ。
 左腕ってのはスキレットを握る大事な腕。
 調理師が一番、信じるべきもんさ。
 さあ、よりいっそう励めよ、Hika。
 お前には、それだけの才能があるんだからな。
 そのためなら、俺は協力を惜しまんぞ。」

Lv35~ あばき出すレシピ

リングサス
「偉いじゃねぇか、俺のところにマメに顔を出すなんて。
 そうだよ、腕があるからって傲慢になっちゃあいけねぇ。
 学ぶことなんざ、後から後から湧いてくる。
 俺も船の厨房に立ってたころは、毎日が勉強よ。
 たとえば・・・・・・そうだな。
 ウチの店の会計、「ラティシャ」に話を聞いてみろ。
 あいつは、もとメルヴァン税関公社のお役人サマでな。
 俺たち料理一筋の輩とは、違う視点を持ってる。
 会計の視点、食う側の視点ってのも、勉強になるだろうよ。」

ラティシャと話す

ラティシャ
「何か、ご用でしょうか?
 おや、先日、ロロリト会長に料理を出された方ですね?
 店の危機を救っていただき、ありがとうございました。
 マスター・リングサスに指示され、話を聞きに来られたと?
 すでに十分な腕前ながら、私のような料理の素人にも
 素直に教えを乞う姿勢・・・・・・とても好感が持てます。
 私、仕事に追われ、本日はまだ食事をしておりません。
 「まかない」を作っていただければ、その料理をいただきつつ、
 あなたとお話しできますよ。
 「まかない」といえば・・・・・・これしかありません。
 「ラタトゥイユHQ」を1皿希望します!
 楽しみにしていますね。」

ラティシャにラタトゥイユHQを納品

ラティシャ
「あなたが作ってくださる「ラタトゥイユHQ」のまかない・・・・・・
 楽しみにしていますね。」
(ラタトゥイユHQを渡す)
ラティシャ
「まあ、とても良いにおいがします。
 まずは一口いただきますね!
 大変おいしゅうございました!
 これほど愛情にあふれ、創意工夫にとんだ
 ラタトゥイユをいただいたのは久しぶりです。
 私は、天下の「ビスマルク」の会計係として、
 所属する調理師の価値を、常に算定しています。
 ・・・・・・その指標として最適なのが、この「まかない」なのです。
 ラタトゥイユとは、いわば野菜のごった煮。
 単純だからこそ、いくらでも創意工夫ができる料理ですから、
 調理師の底が、あっさりと浮き彫りになるのです。
 あなたのラタトゥイユは、野菜を小さめにカットし、
 短時間で濃いめの味付けを施されており、
 野菜の歯ごたえと風味がしっかりとありました。
 短時間での調理は、空腹の私をご考慮くださったのですね。
 そして、小さな野菜は、私の口のサイズにもぴったり。
 食べやすく、多忙な私には大助かりでした。
 あなたは腕も、姿勢も、発想も、愛情も満点です。
 今後も、店や調理界発展のため、腕をお貸しください。
 ではこれから、じっくり最後まで味わわせていただきます!」

ラティシャ
「このレストラン「ビスマルク」はリムサ・ロミンサ・・・・・・
 いえ、エオルゼア一の高級料理店なんですよ。
 国賓を招いた晩餐会の料理。
 それを供する栄誉にあずかったことも、数えきれません。
 まさに上流階級御用達、最高級レストランなんです。」

Lv40~ 可憐なレシピ

リングサス
「おう、Hika、ちょっといいか?
 ラティシャから、お前さんに頼みごとがあるらしい。
 ハッハ、大人気だなHika。
 あいつが頼りにするのも、わかるってもんだぜ。
 なにせ、腕前でお前さんの上をいくのは、
 俺ぐらいだからな、ワッハッハ!
 ・・・・・・ま、色々と頼りにされて大変だろうが、
 苦労がさらに腕を磨くって思って、観念しな。
 さあ、さっさと「ラティシャ」の話を聞いてやんな。」

ラティシャと話す

ラティシャ
「お待ちしてました。まずは、約束してください。
 今からご説明する依頼が、口外厳禁ということを。
 リムサ・ロミンサの政治の中枢アドミラルブリッジにて、
 近々、メルウィブ提督がお茶会を催されます。
 その会で出す献立を検討するための試作です。
 「ブラッドカーラントタルトHQ」と「ペストリーフィッシュHQ」、
 それに「カモミールティーHQ」を、1皿ずつお願いします。
 提督は、船乗りですから、お茶よりもお酒をお好みです。
 なのに、あえてお茶会を開催するということは・・・・・・
 酒を飲めない国賓級のおもてなし、ということでしょう。
 食される方の情報が少ないのは、不利ですが・・・・・・
 あなたならば、必ず乗り越えてくれると信じています。
 心して、挑んでくださいね。」

ラティシャに依頼品を納品

ラティシャ
「お茶会の支度は、順調でしょうか?
 「ブラッドカーラントタルトHQ」と「ペストリーフィッシュHQ」、
 それに「カモミールティーHQ」を1皿ずつお願いしますね。」
(ブラッドカーラントタルトHQとペストリーフィッシュHQ、カモミールティーHQを渡す)
ラティシャ
「まあ、すでに、いい香りにつつまれています。
 これだけで、顔がほころんでしまいますね。
 では、さっそく試食させていただきます!
 大変おいしゅうございました・・・・・・舌はもちろん、目にも。
 まず、カモミールティーHQの可憐な香りと色・・・・・・
 まるで、テーブルが花畑になったかのようです。
 そして、ブラッドカーラントタルトHQと
 ペストリーフィッシュHQの工芸品のごとき美しさ・・・・・・
 食べるのがためらわれるほどです。
 それを乗り越え・・・・・・ひとたび口へ運べば、深い甘みと、
 さわやかな酸味が、至福の境地へわが身をいざなう・・・・・・
 これは、もはや味わえる芸術品です!
 菓子類は、繊細な作業の連続であるだけでなく、
 芸術的センスも問われる、まさに難関の分野。
 これほどの腕なら、自信を持って提督に推薦できます。
 近々、国賓を招いた重要な会議が連続するそうで、
 最高の料理で歓待し、交渉を有利に進めたいとのこと。
 これを担う調理人の審査が今回の依頼の目的でした。
 あなたの料理が、この都市の外交の切り札となるのです。
 この都市の命運を左右する、大仕事ですよ。
 覚悟して、臨んでくださいね。」

Lv45~ 親睦のレシピ

リングサス
「おっ、待ってたぞ。
 お前さんが、メルウィブ提督の外交の切り札として
 国賓に料理をふるまうことは、もちろん聞いてるぞ。
 さっそく提督から、依頼が届いてるそうだ。
 詳しい話は、「ラティシャ」から聞くんだな。
 後のことは、お前さんとラティシャに任せた。
 調理の腕を存分にふるって、提督の外交を支援してやれ!」

ラティシャと話す

ラティシャ
「お待ちしてました、Hikaさん。
 今回は、イシュガルド教皇庁の大使を
 おもてなしする料理をお願いします。
 献立の検討の結果、「ゼーメル家風グラタンHQ」となりました。
 エフトの尾肉やポポトを、器ごと窯で焼き上げ
 体の芯から温まる、極寒のイシュガルドらしい料理です。
 提督は、クルザスの郷土料理を振る舞うことで、
 イシュガルドへの敬意と友好を表すおつもりです。
 このご意向を、あなたの料理でサポートしてください。」

ラティシャにゼーメル家風グラタンHQを納品

ラティシャ
「「ゼーメル家風グラタンHQ」を1皿です。
 イシュガルドの国賓にお出しして、喜ばれる料理をお願いします。」
(ゼーメル家風グラタンHQを渡す)
ラティシャ
「重要な依頼ですので、政庁へ届ける前に
 いったん味見をさせていただきますね。
 大変おいしゅうございました。
 「クリーム」の焦げた香ばしいにおいがたまらず、
 熱いのに、かきこんでしまいたくなるほどです。
 料理とは、その都市の風土と歴史、文化の結晶・・・・・・。
 山岳地で育ったエフトの尾肉はやや筋っぽいですが、
 小口に刻むことで食べやすく工夫されています。
 また、その名が冠する「ゼーメル家」とは、
 彼の国の四大名家のひとつであり、
 築城技術に長けた家柄・・・・・・。
 寒冷地で要塞建築にあたる大工たちのため、
 器ごと焼き上げたのが「グラタン」の始まりとされます。
 まさに風土と歴史が生んだ料理と言えましょう。
 厳格な宗教国家イシュガルドと、わが都市の間に
 ゼーメル家よろしく国交という名の橋を築き、
 熱い関係を保ちたいという提督の願いが伝わります。
 この一品ならば、必ずやイシュガルドと
 リムサ・ロミンサとの懸け橋となれるでしょう。
 ごくろうさまでした。」

Lv50~ 食通ロロリトの逆襲

リングサス
「おう、とんでもない依頼が来やがったぜぇ。
 メルウィブ提督が催す、次の晩餐会の主賓は
 ウルダハの女王「ナナモ・ウル・ナモ」陛下だ!!
 なんでも非公式でリムサ・ロミンサに来るらしいが、
 お前さんの噂を、聞いていたらしくてな。
 女王陛下から直々のご指名らしいぜ。
 特にメニューの指定はねぇ。
 お前さんが腕をふるった「美味しい料理」が食べたいそうだ。
 こいつぁとんでもねぇ名誉だぜ!
 だが・・・・・・しくじれば、評価も海底に沈んじまうぞ。
 ・・・・・・お前のすべてをかけて、調理してこい!
 調理師ギルドも全面的にバックアップするぜ!
 まずは、ウチの「ダイビング・ダヴ」と話してみろ。
 ウルダハ出身だから、知恵を貸してくれるだろう。」

ダイビング・ダヴと話す

ダイビング・ダヴ
「ナナモ様か・・・・・・故郷じゃ、あたいのような下々の者が
 女王陛下のお姿を見かける機会なんて、なかったね。
 力になれそうもないが、これだけは忠告しとくさね。
 あんたが前にやり込めたロロリトを覚えているかい?
 あいつは砂蠍衆・・・・・・女王にすら意見できる立場でね。
 実は今回の訪問も、あいつが仕切ってるって噂なんだ。
 きっと女王の前で、あんたに恥をかかせようって魂胆だろ。
 料理が口に合わなかった・・・・・・なんてことになれば、
 あんたも、この店の面目も丸潰れだろう?
 まずは、女王の好みを十分に調べあげな!
 これはギルドの危機だ・・・・・・「ラティシャ」に聞いてみな。
 すでに手を打っているかもしれないよ。」

ラティシャと話す

ラティシャ
「そろそろ来ると思っていました。
 調理はできませんが、私も調理師ギルドの一員です。
 あなたに協力させてください。
 とはいえ、困った事態になりました。
 ロロリト会長の差し金で、女王陛下の好みが隠されています。
 あなたの料理なら問題ないとの一点張りで・・・・・・。
 早急に、情報を集めなくては。
 都市内で、ウルダハの商人や冒険者から
 話をきいてみてください。
 それから私の古巣、「メルヴァン税関公社」に赴き、
 「ルブ・エポカン」に相談するとよいでしょう。
 食材の流通に詳しいので、ヒントが掴めるかもしれません。」

リムサ・ロミンサを訪れているウルダハの商人に話を聞く

ギギワズ
「あぁ、確かに俺はウルダハの出だ。
 なに、ナナモ陛下の好物を知らないかだと?
 ウルダハの市場で、「女王陛下の御用達」という触れ込みで、
 「ビーフシチューHQ」用の肉が売っていたのを見たことがある。
 本当に「御用達」かどうかは怪しいもんだがな。
 だが、ウルダハ商人たちは目端が利く。
 きっと舞踏会やら何やらで、陛下の好みを聞きつけ、
 商品の売り込みに利用したのだと思うぞ?」

リムサ・ロミンサを訪れているウルダハの兵士に話を聞く

ココラマ
「ナナモ陛下ですか・・・・・・いささかお若い方ですな。
 政事を担うには、いかがなものかとも思います。
 はて、あの方の好物が知りたいですと?
 ううむ、そういえば国元で
 「菓子といえばガレット・デ・ロワHQじゃのう」とおっしゃり、
 あの菓子が売り切れたことがありましたね・・・・・・。」

リムサ・ロミンサを訪れているウルダハの旅行者に話を聞く

ローズ
「ナナモ陛下のお食事の好みについて、ですか?
 それなら経済誌「ミスリルアイ」で読んだことがあります。
 グリダニアを訪問した折、地元猟師の食べていた
 料理に興味を持たれ、わざわざ作らせたんだとか。
 えっと、「猟師風エフトキッシュHQ」でしたでしょうか?」

メルヴァン税関公社のルブ・エポカンと話す

ルブ・エポカン
「ああ、あなたが例の件の調理師ですか。
 ラティシャから聞いてます。
 今週から、突然、エフトの尾肉という食材が、
 リムサ・ロミンサの市場から姿を消しました。
 東アルデナード商会が買い占めているようです。
 同商会の会長は、ロロリト氏・・・・・・。
 彼が買い占めを指示したのであれば、
 何らかの意図が隠されていると見るべきでしょうね。
 たとえば、ここリムサ・ロミンサで、
 「エフトステーキHQ」を作らせないようにしている、とか。
 それが何故かは、あなたの方が詳しいのでは?」

調理師ギルドのラティシャと話す

ラティシャ
「その顔を見ると収穫はあったようですが・・・・・・
 なにか問題でもあったのでしょうか?
 「エフトステーキHQ」に「ビーフシチューHQ」、
 さらに「猟師風エフトキッシュHQ」と
 「ガレット・デ・ロワHQ」・・・・・・意見が割れていましたか。
 では、4皿を全部作ってはどうでしょう?
 女王陛下には、全ての料理に、
 少しずつ手を付けてもらうのです。
 そうと決まれば、さっそく料理の支度にかかってください。
 ここからがHikaさんの腕の見せ所ですよ。
 完成したら、ブルワークホールにいる、
 黒渦団の「ザントヘール甲軍曹」へ料理を見せてください。
 晩餐会の会場へ案内してもらえます。」

ザントヘール甲軍曹に依頼品を見せる

ザントヘール甲軍曹
「お主が、Hikaだな?
 晩餐会の料理は完成したのか?
 「エフトステーキHQ」「ビーフシチューHQ」、
 「猟師風エフトキッシュHQ」「ガレット・デ・ロワHQ」・・・・・・
 以上の4皿を用意すると聞いている、急げよ。」
(エフトステーキHQとビーフシチューHQ、猟師風エフトキッシュHQ、カレット・デ・ロワHQを渡す)
ザントヘール甲軍曹
「料理が出来あがったようだな。
 この「アドミラルリフト」で、晩餐会の会場へ運ぼう。」

ナナモ・ウル・ナモ
「むふぅ~、美味よのう!
 わらわにグゥーブーほどの胃袋があれば、
 もっと食べられるものを・・・・・・もうお腹がいっぱいじゃ。」
ロロリト
「ナナモ様、お気に召したようで何よりでございます。
 このロロリトめも恐悦至極。」
ナナモ・ウル・ナモ
「リムサ・ロミンサには腕のいい調理師がいる・・・・・・
 お主の進言、嘘ではなかったようじゃの。
 実に見事、わらわは満足じゃ。
 非公式の訪問とはいえ久方ぶりの他国。
 ラウバーンの元を離れるのは不安じゃったが、
 このような料理を食せたのは僥倖。
 ・・・・・・そちが、こたびの料理を用意したのじゃな?
 そちに十二神の祝福を、今宵は至福のひと時であった。」
ロロリト
「くっ・・・・・・なんということだ。
 まさか、あの調理師めが
 ここまで女王の好みを調べ上げるとは・・・・・・誤算だった。
 女王の前で、恥をかかせてやるはずが・・・・・・
 ええい、いまいましい!
 これでは女王を喜ばせただけではないか!」
ナナモ・ウル・ナモ
「なにか言うたか、ロロリトよ?」
ロロリト
「い、いえ・・・・・・ただの独り言にございます。」
ナナモ・ウル・ナモ
「そうか、ならばよい。
 ・・・・・・さて調理師よ、名を聞いておこう。
 そちに褒美を取らせるゆえ、後ほどギルドで受け取るがよい。
 ・・・・・・なんじゃと?
 わらわがお主を指名して調理を任せたというのか?
 はて、今宵の招待は全てロロリトに任せていたのじゃが。」

リングサスと話す

リングサス
「おうおう、お前さん、やりやがったな!
 女王陛下からのお褒めの言葉だぞ?
 そんなもん、俺だってもらったことがねぇ!
 もっとも、俺も提督から感謝の言葉をもらったぜ。
 いい調理師を育ててくれたってな。
 俺なんて心構えを教えたぐらいなのに。
 調理師として俺以上の名声を手に入れたな。
 俺からお前に教えることは、もう何もねぇ。
 だが、料理への情熱なら負けるつもりはないぜ?
 こいつがありゃ、どんな困難だって、乗り越えちまう。
 そして、どんな料理もうまくする、最高のスパイスだ。
 この情熱の炎で、お前だけの料理を追求して、
 たくさんの人を幸せにしてやってくれ。
 かといって、これから先も増長すんなよ。
 腕を落としたら、いつでも鍛え直してやるからな!」

リングサス
「よう、今日も元気にスキレットを振るってるか?
 ダメだぞ、一日サボれば味が変わる。
 料理ってのはそういうもんだ。」
(何を聞く?)

(近況について)
リングサス
「それなんだがよ!
 お前さんのおかげでな、ウチの評判はウナギ上りよ。
 音に聞こえた食通の、砂蠍衆ロロリトの舌をも唸らせ、
 ウルダハ女王ナナモ陛下も満足させた。
 そりゃあ、お客は気にするだろうさ。
 ビスマルクの料理はどんなに美味いんだろうってな。」

(「調理」とは何か?)
リングサス
「もう骨身に染みてることだろうに・・・・・・また聞きたいのか?
 まぁ、聞かせるのは構わないけどよ。
 調理ってのは、言うまでもなく、料理を作ることさ。
 不味いものを美味く、美味いものをより美味く、
 調理の技で変えてやるんだ。
 調理するときに何より大事なのは、この「舌」だな。
 味が分からねぇバカ舌じゃあ、美味いもんは作れねぇ。
 食材の切り方も、濃厚なスープの味付けも、
 芳しいスパイス調合も・・・・・・知識だけじゃ役に立たん。
 確かな舌で、善し悪しを見抜けなきゃ意味がねぇ。
 この舌の確かさってのは、決して才能なんかじゃねえ。
 努力と経験を積めば、いつか必ず身についてくるもんさ。
 味を知ること、覚えること・・・・・・
 そいつを熱心に取り組み続けた調理師だけが、
 お客様の評判を得ることができるってわけだ。」

イングハム
「なんだか、お前には調理師として、
 思いっきり差をつけられちまったなぁ・・・・・・。
 だけど、俺はくじけないぜ。
 いつかお前の背中に追いつき、追い越してみせる!
 やがてはマスター・リングサスを超えて、
 世界一の大調理師になってやるさっ!」
ダイビング・ダヴ
「味と健康の両立・・・・・・あたいの永遠のテーマさ。
 身体にいい材料には、美味いと言えないものもあるからね。
 あんたほどの調理師が持つ知識と経験は、
 必ずや、あたいが求める健康料理の助けになるはず。
 ・・・・・・だから、いい知恵あったら貸しておくれよ?」
ラティシャ
「Hikaさん!
 レストラン「ビスマルク」の専属になる気はありませんか?
 いえ、むしろぜひなってください!
 ナナモ様を迎えた晩餐会からこっち、
 あなた目当てのお客様が、ひっきりなしなんです・・・・・・
 お客様のためにも、お願いしますよ!」
ハ・ラホノ
「まあ、よくぞいらしてくれました。
 あなたの活躍のおかげで、当店の人気はさらにウナギ登り!
 さらに予約が取りづらくなったと評判になっています。
 店の恩人であるあなたを手厚くもてなしたいところですが、
 本日は予約のお客様で手一杯で、かないそうにありません。
 もっとも、ご自身で作るお料理の方が美味しいでしょうけれど。」
調理師ギルド受付 チャーリス
「ようっ!
 調子はどうだい、姐御?
 お前さんは、歩く広告塔なんだ。
 調理師としてウチのカンバンに恥じない姿を、
 世間様に見せてやってくれよっ!」

Lv50~ 給仕長のお願い

リングサス
「おう、Hika。
 相変わらず、精進を重ねてるようでなによりだ。
 だが、お前さんほどになると、頭打ちにもならないか?
 そんなときは、新たな挑戦をするにかぎるぜ。
 ・・・・・・実は、ある人にお前さんを紹介したくてな。
 「永遠の乙女亭」は知ってるよな。
 三大海賊のひとつで、女ばかりの海賊団・・・・・・
 「紅血聖女団」のシマとして有名な酒場だ。
 そこの給仕長から、ある仕事を頼みたいから、
 ギルドいちの凄腕を紹介してほしいって言われてよ・・・・・・。
 それが、今のお前さんにおあつらえ向きなんだ。
 詳しくは、「永遠の乙女亭」へ行って、
 給仕長の「メルココ」から聞いてくれよ。」

メルココと話す

(クエスト進行前)
メルココ
「いらっしゃいませ! ようこそ「永遠の乙女亭」へ。
 一般のお客様も歓迎してますよ~。
 どうか怖がらずに、寄ってってくださいな。」
ハ・マシャ・ティア
「何だお前は・・・・・・客か?
 だったら、乾き物でもつまんどけ。」

メルココ
「いらっしゃいませ! ご予約のお客様ですか?
 なんと、あなたが、Hikaさん!?
 失礼しました、お噂はかねがね・・・・・・
 私は、ここで給仕長を務める、メルココと申します。
 あなたにお願いしたい仕事なのですが、
 腕自慢の調理師たちが腕を競う料理大会・・・・・・
 「デルモン・ドール」に、ぜひとも出場してほしいんです!
 ここの料理長を務める「ハ・マシャ・ティア」は、
 その大会の前回の優勝者なんですけれど・・・・・・。
 これが、胸クソわる・・・・・・いや、ヒドい男でして・・・・・・。
 一度、店内のハ・マシャと話してもらえますか?
 すぐに、おわかりいただけると思います・・・・・・。」

ハ・マシャ・ティアと話す

ハ・マシャ・ティア
「何だお前は・・・・・・客か?
 だったら、乾き物でもつまんどけ。
 ・・・・・・聖女団か、予約客以外に、俺が料理を作ることはない。
 俺は、「デルモン・ドール」に向けて、
 優勝式辞の練習で忙しいんだ。
 連続優勝ともなると、それ相応の演出が必要だろう?
 余裕で不敵に振る舞うか、それとも感動して泣くか、
 どっちが、よりクールか決めかねてるんだ。
 まてよ・・・・・・相手の実力不足にキレるのも、アリかもな・・・・・・。」

メルココに報告

メルココ
「・・・・・・どうです、話してみてわかりましたでしょ?
 あの野郎、今度の大会も優勝間違いなしって、
 思いっきり、タカをくくってやがるんです!
 おっと、いけない・・・・・・私ってば、はしたない言葉を。
 大変、失礼いたしました・・・・・・。
 悔しいことに、ハ・マシャの腕は確かです。
 元は聖女団の頭領、ローズウェン姐さんが、
 陸に上がった構成員をねぎらうために雇ったんですが・・・・・・。
 お手頃価格で本格料理を味わえると評判を呼んで、
 今では一般のお客様まで集まり、予約待ちの状態・・・・・・。
 ・・・・・・でも、あの野郎、調子こきやがって、
 客が気に入らねぇからと、途中で調理を投げ出したり、
 気分が乗らねぇとかでフケやがったり、やりたい放題でよ!
 あらやだ・・・・・・また、下品な言葉を・・・・・・。
 ごめんあそばせ・・・・・・。
 そこで、私がお願いしたいのは、
 あなたに「デルモン・ドール」に参加してもらい・・・・・・
 ハ・マシャを負かせて、ギャフンと言わせてもらいたいんです!
 あなたの腕なら、サボり野郎になんて勝ったも同然でしょう。
 大会までの間、何か動きがあったらお知らせしますから、
 ときどき、この「永遠の乙女亭」へ来てくださいね。」

メルココ
「どうも、Hikaさん。
 大会に向けて、特に動きはありません。
 ハ・マシャの野郎がいつもどおりムカつくくらいです。
 あらいけない・・・・・・私ってば、また汚い言葉を。
 無作法をお詫びしますわ。」
リングサス
「おう、デルモン・ドールに向けて精進してるか?
 ギルドいちのお前さんなら、いい結果が出せるはずだ。
 何よりも、さらに腕を高める絶好の機会になるぜ。」
(何を聞く?)

(近況について)
リングサス
「それなんだが・・・・・・。
 実は最近、少しばかり客足が減っている。
 どうやら、「永遠の乙女亭」に流れてるようだ。
 そこの料理長「ハ・マシャ」の作る料理がよ、
 お手頃価格で本格料理を味わえると評判でな。
 一見したところ、浅薄に見えるハ・マシャだが、
 案外、只者じゃないようだぜ・・・・・・。」

Lv53~ あま~いレシピ

メルココ
「どうも、Hikaさん。
 「デルモン・ドール」の大会要項が発表されました。
 なんと会場は、レストラン「ビスマルク」!
 調理師ギルドのある店での開催とは、幸先のいい船出ですね!
 さっそく「デルモン・ドールの実行委員」が、
 大会への参加受付をしているので、申し込みをお願いします!」

デルモン・ドールの実行委員と話す

デルモン・ドールの実行委員
「こちら、「デルモン・ドール」の参加受付でございます。
 お申し込みの方でしょうか?
 Hika Sen様ですね?
 かしこまりました・・・・・・参加受付は、これにて完了です。
 それでは、大会でお会いしましょう。」

メルココと話す

メルココ
「おつかれさまです!
 申し込みが済みましたら、後は開催を待つだけですね。
 ・・・・・・ところで急なのですが、お願いしたいことがあります。
 先ほど、お店にスイーツを食べにお客様が来られたのですが、
 食べたい物がメニューにないようでして、
 注文を決められず、悩み続けているのですよ。
 そこで、調理師ギルドいちの凄腕というあなたに、
 お客様の望む一品を、作って差し上げていただきたいのです!
 店内にいる「紅血聖女団の操舵士」に話を聞いてもらえますか?」

紅血聖女団の操舵士と話す

紅血聖女団の操舵士
「う~ん、どれもこれも、アタイの口に合いそうにないよ。
 ・・・・・・なんだい、見世物じゃないんだよ!!
 ・・・・・・メニューにない物も作ってくれる? そりゃ助かるよ。
 実は、アタイはスイーツってやつが苦手なんだ。
 そんな、アタイにも堅気の彼氏ができたんだけど、
 その人が大の甘党でよぉ・・・・・・。
 今度、デートすることになってさ、その前になんとか、
 苦手な甘い物を克服しておきたくて特訓に来たんだ・・・・・・。
 まずはお手柔らかに、甘さを抑えたスイーツを頼めるかい?」

メルココに報告

メルココ
「・・・・・・なんと!
 スイーツ嫌いなんて、私には考えられない!
 きっと、食わず嫌いに違いありません。
 甘味を抑えるだなんてヒヨってないで、
 ここはあえて、徹底的に甘いスイーツを出して、
 甘ったれた根性を、叩き直してやりましょう!
 山のような生クリームに、これでもかと粉砂糖を降らせた、
 甘味テンコ盛りの「ソーム・アル・オ・マロン」にしましょう。
 トドメは、濃厚なミルクの「イシュガルドティーHQ」です!」

ソーム・アル・オ・マロンとイシュガルドティーHQを製作しメメルコに納品

メルココ
「山のような生クリームに、これでもかと粉砂糖を降らせた、
 甘味テンコ盛りの「ソーム・アル・オ・マロン」にしましょう。
 トドメは、濃厚なミルクの「イシュガルドティーHQ」です!」
(イシュガルドティーHQとソーム・アル・オ・マロンを渡す)
紅血聖女団の操舵士
「う・・・・・・うへぇ・・・・・・。
 勘弁してくれよ、どう見ても甘味たっぷりじゃないか~!」
メルココ
「彼氏とのデートを成功させたくないんですか!?
 ギルドいちの調理師さんが作ったんですよ!
 騙されたと思って、食べてみてください。」
紅血聖女団の操舵士
「・・・・・・ううう、もう騙されてるよ。」

紅血聖女団の操舵士
「いやぁ、美味かったよ!
 外を包むマロンクリームが、思いの外さっぱりしてたもんで、
 勢いよく、内側の生クリームの山に突っ込んじまった!
 ところがどうだい、これが甘味だけじゃなくコクがある!
 海には慣れたアタイだけど、甘味の山にはしてやられたよ!
 甘い紅茶もガブ飲みさ・・・・・・もうデートも怖くない、恩に着るよ!」
メルココ
「大好評でしたね、さすがです!
 外側のマロンクリームの甘さを抑えることで、
 お客様の先入観を取り除き、見事に甘味の魅力を伝えましたね!
 ・・・・・・実は、私も昔は紅血聖女団の一員だったんです。
 でも、船酔いが治らず船を下り、ここの給仕になりました。
 夢破れた当時の私は、本当にやる気がなくて・・・・・・。
 そんなとき、あのハ・マシャの料理を初めて食べたのです。
 あまりの美味しさに、私は感動しました・・・・・・。
 そのおかげで、この仕事も好きになれたんです。
 ハ・マシャもあの頃は一生懸命でした・・・・・・。
 でもでも、あの野郎ったら、どんどんつけ上がりやがって、
 すっかり変わっちまったんです!
 ・・・・・・たまに口汚くなるのも、海賊時代の名残なので、
 大目に見ていただけると幸いです。
 それでは、また、お待ちしております!」

Lv55~ 愛情のレシピ

メルココ
「Hikaさん、聞いてください!
 ハ・マシャの野郎が、珍しくヘコんでやがるんですよ!
 どうやら、この店のオーナーでもある、
 頭領のローズウェン姐さんから、
 新しいスープ料理の考案を頼まれたようなんです。
 あの野郎は、凝った冷製スープを出したんですが、
 姐さんは、「気合い入らねぇ」の一言で突き返したんです。
 や~い、いい気味だ~!
 ・・・・・・って、さっきまでは喜んでたんですが、
 お前が熱々スープを考えろって、こちらに火の粉が・・・・・・。
 このままじゃ、姐さんの機嫌がおさまりません。
 姐さんは、密かにレストラン「ビスマルク」の常連なので、
 料理長の「リングサス」さんなら、好みがわかるかも・・・・・・。
 彼に相談して、ぴったりな料理を作ってもらえませんか!?」

リングサスと話す

リングサス
「よう、「デルモン・ドール」に向けて精進してるか?
 俺も若いころは毎年のように出てたもんだ・・・・・・懐かしい思い出さ。
 今回は、会場も提供するわけだし、俺は裏方に回っておくぜ。
 ま、お前さんと勝負するなんて・・・・・・正直、冷や汗もんだしな。
 ところで、今日は何用で顔を出したんだ?
 ・・・・・・ふむ、熱いスープ料理か。
 熱々のスープに拘るのは、ローズウェンの個人的な理由だろう。
 彼女は今、イシュガルド料理にご執心だからな。
 ・・・・・・まあ、そこらへんは、お前さんなら察してくれるよな。
 詳しく知りたいなら、「ローズウェン」に直接聞いてくれ。」

リングサス
「「ローズウェン」がイシュガルド料理にご執心な理由か・・・・・・。
 詳しく知りたいなら、彼女に直接聞いてくれ。」
メルココ
「姐さん好みのスープ料理を作ってもらえませんか!?」

ローズウェンと話す

ローズウェン
「・・・・・・あたしがイシュガルド料理にご執心だって?
 馬鹿言ってんじゃないよ、カルヴァランの好物なんかに、
 これっぽっちも興味なんかないよ・・・・・・。
 ましてや、あんなムカつく男のために、
 イシュガルドのスープ料理を勉強中だなんて、
 そんなわけないだろう!
 ・・・・・・し、しくじっちまったな・・・・・・白状するよ。
 百鬼夜行を率いるカルヴァランに好物を振る舞ってだね・・・・・・。
 その・・・・・・油断させて・・・・・・討ち取ろうという作戦なんだ・・・・・・。
 もちろんこれは最高機密・・・・・・口外するんじゃないよ!
 ・・・・・・よし、知られた以上、あんたに動いてもらおうかね。
 まず、カルヴァランからイシュガルド料理の達人を聞きだす。
 そして、その料理人からスープ料理を教わってくる。
 それから、あたしに作り方を伝授してもらおうか!
 ・・・・・・なるほど、メルココからの依頼で動いてんだね。
 なら、その仕事の一環としてやってくれりゃいいさ。
 「カルヴァラン」なら薬舗「セブンスセージ」にいる。
 その金をヤツに掴ませりゃ、情報をくれるはずだ。
 ・・・・・・いいかい、決して、あたしの名を出すんじゃないよ?」

リングサス
「客の個人的な事情を、
 ペラペラと話すわけにはいかないからな。」

カルヴァランに硬貨の詰まった袋を渡す

カルヴァラン
「・・・・・・イシュガルド料理の達人を教えてほしい?
 何故そのような情報を、この私に尋ねるのです。」
(硬貨の詰まった袋を渡す)
カルヴァラン
「・・・・・・ふむ、情報料ですか。
 どうやら隠された事情があるようですが、
 あなたも「取引」の何たるかを知っているようですね。
 いいでしょう、この程度の情報なら悪用されることもない。
 皇都「イシュガルド」にて、「金鐘紋の調理師」を探しなさい。
 胸に付けた金の警鐘のバッジは、
 名門貴族「デュランデル家」の専属調理師である証・・・・・・。
 その男こそ、イシュガルド料理の達人と言えましょう。
 彼は、無類の酒好き・・・・・・
 会うことができたら、このワインを渡すといい。
 食の都のファンからとでも伝えればいいでしょう。」

カルヴァラン
「皇都「イシュガルド」にて「金鐘紋の調理師」を探しなさい。
 その男こそ、イシュガルド料理の達人と言えましょう。」

イシュガルドの金鐘紋の調理師にローマニロッソを渡す

金鐘紋の調理師
「・・・・・・いかにも、私こそデュランデル家に仕える調理師だが、
 はて、冒険者に声をかけられるとは何事?」
(ローマニロッソを渡す)
金鐘紋の調理師
「なんと、この高級ワインを私に!?
 遠く離れたリムサ・ロミンサにまで、私のファンがいるとは・・・・・・
 ・・・・・・摩訶不思議だが、嬉しいかぎり。
 ・・・・・・イシュガルド伝統のスープ料理を教えてほしいと?
 それなら、なんといっても「クリムゾンスープHQ」・・・・・・。
 身体を芯から温めてくれる、極寒のクルザスの家庭料理だ。
 「マグマビート」をはじめとする具材を、
 よく刻んで炒め、スープを加えて、調味料で味を調える。
 鮮やかな深紅になるまで、愛情を込めて煮込むのがコツだぞ。
 なにを隠そう、母の「クリムゾンスープHQ」こそ私の料理の原点。
 病弱だった私のため、母は野菜をタップリ入れてくれた。
 家族を想うように、相手を気遣って作ることを忘れずにな。
 「クリムゾンスープHQ」には、「カイザーゼンメルHQ」を添えて、
 「グリルドスイートフィッシュHQ」を一緒に出すのが、
 イシュガルドの定番・・・・・・さて、お役に立てたかな?」

(リムサ・ロミンサ)
カルヴァラン
「金鐘紋の調理師・・・・・・
 いつか再び、彼の料理を味わいたいものです。」

リムサ・ロミンサのメルココに依頼の品を納品

メルココ
「Hikaさん、おかえりなさい!
 ずいぶんと時間がかかりましたね・・・・・・。
 姐さんが納得する熱々スープ料理、何とかなりましたか?」
(カイザーゼンメルHQとクリムゾンスープHQ、グリルドスイートフィッシュHQを渡す)
メルココ
「おお、ありがとうございます!
 ・・・・・・これが、カルヴァランの好物ですか。
 ・・・・・・すみません、実は知っていました。
 カルヴァランについてアツく語る姐さんの声、
 店の外まで聞こえるんですもん・・・・・・内緒にしときますけど。
 それにしても、カルヴァランを討ち取る作戦だなんて、
 相変わらず素直じゃないんだから・・・・・・。
 ともかく、姐さんに試食してもらいましょう!」

ローズウェン
「・・・・・・はぁ、美味かった! こりゃ、即採用だ!
 ガラにもないこと言うけど、温かい家庭の味がしたよ・・・・・・。
 オ、オーナーとして、わ、私にも作り方を教えてもらおうか?
 なるほど・・・・・・料理は愛情ってことだね。
 メルココ、ハ・マシャにこのスープの研究をさせてこい!」
メルココ
「がってんです!」
ローズウェン
「・・・・・・「デルモン・ドール」でハ・マシャを負かすだなんて、
 あの子も素直じゃないねぇ・・・・・・。
 本当は、あの男のことが大好きなくせに。
 メルココの企みは、とっくに知ってたさ。
 ハ・マシャのことをアツく語る、あの子のデカい声は、
 店内にまで聞こえてくるんだよ。
 あたしは、そんな大会なんてどうでもいいけど・・・・・・
 好いた男が、あんたという凄腕の調理師に負けちまっても、
 あの子は本当に大丈夫なのかねぇ。」

  硬貨の詰まった袋:カルヴァランに渡す情報料が入った袋
  ローマニロッソ:カルヴァランから預かった手土産。醸造家シャマニ・ローマニが仕込んだ高級ワイン

Lv58~ 気遣いのレシピ

メルココ
「Hikaさん、聞いてくださいよ。
 あれから姐さんは、カルヴァランを船に招いて、
 クリムゾンスープHQを振る舞ったんですが・・・・・・。
 カルヴァランの野郎、油断させる罠だと疑って、
 結局、一口も食べることなく、帰っちゃったんです!
 もう~、本当は、罠なんかじゃないのに~!
 ・・・・・・とまあ、今回はそれだけなんですけど・・・・・・
 そういえば「リングサス」さんが、あなたを探してましたよ。
 なにやら、困っているようでしたけど・・・・・・。」

リングサスと話す

リングサス
「おお、Hika、よく来てくれた。
 「デルモン・ドール」が迫ってるってのに、すまねえな。
 もうすぐ、大会の創設者で審査員のデルモンさんが、
 視察にいらっしゃる・・・・・・。
 伝説の調理師と名高いお方だ。
 さすがに、俺がご案内しなければならないが、
 そんなときにかぎって、俺の恩人が来店することになってな。
 その人に出す料理を、お前さんに任せたいんだ。
 恩人である「元船乗りのご隠居」は、大層な肉好き・・・・・・。
 だが、ご高齢だけあって、歯も抜けておられる。
 お前さんの腕で、ご隠居でも食べやすい、
 柔らかな「フリカデレHQ」を作ってくれ・・・・・・頼んだぞ!」

フリカデレHQを製作
リングサスにフリカデレHQを納品

リングサス
「「フリカデレHQ」は順調か?
 そろそろ、ご隠居とデルモンさんがお見えになるころだ。」
(フリカデレHQを渡す)
リングサス
「おお、これはデルモンさん!
 レストラン「ビスマルク」へようこそいらっしゃいました。」
デルモン
「あなたが、リングサス君の秘蔵っ子ですか。
 お噂は、かねがね伺っておりますよ・・・・・・。
 ・・・・・・その料理を出すところを、私も見せていただきましょう。」

リングサス
「・・・・・・いかがでしたでしょうか?」
元船乗りのご隠居
「フガフガ・・・・・・口のにゃかで崩れりゅ柔らかしゃ・・・・・・
 しょれでも、肉の食感と旨味も失ってにゃい・・・・・・
 フガフガ・・・・・・ふむ、あっぱれじゃ!」

リングサス
「ありがとよ、Hika。
 とても満足して帰っていったよ。
 あのご隠居は戦艦の艦長だったんだが、退役してからは、
 なかなか大好きな肉も食べられなくてな・・・・・・。
 それが、あの喜びよう・・・・・・見ていて涙が出そうだったぞ。」
デルモン
「どうやら、名店、レストラン「ビスマルク」は、
 安泰のようですねぇ・・・・・・。」
ハ・マシャ・ティア
「ここに居られましたか。
 ご無沙汰しております、デルモンさん、
 不肖ながら、ご挨拶に参りました。」
デルモン
「おお、前回の優勝者のハ・マシャ君ではないか。
 今回も参加するそうだね、期待しているよ。」
メルココ
「フンだ・・・・・・猫被っちゃって、イヤな感じ~。」
ハ・マシャ・ティア
「・・・・・・あんたが今大会の有力者だって?
 優勝式辞の心配は無用だ、こっちに任せとけ。」
メルココ
「なによっ! Hikaさんは、
 調理師ギルドいちの凄腕なんだから!
 あんたなんか、屁のカッパよ!」
ハ・マシャ・ティア
「フッ、調理師ギルドを代表する料理人か・・・・・・。
 だったら、俺が勝てば、このレストランをもらっていいか?」
メルココ
「のっ、望むところよっ・・・・・・!
 そのかわり、あんたが負けたら、調理師を辞めてもらうわ!」
ハ・マシャ・ティア
「いいだろう・・・・・・
 デルモンさん、今の言葉の証人になっていただけますか?」
デルモン
「ほう、レストランの看板と、調理師生命をかけた勝負・・・・・・。
 面白いですな、大会を盛り上げるには打ってつけ!
 では、「デルモン・ドール」でお会いしましょう!」
リングサス
「勝手にウチの看板を賭けるなんて・・・・・・。
 お前さんの腕は信じちゃいるが、無茶をしてくれる。
 こうなったら、是が非でも優勝してもらわんとな!」

Lv60~ もてなすレシピ

メルココ
「Hikaさん!
 ついに、「デルモン・ドール」が始まりましたよ!
 ・・・・・・デルモンさんの採点は、超辛口で有名です。
 人気店の花形シェフでも、10点満点でたったの3~4点・・・・・・
 前回はハ・マシャが史上最高の8点で、ぶっちぎりの優勝。
 今大会は間違いなく、あなたとハ・マシャの一騎打ちでしょうね!
 レストラン「ビスマルク」にいる「デルモン」さんから、
 今大会の食材とお題を聞いてきてもらってもいいですか?
 それから、メニューを決めましょう!」

デルモンと話す

リングサス
「レストラン「ビスマルク」の看板がかかった勝負・・・・・・
 お前さんを、信じてるぜ!」
デルモン・ドールの実行委員
「今大会、いつになく盛り上がりそうですね。」

デルモン
「おお、お待ちしておりましたよ。
 受付番号からすると、あなたが最後の参加者のようですね。
 今回の食材は「肉」・・・・・・なんの肉でも結構です。
 肉料理を主菜にして、前菜とデザートを加えた三品の、
 コース料理を自由に作ってください。
 そして、お題は「もてなす心」!
 それを、あなたなりの料理に仕上げたら、お持ちください。
 ・・・・・・楽しみにしてますよ。」

メルココに報告

メルココ
「・・・・・・ふむふむ、「肉」と「もてなす心」ですか。
 食材の幅が広いうえに、お題も抽象的で困ってしまいますね。
 それに、最後の参加者というのも気になります・・・・・・。
 デルモンさんは大食漢として有名ですが、
 肉料理を食べ続けるのは、いかにも大変そう・・・・・・。
 ・・・・・・肝心のメニューですが、前菜はどうしましょう?」
(なんと答える?)

(消化を助けるものにしたい)

(軽めのものにしたい)

メルココ
「そうですね、ガッツリしたものは避けて、お腹に優しいもの・・・・・・。
 でしたら、キノコ類がいいかもしれません。
 サッパリとした「モリーユサラダHQ」にしましょう!
 主菜の肉料理はどうしますか?」
(なんと答える?)

(少量の肉で満足できて食感のいい料理)

(肉を叩きやわらかくして旨味を閉じ込めた料理)

メルココ
「・・・・・・えーと、それって・・・・・・
 そうか、「オーケアニスシュニッツェルHQ」ですね!
 あの料理は揚げ物ですから、
 調理法を誤れば、重く感じてしまいかねません。
 いかにフワッと仕上げるかがカギですね。
 後はデザートですが、紅血聖女団の操舵士に好評だった、
 「ソーム・アル・オ・マロン」なんかどうですか?」
(なんと答える?)

(少量で、甘味を凝縮したものにしたい)

(飾り気なく、シンプルな味を突き詰めたい)

メルココ
「・・・・・・なるほど、満腹でも無理なく食べられるような配慮を。
 そうなると、「マロングラッセHQ」が最適でしょう。
 これで、「もてなす心のコース料理」決定です!!
 さあ、後はあなたの本領を発揮するだけです!
 これら三品を完成させたら、レストラン「ビスマルク」にいる、
 「デルモン・ドールの実行委員」に納品してくださいっ!」

デルモン・ドールの実行委員に依頼品を納品

デルモン・ドールの実行委員
「完成した料理は、私が預かりましょう。
 配膳はお任せください。」
(モリーユサラダHQとオーケアニスシュニッツェルHQ、マロングラッセHQを渡す)
ハ・マシャ・ティア
「悪いが、この店の看板はもらったぞ。
 ついさっき、俺の「極肉三昧コース」が、
 大会史上最高点を獲得したところだ!」
メルココ
「なによっ! あんたの点数は9点でしょ・・・・・・!
 こっちが、10点満点を取るかもしれないじゃん!」
ハ・マシャ・ティア
「フッ、デルモンさんは満点をつけることはない。
 それは・・・・・・ご自身が伝説の調理師でもあるからだ。
 彼にとっての満点は、伝説を凌ぐものにのみあたえられる。」
デルモン
「それでは・・・・・・いただきます。」

デルモン・ドールの実行委員
「・・・・・・それでは、点数をお願いします!
 は、8点・・・・・・!?
 では、優勝は・・・・・・
 いや・・・・・・きゅ、9点!?
 な、なんと、ハ・マシャさんの史上最高得点に並んだ~っ!?」
デルモン
「じゅって~んま~んて~んっ!!」
デルモン・ドールの実行委員
「いただきました、10点満点!
 今回の「デルモン・ドール」の優勝者は・・・・・・
 Hikaさんに決定です!」
ハ・マシャ・ティア
「バ、バカな!
 デルモンさんは、首を横に振って・・・・・・!」
デルモン
「恥ずかしながら、目の前の現実を認められなかったのです。
 私の伝説を超えうる調理師が現れたという現実を・・・・・・。
 ああ・・・・・・彼女の料理は、それほどまでに素晴らしかった・・・・・・!
 まずは、前菜の「モリーユサラダHQ」・・・・・・。
 これが肉の油を吸収し、審査で疲れた胃袋を軽くしてくれました。
 その気遣いは、家族を想う母の如し!
 そして、主菜の「オーケアニスシュニッツェルHQ」!
 サクサクの軽い衣の食感と、柔らかい肉から溢れる旨味。
 脂身がもたれないよう、実にきめ細やかな工夫がされていた・・・・・・。
 締めのデザートは、飾らない「マロングラッセHQ」。
 シンプルかつ凝縮された味わいで、口直しに徹していました。
 相手を想い、ときに主張を抑える・・・・・・これぞ「もてなす心」!
 勝負を分けた1点差・・・・・・それは、お題「もてなす心」の解釈。
 Hikaさんの料理は、
 すべてを完璧に体現していました・・・・・・。」
メルココ
「家族を想うように、相手を気遣って作る・・・・・・
 イシュガルドの「クリムゾンスープHQ」から学んだことですね!」
リングサス
「主菜のほうは、食べやすく胃への負担も減らすため、
 余分な油も落としたのだろう・・・・・・先日のご隠居に供した、
 「フリカデレHQ」での経験が生きたな・・・・・・!」
デルモン
「・・・・・・ハ・マシャ君、あなたの技巧は素晴らしかった。
 「極肉三昧」は贅を尽くし、ボリューム満点でした・・・・・・。
 彼女がいなければ、優勝はあなたのものだったでしょう。
 しかし、料理とは調理師ではなく、食べる相手のもの。
 その心がまえの違いが、満点との大きな1点差となったのです!」
ハ・マシャ・ティア
「完敗だ・・・・・・。
 約束どおり、調理師は廃業してやるよっ・・・・・・。」
メルココ
「マシャにゃん! 待って~!」
デルモン
「ともかく、優勝おめでとう・・・・・・。
 あなたの料理には、久々に魂が揺さぶられましたよ。
 次はぜひとも、調理師として、お手合わせ願いたいものです。」
リングサス
「やれやれ、店を守れて一安心だぜ・・・・・・。
 お前さん、あのふたりを追ってやった方がいいんじゃないか?
 「永遠の乙女亭」の方へ行ったようだ。」

メルココと話す

メルココ
「マシャにゃん、辞めないで!」
ハ・マシャ・ティア
「メルぴょんが辞めろと言い出したんだろ・・・・・・。
 ・・・・・・お前、いったい、何がしたかったんだよ?」
メルココ
「マシャにゃん、最近、サボってばかりだったから、
 昔のように、一生懸命になってほしかったの~!」
ハ・マシャ・ティア
「バカ野郎! 俺はこう見えて必死だったんだ!
 店をサボってたのは、大会に向けて隠れて、
 料理の探求をしてたからだよ!
 努力の跡を見せずに、余裕で不敵に振舞うのが、
 クールな俺のスタイルなんだよ。」
メルココ
「マシャにゃん・・・・・・チョ~、かっこいい~!
 お願いだから、調理師辞めないで・・・・・・。
 私、あなたの料理が、もう食べられないなんてイヤなの~!」
ハ・マシャ・ティア
「そうか・・・・・・メルぴょんが、そこまで言うなら、
 俺・・・・・・辞めないことにする!」
ローズウェン
「ああ~っ! さっきからうるさいよ~っ!
 いい加減にしなっ! 店の中まで茶番劇が丸聞こえだよっ!
 ・・・・・・で、あんた、これからどうするのさ?」
ハ・マシャ・ティア
「俺・・・・・・修行の旅に出ようと思うんです。
 俺は、この冒険者に、全力を出し切っても完敗しました。
 自分にないものが、コイツにはあるんです・・・・・・。
 俺も見習って、世界を周ってみようと思います。」
ローズウェン
「勝手にしな、あんたの自由だよ。
 ・・・・・・でも、この子はどうすんのさ?
 あたしは、女を泣かせるような男は、承知しないよ!」
ハ・マシャ・ティア
「・・・・・・メルぴょん。
 しばらく会えなくなるけど、俺は必ず戻って来るよ・・・・・・。
 もっと、クールになってな!」
メルココ
「・・・・・・うん、わかった・・・・・・私、待つわ。
 もっと、かっこよくなって帰ってきてね!」
ローズウェン
「あ~あ・・・・・・もうバカバカしくて・・・・・・
 付き合ってらんないよ。」
メルココ
「Hikaさん・・・・・・
 恥ずかしながら、私の色恋沙汰に巻き込んじゃって、
 申し訳ございませんでした・・・・・・!
 料理に対する姿勢と、お客様への心遣い・・・・・・。
 あなたの料理は、マシャにゃんを変えてくれた。
 そんな魂を込めて作った料理を、
 お客様へ供することができる給仕の仕事・・・・・・。
 私も、自分の仕事が、より好きになりました。
 ふふふ、あなたの作った料理や、その調理には、
 人を変える力があるのですね!
 遅くなりましたけど、「デルモン・ドール」の優勝・・・・・・
 本当に、おめでとうございます!
 そして、本当に、ありがとうございました!」

メルココ
「Hikaさん、聞いてください。
 あなたに負けて旅に出た、マシャにゃん・・・・・・いえ、
 ハ・マシャの野郎が、手紙もよこさねぇでやがるんです!
 とまあ、相変わらずの私ですが・・・・・・
 最近、厨房にも入って料理を始めたんです。
 今度は、私がハ・マシャを料理で負かせてやりますよ!」
リングサス
「よう、10点満点の秘蔵っ子さんじゃねぇか。
 このレストラン「ビスマルク」があるのも、
 お前さんのおかげだからな・・・・・・ゆっくりしてけよ。」
(何を聞く?)

(近況について)
リングサス
「それがよ~!
 大会以来、お前さんの料理目当ての、お客様が殺到してよ。
 冒険者だから常勤じゃないと、謝るのに大変だぜ。
 まあ、Hikaには、
 世界中に「ビスマルク」仕込みの味を届けてくれればいい。
 だが、忘れるなよ・・・・・・。
 調理を究めるってのは、簡単なことじゃねぇ。
 コース料理に例えれば、お前さんもまだ前菜だってことをな。」

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