鍛冶師クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

目次

Lv1~ 鍛冶師ブリサエル副社長

鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「冒険者か、ここは「鍛冶師ギルド」だぜ。
 あんた、うちのギルドに興味があるのかい?
 うちら鍛冶師は鉱石から金属を精製し、
 形を変えて、あらゆる武器や道具を生み出す。
 石に命を与える、いわば金属の創造主だ。
 あんたも、この技術を学びたいってんなら、
 うちに入って修行することを勧めるが・・・・・・どうするね?」
(鍛冶師ギルドに入門したい?)

(はい、条件未達成)
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「うーん、誘っておいてなんだが・・・・・・、
 まだ、うちで学んでもらうわけにはいかねぇな。
 金属を扱うには根気が必要なんだ。
 今学んでいる技が、まだちゃんと身についてないだろ?
 冒険者としての経験をもっと積んだら、また来てくれ。」

(いいえ)
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「おっと、そうなのか?
 そいつぁ、ちょいと残念だな。
 見込みがあると思ったのによ。
 まぁ、そういうことなら仕方がねぇ。
 興味が湧いたら、また来てくれや。
 鍛冶師ギルドのこと、あれこれ説明してやるからよ。」

(はい)
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「ほっほー!
 いーい返事だ、いいぜいいぜ、やる気まんまんだな。
 んじゃ、まずは先人の心意気を知るためにも、
 鍛冶師ギルドの歴史ってやつを頭に焼き付けてもらおう。
 そもそも、リムサ・ロミンサで鍛冶が発展したのは、
 この都市が海賊と深く関わっていたからだ。
 奴らの武器や、船の部材を作ったんだからな。
 そして、塩気たっぷりの海風にさらされても、
 錆びついちまわねぇように技術が磨かれていったのさ。
 この島に、コボルド族が住んでたのも幸運だったな。
 連中の冶金技術は、かなり進んでるんだ。
 今じゃ敵対してるが、昔は技術交流もあったのさ。
 そんなこんなでリムサ・ロミンサでは、
 鍛冶の技術が抜きんでて発達したわけだ。
 そうなると、貿易の目玉にもなるってことで、
 150年くらい前に、このギルドが作られたのさ。
 その目的は、ずばり技術の保護だな。
 優れた鍛冶の技を、次の世代に受け継ぐと同時に、
 他都市に秘密がバレないように守ろうとしたんだ。
 もっとも、他都市と良好な関係を築いてる今では、
 やる気がある奴なら、冒険者でも受け入れているがな。
 だが、それもこれも、あんたが
 ギルドマスターの旦那のおめがねに適えばの話だ。
 本気で鍛冶ギルドに入りてぇなら、もう一度俺に声をかけろ。」

鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「お・・・・・・腹は決まったか?
 決まったんだよなぁ、俺に話しかけたってことは?」

(いいえ)
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「なんだなんだ、冷やかしかぁ?
 俺は遊びに付き合ってやるほど、暇じゃねぇぞ。
 おい、まだ腹が決まらねぇなら、今は帰りな。
 もっとも、こっちは焦ってるわけじゃねぇ。
 あんたの好きにすりゃいいぜ。
 ま、たっぷりじっくり悩むこったな。」

(はい)
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「ようし・・・・・・いい返事だ。
 ここでハッキリ答えなかったら、
 ギルドマスターには会わせないつもりだったぞ。
 うちのギルドマスター、ブリサエルの旦那は、
 そういうところには無頓着な人でな。
 受付の俺が締めてかないと、ギルド全体がダレちまう。
 ま、とにかく話してみてくれ。
 「ブリサエル」の旦那に認められれば、あんたもギルドの一員だ。
 鍛冶場の2階で、渋い顔で考え事してるのが、その人さ。」

ブリサエルと話す

ブリサエル
「いやいや、お待ちしていましたよ!
 ランドウルフ君と話していた方ですね?
 僕はブリサエル、鍛冶師ギルドのギルドマスターです。
 鍛冶師を目指したいのですよね?
 でしたら、この僕と鍛冶師ギルドが
 キミを全面的に後押ししますとも。
 なに、疑ってかかることはありませんよ?
 ただいま、鍛冶師ギルドでは有望な新人を募集中です。
 入門希望者は、大歓迎ですとも。
 さあ、どうです?
 キミも僕たちと一緒に、鍛冶師ギルドで頑張りませんか?」
(鍛冶師ギルドに入門したい?)

(いいえ)
ブリサエル
「ええええええええ・・・・・・!
 ほ、ホントですかぁ?
 あの、考え直してみませんか?」

(はい)
ブリサエル
「そうですか、そうですよね!
 それはそれは、素晴らしい決断です!
 Hika Senさん、僕たち鍛冶師ギルドは、
 キミの入門を全力で歓迎しますよ!
 鍛冶師の素晴らしさについて
 たっぷりと時間をかけて教えてあげますとも。
 そう、浮気など少しも考えないほどに!
 それでは、キミの入門記念として僕からの贈り物です。
 これは「ウェザード・クロスペインハンマー」
 僕たち鍛冶師の商売道具ですよ。
 さあさあ、さっそく装備してみてください。
 装備できたら、まっさきに僕に声をかけてくださいね。
 新人鍛冶師が誕生した瞬間ってやつを、
 僕自身の目に焼き付けておくために。」

Lv1~ 鍛冶師の鍛え方

ブリサエル
「お、装備してくださいましたか。
 ハンマーは、鍛冶師にとって大切な相棒。
 これを、しっかり肝に銘じてくださいね。
 それにしても・・・・・・とてもよくお似合いです。
 誰もがキミのように、鍛冶師を目指してくれれば
 僕の胃痛も少しは和らぐのですが・・・・・・。
 さあ、ハンマーを装備できたことですし、
 早速、これを使って金属を鍛えてみましょう。
 実作業こそ、鍛冶師の腕を鍛える近道ですから。
 まずは「ブロンズインゴット」作りから始めましょう。
 インゴット作りは、金属加工の基礎中の基礎。
 これをおざなりには、できません。
 詳しく説明しますと、「ブロンズインゴット」とは
 「銅鉱」と「錫鉱」で作り上げた合金の塊です。
 材料となる「銅鉱」と「錫鉱」は、
 この鍛冶師ギルドにいる「スミドヘームル」から、
 購入することができますよ。
 そして、金属を鍛えるのに
 欠かせないのが「ファイアシャード」です。
 金属加工には高温が必須。
 「ファイアシャード」は加工中、
 炉の高温維持を助けてくれる触媒です。
 これら三種類の素材を揃えて、
 「ブロンズインゴット」を作るのです。
 頑張ってくださいね。」

ブリサエルにブロンズインゴットを納品

ブリサエル
「「ブロンズインゴット」を作ってください。
 材料である「銅鉱」と「錫鉱」は、
 鍛冶師ギルドにいるスミドヘームルから買えますからね。」
(ブロンズインゴットを渡す)
ブリサエル
「おおう・・・・・・やりますなぁ。
 いや、驚きましたよ、これほどとは。
 ええと、まったくの初心者なのですよね?
 鍛冶師の初歩の初歩を、今まさに学んでいる最中の。
 正直、信じられません。
 ズブの素人が、これほどまでに見事な
 「ブロンズインゴット」を作り上げるなんて。
 僕はもしかして、とんでもない天才の誕生する瞬間に、
 立ち会ってしまったのでは?
 ブロンズインゴットは合金としては柔らかい部類です。
 ゆえに加工しやすく、様々な武器の素材になりますが・・・・・・
 実用的な強度を出すことは、なかなかに難しい。
 ですが、キミの作ったこれは完璧。
 一流の職人が作り上げたものと、遜色ありません。
 今すぐにでも、商売にできるものですよ、これは。
 初めてにして、これだけの物を作れるとは。
 どうやらキミは、工神ビエルゴに愛されているようです。
 ふふ・・・・・・これは、
 実に教え甲斐のある新人が入門してくれたものですね。
 あなたには、もっと「上」を目指してもらいましょうか。
 ですが・・・・・・下積みをおろそかにはできません。
 いくら天才的であっても、最後にものを言うのは経験の蓄積です。
 「ブロンズインゴット」で、経験を積んでください。
 重ねた経験が、そして流した汗が「自信」に変わったころ、
 金属の新たな加工方法をお教えしましょう。」

Lv5~ 製品と精度の関係

ブリサエル
「おおっ、キミを待ちかねていましたよ!
 もう来てくれないんじゃないかと心配で、
 胃薬の量が増える増える・・・・・・。
 ですが、こうして来てくれたのですからね・・・・・・。
 キミの才能を、必ずや磨き上げてみせましょう。
 というわけで、キミの基礎をしっかり固めますよ。
 「クロスペインハンマー」を3個製作してみてください。
 これは、僕たち鍛冶師が使う道具のひとつですね。
 材料は「ブロンズインゴット」と「メープル材」と「草布」。
 ブロンズインゴットの製作は、もうお手の物ですよね?
 では、材料調達はいかがでしょう?
 「採掘師」ならば、「銅鉱」や「錫鉱」のような
 鍛冶師がよく使う材料をザナラーン地方で採集できます。
 あるいは、鉱物を好む「コブラン」という魔物を
 討伐することでも、手に入れられることがありますよ。
 それでは、キミがどう青銅を加工してみせるのか・・・・・・
 期待して待っています。頑張ってくださいね。」

ブリサエルにクロスペインハンマーを納品

ブリサエル
「どうですか?
 「クロスペインハンマー」は完成しましたか?
 3個でいいですからね?」
(クロスペインハンマーを渡す)
ブリサエル
「ほっほう、これはこれは見事なものですなぁ。
 いやはや感服いたしましたよ。
 これほどの完成度を見せていただけるとは。
 青銅でハンマーの頭を作り、
 メープル材の柄と組み合わせるだけ・・・・・・。
 シンプルな作りですが、これがなかなか奥が深い。
 接合部分の精度をきっちりと出さないと、
 ハンマーとして使用に足る強度が出せません。
 それに青銅の熱による伸縮まで計算に入れなければ、
 ハンマーの柄が緩み、頭がすっぽ抜けたりする事故に
 繋がってしまうんですよ。
 実は僕も昔、そういう失敗をしました。
 なかなか、最適な状態を覚えられなかったんですよ。
 その点、この「クロスペインハンマー」は完璧です。
 微塵の欠点も見当たりませんよ。
 流石は僕の見込んだ方と言うべきか
 それとも末恐ろしいと言うべきか。
 お見事です、としか言いようがありません。
 どうやらこんな初級、こんな初歩の課題では
 キミにとっては物足りなかったみたいですね。
 次の機会には、もう少し上を目指していただきましょう。
 そのために、この「アマチュアファイル」をお持ちください。
 これは「副道具」といいまして、
 ハンマーのような「主道具」と併せて装備することで、
 作業がやりやすくなる、というものです。
 新しい鍛錬をお教えするのは・・・・・・そうですね。
 そのファイルの扱いに慣れた頃にしましょうか。
 では、その時にまた会いましょう。」

Lv10~ 小さくも重要な部品

ブリサエル
「いやぁ、キミの活躍のおかげで
 最近は胃の調子が良くなりまして。
 胃薬の量もだいぶ減ってきましたよ。
 何事も身体が資本ですからね。
 健康であればこそ、鍛錬の効果も増えるというもの。
 もっともキミは、そのくらい先刻承知のようですね。
 適度な努力を重ねて、また腕を上げたのが分かります。
 しかしながら、慢心するのは早いですよ。
 あなたは、一流という新大陸を目指し、
 大海原へ漕ぎ出した小舟のようなもの。
 目的の境地にたどり着くまで、
 海原を櫂でこぎ続けるように、努力を積み重ねるのです。
 というわけで・・・・・・「ブロンズリベット」を12個作ってください。」

ブリサエルにブロンズリベットを納品

ブリサエル
「「ブロンズリベット」を12個ですよ?
 できましたか、Hika Sen?」
(ブロンズリベットを渡す)
ブリサエル
「なかなかの品質です、すばらしい。
 天才とは、まさにキミのことですね。
 このブロンズリベットは、
 金属と金属を繋ぎとめるための大事な部品。
 打ちこんだリベットがガタついただけで、
 その製品は、即、不良品と判断されてしまうのですから。
 このちっぽけな部品が、製品の精度を決め、
 お客様の満足度を決めるのです。
 お客様の満足を、僕たち職人は常に意識しなければなりません。
 求める人のために物を作るのが職人だからです。
 お客様のためにという真心を、品物に込めましょう。
 それが一流への条件です。
 しかし、真心だけでも意味がありません。
 場数を踏まぬことには、鍛冶の腕は磨けませんよ。
 そうですね、たとえば冒険者ギルドのチャ・モクリさんから、
 ギルドリーヴの製作稼業を、引き受けてみては?
 鍛冶師としての腕を磨くための、
 いい経験になるのでは、と思いますよ。」

Lv15~ ブリサエルの野望

ブリサエル
「聞いてください、僕、少々悩みごとがありまして・・・・・・。
 しかし良案は浮かばず、胃が痛くなるばかりで
 減った胃薬の量がまた増えちゃいました。
 僕はリムサ・ロミンサ最大の造船会社である
 ナルヴィク&ヴィメリー社の副社長をやっております。
 そこで、会社の営業戦略について、
 ここのところずっと悩んでいるんですよ。
 モラビー造船廠での新規造船は順調なのですが、
 黒渦団からの発注ばかりに頼るわけにもいきません。
 もっと仕事の受注先を広げなくてはと考えまして、
 今まで交流の少なかったグリダニアに、
 商売の手を広げていこうかと。
 しかし、生憎とあの都市については、
 あまり詳しくないのですよね。
 グリダニアで売れそうな製品について、
 詳しい人から話を聞きたいところなのですが・・・・・・
 ちょっと困っているんですよ。
 リムサ・ロミンサで他都市に詳しい方といえば、
 「フェーズアール」氏という方なのですが・・・・・・。
 ええ、取引先の交易商人です。
 ・・・・・・実は、僕、ちょっとあの方が苦手でして。
 強面なんで、ビビってしまうんですよ・・・・・・。
 そこで僕の代わりに聞いてもらえないかと。」

フェーズアールと話す

フェーズアール
「・・・・・・ほほう、グリダニアで商売をするために
 ワガハイの助言をもらいに来たと?
 ブリサエルの言いつけで?
 まったく、相変わらず気が小さく、小賢しい男よ。
 ワガハイに直接、声をかければ良かろうに。
 そんな気弱だから胃薬が手放せないんじゃ。
 まぁ、ええわい。
 ブリサエルのバカにも聞こえるよう、デカい声で教えてやるぞい。
 ・・・・・・ワガハイが改めて言うほどのことではないが
 需要のあるところに、需要のある品を供給すれば、
 商売は儲かる、これが真理じゃ。
 そういう観点から考えると
 グリダニアに目をつけたのは悪くない。
 あの都市では今、金属製品の需要が増えておる。
 かの地は、革細工師ギルドと木工師ギルドを擁し、
 皮革や木材を使った品が主流じゃった。
 そのため、ヌシら鍛冶師が得意とする金属製品は
 グリダニアにおいて主流足り得なかった。
 何せ刃にすら翡翠を使ったりする連中じゃからの。
 しかし、第七霊災の傷も癒えてきた昨今では
 かの地の情勢も変わりつつある。
 ・・・・・・冒険者の流入が増えてきたのじゃよ。
 彼らはグリダニアの伝統にこだわることはない。
 純粋に品質だけを求める傾向があるんじゃ。
 ならば彼らが納得いく品質の製品を送り出せば
 商売としては十二分に成算が見込めるはずじゃよ。
 どうする? 試しにやってみるか?
 「スパタ」と「スパイクドラブリュス」じゃ。
 その二つを作ってみるがいい。
 ヌシの腕前で商売になるか、確かめてやろう。」

フェーズアールに依頼品を納品

フェーズアール
「品物は覚えているか?
 「スパタ」と「スパイクドラブリュス」じゃ。
 両方を1個ずつじゃぞ?」
(スパタとスパイクドラブリュスを渡す)
フェーズアール
「待っておったぞ。
 では、あちらで見立てるとしようかのう・・・・・・!
 ふぅむ・・・・・・なるほど、これはこれは。
 必要十分・・・・・・以上じゃな、この出来は。
 ブリサエルの使いっ走りだと思っておったが、
 どうやら考え違いをしておったようじゃの。
 ワガハイ、ヌシを少々侮っておったか。
 「スパタ」なる剣は、取り回しやすさが肝心。
 やや細身で長めに作られた刀身が、
 しっくりと手に馴染まねば完璧とは言えぬ。
 ヌシの作った「スパタ」はその点、素晴らしい。
 ワシでも敵をバッタバッタと斬り倒せそうじゃわい。
 この「スパイクドラブリュス」も大したものよ。
 肉厚の刃には飾り気こそないが、それがまたいい。
 ただものではない強度と破壊力を予感させる・・・・・・!
 保証しよう、ヌシが作った武具ならば
 すぐにでもグリダニアで商売ができるぞい。
 いや、むしろワガハイに売らせてほしい。
 今回の品物はワガハイが預かっておくでな。
 何、ブリサエルも文句など言いはせんよ。
 これから早速、グリダニアに渡りをつけるぞい。
 はてさて、あちらでどれほどの儲けになるか。
 久しぶりに楽しみになってきたの。」

Lv20~ 商売道具と鍛冶の腕

ブリサエル
「やあやあやあ、いつギルドに顔を見せるのかと
 首を長くして待っていましたよ!
 キミが作った「スパタ」と「ラブリュス」なんですが、
 グリダニアでかなりの評判だと連絡がありました。
 どうやら僕が思っていた以上の腕をお持ちのようで。
 ちょっと見くびりすぎでしたね、すみませんでした。
 今後は、さらに高度な仕事を頼んでいこうと思います。
 早速、「アイアン・クロスペインハンマー」を
 1個作ってきてください。
 ただし、アイアンインゴットは
 ギルドショップのスミドヘームルは扱っていません。
 鉄鉱は、自力で集めて作ってもいいですし、
 「西国際街商通り」のマーケットボードを見て、
 売りに出ていないか探してみるのもいいでしょう。
 それから、あなたは腕をだいぶ上げられたので
 より高度な仕上げに挑戦してみていただきたい。
 「マテリア」の装着です。
 「マテリア」とは、思念が宿るほど使い込んだ装備品を
 特殊な技術によって結晶化したもの。
 これを別の装備品に装着すると、性能を強化できるのです。
 もし「マテリア」の装着方法が分からないなら
 中央ザナラーンの「狼煙の丘」を訪ねてみてください。
 「ミュタミクス」という名のゴブリン族が、教えてくれますよ。
 それでは、早速製作に取り掛かってください。
 「アイアン・クロスペインハンマー」のマテリア付き、
 よろしくお願いしますね。」

ブリサエルにマテリア付きのアイアン・クロスペインハンマーを納品

ブリサエル
「「アイアン・クロスペインハンマー」のマテリア付き、
 1個完成したら、見せてくださいね。」
(マテリア付きのアイアン・クロスペインハンマーを渡す)
ブリサエル
「うむ、素晴らしい出来です!
 強度、精度ともに、まったく問題ありません。
 僕まで欲しくなってしまいましたよ。
 この鎚頭の重みは、鉄製ならではですよね。
 手首への負担は青銅製よりも大きいですが、
 重い分だけしっかりと金属を叩くことができる。
 滑り止めとして柄に巻かれた「綿布」もいい。
 掌にどれだけ汗をかこうとも、決して滑りません。
 熱く灼けた金属を扱うときには、心憎い気づかいですよ。
 僕たち鍛冶師は、自分たちの道具を自分たちで作れます。
 ですから、自作の道具にこだわる人も多い。
 実際、この僕もそうです。
 そんな僕が、この道具を使ってみたいと思ったんですから
 これはすごいことですよ?
 つくづく、キミが入ってくれてよかった。
 キミのおかげで、最近は胃の調子もいいんですよ。
 キミには、我がギルドの看板職人になってほしい。
 ここで甘んじることなく、努力を重ねてくださいよ。
 もっともこのハンマーを見るかぎり、
 あまり心配は要らないようですけどね。
 慢心しないというのは才能です。
 甘えがないというのは武器です。
 あなたには恵まれたものが、備わっていると思いますよ。」

Lv25~ 品質向上を目指して

ブリサエル
「キミもギルドに入門してから大分経ちますね。
 ウチにも馴染んできた、というところでしょうか?
 ですが、気を抜いてはいけませんよ?
 僕たち職人は、技能向上を目指し続けねばなりません。
 お客様は常に、より上の品質を求めてきますからね。
 これに応えられなくなったときが、職人としての死です。
 僕だって、仕事の不安や恐怖で胃が痛んでも、
 それをお客様に隠して、頑張っています。
 特にキミなら、さらなる「上」を目指せます。
 そのためにも、鍛冶師としての経験を、
 もっと増やしてほしいんです。
 たとえば・・・・・・今、フェーズアール氏から
 「スチールインゴットHQ」の注文が入っています。
 納品数は、たったのひとつ・・・・・・
 ですが、品質は最高級を求められています。
 完成品の質を高めるには、
 材料も高品質のものを使用するといいでしょう。
 ですが、スチールインゴットHQのような
 素材の品質を高めるのは緻密で困難をきわめる作業・・・・・・。
 つまりこの注文は、フェーズアール氏からの挑戦状なのです。
 さあHika Senさん、
 彼が驚くような品質の「スチールインゴットHQ」を作り上げ、
 フェーズアール氏に届けてあげてください!」

フェーズアールにスチールインゴットHQを納品

フェーズアール
「おお、ブリサエルめ、やはりヌシを指名したか。
 いいか、わしが欲しいのは「スチールインゴットHQ」じゃ。
 たった1個でいい。だが、とびきり高品質なのを頼むぞ。」
(スチールインゴットHQを渡す)
フェーズアール
「それじゃ、いつものように奥のほうで、
 じっくりと拝見させてもらうかの。
 むむむ、これはわしの想定以上の出来栄え。
 「スチールインゴットHQ」を、これほどの品質で仕上げるとは、
 ヌシはすでに鍛冶師としては一人前と言っていいじゃろう。
 スチールインゴットは「ボムの灰」を用いることで、
 通常では起こりえない高熱を発生させ、作りだす金属じゃ。
 高熱下で鍛えられた「鉄鉱」は、
 驚くほど強靭なスチールインゴットとして完成する。
 無論、口で言うほど簡単な作業じゃないわな。
 なにせ、「ボムの灰」の扱いは難しいからのう。
 手元が狂ったせいで大爆発なんて話もよく聞く。
 こうして、命がけで作業するからこそ、
 職人の集中力が増し、品質も上がってくるのじゃ。
 ・・・・・・それにしても、ヌシほどの者がいるなら、
 鍛冶師ギルドの未来は、安泰じゃのう。
 ブリサエルの胃も休まるというもんじゃ。
 わしも、安心してヌシを指名することができる。
 ヌシの今後の活躍を期待しているぞ!」

Lv30~ 大富豪からの指名

ブリサエル
「・・・・・・喜んでください、キミをご指名の依頼が舞い込みました。
 気負う必要はありません。
 僕もギルドも、全力で後押ししていきます。
 キミが気に入られれば、ギルドの名も上がりますしね。
 それで・・・・・・仕事の中身なんですがね。
 「コスタ・デル・ソル」を知っていますか?
 東ラノシアの「ブラッドショア」と呼ばれる海岸のあたりです。
 今はウルダハの富豪が住む、居留地になっていますがね。
 その富豪がキミの噂を聞き付けて、
 キミを指名してくださったそうですよ。
 海岸を買い取るほどの富豪とよしみを結ぶなど
 望んでかなうものではありません。
 キミにはきっとビエルゴ神の加護があるのでしょう。
 もしかしたら、ナルザル神の加護も!
 それほど、キミは機会に恵まれています。
 この好機を逃すわけにはいきません。
 詳細は、今回の仲介役を務めてくださる
 「フェーズアール」氏に聞いてください。
 彼こそが、キミを富豪へ紹介してくださったのですよ。」

フェーズアールと話す

フェーズアール
「おう、来てくれたか。
 すまんのう、いつもいつもヌシには世話になる。
 ある程度は話を聞いていると思うが
 「コスタ・デル・ソル」の豪商からのご指名じゃ。
 依頼主は、一流を見る目のある御仁での。
 ヌシは、そのめがねに適ったというわけじゃ。
 胸を張ってよいぞ。
 ただしその分、要求する品質も高くてのう。
 生半可なものでは、納得いただけないどころか、
 ドジを踏めば、リムサ・ロミンサでの仕事は干されるじゃろう。
 ヌシのことは信じておるが、
 くれぐれも気を抜いてくれるなよ。
 では、腹が決まったら、富豪殿の使いに詳しい話を聞くがええ。
 家令を務められる「クスウィブ」殿は、
 鍛冶師ギルドのカウンター前でお待ちだ。」

クスウィブと話す

クスウィブ
「あなた様がHika Senですか?
 この度は、かように不躾な依頼を受けていただき、
 まことにありがとうございます。
 フェーズアール様より、お話をいただいてから、
 我が主が、ずいぶんと乗り気になりまして。
 こうして、あなたを訪ねて参った次第でございます。
 当家には、長年仕えてくれた園芸師がおりまして、
 その者に忠勤をねぎらいたい、というのが我が主の意向です。
 そこで、これまでの働きに敬意を表し、
 今後の活躍を期待する思いを込めて、
 新たな、それも最高級品質の道具を贈ることになりました。
 そこであなたに依頼したいのが、
 「チョコボハチェットHQ」の製作でございます。
 言うまでもありませんが、
 我が主は「コスタ・デル・ソル」を所有するほどのお方。
 主が贈るに恥じぬ道具をご用意くださいませ。
 では、よろしくお願いいたします。
 Hika Sen様。」

クスウィブにチョコボハチェットHQを納品

クスウィブ
「あなたが、どんな「チョコボハチェットHQ」を
 作ってみせてくれるのか、楽しみにしています。」
(チョコボハチェットHQ)を渡す)
クスウィブ
「おお、待っていた甲斐がありました・・・・・・。
 これほど素晴らしい「チョコボハチェットHQ」が届くとは!
 フェーズアール様から、新進気鋭の鍛冶師と
 聞いておりましたが、噂通りの素晴らしい品質です。
 この刃の輝き・・・・・・とても園芸具だとは思えません。
 一部の隙もなく、一切の妥協のない仕上げ・・・・・・
 いやはや感服いたしました。
 使ってしまうのが、もったいないほどでございます。
 ・・・・・・ああ、無論飾ったりなどいたしませんよ?
 園芸具は、使われてこそ華というものです。
 主より感謝の印として庭師へ贈られたならば、
 彼は、この見事なハチェットを駆使して、
 見事な庭を作庭してくれることでしょう。
 では、私めはすぐに屋敷へと戻らせていただきます。
 フェーズアール様にも、よろしくお伝えください。」

フェーズアールに報告

フェーズアール
「うむうむ、完璧な仕事ぶりじゃったようだな!
 さすがはヌシじゃ、信じて任せてよかったワイ。
 クスウィブ殿に、あれだけ言わしめる鍛冶師など、
 リムサ・ロミンサ広しといえど、ヌシの他には
 数えるほどしか、おらんじゃろう。
 ぜひ誇ってほしい。ヌシは一流の鍛冶師じゃ!
 さあ、「ブリサエル」にも、結果を報告してやれ。
 今頃、ヌシを心配しすぎて、胃の痛みが限界だろうから。
 ついでに、伝言も頼みたい。
 決してヌシを粗略に扱うなよ・・・・・・とな。
 ヌシが鍛冶の腕を磨き続けるかぎり、
 ワシはヌシの味方でおるでな。」

ブリサエルに報告

ブリサエル
「キミを粗略に扱うなと、フェーズアール氏が?
 まったく・・・・・・何を言うかと思えば、バカなことを。
 そんなこと、僕がするわけありません。
 キミの実力を誰よりも知っているのは、この僕です。
 つまり、鍛冶師ギルドが、キミの実力を認めているのです。
 キミには、もっともっと働いてもらいますよ。
 そして鍛冶師と、鍛冶師ギルドの希望の星になってください。」

Lv35~ フェーズアールの道楽

ブリサエル
「う・・・・・・うぐぐっ!?
 い、胃のあたりがまた、ズキズキと・・・・・・ぬううっ!
 実は・・・・・・やっかいな注文が舞い込みましてね。
 フェーズアール氏からの依頼ですよ、まったく胃が痛い・・・・・・。
 あの方、ウルダハにあるコロセウムの熱烈なファンでして。
 闘士たちのスポンサーをやってるくらいの人なんですよ。
 ケチなあの人の、唯一の道楽なんです。
 そのフェーズアール氏に、闘士の何某が泣きついたらしく、
 闘士用の武器を作ってくれという依頼が・・・・・・。
 フェーズアール氏の機嫌を損ねるわけにはいきません。
 彼、グリダニアやウルダハと商売するための窓口ですし。
 こんな仕事、キミにしか頼めません。
 早速「フェーズアール」氏から、話を聞いてください。
 よろしくお願いします!」

フェーズアールと話す

フェーズアール
「おう、ヌシが担当になってくれたんじゃな!
 ブリサエルの奴、なかなかワガハイの意を汲んでくれたわい。
 ワガハイ贔屓の闘士は斧術士でな、豪快な戦いをしよる男よ。
 そこで、豪快な戦いぶりにふさわしい武器をやりたいんじゃ。
 そこで「スチールブージHQ」を1個、製作してもらいたい。
 頑丈で堅牢な作りの「スチールブージHQ」ならば、
 その点でまさしくうってつけの斧じゃろ。
 よろしく頼むぞ、Hika。
 ヌシをギルド屈指の腕利きと見込んで任せるでな!」

フェーズアールにスチールブージHQを納品

フェーズアール
「「スチールブージHQ」を1個じゃ、Hika。
 最高の逸品を頼むぞ、ヌシを信じておるからのう!」
(スチールブージHQを渡す)
フェーズアール
「おうおう、完成したようじゃの!
 それではヌシの腕前、いつもの場所で見せてもらうぞ。
 ほほう、さすがはHikaじゃな!
 黒光りしたこの刃に、ワガハイ惚れぼれするわい。
 アイアンインゴットとスチールインゴット、
 性質の違うふたつの金属を組み合わせ作ったこの刃・・・・・・
 切れ味と頑丈さを見事、両立させおったか!
 まったく、オーロックスの首とて叩き落とせそうな逸品じゃ。
 ヌシの作った武器を手にしたあやつを、はよう見たいわい。
 フッフフ・・・・・・もっとも対戦相手にとっては、
 このヌシの「スチールブージHQ」は、悪夢の象徴となろうがな。
 Hika、つくづくヌシは頼れる奴よ。
 これからもまたワガハイのため、いいシゴトを頼むぞ!」

Lv40~ 憧れの鉄槌

ブリサエル
「いやあ、先日は実にすばらしい、さすがの活躍でしたね!
 キミのおかげで、ギルドの名声は高まり、依頼も殺到。
 忙し過ぎて、胃薬飲んでる暇もありませんよ。
 もはやキミの存在そのものが、
 鍛冶師ギルドの看板だと言っても、過言ではないでしょう。
 巷では、キミが作ったものを所有することこそが、
 見識の確かさの証にさえ、なっている始末。
 我がギルドでも、キミの鍛冶具を求める声が多いんです。
 もちろん、全員分を作ってもらうわけにはいきませんが・・・・・・
 現物を見るだけでも、きっと皆の励みになるでしょう。
 そこでですね、キミには持てる技術を尽くして、
 「ラップド・スチールビークハンマーHQ」を1個作ってくれませんか?
 皆には、それの再現を目標にしてもらいますから。」

ブリサエルにラップド・スチールビークハンマーHQを納品

ブリサエル
「「ラップド・スチールビークハンマーHQ」を1個、お願いします。
 皆の見本になるような、すごいやつを頼みましたからね。」
(ラップド・スチールビークハンマーHQを渡す)
ブリサエル
「こ、これはすごい!
 無骨な鍛冶道具だというのに、気品すら感じます!
 ビークヘッドとは、クチバシのこと。
 この鎚頭、まるで金属の鳥からもぎ取ったかのようですよ!
 実はこの種類のビークヘッドを持つハンマーは、
 前後非対称な形のせいで、全体の重量配分が難しいんです。
 少し製作をしくじっただけで、使い物にならなくなる。
 その点、このハンマーは完璧です。
 振り上げたとき、振り下ろしたとき、肩の負担にならない!
 いやぁ・・・・・・ギルドの皆に見せるの、やめましょうかねコレ?
 だって完成度高過ぎて、自信なくしそうですよ、見た人たち。
 なんて、冗談ですよ冗談、ハハッ。
 そのくらいでへこたれてたら、鍛冶師として話になりません。
 何せ、キミに対抗心を燃やすような熱い気持ちを、
 これからのギルド員には、求めていきたいんですから。」

Lv45~ 美人剣士への贈り物

ブリサエル
「やあ、Hika君!
 キミのおかげで、ここのところギルド運営も順調ですよ!
 ふふふ・・・・・・僕としては、笑いを抑えきれませんよ。
 キミをギルドに誘ったのは、我が人生最大の功ですね。
 最近は胃薬の量も減って、毎日ご飯がおいしいです。
 先日も、フェーズアール氏と会食しました。
 その席で、ちょっと相談を受けまして・・・・・・。
 ミュリエルさんという、ウルダハのコロセウム闘士が、
 最近、フェーズアール氏のお気に入りだそうで。
 彼女に装備品を贈りたいそうなんですよ。
 その製作を、ぜひキミに依頼したいとのことです。
 詳しい話は、「フェーズアール」氏に聞いてください。
 それではよろしくお願いしますね。」

フェーズアールと話す

フェーズアール
「よう来てくれた、Hika。
 こんなことを頼めるのは、ヌシだけじゃわい。
 それでの、ミュリエルちゃんへの贈り物なんじゃが、
 あの子は戦いにかけては器用での、武器を選ばんのじゃ。
 どんな武器でも鮮やかに使いこなしてのける。
 ま、そこにシビれるんじゃがのう!
 それでじゃ、ヌシには3種類の装備品を用意してほしい。
 「コバルトナックルHQ」「バッカニアバルディッシュHQ」
 「シャムシールHQ」の3種類じゃ。
 品物が完成したら、まずはワガハイのところに頼む。
 ヌシのことは信じておるが、贈り主としては
 やはり自分の目で見たいでな。」

フェーズアールに依頼品を見せる

フェーズアール
「「コバルトナックルHQ」「バッカニアバルディッシュHQ」
 「シャムシールHQ」の3種類を1個ずつ持ってくるんじゃぞ。」
(コバルトナックルHQとバッカニアバルディッシュHQ、シャムシールHQを渡す)
フェーズアール
「品物は、あっちでじっくりと見せてもらおう。
 ワシの威信がかかっておるでの。
 まずは「コバルトナックルHQ」じゃが・・・・・・実に頑丈そうじゃな。
 粘りのあるコバルトを使っているからかの?
 拳の一撃を確実に敵へと打ち込める、
 しっかりとした作りは、まるでヌシを体現するかのようじゃ。
 そしてこの「バッカニアバルディッシュHQ」じゃ。
 分厚い斧の刃は、蛮族的な野卑に通じるものがある。
 一見するとミュリエルちゃんには似合わぬと思えるが、
 逆に今までにはない、意外な魅力を引き出しそうじゃわい。
 最後に「シャムシールHQ」は・・・・・・
 大きく弧を描いた刀身が、これまた美しいのう。
 加工の難しいコバルトの扱いは完璧じゃな。
 ヌシでなければ、この刃の美しい曲線は描けまい。
 ごくろうじゃった、やはりヌシに任せてよかったわい。
 それでは、贈り物をミュリエルちゃんへ届けてくれい。
 今は、「アスタリシア号」で、鍛錬してるはずじゃ。」

アスタリシア号のミュリエルに依頼品を納品

ミュリエル
「あたしに贈り物ですって?
 ああ、前にフェーズアールのおじ様が言っていた話ね。
 聞いてるわよ、あなたが持ってきてくれるの?」
(コバルトナックルHQとバッカニアバルディッシュHQ、シャムシールHQを渡す)
ミュリエル
「わあ・・・・・・こんなに素敵な武器を
 いただいちゃっていいのかしら!
 うん、これを装備すれば、華麗に勝てそうだわ。
 あなたがギルドいちの腕利き鍛冶師だなんて、びっくり!
 おじ様が、腕利きだっていうから、
 どんな偏屈で厳つい感じの人が来るのかと思ったら。
 ふふっ、人は見かけによらないっていうのは、
 闘士も職人も、同じみたいね。
 おじ様に誘われて、稽古がてら
 リムサ・ロミンサに来てみたんだけど・・・・・・
 あなたっていう「本物」に出会えたのが、一番の収穫だわ!」

Lv50~ 想い乗せ羽ばたく剣

ブリサエル
「先日のミュリエルさん、ウルダハのコロセウムで
 大活躍してらっしゃるそうですよ。
 言わば、戦う広告塔になってくださってます。
 おかげで、巷ではキミとギルドの評判は、うなぎのぼり。
 最近では、僕も胃薬知らずです!
 ひっきりなしに依頼が入るものですから、
 どれをキミに回すかという、別の悩みができましたが・・・・・・
 重要な案件は、キミに任せるしかありません。
 ・・・・・・また、キミにしかできない依頼がきています。
 詳しいことは、仲介役の「フェーズアール」氏に聞いてください。
 あの方が・・・・・・今までと少し雰囲気の違う、
 深刻そうな顔をしていました。
 気を引き締めて、依頼に取りかかってください。」

フェーズアールと話す

フェーズアール
「む、ヌシか・・・・・・待っておったぞ。
 いまやヌシはリムサ・ロミンサで一番の鍛冶師じゃ。
 その腕を見込んで、ぜひとも頼みたいシゴトがある。
 ・・・・・・ヌシの評判、遠くグリダニアでも鳴り響いておる。
 ヌシの作ったものならば、鉄器嫌いの偏屈なあの連中が、
 喜んで買ってくれるほどにのう。
 この評判を聞き、ヌシを紹介してほしいという依頼が来た。
 今でこそ、グリダニアに身を隠しているが、
 昔、ウルダハのコロセウムで準優勝している方だ。
 ・・・・・・詳しい事情や、依頼については、
 本人の口から聞いてみてくれい。
 冒険者ギルドを囲む橋梁にて、
 「古風なミコッテ族」を探すのだ。
 人目を忍びつつ、ヌシを待っているぞ。」

冒険者ギルドを囲む橋梁にいる古風なミコッテ族と話す

古風なミコッテ族
「Hikaさまで、ございやすね?
 わざわざご足労いただき、まっこと恐悦至極に存じやす。
 故あって名前は明かせぬ失礼・・・・・・なにとぞご容赦のほどを。
 此度の身勝手なお願いは、あなたさまを見込んでのことと、
 どうか大目に見てくだせえと、お願い申し上げやす。
 とはいえ、こちらの頼みは難しいことじゃあございやせん。
 ある御仁のため、剣を打っていただきたいのでございやす。
 その御仁の名は・・・・・・ブロンズ・ブル。
 かつて、コロセウムで私に勝利し、私を生かしてくれた、
 偉大なる闘士でございやす。
 故あって、故郷ウルダハを離れておいででしたが、
 近ごろ舞い戻り、コロセウムの闘士をやっておられるとか。
 その仕儀からすれば、称えられてしかるべき御仁。
 なれど、顔を隠し一介の闘士として、故郷に戻った彼に、
 私は朋友としての気持ちを、贈りたいのでございやす。
 打ってほしい品は、「雄略のマテリダ」をつけた
 「ウィングレットHQ」をひと振り。
 鍔に翼持つこの剣に、我が思いを託したいのでござんす。
 私のように過去に縛られるな、羽ばたけ、と。
 完成したら、「鍛冶師ギルド」にいる
 「フェーズアール」殿に、お渡しくださいやすか?
 後のことは、あの方にお任せしてございやす。」

フェーズアールに「雄略のマテリダ」のついたウィングレットHQを納品

フェーズアール
「話は依頼人から聞いておる。
 気持ちを込めた「雄略のマテリダ」つきの
 「ウィングレットHQ」を頼むぞい。」
(雄略のマテリダのついたウィングレットHQを渡す)
フェーズアール
「うむ、「ウィングレットHQ」は確かに預かった。
 それでじゃな、ひとつだけ頼みがあるそうじゃ。
 なんでも依頼人は、ブロンズ・ブルに品を渡すのを、
 目の前でやってほしいんじゃと。
 本人は物陰に隠れ、姿を見せぬそうじゃが・・・・・・
 なに、段取りはワガハイに任せておくがええ。
 心配せず、ヌシは早う支度に入ってくれ。」

ブロンズ・ブル
「よお!
 俺っちに用があるんだって、フェーズアールの旦那?
 一体全体、何なんだい?」
フェーズアール
「おうおう、よう来てくれたのうブロンズ・ブル。
 なぁに、ヌシにとっても悪い話じゃない。
 むしろ良い話じゃ。」
ブロンズ・ブル
「良い話?」
フェーズアール
「左様、ヌシに差し入れしたいという方がおっての。
 ワガハイが届ける役目を請け負ったんじゃよ。」
ブロンズ・ブル
「プレゼント? 俺っちにかい?
 いや、気持ちはありがてぇがさ・・・・・・。
 今はそういうの受け取る気分じゃねぇんだがな。」
フェーズアール
「負けが、かさんでおるからかの?」
ブロンズ・ブル
「それは・・・・・・!」
フェーズアール
「まぁ、そう渋い顔するでない。
 そんなヌシだからこそ、この場に来てもらったんじゃ。
 ホレ、ヌシのために作った剣じゃ。」
ブロンズ・ブル
「こいつは・・・・・・すごい、な・・・・・・!
 なあ、この剣はあんたが作ったのか?
 いやすごいな、すごい剣だぜこれは。
 本当に、もらっちまってもいいのかい?」
フェーズアール
「うむ、依頼主はそう望んでおるとも。
 ヌシへの贈り物だそうじゃよ。」
ブロンズ・ブル
「あ、ああ、そうかい。
 ありがたいけどよ・・・・・・でも、なんで俺っちにこれを?」
フェーズアール
「陰ながらヌシを応援している御仁が、
 その翼持つ剣に、自分の気持ちを託したそうじゃ。
 過去に縛られるな、羽ばたけとな。」
ブロンズ・ブル
「そうか・・・・・・残念だな。
 ・・・・・・でも、ありがたく使わせてもらう。
 姿を見せてくれなくてもいい。
 俺っちにこんな贈り物をしてくれる奴なんて
 もう今は一人しか心当たりがねぇしな。」
フェーズアール
「ほほう、そうなのかいの?」
ブロンズ・ブル
「元気でいてくれたことが分かっただけで十分。
 霊災以来、連絡が取れなかったからな。
 もう何も、昔のことに心配はなくなった。
 ならばこの剣のごとく、未来に羽ばたいてみせるぜ!
 ・・・・・・俺っちは誓うぜ。
 この剣と、そしてこの剣を贈ってくれた盟友に。
 今度こそ、実力でコロセウムのテッペン取ってやるってな。
 この剣があれば、絶対にやってみせる!
 そのことを、奴によろしく伝えてくれ。」

古風なミコッテ族と話す

古風なミコッテ族
「やれやれ、バレておりやしたか。
 さすがに、あの方は何でもお見通しでございやすな・・・・・・。
 ・・・・・・しかし、お互い、おおっぴらに
 会うことはできない身の上。
 これでいいのでございやすよ。
 あなたさまのおかげで、私の心を彼に届けられやした。
 感謝の言葉もございやせん。
 ・・・・・・おあしについてでございやすが、
 すでに「ギルドマスター」へ、お渡ししておきやした。
 それでは、私はこれで失礼しやす。」

ブリサエルに報告

ブリサエル
「お疲れ様でした、仕事は完璧にこなしていただけたようで。
 紹介した僕も鼻が高いですよ。
 キミが来てから僕はずいぶんと助けられてますね。
 おかげで胃痛の完治も見えてきました!
 ですが僕の体調以上に
 キミという鍛冶師を得られたことが僕は嬉しい。
 あの「ウィングレットHQ」に込められた気持ち・・・・・・
 僕でさえ、感じ入るものがありました。
 己のみならず、お客の心さえも品物へと込める・・・・・・
 これこそまさに、超一流の鍛冶師のシゴトです。
 胸を張ってください、Hika。
 今のキミはまぎれもなく・・・・・・ギルドいちの名工なんですよ。
 キミの作った品々の輝きは・・・・・・まさに別格。
 キミのような職人がいたことは
 末永くギルドで語り継がれることでしょう。」

ブリサエル
「ようこそ、鍛冶師ギルドへ・・・・・・って、あなたですか!
 よく来てくれましたね、会いたかったですよ。」
(何を聞く?)

(近況について)
ブリサエル
「いい具合ですね。
 リムサ・ロミンサにかぎらず、手広く商売をやるという、
 僕の目論見は成功したと言っていいでしょう。
 上手くいってるうちは体調も良くなるものでして、
 最近では、胃薬のお世話になることが全然なんですよ。
 おかげで食事もお酒も美味いのなんの。
 ちょっぴり太ってしまいましたよ、ハハハ。」

(「鍛冶」とは何か?)
ブリサエル
「あらためて、鍛冶について聞きたいのですか?
 鍛冶というのは、炎を用いて金属を加工する技術です。
 「鍛冶師」と範囲を限定した場合は、
 主に武器や道具を製作することが中心となりますね。
 鎧を切り裂く鋭い刃、兜を叩き潰す重い斧・・・・・・
 鉱脈を掘り明かすピックのような金属製品の多くを、
 僕たちが生みだしています。
 頑丈なものから繊細なものまで、
 僕たちが製作するものは、非常に多岐に渡りますからね。
 確かな精度を持つ製品として仕上げるために、
 僕たちは常日頃から、技術の研さんに余念がありません。
 日常行う仕事こそが、修行になっているんですよ。」

フェーズアール
「冒険者稼業もいいもんじゃろうが、
 このリムサ・ロミンサに腰を落ち着けてはどうかの?
 ヌシがおらんとワガハイ、困ることが多い。
 やはり、ここ一番の勝負どころでは、
 ヌシの鍛冶の腕に頼りたいでの。
 そのくらい、ワガハイはヌシを買っておる。
 ちっとは考えてみちゃくれんかの?」
鍛冶師ギルド受付 ランドウルフ
「知ってるか?
 最近は、うちで作った武器が、
 海の向こうを席巻してるらしいぜ。
 それもこれも、あんたが、
 うちのカンバンを有名にしてくれたからだ。
 まったく、あんたにゃ頭が上がらんよ。」

Lv50~ 鍛冶と家令

ブリサエル
「キミという名工を得て、僕の胃袋にも平穏な日々が訪れました。
 キミほどの腕前なら、より大きな「名声」を得てもいい頃・・・・・・
 そういうことを考える、心の余裕も出てきたところです。
 そんな折、キミにふさわしい、栄えある仕事が舞い込みました。
 なんと騎士の国、イシュガルドの名門貴族からの依頼です!
 騎士道の本場で名をなす・・・・・・まさに鍛冶師にとって最高の名誉!
 依頼人の「フレモンダン」様は、お忍びでこの街に滞在中です。
 「溺れた海豚亭」で、詳しい話をうかがってきてください。」

溺れた海豚亭のフレモンダンと話す

フレモンダン
「ブリサエルどのより紹介いただいた、鍛冶師どのですな?
 私は、山の都イシュガルドの「ジェルヴァン家」にて、
 家令を務めまする、フレモンダンと申す者。
 依頼とはほかでもない・・・・・・
 わが主にして現当主、「ロリス・ド・ジェルヴァン」様を、
 鍛冶師として支えていただきたいのでございます!
 当家は過去に名だたる騎士を幾人も輩出した、名門中の名門。
 しかしながら、今は往時の所領を失い、先代も霊災で急逝・・・・・・
 ひとり娘のロリスお嬢様が、再起を期して奮闘中です。
 ロリス様は栄えある「神殿騎士」をめざし、修行に励む毎日。
 みごと叙任がかない、いつかお家の再興なりし暁には・・・・・・
 「英雄の陰に名工あり」と、国中が誉めたたえましょう!
 遺憾ながら、かかる事情ゆえ、お約束できる報酬は「名誉」のみ。
 それでもこの話、お受けいただけるならば・・・・・・
 どうか、イシュガルドの「宝杖通り」まで、お越しください。
 ・・・・・・さて、帰りの路銀が尽きてしまったが、どうするか。
 まあ、帰途は野宿でしのげば・・・・・・
 ・・・・・・や、聞こえておりましたか!?
 いやいや、これはこちらの話・・・・・・ただの独りごとにございまする!」

イシュガルドのフレモンダンと話す

(クエスト進行前)
フレモンダン
「実は私、かつては、とある名家の使用人を統べる立場でしたが、
 まあ、その・・・・・・いろいろと事情がございまして。
 いやはや、この歳になっての慣れぬ仕事は、骨身に堪えまする。」

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの・・・・・・先のお頼み、引き受けてくださるのですな!
 遠方よりご足労いただき、まことに恐縮至極・・・・・・!
 わが主、ロリス様の武具周りのご後見、何卒お願い申しまする。
 ・・・・・・実は私め、逼迫した家計を支えるため、
 そこの店で、副業をしておりましてな。
 このことはロリスお嬢様には、どうか内密にしていただきたく・・・・・・」
????
「・・・・・・何やら、私の名前が聞こえたようだけど?」
フレモンダン
「ろろろ、ロリスお嬢様!?
 剣術の稽古に、出かけられたはずでは・・・・・・!」
ロリス
「・・・・・・もう終わったわ。
 ところで、そちらの御婦人は・・・・・・?」
フレモンダン
「これは失礼・・・・・・この方こそ、
 先だって、お話させていただいた敏腕鍛冶師、
 Senどのにございまする!」
ロリス
「そう・・・・・・あなたが噂の名工ね。
 これから、世話になるわ。
 じい、私は宿に戻る。
 何か切らした食材があれば、途中で買っておくけれど?」
フレモンダン
「それでしたら、パンプキンをふたつばかりお願い申しまする。
 何しろ、じいは、まだここで副業が・・・・・・
 いやいやいや、鍛冶師どのとの打ち合わせがありますゆえ!」
ロリス
「・・・・・・だったら、下層の行商まで足を延ばすわ。
 遠まわりだけど、店じまい前を狙えば、2割も安く買えるし!」
フレモンダン
「ジェルヴァン家の当主ともあろうお方に、
 食費節約の算段をさせるなど・・・・・・不甲斐のうございます。
 そもそもジェルヴァン家は代々、教皇庁直属の神殿騎士団に仕え、
 コマンドはもとより、最高位の総長をも輩出した尚武の血筋。
 ロリス様のお父上にあたる先代も、武名を馳せた騎士でしたが・・・・・・
 貴族どうしの鞘あてに足許をすくわれ、突然の失脚。
 再興を期すも、先の霊災にて、無念の最期を遂げられました。
 かつては3桁を下らなかった使用人も、今では私ひとり・・・・・・。
 しかしながら、お家再興の希望は、ついえておりませぬ!
 ロリス様は、類まれなる剣技の素質をお持ちの方。
 わが眼には、救国の聖人「聖フィネア」の再来と映るほど・・・・・・!
 近く、神殿騎士のお歴々を前に行われる「上覧試合」・・・・・・
 各地の有望な若者が集うこの剣術試合にて、
 有力騎士の目に留まれば、ロリス様にも仕官の道が拓けまする!
 ロリスお嬢様は、まだ鍛えられざる鋼の原石。
 いつかまばゆく輝く日まで、鍛冶師どのの力をお貸しください。
 具体的な依頼につきましては、また、この場所にて・・・・・・。」

フレモンダン
「これはこれは、鍛冶師どの!
 私はご覧のとおり、忌々しい副業の真っ最中にございまする!
 いやはや、いったいいつになれば、解放されますのやら・・・・・・。」
ブリサエル
「キミを遠いイシュガルドに送りだしたあと、
 残された僕たち鍛冶師ギルドは、どうなるのか不安でしたが・・・・・・
 幸いギルドの運営は順調で、近ごろは、ほとんど胃薬いらずです!
 唯一の悩みは、「胃薬を持ち歩くのをやめるかどうか」ですね。
 あっ・・・・・・考えはじめると、胃がしくしく痛みだしてきました!」

Lv53~ 令嬢と盗賊

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの!
 私、少し気になっていることがございましてな。
 ・・・・・・実はロリスお嬢様の武具が、ずいぶんと傷んでおるのです。
 先立つものがなく、修理を怠ったせいなのですが、
 特に鎧には相当なガタが・・・・・・。
 戦いの最中に壊れでもしたら、事でございます!
 しかるに近ごろのロリス様は、来たる上覧試合にそなえ、
 ふらりと、武者修行にお出かけになることが増えまして・・・・・・。
 この間も、てっきり宿で休んでおられると思いきや、
 「魔物退治にゆく」との書き置きを残して、
 ひとり、ファルコンネストくんだりまで向かわれました。
 次はもっと北に行きたい、ともおっしゃっていたような・・・・・・?
 このフレモンダン、大変イヤな予感がしてまいりました!
 ・・・・・・しかし、この忌々しい副業は、当分片づきそうもありませぬ。
 聞けば鍛冶師どのは、冒険者としてもご高名なお方とか!
 クルザス西部高地、「ファルコンネスト」北までご足労いただき、
 ロリス様と会えましたら、武具周りの世話をお願いできませぬか?」

ファルコンネスト北のロリスと話す

(盗賊たち
「くそっ、こんな小娘に・・・」
「油断したぜ・・・」
「くっ・・・!」)

ロリス
「あなた、たしか鍛冶師の・・・・・・どうしてここに?
 さてはじいに頼まれて、様子を見にきたのね?
 心配には及ばないわ。
 デュランデル家の騎兵団が募兵していたから、
 腕試しがてら、哨戒任務を志願したのよ。
 こいつらは皇都で盗みを働いた、ならず者・・・・・・。
 たったいま見つけて、縛りあげたところよ。
 ・・・・・・何よ?
 私の姿に、何かおかしなところでも?」
(ロリスの姿におかしな点がある?)

(防具が変わった)
ロリス
「・・・・・・さすがに鍛冶師の眼はごまかせないわね。
 いつもの鎧を着けていないのは、
 装甲を留めていたリベットが壊れたせいよ。」

(特にない)
ロリス
「・・・・・・別に、気を遣わなくてもいいのよ?
 いつもの鎧を着けていないのは、
 装甲を留めていたリベットが壊れたせいよ。」

ロリス
「大事な上覧試合までには、直しておきたいけど・・・・・・
 任務の給金くらいじゃ、修繕費用も出せないわね。
 あなたに、無償でリベットを作ってもらうわけにはいかないし。
 ま、心配しないで・・・・・・亡きお父様も、よく言っていたもの。
 勝負で大切なのは「必ず勝つ」という気持ちだって!
 じいに伝えておいて、私はこのとおり無事だと。
 ・・・・・・ほら、そこの悪党ども! さっさと行くわよ!」

イシュガルドのフレモンダンに報告

フレモンダン
「鍛冶師どの!
 どうでした、ロリスお嬢様とはお会いできましたか?
 ・・・・・・なんと募兵に応じて、哨戒任務を!?
 その上、一張羅の鎧が壊れてしまったですと?
 ふむ・・・・・・ロリス様いわく、勝負で大切なのは気持ちだ、と。
 たしかにそれは、先代のお館様の言葉の一部ですが・・・・・・
 亡き先代の口癖は、正確にはこうでございます!
 「勝負で大切なのは、着慣れた鎧と、必ず勝つという気持ちだ」
 さてはお嬢様、強がって肝心なところを端折りましたな!
 ロリス様が上覧試合を勝ち進むには、あの甲冑が不可欠。
 破損したリベットを、3袋ほど製作してはいただけぬでしょうか?
 品名はたしか、「ミスライトリベットHQ」・・・・・・。
 先に申しあげたとおり、
 お約束できる報酬は「名誉」だけですが・・・・・・
 お家再興のため、何卒、お頼み申し上げまする!」

フレモンダンにミスライトリベットHQを納品

フレモンダン
「いかがでしょう・・・・・・?
 「ミスライトリベットHQ」を3袋、お持ちいただけましたか?」
(ミスライトリベットHQを渡す)
フレモンダン
「おお、これは恐悦至極!
 これを打ちつければ、ロリス様の鎧も、もとどおり!
 その程度ならば、私の手でも修繕が可能です。
 ・・・・・・いまひとつ、まことに厚かましいお願いですが。
 どうか、鍛冶師どのに無償でお世話になっておることは、
 お嬢様には、くれぐれも内密にお願いいたします。
 いま、お嬢様の胸中を占めるのは、上覧試合のみ。
 余計な心配など召されず、修行に励んでいただきたいゆえ・・・・・・。」

Lv55~ 主君と忠臣

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの!
 実はついさきほど、ロリスお嬢様からの伝言を、
 受け取ったところでしてな・・・・・・さて、中身のほどは・・・・・・。
 ふむ・・・・・・なっ、これはいけませぬ!
 お嬢様がまたも、腕試しに出かけた模様!
 目的地は、あろうことか「高地ドラヴァニア」・・・・・・!
 ドラゴン族の根拠地として知られる、まさに危険地帯ですぞ!
 上覧試合の予選出場を控えた、大切な時期に!
 鍛冶師どの、まことに、まことに申し訳ありませぬが・・・・・・
 高地ドラヴァニアまで、向かってもらえませぬか!
 私めもこの副業が片づきしだい、すぐに向かいますゆえ。
 いくらお嬢様でも、敵の本拠まで直行するとは考えにくく、
 道中、猟師の集う「テイルフェザー」に立ち寄るはず。
 そこにロリス様がまだおりましたら、戻るよう説得してくだされ!」

テイルフェザーのロリスと話す

負傷した猟師
「大丈夫だ、傷は浅い・・・・・・。」

ロリス
「鍛冶師のHika・・・・・・?
 こんなところで、偶然会うわけがないわよね。
 私を連れ戻すよう頼まれた・・・・・・というところかしら。」
負傷した猟師
「君はお嬢さんのお知り合いか?
 ・・・・・・いや、なりこそ小さいが、実に勇敢な娘さんだな!
 野生のチョコボに苦戦中、窮地を救われたんだ・・・・・・おや?」
????
「お嬢様、ロリスお嬢様~!」
フレモンダン
「ロリス様!
 ご無事でいらっしゃいますかっ!?」
ロリス
「・・・・・・むしろ、じいのほうが、息も絶えだえに見えるのだけど?
 見てのとおり、私は平気よ。」
負傷した猟師
「お嬢さん・・・・・・。
 たしかに怪我はないようだが、オレを助けたとき、
 剣がポッキリ逝っただろ?」
フレモンダン
「むっ・・・・・・!?
 愛用のブラスヴァイキングソードが折れてしまったと!?」
負傷した猟師
「い、意外と安・・・・・・いや、庶民的な剣を使ってたんだな。
 よし、使ってない剣をやろう、助けてくれた礼だ。
 あとでオレのところに寄りな。」
ロリス
「ありがとう。
 短剣でいいから、いただけると嬉しいわ。」
フレモンダン
「お嬢様・・・・・・。
 てっきり「他人の剣など借りぬ!」と、
 お断りになるかと思いました。」
ロリス
「丸腰のままでは、じいを皇都まで送り届けられない。
 決死の覚悟で来たのでしょう?
 その想いには、報いないと。」
フレモンダン
「お、お嬢様・・・・・・!?
 なんとお優しいお言葉・・・・・・。」
ロリス
「あなたにも迷惑をかけたわね。
 これからは、無茶はしないようにするわ・・・・・・な、なるべくね!」
フレモンダン
「・・・・・・鍛冶師どの、ちょいと困ったことになり申した。
 先に申しあげたとおり、まもなく上覧試合の予選が始まります。
 さすがに、短剣で出場するわけにも参りませぬ。
 ここはひとつ、「軽量にして剛鋭」と噂に高い新型剣・・・・・・
 「チタンバスタードソードHQ」など、ご製作いただけませぬか?
 ・・・・・・お代はその・・・・・・例のごとく、出世払いで・・・・・・・・・・・・。
 お、お嬢様、お待ちください~!
 さぁ、皇都まで帰りましょうぞ~!」

チタンバスタードソードHQを製作
イシュガルドのフレモンダンにチタンバスタードソードHQを納品

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの!
 先だっては、大変お世話になり申した!
 それで、その・・・・・・お願いした剣ですが・・・・・・。」
(チタンバスタードソードHQを渡す)
フレモンダン
「おおおっ・・・・・・これは、素人目にもわかるほどの業物ですな!
 副業が終わりましたら、さっそくお嬢様にお届けします!
 鍛冶師どのが用意したものと知れば、お嬢様も喜びましょう!
 そう・・・・・・上覧試合の予選が、いよいよ始まるのでございます!
 ロリス様の実力に、この剣が加われば、向かうところ敵なし!
 試合は、「ライトフェザー闘技場」で行われまする。
 闘技場の前で結果を待ちましょうぞ!」

ライトフェザー闘技場前の指定地点で待機

フレモンダン
「鍛冶師どの!
 剣は無事に、ロリス様にお届けしましたぞ!
 お嬢様は今まさに、上覧試合の予選に出場中のはず。
 おや、お嬢様?
 これはまた、ずいぶんとお早いお帰りで!
 して、結果のほうは・・・・・・」
ロリス
「本戦出場、一番乗りよ!
 Hika、あなたの剣のおかげ。
 刀身のバランスが絶妙で、いくら振っても疲れないの!」
フレモンダン
「おお、最高の滑り出しですな!
 ちなみに、何戦して何勝でございまするか?」
ロリス
「3戦して、2勝1引き分け。
 でも不戦勝が5つもあったから、あっという間に終わっちゃった。」
フレモンダン
「5つも不戦勝を拾うとは・・・・・・大きな幸運に恵まれましたな!
 なに、亡き先代も、よく言っておられました。
 「強運も実力の一部」と・・・・・・!」
ロリス
「・・・・・・「不運を言い訳にするな」ともね。
 人の上に立つ者に求められるのは、勝利という結果のみ。
 敗軍の将の釈明など、死者にはなんの意味もなさぬのだからって。
 お父様は、餓えた民に、隊の糧食を分けあたえたことで、
 横領の罪に問われ・・・・・・騎士団を追われたわ。
 そのときすら黙って処罰を受け入れ、釈明は一切しなかった・・・・・・。」
フレモンダン
「ロリス様が、ジェルヴァン家の再興を強く願う理由・・・・・・
 それはやはり、先代の無念を晴らすためでございましょうか?」
ロリス
「故国の民を救うためよ。
 「お前の内に流れる高貴の血は、そのためにあるのだ」・・・・・・
 お父様は、いつもそう言っていたもの。
 だから・・・・・・上覧試合で優勝を勝ち取って、
 必ず騎士になってみせる。
 素晴らしい剣を提供してくれた、あなたのためにもね!」

Lv58~ 宝剣と名匠

フレモンダン
「いよいよ、ロリス様の神殿騎士団入りがかかった、
 上覧試合の本戦が近づいてまいりました!
 そこで鍛冶師どのに、ひとつ大仕事をお願いしたく・・・・・・。
 実は、ジェルヴァン家には、
 歴代のお館様が愛用した「宝剣」がございます。
 これを、ロリス様が本戦で振るえるようにしていただきたいのです。
 ただ、この剣は幾多の実戦を経て、激しく傷んでおります・・・・・・。
 以前、鍛冶師ギルドのブリサエルどのに相談したところ、
 実物を見れば、修復の手だてが見つかるやもしれぬとのこと。
 鍛冶師どの、リムサ・ロミンサの「ブリサエル」どのに、
 この「ジェルヴァン家の宝剣」を届けていただけませぬか?」

リムサ・ロミンサのブリサエルにジェルヴァン家の宝剣を見せる

ブリサエル
「やぁ、おかえりなさい。
 イシュガルドのフレモンダン様から、書状をもらっています。
 「ジェルヴァン家の宝剣」を修復したいとのことでしたね?」
(ジェルヴァン家の宝剣を渡す)
ブリサエル
「・・・・・・むむ、これは・・・・・・・・・。
 もとは素晴らしい「宝剣」だったのでしょうが、
 さすがに傷みが激しすぎて、修復は無理です・・・・・・。
 なるほど、お家再興を掲げるお嬢様のために・・・・・・。
 すみません・・・・・・僕が紹介した話でしたが、
 そういった事情では、タダ働き同然だったようですね。
 だけど、鍛冶師としては、大いにやりがいのある仕事ですよ!
 英雄の陰に名工があるように、名工の陰にもまた、英雄がある。
 鍛冶師の名声は、その武器をふるう英雄の武勲があってこそ。
 聞けば、そのお嬢様は、素晴らしい資質をお持ちじゃないですか!
 どこまでもまっすぐな心根と、民を想う優しさ・・・・・・
 そのうえ、人の上に立つ者としての覚悟がある!
 高貴な英雄の卵を、原石の状態から鍛えあげ、
 ともに高めあい成長する・・・・・・
 鍛冶師としてまたとない機会です、絶対に手放しちゃだめですよ!
 ・・・・・・さて、この「宝剣」をどう修復するかについてですが。
 キミは聞いたことがありませんか?
 北部森林のハーストミルにいる伝説の武具職人「ゲロルト」の噂を。
 この「ジェルヴァン家の宝剣」の修復法を知る者は、
 エオルゼア広しといえども、その方ぐらいでしょうね・・・・・・。」

ハーストミルのゲロルトにジェルヴァン家の宝剣を見せる

ゲロルト
「あぁン!?
 そのツラ・・・・・・さては厄介事を持ち込んできやがったな!?
 何しにきやがった!」
(ジェルヴァン家の宝剣を渡す)
ゲロルト
「なんだ・・・・・・この小汚ねぇ剣は・・・・・・。
 こっちはヤカン作りで、手一杯なンだよ!
 しょっぱい仕事の話なら、ドレイクの小僧に回しやがれ!!」
ドレイク
「・・・・・・すみません、冒険者さん!
 私が用件を伺います。
 ・・・・・・なるほど、その「宝剣」の修復法を知りたいと?
 修理にかけては、それなりの経験を積んできた私ですが、
 ここまで傷みが激しいと、難しいですね・・・・・・。
 やはり、お師匠様の知恵が必要です。
 ・・・・・・私がなんとか執りなしますから、かわりにひとつ、
 仕事を依頼できないでしょうか?
 お師匠様の機嫌が悪いのは、借金のカタとして、
 愛用の「チタンランプハンマーHQ」が奪われたからでして。
 かわりの品を用意していただければ、機嫌も直ると思うんです。」

チタンランプハンマーHQを製作
ドレイクにチタンランプハンマーHQを納品

ドレイク
「ああ、冒険者さん。
 「チタンランプハンマーHQ」ですが、
 かわりの品は用意できましたでしょうか?」
(チタンランプハンマーHQを渡す)
ドレイク
「・・・・・・おお、良い品をありがとうございます!
 鉄器の細かい仕上げをしやすいよう、使い勝手を考え抜いた、
 繊細かつ丁寧な仕事・・・・・・これで、極上のヤカンが作れそうです!
 お師匠様には、すでに話をしてあります。
 どうか、「ジェルヴァン家の宝剣」をお見せください。」

ゲロルトにジェルヴァン家の宝剣を見せる

ゲロルト
「あぁン、こっちは今、忙しいンだよ!!
 ・・・・・・とっとと「ジェルヴァン家の宝剣」とやらを見せな!」
(ジェルヴァン家の宝剣を渡す)
ゲロルト
「ずいぶんと、年季の入った「宝剣」だな、オイ!
 刀身は、古式の精錬法で純度を増したアダマンか・・・・・・。
 こいつを実戦で使えるように打ち直せたぁ、無茶言いやがる!
 悪いが、ハッキリ言わせてもらうとだな。
 「こいつ」自体の修繕は・・・・・・不可能だ!
 ・・・・・・だが、あきらめるのはまだ早い。
 この剣の柄にゃ、どうやら「聖遺物」が入ってるようだ。
 「宝剣」と呼ばれているのは、そのためだろう。
 こいつを修繕することはできないが、
 同じ素材、同じ様式の剣を、テメェで打って、
 柄の中身を移し替えりゃ・・・・・・
 つまり、そっくりそのまま、
 新しい「宝剣」を創り出すことならできるはずだぜ。」

イシュガルドのフレモンダンにジェルヴァン家の宝剣を渡す

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの、ご足労をおかけしました・・・・・・。
 「宝剣」の修復法は判明しましたでしょうか?」
(ジェルヴァン家の宝剣を渡す)
フレモンダン
「・・・・・・ふむ、柄の中身を移植すると。
 この「宝剣」の柄に収められている聖遺物は、
 戦神ハルオーネの聖人「聖フィネア」の遺骨・・・・・・。
 つまり、新しい剣を作り、その柄に聖遺物を移すことで、
 新たな宝剣としての「魂」を込めるわけですな!
 なるほど、それならば、歴代のお館様も納得されましょう!
 ・・・・・・上覧試合の本戦開始も近づいてまいりました。
 決勝の時が迫り、いよいよ佳境となりましたら、
 鍛冶師どのに、正式な依頼をさせていただきますぞ!」

  ジェルヴァン家の宝剣:古びて傷んだジェルヴァン家の宝剣

Lv60~ 名工と英雄

フレモンダン
「鍛冶師どの・・・・・・いよいよ、その時がやってまいりました。
 そう、お嬢様の神殿騎士団入りがかかった上覧試合の本戦が、
 佳境にさしかかったのでございます!
 「予選では幸運に恵まれただけ」との不届き者の言葉を覆し、
 ロリス様は、本戦も6戦全勝の快進撃!
 残った8人の猛者で優勝を争う「決勝」への進出を決めました!
 あの小さなお身体で、大の男どもをなぎ倒すその姿は、
 救国の乙女「聖フィネア」の再来との声すら聞こえておりまする!
 そもそも、予選で続いた不戦勝の理由を問いただしてみれば、
 小柄なお嬢様に敗北するのを「恥」と恐れた対戦相手どもが、
 相次いで棄権したせいだとか・・・・・・お嬢様の力は、本物です!
 まさに時、到れり!
 聖遺物を移し換え、新たな「宝剣」とするにふさわしい業物・・・・・・
 「アダマンウィングレットHQ」のご製作を、お頼み申し上げます!」

アダマンウィングレットHQを製作
フレモンダンにアダマンウィングレットHQを納品

フレモンダン
「これはこれは、鍛冶師どの!
 「アダマンウィングレットHQ」のほうは、
 仕上がりましたでしょうか・・・・・・?」
(アダマンウィングレットHQを渡す)
フレモンダン
「おお・・・・・・ついに、ついに完成なされたのですな!
 ではさっそく、代々伝わる「宝剣」の柄より、
 霊験あらたかな「聖フィネア」の遺骨を移し換えまする!
 ・・・・・・しっかりと、聖遺物を柄に収めましたぞ。
 ここに新たな「宝剣」が誕生したことを、宣言いたします!
 さて、まもなくロリスお嬢様が、ここにいらっしゃるはず・・・・・・。」
ロリス
「もうすぐ決勝が始まるっていうのに、
 じいが、大事な用があるというから来てみれば・・・・・・あなたも一緒?
 ・・・・・・ということは、武具の話かしら。
 えっ・・・・・・試合で使うために、
 ボロボロだった「宝剣」を復元してくれたっていうの!?」
フレモンダン
「そうなのです、これも鍛冶師どのの妙技とご厚意があってこそ!
 これほどの業物を、この方は無償で鍛えてくださったのです。
 「宝剣」には、「聖フィネア」の遺骨が納められております。
 先代のお父上をはじめ、歴代のご先祖がたは、
 この聖遺物に祈りを込めてから、戦いに臨まれました・・・・・・。
 いわばこれは、ジェルヴァン家の父祖のご加護が込められた剣!
 ロリス様、どうか決勝にて、思うさまおふるいください!」
ロリス
「・・・・・・だめよ、受け取れないわ。
 無償でって・・・・・・つまり、お代を支払っていないのでしょう?
 ・・・・・・変だと思ったのよ。
 出世払いとかなんとか言って、この方の厚意に甘えていたのね?
 どれほど困窮しようとも、貴族の誇りを捨てたつもりはないわ。
 勝利は、自分の力で勝ち取るもの。
 不遇を言い訳に、施しを受けて得た勝利に価値なんて!」
フレモンダン
「お嬢様、しかしながら・・・・・・!
 この剣は、先代をはじめ、ジェルヴァン家の父祖の祈りが・・・・・・
 そして、鍛冶師どのの想いが込められた「宝剣」にございます!
 みなの想いを背負って剣をふるうのも、
 高貴の血を持って生まれた方の、責務かと・・・・・・!」
ロリス
「・・・・・・お父様やお爺様、これまで私を支えてくれた、
 Hikaや、じいの想いを、
 無下にするな、と・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・わかったわ。
 「宝剣」は、ありがたく使わせてもらう。
 そのかわりあなたに、これを預ける。」
フレモンダン
「ろろろ、ロリスお嬢様!
 それは「白鳥の祈鎖」・・・・・・!
 ほぼ当家の全財産・・・・・・いや、大切なご両親の形見でございますぞ!」
ロリス
「だからよ・・・・・・。
 決勝で勝ち進めば、褒賞が出るの。
 それを全部あなたに渡すから、白鳥の祈鎖はそのときに返して。
 決勝は、本戦を勝ち残った8強による「勝ち抜き戦」・・・・・・
 ひとつでも負ければ、その場で敗退よ。
 だけど重鎮方が見守る前で優勝すれば、騎士への道が拓けるわ。
 ふたりは、ここで待っていて。
 あとで勝敗の・・・・・・ううん、「勝利」の報告にくるから。」
フレモンダン
「鍛冶師どの、「ライトフェザー闘技場」に向かってくだされ。
 さすがのお嬢様も、緊張の色が隠せぬご様子・・・・・・。
 今は私のお節介より、鍛冶師どのの励ましが必要にございまする!」

ライトフェザー闘技場前のロリスと話す

ロリス
「様子を見にきてくれたの?
 ありがとう・・・・・・少し、外の空気を吸っていたの。
 安心して・・・・・・。
 弱気になんて、なっていないから。
 ・・・・・・お父様は、いつも言っていたわ。
 貴族たるもの、他人を前にして決して弱音を吐くな。
 みずから先頭に立ち、民に道を示す範となれ・・・・・・と。
 亡きお父様にかわって、
 私はいつか、民を率い、民を救う者となる。
 そのために・・・・・・
 ・・・・・・必ず、勝ってみせる。
 なんて手になじむの・・・・・・!
 まるでお父様たちに、見守られているみたい・・・・・・。
 おかげで、勇気が湧いてきたわ。
 吉報を待っていて!」

上覧試合の審判
「前へ・・・・・・!」
ロリス
「・・・・・・お父様。
 ロリスを、お護りください。」

フレモンダン
「鍛冶師どの~!
 やはり、いても立ってもいられず、参り申した!
 ロリス様・・・・・・ロリスお嬢様は!?
 そうでございましたか・・・・・・ロリス様をお励ましいただき、恐悦至極。
 それでは、いつもの「宝杖通り」にて、お嬢様の報告を・・・・・・
 いや、ともに吉報を待つこととしましょうぞ!」

宝杖通りのフレモンダンと話す

フレモンダン
「上覧試合の結果が、もうすぐ決します。
 お嬢様も、お戻りになるはず・・・・・・。
 おお、ロリスお嬢様!
 どうでしたか、試合の結果は・・・・・・!」
ロリス
「あなたの剣は、完璧な出来栄えだった。
 私が弱かったから・・・・・・力が、足りなかったから・・・・・・!」
フレモンダン
「お嬢様・・・・・・。」
神殿騎士団の伝令
「ロリス・ド・ジェルヴァンどの、探しましたぞ!
 私は、上覧試合を主催する神殿騎士団の伝令。
 貴嬢が表彰式を待たずして、会場を跡にされたものですから・・・・・・。」
ロリス
「表彰式?
 でも私は、初戦で・・・・・・。」
神殿騎士団の伝令
「ええ、惜しくも勝利はなりませんでしたが、
 貴嬢に急遽、特別に「敢闘賞」を出すことになったのです!
 巨躯の相手に、臆さず、一歩も退くことなく、
 互角以上に打ちあった気高きその勇姿!
 その場にいて、感銘を覚えぬ者はおりませんでしたぞ!
 神殿騎士団コマンドのアンドゥルー様も絶賛され、
 「逸材あらわる」と、総長のお耳に入れるつもりだと・・・・・・。」
ロリス
「神殿騎士団総長・・・・・・アイメリク様に・・・・・・?」
神殿騎士団の伝令
「アンドゥルー様からは、仕官の申し出もいただいております。
 従騎士見習い・・・・・・といった身分からではございますが、
 それは、今はコマンド格のお歴々も歩んできた道・・・・・・。」
フレモンダン
「・・・・・・お嬢様!
 先代以来の悲願が、ついにかなう日が・・・・・・。」
神殿騎士団の伝令
「ところで、個人的に気になっているのですが・・・・・・。
 貴嬢がふるわれた、その光り輝く剣は・・・・・・?」
ロリス
「これは、わがジェルヴァン家に伝わる「宝剣」。
 こちらの鍛冶師、Hikaの手によって、
 復元を施されたものです!」
神殿騎士団の伝令
「奮戦を支えし名工の名、しかと胸に刻んでおきましょう!
 こちらは敢闘賞の褒賞です、どうかお納めください。」
フレモンダン
「残念ながら、優勝はなりませんでしたが・・・・・・。
 敢闘賞の褒賞とひきかえに「白鳥の祈鎖」をお返しいただく・・・・・・
 ということで、よろしいでしょうか?」
ロリス
「・・・・・・世話になったわね。
 名工としてのあなたの名声と、騎士としての私の誉れ。
 どちらがより深く、歴史に名を刻むことになるとしても・・・・・・
 これからも、みずからを研鑽し、
 おたがいを高めあっていきましょう。
 ・・・・・・ともに輝く、明日をめざして!」

フレモンダン
「おお、鍛冶師どの!
 ロリス様はさっそく、仕官先に赴いて、ひと暴れ・・・・・・
 いえ、その資質を兄弟子方に見せつけていることでしょう!
 鍛冶師どのの鍛えた宝剣のごとく、
 ロリス様の輝きが国中を照らす日は、必ずや訪れましょう。
 ・・・・・・私は、そう確信しておりまする!」
(リムサ・ロミンサ)
ブリサエル
「イシュガルドといえば、まさしく騎士の国・・・・・・。
 本場の騎士たちに、その名を知られるようになるとは!
 いよいよキミの名声も、エオルゼア中に轟きはじめましたね!
 有名になっても、どうか僕たちを見捨てないでくださいね!
 うっ・・・・・・キミがいない鍛冶師ギルドを想像しただけで、
 胃にピリッと痛みが走りましたよ・・・・・・。」

  白鳥の祈鎖:ロリスから託されたイシュガルド正教の美しい祈鎖

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