革細工師クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

目次

Lv1~ 革細工師ゲヴァ親方

革細工師ギルド受付 ランダル
「いらっしゃいませ、ここは「革細工師ギルド」。
 動物達から「革」という生命を預かり、
 新しい命へと昇華させる職人たちの集う場所です。
 革細工師は、主に防具製作を手がけております。
 軽くて丈夫な革防具は、特に格闘士や弓術士といった
 機動性を重視する職種の方に好まれているんですよ。
 革細工師になりたいのでしたら、
 わが革細工師ギルドに入門し、学ぶことをお勧めします。
 ギルドへの入門をご希望されますか?」
(革細工について学びたい?)

(はい、条件未達成)
革細工師ギルド受付 ランダル
「ああ、残念ですね・・・・・・。
 学びたいという意欲は大変すばらしいのですが、
 まだ、あなたは冒険者として未熟なようです。
 今学ばれている術の腕を十分に磨き、
 冒険者としての経験を積まれてから
 あらためて当ギルドにお越しください。お待ちしています。」

(いいえ)
革細工師ギルド受付 ランダル
「・・・・・・左様ですか、残念です。
 とはいえギルドマスターのゲヴァ様は非常に厳しい方。
 無理に入門することは、間違ってもお勧めいたしません・・・・・・。
 もしも革細工師ギルドへ入門したくなりましたら、
 いつでも声をおかけください。
 ギルドについて詳しくご案内させていただきますよ。」

(はい)
革細工師ギルド受付 ランダル
「左様ですか。
 では所定の手続きに入る前に、私ランダルから
 革細工師と、ギルドの歴史を簡単にご説明しましょう。
 黒衣森は、自然の恵み豊かな土地。
 それゆえグリダニアでは、古くから狩猟が盛んで、
 同時に、獣革を加工する皮革産業も発展してきました。
 革を使うには生き物の命をいただかねばなりません。
 無秩序な狩りは、黒衣森を司る精霊の教えにより
 建国当初から固く禁じられていました。
 グリダニアの猟師たちは、
 狩猟の許された獲物の取り合いが起こらぬよう、
 猟師たちの組合「猟師ギルド」を発足させました。
 そして、猟師ギルドからもたらされる皮革を
 平等に配分するため、革細工職人の組合が誕生した・・・・・・。
 これが「革細工師ギルド」の始まりとなったのです。
 今でこそ、冒険者からの皮革の買取も一般化し、
 革を使った製品は身近なものとなりましたが、
 ひと昔前は、革そのものが、たいへん貴重な品でした。
 素材への感謝を理念としたグリダニアの革細工は、
 丈夫で整備しやすいという品質の高さと、無駄のない
 加工方法を両立させ、エオルゼア随一のものとなったのです。
 現在、我が革細工師ギルドに受け継がれる技術は、
 グリダニアの誇る一大革細工ブランド
 「フェン・イル」にて、遺憾なく発揮されています。
 無論、フェン・イルに品を卸せるのはごく一部の職人のみ。
 我がギルドの職人の多くは、フェン・イルの商品棚に
 製品を並べる日を夢見て、日夜腕を磨いているのです。
 ・・・・・・ふう、つい熱く語ってしまいましたね。
 いかがでしょう、革細工師ギルドの素晴らしさについて
 おわかりいただけたでしょうか。
 あなたの革細工の腕は、我がギルドでこそ磨かれる。
 ええ、それは、間違いありません。
 エオルゼアに名を馳せる
 革細工師を目指すおつもりでしたら、
 我が「革細工師ギルド」へ入門することをお勧めいたします。
 入門にあたっては、私から手続きを紹介いたしましょう。
 心の準備が整いましたら、私「ランダル」に
 声をかけてください。」

革細工師ギルド受付 ランダル
「我が「革細工師ギルド」に入門して、
 革細工を学ぶ覚悟が決まったということですね?」

(いいえ)
革細工師ギルド受付 ランダル
「まだ覚悟ができていない、と・・・・・・。
 ええ、ええ、しっかりとお悩みください。
 革細工師は「命」を扱うという言葉の重み、
 よくお考えになった上で決めた方がよいでしょう。
 さもないと、あなたの命が・・・・・・ぶるるっ。」

(はい)
革細工師ギルド受付 ランダル
「かしこまりました。
 では入門の手続きを進めるにあたって
 ギルドマスターの「ゲヴァ」様をご紹介しましょう。
 ゲヴァ様は、革細工に並々ならぬ情熱を抱くお方。
 あの「フェン・イル」にも数多く品を出し、
 エオルゼア中に彼女のファンがいるのです。
 もちろん、革細工師としての腕も超一級。
 彼女の設計した型紙は無駄が少ないことで有名で、
 「ゲヴァパターン」として知られているのです。
 我が「革細工師ギルド」に入門するには、
 ギルドマスターであるゲヴァ様に
 認めていただかねばなりません。
 さあ、作業室に向かい、その意思を伝えてください。
 ・・・・・・無事をお祈りしていますよ。」

ゲヴァと話す

ゲヴァ
「ふうん・・・・・・入門希望者、ね。
 受付のランダルから聞いてると思うけど、
 革細工師の仕事は「命」を扱うもの。
 その責任は果てしなく重いわ。
 エオルゼアに名を成す
 「革細工師ギルド」の一員になるってことは、
 代々ウチの革細工師が背負ってきた責任を受け継ぐってこと。
 言っておくけど、指導は容赦しないわよ。
 途中で逃げ出すようなら、そうねぇ
 皮をひんむいてチョコボの鞍にでもしてやるわ。
 あんた、本当にウチのギルドでやっていく覚悟はあるの?
 今ならまだ、チョコボの鞍にするのは待ってあげるわよ?」
(革細工師ギルドに入門しますか?)

(いいえ)
ゲヴァ
「素直でいいわね。
 じゃあ今すぐそこのドアから帰ってくれる?
 アタシもいちいち相手してられるほどヒマじゃないのよ。」

(はい)
ゲヴァ
「・・・・・・そう。
 覚悟は決めてきたってことね。
 いいわ、革細工師ギルドへの入門を認めてあげる。
 とはいえ、今のあんたはずぶの素人。
 教えるための準備すらできていないって状態よ。
 まずはこの「ウェザードヘッドナイフ」をあげるから
 きちんと装備して「革細工師」らしくなってごらんなさい。
 ナイフを装備すれば誰だって「革細工師」になれるわ。
 けどね、ウチの革細工師を名乗っていいのは
 アタシが認めたヤツだけよ。
 装備ができたら、アタシに声をかけなさい。
 あんたが口先だけのヤツじゃないか、
 確かめさせてもらうわね。」

Lv1~ 一枚の可能性

ゲヴァ
「ちゃんとナイフを装備したようね。
 ナイフは革細工師にとって、なくちゃならない道具。
 くれぐれも大切に扱いなさい。
 それじゃ道具も装備したことだし・・・・・・
 さっそくだけど、あんたの腕を試させてもらおうかしら。
 「レザー」を1枚、作ってごらんなさい。
 「レザー」の材料は、「柔らかな粗皮」よ。
 ああ、先に教えておくけど、
 「柔らかな粗皮」はギルドの受付の横にいる
 オスギスが売ってるから、彼女から購入できるわ。
 それから、製作には「シャード」も必要よ。
 今回なら「アースシャード」ね。
 これも忘れずに調達しておくのよ。
 これだけ説明したんだから、
 材料が見つからなくて作れません、
 なんて言って泣きついてこないでね。
 はいそれじゃ頑張って。
 あんたがどんな「レザー」を作ってくるのか・・・・・・
 ま、期待しないで待ってるわ。」

ゲヴァにレザーを納品

ゲヴァ
「「レザー」を1枚、作ってごらんなさい。
 材料の「柔らかな粗皮」は、ギルドの受付の隣にいる
 オスギスから購入できるわよ。
 あんたがどんな「レザー」を作ってくるのか
 まあ、期待しないで待ってるわ。」
(レザーを渡す)
ゲヴァ
「ふーん・・・・・・へぇー・・・・・・
 これがあんたの作った「レザー」ねぇ。
 まあ、悪くはないんだけど、
 処理も荒いし、なめし方も不十分だし、
 使える部分を見つける方が大変なくらい。でも・・・・・・
 Hika
 あんた、革細工の才能、あるわよ。
 そりゃあもう・・・・・・
 この「レザー」の、使える部分と同じくらいには。
 あら、一応、褒めているのよ?
 ちゃんと一枚の「命」と向きあってモノを作り上げた。
 ウチの革細工師の精神、わかってはいるみたいね。
 場合によっちゃ今からでも叩き出そうと思ってたけど、
 真面目にモノを作る気はあるみたいだし。
 指導はしてあげるから、ウチの革細工師として頑張んなさい。
 あ、あんたの練習まで付き合わないわよ?
 そのナイフを使って、しばらく自分で鍛錬してきなさい。
 一から十まで言われなくたって、あんたならできるでしょう。
 もう少し腕を上げたら、また顔を出しなさい。
 使いっ走りくらいなら、させてやらないでもないわ。」

Lv5~ 革製品の重み

ゲヴァ
「あら、どこのチョコボの骨かと思ったら・・・・・・
 Hikaじゃない。
 どう? 革細工師の作業には慣れてきた?
 ふうん、少しは腕を上げたみたいね。
 ちょうど手が空いたし、鍛錬の成果を見てあげようかしら。
 そうね・・・・・・
 「レザーチョーカー」を3つ、作ってみせてくれる?
 そろそろ粗皮をなめすだけじゃなく、
 製品のひとつも作れるようになったでしょう。
 材料は「レザー」と「丈夫な腱」のふたつだけよ。
 「丈夫な腱」は、前にも教えたと思うけど
 ギルドの受付の隣に立っているオスギスから
 購入することができるわ。
 「レザー」の元になる「柔らかな粗皮」も
 オスギスから買えるけど・・・・・・
 実は、別の調達方法もあるのよね。
 魔物を狩って手に入れることもできるの。
 「柔らかな粗皮」なら、「スクウィレル」なんかね。
 手間はかかるけど買うよりは安あがりだし。
 非力なアタシには無理だけど、
 冒険者のあんたならできるんじゃない?
 こんなヒント、最初だけよ。
 じゃ、できたらアタシのところに持ってらっしゃい。
 期待しないで待ってるわ。」

ゲヴァにレザーチョーカーを納品

ゲヴァ
「「レザーチョーカー」を3つ、持ってきた?」
(レザーチョーカーを渡す)
ゲヴァ
「そうね・・・・・・。
 確かにこれは、「レザーチョーカー」ね。
 素材である「レザー」を「丈夫な腱」で
 縫い合わせさえすれば、オポオポにでも作れる
 何の変哲もない「レザーチョーカー」だわ。
 ・・・・・・あら? どうしたの?
 頼んだものを依頼どおりに納品できたんだから、上出来よ?
 ま、時間もあることだし、
 一応「レザーチョーカー」について教えてあげる。
 どんなに鍛え上げた兵士でも、
 鍛えることのできない急所のひとつ、それが喉よ。
 チョーカーは喉を守るための最も基本的な防具だわ。
 ゴルゲットのような重い喉当てに比べたら
 頑丈さは劣るけど、誰でも装備できるのが利点よ。
 デザインがシンプルだから、普段使いできるのも魅力ね。
 シンプルなのは重要なことよ。
 新米革細工師が、皮の加工方法を学ぶ教材としても
 ちょうどいいし・・・・・・作り手の腕もよく反映されるってわけ。
 とりあえず、あんたの今の腕前はわかったわ。
 エオルゼアにありふれた、月並みの革細工師としては
 まあ、悪くないんじゃない?
 それじゃ、真面目に鍛錬を積んできたご褒美に、
 「アマチュアアウル」をあげるわ。
 アウルは「副道具」と呼ばれるもので、
 製作の精度を高めるために重要な道具よ。
 「主道具」であるナイフと併用するといいわ。
 それを使って、精々成長していらっしゃい。
 またウッカリ時間ができたら、見てあげないこともないわ。
 ・・・・・・期待してるわよ。」

Lv10~ フェン・イルと革細工師

ゲヴァ
「へえ、少しは腕を上げたみたいじゃない。
 ちょっと、私の仕事の手伝いをしてくれない?
 ああその前に、念のために聞くけど、
 あんた、「フェン・イル」は知っているわよね?」
(「フェン・イル」を知ってる?)

(知ってる)
ゲヴァ
「そうよねぇ。あんたみたいな疎そうな冒険者でも、
 エオルゼアに名を馳せる一大革細工ブランド
 「フェン・イル」くらいは知っているわよねえ。」

(知らない)
ゲヴァ
「・・・・・・・・・・・・はあ、そう。
 あんたみたいな、いかにも疎そうな冒険者なら
 あり得なくもない、とは言え・・・・・・
 まさか、いち革細工師でありながら、
 エオルゼアに名を馳せる一大革細工ブランド
 「フェン・イル」を知らないなんて・・・・・・まあ、いいわ。」

ゲヴァ
「で、その一流ブランド店の
 工芸「フェン・イル」に品を卸しているのが、
 ほかでもないウチの革細工師たちなんだけど・・・・・・
 この間、急に大量発注の依頼が入ってね。
 素材の「ハードレザー」が足りなくなってしまったのよ。
 どうにか調達しようと頭を悩ますアタシ・・・・・・
 そこに現れたのが、新米、駆け出し、
 使いっ走り革細工師の、あんた。
 もう、わかったわよね?
 「ハードレザー」を1ダース。
 そう、きっかり12枚こしらえてらっしゃい。
 頼んだわよ!」

ゲヴァにハードレザーを納品

ゲヴァ
「「ハードレザー」を1ダース。きっかり12枚よ。」
(ハードレザーを渡す)
ゲヴァ
「あら、この「ハードレザー」・・・・・・
 ・・・・・・驚いた、よくできてるわ。
 「ハードレザー」は、皮を煮詰めて硬化させたもの。
 なめした革と比べると加工は難しいけど、
 そのぶん強度と耐久性に優れているでしょう?
 特に強度が要求される防具には、
 このハードレザーの性質が必要不可欠なのよ。
 あんたのこの「ハードレザー」は
 求められた性質をしっかり理解して作られてる。
 これなら、文句なし、ええ、ぴったりよ
 ギルドの新入りの、「練習素材」に!
 あら? どうしたの?
 もしかして、あんたのハードレザーを
 「フェン・イル」の品に使うとでも思った?
 やぁねえ。フェン・イルに品を置けるのは
 アタシが認めた、ギルド屈指の職人だけ。
 あんたの品なんて、素材だろうと置けたもんじゃないわ。
 確かに在庫は足りなくなったけど、
 発注のあった品の分は、なんとか工面したわよ。
 代わりに練習用の素材が足りなくなって困ってたの。
 そんなに、凹まないでちょうだい。
 新米の練習に使う素材を作ったってことは、わかる?
 あんたはもう新米じゃないってこと。
 あんたは初めてこのギルドに来た時から、着実に成長してる。
 この調子で腕を磨けば、きっといつかは・・・・・・
 ・・・・・・遠い未来、アタシの孫の曾孫から
 靴底の製作くらいは頼まれるようになると思うわ!
 ああ、頼まれるといえば、そうね。
 そろそろアタシ以外の誰かの依頼をこなすことにも
 慣れておくといいかもしれないわね。
 冒険者ギルドのゴントランから
 製作稼業のギルドリーヴを紹介してもらったらどうかしら。
 きっと、いい特訓になるわよ。
 腕を上げたら、また顔を見せてね。
 できれば、アタシが生きてるうちに。
 それじゃ、引き続き鍛錬に励んでらっしゃい。」

Lv15~ フェン・イルの根性

ゲヴァ
「ああ、いいところに来たわね!
 ちょっと手を貸してちょうだい。
 大急ぎで「カリガ」と
 「ハードレザーチョーカー」を作ってきてほしいのよ。
 別の革細工師に製作を任せてたんだけど、
 出来があまりに酷いから、ちょっと文句をつけたら、
 逃げ出しちゃって。
 代わりに任せられそうな革細工師を探していたのよ。
 あんた、やれるわよね?
 ああ、大切なことを言い忘れてたわ。
 これは、工芸「フェン・イル」に依頼された品よ。
 あんたも腕を上げたみたいだし、
 そろそろ、ひと仕事、任せてみようってわけ。
 革細工師ギルドの名にかけて、失敗のできない仕事よ。
 不安になった?
 「フェン・イル」の名を背負う、自信がない?
 大丈夫、しっかりしなさい。
 散々アタシにしごかれて逃げ出さなかったのよ。
 あんたの根性は、アタシが一番知ってるわ。
 たとえ依頼品がうまくできなくても、
 キッチリ客に頭下げに行く根性があるってことを、ね。
 それじゃ、任せたわよ!」

ゲヴァに依頼品を納品

ゲヴァ
「「カリガ」と
 「ハードレザーチョーカー」は、できたの?」
(カリガとハードレザーチョーカーを渡す)
ゲヴァ
「あら、これは・・・・・・・・・・・・
 ちゃんとハードレザーが使ってあって、
 ちゃんとカリガとチョーカーの形をしていて、
 それから・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・すごく、丈夫、ね。
 知ってのとおり、ハードレザーは硬さがウリよ。
 だからこそ、丈夫な製品ができるわけだけど、
 曲げたり縫ったりするのも難しいってわけ。
 下手な職人では、加工の途中で失敗して、
 最大の利点である「丈夫さ」を殺してしまうことがあるわ。
 でもこのカリガとチョーカーは、
 ちゃんと革の性質を見極めて加工してる。
 だから、素材の持つ「丈夫さ」が保たれているわ。
 ・・・・・・成長したわね、Hika。
 でも、金具の埋め込みは甘いし、
 折り返しの処理は不十分だし、全体のバランスは
 イマイチだし、なんだかちょっと・・・・・・獣臭いわ。
 「フェン・イル」の品にするには不十分ね。
 仕方ないわ、アタシが手直ししておくから、
 その間に、アンタは、別の仕事を頼まれてくれる?
 これも、ひとりの職人として、重要な仕事よ。
 仕事をほっぽって逃げ出すようなヤツには任せられない、
 あんただからできること。
 依頼人の「ソソバチ」さんに、
 納品が遅れます、ごめんなさいっ、て、
 誠心誠意、敬意をもって謝ってらっしゃい。」

ソソバチに「ひざまずく」

ソソバチ
「今回は、我が愛息子のために、
 一級の防具を整えてやろうと思ってね。
 こうして、完成を待ちわびているというわけだよ。」
(ひざまずく)
ソソバチ
「おわっ!?
 なんだね、どうしたんだね!?
 ・・・・・・・・・・・・ふむ。
 依頼していたカリガと
 ハードレザーチョーカーの納品が遅れる、と。
 そうかそうか、いや、構わんよ。
 中途半端なものを渡すくらいなら潔く謝罪する、
 革細工師ギルドの姿勢は、昔から変わっとらんな。
 しかし、君は見ない顔だね。
 新入りの革細工師かい?
 ・・・・・・ほう!
 チョーカーとカリガは君が作って、その手直しを
 ゲヴァが行うから、納品が遅れると!
 なるほど、なるほど。
 君はずいぶんゲヴァに気に入られているみたいだね。
 客に謝罪に行かせるなんて、乱暴なようだけど、
 こうやって顔なじみの客に革細工師を紹介するのは
 彼女なりの気遣いだ。
 ゲヴァが手直しして
 品になるだけのモノを作れるなら、腕も確かだろう。
 Hika君と言ったか?
 君の成長、楽しみにしているよ。ハッハッハ!」

Lv20~ 命の潮流

ゲヴァ
「あら、また少し、腕を上げたみたいじゃない。
 期待しなければしないだけ、感動もひとしおねぇ。
 粗皮100枚なめしの仕事を任せようかと
 思ってたけど、気が変わったわ。
 今回は「マテリア」の装着に挑戦してごらん。
 「マテリア」の装着っていうのは、
 使い込んだ装備品を「マテリア」っていう結晶にして
 武器や防具にくっつけて、性能を向上させること。
 マテリアの装着ができるのはクラフターだけだから、
 やり方を学んでおけば、冒険者なら損はしないでしょう。
 今回は「アルドゴートレギンス」に
 「マテリア」をひとつ、装着してごらんなさい。
 もちろん、必要な素材やマテリアは自分で調達するのよ。
 「マテリア」には、いろんな種類があるんだけど、
 今回は練習だし、どれでも適当なやつをつければいいわ。
 それと、マテリアを装着する防具について。
 「アルドゴートレギンス」の製作に必要な素材は
 「綿布」と「アルドゴートレザー」よ。
 気をつけなきゃいけないのが、
 「綿布」も「アルドゴートレザー」も、
 グリダニアの商店街では手に入らないってこと。
 「綿布」は、ザナラーン地方の都市
 「ウルダハ」の裁縫の技術で作られる布だし、
 「アルドゴート」ってのも、ザナラーン地方の魔物だからね。
 「黒檀商店街」のマーケットを使うなり、知り合いに
 頼むなりして、なんとかして手に入れるのも勉強よ。
 精々頑張ってちょうだいね。
 もし「マテリア」装着のやり方が分からないなら、
 中央ザナラーンの「狼煙の丘」を訪ねなさい。
 変わり者のゴブリン族が、詳しく教えてくれるわ。
 さあ、「アルドゴートレギンス」を仕立てて、
 「マテリア」を装着して持ってらっしゃい!」

ゲヴァにマテリア付きのアルドゴートレギンスを納品

ゲヴァ
「「アルドゴートレギンス」に「マテリア」はつけられた?」
(マテリア付きのアルドゴートレギンスを渡す)
ゲヴァ
「ふぅん・・・・・・まあ、悪くはないわ。
 冒険者なら知っていることかもしれないけど、
 「レギンス」っていうのは、もともと、布か柔らかい革を
 足に巻きつけて紐やバックルで留めたものを指したの。
 今は太ももまでしっかりと覆うのが主流になってるけどね。
 軽くて柔らかいから動きやすい、森を歩く鬼哭隊や神勇隊、
 冒険者にも、うってつけの防具なのよ。
 このアルドゴートレギンスは、
 そういった特徴をよく掴んで作られているわ。
 「マテリア」も、ちゃんとつけられてるわね。
 大抵の駆け出しは、ちょっと面倒な仕事を任せると
 すぐ泣き言を言うもんだけど・・・・・・フフ、やるじゃない。
 マテリア、触媒、装備品、どれが欠けても
 「マテリア」の装着は成り立たないわ。
 何かを作るってことは、楽じゃないの。
 クラフターだからって、のんびり座って
 モノを作ってるだけじゃいつまでたっても素人よ。
 素材ひとつがどこで入手できて、
 何を使えばどんな製品が出来上がるか。
 それを、さらに良くするためにはどうすればいいか。
 真の職人をめざすなら・・・・・・
 命に真摯に向き合うなら、考え続けて当然。
 その姿勢が、さらに腕を上げることに繋がるんだから。
 まぁ、まだまだ完璧には程遠いけど、
 それは言わば、アンタの伸びしろね。
 しごけばまだまだ伸びそうだわ。フフフ・・・・・・。
 グリダニアには毎年、特産品の「品評会」があってね。
 ちょっとしたお祭りみたいなものだけど、
 職人が腕を見せ合う場でもあるわ。
 ギルドやブランドの「品質」を証明する機会でもある。
 毎年、アタシが代表として品を作ってるんだけど・・・・・・
 努力次第じゃ、いつか品を出させてやらないでもない。
 いつか、がいつになるかは分からないけどね。
 ま、その調子で、死ぬ気で頑張んなさい。」

Lv25~ 偽りの革細工

ゲヴァ
「ああ、腹が立つ!
 とっ捕まえて、面の皮をひん剥いて・・・・・・
 ・・・・・・あら、Hika。
 いいところに来たわ、ちょっと聞きなさいよ!
 まったく、腹立たしいったらないわ。
 ウルダハの商人が、ウチで買ったギガントードレザーが
 粗悪品だったって文句をつけてきたのよ。
 これが、そのギガントードレザー。
 ・・・・・・ひどい臭いがするでしょう?
 なめしが荒いから、「ぬめり」が残ったままなの。
 これを作った職人は、ギガントードレザー製作の
 注意点を何ひとつ、わかっていない。
 このレザーは当然、ウチの品じゃないわ。
 こんな品をアタシが並べさせるわけないでしょう。
 こんな風に、命を粗末に扱った品なんて・・・・・・!
 ウチの品でないにせよ、グリダニアの革細工師が、
 ずさんで、命に敬意を払わない仕事をすると思われたら、
 たまったもんじゃないわ。
 というわけで・・・・・・
 Hika。
 あんたの出番よ。
 グリダニアの革細工ギルドを背負う職人として、
 最高級の「ギガントードレザーHQ」を1枚、作って、
 持っておいで! 本当の革細工ってのを教えてやるのよ!」

ゲヴァにギガントードレザーHQを見せる

ゲヴァ
「「ギガントードレザーHQ」を1枚、
 作りあげて、持っておいで!
 本当の革細工ってのを教えてやるのよ!」
(ギガントードレザーHQを渡す)
ゲヴァ
「よし、持ってきたね。どれどれ・・・・・・
 ふぅん。張り、丈夫さは申し分ないね。
 だけどそんなことよりも・・・・・・
 ギガントードレザーの最大の特徴、
 「耐刃性」を最大に引き出す加工ができている。
 この性質のおかげで、防具の要所に用いられるんだ。
 しっかりなめされてるから、臭いもしない。
 やるじゃないか、Hika!
 それじゃ、仕上げのもうひと仕事だよ。
 この「ギガントードレザーHQ」を
 「カーラインカフェ」の「アイマル」に届けてちょうだい。」

カーラインカフェのアイマルにギガントードレザーHQを納品

アイマル
「私は! 今! 猛烈に怒っているんだ!!
 あんな粗悪品のギガントードレザーを売りつけられるとは!」
(ギガントードレザーHQを渡す)
アイマル
「なんだねこれは? 私は返金を求めたはずだ!
 まったく忌々しい石頭の・・・・・・
 ・・・・・・! こ、これは・・・・・・!?
 素晴らしいギガントードレザーだ・・・・・・!
 ううむ、トードの生臭さも、まったくしないぞ。
 これならベルトやカバンへ加工しても問題なさそうだ。
 君は、「フェン・イル」にも出品する職人なのか?
 ・・・・・・何? ギルドマスターのゲヴァがこれを届けろと?
 いったいどういうことなんだ?
 ・・・・・・すまない、思い違いをしていたようだ。
 私がレザーを購入したのはフェン・イルではなく、
 「アンクル・ボサ」と名乗るブランドだ。
 最近立ち上がった新ブランドで、
 激安と早納をコンセプトにしているらしい。
 そこで、あの酷いレザーを買わされてしまったのだ。
 グリダニアの革細工ブランドと聞いたので、
 てっきり革細工師ギルドの傘下だと思ったのだが・・・・・・
 詳細を確認もせずに買ってしまった自分が、
 商人として恥ずかしい。
 本当に迷惑をお掛けした。
 とんだ失敗だったが、代わりにこんなに素晴らしい
 ギガントードレザーに出会えて嬉しいよ。
 謝礼は革細工師ギルドに払っておこう。
 後で受け取ってくれ。」

アイマル
「本当に迷惑をお掛けした。
 だが、代わりにこんなに素晴らしいレザーに出会えるとは。
 仲間の商人に、いいみやげ話ができたよ。」

革細工師ギルドのゲヴァに報告

ゲヴァ
「よくやったよ、Hika!
 あの商人、わざわざここまで来て謝っていったよ。
 ふてぶてしいウルダハの商人にあそこまで言わしめるとは。
 随分と腕をあげたようじゃないか。
 それにしても、「アンクル・ボサ」・・・・・・。
 聞いたことのない名前だね。
 グリダニアの新ブランドだって?
 はん! 冗談じゃない。
 あんなレザーを作っておいて、
 革細工師を名乗るヤツの顔が見てみたいもんだ。
 あんたも、もしそんな革細工師を見つけたら、
 とっ捕まえて面の皮をひっぺがして、
 革靴に仕立てて、毎日踏み歩いてやりなさいね。」

Lv30~ 逸品たる使命

ゲヴァ
「いいところに来たね!
 アンタは本当に、いい革細工師だ!
 ・・・・・・ええ、タイミングがね!
 それはそうと、ちょっと頼みたい仕事があるのよ。
 ついさっき、ギルドに製作依頼がきたの。
 急な依頼だったから、断ってしまったんだけど、
 でも、なんだか思いつめた様子でね・・・・・・。
 ちょっと話を聞きに行ってあげてくれない?
 依頼者は、「カミヤン」さん。
 ここから北の、「セントールアイ」の方に行ったみたいよ。」

カミヤンと話す

カミヤン
「君は・・・・・・革細工師ギルドの職人か?
 ああ、わざわざ話を聞きに来てくれたのか。すまないな。
 実は、「アンクル・ボサ」という新興の革細工ブランドに
 革鎧を注文したところ、ひどい出来の鎧が届いたんだ。
 見た目はそれらしいが、機能性に大いに問題がある。
 元、鬼哭隊員のワシの目はごまかせん。
 早くて安いという謳い文句につられてな・・・・・・。
 こんなことになるならば、始めから
 革細工師ギルドに頼むべきだったよ。
 無茶を言っているのは承知だ。
 だが、近々鬼哭隊に入隊する息子のために、
 一生の記念となる、よい品を贈ってやりたいのだ。
 どうか、君にトードジャケットの製作を
 頼めないだろうか。」

ゲヴァと話す

ゲヴァ
「・・・・・・そう、そう言うことだったのね。
 親が子に、子が孫に。
 本物の逸品というのは、
 思いとともに受け継がれていくものなの。
 「トードジャケット」だったわね?
 大切な記念の品と聞いたら、断れやしないわ。
 Hika。
 依頼者の言葉を直に聞いたアンタに、製作を任せるわ。
 最高級の「トードジャケットHQ」を1着、作ってらっしゃい。」

ゲヴェにトードジャケットHQを見せる

ゲヴァ
「最高級の「トードジャケットHQ」を1着、作ってらっしゃい。
 一生の記念品よ、責任と誇りをもって仕立てなさいね。」
(トードジャケットHQを渡す)
ゲヴァ
「どれどれ・・・・・・
 へぇ、腕を上げたじゃない。
 胴や肩当てに使われるギガントードレザーは、
 耐刃性と剛性が見事に引き出されているし・・・・・・
 しなやかなアルドゴートレザーを用いた、
 関節部の縫合も丁寧になされてる。悪くないわね。
 動きやすさと防御性能を両立した
 トードジャケットの性能を、最高まで高めた出来だ。
 これなら、一生の記念品に相応しいだろう。
 さあ、「カミヤン」さんに届けておいで。
 「セントールアイ」の近くで待っているはずだ。」

カミヤンにトードジャケットHQを納品

カミヤン
「近々鬼哭隊に入隊する息子のために、
 一生の記念となるトードジャケットを贈ってやりたいのだ。
 ああ、始めから革細工師ギルドに頼んでいれば・・・・・・。」
(トードジャケットHQを渡す)
カミヤン
「これは・・・・・・トードジャケットじゃないか!
 急な依頼だというのに、作ってくれたのか!
 この出来栄えは・・・・・・驚いたな。
 間違いない。
 これは、私が今まで見てきた中で最高の革鎧だ。
 この品を息子に贈れることを、本当に嬉しく思う。
 戦う者のことを熟知してなければ、
 このような品は作れないだろう。
 ひょっとしてこれは、君が・・・・・・?
 なるほど、親方ゲヴァは、
 君のような冒険者にも技術を伝授しているんだな。
 彼女の素晴らしい技術が広まり、
 このトードジャケットのような素晴らしい製品が
 エオルゼア中に行き渡ることを願っているよ。」

カミヤン
「ありがとうよ。
 この素晴らしいトードジャケットを
 息子に贈れることを、本当に嬉しく思う。」

ゲヴァに報告

ゲヴァ
「おかえり、喜んでもらえたようだね。
 それにしても、「アンクル・ボサ」・・・・・・。
 前回のギガントードレザーの件と言い、
 まったくもって、腹立たしいブランドだね。
 まあ、どこの馬鹿の企みかは知らないが、
 いくら早くて安くとも、モノが悪くちゃ買い手はつかない。
 すぐに痛い目を見ることになるだろう。
 近々開かれる「品評会」は、絶好の宣伝の場だ。
 ブランドを名乗るからには品を出さないわけがないのさ。
 目利きの職人や商人に、こき下ろされて、
 アンクル・ボサの職人どもが泡を吹く様を見るのが楽しみだ。」

Lv35~ 師匠のお墨付き

ゲヴァ
「ちょっと、力を貸してちょうだい。
 今回はアタシから、直々の依頼よ。
 近頃どうも、ギルドの職人らが浮き足立っててね・・・・・・。
 なに、作らせた製品を見れば、よーく分かるわ。
 縫い目が荒かったり、処理が不十分だったり。
 余計なことを、うだうだ考えながら作った証拠よ。
 例えば・・・・・・「アンクル・ボサ」のこととかね。
 近頃、ウチのギルドへの依頼が減っているのを
 新興ブランドに客が取られてるせいだって心配してるんだ。
 まったく!
 職人が依頼の数を気に病んで、
 製品に迷いを縫いこむなんて、もってのほかよ。
 ウチのギルドは、儲けようとしてるわけじゃない。
 そんな無用の心配するヒマがあるなら、
 革の一枚でもなめして、腕を磨けってね!
 そういうわけで、活を入れてやってほしい。
 最っ高の「ボアリングバンドHQ」をひとつ、作ってくれる?
 本当にいい製品とは、どんなものかを見れば、
 あいつらだって目を覚ますだろうからね、頼んだよ!」

ゲヴァにボアリングバンドHQを納品

ゲヴァ
「「ボアリングバンドHQ」は仕上がったかい?」
(ボアリングバンドHQを渡す)
ゲヴァ
「ふん、いい出来じゃない。
 ちゃんと必要なポイントをおさえて作れたみたいね。
 丈夫で摩擦に強く、軽いという特性を持つボアの革と、
 スチール製のリングを組み合わせたのが
 この「ボアリングバンドHQ」。
 軽く、身に着けやすいことを重視した防具よ。
 シンプルだけど、隅々まで気を遣って作り上げないと、
 魔法を操るソーサラーの集中を妨げてしまうわ。
 あんたのボアリングバンドHQは、
 余計なものをすべて取っ払い、必要な箇所には
 細心の注意が払われてる・・・・・・。
 なかなかやるじゃないか。
 ギルドで管を巻いてるやつらも、
 これを見せれば心を入れ替えるだろう。
 あんたが初めてウチのギルドに来た時には
 どうなることかと思ったけど・・・・・・
 これだけ腕をあげれば、安心して仕事を任せられそうだ。
 以前、グリダニアでは
 定期的に特産品の「品評会」が開かれるって言ったろ?
 ギルドが品を持ち寄って、新作や技術を披露しあう場よ。
 その「品評会」の開催が近づいていてね。
 今年も、革細工師ギルドの代表として、
 アタシが品を作ることになってるんだ。
 そんなわけで、ギルドの仕事を少し離れるつもりよ。
 まったくやらないって訳じゃないけど、
 あんたには、かなり仕事を任せたくてね。
 言わば、ギルドマスターのアタシの代わりってわけ。
 覚悟して腕をよーく磨いておくこと、いいわね?」

Lv40~ ゲヴァパターンの真実

ゲヴァ
「はぁ・・・・・・まったく、
 忙しい時に限って厄介な依頼が来るんだから。
 アタシが「ゲヴァパターン」で仕立てた
 ボアスミスグローブHQの注文よ。
 どうせ「ゲヴァパターン」の意味も知らないくせに、
 こういう依頼が尽きないのよねえ・・・・・・。
 ご指名はありがたいけど、考えものだわ。
 ん? 「ゲヴァパターン」ってのは、何かって?
 あら、あんたには話してなかったっけ。
 ・・・・・・そうだわ、ちょうどいい。
 ちょっとあんた、この依頼に挑戦してごらんよ。
 「ボアスミスグローブHQ」を、
 今のあんたの「本気」で仕立てあげて、持ってきな。
 つべこべ言わずに、ほら、任せたわよ!」

ゲヴァにボアスミスグローブHQを見せる

ゲヴァ
「「ボアスミスグローブHQ」を、
 あんたの「本気」で仕立てて、持ってきな。」
(ボアスミスグローブHQを渡す)
ゲヴァ
「スミスグローブっていうのは、元々、
 鍛冶師のために作られたグローブを指すの。
 熱せられた金属を加工する鍛冶師の手元を、
 高熱から守るために、丈夫な革を使って作られたのが
 ボアスミスグローブHQ。
 ボアの革の特性は、以前、教えたわね?
 軽くて丈夫で、摩擦に強いということ。
 繊細な作業の妨げにならないよう、
 ボア革の軽さを活かし、標準的なグローブ・・・・・・
 5本の指が、独立して覆われる型に作られているのよ。
 よし、上出来ね。
 それじゃこれを、工芸「フェン・イル」にいる、
 依頼人のところに持っていきなさい。
 ・・・・・・ん?
 「ゲヴァパターン」じゃないことを心配してるの?
 大丈夫、分かりっこないし、それに・・・・・・
 ・・・・・・まあとにかく、届けてらっしゃい。
 職人が依頼人を待たすんじゃないわよ。
 帰ってきたら「ゲヴァパターン」の意味を教えてあげるわ。」

熟練の鍛冶師にボアスミスグローブHQを納品

熟練の鍛冶師
「革細工師ギルドの親方ゲヴァさんに、
 「ゲヴァパターン」の「ボアスミスグローブHQ」を
 頼んだんだ! ああ、楽しみだなぁ!」
(ボアスミスグローブHQを渡す)
熟練の鍛冶師
「おや、革細工師ギルドの職人さんかな。
 頼んでいた品を届けに来てくれたんだね!
 どれどれ・・・・・・
 おお、こ、これは・・・・・・なんて美しいグローブだ!
 はぁ・・・・・・さすがは「ゲヴァパターン」だ・・・・・・!
 ・・・・・・おや、どうかしたのかい、何か言いたそうだね?」
(本当のことを言う?)

(いいえ)
熟練の鍛冶師
「いやいや、そんな顔をされたら気になってしまうよ。
 報酬が足りない、それとも別のものがいい?
 さあ、なんでも言ってくれよ!」

(はい)
熟練の鍛冶師
「なになに・・・・・・えっ?
 このグローブは「ゲヴァパターン」じゃないって!?
 そ、そんな・・・・・・
 そんな・・・・・・ことは・・・・・・・・・・・・どうでもいいっ!
 僕は、この素晴らしいグローブに感動したっ!
 誰がどう作ったかなんて関係ないよ!
 それに・・・・・・実を言うと、僕「ゲヴァパターン」の意味を
 知らないまま頼んでしまったんだ。
 あはは、お恥ずかしい。
 このグローブが「ゲヴァパターン」でなかろうと、
 またとない逸品であることは、変わりないよ!
 僕は、それだけで満足さ!
 とにかく、この素晴らしいグローブを作ってくれた君に
 お礼を言わせてほしい。ありがとう!
 「ゲヴァ」さんにも、そう伝えてくれ。」

熟練の鍛冶師
「この素晴らしいグローブを作ってくれた君に
 お礼を言わせてほしい。ありがとう!
 ゲヴァさんにも、そう伝えてくれ。」

ゲヴァに報告

ゲヴァ
「ふふふ・・・・・・。「大丈夫」だったろ?
 じゃ、約束どおり、「ゲヴァパターン」の意味を教えよう。
 「ゲヴァパターン」ってのは、
 デザインでも模様でもない、型紙のとり方のことなのさ。
 1枚の皮を無駄なく使うために、アタシが考案した、ね。
 ・・・・・・昔、アタシの作ったトード革のカバンが流行ってさ、
 皆がいっせいに自分の真似をして、
 トードの乱獲が起きたことがあったんだ。
 生命を金に変えるような所作には腹がたったし、
 生命への敬意を忘れた品が、はびこるのが悲しかった。
 だからアタシは、「ゲヴァパターン」を考案した。
 この型紙のとり方じゃないと、
 アタシのカバンは作れないって言ってやったってわけ。
 お陰でトードの乱獲はおさまったけど、
 代わりに、いつのまにか名前が一人歩きしちゃってねぇ。
 いろんな誤解が生まれたのさ。
 いいかい、本当にいい品っていうのは、
 デザインや、型紙で決まるものじゃない。
 使い手への思いやりと生命への敬意よ。
 ・・・・・・Hika。
 あんたは、いい革細工師になったね。
 でも、気を緩めるんじゃないよ。
 職人は一瞬一瞬が勝負なんだ。
 もしも半端なものを作ったら、
 アタシが「無駄なく隅々まで」なめしてやるからね!」

Lv45~ 革細工師ギルドの危機

ゲヴァ
「ああ、いいところに来たわね!
 顔を出したってことは、ヒマなんだろ?
 ちょっと手を貸してちょうだい!
 依頼を任せてた冒険者の革細工師たちが
 いっせいに逃げ出しちまって、人手が足りてないの。
 ちょいと多いけど、あんたに製作を頼みたいわ。
 「ラプトルフィンガレスグローブHQ」と、
 「ラプトルタージェHQ」、「ラプトルチョーカーHQ」。
 これらを、ひとつずつ仕上げて持ってきてくれる?
 納期は、とっくに過ぎてしまってる。
 お詫びに、すべて、とびっきりの品に仕立ててくれ。
 まあ、あんたなら言わなくても、全力を尽くすだろうけど。」

ゲヴァに依頼品を見せる

ゲヴァ
「あんたに頼みたいのは、
 「ラプトルフィンガレスグローブHQ」と「ラプトルタージェHQ」
 「ラプトルチョーカーHQ」が、ひとつずつよ。」
(ラプトルフィンガレスグローブHQとラプトルタージェHQ、ラプトルチョーカーHQを渡す)
ゲヴァ
「ラプトルフィンガレスグローブHQ、
 ラプトルタージェHQ、ラプトルチョーカーHQ。
 この共通点は、ラプトルレザーが使われているところ。
 俊足を誇る肉食トカゲ、ラプトルの革は、
 とてもしなやかで、なおかつ多少のことでは傷つかない。
 それだけに、加工は難しいわ。
 フィンガレスグローブは、指先を露出させた型のグローブで、
 特に、武器に触れる指先の感覚を重んじる
 ファイターに好まれる防具よ。
 チョーカーは、急所の喉元を守る大切な防具。
 敏感な場所を守るだけに、しなやかさと丈夫さを
 最大限に活かした加工が求められるわ。
 それからタージェ。防御だけじゃなく、
 相手を威嚇したり、攻撃手段として使われることもあるわ。
 勇ましい飾り付けは、使い手の心を鼓舞するでしょう。
 ・・・・・・どれも、要所を分かって作られているわ。
 ただ丈夫ならいいってわけじゃないことを、
 さすがに、もう心得ているみたいじゃない。
 それじゃ、長ったらしいウンチクはおしまい。
 時間もないことだし、大急ぎで依頼人に届けてくれる?
 ラプトルフィンガレスグローブHQは、
 豊饒神祭壇の衛兵「ピモ・ネルハー」に。
 ラプトルタージェHQは、
 カーラインカフェにいる「リューリック」に。
 ラプトルチョーカーHQは、
 木陰の東屋の「ナゴ・ジャワンタル」よ。
 それじゃ、頼んだわよ!
 ・・・・・・ふぅ、あんたのお陰で、
 ようやく「品評会」用の品の仕上げに入れるよ・・・・・・。」

豊穣神祭壇のピモ・ネルハーに依頼品を納品

ピモ・ネルハー
「革細工師ギルドに依頼した、
 「ラプトルフィンガレスグローブHQ」を待っているんだ。」
(ラプトルフィンガレスグローブHQを渡す)
ピモ・ネルハー
「はぁ・・・・・・うっとりする仕上がりだね。
 自分のためだけに作られたかのように手に馴染む。
 どれだけ待とうと、革細工師ギルド以外には頼めんよ。
 それにしても・・・・・・大変そうだな。
 「品評会」も近いのに、ギルドの職人がいっせいに辞めたんだろ?
 いったい、何があったのだろうな・・・・・・。」

カーラインカフェにいるリューリックに依頼品を納品

リューリック
「おっ、革細工師ギルドの職人だな?
 頼んでた「ラプトルタージェHQ」が
 待てど暮らせど届かなくて困ってるんだ・・・・・・。」
(ラプトルタージェHQを渡す)
リューリック
「おお、こいつはすげえや!
 革細工師ギルドの職人の腕は、やっぱり見事だな。
 待った甲斐があったってもんだ。ありがとな!
 噂といえば、革細工師ギルドが、大変なんだって?
 冒険者の職人が逃げ出したとか聞いたけど。
 おおかた、金の稼げる仕事に流れたのかねぇ。」

木陰の東屋にいるナゴ・ジャワンタルに依頼品を納品

ナゴ・ジャワンタル
「おい、革細工師ギルドの職人か!?
 依頼した「ラプトルチョーカーHQ」が届かないんだが、
 いったいぜんたい、どれだけ待たせるつもりだ!
 あーあ、こんなことなら新興ブランドの
 「アンクル・ボサ」に依頼すればよかったよ!
 革細工師ギルドだって、大したことないんだろっ!?」
(ラプトルチョーカーHQを渡す)
ナゴ・ジャワンタル
「んむ、むむむ・・・・・・!?
 こっ、このラプトルチョーカーHQは・・・・・・!
 なんて美しく、しなやかで、丈夫な・・・・・・
 ・・・・・・いやいや。
 チョーカーなんて単純な防具、誰でもこのくらい作れるさ!
 そもそも、納期を破るようじゃ職人失格だ。
 「品評会」で毎年、最高賞をとってるからって
 慢心にも程があるんじゃないか?
 あんたら革細工師ギルドなんて、もう時代遅れだよ。
 今は早さと安さの時代っ!
 あの、分からず屋のお頭に、よーく教えてやるんだな。」

ナゴ・ジャワンタル
「革細工師ギルドのやり方は、時代遅れだ。
 あの分からず屋のお頭に、よーく教えてやるんだな。」

革細工師ギルドのゲヴァに報告

ゲヴァ
「ああ、お帰り。ぜんぶ届けてくれたかい。
 ・・・・・・納期を破るようじゃ、職人失格だって?
 ははは、痛いところを突かれたね。
 そう、まだ納品を待ってる客がいる・・・・・・。
 ウチの・・・・・・革細工師ギルドの品を待ってる人が。
 決めた・・・・・・品評会の品を作るのは、やめだ。
 今の今まで迷ってたが、アタシが本当に作りたいのは、
 ウチの革細工を必要としてくれる人のための品だ。
 ウチのギルドが時代遅れだなんて思ってないし、
 やり方を変える気はない。
 だから、アタシはアタシなりにけじめをつけるよ。
 品評会は、また来年出せばいいんだ。
 さて、もうひとふんばりするかな。
 今回は助かったよ、ご苦労だったね。」

Lv50~ 命輝く名品

ゲヴァ
「ああ、Hika、
 また、いいところに来たね。
 ちょっと頼まれてくれないかい?
 時間は取らせないよ。
 品評会への出品をやめたから、製作は間に合ってるけど
 今度は、配達が追いつかなくなってしまってね。
 悪いけど、アタシが作ったこのチョーカーを、
 「口笛粉屋」にいる依頼人に届けてやってほしい。
 依頼人たちは、
 ウチの品の到着を楽しみにしてくれているんだ。
 一刻も早く届けてあげてくれ、頼んだよ。」

依頼人にゲヴァのチョーカーを渡す

ダウイッド
「革細工師ギルドの職人だな。
 依頼の品を届けに来たのか?」
(ゲヴァのチョーカーを渡す)
ダウイッド
「ふん・・・・・・。
 あいかわらず手間ばかりかけた、
 まどろっこしい作り方をしているようだな。
 君は、冒険者だろう。
 革細工師ギルドなんてやめて、ウチの所で働かないか?
 私は、革細工ブランド「アンクル・ボサ」のオーナー。
 ウチにいる職人はほとんど、
 革細工師ギルドをやめて来た冒険者たちでね。
 革細工師ギルドの品は、確かに丁寧に作られている。
 だが・・・・・・些細な違いだ、客だって気づきはしない。
 だというのに、手間と時間をかけて何の得がある?
 ギルドマスターに付き合わされ、苦労しているだろ?
 あんなギルドとは、さっさと縁を切るべきだ。
 もちろん、すぐ決めろとは言わない。
 近く開催される「品評会」に来てくれたまえ。
 我がアンクル・ボサが、最高賞を獲得する瞬間を
 見てから、決めればいい。
 毎年、最高賞を獲得していた革細工師ギルドが
 今年に限って出品しないのは残念だが・・・・・・
 ふふふ、彼女の意思なら、仕方ないことだな。」

ゲヴァと話す

ゲヴァ
「・・・・・・ああ、お帰り、配達してくれたのね。
 ・・・・・・実は、品評会について妙な噂を聞いたのよ。
 開催直前の今になって、出品予定だった革細工師たちが
 次々と参加を辞退しているらしいの。
 しかも、受賞候補の腕利き職人ばかり。
 ・・・・・・どうも、きな臭いと思わないか?
 あんた、何か、心当たりがないかい?
 納品先で何か聞いたとか・・・・・・
 なに、あの粗悪品を作る革細工ブランド
 「アンクル・ボサ」のオーナーが、
 最高賞を獲得するって宣言してたって?
 ・・・・・・なるほど、そういうことね。
 アンクル・ボサのオーナー「ダウイッド」は、
 昔ウチのギルドに所属していた冒険者だわ。
 適当な仕上げをしていたのを、ちょっと叱ったら、
 腹を立ててギルドを辞めてったのよ。
 腕利きの職人の辞退は、十中八九、
 アンクル・ボサのしわざでしょうね。
 出品できないよう何か仕組んだに違いないわ。
 万が一にも間違って、あのブランドが
 賞なんてとったら、その噂だけで
 あのブランドに注文してしまう人もいるわ。
 命に敬意を払わない品がエオルゼアに広まってしまう・・・・・・。
 あの、トード革のカバンと同じように・・・・・・。
 そんなの・・・・・・許せない。
 Hika、
 革細工師ギルドマスターからの、最後の依頼だ。
 あんたが、やつらを止めるのよ。
 最高品質の「ラプトルジャーキンHQ」を仕立て、
 「器識のマテリダ」をつけて「品評会」に出すんだ。
 ラプトルジャーキンHQの製作は一筋縄ではいかないわ。
 だけど、アタシのしごきから逃げずにここまできた
 あんたの腕は、このアタシが保証する。
 完成したら、ミィ・ケット野外音楽堂で
 品評会の受付してる「エステヌ」に、
 たたきつけてやんなさい!」

エステヌに器識のマテリダのついたラプトルジャーキンHQを納品

エステヌ
「「品評会」は、間もなく始まります。
 えっ・・・・・・「品評会」に出品したいですって・・・・・・?」
(器識のマテリダのついたラプトルジャーキンを渡す)
エステヌ
「そろそろ、出品物の受付を締め切るところでした。
 危ないところでしたね。」
ゲヴァ
「ギリギリ間に合ったようだね。」
エステヌ
「ゲヴァさん!
 結局、出品されることにしたんですね!」
ゲヴァ
「いいや。今年は、こいつが出品するのさ。」
エステヌ
「さあ、急いでください。
 そろそろ、品評会が始まりますよ。」

黒兎堂 マイセンタ
「それでは、作品をご品評ください!
 続いての作品です。
 今年の品評会は、開催直前に出品取り下げが多数あり、
 審査は非常に難航するものと予想されていますが・・・・・・
 次は、優勝候補と目される
 「アンクル・ボサ」のラプトルジャーキンです。」
イウェイン
「裁断はやや粗いが、しっかり革を重ねてあるから
 防護性は、今までの中で一番まともだな。」
ベアティヌ
「革のなめし具合にバラつきがあり、
 色ムラがありますが、強度は十分なようです。
 今年の優勝は、これで決まりですかね・・・・・・。」
ゲヴァ
「だが、そのジャーキンひとつに、いったい
 どれだけのラプトルレザーを使ったんだ!?」
ダウイット
「なぜ、おまえがここにいる!?
 出品を取りやめたはずじゃ・・・・・・。」
黒兎堂 マイセンタ
「それでは、最後に「革細工師ギルド」の作品です。」
ゲヴァ
「このジャーキンを作ったのは、こいつさ。
 これ程のジャーキンに対して、
 素材はアンクル・ボサの半分も使ってない。」
オ・アパ・ペシ
「実に美しい・・・・・・
 この革鎧からは命の脈動を感じます・・・・・・。」
フフチャ
「素材が持つ魅力を最大限に引き出しているのね。
 無駄に切った跡や、不用な継ぎ目が見られないわ。」
ルシアヌ
「それでいて、使い心地も良さそうね。
 野外活動に欠かせないしなやかさに加え、
 十分な丈夫さを備えているもの。」
ミューヌ
「多くの冒険者を見てきたけれど、
 こんな逸品を創り上げた者は、見たことがないよ。」
黒兎堂 マイセンタ
「評価の結果がまとまりました。
 今年の品評会、最高賞は・・・・・・
 冒険者Hikaの
 ラプトルジャーキンに決定しました!」
鬼哭隊
「アンクル・ボサのオーナー、ダウイッドだな?
 近頃、職人たちに対する恐喝、盗難、
 嫌がらせが多発していた件について
 少々話を聞かせてもらいたいのだが、同行願えるか?」
ゲヴァ
「さ、アタシたちもギルドへ戻ろう。」

ゲヴァに報告

ゲヴァ
「よくやったね、Hika。
 もう、アタシから教えることはない。
 あんたは一人前の革細工師だ。
 さて、弟子も独り立ちしたことだし、
 これでゆっくり自分の革細工に専念できる・・・・・・
 ・・・・・・と思ったんだけどねえ。
 実は、ウチを辞めてアンクル・ボサにいった
 革細工師どもが、雁首揃えて戻ってきたのよ。
 あんたが教わったように、革細工を学びたいってね。
 昔のアタシだったら、
 有無をいわさず叩き返すところだったろうけど、
 ちょっと考えが変わったわ。
 誰だって一度や二度、失敗はするさ。
 この、アタシだって。大切なのは、そこから学ぶこと。
 甘ったれた根性から鍛え直しだ。
 やれやれ・・・・・・忙しくなるね!
 ま、いつかアタシのしごきを乗り越えて
 あんたみたいな革細工師が、ひとりでも増えるなら
 苦労のしがいがあるってもんさ。
 本当に、ご苦労だったね。
 これからは、あんたの革細工品を
 エオルゼア中の人々に使ってもらえるよう頑張りな。
 フン、たまには顔を見せな。
 いつでも待っててやるからさ。」

ゲヴァ
「あら、あんたがここへ顔を出すなんて、
 後続の指導でもしにきてくれたのかしら?」
(何を聞く?)

(近況について)
ゲヴァ
「「アンクル・ボサ」の件は、
 革細工師ギルドにとってもいい教訓になったわ。
 ギルドは職人としての技だけでなく、
 志を伝えることにも、注力しなければならないってね。
 だから、「フェン・イル」の伝統を守るため、
 人材育成には、今まで以上に力を入れているわ。
 あなたのように、志の高い革細工師を増やすためにね。」

(「革細工」とは何か?)
ゲヴァ
「革細工師としての腕前を磨きあげてもなお、
 謙虚に教えを問う姿勢は、素晴らしいわね。
 基本に立ち返って悪いことはないから、何度でも教えるわ。
 革細工というのはね、動物の命である皮を使い、
 もう一度、「革細工品」という最高の命を与えて
 人に届けるという仕事よ。
 冒険者に馴染み深いところで言えば、
 革の防具・・・・・・ジャケットや、ブーツ、ベルトなんかが、
 革細工師によって仕立てられているわね。
 革細工という仕事は、どうしたって生き物の命と
 引き換えにしなければ成り立たない。
 その素材を大切に扱うのは、当然のこと。
 だけど、「誰かのために何かを作る」という、
 職人の責務も忘れてはダメよ。
 アタシたちが作りあげる「命」と、それを使う「命」。
 一流の革細工師っていうのは、そのふたつの命のことを
 自然に考え続けられる人のことをいうのよ。」

革細工師ギルド受付 ランダル
「ようこそ、革細工師ギルドの恩人さん。
 あなたが素晴らしい革製品を披露してくれたおかげで、
 ギルドの名が高まり、加入希望者が増えていますよ。」

  ゲヴァのチョーカー:ゲヴァが作り上げたチョーカー

Lv50~ 新進気鋭の商会

ゲヴァ
「Hika、いいところに来てくれたわ。
 実は、珍しいところから依頼がきてね、
 あんたに頼みたいのよ。
 なめし革の見本が欲しいって依頼なんだけど、
 依頼主というのが、山の都「イシュガルド」の商人でね。
 あんたに頼みたいのは、「ギルドの見本品」の配送だけど・・・・・・
 もちろん、それだけじゃないわ。
 もし、先方が大口の取引を希望してきたら、断ってほしいの。
 黒衣森の環境を考えれば、これ以上の増産は無理だからね。
 あんたの実力なら、その辺りの事情も説明できるでしょう。
 それじゃ、イシュガルドの「宝杖通り」にいる「エルド」さんに、
 その見本品を届けてちょうだい。
 頼んだわよ!」

イシュガルドのエルドにギルドの見本品を渡す

(クエスト進行前)
エルド
「いらっしゃいませ!
 こちら看板を上げたばかりの、皮革用品店でございます。
 ほかにはない品質で、宝杖通りに新風を吹き込みに参りました。」

エルド
「いらっしゃいませ!
 こちら看板を上げたばかりの、皮革用品店でございます。
 ぜひとも、お立ち寄りください。」
(ギルドの見本品を渡す)
エルド
「・・・・・・これは失礼しました!
 グリダニアの革細工師ギルドの方でしたか。
 では、さっそく見本品を拝見させていただきますね。
 フムフム・・・・・・さすがは本場の仕事、丹念になめされている。
 これでしたら、人気商品になること間違いなしですよ!
 では、千枚ほど、発注させていただきます!
 えええっ・・・・・・大量発注は無理!?
 ・・・・・・しかし、そういう事情なら仕方がないですね。
 黒衣森の資源を、枯渇させるわけにはいきませんし・・・・・・。
 ところで・・・・・・あなた、かなり腕利きの革細工師ですね?
 見本品を受け取ったときに、手を見せていただいたのですが、
 あなたは「職人の手」をしていました!
 どうです、我が商会の相談役になってもらえませんか?
 ちょうど、しがらみのない外部の人材を求めていたんですよ。
 というのも、この街の商業界には、少々問題がありまして・・・・・・。
 そうだ、客を装って、商人に取引を持ちかけてみてください。
 きっと現状を理解してもらえると思いますから。」

宝杖通りの商人たちと話す

マス
「おや、平民のお客さんですね?
 それなら、お安いものを揃えてますよ。
 手間と材料費を、絞れるだけ絞って実現した、低価格です。」

エレイズ
「いらっしゃいませ。
 お探しの物がございましたら、各店舗にお立ち寄りくださいな。
 私どもは、幅広い層のお客さまに、商品をお売りしています。
 当然、その価格によって、品質も変わります。
 安い物には、安いなりの理由があるということですわ。」

ゲルハルト
「・・・・・・だから、貧乏人に売る物などないと言ってるだろっ!
 なにぃ・・・・・・商品を見せてほしいだと?
 あんたが買えるような安物は、取り扱ってないもんでね。
 見るだけ無駄ってもんだ。
 ・・・・・・いかんいかん、こんなことしてる場合ではなかった。
 デュランデル伯爵への納品を急がねば。」
貧しい身なりの男
「まともな品が欲しいだけなのに・・・・・・。
 やっぱり、平民は粗悪品を持つしかないのか。」

エルドに報告

オルテフォシェル
「カミさんにプレゼントする、カバンがほしいなと思ってさ。
 ・・・・・・さっきから物色してたんだが、どれも良さげで迷うね。」
エルド
「ありがとうございます!
 でも、今度さらに良い品が入荷する予定ですよ。
 お急ぎでなければ、それまで待つのも手かと。」
オルテフォシェル
「へぇ、良心的なお店だね。
 それじゃあ、その良い品とやらを予約させてもらおうかな。」
エルド
「・・・・・・あら、お帰りなさい。
 どうです、少しはこの街の商業界が抱える問題が、
 おわかりになりましたか?
 商売で財を成そうとすれば、
 貴族の顔色を覗う、御用商人になるしかないのです。
 その結果、平民が手にできる物は、粗悪な品ばかりという有様。
 職人さんも、贅を尽くした高級品か、手抜きの安物を作るか、
 理不尽な二択を迫られている状況・・・・・・。
 商人の仕事は、お客様が望む品を適価で売ること・・・・・・。
 だというのに、今の皇都では、
 平民向けに良い商品を届けることができなくなっています。
 私は、皆が満足して買える商品を届けたい・・・・・・。
 そう思って、この皮革用品店を立ち上げました。
 もし、私の考えに賛同してくださり、
 我が商会の相談役を引き受けていただけるのなら、
 またここに来ていただけますか、よろしくお願いいたします。」

エルド
「Hikaさん、
 我が商会の、戦略を練っていました。
 どうすれば、皆が満足して買える商品を届けられるのか・・・・・・。
 まだまだ、やれることはあるはずです。
 お客様のためなら、努力は惜しみません。」
オルテフォシェル
「俺のことは気にしないでくれ・・・・・・。
 陰ながら、あんたらの商会を応援してるよ。」
エレイズ
「いらっしゃい・・・・・・あら、あなたね。
 エルドの商会は順調かしら?」
ゲヴァ
「ふうん・・・・・・大口の取引は断ったけど、
 あんたが、商会に引き抜かれたってことね・・・・・・。
 アタシに遠慮する必要はないわ、
 どのみち、あんたはギルドに収まる器じゃない。
 気兼ねなく、新天地で存分にやんなさい。」

  ギルドの見本品:革細工師ギルドの見本品一式

Lv53~ 画期的な新商品

エルド
「革細工師さん、いいところに!
 宝杖通りの「エレイズ」さんに、
 この手紙を渡してきてほしいのです・・・・・・。
 実はいま、商品の準備をしていまして、
 どうにも手が離せないものですから・・・・・・。
 どうか、お願いします!」

エレイズにエレイズ宛ての手紙を渡す

エレイズ
「あら、いらっしゃいませ。
 今日はどんなご用ですの?」
(エレイズ宛ての手紙を渡す)
エレイズ
「・・・・・・あら、エルドから手紙?
 ふむふむ、商人ギルドへの上納金は予定どおりと。
 確かに手紙を受け取りましたわ。
 彼女が始めた平民向けの商売は順調のようですわね。
 ただ、同業者のゲルハルトさんは、心穏やかじゃない様子・・・・・・。
 目立ちすぎに注意するよう、エルドに伝えてくださらない?」

エルドに報告

エルド
「革細工師さん、助かりました!
 先日、カバンを予約してくださったそちらのお客様に、
 商品をお渡ししていたのです。」
オルテフォシェル
「ハハハ・・・・・・すまないね。
 予約したカバンが楽しみすぎて、俺が予定より早く、
 来店したものだから、迷惑をかけてしまったようだ。」
エルド
「・・・・・・そうですか、エレイズさんがそんなことを。
 でも、私は気にしませんよ。
 宝杖通りに、新風を吹き込むつもりで活動しているんですから!
 それで、革細工師さん・・・・・・。
 我が商会の相談役にというお話ですが、
 引き受けてくださるでしょうか?
 ありがとうございます、Hikaさん!
 グリダニアの革細工師ギルドで腕を磨いたあなたが、
 相談役になってくだされば百人力です!」
オルテフォシェル
「・・・・・・へえ、本場で修業した職人さんが相談役に。
 そうだ、異国の職人さん。
 グリダニアのブーツは、やっぱり出来が違うのかい?
 第七霊災からこっち、クルザスは寒冷化してるだろ?
 平民が買えるようなブーツは、雪道じゃ心許なくてね。
 滑りやすいうえに、湿気ですぐに傷んでしまうんだ。」
エルド
「閃きました、Hikaさん。
 「ワイバーンレザー」を使って、本場の技術で、
 「ワイバーンワークブーツHQ」を作っていただけませんか?
 それを参考に、ウチの工房の職人さんに作ってもらえば、
 きっといい商品になると思うんです!
 ぜひ、よろしくお願いします!」
オルテフォシェル
「ワイバーンレザーのブーツなんてモノが売り出されたら、
 ぜひとも手に入れたいね・・・・・・期待して待っているよ。」

ワイバーンワークブーツHQを製作
エルドにワイバーンワークブーツHQを納品

エルド
「「ワイバーンレザー」を使って、本場の技術で、
 「ワイバーンワークブーツHQ」を作っていただけませんか?」
(ワイバーンワークブーツHQを渡す)
エルド
「凄い・・・・・・履き心地も考えられた、機能的な作り。
 頑丈なワイバーンレザーだから、一生ものにもなる。
 これなら、きっと売れるわ・・・・・・ありがとうございます!
 私の目に狂いはなかった。
 やはり、あなたは敏腕職人でした!
 これをお手本に、ウチの職人さんに作ってもらいますね。」
オルテフォシェル
「素人の俺にも、質の違いがハッキリわかるよ。
 さっそく、予約させてもらうとしよう。」
通りすがりの客
「お、素敵なブーツじゃないか・・・・・・。
 試着させてもらっていいかい?
 こいつは、抜群の履き心地だね!
 この辺では見ない品だが、そちらの職人さんが作ったのかい?」
エルド
「はい、我が商会の相談役でもある、
 Hikaさんです。
 グリダニアで修行した、本場の革細工師ですよ!」
通りすがりの客
「フム、Hikaか。
 言うなれば・・・・・・異邦の名工といったところだね。
 素晴らしい、この品を購入させてもらうよ。」
エルド
「申し訳ございません、この品はまだ試供品でして・・・・・・。
 まもなく店頭に並びますので、今しばらくお待ちください。」
通りすがりの客
「それは、残念だ。
 では、予約をしてもいいかな?」
エルド
「ありがとうございます!
 この短時間に、おふたりにも予約をいただけるなんて!
 それに「異邦の名工」による逸品か・・・・・・うん、いいかもしれない!
 宣伝文句、いただきました!」
オルテフォシェル
「さっきの人・・・・・・皇都で人気の吟遊詩人、オブルナルだ。
 彼がブーツを履いて、大勢の人前に出れば評判になるぞ。
 ・・・・・・真っ先に予約しておいてよかったぜ。」
エルド
「広告効果も抜群ですね・・・・・・!
 わが商会に、いい風が吹いてきたわ。
 Hikaさん、またよろしくお願いします!」

オルテフォシェル
「俺のことは気にしないでくれ・・・・・・。
 陰ながら、あんたらの商会を応援してるよ。」

  エレイズ宛ての手紙:エルドが記したエレイズ宛ての手紙

Lv55~ 宣伝大作戦

エルド
「Hikaさん、聞いてください。
 例のブーツが評判を呼んで、問い合わせが増えているんです。
 事業を拡大するために、ウチの職人さんも増やしました!
 問題なのは、ブーツを作るために必要な皮革材の確保です。
 いつもの取引先から仕入れようと思ったのですが、
 断られてしまったんですよ・・・・・・。」
オルテフォシェル
「・・・・・・そいつは妙だな。
 ここに来る前に商人のゲルハルトを見かけたが、
 ワイバーンレザーの革細工製品の予約を受け付けていたぞ?」
エルド
「Hikaさん、
 ゲルハルトさんのところへ行き、様子を見てきてもらえませんか?
 私が行っても、相手にしてくれないと思いますから・・・・・・。」

ゲルハルトと話す

ゲルハルト
「・・・・・・あんたが客じゃないことくらい、お見通しだぞ。
 あの小娘と組んでいる「異邦の名工」とやらだろう?
 今日は、何用で来たのだ?
 なるほど、ワイバーンレザーが手に入らぬと・・・・・・。
 当然のことだ、ワシが買い占めたのだからな。
 フン・・・・・・たまたま「必要」だったから、買い占めただけだ。
 材料を確保するのも、商売では競争なのだ、覚えておけ。
 ああ、ほかの取引先を探しても無駄だぞ。
 この辺りの仲買人には、すべて声をかけておいた。
 エルドの商会には売るなとな・・・・・・フン!」

エルドに報告

エルド
「・・・・・・そう、やはり、ゲルハルトさんの仕業だったんですね。
 でも、こんなことではめげませんよ!
 危機こそ商機ですから!
 皮革材が手に入らないなら、視点を変えるしかないですね。
 実は、以前から、凝ったデザインを採り入れた商品も、
 開発してみたいと思っていたんです。
 それには、戦闘用のレギンスが参考になると思っていました。
 あのデザインは、イシュガルドの平民には新鮮に映ります。
 材料も見直して、大胆な装飾のブーツを売り出しましょう!
 素材の皮革に「ダルメルレザー」を使った、
 「ダルメルスカウトレギンスHQ」なんてどうでしょうか?
 性能に加え、「着飾る」ことをアピールしてみるんです。
 ウチの職人さんは、ダルメルレザーを扱ったことがないけど、
 前回のように、手本があれば作れるはず!
 Hikaさん、今回もよろしく頼みますよ!」

ダルメルスカウトレギンスHQを製作
エルドにダルメルスカウトレギンスHQを納品

エルド
「素材の皮革に「ダルメルレザー」を使った、
 「ダルメルスカウトレギンスHQ」なんてどうでしょうか?
 性能に加え、「着飾る」ことをアピールしてみるんです。」
(ダルメルスカウトレギンスHQを渡す)
エルド
「想像以上の出来だわ・・・・・・きっと、お客様も驚きます!
 これこそ、わが商会の新たな主力商品となりますよ!
 こうなれば、善は急げです!
 ・・・・・・ちょっと待っててくださいね!
 Hikaさんの品を手本に、
 ウチの職人さんに、大急ぎで試供品を作ってもらいました!
 さあ、これからが勝負です!
 いい商品も、宣伝しなければ、お客様に届きませんからね。
 そこで、例の吟遊詩人さんにお願いしてみようと思うんです!
 Hikaさんが作った品ですもの、
 きっと、興味を引いてくれるはず!
 「忘れられた騎士亭」にいる「オブルナル」さんに、
 この「試供品のブーツ」を渡して、
 宣伝を依頼してもらえませんか!」

忘れられた騎士亭のオブルナルに試供品のブーツを渡す

オブルナル
「・・・・・・おや、君は「異邦の名工」さんじゃないか。
 なに、試供品のブーツを持ってきただって?」
(試供品のブーツを渡す)
オブルナル
「なんて格好いいブーツだ・・・・・・実に素晴らしい出来だよ!
 これを僕にくれるのかい? エルドさんも気前がいいな。
 喜んで、宣伝に協力させてもらうよ。」

オブルナル
「さあさあ、お集まりの紳士、淑女の皆さん。
 こちらのお方こそ、森深きグリダニアよりやって来た、
 異邦の名工・・・・・・Hikaだ!
 巷で話題のエルドの店で、活躍中の革細工師・・・・・・!
 そんな彼女が、驚くべき新作を作ったよ!」
ゲルハルト
「オ、オブルナルが宣伝を買って出るなんて・・・・・・!
 まさか、こんな手を使われるとは・・・・・・くそ!!」
オブルナル
「私が履いている、この素敵なブーツが欲しいなら、
 今すぐ、宝杖通りのエルドの店で予約だ!
 ふふふ、皆さん、興味を持ったようだね。
 お役に立てたかな?」

宝杖通りのエルドに報告

エルド
「Hikaさん!
 さっきまで、予約に来るお客様が殺到して大変だったんです!
 オブルナルさんは、いったいどんな宣伝をしていたんですか?
 あら、そこまで派手にやっちゃったんですか・・・・・・!
 ごめんなさい、商品の宣伝だけのつもりだったのに、
 Hikaさんも有名人になっちゃいますね。」
オルテフォシェル
「いいことじゃないか。
 腕のいい職人てのは、自然に注目されるもんだ。」
エルド
「そうですよね! 才能ある人は、報われてしかるべきなんです!
 腕の良い職人さんの品が、お客様に届かないなんて・・・・・・!
 この私が、絶対に許さないんですから!!」
オルテフォシェル
「・・・・・・どうしたんだ、そんなにアツくなって。」
エルド
「い・・・・・・いえ、別になんでもないです。」
オルテフォシェル
「それにしても、「着飾る」ための靴がよく平民に売れたな。
 そういうのは、貴族か一部の富者の特権だったのに。」
エルド
「・・・・・・これは賭けだったんです。
 でも、私は階級に関わらず、誰もが「着飾りたい」って心を、
 胸に抱いていると思った・・・・・・。
 だから、宣伝することで、その心を解放したかったんです。
 ・・・・・・やはり、私の見込みは間違ってませんでしたね!
 でも、その商機も、良い商品がなければ生まれません。
 Hikaさんの良い品のおかげですね。
 また、よろしくお願いします!」

  試供品のブーツ:試供品として作成したブーツ

Lv58~ 新規顧客開拓

エルド
「Hikaさん、お世話になります!
 おかげさまで、売れ行きも上々・・・・・・
 「着飾る」ことへの関心が、皇都に広がっているようです。
 ・・・・・・ところで、そろそろ顔役のエレイズさんに、
 商人ギルドへの上納金を納める時期なのですが・・・・・・。
 すみません、あなたにお願いしてもいいですか?
 わがままを言って申し訳ないんですが、
 商会の代表として、ひとりでも多くのお客様と接したくて、
 今はなるべく、お店を離れたくないんですよ。
 それから、エレイズさんに上納金を渡すときに、
 紹介状を書いてもらえないか相談してほしいんです。
 上流貴族のお客様に対する紹介状を・・・・・・。
 もちろん、平民向けの商売は続けますよ。
 でも、あなたという相談役がいてくれる今なら、
 貴族向けの高級品も、開発できると思うんです。
 「着飾る」ための商品が評判を呼んだ今こそ、
 ウチが、貴族向けの高級品も作れるって証明したいんです!
 そうなれば商会の格式も高まり、お客様にも話題になるはず!
 では、この「上納金の革袋」を、
 「エレイズ」さんに渡してください。
 紹介状の相談のほうも、よろしくお願いします!」

エルド
「その「上納金の革袋」を、
 「エレイズ」さんに渡してください。
 紹介状の相談のほうも、よろしくお願いします!」

エレイズに上納金の革袋を渡す

エレイズ
「いらっしゃいませ。
 ・・・・・・あら、エルドの店から上納金を?」
(上納金の革袋を渡す)
エレイズ
「・・・・・・はい、確かに受け取りました。
 あなたもすっかり、この宝杖通りに馴染みましたわね。
 正直言うと、最初は、エルドとあなたには半信半疑でしたの。
 でも、あなたたちのおかげで新たな市場が開け、
 ほかの商会にも、良い影響をあたえているようです。
 感謝せねばなりませんわね。
 貴族のお客様を紹介してほしいですって?
 困りましたね、皮革製品を好む方の知識がなくて・・・・・・。
 そうね、ここは・・・・・・顔役である私からの紹介ということで、
 老舗の「ゲルハルト」さんに、相談してみたらいかがかしら?」

エルド
「なるほど、「ゲルハルト」さんに紹介状を・・・・・・。
 少し心配ですけど、私が行くよりは、
 このまま、あなたにお任せしたほうがよさそうです。」

ゲルハルトと話す

ゲルハルト
「また、あんたか・・・・・・。
 あの小娘と小賢しいことばかりしおって。
 今度は、何の用だ?
 ・・・・・・なに!? 貴族の上客への紹介状が欲しいだと?
 なぜ商売敵を助けてやらねばならんのだ!
 エレイズの名を出せば、すんなりいくとでも思ったか!?
 ・・・・・・よかろう、書いてやろうではないか!!
 ガハハハ! 実を言うとワシは、オブルナルの大ファンでな!
 彼の宣伝を聞いて、試しに例のブーツを取り寄せてみたら・・・・・・
 まさかの品質で、心底驚いたわい。
 長年商いをしていると、敵にしてはならない相手がわかる。
 あんたらとは協力すべきだと、考えを改めたのだ。
 ・・・・・・その代わりと言っちゃなんだが、ひとつ頼みがある。
 オブルナルに・・・・・・ワシのために詩を書いてもらいたいのだ!
 とてもじゃないが、自分からは恥ずかしくて、言い出せん・・・・・・。
 どうか、頼んだぞ・・・・・・!」

エルドと話す

エルド
「Hikaさん、ありがとうございます!
 ・・・・・・ところで、紹介状の件はいかがでした?
 ・・・・・・フフフ、まさかゲルハルトさんが!
 でも、あの人が味方についてくれてよかったです。
 老舗の方こそ、仲間にするべきですから。
 ちょうど、オブルナルさんに届け物があったのです。
 Hikaさんにお任せするので、
 一緒に、詩も頼んでみてはくださいませんか?
 これが、お渡しする「代金の革袋」です。
 オブルナルさんへの「宣伝料」ですよ。
 彼なら「雲霧街」にいるはずです、よろしくお願いしますね。」

エルド
「オブルナルさんなら「雲霧街」にいるはずです。
 彼に「代金の革袋」を届けてください。」

雲霧街のオブルナルに代金の革袋を渡す

オブルナル
「やあ、Hikaじゃないか・・・・・・。
 僕が、ここにいるのが不思議かい?
 僕もここの出身でね、子どもたちに詩を聴かせてるのさ。」
(代金の革袋を渡す)
オブルナル
「・・・・・・エルドがこれを? フフ、奥ゆかしい人だね。
 彼女は「宣伝料」と言っていたようだけど・・・・・・
 僕は、すでに受け取っているんだ。
 ・・・・・・君が届けてくれたこれは、
 エルドから貧しい者へ贈る、匿名の寄付金なんだよ。
 僕が雲霧街の子どもたちのために、活動をしていると知って、
 彼女は寄付を申し出てくれてね・・・・・・。
 この革袋は、修道士のジェラルジュさんに届けておくよ。
 ・・・・・・おっと、僕が話したのは内緒だよ。
 彼女は商売に熱心だが、それは儲けだけのためじゃない。
 このことを、君に知っておいてもらいたかったのさ。
 ・・・・・・ゲルハルトさんのために詩を作ってほしいって?
 あの人なら、よく聴きにきてくれるから知ってるよ。
 引き受けよう、君やエルドのお役に立てるなら、お安い御用さ。
 さあ、即興だが、ひとつ詩を綴ってみたよ。
 題して「皇都の商人」・・・・・・貴族相手に奮闘する、
 商人の哀愁を描いた詩さ、ぜひ「エルド」に渡してくれ。」

宝杖通りのエルドに皇都の商人を渡す

エルド
「Hikaさん、おかえりなさい!
 オブルナルさんに、詩は作ってもらえましたか?」
(皇都の商人を渡す)
エルド
「ありがとうございます!
 私が責任を持って、ゲルハルトさんに渡しておきますね。
 直接、お礼も言いたいですから。
 ・・・・・・そうそう、職人としてのあなたにも依頼があります。
 紹介してもらう貴族のお客様のために、
 高級な製品を作ってもらいたいのです!
 製作してほしいのは、「ドラゴンレザーチョーカーHQ」・・・・・・。
 我が商会の新たな舞台のため、よろしく頼みますよ!」

ドラゴンレザーチョーカーHQを製作
エルドにドラゴンレザーチョーカーHQを納品

エルド
「製作してほしいのは、「ドラゴンレザーチョーカーHQ」・・・・・・。
 我が商会の新たな舞台のため、よろしく頼みますよ!」
(ドラゴンレザーチョーカーHQを渡す)
エルド
「うん、うん、素晴らしい作りですね!
 これなら、審美眼に富んだ貴族にも受け入れられそうです。」
ゲルハルト
「おお、ここにおったか。
 例の紹介状だが、約束どおり書いてきてやったぞ。
 ワシの夢を、本当に叶えてくれたことだしな。」
エルド
「ゲルハルトさん、お忙しい中、
 どうもありがとうございます!」
ゲルハルト
「あんたも、なんだ・・・・・・。
 ちゃんと話してみれば、職人の仕事をよく理解しとった。
 ご祖父が職人で、その仕事ぶりを見て育ったそうだな。
 大いに気に入った!
 今後は全面的に、協力しようじゃないか。
 ガハハハ、エレイズたちとも同じ意見でな。
 商人ギルドを挙げて、投資を加速させようと盛り上がったぞ。
 ワシは、皇都の中に倉庫をいくらか持っている。
 もし工房を拡大したいというなら、使うがいい。
 今までの詫びも兼ねて、な。」
エルド
「本当ですか・・・・・・!
 ありがとうございます、ありがとうございます・・・・・・!」
オルテフォシェル
「街は、「異邦の名工」の噂で持ちきりだ。
 そのうち、流浪の身の俺なんかにゃ、
 手の届かないトコに行っちまうんだろうな・・・・・・。」

  上納金の革袋:イシュガルド商人ギルド宛ての上納金が入った革袋
  代金の革袋:宣伝料が入ったずしりと重い革袋
  皇都の商人:オブルナルが綴った詩が記された羊皮紙

Lv60~ 果てなき野心

エルド
「Hikaさん、お疲れさまです!
 おかげさまで、事業も拡大できそうで、万事順調ですよ!」
オルテフォシェル
「本当、あれよあれよという間に、
 あんたの商売もデッカくなったな。
 ・・・・・・次の目標はあるのかい?」
エルド
「次は、前代未聞の大口受注を目指します。
 これまで教皇庁専属の職人のみで作られてきた・・・・・・
 神殿騎士団への、防具の納入です!」
オルテフォシェル
「ほう・・・・・・そういや神殿騎士団で、
 機動力のある軽装騎兵隊を新設しようって動きがあったな。
 その装備を、どうしたものかと揉めていたはずだ。」
エルド
「そ、それ・・・・・・とんでもない商機じゃないですか!
 ・・・・・・って、オルテフォシェルさん、
 何でそんなこと知ってるんですか?
 そういえば、いつも、この辺りで時間を潰しているご様子。
 ・・・・・・いったい、何者です?」
オルテフォシェル
「・・・・・・あぁ、これでも俺は、神殿騎士なのさ。
 もっとも、カミさんとのケンカの末に、
 ここで買ったカバンのプレゼントの健闘もむなしく、
 家を追い出されて安宿を渡り歩いている、流浪の身だがね。
 ちなみに騎士団内での担当は、兵站部門・・・・・・。
 件の軽装騎兵隊の装備についても、あれこれやってるんだが、
 革鎧を押す俺の意見が、なかなか通らなくてなぁ・・・・・・。
 神殿騎士団は、昔から板金鎧や鎖帷子を使ってきてるもんで、
 伝統に反する革鎧には抵抗があるんだろう。」
エルド
「でも、グリダニアの鬼哭隊や神勇隊は、
 革鎧を採用している訳ですし、利点があるはずですよね?
 その辺りを調べれば、勝算があるかも・・・・・・。
 Hikaさん、
 この手紙を、革細工師ギルドのゲヴァさんに渡して、
 革鎧の売り込み方について相談してきてもらえませんか?
 私は、オルテフォシェルさんと、
 神殿騎士団の方に、革鎧を見てもらう方法を考えてみます。」

エルド
「Hikaさん、
 その手紙を、革細工師ギルドのゲヴァさんに渡して、
 革鎧の売り込み方について相談してきてもらえませんか?」

革細工師ギルドのゲヴァにゲヴァ宛ての手紙を渡す

ゲヴァ
「あら、Hika。
 皇都からの無茶な注文が来てないから、
 うまくやっているとは思っていたけど・・・・・・どうだったの?」
(ゲヴァ宛ての手紙を渡す)
ゲヴァ
「・・・・・・へぇ、いつの間にか大事になったものね。
 神殿騎士団に革鎧を売り込もうとは・・・・・・。
 あんたもわかってるとは思うけど、
 革鎧の利点は、軽さとしなやかさよ。
 でも、それを金属鎧に慣れた者に説いたって無駄・・・・・・。
 鎧ってのは、命を預ける装備なんだから、
 頑丈さを示さなければ、誰にも納得してはもらえないもの。
 ・・・・・・こんな昔話があるわ。
 先々代のギルドマスターの時代、山の都から、
 「シセロワ」という名の職人が訪れたことがあるそうよ。
 先々代も舌を巻く技術を持っていた彼が、森を訪れた理由・・・・・・。
 それは、巨獣の一撃にも耐える頑丈な革鎧を作る、
 新たな製法を見つけるためだったと言うわ。
 シセロワと先々代は、互いの知識を合わせ、
 それまでにない強度を誇る、革鎧の作り方を見出した。
 神勇隊や鬼哭隊の鎧も、その製法で作られているの。
 むろん、ここで技を磨いたあんたも、
 彼らが編み出したその技術を、すでに継承している・・・・・・。
 後は良い革を見極め、精魂込めて作るだけよ。」

イシュガルドのエルドに報告

ゲルハルト
「今、会議をしているところだ。」

エルド
「おかえりなさい!
 みんなで会議をしていたところなんです!」
オルテフォシェル
「・・・・・・同僚に軽くあたってみたんだが、
 やはり、板金鎧や鎖帷子を支持する声が大きかったな。
 革鎧を検討した前例もあるようだが、結局、却下されていた。」
ゲルハルト
「伝統にこだわる気持ちはわからんでもないが、
 霊災以降、クルザスの環境は大きく変わったろう?
 変えなければならないことも、あるだろうに。」
オルテフォシェル
「・・・・・・確かに霊災以降、寒冷化が進んでいる。
 金属が冷えるってんで、鎧の下に厚着をする連中も多いな。
 革鎧の暖かさを、利点のひとつとして押すこともできそうだ。」
エルド
「Hikaさんは、
 ゲヴァさんから、何か情報を得られました?」
オルテフォシェル
「・・・・・・ふむ、どんな利点を並べたてたところで、
 脆い鎧に意味はないか。
 だが、巨獣の一撃にも耐える革鎧なんて作れるのか?」
ゲルハルト
「ほう・・・・・・イシュガルド出身の職人と、
 グリダニアの職人が、協力して編み出した製法か・・・・・・。
 神勇隊や鬼哭隊での、使用実績というのもウリになるな。」
エルド
「・・・・・・ち、ちょっと待ってください。
 その職人の名前は?」
ゲルハルト
「シセロワだと・・・・・・!?
 なんたる偶然・・・・・・その職人は、エルドのご祖父だぞ!」
オルテフォシェル
「その名には、俺も覚えがある・・・・・・騎士団の記録で見たんだ。
 革鎧の採用を訴えたものの、却下された職人の名としてな。
 ・・・・・・その失敗の後、グリダニアで修行をしたってことか。」
エルド
「Hikaさん、絶対に契約を取りましょう!
 祖父が残していた、唯一のメモにあった革鎧・・・・・・。
 私には、とても手が出せないものと思っていたけれど、
 あなたなら、きっと!
 Hikaさんが受け継いだ最高の技で、
 どうか、「シバルリー・レンジャーバトルドレス」を!
 ・・・・・・そして、祖父が果たせなかった夢を、私たちの手で!」
ゲルハルト
「ガハハハ!
 これは見物だ、ワシも楽しみにしているぞ!」

オルテフォシェル
「・・・・・・こりゃ、世代を越えた再戦だな。」

シバルリー・レンジャーバトルドレスを製作
エルドにシバルリー・レンジャーバトルドレスを納品

エルド
「どうでしょうか、Hikaさん・・・・・・。
 「シバルリー・レンジャーバトルドレス」は、
 完成しそうですか?」
(シバルリー・レンジャーバトルドレスを渡す)
エルド
「・・・・・・なんて素晴らしい革鎧!
 Hikaさんの念入りな仕上げを見ると、
 革細工師だった祖父の品と、同じぬくもりを感じます。
 祖父は天才と謳われ、画期的な品を数多く作っていたのに、
 それを売り込む商才がまるでなかったのです。
 ・・・・・・結局、不遇のまま亡くなりました。
 必要とする人に届かなければ、どんな良品も意味がありません。
 私には、祖父のような才能はなかったけれど・・・・・・
 別の形で人々の役に立ちたいと思ったんです。
 私の夢は、もっと事業を拡大し、
 あなたのような職人の品を、世界中の人に届けること・・・・・・。
 祖父の果たせなかった、
 神殿騎士団への納入を果たすことで、その夢に近づきます!
 さぁ、いよいよ大勝負・・・・・・!
 私はオルテフォシェルさんと一緒に、
 品評会が行われる「ライトフェザー闘技場」へ向かいます。
 そこで合流しましょう!」

エルド
「Hikaさん、
 売り込みは、商人である私に任せてください!」
オルテフォシェル
「俺は着替えてから「ライトフェザー闘技場」へ行く。
 あんたも向かってくれ。」

ライトフェザー闘技場前のオルテフォシェルと話す

オルテフォシェル
「どうだ、これがあんたが作った勝負の革鎧だ!
 よし、世代を越えた再戦を始めよう。
 品評会が行われるのは、闘技場の中だ。」

アンドゥルー
「・・・・・・確かに、気候の激変により、前線は対応に難渋している。
 冷え切った金属は、凍傷の原因ともなるからな・・・・・・。
 とはいえ、革製の防具には、強度を不安視する声も多いのだ。」
オルテフォシェル
「・・・・・・その心配は、御無用。
 いかがでしょう?」
アンドゥルー
「ほう・・・・・・!
 革鎧に対する認識を、改めなければなるまいな。
 奇襲や偵察任務で、命を預けるには充分だ。」

アンドゥルー
「次期制式装備としての採用を前提に、商談を進めよう。
 教皇庁お抱えの職人以外に、装備を依頼するのは初のこと。
 故に手続きには時間がかかろうが、よろしく頼むぞ。」
エルド
「はい、全力で取り組みます!」
アンドゥルー
「ところで、この素晴らしい革鎧を製作した職人は、
 どんな人物なのか?」
エルド
「エオルゼアいちの革細工師・・・・・・
 Hikaです!」
アンドゥルー
「名高い冒険者とは知っていたが、
 まさかこれほどの腕を持つ職人でもあったとはな。
 その技術に敬意を表して、その名を皆に広めておこう。」
エルド
「Hikaさん、ありがとう!
 あなたのおかげで、また一歩、夢に近づきました!
 さあ、店に戻りましょう!
 これから、忙しくなりますよ!」

宝杖通りのエルドに報告

ゲルハルト
「歴史的な快挙だった・・・・・・。
 これも、あんたの腕があってこそだ!」

エルド
「みなさん、ありがとうございました!」
ゲルハルト
「それにしても、なんと素晴らしい巡り合わせか!
 シセロワの技が、グリダニアに伝わって成熟し、
 それを受け継いだ冒険者の手により、皇都で花開くとはな!」
エルド
「私の夢はまだまだこれからです・・・・・・
 この事業を、世界中に広げたいと思っているんですから!」
ゲルハルト
「ガハハハ!
 ウチの倉庫を、大工房に改装する準備を急がにゃならんな。」
エルド
「Hikaさん、本当にありがとうございました。
 あなたが、イシュガルドに戻してくれたお祖父さんの技を、
 必ず、ウチの職人さんたちに伝えて見せます!」
オルテフォシェル
「神殿騎士団の連中も、大騒ぎしていたぞ。
 その革鎧を仕立てた職人の名を教えてくれってな。」
エルド
「名前・・・・・・そうだわ!
 新しく設立する大工房の看板には、
 Hikaさんの名前を掲げさせてもらいますよ!
 新ブランド「Hika」の誕生です!!」

エルド
「Hikaさん、お疲れさまです。
 新ブランド「Hika」は、
 その名に恥じぬよう、私が責任を持って品質管理しています。
 そして、冒険者のあなたに、いつまでも頼ってられないので、
 新たな相談役を迎えたんですよ・・・・・・。
 そこのオルテフォシェルさんです。
 今後、増えてくる神殿騎士団との取引の仲介のため、
 相談役として兼業してもらうことになりました。
 この体制で、我が商会は前進を続けます!」
オルテフォシェル
「やれやれ、まさか俺が商会の相談役にされるとはね・・・・・・。
 まあいい、これも何かの縁だろう。
 ただ、社長とはいえ若い女と一緒にいるわけだから、
 カミさんに誤解されるのが・・・・・・怖いっちゃ、怖いな。」
(グリダニア)
ゲヴァ
「ああ、お帰り、Hika。
 皇都では、大手柄を取ったそうじゃない。
 まったく、大したやつだよ・・・・・・。
 新ブランド「Hika」は、
 いつか、「フェン・イル」のライバルになりうるわ。
 そのとき、あんたはどっちに付くのかしらね・・・・・・。」

  ゲヴァ宛ての手紙:エルドが記したゲヴァ宛ての手紙

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