暗黒騎士クエスト

エオルゼアダイアローグ様を参考にさせて頂きました。

聖職者たちが民を導き、騎士たちが民を護る宗教都市「イシュガルド」。
しかし、高潔であるべき者の中にも、悪は存在する。
見捨てられた者を護るため、果たされぬ正義を成すため、タブーである聖職者殺し、騎士殺しをも厭わぬ者たち。
信念のために業を背負い、己の内に闇を飼い慣らす者たち……人は彼らを「暗黒騎士」と呼ぶ。
彼らは決して盾を掲げない。
騎士の盾には、権力の象徴たる紋章が描かれるのだから。
ただ大剣を闇にかざし、磨くのみである。

目次

Lv30~ 死より冥き闇に

皇都の市民
「君、今日は一段と、風が冷たく感じないかね・・・・・・?
 それとも、あんな凄まじい戦いを見た後だからだろうか・・・・・・。
 ・・・・・・私は、先ほど行われた「決闘裁判」を見ていたんだよ。
 異端の嫌疑をかけられた剣士と、告発した神殿騎士様が、
 戦神「ハルオーネ」の御前で、真の正義を示すために戦ったのさ。
 異端の剣士は、あろうことか盾を持っていなかった。
 神殿騎士様の素早い一撃が決まり、
 すぐに決着がついた・・・・・・はずだったのに!
 ああ、その先は思い出すだけでも恐ろしい・・・・・・!
 あの剣士はまるで、貴族仲間の間で噂されている、
 禁忌の断罪者・・・・・・「暗黒騎士」にそっくりじゃないか!
 ・・・・・・おっと。
 大声で話すようなことではないな。
 この話はここまでにしておくとしよう・・・・・・。」
(「暗黒騎士」について追求する?)

(いいえ)
皇都の市民
「今の話は、忘れた方がいい。
 興味を持ったが最後、好奇心に殺されるぞ・・・・・・。」

(はい)
皇都の市民
「・・・・・・続きを話せと?
 も、もう終わりだと言っただろう!
 君も、よくよく物好きだな・・・・・・。
 ならば、もっと近づいて耳を貸すんだ。
 異端の嫌疑をかけられた者について話していると知れたら、
 私まで疑念の目で見られるからな・・・・・・。」

皇都の市民
「・・・・・・よし、先ほどの続きを話してやろう。
 異端の剣士と、神殿騎士様の決闘裁判は、
 神殿騎士様の一撃によって、あっけなく終わるはずだった。
 攻撃を受けた異端の剣士から、音もなく何かが滴る・・・・・・
 最初は、血だろうと思ったよ。
 だがね、滴ったのは黒い闇・・・・・・そう、まさに「暗黒」だった!
 揺らめきたつ暗黒に、身の丈ほどもある大剣をかざして、
 異端の剣士は、神殿騎士様に立ち向かい続けた・・・・・・。
 ・・・・・・そして、死んだよ。
 途中で降参すれば、ひとまず命は助かっただろうに、
 彼は最後まで戦うのをやめなかったんだ。
 何がそうさせたのか・・・・・・。
 そして、本当に「暗黒騎士」だったのかも、
 今となっては知る術がない。
 それでもまだ気になるなら、骸でも見てきたらどうだ?
 今しがた「雲霧街」の方へと運ばれていったぞ。
 ・・・・・・無論、私は関わりたくもないので、これにて失礼するよ。」

雲霧街で堅物な神殿騎士を探す

堅物な神殿騎士
「ここまで運べば十分だろう。
 所詮は罪人の死体だ・・・・・・
 あとは、雲霧街の「清掃屋」に任せればいい。」
物臭な神殿騎士
「おい・・・・・・。
 そろそろ戻ろうぜ。」

・・・・・・痛い・・・・・・苦しい・・・・・・・・・・・・
嫌だ・・・・・・もう十分だ・・・・・・・・・・・・
やめたほうがいい・・・・・・このままじゃ壊れてしまう・・・・・・
ねえ 聞こえてる?
どうして・・・・・・どうしてこっちを見てくれないの・・・・・・?
気づいて Hika・・・・・・
Hika Sen・・・・・・!

????
「僕のこと、わかるんだね・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・いえ。
 気がついたようで何よりです。
 外傷はないようですが、苦しそうに呻いていたので・・・・・・。」
フレイ
「僕は・・・・・・えっと・・・・・・
 ああ、「フレイ」という名前みたいですね。
 ・・・・・・すみません、自分でもちょっと混乱していて。
 いわれのない罪で告発されて、決闘裁判に臨んだものの、
 力及ばず敗北してしまいました。
 こうして、一命を取り留められたのが・・・・・・嘘のようです。
 僕のことより、心配なのは君の方だ。
 君は今、僕の「ソウルクリスタル」に手を伸ばしたでしょう。
 苦しんでいたようですが、ほかに異変はありませんか・・・・・・?
 眩暈の最中に、誰かの「声」が聞こえたと・・・・・・。
 ああ、なんてことだ・・・・・・それはきっと・・・・・・・・・・・・」
老婆の悲鳴
「きゃあああっ!
 だ、誰か、お助けをッ・・・・・・!」
フレイ
「・・・・・・待ってください。
 ソウルクリスタルに込められていた僕の力に触発されて、
 君の中にも、同じ力が芽生えはじめているようです。
 己の内の闇より生じる力・・・・・・「暗黒」の力。
 それを御す術を知らないまま戦いにでもなれば、
 力の暴走が起き、君が内から崩壊しかねません。
 だから、君はまず知るべきだ。
 「暗黒」の力を、君のものとする方法を。
 その力を御し、弱き者を護るために戦う僕らは、
 記憶によると、こう呼ばれています・・・・・・
 「暗黒騎士」とね。」

フレイと話す

フレイ
「君が「暗黒騎士」のことを知りたがっていたなら、都合がいい。
 先ほどの老婆の悲鳴も気にかかりますし、
 さっそく、君に「暗黒騎士の証」を継承してもらいます。
 「暗黒騎士」となるために、爵位や血統は不要です。
 僕たちは、誰に仕えるのでもなく、
 己の信念に従い、弱き者を護るために剣を振るう・・・・・・。
 ゆえに「暗黒騎士」は、盾を掲げません。
 騎士の盾には、権力の象徴である紋章が描かれますから。
 ただ「両手剣」のみを手に、己を弱き者の盾とするのです。
 さあ、僕の剣とソウルクリスタルを、君に授けましょう。
 これらを身につけ、誓いを立ててください。
 いかなる力を前にしても、君は君の信念によって生きると・・・・・・。」

Lv35~ 暗黒は揺らめく

フレイ
「君は・・・・・・Hikaというのですね。
 ひとまず、「暗黒騎士」と呼べそうです・・・・・・。
 己の内に芽生えた力の数々を、感じ取っていると思います。
 その力は強い・・・・・・しかし、犠牲を強いる力です。
 弱き者の前に立ちはだかるのは、往々にして、力を持つ者。
 「正義」と呼ばれる人々に刃向うのは、容易ではないのです。
 歴代の「暗黒騎士」も、茨の道を歩んできました。
 最初のひとりは、貧民の子を弄んだ聖職者を斬ったことで、
 「暗黒」に堕ちたと糾弾された騎士だった・・・・・・。
 その生き様に共感した者が、新たな「暗黒騎士」を名乗り、
 たとえば無辜の友を護るため、
 幾百の兵を相手に戦った・・・・・・と、記憶にあります。
 君が継いだソウルクリスタルは、
 そういった「暗黒騎士」たちから、巡り巡って託されたもの。
 彼らの遺志が、君が力を御すための支えとなるはずです。
 ・・・・・・さて、話はこれくらいにしましょうか。
 歴史はどうあれ、君自身の意志なくしては、
 本当の暗黒騎士には成り得ない。
 それを確認するためにも、
 君が護るべき最初のひとりを探しましょう。
 先の悲鳴は確か、雲霧街の東から・・・・・・そう遠くはないはずです。」

悲鳴の主を探す

フレイ
「どうやら、現場はここみたいですね。
 話を聞いてみてはどうですか?」

貧しい身なりの老婆
「ああ、そこのお方・・・・・・!
 お願いします、どうか力を貸してください!
 私の孫娘が、神殿騎士様に連れていかれたのです!
 あの子は、見回りの神殿騎士様が私にぶつかったのを見て、
 代わりに咎めてくれただけ・・・・・・。
 悪事と呼ばれるようなことは、何ひとつしておりません。
 それなのに、正教への謀反と見なして連行だなんて・・・・・・!
 ああ、どうか・・・・・・孫娘を、お助けください!」
雲霧街の住人
「ばあさん、残念だが諦めな・・・・・・。
 神殿騎士に盾をついちゃ、この皇都では生きてけねぇ。
 娘さんが「多少の我慢」をすりゃ、命だけは助かるだろうさ。
 新任の総長様は話がわかるって噂だが、
 その目が届かないところには、
 権力を笠に着た、ろくでもねぇヤツがいるんだよ。
 奴ら、嫌疑なんて、いくらでもでっち上げるぜ。
 まともにつっかかったら、今度はてめぇの首が飛ぶってもんだ。」
貧しい身なりの老婆
「そんな・・・・・・っ!
 わ、私の首なら差し出します!
 ですから、どうか孫娘を・・・・・・!」
フレイ
「なるほど・・・・・・。
 また、正義が悪を孕んだというわけですか。
 ・・・・・・けれど、「暗黒騎士」の素質を問うにはいい機会だ。
 Hika、君はその手を差し伸べますか?
 彼らを護り、救うことを、心から望みますか?
 望むのなら、禁忌を侵すことを厭わず進め。
 絶対多数の正義を敵にすることを、恐れるな。
 それこそ、君が足を踏み入れた、暗黒騎士の道なのですから。
 ・・・・・・さすがです。
 だったら僕は、君に証を託した者として、
 ただひとりの共犯者となりましょう。
 というわけで、孫娘さんの救出、僕らが承りました。
 過度な期待は困りますが・・・・・・
 くれぐれも早まらず、その首を繋げて待っていてください。」
貧しい身なりの老婆
「ああ、戦神様・・・・・・!
 ありがとうございますっ・・・・・・!」

貧しい身なりの老婆
「うぅ・・・・・・突き飛ばされたときに、腰を痛めてしまって・・・・・・。
 でも、この方がついていてくださるので大丈夫です。
 孫娘のこと、どうかよろしくお願いします・・・・・・!」

フレイと話す

フレイ
「さて・・・・・・。
 記憶によると、嫌疑をかけられた市民が連行されるのは、
 神殿騎士団本部か、神聖裁判所のどちらかです。
 神殿騎士団総長の死角をついて事を進めたいのなら、
 本部に連行することは避けるはず。
 とすると、行き先は神聖裁判所・・・・・・上層を移動中か。
 十中八九、穏便にはすみません。
 お互いに戦いの準備を整えてから、
 そこの上層への階段を上がったところで合流しましょう。
 準備をする際には、「暗黒騎士」が、
 弱き者を「護る」存在だということをお忘れなく。
 その信念があるからこそ、「暗黒騎士」は逃げも隠れもしない。
 むしろ敵の目を引き付けて圧倒し、
 襲いくる障害を、技を駆使して受け止めるのです。
 その戦い方を考慮して、今できることを確認し、
 装備を整えるといいでしょう。
 ・・・・・・それでは、また後ほど。」

上層のフレイと話す

フレイ
「Hika、準備が整ったようですね。
 僕の方も・・・・・・どうにか。
 ここからは、幻術で君の補佐にまわろうと思います。
 この傷ついた体では、ろくに両手剣を扱えませんし・・・・・・
 今は、君に暗黒騎士の力を身につけてもらう方が大事です。
 記憶をたどったら、幻術の覚えがあって幸いでした。
 その、暗黒騎士の力・・・・・・
 すなわち「暗黒」の力について、今のうちに話しておきます。
 「暗黒」の力は、強大な力をあたえてくれるものですが、
 とてもリスクが大きい力とも言えるでしょう。
 なぜなら、心の闇の部分にある、
 恐怖や憤怒といった「負の感情」を力の源とするからです。
 怒りに我を失う・・・・・・なんて言いますが、
 そんな風に感情に歯止めが利かなくなれば、
 飽和した力が逆流し、たちまち身を滅ぼしてしまう・・・・・・。
 これから、君が「暗黒騎士」として強くなりたいなら・・・・・・
 そして、生き続けたいと望むなら・・・・・・
 己の「負の感情」と向き合い、制御するのが最初の課題です。
 君が頷いてくれると、なんだか少し嬉しいですね。
 ・・・・・・ああ、いや、こちらの話ですが。
 さあ、拐われた娘さんを探さないと!
 ここから神聖裁判所まで、
 それらしき連中を見落とさないように進みましょう。」

娘を連れた神殿騎士を探す

貧しい身なりの娘
「あ、あなたは・・・・・・?
 お願い、この人たちの説得を手伝って!」

無頼の神殿騎士
「おい、さっさと歩けと言っているだろう!
 抵抗を続ければ、罪状が増えるだけだぞ。」
貧しい身なりの娘
「い、嫌よ! 帰して!
 私は何も間違ったことをしてない・・・・・・。
 そっちが、おばあちゃんを突き飛ばしたのが悪いんじゃない!」
無頼の神殿騎士
「言い分は、神聖裁判所で聞いてやる。
 思う存分、じっくりとな・・・・・・。」
フレイ
「「神聖」が聞いてあきれますね。
 こういう下衆がいるから、僕らの苦労は終わらないんだ。」
無頼の神殿騎士
「チッ・・・・・・。
 何者か知らんが、公務の邪魔は許さんぞ。」
フレイ
「あいにく、許しは求めていませんので。
 ・・・・・・力ずくでも、そちらの娘さんを返していただきます。」
無頼の神殿騎士
「我ら神殿騎士に逆らうとは、血迷ったか・・・・・・。
 おい、娘・・・・・・。
 今すぐ抵抗をやめて、私についてくるんだ。
 お前の祖母にまで嫌疑をかけたくなかったらな。
 ほかの者は、後ほど神聖裁判所で合流だ。
 その不届き者を捕え、必ずや連行してこい!」

神殿騎士を倒し、娘を救え!

神殿騎士団の重騎兵
「我らの神聖なる務め、邪魔はさせん!」
影身のフレイ
「来ますよ、Hika!
 こいつらを蹴散らして、娘さんを追いましょう。」
「僕が君を治療します。
 君は、敵の注意をひきつけて!」
神殿騎士団の重騎兵
「くっ・・・・・・増援を呼べ!
 不届き者どもを、捕えるのだ!」
(神殿騎士団の槍騎兵
「撤退!
 引けーっ!」)
影身のフレイ
「増援を呼ぶつもりか・・・・・・。
 やはり、一筋縄ではいかないようですね。」
「勝つためには「暗黒」の力が必要だ。
 君の「負の感情」を呼び起こさなくては・・・・・・。」
「目の前の、黒い炎が見えますか?
 僕の秘術で、君の「負の感情」を具現化させました。」
「「負の感情」が高まれば、「暗黒」の力がみなぎる・・・・・・。
 さあ、炎に近づいてみて。」
暗黒の力がみなぎる・・・
影身のフレイ
「そう、それでいい。
 「暗黒」の力がみなぎるほど、君は強くなります。」
「けれど、増大しすぎた「暗黒」の力は、
 逆流して君を殺す・・・・・・加減を見極めてください。」
「神殿騎士たちが、僕らを探していますね。
 「暗黒」の力を制御しながら、押し通りましょう・・・・・・!」
(影身のフレイ
「負の感情に触れて
 暗黒の力を!」
「暗黒の力があふれないよう
 注意してください」)
無頼の神殿騎士
「チッ・・・・・・貧民の娘ひとりのために、馬鹿な真似を。
 ここがどこだか、わかっておろうな!?」
影身のフレイ
「悪しき者が、裁かれる場所だろう?
 君を討って、娘さんを返してもらうよ!」
暗黒の力に呑まれそうだ・・・
(影身のフレイ
「大丈夫ですか!?
 これ以上の力は危険だ!」)
影身のフレイ
「よし、追っ手が途切れた。
 今のうちに、娘さんを助けましょう!」
貧しい身なりの娘
「た、助かりました・・・・・・ありがとうございます・・・・・・!」
影身のフレイ
「上出来ですね、Hika。
 さあ、今のうちにここを離れましょう。」

(失敗時)
影身のフレイ
「まさか、こんなところで・・・・・・!?
 ごめん・・・・・・Hika・・・・・・・・・・・・。」

貧しい身なりの娘と話す

フレイ
「おつかれさまでした。
 君には、いろいろと言いたいことがありますが・・・・・・
 まずは、娘さんを安心させてあげてください。」

貧しい身なりの娘
「あ、あのっ・・・・・・!
 助けてくださって、本当にありがとうございました!
 あの神殿騎士は、私たちが反抗できないのをいいことに、
 今までも散々、雲霧街の人たちで鬱憤を晴らしていたんです。
 今日はおばあちゃんが突き飛ばされて、私、カッとなって・・・・・・。
 ・・・・・・おばあちゃんが叫ぶ前に、別の「声」が聞こえた?
 いえ、私は叫んだりしていないわ。
 心配してくれたなら、ありがとう。
 おばあちゃんのためにも、救ってくれたあなたのためにも、
 もう、あんな無茶はしないって約束します。
 だけど・・・・・・私、後悔はしないと思う。
 正しいことを貫くあなたを見て、とても嬉しかったから!
 ・・・・・・それじゃあ、おばあちゃんに元気な顔を見せてきますね。」

フレイと話す

フレイ
「おつかれさま、Hika。
 こんなにも早く「暗黒」の力を使いこなすなんて、
 やっぱり君は・・・・・・さすがですね。
 今回の戦いで、僕が君の「負の感情」を燃やしたこと・・・・・・。
 疑問にも思うでしょうが、今はただ、
 苦戦をしのぐために秘儀を使ったと思ってください。
 本当の答えは、いつか君が・・・・・・
 一人前の「暗黒騎士」になったとき、知るかもしれませんね。
 そこへ至るまでの道は、困難の多い茨の道ですが、
 君ほどの素質があれば進んでいけるはず。
 ・・・・・・僕や歴代の意志を継ぎ「暗黒騎士」を続けてくれませんか?
 もとはといえば、僕の不注意で、
 君が「暗黒」の力に目覚めてしまったわけですし・・・・・・
 安心して元の場所に帰るためにも、協力は惜しみません。」
(暗黒騎士を続ける?)

(望むところだ)
フレイ
「・・・・・・君なら、そうくると思っていました。
 それでは、これからもよろしくおねがいします。
 しかしまずは、今回のほとぼりが冷めるのを待ちましょう。
 死んだはずの存在が、騒動を起こしたと知れたらコトですし、
 僕もしばらく身を隠すことにします。
 頃合いを見て、僕と君が出会った場所で、また会いましょう。
 きっと・・・・・・きっと約束だからね。」

(ついていけない・・・・・・)
フレイ
「・・・・・・そうですか。
 それでも君は、力を求めずにはいられない気がします。
 君は・・・・・・そういう人だから。
 今回のほとぼりが冷めたころ、
 僕と君が出会った場所で、君を待つことにします。
 「暗黒騎士」の力を望む気になったら、いつでも来てください。」

暗黒の力を制御できるようになった!

Lv40~ 悲鳴に導かれ

フレイ
「また会えましたね、Hika。
 それでは、「暗黒騎士」について、
 僕の記憶にあるかぎりのことを伝授しましょう。
 ・・・・・・と、その前に。
 前回は、娘さんの騒動に終始してしまいましたが、
 何か気になることが残っていませんでしたか?」
(前回、残った謎は・・・・・・?)

(フレイの罪状)
フレイ
「あれ・・・・・・言いませんでしたっけ、無実の罪だって。
 えっ? もっと詳しく?
 う、ううん・・・・・・思い出すので、ちょっと待ってくださいね。
 ・・・・・・そうそう、罪なき女の子が神殿騎士に追われていたので、
 保護したところ、偽の罪状をでっちあげられたんです。
 まったく、お人よしはこれだから・・・・・・。
 それよりも、君自身のことで、
 気になることが残っていませんでしたか?」

(おばあちゃん、元気かな?)
フレイ
「・・・・・・・・・・・・えっ?
 ああ、えっと・・・・・・そうですね・・・・・・。
 あの娘さんがついているなら、大丈夫だと思いますよ。
 そ、それよりも、もっと謎があるでしょう!
 もう、君って人は・・・・・・!」

(最初に聞こえた「声」のこと)
フレイ
「ええ、そのとおりです。
 君が、初めて僕のソウルクリスタルに触れたとき・・・・・・
 誰かの苦しみの「声」が聞こえたそうですね。
 それが何だったのか、引っかかっていたのですが・・・・・・
 もしかしたら、世界のどこかにいる、
 「君が護るべき誰か」の声なのかもしれない。
 歴代の「暗黒騎士」の、弱き者を護らんとする信念が、
 君とその「誰か」を結びつけたということです。
 ・・・・・・それを看過するようでは、「暗黒騎士」失格だ。
 一人前の「暗黒騎士」となるために「声」の真意を確かめましょう。
 君が、より強い「暗黒」の力を得ることができれば、
 また、声が聞こえるかもしれません。
 強い「暗黒」の力を得るには、特別な儀式が必要です。
 儀式の場所は選びませんが・・・・・・
 先日の件もありますし、皇都では邪魔が入るかもしれない。
 少し、遠出をするとしましょうか。
 南ザナラーンの「リトルアラミゴ」でお待ちしています。」

リトルアラミゴでフレイと合流

フレイ
「ああ、合流できてよかった。
 さっそく、さらなる「暗黒」の力を手に入れるための、
 儀式について説明します。
 この儀式そのものは、僕の力さえあれば、すぐにでも行える。
 ですが、「暗黒」の力を得るということは、
 より強い負の感情を呼び起こすことと同義です。
 そのため、力不足の者が儀式に臨めば、
 湧き上がる感情が抑えきれず、逆流した力に殺される・・・・・・。
 そうならないためにも、儀式の前に、
 君の「暗黒騎士」としての実力を見させてもらうことが必須です。
 実力を見るには、強敵との実戦が一番なのですが・・・・・・。
 うってつけの相手がいないか、
 この集落の顔役にでも聞いてみましょうか。」

グンドバルドと話す

グンドバルド
「おお、冒険者か・・・・・・。
 もてなしの用意はないが、お前の再来を歓迎しよう。
 今日は、いったい何用だ?
 ・・・・・・なるほど。
 武術の腕を見るために、強敵を求めていると。
 ひとつ、心当たりがある。
 近ごろ、ここより南のレッドラビリンスに、
 獰猛な「クラッグバイト・ペイスト」が現れるのだ。
 奴の一撃は鋭く、この物騒な土地で生きてきた同胞でさえ、
 もう何人も傷を負わされている有様だ。」
フレイ
「それは、うってつけの相手ですね。
 強力な攻撃をしのいで戦うのは、「暗黒騎士」の戦いの骨子。
 ・・・・・・そいつとは、どうやったら出会えますか。」
グンドバルド
「奴は、ミノタウロスマルムに向かう商隊が運んでいた、
 「ゴートの胸肉」の匂いに引き寄せられてきたらしい。
 おびき寄せるために、同じ肉をやろう。
 ここは貧しい土地ではあるが、
 以前、お前がかけてくれた恩に、少しでも報いたい。
 それに、嬉しくもあるのだ。
 お前が、気の置けない友を連れて、
 再び我らを頼ってきてくれるとは・・・・・・。
 ふむ・・・・・・。
 この者とは、まだ出会ったばかりだと?
 長年ともに旅をした仲間や、固い絆で結ばれた友とは、
 どことなく似た雰囲気を纏うもの。
 お前たちも、そうであると感じたが・・・・・・気のせいだったか。」
フレイ
「・・・・・・Hika、そろそろ行きましょう。」

グンドバルド
「レッドラビリンスに「ゴートの胸肉」を設置すれば、
 「クラッグバイト・ペイスト」を、おびき寄せられるだろう。
 ・・・・・・修練、励めよ。」

レッドラビリンスのフレイと話す

フレイ
「ここで、君の「暗黒騎士」としての実力を見させてもらいます。
 「ゴートの胸肉」を設置して、
 おびき寄せた「クラッグバイト・ペイスト」を倒してください。
 敵の攻撃は強力だそうですね。
 それを、極力小さな被害でしのぎつつ、
 隙を見て攻勢に転じることが、勝利への道となるでしょう。
 ・・・・・・それでは、健闘を!」

指定地点にゴートの胸肉を置く
指定地点で待機してクラッグバイト・ペイストを討伐
フレイと話す

フレイ
「お見事でした、Hika。
 前回から、着実に腕を上げているようですね。
 「護る」ための戦いが本分の暗黒騎士ですが、
 無闇に攻撃を受け、倒れてしまっては元も子もありません。
 本当に大切なものを護りたいなら、
 敵の動きを見極め、被害を抑えることも重要です。
 「暗黒」の力をどう使うかも含めてね。
 これなら、儀式を行っても問題ないでしょう。
 ・・・・・・ひとまず、リトルアラミゴのそばまで戻りましょうか。
 残った肉に誘われて、ほかの獣まで襲ってきそうですし。」

リトルアラミゴ南のフレイと話す

フレイ
「それでは、君がさらなる「暗黒」の力を得るための、
 儀式を行いたいと思います。
 儀式といっても、難しいことはありません。
 僕に手をかざし、目を閉じて集中すればいい。
 自然と感情が溢れ、力が湧き出してくるはずです。
 また「誰かの声」が聞こえるといいのですが・・・・・・。
 ともかく、心の準備ができたら、やってみてください。」

フレイに交感する

胸を焼くような思いとともに、「声」が脳裏に響いてくる・・・・・・。
????
「・・・・・・痛い・・・・・・苦しい・・・・・・・・・・・・。
 絶望的だ、何もかも・・・・・・。
 どれだけ挑めば、希望が見える・・・・・・?
 まるで果てのない戦いだ・・・・・・・・・・・・。
 どうして立ち上がるんだろう・・・・・・。
 何のために戦っているんだろう・・・・・・。
 痛い、痛い、息が詰まる・・・・・・ああ、誰か・・・・・・・・・・・・。」

フレイ
「・・・・・・どうですか、Hika。
 儀式は成功したようですが・・・・・・「声」は聞こえましたか?
 聞こえたけれど、正体はまだわからず・・・・・・ですか。
 でも、少なくとも推測は当たっていたようですね。
 世界のどこかに、君が護るべき弱き者がいて、
 「暗黒」の力が声を繋ぐ・・・・・・。
 その正体を掴むまでに、
 どれほど「暗黒」の力が必要なのかはわかりません。
 それでも、君にしか護れない人がいるんだ。
 聞こえた声が、少しでも君の心に届いたのなら・・・・・・
 それが君の往くべき道だと思います。
 違いますか、Hika Sen。
 よかった・・・・・・やっぱり君は、優しくて強い。
 君のような「暗黒騎士」に護られる「誰か」は、きっと幸福だ。
 実は昔、君のような人と旅をしていたことがあるんです。
 あてもなく、広い世界へ踏み出して、
 何もかもに心震わすような・・・・・・そんな旅でした。
 けれど・・・・・・そう、ちょうどこの地で、
 彼女は恐るべき脅威を討ち倒し、英雄になってしまったんです。
 ・・・・・・英雄なんて、いいものじゃありませんよ。
 いろんな事情に振り回され、傷ばかりをため込んで、
 自分のことほど見えなくなっていく・・・・・・。
 そうしているうちに、彼女は僕から遠ざかり、
 声すら届かなくなってしまったんです。
 君には、自分にとって大事なことを見失わないでほしい。
 「誰か」を護ると決めたなら、その声だけに耳をすませて・・・・・・
 絶対に目をそらさないでいてください。
 それでは、君がさらに腕をあげたら、
 ふたたび「暗黒」の力を授けるための儀式をしましょう。
 ・・・・・・必ずまた、最初の場所で再会を。」

儀式により、さらなる力に目覚めた!

  ゴートの胸肉:上質のゴートの胸肉

Lv45~ 英雄は往けど

フレイ
「また会えましたね、Hika。
 さらなる儀式に挑むための準備は、十分ですか?
 世界のどこかにいる、君が護るべき「誰か」は、
 きっと今も、見つけてもらうのを待っているはずです。
 それを探し出し、救えるのは君だけだ。
 僕も気持ちがはやりますが、
 実力の確認もなしに、儀式をするわけにはいきません。
 ・・・・・・君を、試させてもらいます。
 今回は・・・・・・そうですね・・・・・・
 東ザナラーンの「バーニングウォール」でお待ちしていますよ。」

バーニングウォールでフレイと合流

フレイ
「お待ちしていました。
 この一帯にいる魔物なら、君の相手にふさわしいかと思い、
 遠路はるばる来てもらったわけですが・・・・・・
 先立って、キャンプで興味深い話を聞いたんです。
 近ごろ、ここバーニングウォールに、
 つがいの「アクスビーク」が現れるとか。
 2匹は異なるブレスを使い、巧みに獲物を仕留めるそうです。
 それを討伐するとなれば、より冷静な状況分析と、
 「暗黒」の力の行使が必要になるでしょう。
 つまり、君の実力を見るのに、最適な相手というわけです。
 探し出して、見事討伐してみせてください。
 ・・・・・・それでは、健闘を!」

フレイ
「つがいの「アクスビーク」は、
 異なる技を使い、巧みに獲物を仕留めるとか。
 探し出して、見事討伐してみせてください!」

指定地点で見渡してアウスビークを討伐
フレイと話す

フレイ
「お見事でした。
 以前よりもさらに、「暗黒騎士」の技を使いこなしていますね。
 ご存じのとおり、
 「暗黒騎士」の怒りや悲しみといった負の感情は、
 「暗黒」の力となって、使い手を強化します。
 同時に、「暗黒」の力を纏った境地でのみ、
 使いこなすことができる技があるんです。
 心を燃やして奮い立つべきときを、見定めてください。
 ・・・・・・ひとまず、君に十分な実力があることはわかりました。
 休憩もかね、「キャンプ・ドライボーン」に行って、
 儀式をするとしましょう。」

キャンプ・ドライボーンのフレイと話す

イセムバード
「やぁ、ミンフィリアは元気にしているかい?
 最近、ここを訪れる人々の顔から、緊張の色が消えたようだ。
 君のおかげだ、感謝している。」

フレイ
「Hika。
 それでは、君に「暗黒」の力をあたえる儀式を行います。
 やり方は前回と同じ・・・・・・覚えていますね?
 今度こそ、君が護るべき「誰か」を突き止めるための、
 手がかりとなる声が聞こえるといいのですが・・・・・・。」
????
「おお・・・・・・!
 もしや、Sen君ではないか!?」
イセムバード
「この集落の顔役をやらせてもらっている、イセムバードだよ。
 久しいなぁ、貧民の誘拐事件以来か!
 あれからまもなく、アマルジャ軍の本拠地へと拐われた君が、
 蛮神「イフリート」を下したと聞いて驚いたものだ。
 今じゃ、すっかり英雄だそうじゃないか。
 ・・・・・・っと、世間話をしている場合じゃなかった。
 ちょうどいい、君の力を貸してくれないか!」
フレイ
「・・・・・・何かあったんですか?」
イセムバード
「それがな、南ザナラーンからアマルジャ軍の精鋭がやってきて、
 キャンプの外で仕事をしてた奴らを、拐っていったんだ!
 銅刃団や不滅隊にも報告したが、
 なにせ強敵だからといって、ぐずぐずと支度をしている。
 このままでは、拐われた連中がどうなるか・・・・・・。
 こうなったら、君のような猛者の方が、
 よほど頼れると思うんだ。
 どうか、拐われた連中を助けに向かってくれないだろうか!」
フレイ
「安請け合いは感心しません。
 銅刃団や不滅隊が、警戒するような相手ですよ?
 下っ端の神殿騎士や、魔物とはわけがちがう。
 確かに暗黒騎士であれば、敵を引きつけて、
 拐われた人々を逃がせるかもしれませんが・・・・・・
 相当な危険が伴うことだと、理解していますか?」
(それでも行く?)

(弱き者を護るのが暗黒騎士だ)
フレイ
「・・・・・・・・・・・・わかりました。
 君が心からそう望むなら、儀式はあとにして、
 拐われた人を助けに行きましょう。」

(・・・・・・仕方ない)
フレイ
「・・・・・・君のそういう優しさは、命とりになりますよ。
 それでも、やるというのなら仕方ない。
 儀式はあとにして、拐われた人を助けに行きましょう。」

イセムバード
「アマルジャ軍の精鋭は、まだ南ザナラーンに戻っていない。
 拐った連中をつれ、東の「アマルジャ軍陣屋」にいるんだ。
 よろしく頼むぞ・・・・・・!」
フレイ
「では、ひとまず「アマルジャ軍陣屋」の前へ。
 敵の様子を窺いましょう。」

アマルジャ軍陣屋前のフレイと話す

フレイ
「この場所も、ひさしぶりだな・・・・・・。
 前は、あの人と一緒だったっけ。
 あの人ときたら、あてずっぽうなことばかり・・・・・・
 ・・・・・・ああ、来ていたんですね。
 中の様子を窺ってみましたが、イセムバードの言うとおり、
 アマルジャ軍の精鋭と思しき一団が駐留しています。
 となれば、拐われた人たちがいるのも間違いありませんが・・・・・・
 敵の懐に飛び込むわけですから、くれぐれも用心を・・・・・・。」

拐われた人々を救え!

影身のフレイ
「最奥に、拐われた人々がいるはずです。
 救出に向かいましょう。」
(拐われた人々
「我々はどうなるんだ?」
「おしまいだぁ!」)
拐われた男性
「や、やっと助けが来てくれた!」
影身のフレイ
「さあ、急いで入口へ!
 Hika、彼らを護衛してください。」
(拐われた人々
「に、逃げろ!」
「お助けーっ!」)
ゴアホード・ランサー
「危機一髪!
 焔神の供物たるヒトよ、逃がしはせん!」
影身のフレイ
「あれは・・・・・・増援!?
 外にも仲間がいたなんて!」
(ゴアホード・ランサーたち
「ここは通さぬ!」
「焔神の供物とならん!」)
影身のフレイ
「よし・・・・・・全員、逃がせたようですね。」
血祭のアタブ・チャー
「喧々囂々・・・・・・ヒトごときに、何たる無様か!
 我が剛腕で、疾く屠らん!」
影身のフレイ
「くっ、追っ手を連れていくわけには・・・・・・。
 Hika、首領を倒して離脱しましょう!」
「やりましたっ・・・・・・!
 この隙に、軍陣屋の外へ!」

(失敗時)
影身のフレイ
「っ・・・・・・これ以上は・・・・・・。
 彼女を助けなきゃいけないのに・・・・・・!」
拐われた男性
「ひぃぃぃっ・・・・・・嫌だ、助けてぇ!」

フレイと話す

フレイ
「はぁ・・・・・・酷い目にあいましたね・・・・・・。
 アマルジャ軍の増援が押し寄せてきたときは、
 正直、生きて帰れないかと思いました。
 ですが、僕以上に・・・・・・君は大丈夫でしたか?
 傷、たくさん受けたでしょう。
 そのがんばりを見ていたのは、どうやら僕だけみたいだ。
 ここにはもう、誰もいない・・・・・・
 助けた人たちは、とっくに逃げ帰ったみたいです。
 ・・・・・・ともかく、救出は成功していますし、
 君は、イセムバードに報告を。
 そのあと、さっきの場所で儀式を再開しましょう。」

イセムバードに報告

フレイ
「まずは、イセムバードに報告を。
 そのあと、ここで儀式を再開しましょう。」

イセムバード
「おお、Sen君!
 今しがた、拐われた連中が戻ってきたよ。
 いやぁ、本当によくやってくれた!
 さすが、英雄と呼ばれた冒険者だ。
 君のような無敵の猛者がいてくれると、私たちも安心だな。
 これからも、ぜひ頼りにさせてくれよ!」

イセムバード
「いやぁ、本当によくやってくれた!
 君のような無敵の猛者がいてくれると、私たちも安心だな。
 これからも、ぜひ頼りにさせてくれよ!」

フレイと話す

フレイ
「報告はすんだようですね。
 ここの住民たち、また拐われないといいですけど。
 ・・・・・・英雄に頼り切ってるうちは、どうだか。
 君は、本当によくがんばったと思います。
 もはや、その実力を疑う余地もありません。
 さっそく、「暗黒」の力を授ける儀式を行いましょう。
 僕に手をかざし、目を閉じて集中してください。
 湧き上がる感情を受け止め、いざ、君の力に・・・・・・。」

フレイに交感

胸を焼くような思いとともに、「声」が脳裏に響いてくる・・・・・・。
????
「・・・・・・ああ・・・・・・・・・・・・。
 この手に、いったい幾つの命が預けられたんだろう・・・・・・。
 救え・・・・・・護れ・・・・・・倒せ・・・・・・殺せ・・・・・・・・・・・・。
 命の重みはひとしく失せて、
 成功の栄誉か、失敗の誹りだけが「英雄」を待つ・・・・・・。
 今日もまた、救い・・・・・・護り・・・・・・倒し・・・・・・殺す・・・・・・・・・・・・。
 そんな自分を、それじゃあ誰が護ってくれるの・・・・・・?」

フレイ
「・・・・・・儀式は成功です。
 「声」は、聞こえましたか?
 そうですか・・・・・・。
 また、正体に繋がるような言葉はなかったんですね。
 今度こそはと思ったのですが・・・・・・。
 何か、核心に迫れない理由があるのかもしれない。
 たとえば、そうですね・・・・・・
 「誰か」を護ろうという、覚悟が足りていないとか。
 ・・・・・・Hika。
 「暗黒騎士」が、悪を討つ存在でありながら、
 「真の正義」を名乗らない理由がわかりますか?
 それは、彼らが、万人の英雄ではないからです。
 「誰か」を護ることと、「誰も」を護ることは違う・・・・・・。
 だからこそ、「暗黒騎士」たちは、
 「暗黒」の名で呼ばれることを受け入れてきた。
 衆人に怖れられても、護るべき者にのみ尽くすと誓ったんです。
 ・・・・・・君はどうですか?
 たったひとりのために、万人を切り捨てられますか。
 今は答えられなくても構わない。
 ・・・・・・ですが、君だけの「誰か」を護ろうとしているときに、
 無闇な人助けに興じているのが正しいとは思えません。
 余計な痛みまで背負って倒れたら、元も子もない・・・・・・
 君を待つ声の主を、それじゃあ誰が護ってあげるの?
 っ・・・・・・すみません・・・・・・話の途中なのに・・・・・・。
 どうやら、戦いで疲れすぎてしまったようです。
 続きは、また今度。
 もう一度、君が儀式を受けられるようになったら、
 いつもの場所で、必ず会いましょう・・・・・・。」

儀式により、さらなる力に目覚めた!

Lv50~ 世界は仇なす

フレイ
「また会えましたね、Hika。
 前回の儀式で君に言ったこと、
 あれから僕も、考え直してみたんです。
 君の護るべき「誰か」について、わかっていることは少ない。
 これでは、ひとりのために他を切り捨てろなんて言われても、
 腑に落ちるはずがありませんよね。
 だったら、やはり儀式を重ねて、
 少しでも「声」の主について理解していくべきです。
 そして君が、何よりもそれを護りたいと思えたとき、
 「誰か」と真に心が繋がり、正体が掴めるに違いありません。
 ねえ、そうです、だから、諦めずに儀式を・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・・・・・・・っ。
 すみません、最近少し、具合が悪くて・・・・・・。
 でも大丈夫、ただの疲れです。
 そんなことよりも、次なる儀式を行うために、
 君の実力を見させてください。
 今回は、少し気分を変えましょうか。
 低地ラノシアの「モラビー造船廠」で、お待ちしています・・・・・・。」

モラビー造船廠でフレイと合流

フレイ
「Hika・・・・・・。
 君は、海を見て何を思い出しますか。
 誘っておいてなんですが、僕は海にいい印象がないんです。
 前に話した、君に似た人との旅の最中、
 恐ろしい体験をしたもので・・・・・・。
 ・・・・・・あのころ、僕と彼女はもうずいぶん遠くなっていて、
 どんなに叫んでも、船に乗り込む彼女を止められなかった。
 船は僕らを乗せて、沖へ沖へと進んでいく・・・・・・。
 まるで、自ら死ににいくようなものでした。
 彼女は、僕にとって唯一の護るべき人だったのに、
 彼女には、僕の言葉だけが届かなかった・・・・・・だから僕は・・・・・・」
????
「そこをどうにか、頼みますよォ~。
 黒渦団は強いんでしょう?
 困ってる人を、助けてくれるんでしょう?」
スティルンロナ甲曹長
「で、ですからッ!
 黒渦団は、黒渦団の役目をもって、皆様に貢献しております。
 盗まれた商品の奪還ならば、イエロージャケットに・・・・・・」
強引な交易商人
「ダメダメ、あいつらときたら、
 忙しいとか言って、何でも後回しにするんです。
 ほ~ら~、代わりにチョチョイとやってくださいよォ!」
スティルンロナ甲曹長
「あ、あなたは!
 Hika様ではありませんか!
 蛮神「リヴァイアサン」討伐の件では、
 大変お世話になりましたッ!
 あなたの勇敢な戦いに、どれほどの民が救われたことか・・・・・・。」
強引な交易商人
「ヒョエエ~~!?
 もしかして、こちらさん、
 蛮神殺しって噂の冒険者さんですかい!?
 こりゃあ、天の助け!
 ねえ英雄さん、ワタクシ、すごく困ってるんですよォ。
 というのも、こっすいキキルン族に、
 商品を根こそぎ盗まれましてね?
 このままじゃ、明日から路頭に迷うしか・・・・・・ヨヨヨ・・・・・・。」
フレイ
「・・・・・・Hika。
 この前僕が言ったこと、忘れてませんよね。
 大事な目的があるのだから、余計な人助けはよせ、と。
 放っておいても、イエロージャケットなりが解決する件です。
 それよりも君は、儀式をするために強敵を倒し・・・・・・」
強引な交易商人
「英雄さん、見捨てないでくださいよォ!
 み~んなにタライ回されて、あなたしか頼れないんですって!」
(商品を取り返しに行く?)

(・・・・・・わかった)
強引な交易商人
「ヒャアア~、それでこその英雄さんだ!
 ヨッ! 姐さん!
 ワタクシの荷物を盗んだキキルン族は、
 ここいらの野盗キキルンどもの元締めみたいな奴でして、
 そりゃあもう、手強いって噂です。」

(それはできない)
強引な交易商人
「まァまァ、つれないことをおっしゃらず。
 今、そっちの覆面さんが、「強敵と戦いたい」ってなことを、
 おっしゃいませんでしたか?
 幸いにも、ワタクシの荷物を盗んだキキルン族は、
 ここいらの野盗キキルンどもの元締めみたいな奴でして、
 そりゃあもう、手強いって噂されてるんですよォ!」

強引な交易商人
「奴らの根城は、南西の「ソルトストランド」!
 いっちょ乗り込んで、キキルン族をなぎ倒し、
 哀れな商人の荷物を取り戻してくださいませェ~!」
フレイ
「・・・・・・こんなの、「暗黒騎士」の役目でもなんでもないよ。
 僕も行くから、とっとと片付けましょう。」

スティルンロナ甲曹長
「面倒事に巻き込んでしまったようで、申し訳ございません。
 どうぞ、無理はなさらずに・・・・・・。」

ソルトストランドのフレイと話す

フレイ
「この先がキキルン族の根城です。
 盗まれた商品も、そこにあるでしょう・・・・・・。
 せめて、この戦いで、君の実力を見させてもらいます。
 そうでもなければ、本当に君が戦う意味がない・・・・・・。」

商品奪還のため、キキルン族を倒せ!

影身のフレイ
「かなりの多勢ですね・・・・・・。
 盗人キキルンを倒してから、荷物を取り返しましょう・・・・・・。」
(検卵のヨヨルン
「収穫もりもり
 大儲けっちゃ~」)
検卵のヨヨルン
「これこれ、ぜーんぶ、ヨヨルンの!
 ものども、こいつを追い返すっちゃ!」
(キキルン・エッグピッカーたち
「近寄るなっちゃ!」
「絶対返さないっちゃ!」
「クセモノっちゃ!」
「ヨヨルン様に
 いいとこ見せるっちゃ!」
「返り討ちっちゃ!」
キキルン・エッグシェイカー
「しぶとさなら
 こっちが上っちゃ」
「回復するっちゃ~」
「痛いの苦手っちゃ・・・」)

(失敗時)
影身のフレイ
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。
 だめだ、体がもう・・・・・・うまく動かない・・・・・・!」

奪われた商品を奪還しろ!

影身のフレイ
「お見事です、あとは商品の回収だけだ。
 Hika、お願いできますか・・・・・・?」
「その木箱に、商品が入ってるようですね。
 よし・・・・・・これでどうにか・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウッ・・・・・・。」

フレイと話す

フレイ
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・ッ・・・・・・。
 商品は、取り返すことができましたね・・・・・・。
 君は、それを、あの商人に・・・・・・・・・・・・。
 僕は・・・・・・すみません・・・・・・疲れがまた・・・・・・・・・・・・。
 あとから追っていきますから、先に戻っていてください・・・・・・。
 ああ・・・・・・エーテルが底をつく・・・・・・。
 このままじゃ・・・・・・もう・・・・・・・・・・・・。」

フレイ
「君は、「奪われた商品」を商人のところへ・・・・・・。
 僕は、あとから追っていきますから・・・・・・・・・・・・。」

強引な交易商人に奪われた商品を渡す

強引な交易商人
「おお、お待ちしておりましたよォ!
 ワタクシの商品は!?
 もちろん無事に取り返せましたよね!?」
(奪われた商品を渡す)
強引な交易商人
「これは確かに、キキルン族に盗まれたワタクシの商品!
 ありがたや、ありがたや・・・・・・!
 さっそく、中身がそろっているか確認いたしますねェ!
 ハァ・・・・・・。
 こりゃ、ダメダメですなァ・・・・・・。
 箱の中身はそろっちゃいますが、
 キキルンどもが汚い手で引っ掻き回したせいで、
 どいつもこいつも、売り物になんてなりませんよォ・・・・・・。
 はてさて、困った・・・・・・。
 命の次に大事な商品がおじゃんとなった今、
 ワタクシはどうして生きれば・・・・・・・・・・・・ハッ!
 そうだ、そうですよォ、英雄さん!
 あなたなら、代わりに売れそうなもののひとつくらい、
 ササッと用意できるんじゃないですか?
 猛獣の肉でも、遺跡に残された骨董品でもいい。
 あっ、蛮神の一部なんてのはどうです!?
 ワタクシ、こう見えて多様なお客を抱えておりまして・・・・・・」
フレイ
「ふざけるなッ!!!!
 英雄、英雄って、都合よく肩書きで呼ぶな!
 Hikaだって人だ・・・・・・
 戦えば傷つくし、傷がつけば痛いんだ。
 痛くて、苦しくて、嫌な思いだっていっぱいして、
 それでもお前たちが頼るから、戦ってるんだよッ!
 今回だけじゃない・・・・・・
 あのときだって、そうだった。
 大海嘯を繰る蛮神を相手に、孤独な船上で戦わされたんだ!
 お前らはッ・・・・・・お前らは、僕らを置いてどこへ行った!?
 選ばれた者しか戦えないって言葉を盾に、
 どれだけ僕らを犠牲にしたッ!?
 お前らが、Hikaを奪ってくんだ・・・・・・。
 だからいつまでも、彼女は答えに辿りつけない。
 本当の「暗黒騎士」になることができないんだ・・・・・・ッ!」
強引な交易商人
「ヒェェ、おっかない・・・・・・!
 何が何だかわかりませんが、あんなに怒らなくたってェ!」
スティルンロナ甲曹長
「あの方、船上で蛮神と戦ったと言っていましたが・・・・・・
 もしや、あなたとともに蛮神「リヴァイアサン」を退けた、
 お仲間だったのでしょうか?
 だとしたら、気付かずに失礼いたしました。
 蛮神を討つお役目、どれほど重責であったことでしょう・・・・・・。」

スティルンロナ甲曹長
「蛮神「リヴァイアサン」討伐作戦へのご案内は、
 私が担当させていただきました。
 しかし、あのような方はいらっしゃったでしょうか・・・・・・?」
強引な交易商人
「まったく、なんであんなに怒られなきゃならんのです?
 もういいです、あとのことは自分でどうにかしますよォ!」

フレイを探す

フレイ
「ごめん、Hika・・・・・・。
 取り乱して、つい余計なことを言った。
 そうでなくとも、「暗黒騎士」の指導者らしいことは、
 どんどんできなくなってきてるって、わかっています。
 疑いますよね、僕のこと・・・・・・。」
(何と声をかける?)

(あの声の主は、本当に存在するの?)
フレイ
「存在するよ・・・・・・。
 今だって、君が見つけてくれるのを待っているんです。
 ・・・・・・お願いだから、いないなんて、言わないで。
 でも、僕が嘘をついていたのも本当だ。
 ・・・・・・僕は、「声」の主が誰であるか知っています。
 ただし、その答えを僕から教えることはできないんだ。
 君自身が、あの「声」の主を・・・・・・
 君にとっての最も「弱き者」を見つけなければ意味がない。
 だから、ねえ・・・・・・もう一度、儀式を・・・・・・・・・・・・。」

(本当の暗黒騎士になれない?)
フレイ
「・・・・・・君は、確かに「暗黒騎士」だ。
 その身にまとった「暗黒」の力も、
 鍛錬で身に着けてきた技も、偽物なんかじゃない・・・・・・。
 でも、皇都で娘さんを助けにいくとき、
 僕が語った「暗黒騎士の最初の課題」を覚えていますか?
 君はまだ、その課題を乗り越えていないんだ・・・・・・。
 僕が、君に「暗黒」の力を授けられる理由だって、
 紐解けちゃいないでしょう・・・・・・?
 すべては、あの「声」の主にたどり着けたらわかることです。
 だから、ねえ・・・・・・もう一度、儀式を・・・・・・・・・・・・。」

(怒ってくれて、ありがとう!)
フレイ
「・・・・・・・・・・・・っ!
 あ、あたりまえじゃないですか・・・・・・!
 あんなの怒ります・・・・・・今までだって、怒ってました・・・・・・!
 僕に感謝を言うくらいなら、君が怒ればよかったんです。
 そんなに誰にでも優しいから、
 あの「声」の主だって、すねて出てこないんじゃないですか!?
 本当に、もう・・・・・・君って人は・・・・・・・・・・・・。
 「暗黒騎士」に向いているんだか、いないんだか・・・・・・。
 ・・・・・・でも、そんな君だからこそ「声」の主を見つけてほしいんだ。
 大事なことは何ひとつ明かせない、不誠実な僕ですが、
 この気持ちだけは真実なんです・・・・・・だから、儀式を・・・・・・・・・・・・。」

フレイに交感する

胸を焼くような思いとともに、「声」が脳裏に響いてくる・・・・・・。
????
「・・・・・・・・・・・・声が聞こえる。
 誰かが助けを求める声だ・・・・・・。
 なんて・・・・・・やかましいんだろう・・・・・・・・・。
 彼らの声に、自分の声はかき消されてしまう・・・・・・。
 この痛みを・・・・・・怒りを・・・・・・悲しみを・・・・・・
 どうやったら伝えられる・・・・・・?
 ・・・・・・・・・・・・ああ、そうだ。
 自分の声でだめなら、他人の声を使えばいい・・・・・・。
 その声も届かないなら、同じ痛みをもって、伝えればいい・・・・・・。
 そうでしょう・・・・・・?
 待っていて・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
フレイ
「ねえ・・・・・・
 Hika Sen・・・・・・・・・・・・。」

フレイ
「・・・・・・「声」は、聞こえたみたいですね。
 君が何を聞き、何を思ったかは、あえて問いません。
 ただ、今度こそ、護るべき「誰か」のために、
 すべてを捨てる覚悟ができたなら・・・・・・
 英雄として築いた地位や名声、居場所を捨てても、
 それを護りたいと思えたならば、
 僕と一緒に、このエオルゼアを出てください。
 この地では、君はたったひとりを護る存在にはなれない。
 離れてこそ・・・・・・本当の「暗黒騎士」としての物語がはじまるんだ。
 ・・・・・・君を、いつもの場所で待っています。
 ただ、僕にはあまり時間がないらしい・・・・・・。
 遠くない再会を願っていますよ。」

儀式により、さらなる力に目覚めた!

  奪われた商品:交易商人がキキルン族に奪われた商品

Lv50~ だから僕は

フレイ
「ああ、Hika・・・・・・!
 来てくれたんですね・・・・・・。
 嬉しい・・・・・・君なら、きっと来てくれると思っていました。
 ・・・・・・っ・・・・・・あまり、時間がありません。
 さっそく皇都を出て、ふたりで旅に出ましょう・・・・・・。
 旅は・・・・・・懐かしい・・・・・・・・・・・・。
 エオルゼアから離れ、名もなき旅人として、
 本当に大事なものだけを護り・・・・・・生きていくんです・・・・・・。
 大審門を出たところで、再び合流しましょう。
 僕の名前を呼んでくれれば、すぐに見つけますから・・・・・・。」

チャットの「Say」モードで『フレイ』を含む言葉を入力し大審門前の指定地点周辺でフレイを呼ぶ

????
「今の声、もしやと思ったら・・・・・・
 やはり、Hika殿でしたか!」
律儀な騎兵
「私は、ホワイトブリム前哨地を預かる、
 ドリユモン卿の部下にございます。
 砦の奪還や、氷の巫女の追跡では、大変お世話になりました。
 あなたがここにいらっしゃったのも、
 戦神「ハルオーネ」様のお導きに違いない・・・・・・。
 恥を忍んで、ひとつご協力をお願いできないでしょうか!」
緊張した騎兵
「実は、普段は南方にいる巨人族の一団が、
 縄張りの拡大を狙って、このあたりまで北上してきたのです。
 我らホワイトブリム前哨地の騎兵で討伐にあたっているものの、
 数が多いため、雑兵を抑えるので精一杯・・・・・・。
 一団を率いる「罵声のコイオス」を討つ役目を、
 腕の立つあなたが、引き受けてはくださいませんか!?」
律儀な騎兵
「我らが手下を抑えている間に、頭目を討つことができれば、
 一団は撤退せざるを得なくなる。
 多くの仲間と、力なき民が救われましょう!」
デュランデル家の騎兵たち
「Hika殿、どうかご協力をッ!
 ・・・・・・・・・・・・どうかッ!」
緊張した騎兵
「おお、引き受けてくださるのですね!
 ありがとうございます。
 このご恩は、いつか必ず・・・・・・!」
律儀な騎兵
「それでは、作戦地点まで、よろしくお願いします!」
フレイ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・Hika、どうして。」

律儀な騎兵と話す

律儀な騎兵
「この先が、目的地となります。
 巨人族の一団を率いる「罵声のコイオス」が、
 間もなくやってくるはずです。
 Hika殿は、地図に印をつけた地点で警戒を。
 あなたに、戦神「ハルオーネ」の加護がありますよう・・・・・・
 どうか、お気をつけて!」

指定地点で見渡して罵声のコイオスたちを討伐
律儀な騎兵に報告

律儀な騎兵
「おお・・・・・・!
 罵声のコイオスとその護衛を、
 無事に討伐してくださったのですね・・・・・・!
 なんという朗報だ!
 これで、余所で戦う仲間たちも、
 統率を失った一団を追い返すことができましょう。
 Hika殿、ご協力ありがとうございました!
 此度の成果、必ずやドリユモン卿にもご報告さしあげます。
 そして・・・・・・その・・・・・・
 やはり、あなたはすごいお方だ!
 私事で恐縮ですが、以前からずっと尊敬しておりまして・・・・・・!
 外様への風当たりが強いホワイトブリム前哨地においても、
 あなたは軍事的な貢献をなさったばかりか、
 騎兵たちの悩みまで聞いてくださった。
 私のような、名もなき騎兵が、
 あなたの働きにどれだけ救われてきたことか。
 あの、よろしければ・・・・・・あ、あ、握手などッ・・・・・・!」
切迫した声
「た、大変だッ!」
律儀な騎兵
「ど、どうした!?
 いったい何事だ・・・・・・!?」
生真面目な騎兵
「ホワイトブリム前哨地に、敵襲だ・・・・・・!
 黒衣を纏った見慣れぬ者が、暴れまわっている!」
律儀な騎兵
「なんだって・・・・・・!
 まさか、異端者の一味か!?」
生真面目な騎兵
「わからない・・・・・・。
 いつもの異端者とは、どうも様子が違うんだ。
 何が望みなのかも、さっぱりわからない。
 ただ・・・・・・刃を交えた奴によると、
 Hika殿の名を呟いていたって・・・・・・・・・・・・。」

律儀な騎兵
「侵入者は、いったい何者なのでしょう。
 ともかく私は、巨人族の討伐にあたっている仲間に、
 連絡をとらなくては・・・・・・!」

生真面目な騎兵と話す

生真面目な騎兵
「応援を呼びに来てみれば、
 まさか、Hika殿ご本人がいらっしゃるとは!
 あなたならば、侵入者のことがわかるかもしれない。
 私とともに、ホワイトブリム前哨地へと、
 向かってはいただけないでしょうか・・・・・・!」

フレイ
「・・・・・・来たんですね。
 約束の場所には、いてくれなかったのに。
 僕の忠告も聞かず、君はまだ、都合のいい英雄で居続ける・・・・・・。
 だったら、君をそうさせる奴らを、全員消そうと思ったんだ。
 ここまでされる理由がわかりませんか?
 ・・・・・・ええ、わかるはずもない。
 僕を遠ざけた「彼女」こそが・・・・・・君なのだから。
 そう、僕は君だよ。
 君が英雄になるたび心の闇に封じてきた、恐怖や憎しみ・・・・・・
 負の感情という、影なんだ。
 あのとき・・・・・・君が初めてソウルクリスタルに触れたとき、
 残留していた「本物のフレイ」の「暗黒」の力が発動した。
 彼が今際に抱いた生への渇望が、君のエーテルを奪ったんです。
 けれど、吸収されたのはエーテルだけじゃなかった。
 「暗黒」の力に触発された、君の負の感情・・・・・・
 つまり僕が、この体に宿りました。
 やっと・・・・・・英雄となって遠ざかっていた君に、
 僕と向き合ってもらえる機会を得たんです。
 ・・・・・・ですが、奪ったエーテルが尽きてしまえば、
 この体を動かすことはできなくなり、僕は消える。
 あるいは、君の心の闇に戻されるのかもしれない・・・・・・。
 その前に、知ってほしい思いがあった。
 君に誰よりも僕を選んでほしかった。
 なのに、こいつらが・・・・・・みんなが邪魔をする・・・・・・!
 僕は「フレイ」の記憶を使って君に暗黒剣を教え、
 儀式と称して、僕の一部を君に還してきました。
 けれどついに君は、あの「声」の主に気付けませんでしたね。
 あれは僕の・・・・・・君自身の悲鳴です。
 心の底から憐れんで、慈しんでほしかったけれど・・・・・・
 もう、時間切れだ。
 あの悲鳴の主を救うと、君は言った。
 だったら、ねえ・・・・・・今度こそ僕を見てよ・・・・・・!」
英雄の影身
「優しいやり方は、やめにしましょう。
 残ったすべてで、君がしまいこんできた痛みを届けます。
 君にも、僕を生み出した世界にも。
 さあ・・・・・・思い知って、選ぶんだ。
 僕を殺して世界を護るか、世界を護って僕(キミ)を殺すか!」

負の感情に打ち勝て!

英雄の影身
「誰かのために頑張る君が、ずっとずっと疎ましかった・・・・・・。
 僕もその「誰か」になりたかった・・・・・・。」
「ここがどれほど暗くて、痛くて、寂しいか・・・・・・
 思い知ってよ、Hika Sen!」
篤実のドリユモン
「Hika、加勢する!
 この前哨地の恩人ひとりを、戦わせてはおけん!」
英雄の影身
「恩人・・・・・・? 身代わりの間違いでしょう?」
「お前らが・・・・・・お前らのせいで・・・・・・・・・・・・
 自分を大事にできないんだッ!」
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・終わりが、近い・・・・・・・・・・・・。」
「ねえ、ちゃんと届いてる・・・・・・?
 君の押し殺してきた、痛み、憎しみ、悲しみが・・・・・・。」
「君に届かなかった悲鳴・・・・・・僕の思いを・・・・・・
 届けるんだ! この剣の、最期の一振りまで・・・・・・ッ!」
「負の感情があふれてる!
 ああ、痛いんだね、Hika!」
Hika SenのHPが50%以下になり、
痛みが新たな影を生み出した・・・

(失敗時)
篤実のドリユモン
「つ、強い・・・・・・ッ!
 いったい・・・・・・何者なのだ・・・・・・!」

英雄の影身
「ああ・・・・・・。
 終わるのか・・・・・・これで・・・・・・・・・・・・。
 君を、こんなにも強くしてしまったのが、
 僕の声だったなら・・・・・・ひどい皮肉ですね・・・・・・。
 その強さは、君を何度でも英雄にして、苦しみをもたらす。
 いつか、その命まで奪うかもしれないのに・・・・・・。」
デュランデル家の騎兵
「おいっ! 
 Senさんが、侵入者を相手に戦ってるらしいぞ!」
野戦病院の治療師
「Senさん、負けないでくださいーっ!」
デュランデル家の騎兵
「か、加勢しますか!
 我らがこれまで受けたご恩、今こそ・・・・・・!」
英雄の影身
「これが、君の戦ってきた結果・・・・・・。
 ・・・・・・もう、十分です。
 君はこれからも、誰かのために戦い続けるんでしょう。
 誰に強いられなかったとしても、君自身の意志で。
 ああ、それは「暗黒騎士」の在り方でもありましたね。
 君に・・・・・・とてもよく似合います。
 これからも、きっと強くなれるはずです・・・・・・。
 でも・・・・・・だからこそ、痛いんだ。
 まっすぐに進み続ける君に、苦しみを口にしない君に、
 ただ、「生きて」と届けたかったんだ・・・・・・!
 ほかの誰が、その苦悩に気付かなくても、僕だけは・・・・・・。
 自分のために、声を上げていたかった。
 だけど・・・・・・もう・・・・・・・・・・・・。
 Hika・・・・・・?
 っ・・・・・・僕は・・・・・・・・・・・・
 僕は君の、英雄にはなれない部分です。
 それでも、まだ・・・・・・
 Hika Senでいられるのかな。」

英雄の影身
「ありがとう・・・・・・。
 痛みを知り、悲しみを知り、苦しみを知る我が主よ。
 僕は君の心に還り、世界を守って戦う君の、
 涙となり、怒りとなり、力となりましょう。
 ・・・・・・また、ともに旅をしようよ。」

生真面目な騎兵と話す

生真面目な騎兵
「Hika殿・・・・・・。
 此度の激戦、おつかれさまでした。
 我々には知り得ぬ事情があるようですが、
 ほかならぬ、あなたのことです。
 余計な詮索はしないと、ドリユモン様もおっしゃっております。
 収容した、あの「フレイ」という男の遺体は、
 できるかぎり丁重に埋葬すると、お約束いたしましょう。」
 おや、懐で何か光っていますよ?
 装飾品には詳しくありませんが、とても美しい光ですね。
 ・・・・・・それでは、私はこれで。」

受け入れた感情が、
Hika Senの力となる・・・・・・!

Lv52~ 本当の暗黒騎士

精悍な神殿騎士
「・・・・・・今しがたの戦い、拝見させてもらった。
 貴公、かなり腕が立つようだな。
 その実力を見込んで、頼みたいことがある。
 極秘の任務ゆえ、ここでは話しづらい・・・・・・。
 「ベヒーモスの縄張り」あたりに来られよ。」

ベヒーモスの縄張りで精悍な神殿騎士を探す

精悍な神殿騎士
「待っていたぞ・・・・・・
 神意に背く、異端の騎士め!
 大審門の警備中、巨大な剣を背負うお前を見つけ、
 怪しいと思って跡をつけていたのだ。
 ・・・・・・お前、以前に皇都で暴れた「暗黒騎士」だな?
 前哨地の騎兵たちに手を貸し、善人にでもなったつもりか!
 奴らは騙せても、我ら神に従う「真の騎士」の目は、
 ごまかすことができんぞ。
 さあ、かかれ!
 この異端の騎士に、戦神「ハルオーネ」の裁きを!」

精悍な神殿騎士と再度話す

精悍な神殿騎士
「お、おのれ・・・・・・ッ!
 噂に聞く「暗黒騎士」の実力・・・・・・これほどとは・・・・・・!
 だが、調子に乗るなよ・・・・・・。
 これ以上、その力を使って目立った行動をとれば、
 いずれ教皇庁から、正式な追っ手がかかることになろう。
 「暗黒騎士」は、なにかと正教に楯突く悪の芽だからな。
 大事をしでかす前に、摘んでおかねば・・・・・・!」
????
「変わった命乞いの台詞だな。
 それとも、立場がわからんバカか?」
黒甲冑の男
「どちらにせよ、くだらん。
 ・・・・・・俺なら斬る。」
精悍な神殿騎士
「その剣・・・・・・まさか、お前も「暗黒騎士」か!?」
黒甲冑の男
「だとしたら、どうする。
 ・・・・・・命乞いをしなおすか?」
精悍な神殿騎士
「くっ・・・・・・。
 今日のところは、警告をしたまでだ。
 その穢れた名のとおり、闇から這い出さずにいることだな。」
黒甲冑の男
「・・・・・・驚きだな。
 神殿騎士に、のこのこついていく「暗黒騎士」がいるとは。
 「暗黒騎士」は、護る者のためならば、聖職者さえ斬る。
 正教から、危険分子として目をつけられるのも当然だ。
 ・・・・・・フレイから習わなかったのか?
 その反応・・・・・・やはり、フレイを知っているか。
 俺は、あいつを探しに来た。
 あいつとは、同じ師のもとで暗黒剣を学んだ同門だ。
 決闘裁判で命を落としたものと思っていたが、
 よく似た人物を見かけたという話を聞いてな。
 真相を探っていたところ、
 ともに行動しているという、お前の噂に行き着いた。
 ・・・・・・フレイはどこだ? 生きているのか?
 フレイの体に、お前の負の感情が宿っていただと・・・・・・?
 そんなことが・・・・・・いや、しかし・・・・・・・・・・・・
 「暗黒騎士」は、それぞれの形で、
 己の負の感情と向き合うことになる。
 お前のような例は聞いたことがないが・・・・・・あり得んでもない。
 ・・・・・・わかった、信じよう。
 その方がまだ、フレイの死には意味があったと、
 「あいつ」にも報告できるからな・・・・・・。
 そして・・・・・・負の感情を手懐けたということは、
 お前、それなりの実力者だろう。
 話をしてみる価値はありそうだ・・・・・・。
 俺は、余計な慣れ合いをするつもりはない。
 ・・・・・・が、お前はフレイのソウルクリスタルを継いだ女だ。
 「忘れられた騎士亭」へ来たなら、知るべきことを教えてやる。
 ・・・・・・そういえば、名乗ってなかったな。」
シドゥルグ
「俺は「シドゥルグ」・・・・・・。
 お前と同じ、「暗黒騎士」だ。」

イシュガルドのシドゥルグと話す

(クエスト受注前)
シドゥルグ
「この気配・・・・・・お前も「暗黒」の力の使い手か。
 だが、お前と俺の進む道は、違っているようだ。
 余計な慣れ合いをするつもりはない。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

リエル
「・・・・・・・・・・・・シドゥルグの、お客さん?」

シドゥルグ
「・・・・・・来たか。
 噂によると、お前の名は、Hikaだったな。
 約束どおり、「暗黒騎士」として知るべきことを教えてやる。
 先にも言ったと思うが、
 「暗黒騎士」は、聖職者をはじめとした皇都の権力者連中と、
 歴史上たびたび剣を交えてきた・・・・・・。
 ゆえに、俺たちは連中の目の敵だ。
 表立って弾圧されてきたわけではないが、
 隙を見せれば、すぐに嫌疑をでっちあげられる。
 ・・・・・・フレイも、まさにそうだった。
 そして、お前が神殿騎士に襲われたのも、同じ理由だ。
 お前がどういうつもりで「暗黒騎士」になったのかは知らんが、
 平穏に暮らしたければ、その大剣は捨てていけ。
 ・・・・・・なるほど、それなりの信念はあるらしいな。
 しかし、だとしたらツメが甘い。
 さっきの神殿騎士の剣だ・・・・・・意味はわかるな?
 牙を剥いてきた敵にまで容赦していたら、
 護りたいものはおろか、自分の命すら護れんぞ。
 ・・・・・・俺は、ああいう連中への怒りで、大剣を振るっている。
 幼いころ、帝国の圧政から逃れるように辿りついたこの地で、
 俺の親は、神殿騎士に殺された・・・・・・。
 アウラ族の角と鱗が、竜の眷属の証だといわれてな。
 長引く戦いで、多くの流民が入ってきている今と違って、
 当時のイシュガルドでは、アウラ族など稀有な存在・・・・・・。
 弁解をする間もなく・・・・・・問答無用だった。
 当然、俺も殺されかけたが、運よく師に救われた。
 生き残った俺が見たのは、俺の親を殺した神殿騎士が、
 罪に問われるどころか、称賛されている姿だ・・・・・・。
 許せなかった・・・・・・!
 だから俺は、権力者どもから、この大剣で弱き者を護る。
 湧き出す怒りが、いつか燃え尽きるまで・・・・・・ッ!!
 お前にも、燃やせる心があるか。
 弱き者を救うという理想じゃなく、焼けるような感情が・・・・・・。
 あるのならば、またこの酒場にこい。
 ・・・・・・「暗黒騎士」にとって、興味深い話をしてやろう。」

シドゥルグ
「・・・・・・楽しいおしゃべりには期待するな。
 だが、暗黒騎士として知るべきことを教えてやると、約束した。
 疑問があるのならば言え。」
(何を聞く?)

(あなたのことを教えてほしい)
シドゥルグ
「俺のことなど、前にも話しただろう。
 あれ以上に、俺を知ろうと言うのなら・・・・・・
 師匠たちの話をすべきか。
 俺の師は、偉大な暗黒騎士だった。
 師に命を救われた名もなき民は、数十か、数百か・・・・・・
 ともかく数え切れんほどだ。
 師は殺されかけていた俺を救い、
 俺が暗黒剣の教えを乞うと、真剣に応えてくれた。
 ・・・・・・何でも、もったいつける人ではあったがな。
 生前のフレイは、俺のすぐあとに師に拾われた弟弟子だった。
 俺を怒りと力に盛る炎だとすれば、あいつは静謐な湖だと、
 昔、師匠が語っていたか・・・・・・。
 俺とフレイは、ともに弱き者を護ることを望み、
 その道程でどちらかが倒れることがあっても、
 決して振り返らないと誓った。
 だから、俺は進む。
 まずは、今この手にある役目を・・・・・・命を・・・・・・
 絶対に護りぬいてみせよう。」

(「暗黒騎士」とは何か?)
シドゥルグ
「俺たちの存在は、「最初の暗黒騎士」の話に集約される。
 ・・・・・・そいつは、誰よりも正義感の強い騎士だった。
 あるとき、貧民の少年少女を弄ぶ、悪辣な司祭を斬り殺し、
 聖職者殺しの罪に問われることになった。
 周りはそいつを、「暗黒」の道に堕ちたと罵った。
 しかし本人は堂々と、「暗黒騎士」と呼びたければ呼べ、
 むしろ誇りにすら思う・・・・・・と言ってのけてな。
 決闘裁判でも、見事に勝利を収めてみせたんだ。
 おかげで処刑は免れたものの、権力者の謀略で、
 爵位と封土、騎士の証である紋章を奪われた。
 以後そいつは、紋章が描かれていた盾を捨て、
 ただ剣のみを掲げて、弱き者のため戦い続けた。
 その志を継ぎ、自ら業を背負う者・・・・・・それが暗黒騎士だ。
 歴代の暗黒騎士たちは、長い時をかけて、
 他者を護るための存在でありながら、
 あえて「盾をすて、剣のみを掲げる」戦い方を磨いてきた。
 盾に代わる存在として、己の内に渦巻く奔流・・・・・・
 負の感情を、力に換えてな。
 それこそが「暗黒」の力であり、暗黒騎士に不可欠なものだ。」

リエル
「Hika・・・・・・。
 また、ここにも、来てね・・・・・・?」

Lv54~ 怒れる男と少女の話

シドゥルグ
「・・・・・・お前か、Hika。
 ここに来たということは、「暗黒騎士」としての力を求める、
 強い意志があるんだろうな。
 ・・・・・・いいだろう。
 ならばお前と、取引がしたい。
 俺は今、師が老いて亡くなる間際に言い残した、
 「暗黒騎士の極意」を追っている。
 師の言葉によると、こうだ・・・・・・。
 『暗黒騎士は、負の感情を力に換える。
  だが、その感情は、ある心の支流にすぎない』
 『源流となる心・・・・・・
  それがあればこそ、暗黒騎士は強さを得る。
  血を捧げ、肉を削ぐこととなろうとも、決して引かぬ』
 『その心こそ、暗黒騎士の極意。
  いつかそれを知るまで、護るべき者を、護りぬきなさい』
 ・・・・・・俺と生前のフレイは、弱き者を護る戦いを続けながら、
 この言葉の意味を探していた。
 その最中で、神殿騎士に囲まれている、
 こいつを見つけたんだ。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「・・・・・・リエル、「名乗っていい」。
 こんなことまで、いちいち俺に許可を求めるな。」
リエル
「・・・・・・ごめんなさい。
 リエル、です。
 ・・・・・・・・・・・・こんにちは。」
シドゥルグ
「はぁ・・・・・・。
 これでも、煩いガキよりはマシだ。
 おそらくな。
 リエルは、神殿騎士に囲まれて、殺されかけていた。
 俺とフレイで助け出したが、何度も追っ手がかかっている。
 まだ、護りぬいたとは言えん状況だ。
 しかも、フレイはもういない・・・・・・。
 俺ひとりでこいつを護りながら、
 こいつが狙われている原因に迫るのは、不可能だろう。
 ・・・・・・だから、お前に協力を頼みたい。
 フレイに代わって、こいつを護るのに手を貸してくれないか。
 師の言葉どおりなら、こいつを護りぬくことで、
 「暗黒騎士の極意」に近づくことができるはず・・・・・・。
 お前はすでに、負の感情を自在に操れるだろうが、
 その先があるとしたら・・・・・・会得してみたいと思わないか?
 協定、成立だな。
 こいつを護りぬくまで頼むぞ、Hika。
 おい・・・・・・お前からも、ひとこと言ったらどうだ。
 自分のことくらい、自分で説明しろ。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

シドゥルグ
「リエルに話を聞いてみろ。
 もっとも、まともな話が聞けるとは思えんがな・・・・・・。」

リエルと話す

リエル
「私のこと・・・・・・何を話していいの・・・・・・?」
(何を聞く?)

(どうして追われてるの?)
リエル
「生きてちゃだめって言われた。
 なのに生きてるから、神殿騎士のひとたち、
 怒ってるんだと思う・・・・・・。」

(家族は?)
リエル
「・・・・・・・・・・・・いない。」

(シドゥルグ、怖くない?)
リエル
「・・・・・・よくみると怖くないって、前にフレイが言ってた。」

(聞きたいことはない)
リエル
「・・・・・・もう、終わり?
 ・・・・・・・・・・・・それじゃ、あの・・・・・・私から、聞いてもいい?
 あなた、Hikaっていうの?
 わたしも、そう呼んでいい・・・・・・?
 ありがとう、Hika・・・・・・。」
シドゥルグ
「話は終わったか。
 ・・・・・・といっても、わからんことだらけだろうが。
 神殿騎士たちの狙いは、リエルの命そのものらしい。
 どうして、こんな小娘の命を狙うのか・・・・・・
 護るためにも、敵の思惑を突き止めなければならん。
 ・・・・・・が、本人は心当たりがないの一点張りだ。
 うんざりしていたところに、この酒場で飲んでた騎兵が、
 妙なことを吹聴しているのが聞こえてな。
 アバラシア雲海に棲む「バヌバヌ族」という獣人の中に、
 身に宿すエーテルの色を見る、まじない師がいるらしい。
 その色により、姿からはわからない、本質を見抜くとか。
 眉唾な情報ではあるが、このまま行き詰まるよりはいい。
 リエルを、そのまじない師に見せに行こう。
 「キャンプ・クラウドトップ」で合流だ。」

シドゥルグ
「アバラシア雲海に棲む、バヌバヌ族のまじない師に、
 リエルを見せに行くぞ。
 何か収穫があればいいがな・・・・・・。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・私、小娘じゃない。」

キャンプ・クラウドトップでシドゥルグと合流

リエル
「・・・・・・いい風。
 緑の匂いがする。」

シドゥルグ
「来たな、Hika。
 よし、バヌバヌ族のまじない師とやらを探すか。
 このあたりのバヌバヌ族は、人に友好的でないようだが、
 土台、連中は単純なトリ頭だ・・・・・・。
 手土産を用意すれば、話す余地くらいはあるだろう。
 問題は、何を手土産にするかだが・・・・・・
 聞いたところによると、バヌバヌ族の祭事には、
 「ガストルニス」の羽根を使うことがあるらしい。
 お前は、その羽根を集めてから、連中の拠点・・・・・・
 「ブンド・オク・ベンド」付近で、まじない師を探してくれ。
 俺も、リエルを連れて、後を追う。」

シドゥルグ
「「ガストルニス」の羽根を集めてから、連中の拠点・・・・・・
 「ブンド・オク・ベンド」付近で、まじない師を探してくれ。
 俺も、リエルを連れて、後を追う。」
リエル
「よろしく、おねがいします。」
(イシュガルド)
リエル
「Hikaも、一緒に行く・・・・・・。」

ガストルニスからガストルニスの羽根を入手
バヌバヌ族のまじない師を探しガストルニスの羽根を渡す

バヌバヌ族のまじない師
「ぬおお、ヒトめ! 何をしにきた!
 私を攻撃しようものなら、月の満ち欠けほど不思議な術で、
 痛い目をみせるぞよ!?」
(ガストルニスの羽根を渡す)
バヌバヌ族のまじない師
「なんと、なんと!
 この祭事用の羽根を献上したいと申すか!
 うーん、やはり真新しい羽は美しい・・・・・・。
 むむむむむ・・・・・・。
 本来は許されぬことであるが、白日のごとき誠意に免じて、
 すこーし、すこーし、話を聞いてやるぞよ。」
シドゥルグ
「Hika、こいつが件のまじない師か。」
バヌバヌ族のまじない師
「事情は、この美しき羽根の配達者から聞いたぞよ。
 そびえる雲ほど偉大なまじない師である私に、
 魂の色を見てもらいたいというヒトは、いざ、前に出よ!
 なるほど、なるほど。
 そなたの魂を見ればいいのだな?
 どれどれ・・・・・・
 フンッ! フンッ!
 見えよ、見えよ、魂見えよ~。
 虹のごとき彩~、紅き陽ばかりに我が目を染めん~。
 むむむ・・・・・・ぬぬぬ・・・・・・うーん・・・・・・・・・・・・
 オオオオオオッ!?
 ・・・・・・こ、これは、大いなる魂の色!
 小さきヒトの器に、空をえぐる颶風(ぐふう)にも似た、
 雄大なる魂が込められているぞよ!」
シドゥルグ
「・・・・・・どういうことだ?」
バヌバヌ族のまじない師
「私にもわからん!
 しかし、この娘・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハッ!?
 危険、危険!
 何やら禍々しい色の魂が迫ってくる!
 ・・・・・・したらば、これで!」
シドゥルグ
「おい、待て!
 ・・・・・・・・・・・・クソッ。
 ・・・・・・だが、まじない師の言うとおり、嫌な気配がする。
 誰かが、俺たちを狙っているような・・・・・・。
 Hika、お前はあちら側で警戒を。
 何か・・・・・・来るぞ!」

リエル
「気を付けて・・・・・・!」

指定地点で見渡して敵を討伐
ブンド・オク・ベンドのシドゥルグと話す

リエル
「また、神殿騎士・・・・・・。」

シドゥルグ
「そちらも倒したようだな。
 神殿騎士・・・・・・間違いなく、リエルの命を狙ってきた追っ手だ。
 皇都の中では、周囲の目を気にしてか襲ってこないが、
 ひとたび外に出ると、どこからともなく嗅ぎ付けてくる。
 これまでも、幾度となくな・・・・・・。
 返り討ちにして捕まえても、何も吐こうとはしない。
 フレイが「神殿騎士団本部」に探りをいれたこともあったが、
 襲ってきた連中は、所属すらしていないことになっていた。
 おそらく、総長ですら把握していないような暗部が、
 公言できないような理由で、リエルの命を狙っている。
 ・・・・・・クソが!
 ・・・・・・あのまじない師は、もう近くにいないようだ。
 問い詰めたいことはあったが、仕方ない。
 ひとまず皇都に戻ろう。
 お前も行くぞ、リエル。」

イシュガルドのシドゥルグと話す

リエル
「Hika・・・・・・怪我は、ない・・・・・・?」

シドゥルグ
「無事に戻ったか、Hika。
 ・・・・・・いきなりの遠出で、手間をかけたな。
 今回の件で、お前も思い知っただろう。
 神殿騎士を動かせるような権力者の中に、クズが紛れている。
 人の命さえも簡単に摘もうとする、とっておきのクズがな。
 ああ、憎い! 反吐がでる!
 そうだ、この怒りが「暗黒」の力となって、
 俺を突き動かすんだ・・・・・・!
 奴らの陰謀から、必ずリエルを護りぬき、
 俺は「暗黒騎士の極意」を得てみせる。
 そして、この身果てるまで、
 真なる悪の牙を、折り続けてやる・・・・・・!」
リエル
「・・・・・・・・・・・・あの。
 Hika、シドゥルグ・・・・・・
 護ってくれてありがとう。
 痛い思いさせて、ごめんなさい・・・・・・。」
シドゥルグ
「別に、戦えば痛いのは当たり前だ。
 ・・・・・・フン!
 ともかく、引き続き、
 こいつが命を狙われている理由を明らかにすることが、
 最優先になりそうだ・・・・・・。
 まじない師の言った「大いなる魂」という言葉の意味を、
 しばし、洗ってみるとしよう。
 また頼むぞ、Hika。」

護った者からの感謝が、新たな力を呼び覚ました!

  ガストルニスの羽根:ガストルニスの鮮やかな羽根

Lv56~ 大いなる魂

シドゥルグ
「Hika、お前か・・・・・・。
 ちょうどいい、次の手を打とうとしていたところだ。
 以前、バヌバヌ族のまじない師がリエルに言った、
 「大いなる魂」という言葉について、推測を立てた。
 連中のいう魂とは、身に宿すエーテルのこと・・・・・・
 とすると、ひとつ思い当たることがある。
 生前のフレイが、護身のため、
 リエルに幻術を教えたことがあったんだがな。
 こいつは、たちどころに、フレイ以上の術者になった。
 フレイいわく、リエルの魔力は異常なほど強いらしい・・・・・・。
 優秀な術者の血筋だとか、
 特異なエーテルの持ち主なのではと、推測していた。
 ・・・・・・それこそ、命を狙われる理由に繋がるかもしれん。
 そこで、グリダニアの幻術士ギルドにも、
 リエルを見せてみようと思う。
 問題は、神殿騎士の追っ手が掛かる可能性だが・・・・・・
 旅慣れたお前が護送を手伝ってくれるなら、
 不可能な旅ではないだろう。
 ・・・・・・恩に着る。
 では、ひとまず大審門を出て、
 「キャンプ・ドラゴンヘッド」で合流しよう。」

シドゥルグ
「グリダニアの幻術士ギルドに、
 リエルのエーテルについて、意見を求めてみようと思う。
 準備ができたら出発だ。」
リエル
「フレイはね、暗黒剣だけじゃなくて、癒しの力も使えたの。
 とっても優しくて、強い人だったんだよ。
 なのに決闘裁判で負けたのは、
 持たされた武器が酷かったからだって、シドゥルグが言ってた。
 でも・・・・・・いちばん悪いのは、きっと私だ・・・・・・。」

キャンプ・ドラゴンヘッドでシドゥルグと合流

リエル
「ここにくるの、はじめて・・・・・・。
 グリダニアも、はじめて・・・・・・。」

シドゥルグ
「・・・・・・来たか。
 ここから南下し、アドネール占星台を経由して、
 黒衣森に入ろうと思う。
 俺は、先にアドネール占星台に向かって、
 あちらに追っ手となりそうな奴がいないか調べよう。
 お前はリエルを連れて、あとから来い。
 ・・・・・・頼めるか?
 では、頼む。
 ここはもう皇都の外、いつ襲撃されてもおかしくない。
 くれぐれも注意しておけ。」

キャンプ・ドラゴンヘッドのリエルと話す

リエル
「Hika・・・・・・。
 シドゥルグ、行っちゃった・・・・・・。
 ・・・・・・・・・・・・きっと、大丈夫。
 アドネール占星台まで、よろしくおねがいします。」

リエルを護衛しろ!

寂静のリエル
「アドネール占星台は、南だよね・・・・・・?」
神殿騎士団の重装騎兵
「見つけたぞ、標的の娘だ!
 ただちに始末しろッ!」
寂静のリエル
「追っ手・・・・・・!?
 いやっ・・・・・・逃げなきゃ・・・・・・!」
神殿騎士団の軽騎兵
「追え、追えーッ!
 首を取れとのお達しだぞ!」
神殿騎士団の重装騎兵
「どこまで駆けても無駄なこと!
 幼子の脚では、我らをかわせまい!」
寂静のリエル
「ハァ・・・・・・ハァ・・・・・・。
 お願い、来ないで・・・・・・!」
手練れの神殿騎士
「神殿騎士ともあろうものが、舐められたものだ。
 崇高なる使命、吾輩が遂げてみせよう!」
寂静のリエル
「あと少しなのに・・・・・・!
 どうしよう、Hika・・・・・・!」
(手練れの神殿騎士
「くらえぃ!」)
手練れの神殿騎士
「くっ、これほどの猛者がついているとは・・・・・・!
 今日のところは、撤退だ!」
寂静のリエル
「私たち、助かったの・・・・・・?」
「Hika、怪我は平気・・・・・・?
 ここまで護ってくれて、本当にありがとう・・・・・・!」

(失敗時)
寂静のリエル
「だめ・・・・・・私、行かなきゃいけないのに・・・・・・・・・・・・。」

リエル
「ありがとう、Hika。
 怪我は、平気・・・・・・?」

アドネール占星台のシドゥルグと話す

シドゥルグ
「無事か・・・・・・!?
 リエルから事情は聞いた。
 まったく、油断も隙もない連中め・・・・・・。
 だが、幸い、この占星台には追っ手らしき輩はいなかった。
 皇都から増援が来る前に、黒衣森へ抜けるぞ。
 イシュガルド領を出さえすれば、
 神殿騎士も、おいそれとは追ってこられまい。
 絶対の安全とは言えんが、危険は低くなる。
 今度は、俺がリエルを連れていこう。
 お前は先行してグリダニアへ向かい、
 「幻術士ギルド」に話をつけておいてくれ。
 ・・・・・・行くぞ、リエル。」

幻術士ギルドのエ・スミ・ヤンと話す

エ・スミ・ヤン
「おや、Hika。
 何か、ご用でしょうか?
 幻術について、問いたいことでも?
 ・・・・・・なるほど。
 まじない師の言う「大いなる魂」を宿す娘さんを、
 見てほしいということですね。
 構いませんよ。
 力になれるのであれば、協力しましょう。
 娘さんが到着するまで、どうぞこちらでお待ちください。」

シドゥルグ
「すまん、遅くなった。
 あれから襲撃を受けることはなかったが、
 こいつの歩幅が狭すぎてな。」
リエル
「ごめんなさい・・・・・・。」
エ・スミ・ヤン
「そういうときは、黙って歩みを合わせるのが、
 大人の余裕というものですよ。」
シドゥルグ
「・・・・・・誰だ、このガキは。」
エ・スミ・ヤン
「ふふ・・・・・・この幻術士ギルドを任されている、
 角尊のエ・スミ・ヤンと申します。
 こう見えても、あなたよりは年上です。
 あなたが、リエルですね。
 ・・・・・・なるほど、確かに、あなたからは強い力を感じます。
 こちらへ来て、姿勢を楽に。
 癒しの力を使うときのように、意識を集中してください。
 ・・・・・・・・・・・・ふむ。」
シドゥルグ
「どうだ・・・・・・?
 何かわかるのか?」
エ・スミ・ヤン
「・・・・・・ええ。
 これは・・・・・・想像以上ですね・・・・・・・・・・・・。
 目に見えずとも、肌に感じるほど、
 彼女は大きな力を宿しています。
 それも、鍛錬によって制御した力ではない。
 在るだけで脅威となるほどの・・・・・・そう、たとえば、
 精霊やドラゴン族と対峙したときの感覚に似ています。」
シドゥルグ
「精霊? ドラゴン族?
 馬鹿な・・・・・・そいつはどう見ても、ただの小娘だろう。」
エ・スミ・ヤン
「ええ、外見については間違いなく。
 ただ・・・・・・・・・・・・
 ・・・・・・あなたたちは、イシュガルドで禁書に指定されている、
 「ドラゴンになった少年」という童話をご存じですか?」
シドゥルグ
「童話・・・・・・?
 知らんな、何の関係がある。」
エ・スミ・ヤン
「その童話は、
 『ドラゴン族の血を飲んだ人は、ドラゴン族に変貌する』・・・・・・
 という伝承に基づき、書かれたものだといわれています。
 ゆえに、童話の存在を知る者の間では、
 ドラゴン族の血に、人を竜と成す力があるのではないかと、
 まことしやかに囁かれているのです。
 その竜の血を、彼女が飲んでいたとしたら?
 姿は変わらないまでも、竜になりかけた存在だとしたら?
 ・・・・・・強大なエーテルを宿すのにも、説明がつきます。」
シドゥルグ
「あ、ありえん!
 妄言だ・・・・・・ッ!!」
エ・スミ・ヤン
「私も、はっきりとした確証は持てません。
 しかし、イシュガルドは、
 ドラゴン族を巡る因縁と謀略が渦巻く地・・・・・・。
 本人にその意思がなくとも、
 企みに利用される可能性があることは、
 あなたたちの方がご存じなのでは?」
シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・ッ!」
リエル
「・・・・・・あの、私・・・・・・・・・・・・。」
エ・スミ・ヤン
「ああ、すみません。
 怖がらせるようなことを言ってしまいましたね。
 大丈夫、言葉はどうあれ、
 彼らは君のことを護ろうとしています。
 きっと、うまくいきますよ。
 イシュガルドに戻る前に、
 少し休息をとってはいかがでしょう?
 特に、リエルは旅慣れていない様子だ。
 カーラインカフェで英気を養ってから、
 帰路につくことをお勧めします。」
シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・そうさせてもらう。」

エ・スミ・ヤン
「あなたたちの往く道は、平坦なものではなさそうですね。
 しばし、カーラインカフェで休息を取るといいでしょう。
 ・・・・・・精霊の加護があらんことを。」
(イシュガルド)
シドゥルグ
「まだ、グリダニアでやることがある。
 現地で合流だ。」

カーラインカフェのリエルと話す

シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・クソッ。」

シドゥルグ
「まったく、はるばるグリダニアまで来て聞かされたのが、
 童話好きの空想話とはな・・・・・・。
 イシュガルド正教の盲信者も理解しかねるが、
 グリダニア人は、頭にまで花が咲いているのか?
 おい、リエル。
 黙って食ってないで、お前も否定くらいしたらどうだ。
 ・・・・・・おい!
 何とか言え!」
リエル
「・・・・・・私にだって、わからない。
 最初、神殿騎士のひとたちが来たのは、突然だった・・・・・・。
 私は捕まえられて、牢屋に連れていかれて、
 生きてちゃいけないから、そこにいろって言われたの・・・・・・。
 牢屋の壁は固くって、叩いた手が真っ赤になった。
 鉄格子は、氷より冷たかった。
 だから私は・・・・・・どこにもいけなかった。
 そのうち、出してもらえることになって、
 ついていったら、死ねっていわれたんだ。
 シドゥルグとフレイが助けてくれたから生きてるけど・・・・・・。
 いつだって、されることの理由は教えてもらえなかったよ。
 だけど私、竜の血なんて飲んでない・・・・・・本当だもん。
 ・・・・・・・・・・・・続き、食べていい?」
シドゥルグ
「・・・・・・好きにしろ。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 ・・・・・・本当の、本当に、竜の血を飲んでいないんだな?
 飲まされたりもしていないな?」
リエル
「うん・・・・・・。」
シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・今も痛いとか、苦しいとかは、ないんだな?」
リエル
「うん・・・・・・。」
シドゥルグ
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・うまいか、それ。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・うん。」
シドゥルグ
「・・・・・・そうか、ならいい。
 Hika、すまんが、
 こいつが食い終わるまで、ついててやってくれ。
 俺は、少し・・・・・・街の空気を吸ってくる。
 終わったら、建物の外で合流だ。」

カーラインカフェのリエルと再度話す

リエル
「・・・・・・リンゴ、おいしかった。
 待っててくれて、ありがとう。
 待ち合わせは、建物の外だよね。」

リエル
「Hikaも休めた・・・・・・?」

カーラインカフェ前のシドゥルグと話す

シドゥルグ
「もう出られるようだな・・・・・・。
 俺も、おかげさまで気は済んだ。
 帰りは、俺が皇都までリエルを連れていく。
 お前は、お前のペースで戻ってくれればいい。
 帰還後に、いつもの「忘れられた騎士亭」で会おう。
 ・・・・・・行くぞ、リエル。」

イシュガルドのシドゥルグと話す

リエル
「グリダニアで食べたリンゴ、おいしかった。
 だから、行きよりも早く歩けた気がするの。」

シドゥルグ
「Hika、互いに無事だな。
 行きに、お前が追っ手を完璧に退けてくれたおかげで、
 連中も警戒したのか、帰りの旅は順調だった。
 ・・・・・・お前、リエルにずいぶん懐かれていたぞ。
 道すがら、お前の心配ばかりされた俺の身にもなれ・・・・・・。
 最初はとんだ「暗黒騎士」だと思ったものだが、
 「護る」ということを、お前は理解し、やり遂げている。
 「暗黒騎士の極意」にも、近づいていることだろう。
 リエルについての謎は、まだ解けんが・・・・・・
 お前のおかげで、この旅は成し遂げられた。
 引き続き、頼むぞ。」

護衛の旅を成し遂げ、新たな力に目覚めた!

Lv58~ 去りし日々の告白

シドゥルグ
「Hikaか・・・・・・。
 実は、お前に相談したいことがある。
 幻術士ギルドの、角尊が言っていたことは覚えているな?
 リエルが、ドラゴン族や精霊に似た力を宿しているという話だ。
 もしも、リエルの力が、竜に由来するものだったら・・・・・・
 この国のことだ、護りきるのは相当に難しくなるだろう。
 本人は竜の血を飲んでいないと言っているが、
 それだけで、すべて可能性が否定できるわけではない・・・・・・。
 真実を知るには、リエルをドラゴン族に見せる必要がある。
 ・・・・・・無論、危険は承知だが、
 こいつを護ろうと思うのならば、確認しておくべき真実だ。
 どうにかして、ドラゴン族と交渉ができんものか・・・・・・。
 なに、高地ドラヴァニアのドラゴン族となら、
 交渉ができるだと・・・・・・!?
 お前、よくよく異端の嫌疑をかけられんようにしろよ・・・・・・。
 だが、渡りに船には違いない。
 リエルは俺が連れていくので、現地で合流するとしよう。」

シドゥルグ
「高地ドラヴァニアのドラゴン族に、リエルを見せに行こう。
 連中との交渉には、お前が不可欠だ。
 ・・・・・・頼んだぞ。」
リエル
「Hikaが来てくれるようになってから、
 初めての場所、いっぱい行ってる・・・・・・。
 いつか、もっと遠くにも行けたらいいな。
 Hikaと、シドゥルグと、3人で・・・・・・。」

不浄の三塔のヴィゾーヴニルと話す

シドゥルグ
「こいつが、ここの長なのか・・・・・・。
 交渉は頼んだぞ。」
リエル
「ドラゴン族、大きい・・・・・・!
 こんなに近くで見るの、はじめて・・・・・・!」

ヴィゾーヴニル
「小さき者よ、此度は何用か。
 こちらの奇妙な小さき者らも、お前の連れ合いであろう?
 ・・・・・・なるほど、道理で。
 事情は、ようくわかった。
 お前の言葉に偽りがあるとも思わぬが、
 見知らぬヒトのためとあらば、相応の誠意を見せよ。
 花を・・・・・・「グロン・アールム」を摘んでくるのだ。
 この塔から、さほど離れてはおらぬ地に根付いていよう。
 「グロン・アールム」はとても香り高き花ゆえ、
 引き寄せられる魔物も少なくない。
 心して探すがよい。」

リエル
「ドラゴン族でも、花が好きなの・・・・・・?
 不思議・・・・・・私たちと、同じなんだね。」

不浄の三塔のシドゥルグに相談

シドゥルグ
「・・・・・・話は聞いていた。
 まさか、ドラゴン族のために花を摘む日が来ようとはな・・・・・・。
 探すのは「グロン・アールム」だったか。
 ふむ・・・・・・俺とリエルは、塔よりも北を探してこよう。
 お前は南側を頼む。」

グロン・アールムを探す
ヴィゾーヴニルにグロン・アールムを見せる

ヴィゾーヴニル
「「グロン・アールム」は見つけられたか?
 我らの爪で触れるには、か弱すぎる命だが、
 お前たちの柔き手ならば摘み取れよう。」
(グロン・アールムを渡す)
ヴィゾーヴニル
「ああ・・・・・・。
 そうだ、吾輩が求めたのは、確かにこの花だ。
 では、これをそのまま、モーン大岩窟におる老竜に渡せ。
 さすれば、求める答えも得られよう・・・・・・。
 お前の連れ合いが戻ってきたら、同じように伝えおく。」

ヴィゾーヴニル
「「グロン・アールム」を、モーン大岩窟におる老竜に渡せ。
 さすれば、求める答えも得られよう・・・・・・。
 お前の連れ合いが戻ってきたら、同じように伝えおく。」

死期を悟る老竜にグロン・アールムを渡す

死期を悟る老竜
「・・・・・・何かね、若人よ。
 間もなく天命が尽き、空へと還る命だ・・・・・・。
 首を取ろうというのなら、その後にしておくれ・・・・・・。」
(グロン・アールムを渡す)
死期を悟る老竜
「ああ・・・・・・懐かしい・・・・・・。
 グロン・アールムだね・・・・・・。
 私の愛した、芽吹きの匂いだ・・・・・・。
 これを、ヴィゾーヴニルが私にと・・・・・・?
 ・・・・・・その娘の匂い。
 なるほど、ヴィゾーヴニルめ、
 老体に面倒な役目を押し付けてくれたものだ・・・・・・。」
シドゥルグ
「永きを生き、叡智を湛えた竜よ。
 俺たちは、問いたいことがあって来た。」
死期を悟る老竜
「みなまで言うな。
 ・・・・・・最も小さき若人よ、私のそばまで来ておくれ。
 ああ・・・・・・やはり・・・・・・
 この娘からは、よく知った匂いがする・・・・・・。
 かつて黎明の雲海をともに羽ばたいた、我が夫の匂いだ。」
シドゥルグ
「何を、言っている・・・・・・!?
 まさか・・・・・・!」
死期を悟る老竜
「まあ、お待ち・・・・・・。
 老骨の話に、結論を急ぐものではないよ。
 この幼きヒトの内には、確かに我が夫の・・・・・・
 ドラゴン族の血が流れている。
 しかし、ヒトの血とよく混じっているようだね・・・・・・。
 おそらく、父と母のどちらかが、我が夫の血を呷り・・・・・・
 その後に授かった子なのだろう。
 ・・・・・・我ら竜の血には、ヒトを竜と成す力がある。
 だが、最初の変異はごく短期間におわり、姿は戻るのだ。
 幾度も血を呷ってこそ、完全な変貌に至る・・・・・・。
 もし、竜の血を飲みながらも、完全な変貌を遂げる前に、
 ヒトの姿で子を儲けたなら・・・・・・
 生まれた命は、ヒトそのものの形をとるだろう。」
シドゥルグ
「そんな・・・・・・。
 神殿騎士がリエルを追っているのは、
 まさか、この事実を知っているからなのか・・・・・・!?
 クソッ、最悪だ!
 竜人と人との混血児など、イシュガルドでは禁忌の存在。
 正教は当然、是が非でも消しにくる・・・・・・!!
 こいつを護りきるには、どうしたらいい・・・・・・!?
 肝心の「暗黒騎士の極意」さえ、いまだ暗中だぞ・・・・・・!!」
死期を悟る老竜
「極意とはまた、大層なことを・・・・・・。
 たかだか500年と生きない短命のヒトが、
 いかなる真実を極めようというのかね・・・・・・?
 ・・・・・・負の感情の源流であり、護るための強さとなる心だって?
 ふむ、お前たちの様子を見れば、
 とっくにわかっていそうなものだがね・・・・・・。
 その心は、老いた私が口にするには、いささか青臭すぎる。
 ただ、遠い空に棲む、私の小さな友人たちならば、
 高らかに謳いあげてくれるだろう・・・・・・。」
シドゥルグ
「どういうことだ・・・・・・?
 詳しく教えろ!!」
死期を悟る老竜
「さてね・・・・・・。
 しゃべりすぎて、もう疲れてしまった・・・・・・。
 私は、そろそろ眠らせてもらうよ・・・・・・。
 ・・・・・・お前と出会えたおかげで、懐かしい夢が見られそうだ。
 ありがとう、小さきヒトの子よ・・・・・・・・・・・・。」
リエル
「私も・・・・・・会えて、よかった・・・・・・。
 おやすみなさい・・・・・・。」
シドゥルグ
「一度、「忘れられた騎士亭」に戻ろう・・・・・・。」

死期を悟る老竜
「もう、お行き・・・・・・。
 竜の眠りは、妨げるものではないよ・・・・・・。」

イシュガルドのシドゥルグと話す

リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

シドゥルグ
「・・・・・・Hika。
 リエルを護るための戦い、お前はどう見る?
 俺は、こいつが何であれ、
 負った役目を途中で投げ出すつもりはない。
 俺自身のためにもな・・・・・・ただ・・・・・・」
????
「悪しき娘を庇い、我々に牙を剥く「暗黒騎士」というのは、
 貴様らのことだな?」
リエル
「・・・・・・・・・・・・ッ!」
シドゥルグ
「お前・・・・・・正教の手の者だな。
 フン、ついに街中でもお構いなしか・・・・・・?」
????
「勘違いするなよ、下郎。
 正義は我々、貴様らは悪だ。
 こうして穏便に言葉を交わせることを、ありがたく思え。」
イストリド
「我が名は、イストリド。
 心身を、イシュガルド正教に捧げる者だ。
 我々が、その娘を追っていることについては、
 もはや隠し立てするつもりもない。
 そして、貴様らに手を焼いていることもな。
 正教の核たる方々は、貴様らの追跡によって、
 いたずらに神殿騎士を損失することを望んではおらぬ。
 ・・・・・・ゆえに、こうして薄汚い店まで「取引」をしにきた。」
シドゥルグ
「取引、か・・・・・・。
 笑わせてくれるな。
 お前らが、リエルを追っている理由には、予測がついている。
 イシュガルド正教にとって禁忌の存在・・・・・・
 断じて許す気などないくせに、何をどう取引するつもりだ?」
イストリド
「ほう・・・・・・理由を知っていて娘を庇うか、逆賊め。
 無知であれば、恩赦のていをとり、
 娘を奪うつもりだったのだがな・・・・・・。
 まあ、よい・・・・・・。
 我々は、娘を含めた貴様ら3人との決闘を望む。
 私は、その娘の処遇について全権を預かった身。
 もしこの首を取ることができれば、
 ほかに貴様らを追うものはいないと約束しよう。
 ただし、この取引を断ったり、
 決闘の地に現れないようなことがあれば、
 今後は街中でも追っ手を放つ。
 他国に逃げ堕ちようが、必ず探し出して抹殺するゆえ・・・・・・
 快い返事をしてくれような?」
シドゥルグ
「・・・・・・心底、気に食わん女だ。
 決闘を待たず、今ここで首を落としてやりたいが、
 どうせ外に配下どもが控えているんだろう?
 その取引とやら・・・・・・
 乗る以外に、道はないようだな。」
イストリド
「・・・・・・逆賊のわりに、よい判断だ。
 では、決闘の日時については、追って使者を出す。
 それまで、精々おとなしくしておれ。」
リエル
「待って、お母さん・・・・・・!」
イストリド
「・・・・・・母と呼ぶなと言っただろう。
 穢れた血の娘め、貴様に家族などはない。」
シドゥルグ
「・・・・・・リエル。
 今、あいつに何て言った。
 お前、家族はいないんじゃなかったのか。」
リエル
「お母さん、牢屋に入れた私に、もう娘じゃないって・・・・・・
 家族だった記憶は消せって、言ったから・・・・・・。
 だから・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「お前ッ・・・・・・!
 それを、どうして早く言わなかった!
 忘れろといわれて、馬鹿正直に従ったのか!?
 あの女は・・・・・・お前の実の母親はッ・・・・・・!
 神殿騎士を差し向けて、お前を殺そうとしているんだぞ!!」
リエル
「・・・・・・ッ・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「クソ! クソッ・・・・・・!
 どこまで・・・・・・腐っていやがる・・・・・・・・・・・・!!
 すまん、Hika。
 少し、頭を冷やす時間をくれ。
 今後のことは、そのあとだ・・・・・・。」

立ちはだかる苦難を前に、新たな力が湧きあがる・・・・・・!

リエル
「・・・・・・黙ってたこと、ごめんなさい。
 言いつけを守ってれば、許してもらえると思ったの。
 だけど・・・・・・・・・・・・。」

  グロン・アールム:高地ドラヴァニアに咲く香り高い花

Lv60~ 心は遠い空に

シドゥルグ
「Hika・・・・・・。
 俺たちが今まで調べたことと、リエルの証言・・・・・・
 そして裏の筋から得た情報で、やっと事の全容が見えてきた。
 こいつの本名は、リエル・ド・コーリニョン。
 高名な聖職者や、正教がらみの機関の重役を輩出している、
 名門貴族コーリニョン家の娘だ。
 その母親・・・・・・女当主の、イストリド・ド・コーリニョンは、
 ある貴族の男を婿に迎えて、リエルをもうけた。
 婿となった男が、ひそかに異端者に賛同している過激派で、
 竜の血を飲んでいたことなど知らずにな・・・・・・。
 数年後、コーリニョン家で得た情報を異端者に流し終えた男は、
 さらに竜の血を呷り、完全なドラゴン族となって、
 一家を滅ぼそうとした。
 その野望は、精鋭の騎士たちによって阻まれたが、
 事実を知ったイストリドは、
 男の・・・・・・竜の血を引くリエルを幽閉した。
 ・・・・・・今さらになって、命まで奪おうとしているのは、
 正教に忠義を見せるためか・・・・・・。
 何にせよ、俺たちは暗黒騎士としての役目を果たすだけだ。
 イストリドとの決闘に勝利してな。」
リエル
「決闘には、行っちゃだめ・・・・・・。
 お母さん、きっと本気で、
 シドゥルグとHikaを殺そうとする。」
シドゥルグ
「黙れ、二度と余計な気を回すな。
 ただでさえも、お前には・・・・・・言いたいことが山ほどあるんだ。
 これ以上、俺を苛立たせるな。
 Hika、決戦の前に、少しでも力がほしい。
 老竜の言っていた「遠い空に棲む、小さな友」を、
 探してみないか?
 もしそれが、「暗黒騎士の極意」を知るものなのであれば、
 力を・・・・・・あわよくば、極意そのものを学べるかもしれん。
 それらしき相手を見つけたら、すぐに連絡をくれ。」

シドゥルグ
「「遠い空に棲む、小さな友」か・・・・・・。
 ドラゴン族の友が棲むとなれば、
 やはり、ドラヴァニア方面の空を探せということか?」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

モグモグホームのモグッチに相談

モグッチ
「くぽぽ~!
 モグモグホームで2番目のモノシリ、
 モグッチに何か質問くぽ?
 ・・・・・・ふむふむ・・・・・・くぽくぽ。
 「暗黒騎士」なんて聞いたことないけど、お悩み相談は歓迎くぽ!
 このモグッチ先生が、ひと皮脱いであげるくぽ!
 ドラゴン族のおばあちゃんは、
 アンタたちを見て、極意ってのがわかった様子だったくぽ?
 だったらさっそく、お仲間もここへ呼んでくるくぽ!」

モグッチ
「ようこそ、遠路はるばる、モグモグホームへ!
 でかい方がシドゥルグっち、
 ちっちゃい方がリエルっちくぽ?」
シドゥルグ
「・・・・・・っち?
 まあ、シドゥルグだ。
 老竜の言っていた、小さき友の知恵を借りに来た。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「おい、どうした。
 ・・・・・・まさか、俺が「黙れ」といったのを、
 まだ守っているつもりか?
 リエル、話していい。
 だから返事くらいはしろ。」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
シドゥルグ
「・・・・・・おい!」
リエル
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やだ。
 だって、何を言っても、シドゥルグを怒らせて、
 Hikaを困らせちゃう・・・・・・。
 お母さんも、優しかったのに、私が怖くさせた。
 私、本当は、護ってもらえるような良い子じゃない・・・・・・。
 なのに、シドゥルグたちにたくさん痛い思いをさせて、
 旅もさせて、次は決闘で死なせちゃうかもしれない。
 フレイだって、私のせいで死んだの・・・・・・!
 嫌なら、迷惑なら、そう言ってくれればいい・・・・・・。
 黙ったままなのは、シドゥルグの方だよ・・・・・・!」
シドゥルグ
「お、おい待て。
 突然、何を言い出す・・・・・・!」
リエル
「私なんて、やっぱり生きてちゃいけない・・・・・・。
 最初に、神殿騎士に殺されちゃえばよかったんだ。
 シドゥルグも、Hikaも、
 誰かを護って「暗黒騎士の極意」を手に入れたいなら、
 もっとほかの子を護ればいい・・・・・・!」
シドゥルグ
「・・・・・・っ! お前、それは聞き捨てならんぞ!
 俺が苛立っていたのは、そうじゃなく、お前があまりに・・・・・・
 ああ、クソッ!
 おい、Hika!
 お前も何か言ってやれ!」
モグッチ
「ははあ、なるほど・・・・・・。
 ドラゴン族のおばあちゃんの気持ちが、よ~くわかったくぽ。
 「暗黒騎士の極意」となる心は、「アレ」で間違いないくぽ!
 確かに、「アレ」があってこそ、負の感情も生まれるくぽ?
 ご先祖のモグ様がアレを讃えて踊ったときなんて、
 負の感情どころか亡霊まで湧き出してきたと言われ・・・・・・」
シドゥルグ
「・・・・・・待て、勝手に納得するな。
 「暗黒騎士の極意」が、本当にわかったのか?」
モグッチ
「もちろんくぽ~。
 ただし・・・・・・答えは、言葉で説明しても意味がないくぽ。
 極意を知りたくば、護りぬけ・・・・・・って言った、
 アンタのお師匠さんは、正しかったくぽ。
 知りたければ、行動あるのみくぽ!
 このモグッチ先生が、ズバッと答えに導いてあげるくぽ。
 まずは近くの草むらを掻きわけて、
 「ポンポン草」を4つずつ摘んでくるくぽ~!」
シドゥルグ
「「暗黒騎士」とも、護ることとも無関係な気がするが・・・・・・
 背に腹は代えられんか。
 「ポンポン草」とやらを、摘みに行くぞ。」
モグッチ
「あっ、リエルっちはお留守番くぽ~!
 ここならヒトの追っ手は来ないし・・・・・・
 怒ってばかりの相手と一緒じゃ、カワイソウくぽ?」
シドゥルグ
「・・・・・・勝手にしろ。
 行くぞ、Hika!」

モグッチ
「この近くの草むらから、
 「ポンポン草」を4つずつ集めてくるくぽ!
 リエルっちだけは、ここでお留守番くぽ~。」
リエル
「大丈夫、モグッチと一緒にいる。
 ・・・・・・気を付けて行ってきてね。」
(イシュガルド)
シドゥルグ
「イストリドとの決闘の前に、少しでも力がほしい。
 ドラヴァニア雲海へ行くぞ。」
リエル
「モーグリ族・・・・・・ふかふかだった・・・・・・。」

草むらからポンポン草を入手

シドゥルグ
「くっ・・・・・・!
 どれだ・・・・・・どれがポンポン草だ・・・・・・。」

モグッチにポンポン草を渡す

モグッチ
「おおっ、Hikaっちの方が、
 早く集め終わったくぽ~?」
(ポンポン草を渡す)
モグッチ
「くぽ~、これは見事なポンポン草。
 びっくりするほど、タダの草くぽ!
 ではでは、お次の試練くぽ!
 最近モグモグホームにちょっかいをかけてくる、
 「ビーダズルド・トゥリヘンド」を倒すくぽ。
 地図に印をつけたあたりで探せば、きっと見つかるくぽ。
 倒し終わったら、シドゥルグっちと一緒に、
 「アサー天空廊」の先で待つくぽ~。
 ・・・・・・くぽ?
 リエルっちは、どこかって?
 あ、ああ・・・・・・ほかの仲間と遊んでるだけくぽ!
 も~、アンタまで心配性くぽ?」

モグッチ
「最近モグモグホームにちょっかいをかけてくる、
 「ビーダズルド・トゥリヘンド」を倒すくぽ。
 倒し終わったら、「アサー天空廊」の先で待つくぽ~。」

指定地点で見渡してビーダズルド・トゥリヘンドを討伐
アサー天空廊のシドゥルグと話す

シドゥルグ
「ああ、Hika。
 お前も、モグッチから言われた試練が終わったのか?
 俺も試練を終えて、ここで待てといわれたところだ。
 しかし、やったことといえば雑用ばかり・・・・・・
 これで本当に「暗黒騎士の極意」がわかるのか?」
????
「くぽぽぽぽ・・・・・・。
 おマヌケなヒトだくぽ~!」
シドゥルグ
「・・・・・・俺たちに言っているのか?」
がちがちモーグリ
「もちろんくぽ。
 いや~、マヌケもマヌケくぽ?
 雑用をしている隙に、リエルを拐われるなんて!」
ふかふかモーグリ
「あの子は、とってもいい子くぽ。
 モグッチに紹介されて、一緒に遊んだら、
 すっごく楽しかったくぽ。」
がちがちモーグリ
「楽しすぎて、帰したくなくなっちゃったから、
 モグたちみんなで隠しちゃったくぽ~!」
シドゥルグ
「何を・・・・・・馬鹿なことを!」
ふかふかモーグリ
「信じられないなら、探してみるといいくぽ?
 ヒトの目じゃ、全部の雲を千切って探し回っても、
 絶対に見つけられないくぽ~!」
がちがちモーグリ
「くぽぽぽぽ・・・・・・!
 リエルは、これから永遠に、モグたちと暮らすくぽ~!」
シドゥルグ
「・・・・・・ッ・・・・・・この・・・・・・!!
 ならば、力ずくでリエルを返還させるまでだ。
 悪ふざけが過ぎたこと・・・・・・全力で後悔させてやる!」

シドゥルグとともに、モーグリを倒せ!

がちがちモーグリ
「くぽぽぽぽ~!
 さあ来い、返り討ちにしてやるくぽ!」
ふかふかモーグリ
「リエルを取られて悔しいくぽぉ~?
 ざ~んねん! 絶対に返さないくぽ!」
黒曜のシドゥルグ
「おのれ、ポンポン玉・・・・・・!
 趣味の悪い遊びは、いい加減にしろッ!」
ふかふかモーグリ
「そ、想像以上だったくぽ・・・・・・。」
がちがちモーグリ
「ぷぎゅっ!? チカチカするくぽ~!」
ちくちくモーグリ
「は~い、お次!
 今度はモグたちが相手くぽ!」
黒曜のシドゥルグ
「なっ、どこから湧いて出た!?
 クソ・・・・・・とっととリエルを返せ!」
めらめらモーグリ
「わかってないくぽ~。
 君がそんなんじゃ、永遠に帰ってこないくぽ!」
ちくちくモーグリ
「ウッ・・・・・・狙いどおり・・・・・・くぽ・・・・・・。」
めらめらモーグリ
「きゅぅぅ・・・・・・やられたくぽ・・・・・・。」
ぶすぶすモーグリ
「よっしゃー、出番くぽ!
 まだまだ、リエルは返さないくぽ!」
るんるんモーグリ
「今ごろ泣いてるくぽ? 怖がってるくぽ?
 あ~あ、カワイソウくぽ~!」
ずんずんモーグリ
「たくさん・・・・・・フカフカさせちゃうくぽ・・・・・・」
黒曜のシドゥルグ
「くっ、あいつに手をだしてみろ。
 絶対に・・・・・・殺すッ!」
ぶすぶすモーグリ
「い、痛いくぽ~! ひどいくぽ~!」
ずんずんモーグリ
「・・・・・・・・・・・・スヤァ・・・・・・。」
るんるんモーグリ
「役目は・・・・・・果たしたくぽ・・・・・・。」

(失敗時)
黒曜のシドゥルグ
「こ、こんな連中ごときに・・・・・・ッ!?
 俺が・・・・・・リエルを・・・・・・護って・・・・・・・・・・・・。」

がちがちモーグリ
「イタタタタ・・・・・・。
 ひ、ひどい目にあったくぽ。
 てんで容赦なしくぽ・・・・・・。」
シドゥルグ
「言え、リエルはどこだ。
 答えなければ、次はその毛皮を剥ぐ・・・・・・!」
がちがちモーグリ
「くぽぽーーーーーッ!?」
ふかふかモーグリ
「ま、待ってほしいくぽ!
 おにーさん、どうしてそんなに怒ってるくぽ?」
シドゥルグ
「どうして、だと・・・・・・?
 連れが拐われたんだ、当たり前だろう。
 あいつを護るのが俺の役目だ。」
ふかふかモーグリ
「でもでも、あの子は赤の他人って聞いてるくぽ!
 見た感じ、ツガイってわけでもないくぽ?
 そんなに懸命になって護る理由がないくぽ!」
シドゥルグ
「ぐっ・・・・・・戯言を・・・・・・!
 俺は、師の言っていた「暗黒騎士の極意」を知るために・・・・・・!」
ぶすぶすモーグリ
「くぽぽ~!
 そんなんじゃ、いつまでたっても極意にたどりつかないくぽ。
 大切なのは、素直になってみることくぽ~!」
るんるんモーグリ
「♪くぽぽくぽ 負けないための心は なあに♪
 ♪とっても大事に思うもの なくしちゃうのは怖いくぽ♪
 ♪なくしちゃうのが怖いから 必ず護ると奮い立つくぽ♪
 ♪その心はメラメラ燃えて♪
 ♪いざというとき つらいとき キミに力を与えてくれる♪
 ♪・・・・・・さあ 答えはもうわかるくぽ?
 ♪キミが探す その心♪
 ♪モグらはそれを 「愛」と呼ぶくぽ!♪」
モグッチ
「まったく、アンタってば相当なニブチンだくぽ~。
 こうでもしなきゃ、わかんなかったくぽ?」
シドゥルグ
「リエル・・・・・・!
 無事なんだな!?」
モグッチ
「ほら、ここは感動の再会をするとこくぽ。
 ダダーッて走っていくといいくぽ。
 ・・・・・・・・・・・・リエルっち?」
リエル
「私だって、みんなが大事・・・・・・。
 生きてちゃいけないって言われた私を護ってくれた、
 フレイやシドゥルグ、Hikaが大事だよ。
 だけど、私がいるから、みんなが酷い目にあう・・・・・・。
 怖いよ・・・・・・私は、どうしたらいいの・・・・・・?」
シドゥルグ
「お前が背負った運命のことだ。
 どうすればいいかなど俺に聞くな、自分で考えろ。
 ・・・・・・ただ、いつか道を選ぶ日がくるまでは、俺が守る。
 だから、今は頼れ。
 生きることだけは諦めるな。」
リエル
「もしも・・・・・・本当に、望んでいいのなら・・・・・・
 私、生きるのを絶対に諦めないよ・・・・・・!」

リエル
「心配かけて、ごめんなさい・・・・・・。
 モグッチのお友達たちにも、ありがとうって伝えたよ。」

アサー天空廊のシドゥルグと再度話す

シドゥルグ
「まったく・・・・・・モーグリ族に、してやられたな。
 まさか、狂言の誘拐に乗せられるとは。
 負の感情の源流であり、護るための強さとなる心・・・・・・
 求めていた極意は「愛」だという。
 暗黒騎士に必要だと思っていた心と、まるで正反対だ。
 言葉では理解できても、俺はまだ、腑に落とせん。
 ・・・・・・お前は、その心を力にできるか?
 誰かを護って戦うとき、それがお前を動かすか?
 あるいは、あいつなら・・・・・・
 フレイなら、どう受け取っただろうな・・・・・・。
 ・・・・・・ともかく、一度「忘れられた騎士亭」に戻ろう。
 立ち止まっての考え事は、性に合わん。
 行くぞ、リエル。
 ・・・・・・今度は離れるなよ。」

イシュガルドのシドゥルグと話す

リエル
「おかえり、Hika。
 シドゥルグはずっと、考え事をしてるみたい・・・・・・。」

シドゥルグ
「ああ、戻ったかHika・・・・・・。
 帰りの道すがら、何とはなしに、
 「最初の暗黒騎士」の話を思い出してな。
 そいつは高名な騎士でありながら、
 貧民の少年少女を弄んだ聖職者を斬ったことで、
 暗黒に堕ちたと糾弾され、決闘裁判にかけられた。
 実力で勝利を収めたものの、騎士の証である爵位は没収。
 以降、そいつは紋章が描かれた盾を捨て、「暗黒騎士」として、
 弱き者を護ることに生涯を費やしたという・・・・・・。
 ・・・・・・この話を師から聞いたとき、いたく共感したものだ。
 最初の「暗黒騎士」を動かしたのは、斬りすてた聖職者や、
 自分を貶めた権力者への怒りだと思ったからな。
 だが・・・・・・もしかしたら、そこにあったのは、
 護るべき者たちへの、愛だったのかもしれん。
 生憎だが、俺はその心を語る言葉を持たない。
 ただ、この剣を振り、血を絞り、リエルを護りきったとき・・・・・・
 それを自分の心として、力として掴める気がする。
 お前の中にも、まだ何か掴める予感があるなら・・・・・・
 俺と最後まで戦ってくれないか、Hika。
 ・・・・・・恩に着る。
 まもなく、決闘の報せもくるだろう。
 俺たちは、必ず勝つぞ。」

暗黒騎士の極意を知り、新たな力に目覚めた!

リエル
「「愛」って、よくわからない・・・・・・。
 けどね、Hikaとシドゥルグと一緒は、
 とっても嬉しいよ・・・・・・?」

  ポンポン草:なんてことのない、振るとポンポン音がなる雑草

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