ミーン漁業科

目次

孤独な漁師

フリスリック : は、初めまして……ですよね……?
もしかして、漁業科へ参加希望の漁師さんですか……!?
フリスリック : ごっ、ごめんなさい、
そうとは限らないですよね……!
新しい漁師の方って珍しいので、つい……!
フリスリック : 僕はフリスリックといいます……!
クリスタリウムや近隣の漁村に住んでいる漁師が所属する、
ミーン工芸館の「漁業科」の代表をさせてもらってます……!
フリスリック : ここは窓口で……
漁業科に所属している漁師さんが納品した魚介類を預かり、
住人の皆さんや各組織に卸すための場所です。
フリスリック : このクリスタリウム内でも、
ホルトリウム園芸館や果樹園などで作物を栽培していますが、
やっぱり肉や魚を食べないと、元気がでないですから……!
フリスリック : もしよかったら、僕たちが普段している漁を見てみませんか?
それで「漁業科」へ興味を持ってくれたら、
とても嬉しいです……!
フリスリック : 僕もちょうど漁師の方々に用があったので、
ぜひご一緒させてください……!
レイクランドの「サレン郷」へ行きましょう!

クエスト『孤独な漁師』を引き受けた!

フリスリック : お待たせしました、もう湖をご覧でしたか。
クリスタリウムで取引されている魚は、
この、「始まりの湖」で獲れるものがほとんどなんですよ。
フリスリック : 僕もついこの間までは、ここで漁をしていたのですが……
いまは統括する立場になってしまって、
満足に釣りすらできない日が多くて……残念です。
マーヴィル : おうおう、漁業科の代表様じゃねえか、
お偉い方が、こんなところで油を売っていていいのか?
それとも、また俺たちのやり方に文句をつけにきたのかよ?
フリスリック : い、いいえ、前からお願いしているとおり……
もっといろんな地域の、たくさんの種類の魚を獲りたいので、
協力してほしいと、お願いしにきただけで……。
マーヴィル : やっぱり文句をつけにきたんじゃねぇか。
新しい漁師まで引き込んで……。
マーヴィル : おいお前、新人だかなんだか知らねえが……
その頭でっかちに、あんまり肩入れするんじゃねえぞ。
俺たちは、そいつのことを代表だとは認めてねぇからな。
マーヴィル : まったく、運で代表になっただけなら、
お飾りの上役として、まだ許せたものを……
科長の権限を使って、突拍子もない改革まで始めやがって。
マーヴィル : たくさんの種類の魚がほしいだぁ?
そのために、いまより危険な地域に行って、漁をしろって?
頭で考えただけの改革を、現場が受け入れられると思うのか!
マーヴィル : 今でも、クリスタリウムの連中の腹はなんとか満たせてる!
このご時世にそれ以上を望むのは、道楽ってもんだ。
そのために、俺たちの命は賭けられねえよ。
マーヴィル : わかったら、とっとと帰れ。
漁業科に所属している以上、魚は納品してやるが、
誰もお前を科長とは認めんからな!
フリスリック : Aceさん、
ごめんなさい、僕のせいで……。
いやな気分になったでしょう……。
フリスリック : この状況について、きちんと説明させてください……。
そのためには、あるものをお見せしたいのですが……
いいですか……?
フリスリック : ありがとうございます……!
じゃあ、クリスタリウムの「博物陳列館」へ来てください。
お見せするものを用意して、待ってます……!

クエスト『孤独な漁師』の目的『サレン郷の指定地点で待機する』を達成した!

フリスリック : きてくれて、ありがとうございます……!
お見せしたかったものというのは……
この博物陳列館の本です。
フリスリック : 僕は、幼い頃から読書が大好きで……
本で得た知識を基に、漁法を工夫したりしていたんです。
結果、いつの間にか漁獲量が、漁業科の中で一番になりました。
フリスリック : うちの漁業科は、
もっとも漁獲量が多い者が、代表になるしきたりでして……。
望むと望まないとにかかわらず、僕が代表になったんです。
フリスリック : そして、せっかく代表になったのなら、
僕なりに頑張ろうかと思い、いろいろ考えたのですが……。
さきほどのように、熟練漁師から猛反発にあいました。
フリスリック : これが僕個人の問題なら、あきらめるところですが、
そうもいかない事情がありまして……。
フリスリック : 実は、このクリスタリウムには、
原因不明の体調不良で、苦しむ人たちがいるんです。
死に至る病ではないがゆえに、目立っていませんが……。
フリスリック : 僕が考えるに、おそらく体調不良の原因は、栄養失調です。
先人たちの努力もあって、クリスタリウムに飢えはありませんが、
食材の種類には偏りがあるのも事実でして……。
フリスリック : その対策には、症状に合わせて食事を変えるという、
「食事療法」がいいと医療の本にありました。
フリスリック : たとえば、日陰に入ると急に目が見えづらくなる、
暗盲症(あんもうしょう)の患者さんには、
「オクトアイズ」の料理が良いのだとか。
フリスリック : この病は「光の氾濫」の後遺症のせいで、
暗闇に目が慣れないのが原因だと言われていたんですけど……
僕が読んだ本によれば、それ以前の時代にもあったみたいです。
フリスリック : 昔からの知恵を借りて、
漁業科の力で、みんなの病気が少しでも良くなるなら……
ひとりの漁師として、できる限りのことをしたいんです!
フリスリック : でもさっきご覧になったように……
漁師の人たちは、日々の食料を確保するので精一杯で、
誰も協力してくれなくて……。
フリスリック : だから、漁業科の臨時の所属者として、
あなたに協力してほしいんです……!
どうかお願いします……!
フリスリック : ほ、ほんとうですか……!
ありがとうございます!
じゃあさっそく、依頼を登録しなきゃ……!
フリスリック : 正式な漁業依頼として登録すると、
ミーン工芸館側から報酬が支払われるんですよ。
協力してくれる以上、あなたにも割に合うところがないと……!
フリスリック : 窓口に戻って、手続きをしましょう!
「ミーン工芸館」で、お待ちしていますね!

クエスト『孤独な漁師』の目的『博物陳列館のフリスリックと話す』を達成した!

フリスリック : では、Aceさん。
改めて漁業の依頼をさせてもらいますね。
フリスリック : あなたには先ほど話題にあがった、
暗盲症対策の「オクトアイズ」を、
獲ってきてほしいんです……!
フリスリック : レイクランドの「風化した裂け目」に生息しているはずですから、
捕獲したら、ここの窓口まで持ってきてください。
食事療法は継続が大事なので……何匹かお願いできますか?
フリスリック : 周囲には危険な生物も多いので、気をつけてくださいね。
本当なら、複数人で漁をするのが基本なのですが……
ごめんなさい、いまは誰も協力してくれる人がいなくて……。
フリスリック : でも、あなたはすごく強そうだし、大丈夫かも……!
集まった魚は、僕から患者さんへ渡して、
食べてもらうようにお願いしてきます!
フリスリック : 僕も仕事の合間に獲るので、
一緒に、暗盲症の患者さんのために頑張りましょう……!

クエスト『孤独な漁師』をコンプリートした!
「漁業科」のミーン工芸館取引が開放されました!
依頼されたアイテムをフリスリックに納品し、
貢献していきましょう!

貢献度ランク1「オクトアイズ」

フリスリック : 「オクトアイズ」は、
レイクランドの「風化した裂け目」で釣れます!
見た目は怖いけど、すごく栄養のある魚みたいですよ!

フリスリック : 立派な「オクトアイズ」……! ありがとうございます!
これなら、暗盲症の人もきっと良くなりますよ!
すぐに届けておきますね!

フリスリックはAce Trickの納品物を感動しつつ受け取った!
依頼品を納品したことで、
フリスリックはあなたの貢献を実感し始めました。
今後も積極的に依頼品の納品を行い、
貢献度を蓄積させていきましょう!

フリスリック : Aceさん、
オクトアイズを釣ってくれて、ありがとうございます!
さっそく、患者さんたちに渡しておきました!
フリスリック : 暗盲症で苦しんでる患者さんたちっていうのは……
実は、博物陳列館で働く、司書さんなんです。
フリスリック : あそこは本を保護するために暗くしているから、
暗盲症だと、本を探したりするのに苦労するみたいで……。
フリスリック : 魚をお渡ししたら、喜んでいましたよ!
食事の効果が出るのは、まだ少し先かもしれないけど……
珍しい魚を食べられるのは、それだけで嬉しいらしいです!
フリスリック : やっぱり、「始まりの湖」の魚だけじゃ、
飽きもするし、栄養も偏りますよね……。
これからも、いろんな種類の魚を食べさせてあげたいです。
フリスリック : オクトアイズは、Aceさんが、
釣るのを手伝ってくれたから、しばらく在庫があるし……
僕はほかの病気で苦しんでる人がいないか、調べておきます。
フリスリック : 食事療法で治せそうな病気があったら、
また協力をお願いすると思うので、
それまで少しだけ待っていてください……!

依頼されていたアイテムをすべて納品した!
フリスリックはAce Trickのことを「漁業科改善の理解者」と感じ始めた!
漁業科の貢献ランクが上昇しました!
フリスリックはあなたの事を、
「漁業科改善の理解者」と感じているようです!

貢献度ランク2「クリームオイスター」

フリスリック : Aceさん、
きてくれて、ありがとうございます!
フリスリック : この前釣ってくれた魚は、効果てきめんらしいですよ!
司書さんたちをはじめ、暗所で作業する人たちの間で、
噂になり始めているらしいです。
フリスリック : 需要があるなら、
クリスタリウムの一員として供給すべきだし……
熟練漁師たちの意識も、変わり始めるかもしれませんね!
フリスリック : それと、ほかの病気で苦しんでいる人たちについてですが……
最近、スパジャイリクス医療館に、
湿疹を訴えて来館する人が多いみたいなんです。
フリスリック : しかも中には、異食症を併発して、
炭や紙を食べ始めてしまう人がいるらしくて……!
そのままじゃ、きっと別の病気にもなっちゃいます……!
フリスリック : だから、異食症と湿疹の食事療法について、
博物陳列館で調べてみたんですけど……。
なんでも、肉や乳製品が不足すると出る症状らしいです。
フリスリック : となると漁業科の出番ではないと思うかもしれませんが、
実は、濃厚な味のする魚介類でも効果があるとか!
フリスリック : そこで、僕が目をつけたのが、
「クリームオイスター」という岩に似た二枚貝です。
文献によれば、シープの乳のような味がするようですね……。
フリスリック : 「コルシア島沿岸西」で獲れるみたいなので、
調達を手伝ってもらえますか……?
フリスリック : ありがとうございます!
じゃあ僕は、スパジャイリクス医療館の治療師さんに、
話を通しておきますね!

新たな依頼によって納品リストが更新されました。
「フリスリック」に話しかけて、確認してみましょう。

フリスリック : スパジャイリクス医療館の治療師さんも、
「コルシア島沿岸西」で獲れる「クリームオイスター」を、
心待ちにしているみたいです!
フリスリック : 湿疹や異食症は、すぐに死に至る病ではないですが……
きっと、すごく辛いですよね……。
患者さん方のためにも、頑張って調達しましょう!

フリスリック : すごくおおぶりな「クリームオイスター」ですね!
ありがとうございます!
これならみんな、大喜びで食べてくれそう!
フリスリックはAce Trickの納品物を感動しつつ受け取った!
フリスリック : 「クリームオイスター」の調達、ありがとうございます!
これからスパジャイリクス医療館に届けにいくので、
よかったら一緒に行きませんか?

フリスリック : すみませーん、「クリームオイスター」を届けにきましたよー。
治療師の女性 : まぁ! ありがとう、待っていたわ!
前に届けてくれた分と合わせて、
患者さんへの食事に出させてもらうわね。
治療師の女性 : こちらの患者さんも、食事療法の対象者なんだけど……
もうクリームオイスターの効果がでてきているの!
漁師さんにお礼が言いたいんですって。
異食症の男性 : ああ、炭や紙が食いたくて仕方ないのは、
恥ずかしいやら、腹の具合が悪くなるやらで、
ずっと悩みの種だったんだ。
異食症の男性 : 変なものを食いたくなる衝動は収まってきたし、
湿疹もだいぶ薄くなってきたんだ。
恩に着るよ、漁師さん方。
フリスリック : いいえそんな、僕はできることをしたまでで……!
それに、昔の本に書いてあったおかげだし……。
治療師の女性 : フリスリックさんって、
司書さんや治療師の間で、ちょっとした噂になっているのよ。
原因不明の病気を治してくれる、本の虫の漁師さん、ってね。
治療師の女性 : もしよかったら……
別の症状を訴える患者さんの食事療法も、
考えてもらってもいいかしら?
治療師の女性 : ありがとう……!
実は前から、めまいや動悸を訴える患者さんが、
うちに相談しにきていてね。
治療師の女性 : 十分に休息をとってもらったり、対策はしているんだけど、
なかなか良くならなくて……。
単なる体力不足や体調不良ではなさそうなのよ……。
治療師の女性 : 私たちは、その場で対症的な治療はできるけど……
慢性的な病気は、原因から治せないと意味がないの。
だから、どうかお願いできないかしら。
フリスリック : なるほど……。
わかりました、任せてください!
その病気と効果的な食べ物について、調べてみます!
フリスリック : Aceさん、
効果的な食べ物の調べがついたら、改めてお伝えしますね。
その時はまた協力をお願いします!

依頼されていたアイテムをすべて納品した!
フリスリックはAce Trickのことを「漁業科改善の支持者」と感じ始めた!
漁業科の貢献ランクが上昇しました!
フリスリックはあなたの事を、
「漁業科改善の支持者」と感じているようです!

貢献度ランク3「ダイオウカガミガイ」

フリスリック : あっ、Aceさん!
ちょうどよかった!
ちょっと話を聞いてほしいんです!
フリスリック : 実は、めまいや動悸に、
効果のありそうな食べ物が見つかったんだ!
「ダイオウカガミガイ」と呼ばれる、淡水貝です!
フリスリック : ただ残念ながら、「始まりの湖」には生息してなくて、
レイクランド近辺では捕獲できないみたいで……。
フリスリック : 古い魚類図鑑によると、
かつてのフッブート王国に、
生息していたらしいことがわかったんですが……。
フリスリック : あの場所はいま、
イル・メグと呼ばれる妖精たちの領域……
とてもじゃないけど、危なくて近づけません。
フリスリック : だから、どうしたものかと思って……。
フリスリック : フェオ……? ああ!
妖精と知り合いの旅人が、クリスタリウムにいるって噂は、
もしかして君のことなの!?
フリスリック : はっ、ごめんなさい、くだけた話し方になってしまって……!
君って親切にしてくれる上にすごくて、つい……。
じゃあ、君に漁をお願いしてもいいかな?
フリスリック : さすが、心強いよ!
「ダイオウカガミガイ」はイル・メグの、
「末の子らの流れ」という場所に生息しているらしいんだ……!
フリスリック : 今回、僕は獲りに行けなくて申し訳ないけど、
どうかよろしくお願いします……!

新たな依頼によって納品リストが更新されました。
「フリスリック」に話しかけて、確認してみましょう。

フリスリック : 「ダイオウカガミガイ」の調達は順調そう?
イル・メグの「末の子らの流れ」なんて、
危険なところに行かせてごめんね……!
フリスリック : わぁ……! すごく大きな「ダイオウカガミガイ」だね!
それに身が詰まってて、ずっしり重たい……!
すぐにスパジャイリクス医療館に届けるよ!

フリスリックはAce Trickの納品物を感動しつつ受け取った!

フリスリック : Aceさん、どうもありがとう!
調達してくれたダイオウカガミガイは、
スパジャイリクス医療館に届けておいたよ。
フリスリック : そのとき治療師さんが、僕と君に話があるから、
ちかいうちに顔を出すって言ってたんだ。
もうすぐ来るんじゃないかな?
治療師の女性 : フリスリックさん、Aceさん、
ダイオウカガミガイをどうもありがとう。
フリスリック : い、いえ……! それはいいのですが……。
後ろにいらっしゃるのは、
もしかして漁業科のロブさんでは……?
治療師の女性 : ええ、ロブさんは、うちの患者さんなの。
長年に渡って、めまいや動悸に悩まされていたのよ。
治療師の女性 : おせっかいかもしれないけど……
漁業科の不和は、彼から話を聞いて知っていたわ。
治療師の女性 : だから、あなたたちの活動の意義を、
患者であり漁師でもある、ロブさんに知ってほしくて……
それで、今回の食事療法を提案させてもらったの。
ロブ : 正直言って、驚いている。
忌々しい持病が、ダイオウカガミガイを食べ始めてから、
快方へと向かい始めているんだ。
ロブ : あんたたちの言っていたことは、正しかったんだな……。
いままでの態度を許してくれ……。
ロブ : 詫びといってはなんだが……
これからは、食事療法のための漁を手伝わせてくれ。
オクトアイズやクリームオイスターなら、俺にも獲れる。
フリスリック : そ、そんな……!
願ってもない申し出です!
どうか、よろしくお願いします……!
治療師の女性 : スパジャイリクス医療館の治療師たちも、
困ったことがあったら、力になるわ。
いつでも呼んでちょうだいね。
治療師の女性 : 漁業科が食事療法に力を入れてくれたら、うちも助かるもの。
クリスタリウムの人たちの病気を治すために、
お互いに協力して頑張りましょ。
フリスリック : はっ、はい……!
ありがとうございます……!
フリスリック : すごい、すごいよ……!
僕たちがやってることを、
漁師の中でも認めてくれる人ができたんだ……!
フリスリック : Aceさんのおかげだよ!
ありがとう、ありがとう……!!
フリスリック : 人手も増えたし、これなら前よりもっと、
食事療法の幅を広げられるかもしれないね!
これから、また対策を練っていこう!

依頼されていたアイテムをすべて納品した!
フリスリックはAce Trickのことを「漁業科改善の支援者」と感じ始めた!
漁業科の貢献ランクが上昇しました!
フリスリックはあなたの事を、
「漁業科改善の支援者」と感じているようです!
また、「フリスリック」から受注可能な、
ミーン工芸館取引のストーリークエストが発行されました!
クエストをコンプリートすることで、納品リストが更新されます。

紙と魚と

フリスリック : Aceさん、
ちょっと話を聞いてくれる?
フリスリック : ロブさんに、気になる病状の知人がいるらしくてね。
詳しい話を聞いていたところなんだ。
ロブ : ああ……知り合いの女性なんだがな……。
彼女は白目が黄色く変色していて、
めまいがひどくて起きあがれないこともあるらしい。
フリスリック : 目が黄色いのは黄疸と……
ひどいめまいは貧血かな……。
うーん、どんな病気なんだろう……。
ロブ : 彼女はもうずいぶん長く、その症状に悩まされているようだ。
救う術がないか、調べてくれないか?
フリスリック : もちろんですよ……!
じゃあさっそく博物陳列館に行って、情報を探してみましょう!
フリスリック : Aceさん、
君も来てくれると助かるよ!

クエスト『紙と魚と』を引き受けた!

ロブ : フリスリックは……
いつもこんなに難しい本を読んでるのか……。
フリスリック : このあたりの本に情報がありそうなんだけど……
Aceさんも、
探してみてくれる?
マーヴィル : なっ……!
おまえら、なんでこんなところに……!
フリスリック : ま、マーヴィルさん……!?
あなたこそ、なぜここに…………?
今日は「始まりの湖」で漁に出ているはずでは?
マーヴィル : て、てめえらには関係ねえだろ!
またこんなところで、
漁をサボって、うつつを抜かしてやがるのか!
マーヴィル : それにロブ、てめえまで……。
最近顔を出さないからどうしたのかと思ったら……
まさか、フリスリックの野郎とつるんでるとはな!
ロブ : マーヴィル……意固地になるのはもうやめろ。
彼らは、俺を持病から救ってくれた恩人だ。
俺は、彼らに協力する。
マーヴィル : まったく、どいつもこいつも……!
魚は、書庫にいるんじゃねえんだぞ!
マーヴィル : 漁師が魚を獲らなくなったら、
飢え死にするのは住人たちだ!
その覚悟もないなら、漁師なんて辞めろ!
ロブ : …………マーヴィルもあいつなりに、
クリスタリウムのことを思っているんだ……。
許してやってくれ……。
ロブ : いまでこそ魚の供給は安定しているが、
昔は食料難がひどくて……。
年配の者は特に、飢えに対する危機感が強いんだ。
ロブ : だから、未だにあんたの方針に従わない者が多いが……
若い者の中には、フリスリックに協力すべきなのではと、
考えている者たちも、増えてきている。
ロブ : 住人の治療も大事だが……漁業科の問題も根深い。
どうだ、ここはひとつ、協力者を増やすために、
手を打ってみるというのは。
フリスリック : でも……今から本を調べないと……。
ロブ : 一刻を争うってわけでもないだろうし、
本探しなら、俺から司書たちに依頼しておくさ。
ロブ : ただマーヴィルのやつは、あの調子だと、
漁師仲間に、あることないこと吹き込みそうでな……。
放っておけば、状況は悪くなる一方だろう。
フリスリック : そうだとしても、どうやって手を打てばいいんでしょう?
ロブさんのように、身をもって体験してもらうわけにも……。
ロブ : それなら改めて、代表にふさわしい能力を見せてやればいい。
「キャラコトラウト」でも釣りあげてみせれば、
みんな見る目が変わるだろう。
ロブ : 漁業科では釣った記録が極端に少ない、幻の魚だが……
お前たちなら釣りあげられる知識と能力があると、
俺は信じている。
フリスリック : 「キャラコトラウト」、ですね……。
わかりました、釣ってみせます!
フリスリック : Aceさん、一緒にきてくれる?
フリスリック : 漁業科が管理する釣果記録によると、
この魚は過去に、イル・メグの「水没した教会」付近で、
「フルーツワーム」という餌を使って、釣れたようなんだ。
フリスリック : 君がいてくれるなら、きっと妖精たちも悪さをしないはず。
そこで一緒に、「キャラコトラウト」を釣ろう!
ロブ : じゃあ俺は、本探しを司書たちに頼んでから、
ミーン工芸館の窓口に戻っておこう。
受付がいないと、困るだろうからな。

クエスト『紙と魚と』の目的『博物陳列館のフリスリックと話す』を達成した!

フリスリック : きてくれてありがとう……!
君がくるまでの間、妖精に襲われないか、
ひやひやしてたんだ。
フリスリック : イル・メグって初めてきたけど……
すごくきれいで、豊かで、のどかに見えて……
人を拒む恐ろしい土地だとは、信じられないね。
フリスリック : それにしても…………。
誰かと一緒に、釣りにでかけるのは久しぶりで、
実はわくわくしてるんだ。
フリスリック : この姿見の湖で「キャラコトラウト」が釣れたら、
ミーン工芸館の「ロブ」さんのところへ持っていこう。
君と僕、どっちが先に釣れるか……腕の見せどころだね!

クエスト『紙と魚と』の目的『水没した教会付近のフリスリックと話す』を達成した!
クエスト『紙と魚と』の目的『姿見の湖でキャラコトラウトを釣る』を達成した!

フリスリック : もう釣れたの? さすがだね!
じゃあ、先に戻って「ロブ」さんに、
「キャラコトラウト」を渡してくれる?
フリスリック : 僕の竿も、つついてる感触があって……
釣れたらすぐに戻るから!

ロブ : どうだ、「キャラコトラウト」は釣れたか?
ロブ : ふむ、この色といい形といい……
まごうことなき「キャラコトラウト」だ。
Ace、さすがだな。
フリスリック : ロブさん、僕も釣れましたよ……!
ロブ : そうか……。
ふたりとも、やってのけたか……。
本当にすごいな……。
ロブ : 若手の漁師には、その魚を見せて、
協力してくれるように頼んでみよう……。
きっとふたりのことを、認めてくれるはずだ。
フリスリック : よかった……!
協力者が増えれば、いままで君が獲ってきてくれた魚介類を、
その人たちに任せられるね……!
ロブ : ああ、俺も本業の漁と一緒に、窓口の仕事を手伝おう。
いままで、お前ひとりに任せてしまっていたからな。
ロブ : マーヴィルも、いずれはどうにか説得したいが……。
古い人間ほど、考えを変えるのは簡単でないからな……。
少し、時間を置こう。
ロブ : 君たちは、食事療法に関する活動に戻ってくれ。
司書たちの調べも、終わっている頃合いだろうしな。
フリスリック : はい、ロブさんのお知り合いの方に役立つ魚介類がないか、
さっそく調査してみますね……!
フリスリック : Aceさん、
なにかわかったら伝えるから、
そのときは、また手伝ってくれると嬉しいな……!

クエスト『紙と魚と』をコンプリートした!

貢献度ランク4「アンバーモンクフィッシュ」

フリスリック : Aceさん、朗報があるんだ!
ロブさんのお知り合いの女性について、
病気の対策が見つかったよ!
フリスリック : ロブさんによると、その女性は、
白目が黄色く変色していて、
めまいがひどいらしいって話だったよね。
フリスリック : 黄疸がでる理由って、いまだによくわからないから、
文献が少なくて大変だったんだけど……
司書さんの協力もあって、スムーズに調べが進んだんだ!
フリスリック : 貧血と黄疸は、やっぱり栄養失調が原因みたい。
不足している栄養を補う食材については……
脂の乗った怪魚の肝、っていうのがいいんだって。
フリスリック : 怪魚といえば……アム・アレーンのアンバーモンクフィッシュかな。
過酷な砂海で生きるために、肝に脂肪を蓄えている魚なんだ。
フリスリック : ただ、アム・アレーンの危険な地域に生息していて、
並の漁師じゃ生息地に向かうことすら難しくて……。
だから、君にお願いしてもいいかな?
フリスリック : ありがとう! やっぱり君は頼りになるね!
じゃあ、また何匹か釣ってきてくれると嬉しいな。
フリスリック : 「アンバーモンクフィッシュ」は、
アム・アレーンの「アンバーヒル」に生息しているから……
気をつけて行ってきてね!

新たな依頼によって納品リストが更新されました。
「フリスリック」に話しかけて、確認してみましょう。

ロブ : 漁の合間に……納品物の管理なんかを手伝っている。
この仕事量をフリスリックひとりに押しつけていたこと、
いまはすごく反省している……。

フリスリック : 「アンバーモンクフィッシュ」は、
アム・アレーンの「アンバーヒル」で釣れるよ。
君が釣ってくれたら、患者さんもロブさんも喜んでくれるはず!
フリスリック : わあ! すごく上質なアンバーモンクフィッシュだね!
この張り……脂が乗っているのが、一目でわかるよ!
これなら、きっとすぐに効果が出るはず!

フリスリックはAce Trickの納品物を感動しつつ受け取った!

フリスリック : Aceさん、
十分な数のアンバーモンクフィッシュを釣ってきてくれて、
どうもありがとう……!
フリスリック : 僕は患者さんと面識がないから、
ロブさんに届けてもらっていたんだ。
どうやら、経過は順調みたいだよ。
ロブ : ああ、黄疸はかなり治まってきている。
だが………………
ロブ : 彼女は生まれもっての体質なのか……体がひどく弱くて……。
君たちのおかげで黄疸は良くなったが、
まだ具合が悪そうなんだ。
ロブ : 最近は、手足に力が入りにくいらしくて……。
おそらく水晶患(すいしょうわずら)いじゃないかと、
治療師たちに言われたらしい……。
フリスリック : ええっ! 水晶患いだって……!?
それは大変だ……!
フリスリック : Ace、
もしかして、水晶患いを知らないの……!?
フリスリック : 水晶患いは、クリスタリウム特有の原因不明の病気でね。
だるさを感じたり、手足の動きが鈍くなっていって……
重症化すると、命の危険もある病気なんだ……!
ロブ : それで……その……いままで黙っていてすまなかったが……
その患者は、マーヴィルのひとり娘の、
ヒュリエルという子なんだ……。
ロブ : 複雑な気持ちだとは思うが……
俺も、彼女が小さな頃から知っている女性なんだ。
なんとか、引き続き助けてやってもらえないか……。
フリスリック : もちろんです!
クリスタリウムで苦しんでいる人がいるなら、
何とかしたいと思う気持ちは、みんな同じです……!
フリスリック : 今にして思えば、マーヴィルさんが博物陳列館に来ていたのも、
娘さんの病気について、調べるためだったのかも……。
きっとあの人も、不安なんでしょうね……。
フリスリック : 食事療法でどうにかなるか、わからないけど……
すぐに対策を調べてみましょう!
フリスリック : Ace、
僕は水晶患いについて調べを進めるよ。
フリスリック : もし食事療法で改善できるかもしれないなら、
君にも協力をお願いするかもしれない。
フリスリック : もしかしたら、
また危険な地域に行ってもらうかもしれないから……
準備と鍛錬を十分にしておいて……!

依頼されていたアイテムをすべて納品した!
フリスリックはAce Trickのことを「漁業科改善の牽引者」と感じ始めた!
漁業科の貢献ランクが上昇しました!
フリスリックはあなたの事を、
「漁業科改善の牽引者」と感じているようです!
ミーン工芸館取引のストーリークエストが発行されました!
「漁師」がレベル80以上になると、
ミーン工芸館の「フリスリック」から受注可能です。

水晶患いの治療法

フリスリック : ああ、Ace……!
せっかく来てくれたのに申し訳ないけど……
水晶患いについては、まだ解決法は見つかっていないんだ。
フリスリック : なにせ水晶患いは、クリスタリウム特有の病気だから……。
当然、「光の氾濫」以前の文献には、
記載されていなくて……。
フリスリック : でも、少し進展もあるよ。
昔の医術書に、水晶患いとよく似た症例の病気について、
記述があるのを見つけたんだ……!
フリスリック : その病気の名は「贅沢病」……
ヒュリエルさんや水晶患いの患者さんの症状と、
驚くほど状況が似ているんだ。
フリスリック : ただ、クリスタリウムでは贅沢なんてできないはずだから、
本当に同一なのか判断できなくて……。
ロブ : このご時世に贅沢なんて……
ユールモアの連中くらいしか、できなさそうなもんだがね。
フリスリック : そっか、ユールモア……!
もしかして、あの街になら今も贅沢病が……!
ロブ : たしかにそうだが、俺たちが知りたいのは、
あくまでも病に効く魚介類のことだ。
ユールモアの富豪どもが、漁に詳しいとも思えんぞ?
フリスリック : それなら、近隣の漁村で「贅沢病」について調べましょう!
効く魚があるなら、ユールモアに売り込むため獲っているかも!
ロブさん、少しの間だけここを任せていいかな?
ロブ : ああ、もちろんだとも。
フリスリック : Ace、
僕たちはコルシア島の「スティルタイド」に行ってみよう!
万にひとつの可能性でもあるなら、賭けてみたいんだ!

クエスト『水晶患いの治療法』を引き受けた!

ロブ : フリスリックのやつ、
赤の他人のためにあそこまで……。
いや、あいつは元々そういうやつだったな……。
ロブ : Ace、
フリスリックを追って「スティルタイド」へ向かってくれ。
あいつのことは頼んだ。

フリスリック : Ace、見て!
やっぱり海って、広いねぇ!
「光の氾濫」の前は、もっともっと広かったらしいよ。
フリスリック : でも今じゃ、あの水平線の先は、
白い水が満たされてるだけなんだって。
フリスリック : 魚もきっと、もっとたくさんいたんだろうね。
僕が見つけた「食事療法」の本には、
見たことも聞いたこともない魚についても、書いてあったよ。
フリスリック : …………って、感傷的になってる場合じゃなかったね!
あそこに「老齢の漁師」さんがいるから、
贅沢病についてなにか知っているか、聞いてみようか。

クエスト『水晶患いの治療法』の目的『スティルタイド付近のフリスリックと話す』を達成した!

老齢の漁師 : あんたら、ここいらのもんじゃねぇな?
こんな辺ぴな場所に……なんの用だ?
フリスリック : あの、僕たち「贅沢病」について知りたくて……
おじいさんは、なにかご存知ですか?
老齢の漁師 : 贅沢病か。
別に、ここいらじゃ珍しいもんでもねぇよ。
ユールモアの貴人たちがよくかかる病だ。
老齢の漁師 : あいつら、
メオルのほかにも、道楽で飲み食いしてたからな……。
偏食になって、具合が悪くなるんだ。
老齢の漁師 : 贅沢病には、昔からプロスペロイールがいいって言われてんだ。
たまーに網にかかると、貴人どもがえらく喜んで、
いい金出して買っていってくれるぜ。
フリスリック : なるほどそうか……!
贅沢病も水晶患いも、偏食による栄養失調が原因だったんだ!
おじいさん、その魚はどこで獲れますか……!?
老齢の漁師 : どこでって……狙って獲れるもんじゃねえぞ?
普段は深海にいる魚でな、餌を追ってくるんだか知らないが、
海面近くに上がってきたのが偶然、網に入ってるってだけよ。
老齢の漁師 : あとは最近、若いもんがオンド族と交易を始めて……
その交易品に入ってる時もあるな。
ま、それもごくたまにだがね。
老齢の漁師 : そのオンド族もこのまえ来たばっかりだから、
しばらくは顔を出さないと思うが……。
フリスリック : そんな……。
ど、どうすれば……。
フリスリック : Ace、かっこいい……!
君がいうなら、なんだか大丈夫な気がしてきたよ……!
じゃあ、お願いしてもいいかな……!
フリスリック : ありがとう……!
じゃあ僕はここでは役に立てないから……
先に戻って、効果的な調理法を調べておくよ。
フリスリック : 「プロスペロイール」が釣れたら、
ミーン工芸館の僕のところまで持ってきてね!
そして、調理してヒュリエルさんに渡そう!
老齢の漁師 : 「プロスペロイール」を釣りに、
海へでるなら、十分に気をつけるんだぞ。
「光の氾濫」を生き延びた深海生物たちは、手強いからな。
老齢の漁師 : そうだ、「モエビ」がなんとかって、
オンド族が言ってた気がするな。
それを餌に使ってみるといいかもしれん。
老齢の漁師 : 若いもんが元気で熱意あるのはいいことだ。
頑張れよ、お若いの。
フリスリック : おじいさんも、ありがとうございました!
また漁の話を聞かせてください!

どうやら「プロスペロイール」は、
テンペストに生息しているようだ……。
「ノルヴラント大陸斜面」で、釣ることができるかもしれない。
クエスト『水晶患いの治療法』の目的『老齢の漁師と話す』を達成した!

ロブ : 話は聞いている、もう「プロスペロイール」が釣れたのか?
「フリスリック」が待っているだろうから、
さっそく渡してやってくれ。

フリスリック : Ace、おかえりなさい!
「プロスペロイール」は獲れた?
フリスリック : うわあ! 立派なプロスペロイールだね!!
丸々と太ってるし、栄養価も高そうだ……!
さっそく調理して、ヒュリエルさんに食べてもらわないと!
ロブ : じゃあ俺が先にヒュリエルのところへ行って、
料理が届くことを伝えてこよう。
あの子の喜ぶ顔を見るのが、楽しみだ。
フリスリック : 調理のほうは僕にまかせて!
栄養の吸収がいい調理法も調べたし、
僕はこう見えて、けっこう料理できるんだよ。
フリスリック : すぐに調理して、ヒュリエルさんのいる、
「スパジャイリクス医療館」に向かうから、
君も来てくれる?

クエスト『水晶患いの治療法』の目的『プロスペロイールをミーン工芸館のフリスリックに納品』を達成した!

ヒュリエル : 漁師さん、あなたのお話はいつもロブさんから聞いています。
私の病気を治すために、魚を獲ってきてくださって……
本当に、ありがとうございます。

ロブ : 少し前にフリスリックがふるまってくれたんだが……
彼の料理の腕は、かなりのものだぞ。
ヒュリエルにも早く食べてもらいたいもんだ。

フリスリック : さあ、さっそくヒュリエルさんに、
プロスペロイールを食べてもらおう!
ロブ : ヒュリエル、味はどうだった?
ヒュリエル : ええ、とても美味しいお魚のソテーだったわ。
本当に、これを食べると水晶患いが治るの?
ちょっと信じられないけど……。
フリスリック : 栄養価が高いので、味も濃厚に感じられるのかもしれませんね。
これからも食べ続けていくことが、大事ですが……
水晶患いも、きっと良くなるはずです……!
ヒュリエル : そうなのね。
いままでずっと、治らないって言われてたのに……
すごいわ、ありがとう……!
マーヴィル : おい、お前らそこでなにをしてる!
うちの娘に近づくんじゃねぇ!
ヒュリエル : ちょっとお父さん、そんな言い方はよしてよ。
同じ漁業科の人たちなんでしょう?
ヒュリエル : この人たち、水晶患いに効くって魚を、
調理して持ってきてくれたのよ。
マーヴィル : なんだと?
いままでどんなに高い薬を使っても治らなかったのに、
そんなものがあるはずが……
ロブ : それが、あるんだ。
かなり有効だと思われるものを、
Aceたちが、見つけてくれた。
フリスリック : 博物陳列館には、
水晶患いによく似た症状について、書かれた文献がありました。
その病はどうやら、栄養の偏りによって発症するようです。
フリスリック : その対策に、いまでもユールモアでは、
プロスペロイールを食べるのだと、教えてもらいました。
コルシア島の漁師や、オンド族の古くからの知恵だとか。
マーヴィル : そ、それで治るのか……?
ほんとうに……?
フリスリック : はい、クリスタリウムの食料事情を考えると、
栄養が偏っていることは否めません。
おそらく同じ病気なので、治るはずです。
フリスリック : これからも、プロスペロイールはたくさん必要になります。
今回はAceが獲ってくれましたが、
ずっと彼に頼るわけにはいかない。
フリスリック : ヒュリエルさんだけじゃなくて、
すべての水晶患いの患者さんを救うためには、
自分たちで、この魚の漁法を確立していかないと……。
フリスリック : だから、どうか協力してください。
マーヴィルさんたちの力が、必要なんです。
マーヴィル : さんざんお前たちを蔑ろにした俺に、
頭を……さげないでくれ……。
ましてや、うちの娘の病気を治すために…………。
フリスリック : クリスタリウムの人たちに栄養満点の魚を届けるのが、
僕たち漁業科の使命だと思っています。
そのためだったら僕は、なんでもしますよ。
マーヴィル : ううっ……すまない、恩に着る…………!
ぜひ、ぜひ協力させてくれ……!
マーヴィル : ああ、ヒュリエル!
本当に良かった……!
お前が早く元気になるように、頑張らないとな……!
フリスリック : 親子水入らずを、邪魔しちゃ悪いから……
僕は先に、「ミーン工芸館」の漁業科へ戻ってるよ。
君にも改めてお礼がしたいから、あとできて。

クエスト『水晶患いの治療法』の目的『スパジャイリクス医療館のフリスリックと話す』を達成した!

ヒュリエル : お父さんったら……。
マーヴィル : もう少しだけ、ヒュリエルのそばにいさせてくれ……。

ロブ : 今後は漁業科で協力しあいながら、
プロスペロイールを獲れるように頑張らないとな……。

フリスリック : マーヴィルさんと和解できて……本当に良かった。
ヒュリエルさんのことを気にかけてくれたロブさんや、
プロスペロイールを獲ってきてくれた君のおかげだね。
フリスリック : これからは、クリスタリウムの人たちを、
もっともっと元気にできるよ……!
フリスリック : あれ、マーヴィルさん……!
ヒュリエルさんのそばにいなくて、いいんですか……?
マーヴィル : あ、ああ……。
俺がついてたって、病気が治るわけじゃねえし……
マーヴィル : いままであんたらに迷惑かけた分、早く手伝ってやれと、
ヒュリエルに医療館を追い出されちまったから……。
フリスリック : あははっ、すごいな!
ヒュリエルさんは、病気でも気丈な方なんですね。
きっと、すぐに元気になりますよ!
フリスリック : では、よければ……
ロブさんのお手伝いをお願いできますか?
マーヴィル : お、おう!
任せておけ!
フリスリック : ロブさんやマーヴィルさん、ほかの漁師の人たちも、
みんな手伝ってくれるようになるなんて……。
今でも信じられないや……。
フリスリック : 僕ひとりじゃ、絶対にできなかった……。
君が漁業科に来ていなかったら、
とっくに心が挫けていただろうな……。
フリスリック : Ace、
君には、いくら感謝してもしきれないよ。
孤立していた僕を見捨てないでいてくれて、ありがとう。
フリスリック : ここは、僕は、もう大丈夫。
君を待っている人は、いっぱいいるだろうから、
次はその人たちを助けてあげてね。
フリスリック : でも、用事がなくても、
たまに君が顔を見せにきてくれたら嬉しいな!
フリスリック : 漁業科一同、いつでも君を歓迎するよ。
待ってるね!

クエスト『水晶患いの治療法』をコンプリートした!
すべての依頼を達成し、フリスリックはAce Trickのことを「漁業科改善の立役者」と感じているようだ!
漁業科の貢献ランクが上昇しました!
フリスリックはあなたの事を、
「漁業科改善の立役者」と感じているようです!
また、ミーン工芸館は他にも、
腕のいい職人の助けを必要としている人がいるようです。
声をかけて、話を聞いてみましょう。

フリスリック : やあ、遊びにきてくれたの?
君のおかげで、漁業科はすごく賑わっているよ!
みんなで協力して、いろんな地域で漁を始めているんだ……!

ロブ : クリスタリウムの住人の健康も、もちろん大事だが……
漁業科の連中がみな、生き生きと仕事できるのも……
嬉しいことだな……。

マーヴィル : ヒュリエルは、ゆっくりではあるが快方に向かってる。
あんたとフリスリックのおかげだ。
本当に、ありがとうよ。
マーヴィル : 漁師には、漁以外の能なんぞ必要ねえと思っていたが……
そうじゃなかったんだな。
いまは、漁の合間にフリスリックにいろいろ教わってんだ。

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