沈黙は金
オロニル族の青年 : おい、そこのお前。
暇なら、ちょっと手伝ってくれ。
オロニル族の青年 : この再会の市は、物流や経済を担うだけでなく、
辺り一帯の部族の交流の場でもある。
そこで、市をつくったケスティル族を労おうと思ってな。
オロニル族の青年 : 出店者に協力を募り、彼らに料理を振る舞ってやることにしたが、
まだ食材を届けにきていない連中がいてな……。
そいつらから、食材を受け取ってきてくれ。
オロニル族の青年 : カコール族の「バイドゥル」とダズカル族の「チャンブイ」、
イサリ村の「ウトウ」の3人から貰ってきてほしい。
食材の件だと言えば、伝わるはずだ。
クエスト『沈黙は金』を引き受けた!
バイドゥル : ありゃ、手間かけさせて、すまないなぁ。
カコールは新興部族で、人手も足りないから、
少し手間取っちゃったんだー。
バイドゥル : けど、時間がかかったぶん、いいものを持ってきたよ。
ケスティル族には、感謝しているからね。
うちらみたいな弱小部族のため、市を作ってくれてさ。
クエスト『沈黙は金』の目的『バイドゥルと話してカコール族の食材を入手』を達成した!
チャンブイ : ああ、食材の件だね?
用意はしてたんだが、客の相手をしていて、
渡しに行くヒマがなかったんだよ。
チャンブイ : ダズカルの女は、大草原いちの狩人でね。
狩りが上手くいきすぎて、食えないほど肉が手に入ることもある。
大地の恵みを無駄にしないため、市を作ってくれて大助かりだよ。
クエスト『沈黙は金』の目的『チャンブイと話してダズカル族の食材を入手』を達成した!
ウトウ : 渡しに行くのを忘れてたわ、ごめんなさい。
でも、極上の干物をイサリ村から運んであるよ。
ウトウ : うちの祖母がつくった干物は、絶品よ。
やっぱりケスティル族の人たちには、
一番いい物を食べてもらいたいからね。
ウトウ : 彼らは、私みたいな異国の人にも分け隔てなく接してくれる。
なんでも、外の人と交流するために、この市を開いたそうよ。
大草原の品々と、外の特産品を交換するためにね。
クエスト『沈黙は金』の目的『ウトウと話してイサリ村の食材を入手』を達成した!
オロニル族の青年 : 例の3人から、食材は受け取ったか?
すべてそろったのなら、俺に渡せ。
オロニル族の青年 : ふむ、皆それぞれ、自慢の一品を持ってきたようだな。
我らオロニル族ほどではないとはいえ、
ケスティル族の人望も、なかなかのものだ。
オロニル族の青年 : その昔、彼らの子どもが病気で倒れた際、
薬師を探し出せず、亡くなるという悲しい出来事があった。
この市は、その後悔から作られたそうだが、知っていたか?
オロニル族の青年 : なんと、それぞれ違う理由を話していたのか!
……ケスティル族は無口ゆえ、
みな勝手に解釈しているだけなのかもしれないな。
オロニル族の青年 : まぁ、市が作られた理由は、もはや気にすることではない。
我々は受けた恩を、必ず返すだけだ。
お前にも、きちんと報酬は出すから、安心しろ。
クエスト『沈黙は金』をコンプリートした!
不言実行
心配そうな表情で、こちらを見てきた。
どうやら、冒険者に頼みたいことがあるようだ。
カイシャン : …………。
心配そうな表情で、北の方角を指さした。
どうやら、なにか助けが必要な事態が起きているらしい。
様子を見に行こう。
クエスト『不言実行』を引き受けた!
クエスト『不言実行』の目的『刃の海で異変を探す』を達成した!
襲撃された商人 : 助かったよ……ありがとう。
あの魔物に足止めを食らって、連絡もできなかったが、
救援を寄こすとは、さすがカイシャンだな。
襲撃された商人 : あいつ、あまりに無口でびっくりしたろ?
ケスティル族には、言葉は嘘の源だって考え方があるらしくてな、
口を開いたところなんて、見たこともないんだ。
襲撃された商人 : だが、口数は少なくても、誠実で、仕事は早い。
そんな奴らだから、彼らのもとには人と物が集まるのさ。
襲撃された商人 : さて、あいつらを追い払ってくれたなら、もう大丈夫だ。
荷物を積み直したらすぐに向かうと、
「カイシャン」に伝えてくれないか?
クエスト『不言実行』の目的『襲撃された商人と話す』を達成した!
カイシャン : …………。
カイシャンは、安堵した表情でこちらを見ている。
商人を助けた冒険者に、感謝しているようだ。
差し出された礼を受け取ろう。
クエスト『不言実行』をコンプリートした!
青天白日の市へ
タマチャグ : あんた、今ちょっと手が空いてたりしないか?
ぜひとも手伝ってほしいことがあるんだが、
話を聞いてくれるか?
タマチャグ : この市では、売り手が自由に値を付けられる。
だがそれをいいことに、客の顔を見てから、
不当な値段をふっかける輩がいるらしい。
タマチャグ : そんな不正をされては、市が荒れて客が寄り付かなくなる。
だから、俺ら常連の出店者が、定期的に調査をしているんだが、
顔が知られてるせいか、尻尾を出さないんだ……。
タマチャグ : そこで、異国から来たあんたに、各店舗へ行ってもらい、
「商品」と「価格」に問題がないか、調査をしてきてほしい。
タマチャグ : 調べてほしい5つの店を、地図に記しておいた。
すべての店を回ったら、俺まで報告してくれ。
クエスト『青天白日の市へ』を引き受けた!
バイドゥル : なんでも取り扱ってるよぉー。
探していた、あんな品物、こんな品物、
見つかるかもしれないよぉー。
肉、魚、雑貨などを売っている「よろず屋」のようだ。
商品によって価格は違うが、総じて「安値」で販売している。
イェスイ : 旅人さん、燻製肉はいかが?
保存がきくから、長旅にもってこい!
ウチの肉は、ちょいと高いが品質は最高ですよ!
生肉、腸詰、燻製、丸焼きなどを扱う「精肉店」のようだ。
商品によって価格は違うが、総じて「高値」で販売している。
チャンブイ : いらっしゃい!
ボーズがいくつ入用だい?
早く買わないと、売り切れちまうよ!
肉を使った料理を販売している「料理屋」のようだ。
具材やサイズによって金額が違うようだが、
総じて「標準的な価格」で販売している。
ボトクイ : その風体……貴方は、異国からのお客さん?
ねえ、家畜の乳から作った、乳酒はどうだい?
草原でしか味わえない非常に高価な物さ。
お酒を販売している「酒房」のようだ。
価格の記載がないので詳しくはわからないが、
「非常に高値」でお酒を提供してくれると言っている。
マスグッド : みずみずしい野菜に、果物もあるぞ。
厳選して仕入れてきたから、おいしさ満点さ。
まとめて買ってくれたら、おまけもつけよう。
野菜や果物を売っている「青果店」のようだ。
商品によって価格は違うが、総じて「高値」で販売している。
クエスト『青天白日の市へ』の目的『各店舗を調査する』を達成した!
タマチャグ : お、調査は終わったかい?
それじゃ、さっそく聞くが、
バイドゥルは、何をいくらで売ってたんだ?
タマチャグ : なるほど……次はマスグッドだ。
タマチャグ : じゃあ、イェスイのとこは、どうだった?
タマチャグ : ふむふむ……。
それじゃ、ボトクイの店は?
タマチャグ : なるほどなぁ……。
最後に、チャンブイの店はどうだった?
タマチャグ : ……おおむね、事前報告どおりのようだが、
ボトクイのところは、問題があるみたいだな。
タマチャグ : あんたが勧められた酒は、地元ではありふれたモノでな。
おそらく、異国の旅人と見て、高値をふっかけたんだろう。
タマチャグ : そういう行為は、この市の信頼を傷つけてしまう。
彼女には、あとで厳重に注意をしておくよ。
タマチャグ : ありがとうな、あんたが手伝ってくれて助かった。
今後も、再会の市での買い物をよろしく!
クエスト『青天白日の市へ』をコンプリートした!
一日店主
バイドゥル : はぁ……どうやったら、商品が売れるんだろうなぁー。
市で一旗揚げようと思ったのに、うまくいかないや……。
バイドゥル : ……あれぇ?
そこの旅人さん、すっごい自信ありげな顔してるねー?
もしかして、取引とか得意なの?
バイドゥル : それならさー、ちょっとこの店、手伝ってもらえないかなぁ?
いろいろ揃えたのに、おいらの売り方が悪いのか、
全然売れないんだー……。
バイドゥル : 君ならどうするのか、参考にさせてほしいなぁ。
もし、引き受けてくれるなら、また声をかけてよぉー。
クエスト『一日店主』を引き受けた!
バイドゥル : お店番を、手伝ってくれるのー?
バイドゥル : 本当ー!?
おいら、しっかり旅人さんの売り方を見て学ぶよー!
バイドゥル : うちの自慢は、たくさんの商品を扱ってることでさ。
どんなお客さんが来ても、きっと期待に応えられるよー!
近くで見てるから、よろしくお願いねぇ。
訪れた客の会話をヒントに、
一番適した商品を薦め、購入してもらいましょう。
子だくさんの母親 : あら、いろいろ売ってるのね。
食べ盛りの子どもたちに、なにか買っていかないと……。
昨日はお魚だったから、今日は何にしようかしら?
■どの商品をオススメする?
▷大魚の焼干し
▷ケナガウシのチーズ
▷マンモスの股肉
▷磚茶
▷マンモスの股肉
子だくさんの母親 : あら、いろいろ売ってるのね。
食べ盛りの子どもたちに、なにか買っていかないと……。
昨日はお魚だったから、今日は何にしようかしら?
子だくさんの母親 : そうね、まだ家畜のケナガウシもつぶせないし、
たまにはマンモスの肉もいいかもしれないわね。
じゃあ、これをいただくわ。
商品の販売に成功しました!
相手が求めている商品を、うまく薦められたようです。
上機嫌な少年 : おもちゃをくださいな!
えへへ、お手伝いしたから、お駄賃もらっちゃった。
ちょっとしかお金はないけど、何が買えるかな~。
■どの商品をオススメする?
▷手の込んだ木彫りの馬
▷木製のカラキク盤と駒セット
▷安価な木彫りの笛
▷色鮮やかな人形
▷安価な木彫りの笛
上機嫌な少年 : へぇ~、木彫りの笛かぁ。
吹いたことないけど、お父さんに教えてもらおっと。
じゃあ、それください!
商品の販売に成功しました!
相手が求めている商品を、うまく薦められたようです。
恋に悩む男性 : この恋心を、愛しのあの子に伝えたい……。
でも、どんな言葉なら、彼女にわかってもらえるだろう?
ああ……僕はどうしたらいいんだ……。
■どの商品をオススメする?
▷参考になる書物がある
▷ウジウジせずに、ぶつかっていけ!
▷待っていれば、時が解決してくれる
▷……諦めなさい
▷参考になる書物がある
恋に悩む男性 : 参考になる書物だって……!?
そ、それは、なんて名前の本なんだい?
■どの商品をオススメする?
▷ツメト族の子育て記
▷エジン族の伝統泳法解説書
▷アダルキム族の戦術論
▷カッリ族の愛の賛歌
▷カッリ族の愛の賛歌
恋に悩む男性 : 愛の賛歌……なんて参考になりそうな本なんだ!
そういえば、彼女は歌が好きだったな。
よし、これをくれ!
商品の販売に成功しました!
相手が求めている商品を、うまく薦められたようです。
オシャレな女性 : ねえねえ、この首飾りどうかしら?
さっき、そこの店で買ってきたんだけど、
とっても素敵だと思わない?
■なんて答える?
▷当店にも素敵なものがありますよ
▷よくお似合いですよ
▷きれいな色ですね
▷当店の商品も買ってください!
▷当店にも素敵なものがありますよ
オシャレな女性 : ふ~ん。
それなら、私に似合うものを、あなたが選んでみてよ。
■どの商品をオススメする?
▷緋色の耳飾り
▷漆黒の上衣
▷赤い石の指輪
▷青い石の指輪
▷緋色の耳飾り
オシャレな女性 : あら、とっても素敵な色の耳飾りじゃない!
買うわ、絶対に買う!
オシャレな女性 : でも、この赤い石の指輪も、さっき買った首飾りに似合いそう……。
せっかくだから、ふたつともいただくわ!
商品の販売に成功しました!
相手が求めている商品を、うまく薦められたようです。
バイドゥル : いやー、すごいすごい!
品揃えは変わってないのに、飛ぶように売れたなー。
君の売り方、とっても参考になったよ。
バイドゥル : おいらは、自分が売りたいものばかり薦めて、
お客さんは何が欲しいのか、気づけてなかったみたい。
相手を観察して、ちゃんと話を聞くのが大事なんだねー。
バイドゥル : ありがとう、旅人さん。
おいらも一人前の商人になれるよう、頑張るよ!
クエスト『一日店主』をコンプリートした!
ダズカルの自慢
チャンブイ : そこのアンタ、見たところ、ただの旅人じゃないね。
男だろうと、腕が立つなら気にはしないから、
ちょっと、頼まれてくれるかい。
チャンブイ : 今日は、いつもより客の入りがよくて、
ボーズの材料が足りなくなりそうなんだ。
娘たちも狩りに行かせてるが、それでも追いつかないほどさ。
チャンブイ : そこでだね、市の外をウロウロしてる「ケナガウシ」を倒して、
「ケナガウシの肉」を4つ取ってきてもらえないかい?
クエスト『ダズカルの自慢』を引き受けた!
クエスト『ダズカルの自慢』の目的『ケナガウシからケナガウシの肉を入手』を達成した!
チャンブイ : 仕事が早いじゃないか。
男にしとくのは、もったいないくらいだよ。
チャンブイ : うちらダズカル族にとっちゃ、狩りは女の仕事。
女衆のほうが鼻が利いて、狙った獲物を逃さないのさ。
娘たちもまだ小さいが、立派な狩人として走り回ってるよ。
チャンブイ : 手に入れてくれた「ケナガウシの肉」は、
東の建物の裏にいる、アタシの夫に届けてくれるかい?
店を空けるわけにはいかないからさ。
クエスト『ダズカルの自慢』の目的『チャンブイと話す』を達成した!
チャンブイの夫 : えっ、旅人さんですよね……?
その……私に何か用でしょうか?
チャンブイの夫 : あっ、妻の手伝いをしてくれていたんですね?
ありがとうございます。
チャンブイの夫 : 市に来るときくらいしか、
部族外の人と話さないので、ちょっと緊張してしまって……。
無礼な態度でしたら、すみません。
チャンブイの夫 : ……では、私は調理に戻りますね。
報酬は妻から受け取ってくれますか?
クエスト『ダズカルの自慢』の目的『チャンブイの夫にケナガウシの肉を渡す』を達成した!
チャンブイ : ああ、肉を届けてくれたんだね。
ダズカルの男と話せるなんて、めったにないことだから、
自慢していいよ。
チャンブイ : いつもは、男を家の外へ出したりはしないんだが、
夫が作るボーズは、生地はもっちり、具はホクホクの絶品でね。
ぜひとも、たくさんの人に食べてほしくて、ここで売ってるんだ。
チャンブイ : さぁて、材料も手に入ったことだし、もうひと稼ぎするかね!
今回は助かったよ、ありがとう。
クエスト『ダズカルの自慢』をコンプリートした!
イサリ村の干物売り
ウトウ : あら、アナタ、外から来た人でしょ。
簡単な仕事があるんだけど、請ける気はない?
ウトウ : 人が集まっている場所に行って、
うちで扱ってる商品の評判が上がるよう、
自然な感じで話してほしいの。
ウトウ : 売り込み方は、アナタに任せるわ。
とにかく、市に来ているお客さんに、
「海魚の干物」のことを知ってもらいたいの。
チャットの会話モードを「Say」モードにして、
キーボードやソフトウェアキーボードで『海魚の干物』を含む、
好きな言葉を入力し、再会の市の客に興味をもたせましょう。
クエスト『イサリ村の干物売り』を引き受けた!
狩人らしき男性 : へぇ……海の魚かぁ。
干物っていうくらいだから、保存が効くだろうし、
あとで店を覗いてみようかな。
羊飼いらしき女性 : ……ねえ、海魚の干物ですって。
あなた、食べたことある?
羊飼いらしき男性 : 一度だけあるけど、あれは、うまかったなぁ!
こんな場所で、売ってるとは思ってもなかったよ。
とりあえずお店に行ってみようか?
クエスト『イサリ村の干物売り』の目的『チャットの「Say」モードで『海魚の干物』を含む言葉を入力し
指定地点周辺の客に興味をもたせる』を達成した!
ウトウ : あれから何人かお客さんが来て、
海魚の干物を買っていってくれたの!
アナタ、商いの才能があるんじゃない!?
ウトウ : この調子で干物を売って、毛皮を買って帰ろうと思ってるの。
うちの人、漁師をしているんだけれど、
朝の海は寒いから、風邪を引かないようにね。
ウトウ : さてと……たくさん売れるよう、引き続きがんばらないと!
手伝ってくれてありがとうね、旅のお方。
クエスト『イサリ村の干物売り』をコンプリートした!
アダルキムの後継者
アダルキム族の男 : アンタ、見るからに強そうだな。
よそから来たって感じだし、旅人だろ?
よかったら、話を聞いてくれないか。
アダルキム族の男 : 俺は、ある物を手に入れるため、アジムステップの西から東、
あらゆる場所を探してきた。
ここで売ってるって噂を聞いて来たが、運悪く品切れらしい。
アダルキム族の男 : だが、入手法は教えてもらえた。
そこでアンタの手を借りたいってわけさ。
なぁに、ただの「花摘み」、それほど難しくは…………
アダルキム族の男 : いや、よその人であるアンタを騙すのはよくないな。
正直に言うが、かなり危険な仕事になる……。
あれは、毒より危ない息を吐く化物から獲る代物らしいからな。
アダルキム族の男 : 頼む……!
この辺りに生息しているという「プルボル」を倒して、
「大輪の腐花」を3つ手に入れてくれ!
クエスト『アダルキムの後継者』を引き受けた!
クエスト『アダルキムの後継者』の目的『プルボルから大輪の腐花を入手』を達成した!
大輪の腐花:強烈な腐臭を放つ大輪の花
アダルキム族の男 : 「大輪の腐花」が手に入ったなら、渡してくれるか。
そいつさえ手に入れれば……命が助かるんだ!
アダルキム族の男 : ウッ……なんて強烈な臭いなんだ……!
だがいいぞ、これで誰も俺に寄りつかなくなる!
アダルキム族の男 : ……っと、恩人のアンタには、事情を話しておくべきだろうな。
俺は、アダルキム族という、
アジムステップで最大規模を誇る大部族の、族長候補なんだ。
アダルキム族の男 : もちろん、族長の座に就けば、馬も女も好き放題さ……。
だが、それだけに候補者同士や支持者の争いが絶えなくてね。
兄貴なんか、8回の暗殺未遂と4回の結婚詐欺を受け、姿を消した。
アダルキム族の男 : おかげで継承順位が上がった俺が、今度は命を狙われる立場さ。
まったく、勘弁してくれよ……!
アダルキム族の男 : だから、「持つことで誰も寄りつかなくなる」と噂の、
大輪の腐花がほしかったのさ……。
ありがとう、おかげでしばらくは静かな時間を過ごせそうだ。
アダルキム族の男 : よぉし、次は根本的な解決を目指すぞ!
そのためには、何としてでも出奔した兄貴……
アドキラーを連れ戻さなきゃな!
クエスト『アダルキムの後継者』をコンプリートした!
再会の市の迷子たち
トゲネ : あなた……これから市を見て回る予定はある?
よかったら、ちょっと手伝ってもらえないかしら?
トゲネ : 私はね、ゆっくり買い物を楽しんでもらうために、
お客さんの子どもを、この建物で預かる仕事をしているの。
迷子の面倒を見たりもするわ。
トゲネ : そこでなんだけど、もし、迷子の子を見かけたら、
この建物に来るように、伝えてもらえるかしら?
買い物ついでで構わないから、お願いね。
クエスト『再会の市の迷子たち』を引き受けた!
泥だらけの少女 : な、なんですか?
羊さんから出た土でお団子を作ってただけで、
別に変なことをしてるわけじゃ……。
泥だらけの少女 : ……そんな場所があるんですね。
手を洗ってから、行ってみるとします!
双子の兄 : へぇ、そんな場所があるんだ。
景色を見るのも飽きたし、
兄ちゃんが言ってるとこに行ってみようかな~。
双子の兄 : そういえば、オレにそっくりなヤツに会わなかった?
もし見つけたら、そいつにも、
その場所に来るように伝えておいてよ!
双子の弟 : へぇ、そんな場所があるんだ。
父ちゃんたちの買い物が終わるまで、そこに行ってみようかな~。
双子の弟 : それにしても、兄ちゃんはどこ行ったんだろ?
まぁ、そのうち会えるだろうからいいか!
クエスト『再会の市の迷子たち』の目的『迷子の子どもを探す』を達成した!
トゲネ : あなたが見つけてきてくれた子たちが、三人やって来たわよ。
今日はまだひとりしか預かっていなかったから、
すっかり賑やかになったわ。
トゲネ : 子どもたちって、部族なんて関係なしに、
すぐ仲良くなっちゃうんだから凄いわよね。
今、中にいる子たちも、みんな違う部族の子なの。
トゲネ : あなたが声をかけてくれた、外見が瓜二つな子たちは、
三度に一度は双子が生まれるって話の、ヒマー族の男の子たち。
トゲネ : 少し服に泥が付いていた女の子は、
獣の糞を集めて、移動式の窯で焼き炭を売って生活する、
ボリル族の子。
トゲネ : あなたは会っていないけど、最初から預かっていた子は、
一妻多夫の伝統を持つバヤクッド族の子なの。
トゲネ : 大人たちはいがみ合うことが多いのに、
子どもはすぐに仲良くなっちゃうんだから、
まったく、不思議なものよね。
トゲネ : 子どもたちにできるんだから、大人だって……
いえ、今のは気にしないで。
とにかくありがとう、優しいお客さん。
クエスト『再会の市の迷子たち』をコンプリートした!
沈黙の民
タマチャグ : ……あんた、この辺の部族のものじゃないね。
ちょっといいかい、「余所者」のあんたに頼みがある……。
タマチャグ : ここ「再会の市」は、
ケスティル族という部族が仕切ってるんだがね……。
異国から来た商人が、彼らを困らせてるんだ。
タマチャグ : ケスティル族は、沈黙の民とも呼ばれる部族。
言葉こそが嘘の温床と考える彼らは、言葉ではなく、
行動で意思を示すため、ほとんど喋ることはない……。
タマチャグ : ……だってのに、そんなケスティル族に向かって、
「言葉」を尽くして、商売の許可を得ようとしている男がいる。
それも、ひどく強引にな。
タマチャグ : そいつの弁舌には、いい加減我々もウンザリなんだが、
どうも、ケスティル族の信念が理解できないらしい……。
我々が何を言っても、聞く耳もたん。
タマチャグ : 恐らく今も、族長の天幕で無駄な口上を述べているだろう。
その商人「ガスコット」が、どれだけ無駄なことをしてるか、
あんたからも言ってやってくれないか?
クエスト『沈黙の民』を引き受けた!
コトタ : ……………………。
眉をひそめ、ガスコットを睨みつけている……。
彼女が、再会の市の出店許可を取りまとめているようだ。
ガスコット : いい加減、喋ってもらいたいんですがねえ……。
言葉をかわすことで、とける誤解もありましょう?
さあ、直接、あなたの口から……って、ん?
ガスコット : なんです、あなた?
商売の交渉に来たんなら、順番は私が先ですよ。
それとも……私になにかご用件でもあるんで?
ガスコット : ……なんだ、あなた、同業者じゃなかったんですか。
ケスティル族には、言葉ではなく行動で示さないと無駄、ねえ。
ガスコット : ほかのアウラ族の方にも、同じことを言われましたが……。
まったく喋らずに、市を取り仕切ることができるのか、
どうにも、私は納得できませんよ……。
ガスコット : ……まあ、これ以上駄々をこねても無駄なようですね。
この市の関係者でもない、あなたにも同じことを言われたんだ。
ケスティル族の風習とやら、信じることにいたしましょう。
ガスコット : ……ところで、あなた。
冒険者ということは、ここで商売するわけではないですよね?
それなら……ちょっと外で話をさせてもらえませんか?
クエスト『沈黙の民』の目的『ガスコットと話す』を達成した!
ガスコット : いやあ、旅のお方との会話なんて久方ぶりですよ!
私は、東アルデナード商会の東方支店に勤める者です。
先ごろまで、クガネの商館で働いておったんですがね。
ガスコット : ドマを支配していた帝国の連中も撤退したでしょう?
とすれば、ここにも、商機を嗅ぎつけた異国の商人が、
まもなく続々とやってくるはずです。
ガスコット : そいつらに商機を奪われる前に、
再会の市の市場を、私らが独占しようと考えましてね。
どっさりと異国の便利な道具や嗜好品を持ち込んだんですよ!
ガスコット : ……なのに、そもそも商売の許可すらもらえないとは。
海賊衆に帆別銭をはずみ、野盗や魔物の目を盗み、
数多くの艱難辛苦を乗り越えて、はるばるやって来たのに……。
ガスコット : 得られたのは、ケスティル族の冷たい視線だけ。
弁舌さわやかで人当たりもいい、この私が、
あんな目を向けられたのは、生まれて初めてですよ……。
ガスコット : そこで、あなた、ものは相談なのですが……
私が商売の許可を得るのに、協力してくれませんか!?
許可を得た暁には、永続割引の権利を差し上げますので!
ガスコット : なに、商売を手伝えとか、彼らを脅してこいなんて言いません。
ケスティル族の風習を知るのに、手を貸してほしいんですよ。
ガスコット : 連中は、ほかの地域とは違う神話、風習の中に生きている。
商売の許可を得るには、それを知らねばならないようだ……。
その手伝いを、あなたにお願いしたいんです!
ガスコット : それに、ケスティル族の風習を知ることは、
あなたの冒険にとっても有益なのではないですか?
さあ、連中の暮らしを一緒に学びましょうよ!
クエスト『沈黙の民』をコンプリートした!
行動による証明
ガスコット : さて、ケスティル族について、私が知りたいのは、
言葉を好まない彼らと、どうやって親睦を深めればいいのかです。
それがわからないと、門前払いの繰り返しですからね。
ガスコット : さっそく、あなたにお願いです!
再会の市の人たちに、ケスティル族について、
彼らの好みや性格、風習などなど、聞き込んでみてください!
ガスコット : もちろん、私も聞いてはみますが……
どうも私は、この市の人たちに嫌われているようでして……。
あなたのことを、頼りにさせてもらいますよ!
クエスト『行動による証明』を引き受けた!
スウド : ……彼らについて知りたいなら、
ここが何故「再会の市」と名づけられたか考えてみることね。
スウド : 部族ごとに争い散らばってしまった、アウラ・ゼラ族だけど、
ここでだけは、ひとつに戻ろうという願いが込められてるの。
だから、彼らは、ここでの争いの一切を禁じているのよ。
バイドゥル : んー、ケスティル族について知りたいって?
そんなの、ここで数日も暮せばすぐわかるんじゃない?
あの商人は、別のようだけどねー。
バイドゥル : 彼らは、決して言葉に惑わされず、行動がすべてと考える部族。
ケスティル族から信頼を得たいなら、「行動」で示すんだねー。
自分の行いを振り返れば、きっと答えがあるはずだよ。
ウトウ : ……ガスコットを手伝ってるの?
あの男、声は大きいし、やり口も強引だし……
異邦人ってだけで同一視されて、迷惑してるのよね。
ウトウ : 郷に入っては郷に従え、っていうのができないのよ。
ここで商売するには、ケスティル族の決定が絶対なのに。
クエスト『行動による証明』の目的『再会の市にいる者たちから話を聞く』を達成した!
ガスコット : いや、ケスティル族にかぎらず、ここは無口な方が多い。
皆さん、私を睨んでばかりでして……。
そちらはどうでした?
ガスコット : ……ふむ、言葉ではなく「行動」で示せ、と。
やはり言葉のみに頼ってはいけないのですね……。
本当に、不思議な人たちですなあ。
ガスコット : では、彼らに対して行動を起こし、親睦を深めましょう!
友好の気持ちを示すため、私たちが不審な者ではないと、
「アピール」するんです!
ガスコット : そうですね……。
私は、市を見回っているケスティル族の人に、
「アピール」してみましょう!
ガスコット : あなたは、先ほどの「コトタ」さんに、
「アピール」をしていただけますか?
彼女が、この市の出店許可を取りまとめていますので!
クエスト『行動による証明』の目的『ガスコットに報告』を達成した!
コトタ : …………?
首をかしげ、冒険者をジッと見ている。
「コトタ」に「アピール」をして、友好の気持ちを示そう。
コトタは、冒険者の「アピール」に戸惑っているようだ。
つづけて、どんな態度をとるべきだろうか……。
■どんな態度をとる?
▷強めの態度に出る
▷友好的な態度を取る
▷さらに戸惑わせてみる
▷友好的な態度を取る
コトタ : …………?
冒険者の行動をどう受け取るか、悩んでいるようだ。
良好な関係を築くため、どんな態度をとるべきだろう……。
■次は、どんな態度をとる?
▷紳士的な態度を取る
▷より親しみを込めた態度を取る
▷全力で意表を突く
▷より親しみを込めた態度を取る
コトタ : …………。
コトタは、笑って許してくれたようだ。
どうやら、怪しい者ではないということは伝わったらしい。
ガスコット : コトタさ~ん!
冒険者さんだけではなく、私の思いも受け取ってください!
さぁ、クガネで覚えたボム踊りを、ご一緒に!
ガスコット : さぁさぁ、皆でおなじ踊りをすることで親睦を深め、
お互いのことを知り合いましょう~!
ガスコット : ……って、あ、あら?
どうやら、お呼びでない……ようですね……。
こりゃまた、失礼いたしました……。
ガスコット : ……それじゃあ、冒険者さん、私は外で待ってますねっ。
クエスト『行動による証明』の目的『コトタに「アピール」をする』を達成した!
コトタ : ……………………。
「ガスコット」の行動に、呆れ果てているようだ……。
ガスコット : う~ん、コトタさんには、
私の「行動」は受け入れてもらえなかったようですね……。
ガスコット : さっき、別のケスティル族の男性に踊ってみせたときは、
みんな私の周りを取り囲んで、注目してくれてたんですが。
こちらを見て、ひそひそ囁きあったり、指差して笑ったり……。
ガスコット : あんなに反響があったんだから、コトタさんも、
喜んで、一緒に踊ってくれると思ったんですけどねえ。
何故、あんなに怒ったんでしょう……。
ガスコット : でも、ケスティル族のことは大分わかってきました。
あとは、どういった「行動」で彼らに訴えかけるか……。
踊りが駄目だとすると……う~ん、後は……。
クエスト『行動による証明』をコンプリートした!
ゲシ族による提案
ガスコット : ふーむ、身体を動かしてアピールしても無駄だというなら、
少しばかり、手法を変える必要がありそうですねえ……。
ガスコット : ……そうだ、ケスティル族に直接訴えかけるのではなく、
ほかの部族の信頼を得ることで、評判を高めましょう!
ガスコット : 異国から持ち込んだ、数々の便利な品物があると、
再会の市で宣伝をして、私の出店を望む人を増やすんです!
きっと、興味を示す人がいるはず!
ガスコット : あなたは、市に到着したばかりの人に売り込んでもらえますか?
私は、先ほど踊りを見てくれた人に声をかけましょう。
今なら、私への親しみも増しているでしょうから!
クエスト『ゲシ族による提案』を引き受けた!
ジェベイ : ……異国の、様々な道具を持ち込んだ商人がいるだと。
ふむ……それは、確かに興味深い話だ……。
だが、何故、それを俺に話す?
ジェベイ : ……なんと、ケスティル族から出店を断られているのか!
確かに、扱う商品からすると、奴らもそういう判断を……。
それは都合がいい……いや、大変だな。
ジェベイ : 俺たちゲシ族は、狩りを得意とする部族。
特に手槍を投げさせたら、草原でいちばんの腕だろう。
だからこそ、ほかの部族より道具の有用性を理解しているつもりだ。
ジェベイ : ぜひ、ガスコットの店を俺も利用させてもらいたい。
彼が商売できるように、俺が助言してやろうじゃないか。
ジェベイ : 見たところ、お前は相当に腕がたちそうだ。
……そうだな、俺がガスコットと話してみてやるから、
お前は、ケスティル族に少しでも取り入ってくるといい。
ジェベイ : 彼らは、市の維持のため、常に火を絶やさぬようにしている。
そのため、油が不足がちのはずだ……。
ジェベイ : 周囲の「ステップ・ガーダン」を狩ってまわり、
奴らの「ベタついた獣脂」を取ってきてやるといい……。
ケスティル族は、きっと喜ぶだろう……。
ジェベイ : その間に、俺はその「ガスコット」という商人に、
ここで商売をするための知恵を貸してやるとするか……。
お前の狩りが終わるまで、ゆっくりとな……。
クエスト『ゲシ族による提案』の目的『再会の市に到着したばかりの人を探す』を達成した!
クエスト『ゲシ族による提案』の目的『ステップ・ガーダンからまれに得られるベタついた獣脂を入手』を達成した!
ジェベイ : 無事に戻ってくるあたり、やはりお前は腕が立つ。
こいつと話している間、お前を遠ざけておいて正解だったぜ。
いや、なんでもないさ……くくく……。
ガスコット : …………あ、冒険者さん。
この人から、話は聞きましたよ……。
なんでも、「ベタついた獣脂」を取りに出ていたとか。
ガスコット : なるほど、必需品の獣脂をケスティル族に贈り、
彼らに、こちらの誠意を見せるという作戦ですね……?
ジェベイさんの発案のようですが……。
ジェベイ : そのとおり、俺の助言を聞いておけば間違いない。
お前は、ここで商売がしたいんだろう……?
俺の話に乗るかどうか、よく考えておけ……。
ガスコット : ……えっ、彼と何を話したのかって?
いえ、別に大したことじゃありませんよ……。
商売の許可をもらうための助言をされただけで……。
ガスコット : ……あ、「ベタついた獣脂」、ありがとうございます。
すみませんが、「コトタ」さんに渡してきてもらえませんか?
私は、ちょっと考えたいことがあるので……。
クエスト『ゲシ族による提案』の目的『ガスコットにベタついた獣脂を渡す』を達成した!
コトタ : …………?
冒険者が何をしに来たのか計りかねているようだ。
コトタに、「ベタついた獣脂」を渡して、
意図を伝えよう。
コトタ : …………!!!?
コトタは驚愕しているようだ。
ゲシ族の青年、ジェベイが、ガスコットに助言をしていたのが、
彼女の驚きの原因のようだが……?
クエスト『ゲシ族による提案』をコンプリートした!
言葉がなくても
コトタ : …………。
コトタは、先ほど渡した「ベタついた獣脂」を返してきた。
ジェベイが、ガスコットに助言をしていたことを、
再会の市の族長、「イトゥルゲン」に話してほしいようだ。
クエスト『言葉がなくても』を引き受けた!
イトゥルゲン : …………。
イトゥルゲンは、冒険者の行動を静かに待っている……。
イトゥルゲン : …………。
イトゥルゲンは、ジッと冒険者を見つめている……。
どうやら、なにか頼みごとがあるようだ。
族長である彼の訴えに、どう答えよう。
■どう答える?
▷うなずいてみせる
▷首をかしげてみせる
▷自分自身を見せつける
▷うなずいてみせる
イトゥルゲン : …………。
イトゥルゲンは、強くうなずき返してきた。
冒険者を、頼もしく思ってくれているようだ。
イトゥルゲン : …………。
イトゥルゲンは、北東の方角、高い位置を指さしてきた。
そちらの方角に向かって、高い位置から、
周囲の様子を見渡してほしいようだ……。
クエスト『言葉がなくても』の目的『イトゥルゲンにベタついた獣脂を渡す』を達成した!
ここが、イトゥルゲンの指定した場所のようだ。
見張り台から、周囲の様子を見てみよう……。
???? : やはり、来たな……。
さあ、武器は持ってきたか……?
ガスコット : ええ……。
これで、再会の市で商売ができるようになるんですか……?
ジェベイ : ああ、ケスティル族は、俺たちゲシ族に借りがあってな。
ゲシ族の者の言葉ならば、奴らはなんでも聞く……。
お前の出店許可くらい、簡単に取れるさ。
ジェベイ : ……だから、俺たちにだけ、先に荷を売ってもらいたい。
ありったけの武器を、ゲシ族が買い取ろうじゃないか……。
特に異国の民が造る「爆弾」というものがほしい。
ガスコット : ば、爆弾ですか……!?
軍用ではありませんが、発破用の爆薬でしたら少しは……。
ただ、あくまでも見本ですから、そこまでの量は……。
ジェベイ : なんでもいい、あるだけ全部、俺たちが買い占める……!
それから自分の国に戻って、もっと多く持ってこい!
ガスコット : ……あの、その前に聞きたいんですが、
あなたの仰っていることは本当なのでしょうか?
ガスコット : 市で、人々から聞き込みをしたときに聞いたのです。
再会の市では、すべての民が平等である、と……。
なのに、あなた方は自分たちにだけ武器を売れという……。
ガスコット : それに、ケスティル族は「行動」がすべての部族なんでしょう?
そんな部族が、あなたたち、ゲシ族の「言葉」にだけは、
なんでも従うというのは、どうも……。
ジェベイ : ……ほう、無知な愚か者と思っていたが、
いつの間にか、余計な知恵を仕込んでいたようだな。
ジェベイ : 我らの虚言に気づいた以上、甘言はここまでだ……。
「爆弾」という武器があれば、我らの部族はより強くなれる!
さあ、お前の荷をよこせ!
クエスト『言葉がなくても』の目的『指定地点で見渡す』を達成した!
クエスト『言葉がなくても』の目的『ジェベイたちを討伐』を達成した!
ガスコット : す、すみませんでした……。
彼らに、秘密の交渉を持ちかけられたのですが、
ひとりで来るのが条件だと言われて……。
???? : くそっ……ジェベイどもめ……!
まさか本当に、こんな凶行に走ろうとするとは!!
タマチャグ : すまない、あんたには手間をかけさせたな……。
だが、おかげで再会の市に危険をもたらすのを、
食い止めることができたよ。
タマチャグ : 急ぎ、事態をゲシ族の族長に伝えないとな。
先に暴走したのは、ジェベイどもだから、
あちらの族長も穏便にすませようとするだろうが……。
ガスコット : ど、どうして、こんな事態に。
彼らは何故、こうまでして爆薬を求めたのです……?
タマチャグ : ……やつらゲシ族は、狩りや戦いにも道具を用いる部族だ。
だが、いくらゲシ族が道具の扱いに長けていようと、
アジムステップで手に入る物資には限りがある……。
タマチャグ : 草原の外には、様々な素材や技術で造られた、
強力な武器が大量にあるんだろう……?
ジェベイどもが求めたのは、それらの武器による「力」だ。
タマチャグ : ジェベイどもは、ゲシ族の中でも過激な一派でね。
アダルキム族やジュンギド族のような大規模部族を嫌っていた。
数に物を言わせるだけの能無し部族だと……。
タマチャグ : 様々な道具の扱いに長けた自分たちが「武器」を持てば、
そうしたほかの部族を、上回れると思ったんだろう……。
ガスコット : そんな……私はただ、日々の生活を豊かにするため、
そう、良かれと思って、道具を持ち込んだだけです……!
決して、戦いを加速させるような物を売りたいわけでは……。
タマチャグ : ……あんたは、やはり愚か者だ。
何故、自分がケスティル族や市の者に嫌われていたのか、
全然わかっていないのか。
タマチャグ : 街道を照らしたくば、獣を狩って油をとればいいこと。
あんたが爆薬を持ち込めば、それは道ではなく、
敵対する部族を焼く炎となるんだよ……!
ガスコット : で、では、皆さんが私に冷たい目線を向けていたのは、
すべて、私が持ち込んだ商品のせい……!
ガスコット : ……コトタさんは、わかってらしたんですね。
外の道具を、無闇に持ち込んで商売することは、
この土地に争いをもたらす危険があると。
ガスコット : 私が持ってきた商品の中には、
このアジムステップの暮らしに、悪影響をもたらすものがある。
だから、あなたは、私に商売の許可を出さなかった……。
ガスコット : 何故、再会の市での出店許可を得られなかったのか、
はっきりわかった以上、ここに留まる理由はありませんね……。
今まで……本当にすみませんでした……。
コトタ : …………。
妙な印が描かれた羊皮紙を渡された。
どうやら、ケスティル族を表す印が記されているらしい。
「ガスコット」が去っていった方向を指さされた……。
どうやらこの紙を、彼に渡してほしいようだ。
クエスト『言葉がなくても』の目的『ガスコットと話す』を達成した!
ガスコット : おや、冒険者さんじゃないですか。
今、再会の市への別れを済ませたところですよ……。
ところで、まだなにか私に用でも……?
ガスコット : こ、これは……!
再会の市での商売が認められた者に渡される証紙……!
ほら、ここにケスティル族を示す印が記されていますよ!
ガスコット : でも、コトタさんは、何故いまさら私にこれを……。
先ほども、危うく争いの火種をばら撒くところだったのに……。
■何と答える?
▷自分の過ちに気づいたからだ
▷彼らに爆薬を売らなかったからだ
▷…………
▷自分の過ちに気づいたからだ
ガスコット : そうですね……。
便利になるのは、すべての人が喜ぶことだと思っていました。
彼らの風習や文化も理解せずに……。
ガスコット : ……この紙をもらえたことで、こうも心弾むとは。
言葉ではなく真の気持ちがこもった「行動」で示されるって、
こんなにも嬉しいことなんですね。
ガスコット : ……冒険者さん、私は決めました。
この証紙をもらえたことは、飛び上がるほど嬉しい。
でも、やはり私は一度、クガネのウルダハ商館に戻ります。
ガスコット : そして、自分の商品を見直すことにしますよ。
食品や調味料、この風土にあった食物の種など……。
そういった物なら、彼らの需要にも応えられるでしょう。
ガスコット : きっと、コトタさんもそれを望んでいるはず……。
そうして準備を整えたら、必ずまた再会の市に戻ってきます!
ガスコット : この土地は、とても異質で……そして、興味深い。
ですが、それを理解できない者も数多くいるでしょう。
そう、これまでの私のような商人が、数多くね……。
ガスコット : ケスティル族の者たちも、
大挙して押し寄せてきた商人を御する術は知りますまい。
彼らの聖域を守るため、私はここに戻ってきます……!
ガスコット : こう思えるようになったのは、
ケスティル族と……そして、あなたのおかげだ。
いつか、また、再会の市で会いましょう!
クエスト『言葉がなくても』をコンプリートした!