サベネア島 サブクエスト

目次

ぎっくり腰にご用心!

贈り物に込められた意味

家族の味、チキンティッカ

アジムステップの若き冒険者

オグル : ううっ、なんでマタンガ族がこんなに……
ここは人の街じゃないのかよぉ!
オグル : あ、ああっ!
知ってるぞ、兄さんのこと!
終節の合戦で、モル族と一緒に戦ってたよな!?
オグル : 私は、カタイン族のオグルだ!
兄さんみたいな、旅しながら人助けする冒険者になりたくて、
故郷を飛び出してきたんだけど……
オグル : ここ、マタンガ族の街なのか?
見つかったら、アウラ族は皆殺しにされるんじゃないのか!?

■何と言う?

▷アジムステップのマタンガ族とは違うらしいぞ

オグル : そ、そうなのか……?
けどさ、ばあちゃんも言ってたんだ。
「マタンガ族を見たら、地平線の向こうまで逃げろ」って!

▷アルカソーダラ族は文明的だから……


オグル : ああ、ダメだ……理屈ぬきで、怖いもんは怖い!
いますぐ船賃を稼いで、こんな恐怖の島から逃げてやる!
オグル : なあ頼むよ、少しだけ一緒にいてくれないか!?
船乗りたちから、仕事の斡旋人の名前は聞いてるんだ!
「カーンチャナ」ってヤツのところまで、付き合って……!

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』を引き受けた!

オグル : ごめん……
私の代わりに、カーンチャナと話してくれないか?
まさか、斡旋人がマタンガ族なんて思わなくてさぁ……。
カーンチャナ : イェドリマンへようこそ、旅の方。
私は仕事の斡旋人をしている、カーンチャナ。
あなたたち、お名前は?
カーンチャナ : Aceとオグルね。
覚えておくわ。
オグル : どぉして、仕事くれる人までマタンガ族なんだ!?
助けて、ばあちゃん!
カーンチャナ : ……その子、どうしちゃったの?
カーンチャナ : なるほど、ガジャースラ族のせいで……
アルカソーダラ族にとっては風評被害もいいところね。
カーンチャナ : それで、仕事をお探し?
不況のあおりで、職を失った住民が多くてね、
簡単な仕事はほとんど、彼らが終わらせているのよ。
カーンチャナ : だから、戦える人向けの依頼しか残っていないの。
それでもいい?
オグル : う、腕っぷしなら自信あるぞ!
ばあちゃんも「お前は竜退治のチャカに似てる」って言ってたしな!
カーンチャナ : そのチャカっていう人が何かはわからないけど……
腕に覚えがあるなら、採集に出た職人の護衛を頼める?
護衛役が見つかったら、後からでも来てほしいと言っていたわ。
オグル : え、もう出発した後なのか?
カーンチャナ : カジャーヤ演舞場で、舞いの奉納をおこなうことになってね。
そこで使う香や、踊り子たちの衣装を仕立てるとかで、
急いでいるようだったわ。
オグル : ふうん……
オグル : と、ところで質問!
そこにマタンガ族は!?
カーンチャナ : 依頼主がアルカソーダラ族よ。
がんばって!
オグル : うぐ……
会ったら、間違いなく失神する!
オグル : 兄さん、一生のお願いだから一緒に来て!
報酬は半分こしよ!
カーンチャナ : 依頼主の「アルカソーダラ族の職人長」には、
イェドリマンを出て西へ歩けば会えるはずよ。
オグル : よーし、現地で合流だ!
ちゃ、ちゃんと来てよ……?

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』の目的『オグルと話す』を達成した!

オグル : ぐぬ~!
アルカソーダラ族の職人長 : おや、もしかして護衛の件かな?
アルカソーダラ族の職人長 : それはありがたいけど……連れのお嬢さん、大丈夫?
具合でも悪いのかな。
オグル : 閃いた……!
私が採集してくれば、怖くないし安全だし、最高なんじゃ!?
よし、職人さんは待ってて!
アルカソーダラ族の職人長 : みんな、もう採集しに散っているから、
魔物が近づかないよう、見回ってほしかったんだけど……
アルカソーダラ族の職人長 : 彼女、もしかしてアルカソーダラ族が怖いの?
島外から来た人には、たまにいるんだよね……。
まあともかく、俺も採集にいくから、君は見回りを頼むよ。

「オグル」が心配だ。
見回りがてら、行方を探してみよう。

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』の目的『アルカソーダラ族の職人長と話す』を達成した!
クエスト『 アジムステップの若き冒険者』の目的『オグルを探す』を達成した!

オグル : おち、おちつ……いて……。
負傷したアルカソーダラ族 : ありがとう……
採集に夢中で、魔物に気づかなかった。
負傷したアルカソーダラ族 : 怪我は大したことないし、採集も済んだから、
職人長へ報告に戻るとするよ……。
オグル : ……はっ!
意識飛んでた!!
オグル : もしかして、魔物を倒してくれた?
オグル : 助かったぁ。
片方は不意打ちで倒せたけど、
背後にマタンガ族がいると思ったら、身体が固まっちゃって……
オグル : ばあちゃんも「心は流れる水のように」って、
言ってたのに大失態だなぁ、反省、反省……。
ところで、なんでここに?
オグル : え、見回りをしてほしいって言ってた?
そっか、ひとりで突っ走って迷惑かけて、ごめん……。
オグル : 助けた職人が、ちゃんと引き返せたのかも気になるし、
ひとまず「アルカソーダラ族の職人長」のところまで戻ろう。

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』の目的『負傷したアルカソーダラ族を救助』を達成した!

オグル : ふーっ! ふーっ!
怖くない、怖くない、怖くない……!
アルカソーダラ族の職人長 : 見回りおつかれさま。
仲間を助けてくれたんだって?
本人から聞いたよ、世話になったね。
アルカソーダラ族の職人長 : 彼も含め、職人たちは引き揚げていったから、
俺も、そろそろ戻ることにするよ。
アルカソーダラ族の職人長 : 報酬は、カーンチャナから受け取ってくれ。
ふたりとも、ありがとう。
オグル : ふー……
イェドリマンに戻って、「カーンチャナ」に報告しよう。

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』の目的『アルカソーダラ族の職人長と話す』を達成した!

オグル : ドマやクガネでは、
ちゃんと依頼をこなせてたんだ……本当だぞ?
カーンチャナ : おかえりなさい、ふたりとも!
さっき、職人長からお礼を言われたわよ。
カーンチャナ : 彼らがやろうとしている奉納はね、
最近いろいろとあったから、急遽決まったみたいなの。
だから、少しバタついてしまって、苦労をかけてしまったわね。
カーンチャナ : 困難を前にしたとき、サベネア島の住人は、
奉納の儀式を通じて、いまいちど神獣様の訓えを胸に刻むの。
そうして心を奮い立たせるというわけ。
カーンチャナ : ふたりのおかげで、無事に奉納できそうで良かったわ。
本当に、ありがとう……!
報酬はしっかり半分ずつ支払わせてもらうわね!
カーンチャナ : ところで……もうひとつ依頼を受ける気はない?
興味があるなら、また声をかけてちょうだいね。

クエスト『 アジムステップの若き冒険者』をコンプリートした!

道行けばマタンガ族あり

オグル : ドマやクガネでは、
ちゃんと依頼をこなせてたんだ……本当だぞ?
カーンチャナ : あら、仕事に興味をもってくれたのね!
近隣住民から、魔物の討伐依頼がきているの。
カーンチャナ : 最近、星戦士団もいろいろと忙しそうでねえ……
巡回の人手が足りず、魔物の駆除が進んでいないみたい。
それで、対処依頼がこちらにきたのよ。
カーンチャナ : 依頼人は、アルカソーダラ族の漁師さん。
漁に出るのを見かけたから、今は西の浜辺にいるはずよ。
オグル : また、マタンガ族!?
オグル : 兄さん、
もう少しつきあってくれ、後生だからぁ!
オグル : 恩に着る!
じゃあ、イェドリマン西の浜辺で、
「アルカソーダラ族の漁師」に話を聞こう。

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』を引き受けた!

カーンチャナ : アルカソーダラ族に、
慣れてくれるといいんだけどねえ。
オグル : な、なんとか挽回しないと。
アルカソーダラ族の漁師 : 魔物の件で来てくれたって?
そりゃあ助かる!
アルカソーダラ族の漁師 : 俺らには船もあるが、陸路を使うこともあるんでな。
被害が増える前に、手を打ちたくてよ。
アルカソーダラ族の漁師 : 幸い、俺は襲われていないが、仲間が襲われたんだ。
詳しいことは、漁師たちに聞いてみてくれ。
オグル : 兄さん……聞き込み、一緒に行こう?
アルカソーダラ族相手に、ちゃんと話せる自信なくて……
た、頼むよ~! 行くときは声をかけてくれ!

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』の目的『アルカソーダラ族の漁師と話す』を達成した!

オグル : 聞き込みを始めるんだな?
よ、よし……私もついていくから、よろしく頼んだ!

オグルが「同行」を開始します。
クエストを進行させるには、同行者が近くにいる状態で、
目的を達成する必要があります。
「同行」は、エリアを移動した場合や、
「同行状態を解除する」を選んだ場合に解除されます。
解除した場合、もとの場所に戻った同行者に話しかけることで、
再び「同行」させることができます。

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』の目的『オグルと話して同行させる』を達成した!

オグル : 魔物って、どんなやつなんだろうな。
聞き込みを進めよう!
休憩中の漁師 : ああ、魔物の話か。
アキャーリからイェドリマンへ向かったとき、
見慣れない魔物を3体ぐらい見かけたよ。
眠たそうな漁師 : え、人を襲う魔物の情報?
そこのアキャーリって漁村を出たところで、
長い舌を持つ魔物に襲われて、大変だったよ。
悩める漁師 : 魔物に襲われたかって?
ええ、陸路で海産物を運んでいたときにね。
街道に魔物が出るなんて珍しいから、驚いたよ。

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』の目的『オグルを連れて浜辺の漁師たちと話す』を達成した!

アルカソーダラ族の漁師 : 漁師たちから話は聞けたか?
オグル : 魔物に遭遇したのは街道で、
数は3体、長い舌が特徴的らしい!
アルカソーダラ族の漁師 : そりゃあ、ピシャーチャだな。
星戦士団の巡回が減っている影響で、
内陸側の魔物が、こっちに入り込んじまったか。
アルカソーダラ族の漁師 : なんにせよ、人を襲うことを覚えた魔物を放置するのは危険だ。
討伐のほうもよろしく頼む。
アルカソーダラ族の漁師 : あと、本当にピシャーチャだったら、亡骸を持ってきてくれ。
試したいことがあってな、ひとまず1体あれば十分だ。
オグル : よーし、どっちが先に倒すか競争だ!
いざっ!
アルカソーダラ族の漁師 : 威勢のいい嬢ちゃんだが、どうにも危なっかしいな。
あんた、追いかけたほうがいいんじゃないか?

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』の目的『オグルを連れてアルカソーダラ族の漁師と話す』を達成した!

オグル : ふっふーん、先に1体、仕留めたぞ!
ばあちゃんの言う通り、「狩りは、ヨルのように速く」ってね!
オグル : 残りの2体は、頼んでもいいか?
私がこいつを倒すのを見て、北西に逃げちゃってさ。
そのかわりに、私は浜辺まで亡骸を運んでおく!

■何と言う?

▷依頼人、アルカソーダラ族だけど平気?

オグル : へ、平気だって!
少しは慣れてきた……ような気がするし!
ほら、誰かが襲われちゃう前に行った、行った!

▷また気絶するんじゃ……

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』の目的『オグルを探す』を達成した!

オグル : 重かった……。
アルカソーダラ族の漁師 : 戻ったか。
嬢ちゃんが持ってきた亡骸は、
船で仲間に運んでもらったところだ。
アルカソーダラ族の漁師 : 残りの2体は倒せたか?
アルカソーダラ族の漁師 : 始末してくれたか!
助かったぞ。
オグル : さっすが~!
兄さん、強いなぁ。
オグル : にしても、なんで亡骸が欲しかったんだ?
アルカソーダラ族の漁師 : もちろん解体して、役立てるのさ。
ピシャーチャの硬鱗は、職人の手にかかれば銀糸になるし、
肉は食料に、骨や牙は釣り針の材料になる。
アルカソーダラ族の漁師 : 魔物だろうと、命は粗末にできねぇだろ?
残りを放置してもらったのは、魔物に対する警告さ。
近づいてこなければ、むやみに殺さずに済むからな。
オグル : へえ……私の部族も、狩った獲物はしっかり活用してたぞ!
ばあちゃんも「命いただく感謝を忘れずに」って言ってた。
やっぱりガジャースラ族とは違うんだな、感心、感心。
アルカソーダラ族の漁師 : ははあ、俺と目を合わせないのは、ガジャースラ族のせいか。
アルカソーダラ族は、気のいいやつらばかりだ。
そのうち慣れる。
アルカソーダラ族の漁師 : そら、こいつが報酬だ。
受け取ってくれ。
オグル : これで依頼完了だな!
斡旋人のカーンチャナにも、報告しておくか。
イェドリマンへ戻る準備ができたら、声をかけてくれ!

クエスト『 道行けばマタンガ族あり』をコンプリートした!

オグルは恩義に報いたい

オグル : 準備できたみたいだな!
こっちも、財布の中身を確認し終えたところだ。
オグル : 船賃はどうにかなりそうだけど……
食費その他を考えると、あとひと仕事かなぁ。
よかったら、もう少しだけ付き合ってくれると助かる!
オグル : イェドリマンに戻ったら報告も兼ねて、
ほかに依頼がないか、「カーンチャナ」に聞いてみよう。
どっちが早いか……競争だーっ!

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』を引き受けた!

カーンチャナ : Ace、おかえりなさい。
ひと仕事終えたようだけれど……オグルは一緒じゃないの?
オグル : お、お金……
オグル : お財布ごと、まるっとスられたぁ~!
スリの犯人も見失って、完全に無一文のすかんぴん!
うわああっ、今日の宿場代も飯代もないぞ!
オグル : うええ、お腹すいたよお……。
カーンチャナ : あらあら、それは可哀相に……。
私の家でよかったら、お泊まりなさいな。
仕事もしっかり、終えてくれたみたいだしねえ。
オグル : ほ、ほんと……!?
カーンチャナ : ふふ、ようやく目線を合わせてくれた!
少しは、アルカソーダラ族にも慣れてきた?
オグル : 涙でぼやけてるからだよぉ!
依頼のおかげで、多少はマタンガ族と、
同じ空気を吸うことに慣れてきたけど……。
カーンチャナ : よかったじゃないの。
ほら、無一文は不便だろうから、少しお金を貸しておくわ。
オグル : うう、ありがと……。
カーンチャナ : それと、うちでご飯を食べていきなさいな。
よかったら、Aceもどうぞ。

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』の目的『イェドリマンのカーンチャナと話す』を達成した!

カーンチャナ : ああ、Ace……!
大変なことになったわ。
カーンチャナ : 私の家、空き巣に入られたみたいなの。
帰ってきたら、窓から飛び出す男の子が見えて……
室内を確認したら荒らされていたのよ!
カーンチャナ : それで、「オグル」が犯人の子を追いかけていっちゃって……
心配だから、彼女を探してもらえる?
カーンチャナ : 戸締まりは済ませたから、私も一回り探してみるわ。
彼女を見つけたら、いつもの場所にきてちょうだいね……。

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』の目的『カーンチャナと再度話す』を達成した!

オグル : くっそ~、見失った!
オグル : 犯人は、ヒューラン族の男の子だったんだけど、
私の財布を盗んだ子と、背格好が似てたんだ。
オグル : 私が盗まれただけなら、稼ぎ直せばいいけど、
恩人のカーンチャナもってなると、無視はできないぞ!
オグル : ばあちゃんも「恩人には最大限報いるべし」って言ってたし!
頼むよ、犯人捜しを手伝ってくれ!
オグル : 助かる!
まずは、犯人の手がかりを探さないとな。
ここの住人に、窃盗犯や被害のことを聞いてみるか。
オグル : 今回は、速度重視で手分けしよう。
終わったら、カーンチャナのところで情報交換だ!
じゃ、あとでな!

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』の目的『オグルを探す』を達成した!

ジナザード : 私は被害に遭ってないが、
子どもが盗みを働いてるって噂は聞いたことがある。
ジナザード : 昨今の情勢も相まって、金に困ってるのかもな。
年端も行かない子どもが犯罪に手を染めちまうほどに、
追い込まれてるなんて……悲しいことだよ。
ジナザード : 子どもが盗みとは、悲しいものだね。
アブッディ : ああ、スリに遭ったって話は何件か聞いたぞ。
ここ最近、急に増えたから、犯人は同じヤツかもな。
アブッディ : スリの犯人、はやく捕まるといいが……。
ダルパサ : また窃盗事件があったの?
この前、私の家によその子が入り込んでいたのよ。
ダルパサ : ごめんなさいと叫んで逃げたから、
無理には追いかけなかったけれど……。
困ったものね。
ダルパサ : あの子にも、事情があるのだろうけど……。

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』の目的『住民に聞き込みを行う』を達成した!

カーンチャナ : 迷惑をかけちゃって、ごめんなさいねえ。
オグル : おかえり!
そっちはどうだった?
オグル : ふんふん……
こっちは、子どもたちから気になる話を聞いたぞ。
オグル : 最近、知らない大人から、
金になる仕事があるって声をかけられたんだと!
窃盗事件との関係性に確証はないけど、怪しいだろ?
オグル : 関係あるなら、子どもを捕まえるだけじゃダメだな。
償うべきは、裏にいるその大人だ。
居場所さえわかればなぁ……。
カーンチャナ : 近頃の不況で、経済的に苦しい人は多いわ。
その上、不気味な「塔」が現れたり、いろいろありすぎて、
星戦士団も手一杯……。
カーンチャナ : 治安に影響が出るのも当然ね。
ともかく、状況を探ってくれてありがとう。
ひとまずこれで、お腹を膨らませてちょうだいな。

クエスト『 オグルは恩義に報いたい』をコンプリートした!

イェドリマンの大捕物

オグル : よーし!
それじゃあ、犯人を捕まえにいくぞ!
カーンチャナ : 犯人の居場所がわからないのに、
どうやって捕まえるのよ。
オグル : 盗みを働いた子どもの裏には、大人の親玉がいるらしい。
収穫があれば、そいつのところへ向かうはずだろ?
それなら、何かを盗ませて尾行すればいいんだ!
オグル : 私はマヌケなカモ役を演じる。
だから、尾行は兄さんに任せた!
オグル : 尾行した先で親玉に接触できたら、
イェドリマンの西へ追い込んでくれ。
私が先回りしておくから、ふたりで挟み撃ちだ!
カーンチャナ : なるほどねえ。
オグルったら、頭が回るじゃない。
オグル : ばあちゃんが言ってた。
「大きな獲物を狩るには、餌を惜しむな」ってな!
盗人を捕まえるのも、草原での狩りも似たようなもんだ!
オグル : それじゃ、私はイェドリマン中央の広場で、
無防備に突っ立ってるから、物陰で見張っていてくれ。
遠目から盗んだのがわかるように、目立つものを用意しておく!

クエスト『 イェドリマンの大捕物』を引き受けた!

「尾行」を開始します。
相手に見つかった場合や相手を見失った場合、失敗となります。
一定の距離を保ちつつ、視界に入らないように注意しましょう。
失敗した際には、この場所で再度待機することで、
改めて挑戦することができます。

スリの少年と、親玉らしきアルカソーダラ族を見つけた!

親玉らしきアルカソーダラ族 : よしよし、ちゃんと盗れるじゃねぇか。
おめぇの取り分は、あとで渡して……
親玉らしきアルカソーダラ族 : おい、ラカシール!
尾行されてやがったな!!
親玉らしきアルカソーダラ族 : てめぇ、家族に「仕事」がバレていいのか!?
ずらかるぞ!

窃盗犯たちが、イェドリマン西へと走っていった。
「オグル」と合流しよう。

クエスト『 イェドリマンの大捕物』の目的『指定地点で待機し、スリの少年を密かに尾行』を達成した!

気絶しているようだ。
ラカシール : ううっ……。
オグル : 不覚、不覚……もう大丈夫。
兄さんの合流を待つつもりだったんだけど、
子どもを人質に取ろうとしたもんでさ。
オグル : ばあちゃんが言ってたんだ。
「弱きをくじく者を、許すなかれ」ってな。
そんなわけで、タコ殴りにしちゃったんだけど……
オグル : とりあえず、この馬鹿マタンガは、
星戦士団って連中に、突き出さないと!
ラカシール : 姉ちゃん……
オレのことをかばったせいで、怪我させてごめん。
それと、武器を盗んだことも……。
オグル : よく言った、少年!
盗みはよくないが、素直に罪を認めて偉いぞ!
星戦士団への説明にも、協力してもらえると助かる。
ラカシール : うん、わかったよ。
オグル : 私、星戦士団のところに行ってくるから、
「カーンチャナ」への状況報告は頼んだ!

クエスト『 イェドリマンの大捕物』の目的『オグルと合流』を達成した!

ラカシール : オレ、ちゃんと事情を説明するよ……。

カーンチャナ : ああ、おかえりなさい!
状況は、Aceから聞いたわ。
オグル : 犯人の聴取をちょっと聞いたんだけど、
盗んだ金品は、まだため込んでいたみたいでさ。
星戦士団が押収したら、正式に返却しにまわるって。
カーンチャナ : それはよかった……
盗まれた装身具、私の思い出の品なの。
星戦士団が対応してくれるんだったら、安心ね。
オグル : あと、盗みをやってたラカシールって子は、事情聴取中だ。
家族が仕事をなくして、お金に困ってたんだって。
オグル : ちゃんと反省していたから、
盗られたお金はあげることにしたんだ。
星戦士団からの報奨金も、私のぶんはな!
オグル : 「子にまさる宝はなし」って、ばあちゃんも言ってたし!
子どもは大事にしないとな~。

■何と言う?

▷船賃はもういいの?

オグル : いいの、いいの!
アルカソーダラ族にも慣れてきたし、急ぐ理由もなくなった!
しばらくはサベネア島で旅をして、のんびり稼ぐことにするよ。

▷また無一文冒険者に……

オグル : いいの、いいの!
アルカソーダラ族にも慣れてきたし、急ぐ理由もなくなった!
しばらくはサベネア島で旅をして、のんびり稼ぐことにするよ。
オグル : ここからは、兄さんを頼らずに、ひとりでがんばってみる。
Ace、長々と世話になったな!
オグル : ってわけでさ!
カーンチャナ、新しい仕事ない?
カーンチャナ : ふふふ、そんなオグルにいい仕事があるわ。
私も依頼人に用事があるから、一緒に行きましょう。
オグル : この報奨金は、Aceの取り分だ!
お互い、冒険者としていい旅しような!

クエスト『 イェドリマンの大捕物』をコンプリートした!

遺烈郷の盗難事件

輝石に願いを

不急の必需品

塗料と香油と筋肉と

錬金術師と踊り子と

ジャーラムチ : 冒険者さん、ちょっと相談があるんだ……。
同僚の子が、気分転換に体を動かしてくるって外出したきり、
カジャーヤ演舞場から、戻らないんだよ。
ジャーラムチ : そろそろ窯番を交代する時間なんだけど、
僕が出て、窯を放置するわけにもいかないし……
代わりに彼女を迎えに行ってくれないかな?
ジャーラムチ : ありがとう!
そういえばあの子、冒険者さんが初めてここへ来た時も、
外に出てたんだよね~。
ジャーラムチ : バルデシオン委員会の協力者が来たら絶対会いたい!
って言ってたし、君がカジャーヤ演舞場に行ったら、きっと喜ぶよ。
彼女は「黒髪のヒューラン族」だから……よろしくね!

クエスト『 錬金術師と踊り子と』を引き受けた!

黒髪のヒューラン族 : えっ……窯番に戻らないとですって?
しまった、もうそんな時間だったのね……!
教えてくれて、ありがとう!
黒髪のヒューラン族 : ああ、でも本当なら、
演舞場の点検もしたかったのに……。
迷惑ついでに悪いんだけど、あなたも手伝ってくださらない?
黒髪のヒューラン族 : ありがとう!
じゃ、あたしは周りの壁を調べるから……
演舞場の舞台や塗装に問題ないか、確認をお願い!

クエスト『 錬金術師と踊り子と』の目的『黒髪のヒューラン族と話す』を達成した!

黒髪のヒューラン族 : 急な手伝いを頼んじゃって、ごめんなさい……
修繕が必要そうな場所を、調べてもらえるかな?

摩耗で塗装が剥げている。
修繕をしたほうがいいだろう。

美しい布が風になびいている。
……修繕の必要はとくになさそうだ。

床に小さな穴が空いている。
修繕をしたほうがいいだろう。

クエスト『 錬金術師と踊り子と』の目的『指定地点を調べる』を達成した!

黒髪のヒューラン族 : 点検ありがとう!
なるほど、床と塗装か……了解、了解。
次に来たとき、直しておかないと!
黒髪のヒューラン族 : ところで、あなた、ここらでは見かけない顔ね?
もしかして……バルデシオン委員会からの紹介で来た、
噂の冒険者さんだったりする……?
黒髪のヒューラン族 : うわー、ごめんなさい!
憧れの人に、こんなお手伝いをさせてしまって!
黒髪のヒューラン族 : 実はね、あたし、事情があって錬金術師になる前は、
ナシュメラという先生に師事して、踊り子を目指していたの。
世界を股にかけて旅をしながら公演したくて……。
黒髪のヒューラン族 : だからこそ、世界で活躍するあなたに憧れてたの。
わたしもいつか、あなたのように世界に飛び出して、
錬金術の道で活躍してみせるわ!
黒髪のヒューラン族 : ……って、急に決意表明なんか聞かされても、困るわよね!
そ、それじゃ……窯番を、ジャーラムチと交代しないと。
さあ、デミールの遺烈郷へ帰りましょう?

クエスト『 錬金術師と踊り子と』の目的『黒髪のヒューラン族と話す』を達成した!

ジャーラムチ : あ、おかえりなさい!
彼女から聞いたよ。
カジャーヤ演舞場の点検までしてくれたんだって?
ジャーラムチ : あの子、大きな怪我をして踊り子の道を諦めざるを得なくて、
それでもめげずに、怪我人を助ける錬金術師になったんだ。
だからこそ、世界で活躍する君に憧れを抱いててさ。
ジャーラムチ : 君と話せて、彼女も喜んでいたよ。
それじゃ、これはお礼……本当にありがとうね!

クエスト『 錬金術師と踊り子と』をコンプリートした!

スンスン、ズゴー!

帰らぬ錬金術師を捜せ

ハンサ・エスケープ

ハンサ牧場の希望

錬金術師と石切職人

錬金術の活用法

受け継がれる守護者の証

聖仙アガマの武勇

疲れた様子の星戦士 : ああ、ちょうどよかった。
例の獣を倒せるというあなたに、力を貸してほしい。
逃げ遅れた避難民がいないか、確認を頼みたくて……。
疲れた様子の星戦士 : 見に行ってほしいのは、聖仙アガマの墳墓周辺。
混乱の折、私は逃げ遅れた民とそこに隠れていたんだけど、
獣が現れて、皆、散り散りになってしまって……。
疲れた様子の星戦士 : 取り残された民がいないか、すぐにでも墳墓を調べたいけど、
今はこの通り、パーラカの里の防備を担っている立場。
持ち場を離れて、守りを手薄にもできなくてね。
疲れた様子の星戦士 : 里の北西にある「聖仙アガマの墳墓」の近くに誰かいたら、
護衛をして、ここまで連れてきてもらえる?
お礼はするから、よろしく頼むわ。

クエスト『 聖仙アガマの武勇』を引き受けた!

逃げ遅れた男 : あ、あなたは?
もしかして、救援に……?
逃げ遅れた男 : そうか、あの星戦士さんに頼まれたのか。
俺、獣に追いかけまわされてしまって、
結局、ここに戻ってきてしまったんです。
逃げ遅れた男 : 森を出歩くのも恐ろしいし、
息をひそめて隠れることしかできず……。
できれば、パーラカの里まで護衛を頼めませんか?
逃げ遅れた男 : ありがとうございます……!

これより、逃げ遅れた男の護衛を開始します。
逃げ遅れた男は、冒険者と離れると開始地点へ帰ります。
再度逃げ遅れた男と話すと、護衛を再開できます。

クエスト『 聖仙アガマの武勇』の目的『避難民を探す』を達成した!

逃げ遅れた男 : 本当に、なんとお礼を言ったらいいか!
あなたは俺にとって、最高の英雄だよ!
逃げ遅れた男 : 星戦士の彼女にも、
無事に逃げ延びられたと伝えてください!
大変お世話になりました……!

クエスト『 聖仙アガマの武勇』の目的『パーラカの里入り口まで逃げ遅れた男を護衛』を達成した!

疲れた様子の星戦士 : おつかれさま。
あなたが戻ってくる姿は、見えていたわ。
同行者の彼は、墳墓で一緒に隠れていたひとりね。
疲れた様子の星戦士 : 彼を助けてくれて、ありがとう。
あなたは勇敢で、勇猛な冒険者だわ。
まるで、サベネアに伝わる「アガマ」のような御仁ね。
疲れた様子の星戦士 : 彼は、アルカソーダラ族の修行僧でね。
ヒューラン族がこの島に渡ってきて、戦いが起きた時に、
種族の分け隔てなく人々を救ったと言われているの。
疲れた様子の星戦士 : 躊躇なく危機に飛び込み、他者を救う。
あなたはまるで、現代に現れたアガマのようだわ……!
疲れた様子の星戦士 : どうか、これを受け取って。
私も見張りの交代が終わったら、森の巡回に行ってみるわ。

クエスト『 聖仙アガマの武勇』をコンプリートした!

星戦士団の巡回

星戦士団の兵長 : すまない、あなたも戦い疲れているところかもしれないが、
周辺の見回りに、手を貸してはもらえないだろうか。
避難民が、森で迷っている可能性があるのだ。
星戦士団の兵長 : 本来ならば、星戦士団の者でこなすべき務めだが、
先の混乱で多くの部下を失い、負傷者も少なくはない。
情けない話だが、里の防備で手一杯という有様でな……。
星戦士団の兵長 : 協力してくれるのだな、恩に着る。
では、さっそく里の外へ向かうとしよう。

クエスト『 星戦士団の巡回』を引き受けた!

星戦士団の兵長 : 改めて、助力に感謝する。
見回りをしたいのは、ここから南方面……
イェドリマンからの避難民が通るであろう道筋だ。
星戦士団の兵長 : 二手にわかれて、周辺を見て回ろう。
もし、避難民を発見した場合は救助しつつ、
落とし物の類も、見つけたら回収しておいてもらいたい。
星戦士団の兵長 : ああ、それと……
獣に遭遇した場合は、討伐してもらえると助かる。
見回りを終えたら、再びここで合流しよう。

クエスト『 星戦士団の巡回』の目的『星戦士団の兵長と話す』を達成した!

周囲を見渡したが、
特に問題は起きていないようだ。

獣のような仮面を被った女神の彫像が落ちている。
念のため、回収しておこう。

負傷した市民 : た、助けてくれてありがとう。
あなたは、旅の方……?
負傷した市民 : 星戦士団の方と、森を見回っているところだったのね。
それなら、あなたが来た道を辿れば安全そうだし、
もう少しがんばって、里へ向かってみるわ。

クエスト『 星戦士団の巡回』の目的『周辺を見回る』を達成した!

負傷した市民 : 星戦士団の方が一緒なら、安心だわ……。
星戦士団の兵長 : 戻られたか。
こちらの方とここで出くわしてな、事情は聞いた。
我らが守るべき島民を救ってくれたこと、感謝している。
負傷した市民 : 本当にありがとう。
あなたが来てくれて、命拾いしたわ。
星戦士団の兵長 : あなたへのお礼もしたいし、
話の続きは「パーラカの里」ですることにしよう。

クエスト『 星戦士団の巡回』の目的『星戦士団の兵長に報告』を達成した!

星戦士団の兵長 : ご足労、痛み入る。
私が見回った場所は、拾い物が数点あったぐらいだ。
あなたのほうは、避難民と獣の件以外で気になることは?
星戦士団の兵長 : む……「マヌシャの彫像」を拾ったんだな。
獣のような仮面を被った姿を、不思議に思ったんじゃないか?
星戦士団の兵長 : これは、人の姿をした「マヌシャ神群」の女神が、
獣の姿をした「ムリガ神群」の力を求め、
自らの頭をもいで、すげかえたという神話を表している。
星戦士団の兵長 : また、ムリガ神群は知恵を求めてマヌシャ神群の頭にすげかえ、
以て、力と知恵を持つ第二世代の神々が生まれ、
和がもたらされた……というわけだ。
星戦士団の兵長 : 避難民の落とし物だとは思うが……
「種族を越えて力を合わせ、この困難を乗り越えよ」と、
女神から天啓を受けたような心地にさせられるな。
星戦士団の兵長 : いずれにせよ、放置したままにはできない代物だ。
彫像の持ち主は、責任をもって探しておく。
ここまでのご助力に、心から感謝を。

クエスト『 星戦士団の巡回』をコンプリートした!

娘の願いと二輪の花

里に備えを

パーラカの不思議な案内人

里の民を癒すために

ウトパラ : あの、少しお時間をいただけませんか?
多忙な里の治療師を、手助けしてほしいのです。
ウトパラ : 森に出る仕事もあるようで、戦えない私では役に立てなくて。
あなたなら、野生生物がいる森も難なく歩けるでしょうし、
お願いできないでしょうか?
ウトパラ : 「里の治療師」は、この里で住民の治療にあたっています。
手伝いに来たと声をかければ、きっと喜ぶと思います。

クエスト『 里の民を癒すために』を引き受けた!

アルカソーダラ族の友人

ピシャーチャの硬鱗

パーラカの里のチャイ占い

パーラカ流毒蛇狩猟法

衆園の森に眠るもの

空を飛ぶ差し入れ

錬金術師と赤ん坊

イェザーン : はー……どうすっかねぇ。
イェザーン : あれ、もしかしてお前さん、
メヴァンたちの赤ん坊を救ったAceかい?
イェザーン : やっぱりか。
俺はイェザーン、遺烈郷の錬金術師だ。
ほかの連中と協力して、赤ん坊の手当をしている。
イェザーン : あの子の両親……
ケラシャフとメヴァンは、幼馴染でよ。
あいつらの子を救ってくれて、感謝してる。
イェザーン : あの子の具合もよくなってきたから、
休憩がてら、外に出てきたところでよ。
ちっと、考え事もあってなぁ……。
イェザーン : ……あの子、順当にいけばここで育てられるんだろうけど、
俺が引き取って、遺烈郷で育てようかって考えてんの。
他でもない、幼馴染夫婦の子どもを放っておけなくてよ。
イェザーン : ただ、俺は結婚もしていないし、
研究一筋で、自分の面倒すら適当に済ませてきた男だ。
親代わりが務まるのか、我ながら疑問なんだわ。
イェザーン : 俺が意固地になって、赤ん坊を振り回すのは本意じゃないし、
他に適任がいるなら任せる、って選択も考えてはいる。
なもんで、お前さんに頼みたいことがあってね……
イェザーン : 親代わりの適任者が他にいるか、情報を集めてほしいんよ。
出身はここだが、遺烈郷での暮らしが長いもんだから、
最近の事情には疎いんだわ。
イェザーン : 直接聞くと、俺に気を遣って答えるヤツもいそうだし?
急ぎで調合しないといけない薬もあるから、
お前さんに頼めると助かる。
イェザーン : 急な頼みなのに、あんがとよ。
パーラカの里の南にある家屋で作業してるから、
里の連中から話を聞けたら、教えてくれ。

クエスト『 錬金術師と赤ん坊』を引き受けた!

片づけをする住民 : 赤ん坊の親代わりねぇ……
ああ、パサリーンならどうかしら?
彼女も子どもが生まれたばかりで、乳母になれると思うの。
片づけをする住民 : ただねぇ……彼女、いろいろあったみたい。
ひとり育てるだけでも大変だし、引き受けるかはわからないわ。

穏やかな住民 : イェザーン以外で、赤ん坊の親代わりになれそうな人?
思い当たらないというか、適任は彼だろう。
約束は守るし、義理堅い男だ。
穏やかな住民 : 少々、研究に傾倒しすぎるきらいはあるけどね……。
そのぶん、錬金術師としての腕に間違いはない。
病を患いやすい赤ん坊には、必要な人材だよ。

疲れた様子の住民 : ケラシャフとメヴァンの子のことか。
イェザーンは信用に足るが、仕事が忙しいだろうし、
本来なら里で育てるのが筋だが、他の候補……思いつかんな。
疲れた様子の住民 : なんなら、私も名乗り出たい気持ちはある。
だが、先の混乱で身内も落ち着かない状況だから難しい。
きっと、似たような住民が大半だろうな。

クエスト『 錬金術師と赤ん坊』の目的『住民に聞き込みをする』を達成した!

イェザーン : おつかれさん。
めぼしい情報は聞けたか?
イェザーン : へえ?
俺って意外と評判いいじゃないの、なんて話はさておき……
イェザーン : パサリーン、ね。
メヴァンとも親しかったし、納得の人選だわ。
ただ、お前さんの聞いた話によると、ワケありらしいな。
イェザーン : そういうヤツは、なるべく避けたいんだがねぇ。
ま、何の事情も抱えてないヤツなんか、
今の里にいるはずもない、か。
イェザーン : 込み入った話をすんのは苦手だが、
赤ん坊のためなら、嫌がってもいられないよな。
よかったら、お前さんも同行してもらえると心強いよ。
イェザーン : 赤ん坊を抱えている女性がいたら、そいつが「パサリーン」だ。
俺は先に、調合した薬を依頼人に届けてくるから、
お前さんは彼女に声をかけておいてくれ。

クエスト『 錬金術師と赤ん坊』の目的『イェザーンに報告』を達成した!

パサリーン : あら、イェザーン。
もしかして、こちらの方はあなたのお知り合い?
イェザーン : Aceだ。
ケラシャフとメヴァンの子を、救ってくれた。
パサリーン : そう、あなたが……
メヴァンの子を守ってくれて、ありがとう。
パサリーン : 彼女のことは、聞いているわ。
一緒に育児をがんばろうって、話していたのに……。
イェザーン : 本当に悔やまれる……。
けど、悲しんでばかりってわけにもいかない。
俺たち大人は、あいつらの子のことを考えてやらないと。
イェザーン : 俺は、あの子を引き取ろうと思ってるんだが、
立派な親代わりになれる自信があるかっていうと、そうじゃない。
イェザーン : お前さんは、メヴァンと仲が良かったし、
引き取りたいって希望があるか、確認しておきたくてよ。
もちろん、そうするなら、俺も全力で協力するが……。
パサリーン : あの子は、私にとって家族も同然。
できるかぎりのことは、してあげたいけど……
パサリーン : でも、ごめんなさい。
私には、彼女の子を育てる資格がないわ。
イェザーン : 資格?
イェザーン : あー、いや……そうか……。
急なこと聞いて悪かったな。
イェザーン : 俺、しばらく里にいるし、
体調の不安とかあれば、遠慮なく言ってくれや。
パサリーン : ええ、ありがとう……。
イェザーン : なあ、もうちっといいか?
さっきの場所で、落ち合おう。

クエスト『 錬金術師と赤ん坊』の目的『パサリーンと話す』を達成した!

パサリーン : ごめんなさいね……。

イェザーン : お前なんぞに任せられっか、とは言われなかったし、
赤ん坊を引き取るのはいいとして、だ。
イェザーン : パサリーンの「資格がない」って言葉が、どうにもひっかかる。
深入りするのは性分じゃないが、放ってもおけない。
彼女は、幼馴染の親しい友人なんでね。
イェザーン : これで結構、俺って友人想いなわけよ。
まあ、何をするにしても、俺には赤ん坊のこともあるし、
もう少し、お前さんに手を貸してもらえると、助かるわ。

クエスト『 錬金術師と赤ん坊』をコンプリートした!

ソーマ草を摘む者は

イェザーン : んじゃ、さっそくなんだけども、
薬草を採集しに、里の外までつきあってほしい。
赤ん坊が患いやすい病があってね、予防薬を作りたいんだわ。
イェザーン : 思ってたよりも怪我人が多かったもんだから、
遺烈郷から持ち込んだ薬草も残りが少ないんよ。
面倒かけちまうけど、頼める?
イェザーン : 恩に着るわ。
ほしいのは「ソーマ草」、草むらの根本に生える薄紅色の薬草だ。
パーラカの里の北東に群生してるから、そこで手分けして探そう。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』を引き受けた!

すでに誰かが採集したのか、
薬草のものらしき茎しか残っていなかった。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』の目的『草むらを調べ、敵が出現したら討伐』を達成した!

イェザーン : 草むらから、野生の魔物が飛び出してきたって?
なんだか、どっかで聞いた話だが……無事でなによりだ。
イェザーン : で、ソーマ草は見つかったか?
イェザーン : おお、助かるわ。
こっちは、さっぱり見つからなくてよ。
そっちも採集された痕跡とか、残ってたか?
イェザーン : なるほど……。
まあここ、里の住人なら知ってる群生地だしなぁ。
イェザーン : 足りなくなったら、採集した住民を探すかね。
これ以上は見つからないだろうし、パーラカの里へ引き揚げようや。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』の目的『イェザーンと話す』を達成した!

イェザーン : 聞いて驚け、戻ってみりゃあ大量の薬草が届いてんの。
しかも、俺らが探していたソーマ草も入っててな。
イェザーン : 受け取った錬金術師の仲間が言うには、
アルカソーダラ族の守護者が届けてくれたんだと。
たぶん、シュウーラだな。
イェザーン : そういや、パサリーンと話してたとき、
こっちの様子を窺がってたな、あいつ……。
イェザーン : あー、戻って早々、立て続けに悪い。
薬草の礼がてら、シュウーラと話してみてほしいんだわ。
あいつ、パサリーンの事情のこととか、何か知ってんのかも。
イェザーン : 材料はそろったし、俺は予防薬の調合にとりかかっとく。
今の時間なら「シュウーラ」も里にいるはずだから、頼むわ。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』の目的『パーラカの里のイェザーンと話す』を達成した!

シュウーラ : あ、あなたは……
いや、その……何か用?
シュウーラ : ああ、薬草の件……
魔物を狩るついでだったから、気にしないで。
シュウーラ : あの薬草を使った薬、赤ん坊でも飲めるって聞いたから。
ほら、里には赤ん坊がいるし、必要だろうと思ったの。

■何と言う?

▷パサリーンの事情、知ってる?

シュウーラ : そ、それは……

▷どうしてさっき、遠くから見ていた?

シュウーラ : …………。
私、パサリーンの悩みを知っているの。
だから、彼女のことが気がかりで……。
シュウーラ : あなた、その話を聞きにきたんでしょ。
薬草の件といい、イェザーンにでも頼まれた?
シュウーラ : ……なら、「イェザーン」のところで待っていて。
彼も含めて、話したほうがよさそうだし。
話すべきことを整理したら、すぐに向かうわ。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』の目的『シュウーラと話す』を達成した!

イェザーン : よう、おかえり。
こっちは調合が終わったところだが、シュウーラとは……
イェザーン : 本人登場ときたか。
……で、わざわざ来てくれたってことは、
俺を交えて話したいことがあるってとこかね。
シュウーラ : さっきは盗み聞きなんかして、悪かったわ。
私、パサリーンの悩みに関係しているから、
気になっていて……。
シュウーラ : それで、パサリーンのことを聞きたいんでしょ?
他人にペラペラと話すようなことじゃないけど、
彼女の力になってくれるなら、話すわ。
イェザーン : 約束する。
だから聞かせてくれや。
シュウーラ : 彼女の旦那さんだった、守護者のダザールが死んだの。
シュウーラ : あの混乱のさなか、森へ逃げ込んだときに獣へ転じてね。
私の姉さん……同じく守護者のチャーパと戦って、
ふたりは相打ちになったわ。
シュウーラ : 獣の正体を知って、私は戦うことを躊躇した。
動けていたら、姉さんをひとりで戦わせずにすんだのに!
姉さんが死んだのは、私の責任なの……それなのに……!
シュウーラ : 気が動転していた私は、パサリーンに酷く当たってしまった!
「ダザールが姉さんを殺した、どうしてくれるんだ」って。
私のせいで、彼女はふたりの死に負い目を感じているの。
シュウーラ : 命が失われる様を、見ていることしかできなかったのもあって、
彼女は今、自分に他人の命を預かる資格はないと……。
それで、赤ん坊の件を断ったんだと思う。
シュウーラ : 本当なら、戦う術のなかった彼女が責められるのはおかしい。
だから、ちゃんと謝らなきゃって思っているんだけど、
また余計なことを言ってしまわないか怖くて、私はまだ……。
イェザーン : お前さんもつらいだろうけどよ、あえてキツいこと言うぞ。
自分の目が曇っていたって気づけたんだったら、
回りくどいことしてないで、とっとと正せ。
イェザーン : 真面目で正義感の強いチャーパなら、そう言うんじゃないの?
妹のお前さんなら、そんくらいわかるっしょ。
こういう話は不得手なんだから、俺に言わせんなっつの。
シュウーラ : …………そう、ね。
私、ちゃんとパサリーンに謝らなきゃ……。
シュウーラ : ねえ、あなたの名前、Aceよね。
申しわけないんだけど、少し時間をもらえない……?
どうかお願い……。

クエスト『 ソーマ草を摘む者は』をコンプリートした!

パサリーンの資格、シュウーラの罪

イェザーン : パサリーンが言ってた「資格」の話……
まさかそんな事情があったとはね。
シュウーラ : 話を聞いてくれるのね、ありがとう。
実は、遠出したい場所があるから、同行してもらいたくて……。
シュウーラ : 守護者として護っている、寺院の状態を確認しておきたいの。
あなたが配ったチャイと同じで、私も日常の仕事に触れられたら、
少しは心を落ち着けて、パサリーンに謝罪できると思ってね。
シュウーラ : これまで、森に逃げたヒトの保護を優先して動いていたけど、
幸い、星戦士団も来てくれている今なら行けるかなと……。
イェザーン : 悪い、俺からも頼むわ。
こんな状況だからこそ、里の中の揉め事は減らしておきたい。
ちょっとだけ、付き合ってやってもらえんかね。
イェザーン : 助かるよ。
俺が同行しちゃあ、足手まといだろうし、
ここに残って、赤ん坊たちに予防薬を飲ませたりしとくわ。
イェザーン : 俺ってば、ガタイの割に運動音痴でな。
この筋肉が役立つのは、薬研で薬を挽くときくらいのもんよ。
シュウーラ : ふたりとも、ありがとう。
目的地は、パーラカの里南東にある「プルシャ寺院」よ。
少し遠いから、すぐ出発しましょう。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』を引き受けた!

イェザーン : お前さんが強いのはわかっちゃいるが、
まあなんだ、気をつけてな。

シュウーラ : 付き合ってくれて、ありがとう。
このあたり、昔はもっと寺院が多かったの。
中には、ヴァナスパティ樹海へ移設された寺院もあってね。
シュウーラ : そのひとつにおわした神獣様は、
こんな葬送の訓えを与えてくださったの。
シュウーラ : 『生とは死へと向かうものであり、
 死とは生へと向かうものである』
シュウーラ : 『死して新たな生へと旅立つ者を、
 悲嘆で引き留めてはならない』
シュウーラ : 『辛苦に苛まれてなお、
 歩み続ければこそ、再び道は交わるだろう』
シュウーラ : 昔から、姉さんを道しるべに歩いてきた私は今、迷子も同然。
歩き続けなければと思うほどに、歩む足が重くなって、
本当に情けないわ……。

■何と言う?

▷前に進もうという気持ちが大事

シュウーラ : イェザーンもそうだけど、あなたも優しいのね。
私もふたりみたいに、パサリーンへ接していれば……。

▷いっそ、立ち止まってみるという手もある

シュウーラ : …………。
このあたりは荒れた様子もないし、反対側も確認しましょう。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』の目的『シュウーラと話す』を達成した!

シュウーラ : ここ、荒れているわ。
調べるのを手伝ってもらえる?
シュウーラ : 手分けして「遺跡の損傷」を確認しましょう。
私は引き続き、このあたりを見てみるから、
あなたも気になるところがあったら、調べてみて。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』の目的『シュウーラと再度話す』を達成した!

石材に、ひびが入っている。
補修が必要そうだ。
土台部分が不安定になっている。
隙間を埋めれば、改善しそうだ。
石材の一部が砕けて、細かい破片が散っている。
交換したほうが安全だろう。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』の目的『遺跡の損傷を調べる』を達成した!

シュウーラ : 確認、ありがとう。
あなたが確認したところは、どうだった?
シュウーラ : ……なるほど、このあたりで戦闘があったのかもしれない。
このあたりの神殿には、時折、参拝に訪れる人もいるの。
崩れたら大変だし、はやめに対処しないと。
シュウーラ : あなたのおかげで、この仕事ができてよかった。
自分の日常に触れることで、気持ちの整理ができたわ。
シュウーラ : 街道や神殿を見回り、安全を確保する守護者としての毎日……
隣には、いつも誰よりも心強い姉さんがいてくれたけど、
これからは、もっと自立して生きていかなきゃ。
シュウーラ : ……顔もあわせたくないって思われているかもしれないけど、
パーラカの里へ戻ったら、「パサリーン」に謝る。
あなたにも、見届けてもらえると嬉しいわ。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』の目的『シュウーラに報告』を達成した!

シュウーラ : 緊張する……。
でも、ちゃんと謝らないとね。
イェザーン : 戻ったか。
シュウーラのヤツ、ようやく腹括ったか?
パサリーン : あら、Aceさん。
それに、シュウーラも……。
イェザーン : おつかれさん。
こっちは、パサリーンの赤ん坊に予防薬を飲ませてたとこ。
……その様子だと、ようやく踏ん切りがついたか。
シュウーラ : 私、パサリーンに、謝りたくて……ごめんなさい!
姉さんが亡くなって動転していたとはいえ、
私、あなたに酷いことを……!
シュウーラ : 私がしっかりしていれば、
ダザールが絶望したり、姉さんがひとりで戦うことはなかった!
それなのに、私は自分の責任を棚に上げて、八つ当たりを……!
パサリーン : ああ、シュウーラ……
何もできなかったと悔いているのは同じよ。
不安がるダザールを支えられなかったのは、私の罪だわ。

■何と言う?

▷あの混乱のなかでは、誰もが被害者だった
▷終末の被害は、誰のせいでもない

パサリーン : 私も、そんな風に思っても、許されるのかしら……。

パサリーン : 私、シュウーラとまたお話しできるのは、とても嬉しいのよ。
でも、もうしばらく考える時間をちょうだい……。
シュウーラ : 謝罪は、受け取ってもらえたみたいだけど、
まだパサリーンは、迷っているのかな……。

クエスト『 パサリーンの資格、シュウーラの罪』をコンプリートした!

イェザーンの助言

シュウーラ : 他に、私ができることは……。
イェザーン : パサリーンが立ち直るにも、時間は必要だろうよ。
ただ、このままそっとしておくべきか、
お節介を焼くべきか……。
シュウーラ : 私、ダザールの遺品を探してみるわ。
彼は獣に転じて、亡骸すら残らなかったから……。
シュウーラ : Ace、
もう一度手を貸してもらえない?
シュウーラ : 本当にありがとう。
あの混乱で、私たちは里の北西へ向かって、橋まで逃げたの。
その道のりを辿りながら、手分けして探してみましょう。
シュウーラ : めぼしいものがあれば、拾っておいて。
探し終えたら、北西の橋の下で合流しましょう。
イェザーン : シュウーラにつきあってくれて、ありがとよ。
お前さんのおかげで、あいつも少しは上向いたみたいだわ。
パサリーンも、そうなってくれるといいがね。
イェザーン : ダザールはこじゃれた男だ、装飾品なら落としてるかもな。
「キラリと光る落とし物」があれば、調べてみてくれ。
よろしく頼むわ。

クエスト『 イェザーンの助言』を引き受けた!

光ったように見えたのは、小石だった……。
ほかの場所を探してみよう。

クエスト『 イェザーンの助言』の目的『ダザールの装飾品を探す』を達成した!

シュウーラ : おつかれさま。
こっちは、ダザールの首飾りを拾うことができたわ。
ただ、装飾が外れてしまったみたいで、見当たらないの。
シュウーラ : そっちはどうだった?
何か、手に入ったものは……
シュウーラ : 宝珠を拾った?
……ああ、その飾りは、この首飾りのものだわ!
シュウーラ : どうせ渡すなら、修理してからがいいわね。
パーラカの里へ戻ったら、「イェザーン」に相談しましょう。
彼なら、接着剤も用意してくれるはずよ。

クエスト『 イェザーンの助言』の目的『シュウーラと話す』を達成した!

イェザーン : おつかれさん、シュウーラから遺品の話は聞いた。
あいつは今、首飾りの汚れを落とすってんで、
手入れ道具を取りに行ってる。
イェザーン : お前さんが拾った宝珠は、俺が預かっとくわ。
イェザーン : ありがとよ。
修復のほうはまかせてくれや。
修理用の接着剤ぐらい、すぐ作れる。
イェザーン : 準備ができたら、シュウーラを連れて、首飾りを持っていく。
お前さんは先に「パサリーン」に声をかけておいてくれ。
渡す相手が不在じゃ、締まりが悪いからよ、頼むわ。

クエスト『 イェザーンの助言』の目的『イェザーンと話す』を達成した!

パサリーン : ええと、私に届け物?
何かお願いしていたかしら……。
シュウーラ : パサリーン、これを受け取ってほしいの。
パサリーン : これは……!
ダザールの首飾りを、見つけてくれたの?
パサリーン : 彼、亡骸すら残らなくて……
まさか、この首飾りが戻ってきてくれるなんて、思わなかったわ。
シュウーラ : 私にできることって、これくらいしかないから……。
ふたりに協力してもらって、届けに来たの。
パサリーン : 本当にありがとう。
あの人を失ってから、ずっと何もできずに、
立ち止まっていたけれど、これで前を向ける気がするわ。

■何と言う?

▷立ち止まっても、また歩き出せばいい
▷ときには、立ち止まることも悪くない

イェザーン : そうそう。
躓いて転んじまったときは、傷を拭って薬をつけなきゃな。
焦って傷をほっとくと、化膿して酷くなる一方よ。

イェザーン : 休むときは休んで、元気が出てきたら、
一歩、一歩、傷の具合を見ながら、また歩き出せばいいさ。
パサリーン : 一歩、一歩……。
パサリーン : ……ねえ、イェザーン。
メヴァンの子のこと、私にもお手伝いをさせて。
パサリーン : ダザールやチャーパのことがあって、
人様の命を預かれる立場ではないと、私は考えていた。
でも、そう感じるからこそ、あの子の役に立ちたいとも思う。
パサリーン : ただ、私は夫との子もいるから……こういうのはどうかしら?
あの子はイェザーンが引き取って、
私たちは、お互い足りない部分を補い合って協力するの。
パサリーン : さしあたって、あの子が乳飲み子のうちは、私が乳母になる。
だから、予防薬やその他で、あなたの力を貸して。
子守りなんかでも、お互い協力できるはずよ。
イェザーン : そいつは、ありがたい申し出だ。
むしろ、こっちから頼みたいぐらいだわ。
シュウーラ : なら、私は狩りに出て
みんなのために、栄養のある食材を調達してくるわ。
一歩、一歩、前に進まないと、姉さんに顔向けできないもの。
パサリーン : ダザールを失った悲しみも、何もできなかった悔しさも、
簡単に癒えるものではないけれど……
それでも、全部抱えて進んでみるわ。
パサリーン : 本当に、お世話になったわね。
私、さっそくメヴァンの子の顔を見に行ってくるわ。
イェザーン : はあー……気を遣う話は得意じゃないんだっての。
ま、あの様子なら、パサリーンもひとまず大丈夫そうか。
お前さんには改めて礼もしたいし、ひとまず引き揚げるかね。

クエスト『 イェザーンの助言』の目的『パサリーンと話す』を達成した!

イェザーン : ひとりで育てる覚悟は決めてたんだけども、
パサリーンの手を借りれることになって、ホッとしたわ。
イェザーン : 子育てはここからが本番だけどよ、
ひとまずは、ケラシャフとメヴァンに良い報告ができる。
イェザーン : ……忙しさにかまけて、考えないようにしてたが、
本当に、あいつら死んじまったんだよなぁ。
イェザーン : ……パサリーンとシュウーラのことがあって、
里の連中には、話し相手が必要なんだろうって思ったわ。
ひとりで考え込んじまうと、悪いほうにばっかり考えるっしょ?
イェザーン : 体の怪我には錬金薬、心の怪我には会話……ってよ。
深入りすんのは苦手だってのに、嫌な気づきだな?

■何と言う?

▷助言者に向いていると思うけど?
▷錬金術師と、お父さんと、相談役、がんばって!

イェザーン : 俺の体、ひとつしかないんだけど?
ま、せいぜい倒れないように錬金薬で栄養でも摂るかね。

イェザーン : しっかし、ずいぶんと長いこと付き合わせて悪かったな。
けど、おかげで俺らも、どうにかやっていけそうだわ。
本当に、ありがとよ。
イェザーン : あいつらのいない日々を、俺なりに歩いていかないと。
……けど、やっぱり別れってやつは、さみしいもんだわなぁ。

クエスト『 イェザーンの助言』をコンプリートした!

森へ吹き込む草原の風

イェザーン : よう、Ace。
お前さんに、ちっと相談したいことがあるんだわ。
里の連中の話を聞いてたら、いろいろ問題が見つかってよ……。
イェザーン : ひとつは、日用品の不足。
昨今の騒動で、一時的とはいえ物流が停滞したうえに、
避難民が里へ流入したもんだから、そりゃそうだって話だ。
イェザーン : イェドリマンの商人にあたろうって話も出たんだが、
正式な手順で申し入れると、手続きに時間がかかっちまう。
それを待てるほど、物資の余裕はなくてよ……。
イェザーン : それともうひとつは、人手不足。
例の混乱で、負傷しちまったヤツが多いんだわ。
森を護る守護者の数も足りなくてな……。
イェザーン : 星戦士団が里を守っちゃくれてるが、
連中の被害も甚大だ、人手の余裕はないしよ。
イェザーン : お前さんも、ずっとここにいるわけにはいかないっしょ?
同じぐらいフットワークの軽いヤツが他にいると、
正直ありがたいんだけどねぇ。
イェザーン : 俺は遺烈郷にこもりっきりだったし、
里の連中もここを離れないから、ツテは少ない。
というわけでよ、お前さん、何か心当たりはないもんかね?

■何と言う?

▷腕のいい冒険者に心当たりがある

イェザーン : へえ、仕事の斡旋人をやっているカーンチャナと、
そこで働いている冒険者のオグルか……。
そのツテ、頼らせてくれ。

▷商人を斡旋してくれそうな知人がいる

イェザーン : 俺は、赤子たちとパサリーンの様子を見たり、
里の連中に薬を調合してやったりで、ここを動けなくてよ。
イェザーン : 丸投げすんのは本当に申し訳ないんだが、
お前さんに、その知り合いへ当たってもらいたいんだわ。
イェザーン : 何から何まで、ありがとな。
また面倒かけちまうが、イェドリマンに向かって、
その「カーンチャナ」って人に、話を持ちかけてみてくれや。

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』を引き受けた!

オグル : お、Aceだ!
やっほー!
ラカシール : あ、このあいだの……。
カーンチャナ : あらあら、Ace!
よく来たわねえ。
オグル : なあ、聞いてくれよ!
ラカシールの勧誘に成功したんだ!
今は冒険者のイロハを教えつつ、一緒に仕事しててさ。
カーンチャナ : ふふ、近況報告はこのくらいにして……
何か用があるんでしょう?
カーンチャナ : なるほど、パーラカの里がそんなことに……。
かなり厳しい状況のようね。
カーンチャナ : わかったわ、任せてちょうだい……!
不況のあおりで商品を抱え込んでいる商人たちに言えば、
ふたつ返事で物資を調達できるはずよ。
カーンチャナ : だから、パーラカの里の人に伝えて。
同じラザハンの民として、協力は惜しまないってね。
私は斡旋人だもの、商人との繋ぎならお安いご用よ!
オグル : 人手が必要なら、私が行くぞ!
オグル : 商人から日用品を受け取って里まで運ぶから、護衛は頼んだ!
イェドリマンの入口で、待ち合わせな!
ラカシール : 姉ちゃん!
待って、オレも行く!

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『カーンチャナと話す』を達成した!

カーンチャナ : ふふ、なんだか本当の姉弟みたいよねえ。
ラカシール : 姉ちゃんの行動力、すごいなぁ……。
オグル : 見てくれよ、この荷物を!
商人が、行商用のカバンと外套を貸してくれたんだ!
あいつら商品がさばけるって、大喜びしてたぞ!
オグル : あっ、それから……
置いていくつもりだったんだけど、
ラカシールが、自分も行くって聞かなくてさ~!
オグル : 「善行を積まんとする者の道を塞ぐことなかれ」って、
ばあちゃんも言ってたし、連れていくことにした。
私ともども、護衛よろしく!
オグル : もちろん、物資はこれだけじゃないぞ。
残りはまとめて荷車に積み込んで、星戦士団の護衛付きで、
パーラカの里に送る算段になってるからな!
オグル : ってわけで、さっそく出発だ!

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『オグルと話す』を達成した!
クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『オグルと合流』を達成した!

ラカシール : び、びっくりした……!
オグル : いやあ、助かった!
ラカシール : Ace、強い!
姉ちゃんより強いんじゃ……。
オグル : うるさ~い!
私は伸びしろのある、将来有望な冒険者なんだってーの!
オグル : ほらほら、里までまだあるし、
どんどん進むぞ!
ラカシール : ちょ、姉ちゃん!
荷物忘れていかないでよ!

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『オグルと話す』を達成した!

シュウーラ : まさか、ここであなたに会うとはね。
ラカシール : 姉ちゃんたちが、やっつけてくれた!
オグル : ふっふーん!
見ろ、今度こそちゃんと倒したぞ!
ま、助っ人が来てくれたおかげなんだけどさ。
シュウーラ : ああ、この人たち、
イェザーンが言っていた、あなたのツテ?
姉さんと狩りに出たときみたいに、呼吸が合って驚いたわ。
オグル : めっちゃ強いアルカソーダラ族の子と遭遇して、
私、元気出てきた!
ラカシール : オレはヘトヘトなのに、
姉ちゃん、そういうところすげーよな……。
シュウーラ : 狩りは終わったところだし、
パーラカの里まで一緒に行きましょう。
シュウーラ : 里についたら「イェザーン」に声をかけてあげて。
あなたが戻るのを待っているから。

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『オグルと再度話す』を達成した!

イェザーン : おつかれさん。
ふたりのことは、シュウーラから聞いたわ。
当人は、食料用に狩った獲物を捌きに行っちまったけどよ。
オグル : シュウーラと、手合わせする約束をしたんだ~!
今から楽しみだなぁ!
イェザーン : はは、オグルみたいなヤツがいてくれると、
あいつも張り合いがあるってもんだろうよ。
イェザーン : さらに物資を送ってくれるっていうし、
その商人と、紹介してくれたカーンチャナにも、
あとで礼をしないとだわ。

■何と言う?

▷ラザハンの民同士、協力は惜しまないと言っていた

イェザーン : そいつは心強いね。

▷斡旋人だから、商人との繋ぎは任せろって

ラカシール : 姉ちゃん、さっき拾ったもの!
里の人に届けるんだろ?
オグル : あ、そうだった!
オグル : シュウーラと倒した魔物が持ってたものを、回収したんだ。
これ、持ち主が誰かわかるか?
イェザーン : まさか、こいつは……!
ああ、これは友人夫婦の手記だ!
あいにくと、例の騒動で死んじまったんだが……。
オグル : ……そうか、そりゃつらい話だな。
イェザーン : だが、希望はある。
幸いにも、ふたりの子どもは無事なんだ。
イェザーン : 俺が引き取って育ててるんだが……
この手記から、実の親のことを教えてやるさ。
オグル : 「人生とは出会いと別れの連続、
 だからこそ思い出は糧となり、
 今日を生きるお前の血となり肉となる」
オグル : 「お前が見送った人もまた、
 新たな明日へと旅立つお前を見送り、
 歩み続ける姿を、いつまでも見守っている」
オグル : ばあちゃんの言葉のなかでも、私が一番好きな言葉さ。
思い出は大事だぞ、人生の宝物ってやつだからな!
ラカシール : へえ……
神獣様の訓えみたいだ。
オグル : うちのばあちゃん、イイこと言うんだよなぁ!
孫の私は、ばあちゃんの受け売りしかできないけどな!

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『イェザーンと話す』を達成した!

イェザーン : 「オグル」が、お前さんと話したいってよ。
声かけてやってくれや。
ラカシール : 姉ちゃんのばあちゃん、かっこいいよな!
オグル : 前に言ったよな、「恩人には最大限報いるべし」ってさ。
Aceも恩人だからと思って来たんだけど、
結局、いいご縁を引っ張ってもらった感じだな。
オグル : せっかくだし、シュウーラと手合わせして、
ラカシールと一緒に仕事もして、腕を磨かないとな!
オグル : いっそあれか、踊り子もやってみるか?
赤誠組の素敵なお姉さんを見て、槍から刀に持ち替えたけど、
あの投擲武器も、楽しそうなんだよなあ。
オグル : マタンガ族も平気になったし、ここでいろいろ挑戦してみる!
だからさ、冒険者としてもっと成長できたら、
いつか私と勝負してくれよな~!
ラカシール : 姉ちゃん、危なっかしいところあるけど、
オレがちゃんと見張っておくから、心配しないで。
オグル : 言ったなぁ?
ちゃーんと私を見習って精進しろよ、少年!
オグル : Aceは、冒険を続けるんだろ?
私はここが落ち着くまでは残るつもりだけどさ、
そっちは旅を続けて、みんなを助けてやれよな~!
オグル : よーし……
新天地ではエーテライトの交感と情報収集が、冒険者の基本だ!
ラカシール、行くぞ!

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』の目的『オグルと話す』を達成した!

イェザーン : 物資不足は、パサリーンと赤子たちにも影響する問題だったが、
好転する目途が立ったし、ようやっと一息つけそうだわ。
イェザーン : シュウーラのヤツも、オグルのおかげで上機嫌でよ。
あんなに笑ってるところ、久しぶりに見たわ。
縁を結んでくれて、ありがとよ。
イェザーン : ま、オグルに救われたのは俺も同じだわ。
あいつらの手記を見つけてくれて、励みになった。
気を引き締めて、あいつらの子を立派に育ててみせるさ。
イェザーン : で、大きくなったら、
両親がどんだけ愛情を注いでたか、伝えてやんないと。
その愛情は、降り注ぐ辛苦から、あの子を守るだろうからよ。
イェザーン : ああ、もちろんお前さんの話もな?
なんてったって、命の恩人だからよ。
イェザーン : さて、俺もしっかり働きますかね。
お前さん、旅を続けるんなら、健康には気を遣えよ?
そんで、また元気な顔を見せてくれや。
イェザーン : 妙なところで、野垂れ死んだりすんなよ?
……じゃ、またな。

クエスト『 森へ吹き込む草原の風』をコンプリートした!

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