ルクサ・ファルサ : はい、こんにちは。
ようこそキャンプ・ブロンズレイクへ。
私に何かご用でしょうか？
何を聞く？
▷あなたのことを教えてほしい
ルクサ・ファルサ : 私は、治療に訪れた傷病兵のみなさんの
お世話をしております。
ルクサ・ファルサ : みなさん、どこかしら怪我をしていますし、
慣れない方ですと、お湯に長く浸かりすぎて
かえって体を悪くすることもありますから。
ルクサ・ファルサ : たまに変なお客が来るのが
ちょっと困りものなんですよね……。
▷ここはどんなところだ？
ルクサ・ファルサ : ニーム文明の遺跡を利用して作られた湯治場、
キャンプ・ブロンズレイクです。
ルクサ・ファルサ : そして、この建物は「ウォームワイン・サナトリウム」。
生薬たっぷりの「スパイスワイン」を温泉で温め、
傷病兵さんたちの治療に役立てています。
ルクサ・ファルサ : 5年前のカルテノーの戦い、そして今でも続く、
帝国軍や蛮族との小競り合い……。
そうした戦いで傷ついた方々が、療養に訪れていますよ。
ちゃりちゃり、お届け便っちゃ
ゲゲルン : ゲゲルン、お届けものがあるっちゃ。
だけど、ゲゲルン、とてとて、仕事がいっぱいっちゃ。
ゲゲルン : 「サラオスの亡骸」の、「タンガ・トンガ」に
この「お手製卵弁当」を届けてほしいっちゃ。
タンガ・トンガ : 私に何か用かね？
今は腹が減ってそれどころじゃないんだよ。
タンガ・トンガ : これはメメルン交易商店の「お手製卵弁当」！
助かった、これで研究が続けられるよ。
タンガ・トンガ : 化石を研究するため、ここに住むことにしたのはいいが、
いちいち食事を用意しているヒマはなくてね。
メメルン交易商店に配達を頼んでいたんだ。
サラオスの亡骸
タンガ・トンガ : 荷物を持ってここまで来れるということは、
君は結構、腕の立つ冒険者なんだろう？
よかったら化石の発掘を手伝わないか？
タンガ・トンガ : そうだな、骨の上や危ない場所など、
私じゃ行けないようなところも探してほしい。
変わったものがあったら持ってきてくれると助かるよ。
タンガ・トンガ : たぶん、「細長い化石」や「丸い化石」が見つかると思う。
「丸い化石」を1個、「細長い化石」を2個探してくれ。
タンガ・トンガ : どうだい、何か見つかったかな。
タンガ・トンガ : ふむ、この細長い骨は、
サラオスが食べた大型海洋生物の骨だな。
全体の大きさは、グゥーブーぐらいあるだろう。
タンガ・トンガ : こちらの丸い化石は、サラオスに寄生していた貝だろう。
同じような貝が体の周りで大量に見つかっている。
……どちらも、サラオスの巨大さを物語っているね。
タンガ・トンガ : サラオスっていうのは、
女神リムレーンが解き放った伝説のシーサーペント、
「ペリュコスとサラオス」の1体さ。
タンガ・トンガ : もっとも、コイツがサラオスである証拠はない。
あまりにも大きいから、そう名付けただけなんだが、
案外、本物かもって思えるよな。
タンガ・トンガ : おや、こんなところに来客とは珍しいね。
「プアメイドミル」の方で、危険はなかったかい？
元は木こりたちが暮らす集落だったんだがね。
タンガ・トンガ : 魔物に襲われて亡くなる木こりが多く、
村には、貧しい未亡人ばかりが残るもんで、
「貧乏女の製材所」なんて不吉な地名がついたのさ。
キャンプ・オーバールックへの便り
ブラウギバル上等甲兵 : 僕は「黒渦団」の打撃艦隊に所属する陸戦兵でね。
コボルド族との戦いで大怪我を負って、
今は療養中の身……なんだけどさ。
ブラウギバル上等甲兵 : 「キャンプ・オーバールック」にいる僕の上官に、
この「ブルーエイディン宛の封書」を渡してくれないかい？
あんまりノンビリもできないしね、復隊届ってわけ。
ブラウギバル上等甲兵 : 治療に専念するために休ませてもらったけど、もう十分。
まだ怪我は完治していないけど……
斧を握ることくらいはできるさ。
ブラウギバル上等甲兵 : キャンプ・オーバールックはコボルド勢力圏の向こう側だ。
南西にあるジジルン交易商店の船渡しを使って、
湖の対岸を北上しながら、外地ラノシアを目指すといいよ。
ブラウギバル上等甲兵 : ふぃー、ここでゆっくり湯治をしてると、
コボルド族との死闘を忘れちゃいそうになるよ。
体も気持ちも、鈍らないようにしなきゃ。
ブルーエイディン少甲佐 : 冒険者か……。
オレたちに何か用なのか。
ブルーエイディン少甲佐 : オレに手紙だと？
……けッ、甘ちゃんのブラウギバルからじゃないか。
ブルーエイディン少甲佐 : ウチの部隊は、通称「紅燕陸戦隊」といってな。
構成員は大半が海賊上がりで、
黒渦団でも「最狂」の部隊とも言われているんだ。
ブルーエイディン少甲佐 : ここじゃ、寝ても覚めてもコボルド族との激戦だ。
戦傷で前線を退いた甘ちゃんが、
おいそれと戻ってこれる場所じゃねぇ！
ブルーエイディン少甲佐 : ……ブラウギバルめ、気持ちが空回りしてやがるな。
ちゃんと完治するまで、美味いもんを食って、
ゆっくり療養する罰をあたえねばならんな。
謎の彫金師
ルクサ・ファルサ : ここ「キャンプ・ブロンズレイク」は、
傷病兵の皆さまの体を、温泉で癒すための施設です。
……それが、今なぜか「彫金師」様がおいででして……。
ルクサ・ファルサ : 患部の乾燥に効く「サラマンダー油」を
求めておられるのですが、あいにく備蓄がございません。
ルクサ・ファルサ : 冒険者さん、よろしければ、
「サラマンダー」から「サラマンダー油」を4本分程入手し、
お客様にお渡ししていただけませんか？
ゴッドベルト : ホゥ！ キミが「サラマンダー油」を
持ってきてくれたのですかね！？
ゴッドベルト : 大角を調達するべく、
ノコ1本でグレートなバッファローに挑んだところ、
不覚にも、かすり傷を負ってしまいましてな！
ゴッドベルト : このエオルゼア最強の彫金師……
ゴッドベルトとしたことが、お恥ずかしいかぎり！
ゴッドベルト : さあキミ！ 遠慮はいりませんよ！
この私の大胸筋に！ 広背筋に！ 腹・直・筋・にッ！
ドバっとサラマンダー油をかけたま～え！
ゴッドベルト : 「サラマンダー油」は、まだですかねっ！？
ゴッドベルト : フゥー！ もういっちょ！
ゴッドベルト : フォーウ！ 染み渡りますな！
さぁさぁ、早く塗りこんでいただけますかね！？
ゴッドベルト : フォーウ！ 染み渡りますな！
さぁさぁ、早く塗りこんでいただけますかね！？
ゴッドベルト : オゥ！ いいですな！
ゴッドベルト : ……オゥ……。
なかなかいいテクニックを持っておいでですね！
このゴッドベルト、うっかり寝オチするところでした！
ゴッドベルト : さて、すこし休憩したら、
もう8時間くらい風呂に浸かってきますかね！
ピッカピッカ！ ツールツール！ ワッハッハ！！
ルクサ・ファルサ : ありがとうございます。
ウ、ウルダハのお金持ちって、変な人ばかりですね……。
ともかく助かりました！！
あったかスパイスワイン
ア・ルンリカ : ここでは、ワインポート産のスパイスワインを、
怪我をされた方々の治療に役立てているんですよ。
温かいスパイスワインは、体にいいですから。
ア・ルンリカ : ちょうどよかったわ、冒険者さん。
この「スパイスワイン」を温めて、
「ウォームワイン」にして、皆さんに配ってくれませんか？
スェーンロナ : うん、かなり痛みが引いてきたわね！
スェーンロナ : ありがとね！ こんな傷さっさと治して、
あの「光の戦士たち」のように、みんなの命を守らなきゃ！
スェーンロナ : フフンフフンフンフ～ン♪
あ～、丁度いい湯加減だわ～。
イムム : イテテ、なかなか痛みがとれない……。
まだ完治は先だな……。
イムム : ありがたくいただきます！
このままじゃ、散っていった仲間に申し訳が立たない。
頑張って怪我を治して、もっかい戦場に立たなきゃ！
イムム : カルテノーの戦いでは黒渦団の兵士として、
命を懸けて帝国兵に立ち向かったのよ！
当時の傷はまだ癒えないけど、命があるだけマシだわね。
ハ・ボワカ : ふう、だいぶ傷が治ったかなぁ。
痛みも引いてきたみたいだ。
ハ・ボワカ : ありがとう。このスパイスワインには、
体にいい生薬が、いっぱい入っているそうね。
……はやく元気にならなくちゃ。
ハ・ボワカ : 魔導アーマーの砲撃の音……。
未だにそれを思い出すと、震えが止まらないわ。
温泉で温まった体も、一気に冷えきってしまうの。
オストシッグ : いてて……傷跡に湯が染みる……
だけど、これも生きてる有り難さだよなあ。
オストシッグ : おう、ありがとなぁ！
「カルテノーの戦い」では、多くの仲間を失ったよ。
散っていった奴等のためにも、もっと頑張らないとな。
オストシッグ : あーいだだだだだ！！
くっそぉ、俺の肉体に傷をつけた帝国兵の顔、
ぜってーに忘れねぇからな！！
ア・ルンリカ : お手伝いしてくださって、ありがとうございました！
ここにいる皆さんは、私たち都市民のために戦って、
怪我をされた方々です。
ア・ルンリカ : 皆さんの命がけの働きがあればこそ、今の私たちがあるの。
せめて、ここではゆっくり療養して、
英気を養ってもらいたいものです。
不思議な彫金師
ルクサ・ファルサ : あのぅ……先ほどの変な彫金師様が、
温泉に浸かりすぎて、のぼせてしまったようなんです。
あれだけ、長湯が過ぎると注意したのに……。
ルクサ・ファルサ : 何度か「つついて」みて起きなかったら、
この「ブロンズレイクの冷水」をぶっかけて、
起こしてあげてください！
ゴッドベルト : …………。
ゴッドベルト : ………………。
ゴッドベルト : ………………？
ゴッドベルト : つめったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいですぞ！！！！！
ゴッドベルト : ……はッ！？
油塗りの上手なキミでしたかね！！
ゴッドベルト : ハッハッハ！ ゴッドベルトとしたことが！
温かい湯の中で、うっかり走馬灯を見ていましたぞ！
あと少しで、走馬灯に豪華な彫金細工を加えるところ……。
ゴッドベルト : ……おお！ 傷も癒え、お肌がプリップリに！？
これが温泉の効能、うーん……素晴らしい！！
さっそく我が家のある、ウルダハに帰るとしましょう！
ルクサ・ファルサ : あの、先ほどの彫金師様が……
冒険者さんにこちらの指輪を、と。
なんでも、お世話になったお礼だとか……。
ルクサ・ファルサ : この指輪は、第七霊災で落ちた、
「メテオ」の欠片から製作した一品……。
その名も「メテオサバイバーリング」だそうです！！
ルクサ・ファルサ : 第七霊災を生き残った人への激励……。
そしてご自身が失った、大切なものへの祈りをこめて……
エオルゼア全土の復興を願い、製作した指輪らしいですよ。
ルクサ・ファルサ : 凄いなあ、羨ましいなあ。
あの変なオジさん、何者だったんでしょう……。
こんなことなら、私が対応に出ればよかったですよぉ……。
