アメノミハシラ

目次

深淵なるはアメノミハシラ

ハマカゼ : あんた、Aceだよな?
うちの頭領、ラショウさんが探していたぜ。
ハマカゼ : なんか頼みごとがあるみたいだったが、
内容までは聞いてねえ。
たぶん、下っ端には教えられねえ重要な話なんだろ。
ハマカゼ : 筋違砦の「キュウセイ」ってのが、
この件について取り仕切ってるから、
まずはそいつから話を聞いてくれ。

クエスト『深淵なるはアメノミハシラ』を引き受けた!

キュウセイ : これはこれは。
お待ちしておりました、Trick殿。
キュウセイ : ただいま、頭領を呼んでまいります。
詳しい事情をご説明しますので、申し訳ありませんが、
アメノミハシラの前で、少々お待ちいただけますか?

クエスト『深淵なるはアメノミハシラ』の目的『キュウセイと話す』を達成した!

ラショウ : その柱……アメノミハシラが気になるか?
なら、話をするのにちょうどいい。
ラショウ : 呼びかけに応じてくれたこと、感謝する。
お前を頼ったのは他でもない。
秘密裏に、「ある場所」の探索を頼みたいのだ。
ラショウ : 俺たちが探索するには、差し障りがある場所でな……。
詳しくは、発見した本人に話させよう。
キュウセイ : 数日前のこと、私が当番だったもので、
筋違砦の周辺を見回りしていたのですが……
その際、見たこともない魔物の群れに、襲撃されたのです。
キュウセイ : なんとか撃退したのち、周辺の捜索を行いましたところ、
物置小屋の床に、見知らぬ隠し戸が開いているじゃありませんか。
驚いて調べると、地下に奇妙な装置が設置されていたのです。
キュウセイ : さらに驚くべきは、装置に触れるや否や、
私は、魔物ひしめく伏魔殿へと転移されたこと……。
キュウセイ : 私ごときの技量では、探索はあまりにも無謀と判断。
命からがら魔物の巣窟より逃げ帰り、
頭領へ報告した次第です。
ラショウ : 報告を受けた後、俺の方でも調べてみたんだが、
転送先はアメノミハシラの内部のようだ。
……それが、この話の厄介な点でな。
キュウセイ : エオルゼアからいらしたTrick殿が、
疑問に思うのも当然でしょう。
アメノミハシラは、いわゆる聖地なのです。
キュウセイ : 神代の時代、最初に紅玉海へと降り立った神々は、
オノコロ島を創り、そこにアメノミハシラを築いたのだとか……。
一説には、天から地へ神々を導く階段だとも言われております。
ラショウ : ともかく、神々が創ったものであるからと、
オノコロ島とアメノミハシラは、長らく禁足地とされてきた。
ラショウ : だが、俺たちは神をも恐れぬ海賊衆。
誰も足を踏み入れぬならばと、この島に陣取り、
砦を築いて、自分たちの拠点としてきたのだ。
ラショウ : そんな俺たちが、アメノミハシラは魔物の巣窟だったと騒げば……
いや、騒がずとも、あの柱の探索を大々的に始めれば、
どうなると思う?
キュウセイ : 人々の海賊衆に対する感情は、間違いなく悪化するでしょう。
信心深い者たちが、実力行使に出るかもしれません。
ラショウ : だからといって、拠点にある魔物の巣窟を放置するわけにもいかん。
……ゆえに、お前には転送装置を使ってアメノミハシラへ侵入し、
秘密裏に内部を探索してもらいたいのだ。
ラショウ : 外部の者ならば、その存在を隠し通すことも容易だ。
それにお前の実力なら、隠密性を重視した少人数での探索も、
難しくはないだろう。
ラショウ : 内部には、怪しげな「結界」が張られており、
普段の実力を発揮できぬ有様だが……
アメノミハシラの探索、引き受けてはもらえないか?
キュウセイ : 私からもお願いいたします。
もちろん、できうる限りの支援はいたしますので……。
ラショウ : ……助かる。
後のことは、キュウセイに任せてあるから、
こき使ってやってくれ。
キュウセイ : では、入口となる転送装置まで案内いたしましょう。
物置小屋……最初にお会いした小屋の前でお待ちしています。
用意が整いましたら、声をおかけください。

クエスト『深淵なるはアメノミハシラ』の目的『指定地点で待機』を達成した!

キュウセイ : お待ちしておりました。
では、転送装置までご案内する前に、
アメノミハシラ内部について、もう少し詳しくご説明しましょう。
キュウセイ : 頭領が言いましたとおり、内部には特殊な「結界」が張られ、
普段どおりの力が出せない上、持ち込んだ武器が使用できません。
キュウセイ : なので、非常に危険な……
おや、何か気がついたことでも?
キュウセイ : 似た場所が、他にもあるのですか!?
まさか……そんなはずは……。
キュウセイ : いえ、「結界」自体は……。
ならば、存在しうる、ですか。
容易には信じがたいことですが……。
キュウセイ : ともかく、そういうことでしたら、説明は不要でしょう。
では、これをお使いください。
キュウセイ : アメノミハシラ内部で発見した「魔器」です。
自分のエーテルを具現化し、武器とすることができます。
これを使えば、内部でも戦えるはず。
キュウセイ : ただ、この「魔器」を持ってしても、
アメノミハシラの探索は、長期戦になるでしょう。
なにせ、最上階が見えないほど高い柱ですから。
キュウセイ : ですから、30層をひとつの区切りとして、
おおまかな報告をお願いできますか?
それ以降は、頭領も交えて方針を相談いたしましょう。
キュウセイ : 私も、直属の部下とともに、
微力ではありますが支援いたしますので、
アメノミハシラの探索、よろしくお願いします。

クエスト『深淵なるはアメノミハシラ』をコンプリートした!

我ら凡夫なれども

伝統装束の男 : やすやすと10層を突破しますか。
さすが、光の戦士と称されるだけはありますね。
伝統装束の男 : ああ、光の戦士とは、
かの御仁の出身、エオルゼアにおける英雄の称号ですよ。
なんでも、漆黒の王狼という帝国の将軍を討ったとか……。
ラショウ : 西方の事情にずいぶんと詳しいな。
そんな情報、どこから聞いてきた?
ラショウ : ふん、秘密の多いことだ。
……後は任せる。
伝統装束の男 : さあ、見せてください。
英雄と呼ばれるにたる、あなたの力を……。
伝統装束の男 : エオルゼアの英雄が、20層を突破しました。
すぐにここまでたどり着きましょう。
ご出陣の準備を……。
伝統装束の男 : 失礼いたしました。
私に言われるまでもなく、でありましょうな。
では、存分に……。
キュウセイ : お疲れさまでした、Trick殿。
……ああ、報告は結構ですよ。
ヒルコを討伐し、30層を突破したのは確認しておりますから。
キュウセイ : アメノミハシラについて、疑問がお有りでしょう。
すべてお答えできるとは限りませんが、
でき得るかぎり、お話しいたします。
キュウセイ : とはいえ、ここで話せる内容でもありません。
私どもも準備がございますので、
早逃桟橋の南、珊瑚台が見える砂浜のあたりでお待ちください。

クエスト『我ら凡夫なれども』を引き受けた!

ラショウ : ヒルコを討伐できたそうだな。
まずは……お前を騙したことを謝ろう。
すまない、アメノミハシラについて、俺はすべて知っていた。
キュウセイ : ラショウ殿は、我々の使命に協力してくださっただけ。
お叱りは、ぜひ私どものみにお願いいたします。
キュウセイ : ああ、そういえば自己紹介をしてませんでした。
改めて……私は鬼師衆がひとり、キュウセイ。
部下とともに、アメノミハシラの管理を任されております。
キュウセイ : 鬼師衆とは、数千年の昔より存在する技術者集団。
どこの国にも寄らず、ただ人々のために、
受け継がれてきた知と技を振るう者たちであります。
ラショウ : 大層なことを言っちゃいるが、
要は俺たち海賊衆と同じ与太者ということだ。
キュウセイ : はっはっはっ、そう見られていることは、否定できませんね。
ですが、転魂塔……エオルゼアで言うエーテライトの整備など、
人々のため、きちんと働いているのですよ。
キュウセイ : そもそも、私ども鬼師衆は、時代に葬られた禁断の知識、
失われた古代アラグ帝国の技術を受け継ぎ、
人々のために活かすための組織です。
キュウセイ : 私どもの活動は、多岐にわたりますが、
このアメノミハシラの管理は、最重要事項のひとつ……。
キュウセイ : この柱の正体は、訓練施設。
私どもの祖が予見した星の滅亡を防ぐための方策であり、
英雄を志す者を試し、実戦にて力を磨く場所なのです。
ラショウ : 神聖な禁足地とする逸話を残せば、普通の奴は近寄らん。
わざわざ来るのは、途方もない勇気や冒険心を持つ者……
つまり、英雄候補だ。
ラショウ : 海賊衆の初代頭領も、その英雄候補だったらしい。
ただし、30層を踏破した初代頭領は、
アメノミハシラの真実を知り、自分の器の限界を悟ったそうだ。
ラショウ : 英雄になれなかった初代は、海を護るために海賊衆を立ち上げた。
その逸話から、代々の頭領は30階の突破を義務づけられている。
ついでに、秘密裏に鬼師衆へ協力することもな。
キュウセイ : 歴代頭領の協力には助かっておりますよ。
おかげで管理班の人員が海賊衆に紛れ込むことができ、
その結果、Trick殿とも巡り会えました。
キュウセイ : さて、貴方が30層で戦ったヒルコは、
柱を登ってきた英雄候補の力を試す審判者であり、
同時に、悪しき心を持つ反英雄を裁く断罪者でもあります。
キュウセイ : 我らの祖が魂を賭して作り上げたヒルコを打ち破り、
30層を突破した貴方は、真に英雄と言えましょう。
エオルゼアにて広まる名声どおりのお方です。
キュウセイ : そんな貴方に、見ていただきたいものがございます。
ここより西の高台にあります松の木、
「万年松」を調べていただきたいのです。
キュウセイ : 実はあの松、アメノミハシラに関係するものでして、
貴方が調べれば、すぐに見ることができるでしょう。
ぜひ、よろしくお願いします。

クエスト『我ら凡夫なれども』の目的『指定地点で待機』を達成した!

万年松から響く声 : アメノミハシラ補助管理システム、起動……完了。
突破階層確認……完了。
30層突破を確認……幻影、投影開始……。
悲しげな鬼師 : 頭領、ヒルコ培養器の準備が整いました。
後は「基」となるヒトを、その内に入れるだけ……
悲しげな鬼師 : しかし、本当にやるおつもりですか?
頭領と呼ばれた鬼師 : 完成に必要なことと、理解していよう。
この凡夫には分不相応なお役目かもしれんが、
無駄に生きた老骨の役得と、諦めよ。
悲しげな鬼師 : そんな!
行き場に迷った者たちを「鬼師衆」としてまとめあげ、
ここまで導いた貴方が凡夫などと!
頭領と呼ばれた鬼師 : いいや、ワシなど凡夫に過ぎん。
帝国崩壊後の混乱期に、人々と星を守り、
先に逝ってしまった我が友らと比べたら、な。
頭領と呼ばれた鬼師 : だが、凡夫は凡夫なりに、
彼ら英雄の遺志を継いできたつもりだ。
最後まで、それを貫かせてくれ。
悲しげな鬼師 : 出過ぎた真似をいたしました。
もう引き止めは……その生命、存分に……。
頭領と呼ばれた鬼師 : 我らは凡夫なれど、その想いは英雄と同じ。
力が足りないことを嘆くまえに、
人々と星のため、なすべきことをなせ。
悲しげな鬼師 : はっ、しかと心に刻み、
お役目を果たしていきます、頭領。
頭領と呼ばれた鬼師 : 前頭領、だ。
皆を頼むぞ、二代目よ。
悲しげな鬼師 : では、名残惜しくはありますがこれにて。
……いままでありがとうございました、師匠。
頭領と呼ばれた鬼師 : サリーナ様……デッシュ殿……
記録が失われ、歴史に残ることなき英雄たち……
ワシを残して先に逝った薄情な友よ……。
頭領と呼ばれた鬼師 : 皆の遺志はワシを通して鬼師衆へ受け継がれ、
後の世にも残るはずだ。
頭領と呼ばれた鬼師 : だから許してくれよ。
まだしばらく、そちらには行けそうにもない……。
万年松から響く声 : 投影終了……。
アメノミハシラ補助管理システム、休止状態へ移行。

クエスト『我ら凡夫なれども』の目的『万年松を調べる』を達成した!

キュウセイ : お戻りになりましたか、Trick殿。
その様子ですと、無事に初代様の幻影を、
ご覧になれたようですね。
キュウセイ : 貴方が倒したヒルコは、古の技術による兵器。
幾度倒されようと、自動的に修復され、
柱を登る英雄候補の前に、審判者として立ち塞がります。
キュウセイ : 初代様が自ら作り上げた最高傑作ですから、
異常を起こすことなく、戦い続けてくれるでしょう。
アメノミハシラが不要となる、その日まで……。
キュウセイ : さて、30層を突破した英雄には、
より過酷な試練が待ち受ける、
31層以降への挑戦権が与えられます。
キュウセイ : 挑戦するか否かは、ご随意に。
ですが、もしも挑戦するようでしたら、
私どもは引き続き、支援させていただきます。
キュウセイ : それが私どもの使命。
英雄にはなれなかった凡夫のなすべきことなれば。
キュウセイ : 31層以降に挑戦する際は、私にお申しつけください。
それでは、よろしくお願いいたします。

クエスト『我ら凡夫なれども』をコンプリートした!

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