シャドウ・オブ・マハ

目次

空賊たち

不安げな商人 : ……その佇まい、さては冒険者だな!
急ですまぬが、そなた、アバラシア雲海へ行ってはもらえぬか!
行方不明になったワシの飛空艇を、探してきてもらいたい!
不安げな商人 : 借金をこさえて、飛空艇を建造し、
騎兵団への物資輸送を請け負ったまでは良かったのだが……。
定刻を過ぎても、飛空艇がランディングに戻ってこん!
不安げな商人 : もしや、悪名高い「空賊」にでも、
出くわしたのではないかと心配で心配で……!
不安げな商人 : ……むむっ、その顔、空賊を知らんようだな?
昨今の飛空艇建造ラッシュで「大飛空時代」の到来が叫ばれとるが、
そんな新時代に現れた、厄介者のことだ!
不安げな商人 : 雲海を駆ける「空の冒険者」と言えば聞こえは良いものの、
奴らの中には飛空艇を襲撃するような、まさに「賊」もおる!
あれが襲われでもしていたら、ワシは破産してしまうぞ!
不安げな商人 : 飛空艇の目的地は「キャンプ・クラウドトップ」……
現地の騎兵に尋ねれば、何か手がかりが得られるかもしれん。
どうか、ワシの飛空艇と、その操舵手を見つけ出してくれ!

クエスト『空賊たち』を引き受けた!

ロントルモン : ……物資を積んだ貨物飛空艇が行方不明になっているだと?
確かに、補給物資がいつまで経っても到着しないので、
気を揉んでいたところだ……。
ロントルモン : そういえば、先ほど、
妙にフラフラした飛空艇が、北へと飛んでいくのを見たな。
ここに降りる様子もなかったので、気にかけなかったが……。
ロントルモン : 曖昧な情報ですまないが、私が目撃したのはそのくらいだ。
こちらでも、周囲の空域をより注視しておこう。
君は、北の方角を調べてみてはどうだ?

クエスト『空賊たち』の目的『キャンプ・クラウドトップの騎兵と話す』を達成した!

空賊らしき男 : 飛空艇の積み荷は、俺たちがもらっていくぜ~!
その後は、こいつを人質にして……ぬふふふふ……。

貨物飛空艇の操舵手 : たた、助けてくれ!
こいつら、船の積み荷を奪おうとしてるんだ!
空賊らしき男 : あんだ、お前……。
俺たち「空賊」の邪魔をしようってかぁ!?
空賊らしき男 : フン、ずいぶんといい度胸だが、
たったひとりで、そいつを守り切れるとでも~!?
そんな無謀なヤツにゃ、教訓を教えてやらんとなぁ!
空賊らしき男 : ……あ、あの飛空艇は!
???? : 空賊の名を汚してやがる輩ってのは、貴様らか……。
空賊らしき男 : 黒い飛行服に、紅のスカーフ……
お、お前は……「乱鴉のレオファード」!
空賊団「レッドビル」の頭が、な、何故こんなところに!
レオファード : 貴様らみてえな下衆が、空賊をかたって悪さしねえよう、
その手の情報を聞き逃さねえようにしてんのさ……。
オイタしたからには、相応のオシオキを覚悟してもらうぜ?
貨物飛空艇の操舵手 : あ、危ないところを、ありがとうございました!
あの、お礼を……!
レオファード : そうだな……イシュガルドで荷を扱っているんなら、
裏で空賊と繋がりのある商人も知っているだろう?
「レオファードへ」と伝えりゃあ、届けてくれる。
レオファード : 俺より先に現場に駆けつけるとは、やるじゃねえか。
さすがは、皇都で話題の「英雄」様だ……。
レオファード : ……お前だろう?
ガーロンド・アイアンワークス社製のマナカッターを駆り、
この空を飛び回っている冒険者ってのは。
レオファード : 俺が探し求めていた人材に、
まさか、こんなところで巡り会えるとはな。
レオファード : 実はある仕事のために、凄腕の冒険者を探している。
もちろん、ケチな件じゃねえ。
あの連中みてぇな、下衆なやり方は嫌いなんでね。
レオファード : 俺が「空賊」として求めているのは、「自由」と「冒険」だ。
きっと、お前も満足してくれるはずさ。
レオファード : アバラシア雲海の高空層に、俺が率いる空賊団の目印が立ってる。
極上の冒険がしたいなら、そこに来な……。

クエスト『空賊たち』の目的『貨物飛空艇の操舵手を探す』を達成した!

スタシア : ……あなた、ここに来たのは偶然?
それとも、レオファードって男に誘われて、
彼が率いる空賊団「レッドビル」の旗を探していた、とか?
スタシア : では、あなたが、レオファードが見込んだ冒険者……。
ふふふ、歓迎するわ。
スタシア : 私は、スタシア。
レオファードの相方、というより尻拭い役ってとこね。
スタシア : あいつの誘いに、興味を示してくれてありがとう。
それじゃあ、私たち「レッドビル」のアジトに招待するわ!
???? : ……頑固な男だね。
このアタイ自ら、話を持ちかけてるっていうのに。
レオファード : お前こそしつこいぜ、ラドリア。
俺は、自由を愛しているんでね。
誰かに隷属する気なんぞ、毛頭ないのさ。
ラドリア : だが、アンタが狙っている「幽霊船」の探索には、
腕利きの力が必要なんじゃないかい?
アンタの抱えている部下だけじゃ、心もとないだろう。
レオファード : あいにくだが、誰に命を預けるかは、俺自身で決める。
お前の部下じゃ、俺の背中を預ける気にはならねぇんだよ。
ラドリア : ……もっと賢い男だと思っていたよ。
覚えときな、アタイは欲しいモノは必ず手に入れるんだ。
どんな「強引な」手段を使うことになってもね……。
ラドリア : 見ない顔だ……。
ここの一味じゃないようだが?
スタシア : レオファードが呼んだの。
急に押しかけてきた「どこかの誰か」とは違って、
彼が自分で招いた、正統なお客様……。
スタシア : 彼女は、「大鷲連合」って空賊団を率いるラドリア。
どうやら、空賊としてピカイチの腕前を持つレオファードが、
自分の傘下に加わらなくて、ガマンならないみたい。
大鷲連合の甲板員 : 姐さん、なめられっぱなしでいいんすか?
このままじゃ、あいつら……。
ラドリア : 好きにさせてやりゃあいい……今は、ね。
最後には、こっちが美味しい思いをさせてもらうさ。
レオファード : よう、歓迎するぜ。
お前に極上の冒険と、そして危険を約束しよう。
……なにせ、相手は「雲海の幽霊船」だからな。
スタシア : 最近、雲海を飛び回る私たち空賊の間で、
異様な姿をした、巨大飛空艇の目撃情報が相次いでいるの。
スタシア : 興味を抱いて、乗り込もうとした連中も多かったけど、
誰一人として戻ってきた者はいなかった……。
あのフネは呪われてるんだ、なんて言う者も多いわ。
レオファード : ……いつしか付いた渾名が「雲海の幽霊船」ってわけだ。
レオファード : 俺は、あれを古代アラグ文明の遺産だと睨んでいる。
ヤツに乗り込み、この目でその正体を突き止めたくてな。
もちろん、古の遺物には「お宝」も付きものだぜ。
スタシア : でも、そのためには、幽霊船が雲海の何処を飛行しているのか、
正確に知る必要がある……。
そこで、私たちは「ある装置」を開発したの。
レオファード : まぁ、理屈はともかく、目標の捕捉はできそうだ。
あとは「雲海の幽霊船」に乗り込み、
ともに探索してくれる、命知らずの腕利き冒険者を探すだけ。
レオファード : お前が、噂の英雄様だってことは知っている。
だが、「英雄」である前に、ひとりの冒険者だ……。
どうだい、俺たちと一世一代の大冒険に挑まねぇか?
スタシア : そうと決まれば、さっそく準備開始ね。
アバラシア雲海の高空層で、仲間たちと合流しましょう。
今も、幽霊船の航路を探っているはずだわ。

クエスト『空賊たち』の目的『「レッドビル」の目印を探す』を達成した!

レオファード : 未知の領域に挑むときは、いつも心の音が激しくなる。
もちろん、今もそうさ……。
この感覚は、一度味わうとやみつきになるぜ。

スタシア : この子はウタタ。
「レッドビル」の一員で、優秀な技術屋よ。

レッドビルの甲板員 : ウタタより腕のいい職人は世界中にいるだろう。
でも俺は、ウタタより閃きの鋭いヤツは知らねえ。
このガキを仲間と認める理由は、それだけで十分さ。

ウタタ : あたしはウタタ! 空賊団「レッドビル」の技術担当さ!
板金、木工、魔導技術……飛空艇のことなら任せときな!
ウタタ : だけど、ケンカの方はさっぱりでね。
……ヤバいヤツが出てきた時には、期待してるぜ?

クエスト『空賊たち』をコンプリートした!

魔航船ヴォイドアーク

ウタタ : 腕利きの冒険者も仲間に加わったことだし、
これで、突入の憂いはなくなったな!
レオファード : ウタタ、そっちの調査は上手くいったのか?
ウタタ : ああ、この場所を選んで正解だったぜ!
ほかの属性のエーテルに紛らわされることなく、
幽霊船のエーテルを観測することができた。
スタシア : 幽霊船は、かなり特殊なエーテルを纏っているらしいの。
そのエーテルを感知して、位置を探る装置を造り上げたのが、
このウタタってわけ。
ウタタ : 名付けて、「霊風の羅針盤」さ!
エーテル波形記録も集まったから、航路の特定もバッチリ!
いつでも幽霊船を追えるぜ!
スタシア : レオファード、全飛空艇の整備は万全よ。
あなたたちが望むなら、今すぐにだって飛べるわ。
レオファード : ウタタは、ここで俺たちの帰りを待て。
ヤツをロストしないよう、引き続きエーテル観測を頼むぜ。
ウタタ : 任せとけ!
ギルになりそうな「お宝」を、がっぽり頼むな!
レオファード : お前は冒険者たちで部隊を結成し、先鋒をつとめてほしい。
俺らは、ラドリアたち「大鷲連合」や、ほかの空賊を牽制する。
突入を邪魔されないよう、背後を警戒しながら後に続くさ。
レオファード : どんな脅威が待ち受けているかもわからん幽霊船が相手だ。
お前の冒険者としての腕を期待してるぜ!
レオファード : さぁて……いよいよ、雲海の幽霊船に突入だ。
何が待ち受けているのか、いっちょ拝みに行きますか。

クエスト『魔航船ヴォイドアーク』を引き受けた!
新しいコンテンツがコンテンツファインダーの「通常コンテンツ」に登録されました。

レオファード : 俺たちは、殿(しんがり)を務める。
無粋な邪魔者どもは、俺たちで排除しておくさ。
お前は協力者を集めて、思い切り暴れてくれ。

スタシア : レオファードが無茶をしないよう見張るのも私の仕事。
あいつは私に任せて、あなたは内部の踏破に集中してね。

ウタタ : 「霊風の羅針盤」はレオファードに預けとく。
ヤツの指示に従えば、幽霊船にたどり着けるはずだ。
あの船に眠る「お宝」を、楽しみに待ってるぜ!

レッドビルの甲板員 : 結構な修羅場は過去にもあったが、今回のはとびきりだ。
気張っていくんで、よろしくな。
お互い、生きて帰ろうや!

ディアボロス : 忌々しき人どもめ……目覚めよ、我が同胞たち!

キュクレイン : ククク……恐怖ノ香リガスルゾ……
久方ブリノ、晩餐トイコウカ……。
キュクレイン : ンガアアアアアアアアッ!
キュクレイン : 裂ケヨ、開ケヨ、暗キ穴ヨ!
キュクレイン : 恐怖ヲ喰ライテ、不浄ノ膿ヲ吐キ出サン!
全テヲ、染メヨ、ペスティレンス!
キュクレイン : 不死身ノ……コノ私ガ敗レルダト……?
ソンナ馬鹿ナコトガ……。

エキドナ : 我らが主の臥所に押し入るとは……
その愚行を、悔いるがいい!
エキドナ : 貴様らの魂、刈り取ってくれる!
エキドナ : 我が爪よ、分裂し大蛇となれ!
エキドナ : 融合せよ、そして我が爪となれ!
エキドナ : 我が子らよ……剣を以て、討ち倒せッ!
エキドナ : 嗚呼……我らが女王に、祝福あれッ……!

レオファード : まさか、あんなバケモノがいたとはな……。
しかも、そいつを倒しちまうとは!
確かに、お前は「英雄」と呼ばれるのに相応しい。
レオファード : 奴が守っていた奥のデカブツ……。
さぁて、どんな「お宝」が眠っているのか、拝ませてもらおうか。
スタシア : わ、私は何にもしてないわよ!?
レオファード : なっ……!
あいつの仕業か!?
???? : こちらへ! さあ、急いで!
レオファード : ……喋るネコだぁ!?
いったい、どうなってやがるんだ……。
レオファード : 悩んでる暇はない、か。
おい、逃げるぞ!
スタシア : でも、「お宝」はどうするの!?
レオファード : 命あっての物種だ!
あの妖異と、一戦交えるつもりか。
今は、あのネコに従え!
スタシア : んもう、まだこれっぽっちしか手に入れてないってのに!
レオファード : あの船……。
いったい何をしやがるつもりだ?
???? : まさか、次元転送するつもりか!?
だが、船ごと転移できるほどの力はまだ……!
???? : 今のは「女王の棺」!?
そうか、奴の狙いは棺を隠すこと……!
レオファード : ……離脱する。
この空域を脱出するぞ。

クエスト『魔航船ヴォイドアーク』の目的『「魔航船ヴォイドアーク」を攻略』を達成した!

謎めいた黒猫 : 久方ぶりに踏む大地……。
まさか、このような形で降り立つことになろうとは。

スタシア : ネコ……なのかしら……。
いったい何者なの?

レッドビルの甲板員 : ……ぜぇ……はぁ……!
こうして……生きて帰れただけ、めっけもんか。

レオファード : やれやれ、ひとまずの危機は脱したと見てよさそうだな。
いったんアジトに戻って……。
レオファード : ……待て、ウタタはどこだ?
ここで、エーテルの計測をしてるはずじゃ……。
???? : アンタらが探してるのは、この子かい……?
ラドリア : ウフフフ……。
アンタたち、幽霊船のあの砲撃は見たかい?
惚れ惚れするくらい、すさまじい威力だったねぇ。
レオファード : ……持って帰って、オモチャにでもするつもりか?
お前には……いや、人の手には余るシロモンに見えたがね。
ラドリア : フンッ……つまらない物差しで、アタイを測るんじゃないよ。
それに、減らず口を叩いてる場合かい……?
ラドリア : アンタの動きは、全部見張ってたんだ。
あの幽霊船を探知するために造り出した羅針盤……。
そいつを、アタイたちによこしてもらうよ!
ラドリア : そう、これだ……。
これさえあれば、アタイの前に「禁断の地」への道が開く。
あの力、誰にも渡してなるものかい……!
ラドリア : もう、ここに用はない。
アンタたち、さっさと引き上げるよ!
ウタタ : ごめんよ…………。
あたしが捕まったせいで、羅針盤が……。
スタシア : ……ねえ、レオファード。
ずいぶんと簡単に羅針盤を渡したわね。
あなた、もしかして……。
スタシア : …………呆れた。
白状なさいな、いったい何をやったの?
レオファード : なぁに、リンクパールを仕込んどいただけだ。
迂闊に羅針盤を持ち歩けば、奴らの行動は筒抜けになる。
あのメス猿が仕掛けに気付くか、お手並み拝見ってとこだな。
スタシア : それにしても……。
奴ら、やっぱり幽霊船に向かうつもりかしら。
レオファード : ああ、そうだろう。
いずれにせよ、ろくでもねえことを企んでるのは間違いない。
注意を払っておく必要があるな。
レオファード : だが、ラドリアのことよりも今は……。
謎めいた黒猫 : ……幽霊船。
お主らは「魔航船」を、そう呼んでおるのか。
レオファード : 魔航船だと……それが、あの船の本当の名前か。
ネコじじい、お前の知ってることを全部話してもらうぞ。
ケット・シー : 対話の場を設けるのは、こちらも望むところだが……
私には、「ケット・シー」という歴とした名がある。
その無礼な呼び方は、謹んでもらおうか。
ケット・シー : ……今となっては、古の昔。
かつて、ヤフェームの地に「マハ」という魔法都市があった。
ケット・シー : マハは、破壊の魔法を極め、
アムダプールやニームといった諸国と戦を繰り広げた。
強大な魔法飛び交う「魔大戦」をな……。
ケット・シー : だが、いきすぎた力の乱用は、大地を巡るエーテルを傷つけ、
エオルゼア全土を巻き込む、大洪水を引き起こしてしまった……。
これを予見したのが、大魔道士「クェーサル」様だ。
スタシア : ちょっと待って……!
その大洪水って「第六霊災」のことじゃないでしょうね?
ケット・シー : お主の推察のとおり……。
迫る災厄に慌てたマハの魔道士たちは、民を雲海へ避難させようと、
巨大な天翔る船、魔航船「アーク」を建造しはじめたのだ。
ケット・シー : そして、その運航を我が主たるクェーサル様に任せた。
戦に反対し、和を説いたゆえに、幽閉されていたあの方に。
ウタタ : んー? でも、マハの民を救うために造られた船が、
なんで妖異ウジャウジャの「幽霊船」になっちまったんだよ?
ケット・シー : お主は「アーク」が、どのようにして宙に浮いていると思う?
それは、船内の「棺」に千を超える妖異を封じ込めて、
その魔力を利用しておったからだ。
ケット・シー : マハの魔法学は、破壊の力を追い求めて発展してきた。
そして、行き着いた先は、異界ヴォイドの妖異を使役し、
奴らの力を利用するという危険極まりないものだったのだ……。
ウタタ : 船内の様子を聞いたかぎりじゃ……
アンタの飼い主は、妖異を制御し損ねたってことか?
ケット・シー : さらなる力を求めたマハの魔道士たちは、
「アーク」の中枢として、魔王級の大妖異……
影の女王「スカアハ」を据えた。
ケット・シー : そのように強大な存在を御すには、
マハ随一の使い手たるクェーサル様の力が必要不可欠。
ゆえに我が主を釈放し、制御の任を押しつけた……。
ケット・シー : しかし、クェーサル様の力を以てしても、
「スカアハ」を押さえつけ、利用することはできなかった……。
船内で次々と妖異が目覚め、暴走しはじめたのだ。
ケット・シー : クェーサル様と53人の魔道士たちは、
命がけで、これらの妖異を「棺」に封印した。
使い魔である私を、封印の番人として残してな。
レオファード : 第六霊災があったのは、1500年以上も昔の話だろう?
最近になって、幽霊船が目覚めたのだとすれば、
封印が解かれる何らかの原因があるはずだ。
ケット・シー : ある日、船外から、蝙蝠の姿に化けた妖異が入り込んできてな。
最初は私が払いのけていたのだが、徐々に魔力を増大させ、
やがて手におえなくなり……次々と封印が破られていったのだ!
ケット・シー : ……なんと、あれは以前お主が討伐した妖異だというのか。
どうやら、完全には倒しきれていなかったようだな……。
奴が、女王の復活を目論んでおることは間違いない。
レオファード : ふむ、概ね理解できたが……まだわからないことがある。
幽霊船の腹から墜ちた「女王の棺」はどこに行った?
ケット・シー : お主たちも見たはずだ。
魔航船が放つ魔力の光が次元を切り裂き、
「ヴォイドゲート」を開いたのを……。
ケット・シー : あれは、一時的に異界に「潜る」ことで、
船ごと瞬間的に移動するための転送装置。
これを利用し、「棺」をいずこかに転送させたのであろう。
ケット・シー : このままでは、世界が危機にさらされる!
魔航船を踏破した勇者たちよ、封印が完全に解かれる前に、
「スカアハ」を封印した「棺」を探し出してはもらえぬだろうか!
レオファード : なかなか面白そうじゃねぇか!
「棺」を追う過程で、マハの秘宝が手に入るかもしれん。
アラグの石ころ集めにも飽きてきた頃合いだ。
レオファード : 年老いた女王様には興味ないが、
あんな連中に、空の自由が侵されるのはガマンならねぇからなあ!
ケット・シー : なっ! なんと、自己中心的な!
空どころか、世界全体の危機だというのに!
レオファード : 力を貸してやるってんだから、ネコじじいは黙っときな。
俺は、自分の流儀でやらせてもらう。
レオファード : とにかく、何にしても棺探しには準備が必要だ。
お前は、しばらく自由の身を満喫していてくれ。
発見があったらすぐ呼び出すから、覚悟しとけよ。
ラドリア : さぁ、アンタたち、出発するよ!
幽霊船……いや、魔航船の力を手に入れ、
空の覇権を手にするのはアタイたちだ!

クエスト『魔航船ヴォイドアーク』をコンプリートした!

禁忌都市マハ

スタシア : あら、Aceじゃない!
会えてよかった、あなたを探していたところだったの……。
スタシア : 私たちが、マハの使い魔「ケット・シー」と取り組んでいる、
妖異ディアボロスと女王スカアハの「棺」の捜索……。
それについて、あなたにも意見を聞きたいのよ。
スタシア : 雲海での妖異の目撃情報は、日に日に増しているわ。
妖異は、この雲海の何処かに潜んでいるはずなんだけど……。
肝心の「棺」の行方が、さっぱりでねえ。
スタシア : しかも、それが原因で、今後の捜索方法について、
レオファードとケット・シーが対立しちゃったの……。
スタシア : 悪いんだけど、私たちのアジト「パロック繋留基地」まで来て、
レオファードから、話を聞いてあげてくれないかしら……。
彼らも、あなたの意見なら聞き入れるでしょうし。
スタシア : ……あ、それとレオファードから伝言。
「いちいち探すのも面倒だ、今後はお前が顔を出せ」ですって!
あなたも、この旗からアジトへの航路はわかるでしょう?

クエスト『禁忌都市マハ』を引き受けた!

レッドビルの機関員 : 空賊って、飛空艇に命預けちゃうような連中だからさ。
僕らも、決して整備に手は抜けないんだ。
その信頼を裏切るわけにはいかないからね。

レッドビルの甲板員 : おう、レオファードに会いに来たのか?
奴なら、自分の部屋にいるんじゃないかね。
この扉からパロック島に進んでいけば、奴の部屋に着けるぞ。

レッドビルの調理係 : 「お宝」だの「冒険」だのしか頭にない連中が、
いつも元気に飛んでいけるよう支えるのが、私の仕事さ。
レオファードなんか、放っとくと野菜のひとつも食べないんだ!

スタシア : 来てくれてありがとう。
ふたりは中で話し合って……いえ、罵りあっているみたい。
「レオファード」から、話を聞いてあげて。

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『パロック繋留基地のスタシアと合流』を達成した!

スタシア : いい大人と、いいお爺さまが、ホントみっともない……。
「レオファード」の話を聞いてあげてくれる?

ケット・シー : おお! Ace殿!
お主も、この大たわけを説得してくれぬか!?

レオファード : ……「棺」の捜索状況を聞きにきたんなら、無駄足だぜ。
俺は、この偏屈ネコじじいに絡まれてイライラしてんだ。
ほれ……さっさと帰んな。
スタシア : ……せっかく来てくれたっていうのに、その態度はなに?
私たちの「仲間」に、状況をきちんと説明なさい!
レオファード : …………捜索は、難航している。
敵は、雲海のどこかに潜んで、勢力を拡大してるようなんだが、
雲海をシラミ潰しに探せるほど、うちの規模も大きくねえんでな。
レオファード : それと、空賊団「大鷲連合」のラドリアは覚えてるか?
俺が、リンクパールを仕込んでおいたことに気づかず、
魔航船を指し示す「霊風の羅針盤」を奪ったバカ女だが……。
レオファード : 連中も、魔航船を追っているようだったんで、
情報が得られるかと盗聴をつづけちゃいるが、これも空振り。
聞けたのは、航行中につきものの下世話な冗談くらいだ。
レオファード : 結果、地道に雲海を捜索するしかない……って状況なんだが、
そこで、このネコじじいがギャンギャン騒ぎだしてな……。
ケット・シー : 広大な雲海を、この空賊団だけで捜索できるわけがない!
なれば他の空賊団にも、捜索への協力を求めるべき……。
そう提案するのは、当然のことであろう!
レオファード : ……ったく! 空賊のことを何も理解してねぇくせに喚くな!
空賊は自由が信条でな、そうそう他人とつるむことはない。
膨大な見返りを要求されるか、鼻で笑われるのがオチだ!
ケット・シー : 貴様の下卑た思考を、他者にまで当てはめるでない。
この崇高な使命を理解し協力してくれる者は、必ずいる!
スタシア : もう、ずっとこんな感じ……。
私も空賊だし、どうにも意見がレオファードに偏っちゃって。
ねえ、客観的に見て、あなたはどう思う?

■どちらの意見に賛同する?
▷自分たちだけで十分だ
▷他の空賊に協力を要請するべきだ
▷答えない

▷自分たちだけで十分だ
レオファード : ほーれ! Aceも俺に賛成だ。
そうと決まれば、方針はこれまでとは変えずにいく。
今後は、いかに捜索を効率化するかを検討するぞ。
レオファード : ……いずれにせよ、いますぐ進むような話じゃねえ。
この話は、いったんここまでだ……。
現状の打開策は、俺がちゃんと考えておく。
レオファード : ま、そんな状況なんで、お前の出番はまだ先なんだが……
……そうだな、せっかくアジトまで足を運んでくれたんだ。
ちょいと、頼みを聞いてくれや。
レオファード : うちの腕利き技師「ウタタ」が、最近ずっと唸ってるんだ。
どうも、魔航船について気になることがあるらしい……。
「アバラシア雲海」にいるから、話を聞いてみてくれねぇか?
ケット・シー : ……魔航船が関係することなら、私もそちらに向かおう。
ここで大たわけと論議するよりも、有益なようだからな!!

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『レオファードの私室でレオファードと話す』を達成した!

スタシア : おなじ空賊としては、レオファードの意見に賛成だけど……
私たちだけでは、捜索に時間がかかりすぎるのも確か。
うまい打開策を見つけなくちゃね。

レオファード : うちの腕利き技師「ウタタ」が、最近ずっと唸ってるんだ。
どうも、魔航船について気になることがあるらしい……。
「アバラシア雲海」にいるから、話を聞いてみてくれねぇか?

ケット・シー : アジトで情報を待つ時間を利用して、
飛空艇の操舵方法を習っておいて、正解だったようだな……。
この程度の距離ならば、私の腕でも航行は可能ということか。
ケット・シー : あの大たわけは無視して、いっそ私自ら空賊に呼びかけを……。
……いや、先のことはさておき、まずは「ウタタ」殿と話そう。

ケット・シー : どうかしたのかね、ウタタ殿……。
なにやら、魔航船に関することで悩んでおると聞いたが?
ケット・シー : ウ、ウタタどの! は、はにゃひへ……!!
はにゃ! ふ、ふにゃーーーーーーーー!!!
ウタタ : はぁ~、すっきりした!
ウタタ : ……悪かったよ、どうにも行き詰まってたところに、
丁度いいモフモフが目に入ってきたんで、つい憂さ晴らしをね。
ウタタ : 悩みの種は、魔航船を追うために作った「霊風の羅針盤」さ……。
最初に作ったのは、こないだラドリアに奪われちまったから、
そっくりおなじものを、作りなおしたんだけど……。
ウタタ : こいつが、実際の魔航船の位置と全然違う方角を指すんだ!
前に作ったときと、おなじ設計図と部品で組み立てたのに、
何故うまく機能しないのかが、わからなくて……。
ケット・シー : ……ふ、ふむ、それは確かに異なことだ……。
念のため尋ねるが、故障や設計不備の可能性はないのだね?
ウタタ : ああ、いろんな調整を試したけど、問題は見当たらなかった。
あたしはもう、すっかりさっぱりお手上げさ……。
何か意見があるなら、聞かせてくれないかい?

■なんと答える?
▷故障なんてしていない
▷魔航船の状態が関係している……?
▷さっぱり思い付かない

▷故障なんてしていない
ケット・シー : うむ、Ace殿の言う通り、
ウタタ殿の腕前を信頼し、故障はしていないと考えるべき。
羅針盤は正常だという観点で、他の要因を疑ってみよう。
ケット・シー : その「霊風の羅針盤」なるものは、
どのような機構に基づいて、魔航船を追っているのだね?
ウタタ : あたしが観測した、特殊なエーテル波形を追うようにできてる。
魔航船の纏うエーテルが、かなり独特な波形をしていたんで、
そいつを記録して、羅針盤で追えるようにしたんだ。
ケット・シー : ……なるほど、魔航船の纏う特殊な波形のエーテル、か。
特殊なエーテル……魔航船…………もしや……。
ケット・シー : 魔航船は、動力として妖異の魔力を利用していた……!
羅針盤が追っていたのは、魔航船そのものではなく、
内部に潜んでいた「妖異のエーテル」だったのではないか?
ケット・シー : そう考えれば、示す方角が違うのにも合点がいく……!
ディアボロスや女王スカアハは、もう魔航船の中にはいない。
羅針盤が奴らに反応していたのなら、指針が変わるのも当然!
ウタタ : ……ちょ、ちょっと待てよ。
ってことは、この霊風の羅針盤に従って航空すれば、
妖異どものところにたどり着く、ってこと!?
ケット・シー : そのとおりだ、ウタタ殿!
この推測が正しくば、私たちだけでも妖異を追うことが叶う!
ウタタ : おお、スタシアか!
リンクパール通信とは、ちょうどいいじゃねえかっ。
すごいぞ、あたしたちの大発見を聞いておくれよ……!
ウタタ : た、大変だよ!!
ラドリアの手下の飛空艇が、アジトに向かってるらしい!
この前の仕返しかもしれない……いそいで戻ろう!

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『アバラシア雲海のウタタと話す』を達成した!

ウタタ : なーんか、妙だね。
「大鷲連合」の親玉、ラドリアの姿が見当たらないぞ?

スタシア : 戻ってきてくれたのね……。
今のところ、彼らに交戦の意思はなさそうよ。

ケット・シー : どうやら、戦闘や略奪行為をしに来たわけではなさそうだ。
ふぅむ……随分と疲弊しておるようだが……。

大鷲連合の甲板員 : ……な、なんとか……ここまで来れたか。

大鷲連合の甲板員 : 乱鴉のレオファード、あんたに頼みがあって来たんだ……。
どうか姐さんを……ラドリア姐さんを助けてくれ!
レオファード : お前、「大鷲連合」の主力部隊のひとりだったな。
俺たちから「霊風の羅針盤」を奪っといて、助けろとは……。
……お前ら、いったい何をしでかした?
大鷲連合の甲板員 : ……俺らは、あんたから奪った羅針盤が示す先へ向かっていった。
そして辿り着いたのは、見たこともねえ古ぼけた遺跡……。
だが、そこには恐ろしい妖異が待ち構えてやがったんだ!
大鷲連合の甲板員 : 蜘蛛みてぇな妖異に襲われ、飛空艇が次々と撃墜されて……。
俺らのフネはどうにか回避できたんだが、上空から見えたのは、
まさに大虐殺……ラドリア姐さんも、行方知れずに……!
スタシア : ……ねえ、あなた、奪われた羅針盤に、
盗聴用のリンクパールを仕込んでいたはずよね……!
それを使えば、ラドリアがまだ無事かわかるんじゃない?
レオファード : …………くそ、雑音が酷いな…………。
いや、待て…………何か聞こえてきた……!
レオファード : 「マハの遺物……狙われている……
 奴らも……探して……妖異から、隠れ…………!」
レオファード : …………最後は、悲鳴でおしまい、だ。
どうやら、まだラドリアは生きているみたいだが……
それも、いつまで保つかはわからんな。
レオファード : あの悲鳴が演技だとしたら、奴は相当な役者だ。
こちらを騙す芝居って可能性は、だいぶ下がったが……。
レオファード : えらく虫のいい話だが、知らない仲でもない……。
なにより……妖異が狙う「マハの遺物」とやらも気になるしな。
さあ、お前らが妖異に出くわした場所を吐けや!
大鷲連合の甲板員 : ……お、おおお! ありがてえ、恩に着る!!
場所はモードゥナから北西に向かった先、「ヤフェーム湿地」。
姐さんは、そこにあるマハの遺跡に向かってた!
ケット・シー : なっ! 我が故郷、マハの廃墟に!?
そんな……まさか奴らは、封じられた「要」を狙って……?
レオファード : ……どうした、ネコじじい。
お前、妖異が狙ってるブツに、心当たりがあるってのか?
レオファード : ウタタ、「大鷲連合」の連中を手当してやれ。
そのあとは、俺の「レミーユ」号の整備を任せた……。
大事な愛機だ……念入りに頼むぜ?
レオファード : Aceとスタシアは、
ネコじじいと一緒に、俺の部屋へ来い……。
改めて状況を整理して、今後の対策を立てる!

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『パロック繋留基地のレオファードと話す』を達成した!

大鷲連合の甲板員 : た、頼む! どうか姐さんを……
ラドリア姐さんを助けてくれ!

ウタタ : レオファードが、愛機を念入りに整備しろって言うときは、
それだけ、次の飛行計画に気合を入れてる証拠なんだ!
魔航船に挑んだときにも、おなじ事を言われたよ。
ウタタ : ……なんで愛機の飛空艇が、女性の名前なのかって?
うーん、あんまり気にしたことなかったけど……
もしかして初恋の人の名前とか……なーんてね!

レッドビルの甲板員 : この間、ウタタが「大鷲連合」に捕まっちまっただろう?
あれ以来、念のために警戒を強化してるんだ。
みんなの帰る場所を、危険に晒すわけにはいかんからな。

スタシア : 「大鷲連合」とは、敵対することのほうが多いわ……。
でも、妖異たちに襲われていると聞いてなにも感じないほど、
知らない仲でもないのよねえ。

ケット・シー : まさか、敵がマハの都市を目指していたとは……。
いや、ヤフェームが湿地帯として残っていると聞いた時点で、
予想すべきだったか……。

レオファード : かつて魔法都市「マハ」が存在した場所、ヤフェーム湿地……。
あそこに、妖異どもが狙うブツが眠ってるってか?
ケット・シー : ……それを話すためには、まずマハの魔道士が、
いかにして妖異と契約していたかを説明せねばなるまいな。
ケット・シー : 高位に座する大妖異ほど、こちらの世界への顕現は容易くない。
その強大すぎる力が枷となり、次元の境を通過できんのだよ。
ケット・シー : そのため、妖異召喚を行う魔道士の「協力」が必要となる……。
召喚の依代を準備したり、次元の境に大穴を穿ったりと、
妖異が、こちらの世界に現れるためのお膳立てをするのだ。
スタシア : なるほどね……。
こっちの世界に招待してあげる見返りとして、
妖異に契約を強いる……ってことでしょ?
ケット・シー : ……その通りだが、相手は危険な妖異。
願いを聞き届けるという口約束を結んだとて、
奴らが、本当にその約束を果たす保証などはない。
ケット・シー : ゆえにマハの魔道士は、そうした妖異の裏切りに備えて、
奴らを契約で縛るための「要」となる魔具を造りあげた……。
その「要」は、今もマハの遺跡に眠っているはず。
ケット・シー : 「要」は、マハの魔道士にとって、いわば安全装置……!
もしも召喚した妖異がこちらに従わず、敵意を示したとき、
魔道士は「要」を用いて、妖異を完全に「消滅」させるのだ。
レオファード : ……「要」で脅しをかけて、大妖異どもを従えるわけか。
マハの連中も、えげつねえ手段を取ったもんだな。
ケット・シー : すべては、マハの繁栄のために行った所業……。
ともかく敵の狙いは、人の手に渡る前に「要」を奪取し、
女王スカアハに、真の自由を与えることであろう……。
レオファード : ……敵の狙いはそのとおりだろうが、解せねえな。
当時マハには、第六霊災という未曾有の大洪水が迫っていた。
なのに何故、貴重な「要」を都市に残した?
ケット・シー : 貴重だからこそ、あえて残したのだよ。
「要」を安置している施設は、強固な封印で守られている。
管理を任された守護者たちとともにな……。
ケット・シー : 洪水により、都ごと海の底に沈めば、
それこそ、妖異たちにも手出しできなくなる。
封印から取り出し、移動させる方が危険と判断したのだ。
レオファード : 問題は、その封印とやらが、どれほど保つのかだな……。
妖異どもがヤフェームに降り立ったとなれば、
封印を解く術があると見るべきだ。
レオファード : マハに眠る「お宝」をどっちが先にいただくのか……。
実に、俺たち空賊向きの話になってきやがったな!
スタシア : こちらも、ヤフェーム湿地に乗り込んで、
妖異たちから「要」をかっさらい、ラドリアを助けだすのね!
レオファード : ……ま、ラドリアの救助は、「要」を探すついでだがな。
レオファード : 霊風の羅針盤をウタタが作りなおしてくれたんで、
俺らも妖異を追って、ヤフェーム湿地へ飛べるはずだ。
心の覚悟を決めた奴から、飛空艇の発着場に集合しろ!

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『レオファードの私室でレオファードと話す』を達成した!

スタシア : 「要」も手に入れる、ラドリアも救い出す。
同時に、ふたつの目的を完遂させることになるわ。
困難な仕事になりそうね……。

ケット・シー : 「要」を取り戻すべく、私も同行させてもらう。
マハに、1500年のときを経て降り立つことになるな……。

レオファード : 現地へは、ここから飛空艇を使っていく。
お前は前回と同様、冒険者たちを率いて先陣を切ってくれ。
目的は、マハの「要」が眠る、遺跡の最深部への到達だ。
レオファード : 妖異どもが待ち構えていることを考えれば、
空から一気に遺跡まで到達しようってのは危険すぎる……。
手前の湿地帯で船を降ろして、徒歩で進んでいくぞ。
レオファード : なんでも、最深部まではネコじじいが先導できるそうだ。
ラドリアや生存者の捜索は、俺の方で受け持つんで、
お前たち冒険者は、最深部を目指すことだけ考えればいい。
レオファード : ……ただし、遺跡に辿り着いてからも油断するなよ。
妖異から「要」を守るため、守護者も目覚めているはずだからな。
荒事には慣れっこだろうが……気ぃ抜くんじゃねえぞ。

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クエスト『禁忌都市マハ』の目的『パロック繋留基地のレオファードと話す』を達成した!

ケット・シー : 我が故郷、ヤフェームが、
よもや、このような湿地になっていようとは……。
ケット・シー : 見よ、この先に残骸が見えるぞ……。
「大鷲連合」とやらの船ではあるまいな?

アルケニー : キシャアァァァ……! まだ、獲物が残っておったか!
妾の粘糸にて、絡め取ってくれるわ!
アルケニー : 小賢しい者どもめ……!
妾の「巣」を見せてくれよう!
アルケニー : ええい、魔力が足りぬわ!
大地より、エーテルを吸い上げるッ!
アルケニー : なんじゃと!?
アルケニー : 我が眼光に、恐れを抱かぬ者なしッ!
怖れよ、怖れよ、怖れよォォォォ!
アルケニー : ええい、ええい、五月蠅い羽虫どもめェ!
今度こそ、我が「巣」で絡め取ってくれるわ!
アルケニー : お、おのれェェェ……!
またしても、我が「巣」を破壊するとはッ!
アルケニー : な、なんじゃと……妾が敗れ去るというのか……。
フォルガル様……お気を付けを……。

ケット・シー : あれは白妙河の支流か?
ならば、その下流に行けば、マハの都があるはずだ!
ケット・シー : ぺっぺっ……私は水が苦手なのだ……。
ケット・シー : 目的地は、あのピラミッドだ……。
妖異の気配がするゆえ、気を抜かぬようにな……。

フォルガル : おや、生き残りが……これは、好都合ですね。
貴方たちの命、封印の解除に利用させて頂きましょう。
フォルガル : 魔力の抜け殻でも、利用価値はあるのですよ。
さあ、眠れる亡者たちよ、我が傀儡と化すがいい!
フォルガル : 我らに逆らう愚者どもを、罰する時が来ました……。
フォルガル : 我が偉業を阻む、その罪を罰しましょう。
爆ぜよ、パニッシュレイ!
フォルガル : 孤独は心を蝕み、やがて肉体をも変異させる……。
さあ、心の隙間をお見せなさい!
フォルガル : 役立たずの傀儡どもめ……。
こうなれば、我が僕をヴォイドより招くとしましょう!
フォルガル : 封印解除のため、魔力を温存すべきかと思いましたが、
出し惜しみしている場合では、ないようですね……。
フォルガル : 我が魔力よ、暗き光となりて、この世を照らし出せ!
フォルガル : ディアボロス様が、警告されるだけはある……。
だが、私とて高貴なる者なのだぞ!
フォルガル : 死を超えた先にあるものを、お見せしましょう。
溢れ出せ、オーバーデス!
フォルガル : 嗚呼、死臭のなんと芳しきかな……。
駆け抜けよ、ヘルウィンド!
フォルガル : カハッ……ようやく、目覚めたというのに……
こんな異郷で……斃れるとは……。

ケット・シー : さすがはマハが誇る魔法施設……。
1500年の時を経てなお、色あせておらぬな。

ブロックス : ウゴゴゴゴ……
ワレハ、刻マレシ者ナリ……!
ヴォイド・ファイアが出現した!
ブロックス : ウゴゴゴゴ……
ワレニ、刻マレシ、破壊ノ魔法ヲ……!
ブロックス : ウゴ……ゴゴゴ……
ワレ……ハ……キュウデ……。

ケット・シー : この先に待ち受けるは、幾多の都市を呑み込んだ大怪球。
突破せねば、「要」の元にはたどり着けぬぞ。
ケット・シー : ついに、ここまで来たか……。
だが、玄室には「要」の護り手がいるはずだ……。

カロフィステリ : 千年の眠りを妨げしは、貴様らか……。
我はカロフィステリ、妖異の血により人を超えた者なり……。
カロフィステリ : 我が魔髪は、肉を断ち斬る刃、血を吸い上げる根!
カロフィステリの魔髪が、変異を遂げる……
カロフィステリ : 魔髪よ!
根を張りて、我が敵に害をなせ!
カロフィステリ : 何者であろうと、決して……
決して、「要」を奪わせはせぬぞ……!
カロフィステリ : 水晶に宿りし魔力よ、我が魔髪を千の刃と成せ!
すべてを断ち斬る、ダンシングマッド!
カロフィステリ : クッ……しぶとい奴らめ……。
妖異の血を得し、我を凌ぐというのか!?
カロフィステリ : 避け得ぬ痛みに、立ち向かうか、背を向けるか……。
己が生き様を選択するがいい!
カロフィステリ : オオオォォォ……我が魔力を超えるというのか……。
その力があれば……「要」は……。

レオファード : ……ここが、遺跡の最深部か。
スタシア : あなたたち冒険者は、素晴らしい成果を上げてくれた。
その功績につづきたかったけど、生憎こっちは空振り……。
ラドリアは、まだ見つかっていないわ。
ケット・シー : その女の生死よりも、今は「要」の確保が肝要……。
すぐに仕事に取りかかるぞ!
???? : ヒャヒャヒャ……ヒャーヒャヒャヒャ!
ここまでの案内、ご苦労サマ……!
フェルディア : なるほど、それが「要」カ……。
君らのおかげで、ディアボロス様の命令を果たせそうダ。
案内のお礼に、このフェルディア様が土産を持ってきたヨ……!
フェルディア : ネェ……君たち、この女を探していたんだロウ?
女の命が大切ならば……その「要」をヨコセ!
レオファード : 勘違いも甚だしいな、おふざけボケ妖異!
その女は、俺らに何度もチョッカイ出してくる厄介者でね。
この機会に、引導を渡してやろうと探していただけさ!
レオファード : おいおい、その顔はなんだ、ラドリア。
俺は、お前を出し抜いたことはあっても、
助けてやったことなんざ、一度もないはずだが……?
レオファード : 出し抜いたといや……はじめて会ったときもそうだったな!
アラグの石ころを前に高笑いしてる金髪女の脳天に、
でっかい靴跡つけてやったときは、痛快だったぜ!
ラドリア : こっ、こんのぉ人でなしがぁ!!
一瞬でもアンタにすがったアタイが馬鹿だった!
今すぐ、その土手っ腹に風穴開けてやる!
レオファード : てめえの銃の腕前を思い出してからほざきな。
10ヤルムの至近距離で、狙いを外したこともあるくせによ!
フェルディア : ……ええい、貴様、戯言もいい加減にシロ!
貴様の、そのにやけた顔面から切り刻んでヤル!
レオファード : 今だ、ネコじじい!
フェルディア : ヌウッ! グ……グアア……こ、この光ハ!
ケット・シー : 道化の妖異よ、この世界は貴様の遊技場ではない!
我らの世界から、消え失せろ!!
フェルディア : グ、グウウ……! 貴様ら、このボクを欺くトハ……。
この屈辱、絶対に忘れないヨ……!
レオファード : ……逃げたみてえだな。
俺らも、とっとと退散すんぞ。

クエスト『禁忌都市マハ』の目的『「禁忌都市マハ」を攻略』を達成した!

スタシア : 上手くいったから、いいようなものの、
レオファードの無茶は、もうコリゴリよ……。
……ってボヤくのも、これで何回目かしら……ハァ……。

レオファード : よし、どうにか無事にマハの遺跡から脱出できたな!
ラドリアは、ひどく憔悴してたんで休ませている。
ま、命に別状はないだろ。
レオファード : というわけで、見事に作戦は成功さ。
さすが、「レッドビル」とAceだな!
レオファード : ……けっ! おい、ネコじじい。
なーにが、妖異を完全に「消滅」させるだ。
あのボケ妖異、普通に逃げていったじゃねえか。
ケット・シー : ふん、「要」の本来の力を、あの程度と思うでないぞ?
力を使いこなす術を突き止め、全力を発揮させることが叶えば、
あのような下劣な妖異に遅れなど取らぬわ!
レオファード : つまり、今すぐは全力を出せないってことじゃねえか。
まったく、中途半端なもんだぜ……。
ケット・シー : 貴様、その「中途半端なもん」のおかげで、
囚われていた女空賊を救い出せたことを忘れるなよ?
貴様の口先八丁だけでは、今回の成果はなかったのだぞ!
レオファード : ……ま、あのままラドリアを見捨てて逃げちまっても、
俺らに不利益はなかったんだがな。
レオファード : …………だが、あの状況でよく俺の意図を読み取った。
確かに、ラドリアを救えたのは、お前の手柄だ。

クエスト『禁忌都市マハ』をコンプリートした!

この空の平和

レオファード : さて、マハの遺跡から「要」も入手できた。
ラドリアが目覚めるまでは、しばらく待機だな。
レオファード : おーっと、だからって勝手に旅立つんじゃねえぞ?
ラドリアが目覚め次第、いろいろと聞き出さにゃならん。
お前も、俺の部屋で待つんだ。

クエスト『この空の平和』を引き受けた!

スタシア : ラドリア、船の中でもずっとうなされてた。
相当、ひどい目にあったみたいね……。
彼女の目覚めを、「レオファード」の部屋で待ちましょう。

レオファード : おお、来たか……。
激戦だったからな、お前も少し身体を休めときな。
ラドリアも、まもなく目を覚ますだろう。
ラドリア : 救助されたのは、アタイだけか……?
なあ、遺跡の中に、他の生存者は……。
レオファード : ……答えろ。
お前は、何らかの目的があってあの遺跡に向かったはずだ。
マハについて、どこまで情報を得ていた?
ラドリア : 以前、雲海を探索したときに、
妙な遺跡がある浮島で、古文書を見つけたんだ。
そこに、魔航船や「要」のことが書かれていてね……。
ケット・シー : マハの魔道士が記した書物だろうか……?
女よ、誰の手によって記されたものかは、わかるか?
ラドリア : 暗号化魔法が施されていた上に、1500年分の劣化だ。
アタイらのオツムじゃ、読み解けない箇所も多くてね……。
相当、地位の高い奴が書いたようだったが。
ラドリア : 古文書の内容が真実なら、魔航船は凄まじい力を持っている。
そいつを手に入れ、マハが有していた知識を独占すれば、
アタイが、この空の女王になれると考えたんだ……。
ラドリア : ハッ……だが、結果はこのザマ。
自分の仲間も守れないで、何が空賊、何が空の女王だ……。
ケット・シー : ……ラドリアと言ったな、そなたに尋ねたい。
仲間を殺した妖異どもを許せぬ気持ちはあるか?
ラドリア : 当たり前だろう……奴は、アタイの仲間を大勢殺した!!
やれるもんなら、この手で引導を渡してやりたいよ!
ケット・シー : ……妖異を滅すべしという想い、それは我らもおなじ。
どうか、この空の平和のため、そなたら「大鷲連合」の力を、
我らに貸してはもらえぬだろうか?
ラドリア : …………ごめんだね。
この空の平和なんて、今のアタイが受け止めるには広すぎる。
ラドリア : 個人的な因縁が理由じゃないよ……そもそも無理なんだ。
うちの主力部隊は、遺跡でみんな死んじまった……。
力になれるほどの戦力は、もう「大鷲連合」にはない。
レオファード : ずいぶんと、アクが抜けちまったもんだな。
仲間がいないと怖いんで、ケツまくって逃げ出しますってか?
まったく、つまらねえ女を救出したもんだ……!
ラドリア : そうやって、アタイを奮起させようって魂胆だろう……?
だが、すまないね……マハの古文書はアンタらに託すよ。
うまく使って、妖異どもをぶちのめしておくれ……。
レオファード : ……おい、ねこジジイ。
そのボロ本を、一秒でも早く解き明かしやがれ。
「要」の力を使いこなす方法を、何としても突き止めるんだ。
レオファード : 道化野郎を退散させることはできたが、
完全に消滅させられたわけじゃなかった……。
女王との対決にゃ、まだまだ力不足ってことだからな。
レオファード : 他の連中は、それぞれの仕事に全力を注ぐことに集中しろ。
調査でも修行でも、やり過ぎて足りない、ってことはねえ。
レオファード : ……妖異どもの首、必ず「レッドビル」がいただく。
これ以上、この自由な空を荒らされてたまるかよ……。
ディアボロス : ……「要」は、ヒトどもの手に渡ったか。
フェルディア : ディアボロス様、申し訳ございまセン……。
しかし、必ずやこの手で、連中を葬り去ってみせますノデ……!
ディアボロス : 夜闇に潜んで事を為さんとするのも、そろそろ限界か……。
我の障害となり立ちはだかるのならば、もはや捨て置けぬ。
ディアボロス : 女王の力が満ちるのも、まもなく……!
そのときこそ、我の宿願が叶うのだから!!

クエスト『この空の平和』をコンプリートした!

影の国ダン・スカー

スタシア : Ace! よかった、ここで会えて!
ケット・シーに頼まれて、あなたを探していたのよ。
スタシア : ラドリアから提供されたマハの書物を紐解いて、
ケット・シーが「要」の力の解放方法を調べてたんだけど……。
とても重大な記述を読み解いたらしいの。
スタシア : なんでも、ディアボロスや女王スカアハだけじゃなく、
ケット・シー自身にも関わることらしいわ……。
スタシア : その内容を、私たちにも伝えたいって言っててね。
あなたも、私たちのアジト「パロック繋留基地」まで来て、
一緒に「ケット・シー」の話を聞いてくれないかしら。

クエスト『影の国ダン・スカー』を引き受けた!

スタシア : 来てくれてありがとう。
「ケット・シー」から話を聞きましょう。

レオファード : おお、お前も来たか。
ねこジジイめ、勿体つけやがって……。
いったい、どんな記述を読み解いたってんだ……?

ケット・シー : 当時マハに仕えていた高位の魔道士が記した、この書物……。
ここには、「要」の力を解放する術だけではなく、
我が主、クェーサル様に関する、「真実」が記されておった。
ケット・シー : それは……魔大戦の折、あのディアボロスを召喚したのが、
大魔道士であった、クェーサル様だったということだ……!
スタシア : え、でも、あなたのご主人様って、
マハが、魔大戦で強大な力を奮うのに反対だったんじゃ……。
なのに、どうしてディアボロスの召喚を?
ケット・シー : 早期終戦を狙った、苦肉の策での召喚だったようだ……。
戦力ではなく、「抑止力」として威嚇に用いるという条件で、
クェーサル様も召喚に同意されたらしい……。
ケット・シー : だが、奴らは……愚かなマハの連中は、その条件を無視し、
ディアボロスを、敵国アムダプールに投入することを決定……!
抗議に赴いたクェーサル様を、国賊として幽閉しおったのだ!
ケット・シー : そうして、「邪魔者」を幽閉したマハの魔道士どもは、
ディアボロスから、多くの邪な知識を得た。
ケット・シー : 女王スカアハの召喚方法や、「棺」による妖異の制御なども、
ディアボロスから得た、異界の秘術だったようだ……。
ケット・シー : マハの連中は、それだけの所業を行いながら、
大洪水を予見するや、すぐさまクェーサル様にすがりつきおった。
民を助けるため、どうか魔航船を制御してほしい、とな……。
ケット・シー : だが、お主らも知っての通り、
魔航船は、女王スカアハの暴走により妖異の巣窟と化した……。
ディアボロスが授けた制御方法に、偽りがあったに違いない。
ケット・シー : ……唯一の救いは、ディアボロスが、
アムダプールの白魔道士たちに封印されたことだろう。
奴と女王スカアハが合流するのを防げたのだから。
レオファード : んで、1500年も経ってから、当時のリベンジを狙ってる、と。
なるほど、あのコウモリ妖異、ぽっと出の小悪党かと思いきや、
その実、すべての黒幕だったわけか……。
ケット・シー : もしも、クェーサル様が今の世に生きてらしたら、
必ずやディアボロスを召喚した責任を取ろうとしたはず……。
ならば、その役目……使い魔である私が果たすが道理!
ケット・シー : 「要」の力を解放する術も読み解けた!
主に代わり、この私がディアボロスを消滅させてみせる!
レオファード : フッ、意気込むのはいいが、気を逸らせておっ死ぬんじゃねえぞ。
そんなオチじゃ、俺らも、お前のご主人様も拍子抜けだからな?
スタシア : ちょ、ちょっと! 勝手に突入する気満々にならないで!
まだ、敵のねぐらを調べている最中なんだから!
スタシア : 霊風の羅針盤だけじゃ、敵のエーテルを追えたところで、
そこがどんな場所なのかも、敵の規模もわからない……。
ことは慎重に進めないと、壊滅した「大鷲連合」の二の舞いよ!
ケット・シー : おお、そうであった! 奴らの潜伏先についてなのだがな。
この古文書に、気になる記述があって……
スタシア : レ、レオファード!!!
レオファード : グウッ……。
気をつけろ……うしろ、だ……!!
ケット・シー : なっ、貴様!!
ぐあああああああああっ!!!
ディアボロス : さあ……今度こそ、「要」は我の手に……。
これで、我の宿願も叶う……!
ケット・シー : クッ、そうは……させぬぞ……!
「要」を奪った程度で、私が諦めると思うなよ……。
この世界を、女王スカアハになど支配させるものか!!
ディアボロス : ……ふっ、世界の支配か。
支配者の座は、より相応しい力を持つ者が就くべきもの……。
ディアボロス : くくく、貴様らは、好きに信じ込んでおればいい。
……さて、行きがけの駄賃だ。
この浮島を、雲海の底に沈めるのも一興……。
スタシア : あ、あれは、ラドリア!?
でも、あの飛空艇は……「大鷲連合」は壊滅したんじゃ……?
ディアボロス : ……あれだけの蝿を、いちいち落としている暇はない。
必要なものも手に入れた今、長居は無用か。

クエスト『影の国ダン・スカー』の目的『レオファードの私室でケット・シーと話す』を達成した!

スタシア : ちゃんと治癒師に診せないとわからないけど、
骨折と……もしかしたら、内臓も傷ついているかも……。
すぐに清潔な場所に運んで、治療を……。

ウタタ : な、なんで「大鷲連合」がこんなにいるんだい?
こいつら、マハで壊滅したはずじゃ……。

ケット・シー : 「要」を失ったのは、私の責……。
必ずや、ディアボロスから「要」を奪い返してみせる……。

ラドリア : レオファードのやつ、ざまぁない姿だよ……。
やっぱり、アンタらだけに妖異の排除は任せられないね。

大鷲連合の甲板員 : これで、ラドリア姐さんを助けてくれた借りは返したぜ!

レオファード : ……くそ、なんなんだ一体。
コウモリ妖異の次は、泣きべそで雲海を去ったババアが登場とは。
お前、壊滅した「大鷲連合」を再結成させたのか……?
ラドリア : フフンッ、泣きべそかくような女はつまらないんだろう?
この空のためにできることを、アタイなりに模索したまでだよ。
群れるのを嫌う空賊も、この美貌の前にはひれ伏すのさ!
ラドリア : アンタ、どうやら怪我をしちまったようだねえ?
妖異の討伐とやらは、アタイとそこの冒険者に任せて、
レオファードは、おとなしく引っ込んでな!
レオファード : ……ふん、まったく大した女傑様だ。
だがな、俺抜きで話を進めようなんざ、百年早い……。
この程度の怪我、屁でもねえんだよ。
ケット・シー : ……いや、レオファードはここに残れ。
ディアボロスのもとへは、我らだけで向かう。
ケット・シー : 事態は一刻を争う、貴様の回復を待つ時間も惜しい。
そこの女……ラドリア殿が駆けつけてくれた今こそ、
迅速にことを進めるべきだ!
レオファード : ……あ? なにを抜かしてんだ、お前?
お前らじゃ、Aceの荷物になるだけだろう。
第一、敵の潜伏先も不明瞭な状態で、なにが迅速にだ!
ケット・シー : その点も、ラドリア殿が解決してくれよう……。
彼女がかつて降り立ち、マハの書物を見つけた浮島こそ、
ディアボロスの潜伏先に違いないと、私は睨んでおるのだ……!
ケット・シー : どうやら、マハの書物が発見されたという浮島は、
大洪水から移民するため、マハが建造した人工島だったようでな。
その建造にも、妖異の知識が用いられていたらしい……。
ケット・シー : だが、魔航船「アーク」が雲海に消えたことで、
移民計画は頓挫し、浮島も誰も立ち入らず放置されていたようだ。
ディアボロスどもが潜むには、うってつけの場所と言える。
ケット・シー : 「要」を奪い返したばかりで、敵も油断しているはず……。
奴の配下の妖異も「大鷲連合」の助力があれば退けられよう。
その隙を突いて「要」を奪取し、妖異を消滅させるのだ!
ケット・シー : ……レオファード、貴様ほどの空賊ならわかるはず。
計画の遂行には、妖異どもの虚を突く迅速さが肝要。
怪我人は足手まとい……むしろ無駄死にするだけだというのが。
レオファード : ……へっ、足手まといだの無駄死にだの、偉そうにペラペラと。
本当に……胸糞悪い頑固ジジイだぜ。
レオファード : そうまでコケにされて、お前に付き合う義理もねえ。
俺抜きで計画を成し遂げられるってんなら、勝手にしな……。
……これで「要」までたどり着けなかったら承知しねえぞ。
ケット・シー : ……ラドリア殿、霊風の羅針盤が指し示す方位と、
「大鷲連合」の航空記録を照らし合わせてほしい。
きっと、件の浮島が指し示されるはずだ。
ラドリア : ……わかった、敵地への「足」も任せときな。
とっておきの巨大飛空艇を用意してあるんだ。
空賊の面子にかけて、アンタら冒険者部隊を送り届けてやるよ!

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クエスト『影の国ダン・スカー』の目的『パロック繋留基地のレオファードと話す』を達成した!

ラドリア : イシュガルドが建造途中で放棄したデカブツを手に入れたんだ。
連中、本気でドラゴンとの空中戦を考えてたらしくてねぇ……。
要求スペックが高すぎて、計画が頓挫したらしい。
ラドリア : そこで、アタイらは「小回り」を捨てて、
「頑丈さ」だけを追求した、言わば「空飛ぶ要塞」に造り替えた。
まぁ、見てなって、簡単には墜ちやしないからさ!

ケット・シー : ……これで、良い。
奴の回復を待つ時間がないのも、怪我人が足手まといなのも、
すべて歴とした事実。
ケット・シー : あやつの成すべきことは、妖異と刺し違えて死ぬことではない。
妖異亡き後に、この空を自由に飛ぶことのはずだ……。
今回は我らのみで、ことを成しとげてみせようぞ。

スタシア : あの怪我じゃ無駄死にするだけ……その意見が正しい。
だから、珍しくレオファードも引き下がった。
そう、レオファードは置いていくべき、なのよね……。

ウタタ : みんなが出発した後、
あたしが、ひとりでレオファードの相手をするんだよね……。
うに~……コイツ、荒れそうだなあ……。

レオファード : 今回は、お前との冒険はお預けだな……。
安心しろ、ちゃんと大人しくしているさ……ちゃんと、な。

デスゲイズ・ホロー : オオオオオ……
スカアハ様の御国に、近づかせはせんぞ……!
デスゲイズ・ホロー : その命、摘み取ってくれようぞ……!
デスゲイズ・ホロー : 吹けよ、死の風……命刈り取る魔の薫風よ……!
ヴォイド・スプライトが出現した!
デスゲイズ・ホロー : オオオ……スカアハ様……
お役に立てず……申し訳ございません……。

ケット・シー : 見えたぞ……前方に島影アリ!
あれが目的地だ……強行着陸するぞ!
ケット・シー : ここがマハの民が、大洪水より逃れんとして築いた空中都市……
忘れ去られた「約束の地」ということか……。

フェルディア・ホロー : ゾロゾロと連れ立って、観光カナ?
だったら、派手に歓迎してあげようじゃナイカ!

ケット・シー : やはり、妖異どもの魔窟と化しているな……。
これではまるで、スカアハの「影の国」ではないか!

フェルディア・ホロー : オヤオヤ、たくさんのお客さんが来てくれたようダネ……。
見知った顔もいるようだし、とびきりの舞台を披露しようカネ?
フェルディア・ホロー : さあさあ、道化といっしょに踊ろうじゃナイカ!
水の舞台に、火の舞台……命果てるまで踊っておくレ!
フェルディア・ホロー : さあさあ、いちばんの見せ場ダヨ!
命果てるまで、愉しんでおくレ!
フェルディア・ホロー : とびきりの大技を披露しようじゃナイカ!
フェルディア・ホロー : オヤオヤ……ここまで冷えた反応だと、
道化でも笑ってられないネ……。
フェルディア・ホロー : これにて……道化の舞台も終いダヨ……
くやしいネ……くやし……い……ネ……。

ケット・シー : な、なにかが来る……妖異ではないぞ!
気を付けろ、戦いの準備を怠るな!

プロトアルテマ : 我が名はアルテマ……
太古に作られし最高の力なり……。
プロトアルテマ : 我は力であり、生命にあらず……
弱き生命体よ、消え去れ!!
プロトアルテマ : 我は屠る者……特異なる者すべてを滅す……。
プロトアルテマ : 輝きの底に沈め……インサニティサン!
プロトアルテマ : 誘導ビーコンを起動……エーテル充填を開始する!
プロトアルテマ : 内なる破滅の光よ……輝きを増せ!

ケット・シー : 私のヒゲが、濃密な魔の気配をとらえた!
おそらく、女王はこの先だ!

スカアハ : ようこそ、私の影の城へ……。
その肉体と魂を、捧げに来てくださったのかしら?
スカアハ : 影よ……影よ……我が元に集いなさい!
床に影の力が集束していく……
スカアハ : 我が技を継ぎし愛弟子コンラよ……
馳せ参じて、この者らを討ちなさい!
スカアハ : ちょこまかと五月蠅い者たちですね……
これならどうです?
スカアハ : 影よ……その内なる闇を解き放て……!
スカアハ : 死の運命からは、逃れ得ぬのが定め……!
スカアハ : 闇より暗き輝きもって爆ぜよ……!
ブライテストシャドウ!
スカアハ : まさか……人ごときに……
ふたたび……後れを……とろうとは……。

ディアボロス : 哀れな女王を斃したか……まずは見事と称えておこう。
ディアボロス : その武の技と魔の力を称え、
決戦の場に相応しい舞台へと、案内しようではないか……。
ディアボロス : では、始めるとしよう……
空の運命とやらを賭けた戦いをな!

ディアボロス : すでに、かつての力は取り戻している……
目覚めたばかりの時と、同じと思うなよ!

ディアボロス : 犬どもを呼び寄せるか……
現出せよ……境界を繋ぐ扉!
ディアボロス : 暗き闇紡ぎて、死を知らせる弔鐘と成せ!
ディアボロス : この戦いも、長く続きすぎた……
このあたりで幕引きとさせてもらおう!
ディアボロス : 魔力の扉よ開け……!
暗き闇に溜め込んだ力で、我が技を増幅せよ!
ディアボロス : 闇よりの報せを聞け!
ディアボロス : 馬鹿な……
魔力の扉を介して、エーテルが逆流しているだと!?
ディアボロス : 力任せにはね除けようというのか……
ならば、このまま押し切るのみよ!
ディアボロス : な……なんと……競り負けたというのか……!
ガアアアアアアッ!!
ディアボロス : はぁ……はぁ……まさか長き眠りで衰えた力、
ようやく取り戻したというのに……。
ディアボロス : だが、このままで終わらん!
見せてやろう、我がスカアハを蘇らせた真の理由を!
ディアボロス・ホロー : フハハハハハハ……感じる、感じるぞ、影の力を!
貴様らが斃したスカアハが、我が力となるのだ!
ディアボロス・ホロー : この溢れる影の力にて、我が身体を鎧うとしよう!
鉄壁の守りを前に、絶望するがいい!
ケット・シー : なんと、影の力で守りを固めたというのか!?
だが諦めるな! 攻撃を続けて、影の力を突き崩すのだ!
ディアボロス・ホロー : 異界の扉……これを使いこなすことができるかな?
ディアボロス・ホロー : 深き影の底に溜まりし、闇より暗き闇よ……!
ディアボロス・ホロー : 貴様らを屠るには、死地に踏み込む必要があるか……!
ならば、守ることなど捨て去ろうぞ!
ディアボロス・ホロー : ……影の力を……得たというのに……
負けると……いうのか……まさか、貴様が光の…………。

ケット・シー : Ace殿、まだ油断は禁物であるぞ!
奴の重苦しい妖気は消えておらぬ……!
ラドリア : おや、結局Aceが倒しちまったのかい?
なんだ、「要」とやらの出番もなかったね!
ケット・シー : う、うつけ者が! 迂闊に動くでない!!
奴は、まだこの周囲に潜んでおるぞ!
ディアボロス : ようやく……ようやく女王の力を奪ったというのに、
まさか、貴様らごときに邪魔をされるとはな……!
ディアボロス : 一度、我が故郷に戻り、態勢を立て直させてもらう……。
この力が、我の身体により馴染んだそのときに、
此度の屈辱の礼を……貴様らを殺してやろうぞ……!
聞き覚えのある怒声 : この……大ボケねこジジイ! のんきに眠り込んでんじゃねえ!!
こんなときに、役立たずでいる気かぁ!!!!
ケット・シー : ああ、レオファード……貴様の叱咤の通り、だ……!
主の使命、古よりの因縁……今こそ……今こそ、終わらせる!!
ディアボロス : ぐ、ぐがああああ!!! そんな、我の力が消え、て……!
1500年の宿願が……こんな、こんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
スタシア : ……そうね、私たちがどう気遣おうと無駄だった。
こうして勝手に無茶しちゃうのが、レオファードなのよね……。
レオファード : ……ふん……俺を大人しく留守番させようなんて、
要らんお節介なん、だよ……。
レオファード : しかし、ネコじじいめ、大口叩いたくせに気絶しちまうとは。
主の無念を晴らして世界を守るっつう、その意志……。
今、果たさずに、いつ果たすってんだか……。
レオファード : ま、主から託された願いは、見事果たしてみせたんだ。
多少は、認めてやるとするかね……。

クエスト『影の国ダン・スカー』の目的『「影の国ダン・スカー」を攻略』を達成した!

ラドリア : また、レオファードに助けられるとはねぇ……。
だいぶ満身創痍のようだが、元気になってもらわないと困るよ。
……でなきゃ今後、素直に敵対できやしない。

ケット・シー : …………作戦は成功したが、
結局は、レオファードに頼ることになってしまった。
Ace殿と此奴がおらねば、私は……。

スタシア : ……大丈夫、命に別状はないわ。
こんな無謀なことして、もし死んじゃってたら……。
もう、本当に無茶ばかりして……馬鹿……。

レオファード : ……心配も説教も無用だ。
お前も、本気で俺を止められるなんざ思ってなかったろう?
たとえ無茶だろうが、俺は俺の思うよう自由にやるんだよ。
レオファード : それに、どうだ。
妖異どもを消滅させ、味方には死人もなし。
今回の作戦は、見事に大成功じゃねえか。
レオファード : …………ただ、仕方なかったとはいえ、
レミーユ号……あいつには、悪いことをしたな……。
あの浮島を、俺の愛機の墓場にさせちまった。

クエスト『影の国ダン・スカー』をコンプリートした!

ひとつの冒険の終わり

ラドリア : また、レオファードに助けられるとはねぇ……。
だいぶ満身創痍のようだが、元気になってもらわないと困るよ。
……でなきゃ今後、素直に敵対できやしない。
レオファード : ったく、ゴーグルが滅茶苦茶だ……。
……まあ、ゴーグルなんざ、いくらでも替えがきく。
レミーユ号も含め、よくこの程度の犠牲で済んだと思うべきか。
ラドリア : さて、妖異どももぶっ潰したことだし、アタイらは失礼するよ。
「レッドビル」と「大鷲連合」の協力関係も、これでオシマイ。
もちろん、アンタが望むならその限りじゃないけどね……。
レオファード : へっ、ケバい間抜けババアの猫なで声なんざ響かねえよ。
お前との慣れ合いは最初で最後……次に会うときは敵同士だ。
また、いつも通りに、な……。
ラドリア : ……ウフフフ、そうこなくっちゃね。
アタイは、ほしいものは必ず手に入れる。
レオファード、アタイの執念深さを覚えておいで……!
レオファード : …………お前ら、先に俺の部屋に行ってろ。
そこのボロねこジジイの手当ても必要だろうしな……。
俺も、後から向かう。
ケット・シー : ……Ace殿、私は自分が情けない。
結局、レオファードに助けてもらう羽目になってしまった。
Ace殿にも、迷惑を……。
ケット・シー : ……そなたの気持ち、痛みいる。
どのような言葉なら、しかと詫びることができるのか……。
この、情けない「ボロねこジジイ」には見当がつかぬよ。
ケット・シー : ……なんとか、レオファードに謝罪をしたいのだが。
どうやら今の奴は、その言葉を聞ける状態ではなさそうだ。
あのように、ひとり佇むレオファードは、はじめて見る……。
ケット・シー : やはり、レミーユ号を失ったためか……?
……気にはなるが、ひとまず奴をひとりにするべきであろう。
今、ただ自己満足の謝罪をしても騒音にしかなるまい……。

クエスト『ひとつの冒険の終わり』を引き受けた!

レオファード : ……………………先に、俺の部屋に行ってろ。
俺も、すぐに向かう。

ウタタ : レミーユ号は、浮島で壊れちまったんだってね。
……今まで、ずっとレオファードの強引な操舵に耐えてきて、
最後まで乗り手の命を守ったんだから、立派だったよ……。

レッドビルの機関員 : レミーユ号が戻ってこなかったのは悲しいけど、
レオファードが生きて帰ってこれて、本当に良かった……!

レッドビルの甲板員 : レオファードとケット・シーが、
ついに、妖異どもをぶっ倒したそうじゃないか!
よし、それじゃ祝杯の宴を開かんとならんな!

レッドビルの調理係 : レオファードが、とんでもない無茶をしたんだって?
その無茶のおかげで、世界もみんなも助かったけどさ……。
あいつは、いつまでスタシアを泣かせるんだか……。

ケット・シー : ……レオファードのあの態度。
スタシア殿なら、なにか知っているはず。

ケット・シー : ……スタシア殿。
先ほどのレオファードの態度について、尋ねてもよいか?
奴が、あのようにひとり佇むのを、私ははじめて見た……。
ケット・シー : 奴が苦しんでいるのは、レミーユ号を失ったからなのか?
もし、レミーユ号に関係するのなら、どうか教えてほしい。
レオファードが機体を失ったのは、私のせいなのだから……!
スタシア : …………もう、ずいぶん昔の話。
孤児だったレオファードは、運良く貴族の未亡人に拾われて、
養子として育てられることになったの……。
スタシア : 物静かな優しい女性だったそうよ……。
ただ、病弱でほとんど外を出歩くことができず、
代わりに、沢山の異国の本を彼に読み聞かせていたらしいわ。
スタシア : そんな優しい義母を、レオファードも懸命に看病した……。
でも、残念ながら病を治すことはできず、亡くなってしまったの。
スタシア : 生前の彼女は、レオファードに決して多くを望まなかった。
でもね、亡くなる寸前にひとつの願いを託したそうよ。
「どうか、自分の望むように自由に生きてほしい」って……。
スタシア : レオファードの大切な人……彼女の名前は、「レミーユ」……。
この肖像画の女性よ……。
ケット・シー : ……な、なんと……!
レオファードは、育ての親の……
大切な者の名前を、己の愛機につけていたのか……!
スタシア : 空賊の道は、レオファード自身が己の意思で決めた生き方よ。
……でも、飛空艇に「レミーユ」という名前をつけたのは、
彼女にこの空を見せたかったからだって、私は思ってる。
レオファード : ……人の過去をべらべら喋るとは、
いつからそんなに口が軽くなったんだ、スタシア……?
レオファード : 相手がお前らだろうと、不幸自慢をする主義じゃねえ。
……他の誰にも話すんじゃねえぞ?
レオファード : ったく、傷を手当てしろって言ったのに、なにお喋りしてんだ。
ねこジジイ、お前、マントまでボロボロじゃねえか……。
……ちょっと、こっちへ来い。
ケット・シー : ……この、スカーフは…………?
レオファード : 俺たち「レッドビル」では、新しくメンバーになった奴に、
そのスカーフを贈ることにしている……。
……ま、いわば「仲間」の証だ。
レオファード : ……俺がレミーユに教わったのは、思い出を守ることじゃねえ。
自分がこうと決めた道を貫き通す意志を持つことだ。
主への忠義の心を貫き通した、お前のようにな……。
レオファード : 確かに、あの飛空艇は、俺の想いをこめた愛機だった。
……だが、おなじ想いを共有できる「仲間」のために失ったなら、
決して、惜しくはねえさ。
レオファード : ついでに言えば、「仲間」から謝罪の言葉を受け取るなんざ、
組織として、これほどダセえことはねえ……。
……だから、お前は謝るんじゃねえぞ?
ケット・シー : …………そうだな、所詮、この現し世に目的も故郷もない身。
貴様の提案に乗ってやろうではないか……。
……あくまでも、仕方なく、な!
レオファード : ……上等だ。
そんじゃ、お前に「レッドビル」としての初仕事を命じる。
妖異の駆逐に尽力した、もうひとりの「仲間」を見送りに出るぞ!
スタシア : まったく……あなたたちときたら……。
レオファード、そんなボロボロで見送りに出るつもり?
「仲間」の旅立ちなんだから、しっかり身なりも整えなさい!

クエスト『ひとつの冒険の終わり』の目的『レオファードの私室でスタシアと話す』を達成した!

スタシア : レオファードには、予備機を使ってもらうわ。
彼が、次の愛機を見つける気になれるまでね……。

ウタタ : ねえねえ!
ケット・シーが、「レッドビル」のスカーフをつけてるよ!?
もしかして、正式に仲間になったの!? わーーいっ!!

ケット・シー : 1500年、主を失い、暗闇の中で生きてきた私が、
こうして、新たな居場所を手に入れる日が来ようとは。
不思議な気分であるよ……胸が、妙に暖かいのだ……。

レオファード : さて、Aceの旅立ちだ……。
アバラシア雲海まで、俺たちがエスコートしてやるよ。
レオファード : これで、ひとつのヤマが終わった。
お前と未知の冒険に挑むのも、もう終わりだ……。
レオファード : ……なんて、安心してんじゃねえぞ?
レオファード : とっておきの冒険を見つけたら、何処にいようと連れだすぜ。
俺の命を預けられる実力の持ち主で……
お前ほど面白い奴は、そういないからな!
レオファード : もちろん、そのときは報酬をたんと弾むさ。
極上の冒険と、そして危険という「報酬」を……!

クエスト『ひとつの冒険の終わり』をコンプリートした!

ウタタ : ケット・シーが団員になって、毎日がもっと楽しくなったんだ!
仲間が増えるって、やっぱり嬉しいもんだよね~。
Aceも、いつでもアジトにおいでよ!

ケット・シー : レオファードめ、金品や装飾品ばかりを愛でて、
貴重な古書を、すぐに好事家どもに売りさばいてしまうのだ!
まったく、困った奴であるよ!

レッドビルの機関員 : この間、買い付けにイディルシャイアへ行ったとき、
君の名前を出したら、ゴブリン族にえらく興味を示されてね。
腕利きの冒険者の情報……値切りにずいぶん役立ったよ!

レッドビルの甲板員 : いつも格好つけてるレオファードを、
あれだけ感情的にさせられるのは、ケット・シーの才能だな。
あのふたりの喧嘩は、聞いてて愉快になる!

スタシア : 「大鷲連合」が、未知の空域を荒らしまわっているらしいの。
私たちも、ラドリアに負けていられないわね……!
ふふふ、この空もまだまだ騒がしくなりそう!

レオファード : お前との冒険の後、ろくなヤマがなくてな……。
この倦怠も、未来の冒険の興奮につながるとはいえ……
あんまり退屈がつづくと、腕がなまっちまうぜ。

いにしえの鼓動

スリップスリクス : シュコォ……シュコォ……
ウワサに 聞いたゾ オマエのハナシ!
お客の空賊 言ってたゾ!
スリップスリクス : 雲海果ての 「影の国ダン・スカー」
オマエ 行って帰ってきたと!
さすがは 腕利き冒険者 ゴブは関心 大満足!
スリップスリクス : それから 空賊 ハナシてた!
最近 「影の国ダン・スカー」 周辺空域
妙な「バケモノ」飛んでるらしい!
スリップスリクス : ソイツは竜か 古代の兵器か 結局まったく正体不明!
それでもゴブは 知りたいゾ どうにか正体 突き止めたい!
スリップスリクス : だから オマエに 依頼をお願い!
「影の国ダン・スカー」 出かけて 「バケモノ」探し
ソイツの一部をはぎ取って ゴブに届けてくれないか?

本クエストを受注している状態で、
「影の国ダン・スカー」を最後まで攻略すると、
クエストの進行に必要なアイテムを入手することが可能です。
クエスト『いにしえの鼓動』を引き受けた!

スリップスリクス : オマエ 「影の国ダン・スカー」まで ひとっ飛び!
「バケモノ」 やっつけ 一部をゴブまで 持ってこい!
オマエに頼んだ 大仕事!

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