四聖獣奇譚

目次

鬼の棲む島

ソロバン

おやぁ~、やっぱり、オイシイ仕事に興味があるみたいだねぇ~。
それじゃ、詳しく説明するよぉ~。

ソロバン

この前、オイラのところに、差出人不明の手紙が届いたんだぁ~。
ちょっと読んでみるから、聞いておくれぇ~。

謎めいた手紙

紅玉海の和を保つため、豪神を討滅せし強者の力を借り受けたい。
まずは獄之蓋の底に棲まう、魑魅魍魎を打ち払われたし。
さすれば、相応の礼を以て遇することを確約せん。

ソロバン

……どう考えても怪しいよねぇ~。
だけど、スサノオを倒したアンタのことを知っているあたり、
差出人は、ただ者じゃないと思うんだぁ~。

ソロバン

紅甲羅の罠にしては、回りくどすぎる気がするし、
紅玉海の和を保つためっていうのも、気になるでしょ~?

ソロバン

それと、手紙に霊験あらたかな小刀が同封されていたんだぁ~。
獄之蓋の洞窟に施された封印を解く力があるらしいよぉ~。
これを使って、中に入れってことみたいだねぇ~。

ソロバン

しかも、この小刀、目が飛び出るほどの値打ちがある品でさぁ~。
こんなお宝をホイと送ってくるなんて、大金持ちに違いないよぉ~。
相応の礼っていうのも、期待できるんじゃないかなぁ~。

ソロバン

興味があるなら、「獄之蓋」に行ってみようよぉ~。
そうだ、お金の話をするなら、タタルもいないとねぇ~。
オイラが呼んでくるから、先に行って待ってておくれぇ~。

クエスト『鬼の棲む島』を引き受けた!

タタル

Aceさん、お待たせしまっした!

ソロバン

やぁやぁ、お待たせぇ~。
タタルには、ここへ来る途中にあらかた説明してあるよぉ~。

タタル

このタタル、「暁」の金庫番として、
アルフィノさんが浪費した資金を穴埋めするためにも、
是が非でも、相応の礼とやらを手に入れてやるでっす!

タタル

ところで、手紙にあった依頼……
獄之蓋の底に棲む魑魅魍魎って、何なのでっすか?

ソロバン

う~ん、何を倒せばいいのかは書いてなかったけど、
獄之蓋と言えば、東方では有名なおとぎ話、
「テンゼンの鬼退治」で有名な場所なんだよねぇ~。

ソロバン

昔々、獄之蓋には、人を襲う悪い鬼が住んでいたんだってぇ~。
だけど、テンゼンっていう侍と、四聖獣と呼ばれる獣たちが、
鬼たちを退治してくれたんだよぉ~。

ソロバン

鬼退治の褒美に、たくさんの宝物をもらったテンゼンは、
人里離れた山奥で、四聖獣たちと一緒に暮らしたとさぁ~。
めでたし、めでたしだねぇ~。

タタル

それじゃあ、Aceさんは、
鬼退治のために、雇われたってことでっすか?

ソロバン

まさかぁ~鬼なんて見たことないよぉ~。
今ではおとぎ話の鬼は、オイラたちコウジン族のことを、
表しているっていうのが通説になってるみたいだよぉ~。

タタル

行ってみるまで、何が出てくるかわからないってことでっすね。
それなら私は、お邪魔にならないように、
岩陰に隠れているのでっす!

ソロバン

それじゃ、準備はいいかなぁ~?
例の小刀を使って、洞窟の封印を解くからねぇ~!

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クエスト『鬼の棲む島』の目的『獄之蓋の指定地点で待機』を達成した!

カマイタチ

へっへーん、僕のこと、見つけられるかな?

カマイタチ

よーし、こっちも気合い入れるぞ!

玄武

巡り巡る水の力、押せよ、流せよ、惑わせよ!

玄武

さてと……最後にひとつばかり、試させてもらうかのう!

玄武

ほっほっほ……なかなかやりおるわい。
じゃが、この壁を打ち破れるかの?

玄武

これより成すは、水の神技じゃ!
そらそら、溺れてくれるなよ!

玄武

巡り巡る水の力、押せよ、流せよ、惑わせよ!

ソロバン

……起こしてあげたほうがいいのかねぇ~?

玄武

ほっほっほ。
さすがは、豪神スサノオを討ったつわものじゃ。

ソロバン

か、亀が喋ったぁ~!?

タタル

もう亀が話すのには慣れてるでっす……。

玄武

ほっほっほ、試すような真似をして悪かったのう。
ようこそ、醴泉神社(れいせんじんじゃ)へ……。

玄武

ワシの名は玄武。
醴泉神社の護り手にして、
おぬしらをここまで呼びつけた張本人じゃ。

ソロバン

玄武……玄武だってぇ~!?
「テンゼンの鬼退治」に登場する、
四聖獣のひとりじゃないかぁ~!?

ソロバン

おとぎ話に出てくる玄武を名乗るなんて……
普通なら、まったく信じられないところだけどさぁ~。
何せ、しゃべる亀が言うんだもんなぁ~。

玄武

ほっほっほ、人語を話すのは、何もワシだけではない。
ここにいる者らは、皆、ヒトの言葉を話すことができるぞい。
伊達に千年以上も生きとらんわい。

タタル

せ、千年でっすか……。
やっぱり、亀は長生きなのでっすね……。

玄武

この地では、千年の時を生きた獣は、
妖力を得て「瑞獣(ずいじゅう)」へと裏返ると言われておる。
ここは、そんな瑞獣たちが集う場所なのじゃよ。

玄武

詳しいことは、ほかの瑞獣たちから聞くがよい。
まず、おぬしらにワシらのことを知ってもらいたいのでのう。
依頼の話は、それからよ。

タタル

言われたとおり、まずは話を聞いてみるでっす。
暁の財政再建のため、おいしい話……
報酬交渉のためにも情報収集は欠かせないのでっす!

クエスト『鬼の棲む島』の目的『「紅玉火山 獄之蓋」を攻略』を達成した!

玄武

詳しいことは、ほかの瑞獣たちから聞くがよい。
まず、おぬしらにワシらのことを知ってもらいたいのでのう。
依頼の話は、それからよ。

タタル

さあ、Aceさん!
まずは情報収集でっす!

ソロバン

まさか、獄之蓋の下にこんな場所があったなんてなぁ~。

晩鐘のコマイヌ

これより先に立ち入ることは、我々ですら許されていない。
理由は明白、万が一鎮石の封印が解け、黄龍が顕現すれば、
醴泉神社どころか、紅玉海一帯が滅びを迎えることになるからだ。

神出鬼没のフウリ

外へ出たいのかい?
案内なら、おいらに任せとくれ!

百雷のヌエ

オラは鵺(ぬえ)と呼ばれる瑞獣だ。
自慢の神通力で、雷を自由に操ることができるんだよ。

百雷のヌエ

なぜかおとぎ話では、胴体はタヌキで顔はサル、手足はトラで、
蛇の尾が生えた姿で描かれることが多くてなぁ……
実際は、こんなにめんこいのによぉ。

怨讐のイヌガミ

ボクは犬神。
ヒトの間では、犬霊の憑き物だとか、
祟り神として恐れられてるみたいだワン。

怨讐のイヌガミ

確かに、過去に何百ものヒトを憑き殺してきたのは事実だけど、
でもそれは、彼らが動物の命を軽んじたからだワン。
理由もなく奪っていい命などないのだワン。

博識のセンリ

おみゃーたち、見たところこの辺りの生まれじゃニャいね。

博識のセンリ

おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……
この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、
徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。

博識のセンリ

さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、
人語を操ったり、強力な神通力に目覚めるのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。

博識のセンリ

いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、
ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。
これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。

新参のカマイタチ

やい、お前!
さっきはよくもやってくれたな、痛かったじゃないか!
僕はこないだ瑞獣へと裏返ったばかりなのに!

新参のカマイタチ

……まあいいや、先に襲いかかったのはこっちだし……。
それで、瑞獣について知りたいんだろ?
なら、いいことを教えてやるよ。

新参のカマイタチ

東方で一番長生きしてる瑞獣は玄武さまだ。
玄武さまは、四聖獣と呼ばれる瑞獣の一体で、
僕なんかとは比べものにならないぐらい、強い力を持ってるんだ。

憂慮のクダギツネ

以前、この社には玉藻御前と呼ばれる妖狐が住んでおりましてね。
九つの尾を持つことから、九尾の狐と呼ばれた玉藻御前は、
我ら妖狐の中で最も優れた妖力を持っておったのです。

憂慮のクダギツネ

ですが、ある時……
ヒトと暮らしたいと言って、この社を出て行かれてしまった……。
今頃、あの御方はどこで何をしているやら……。

クエスト『鬼の棲む島』の目的『瑞獣たちと話す』を達成した!

玄武

どうじゃ、少しはワシらのことがわかったじゃろう。
では、そろそろ本題に入らせてもらおうかのう。

玄武

瑞獣が神通力を扱えるという話は聞いておるな?
ワシが裏返りで得た神通力は、未来の凶兆を予見できる力じゃ。

玄武

ワシは、この力で紅玉海一帯が……
対岸のヤンサから、ひんがしの国の島々までもが、
炎に包まれる情景を視た。

玄武

遠くない未来に起こるであろう、この災厄を止めるには、
豪神スサノオを打ち倒したおぬしの力が必要なのじゃ。

タタル

どどど、どうすれば、いいのでっすか!?

玄武

ほっほっほ、慌てるでない、策はあるのじゃ。
じゃが、それを語る前に、おぬしらが未だに知らぬ、
瑞獣の性質について、説明する必要があるのう。

玄武

自我に目覚めた瑞獣の魂は、荒れ狂うアラミタマと、
静かなるニギミタマの、ふたつの側面を持つことになるのじゃ。
これらが均衡を保つことで、瑞獣は理性的でいられる。

玄武

じゃが、気の遠くなるほどの長い時間の経過や、
激しい感情の変化によって、魂の均衡が崩れることがある……。

玄武

そうしたとき、アラミタマに支配された瑞獣は暴走し、
妖力の強さゆえに天変地異を起こす、物の怪へと墜ちてしまう。

ソロバン

ひぇぇ~。
それじゃあ、これまでの大地震や大洪水なんかも、
瑞獣たちが暴れたせいかもしれないんだねぇ~。

玄武

うむ、瑞獣は類い希なる妖力で人々を救いもするが、
その実、ひとたび暴走すれば、大きな脅威となるのじゃ。
おぬしらは「テンゼンの鬼退治」についてどこまで知っておる?

タタル

お侍のテンゼンさんが、玄武さんたち四聖獣と力を合わせて、
獄之蓋で鬼を退治したっていう物語でっすよね?

玄武

うむ、そのとおり。
じゃが、真実はおとぎ話とは違っておってのう。
テンゼンが退治したのは、鬼ではなく、ある瑞獣じゃったのじゃ。

玄武

遙か昔、黄龍という、大地を操る神通力を宿した瑞獣が、
アラミタマに心を飲まれたことがあってな……。
この島は火山と化し、あわや大噴火という事態にまで陥った。

玄武

じゃが、英雄テンゼンと、ワシを含む四体の瑞獣の奮闘により、
荒ぶる黄龍は打ち倒され、ここ醴泉神社に封じられたのじゃ。

玄武

しかし、今、長き時を経て、黄龍の封印が崩れ去ろうとしておる。
荒ぶる黄龍が解き放たれれば、獄之蓋はやがて噴火を迎え、
ヤンサとひんがしの国は、炎に包まれるであろう。

タタル

つまり、Aceさんへの依頼は、
目覚めるはずの黄龍退治ということでっすか……。

玄武

……これ、早合点するでない!
いかに神狩りの英雄といえど、ヒトの力のみで黄龍は鎮められん。
四聖獣すべての妖力を束ね、再封印を施すしか手立てはない!

玄武

じゃが、ワシらは長生きをしすぎた……。
というのも、ワシ以外の三体の四聖獣もまた、
黄龍のようにアラミタマに心を飲まれようとしておってのう……。

ソロバン

えぇぇ~!?
四聖獣様まで暴走したら、紅玉海は終わりだよぉ~!!

玄武

安心せい、そうならぬよう四聖獣たちは、
神通力を用いて、己のアラミタマを押さえこんでおる。
しかしそれゆえに、再封印のために妖力を割けんのじゃ……。

玄武

そして、ここからが本題じゃ。
やがて訪れる黄龍の復活という大災厄に備えるため、
四聖獣たちのアラミタマを、神狩りの力を以て鎮めてくれぬか?

■なんと答える?
▷力になるよ
▷仕方ないな

玄武

ほっほっほ……感謝するぞい。
では、早速じゃが、まずは「白虎」と引き合わせたい。

玄武

「白虎」には、社の外れに来るよう伝えてある。
まもなく、到着する頃合いじゃろう。
皆、ついてまいれ。

クエスト『鬼の棲む島』の目的『玄武と話す』を達成した!

憂慮のクダギツネ

ああ、玉藻御前様……今頃どこで何をしているやら……。

博識のセンリ

白虎さまのお姿を拝見するのは、何百年ぶりかニャー。

新参のカマイタチ

やい、お前!
白虎さまに失礼のないようにな!

玄武

さあ、「白虎」に話しかけるのじゃ。
ほっほっほ、心配せずとも、突然襲いかかってきたりはせんよ。

タタル

白虎さんは、ほかの瑞獣と比べて、とても大きいでっすね。

ソロバン

白くて綺麗な毛並みをしていらっしゃるねぇ~。
さすがは白虎と名乗られるだけはあるよぉ~。

白虎

どうやら、来るべきときが来たということか。

玄武

黄龍の封印は長くは保つまい。
手遅れになる前に、この者におぬしのアラミタマを鎮めさせる。
スサノオを倒した者にならば、できるはずじゃ。

白虎

ほう、まがい物とはいえ、神の名を冠するスサノオを打ち倒すとは。
それに、あの男によく似た、強い意志の光を放つ瞳……
なるほど、爺さんが懸けてみたくなるのも、頷けるというものだ。

玄武

ほっほっほ、では、本題に移るとするかの。
これより、神通力によって押さえ込んでいる、
白虎のアラミタマを解き放つ……。

タタル

そ、そんなことをしたら、
白虎さんが暴走してしまうのでっす!

玄武

さよう。
神通力を解けば、白虎の精神はアラミタマに飲み込まれ、
荒ぶる物の怪へと墜ちるじゃろう。

玄武

そこで、Aceの出番よ。
暴走する白虎のアラミタマを、討ち倒し鎮めるのじゃ!

ソロバン

でもさぁ~、戦うことで鎮められるのなら、
黄龍に対しても、そうすればいいんじゃないのぉ~?
どうして、封印なんて回りくどいことをするのさぁ~!

玄武

……それはできぬ。
あやつはアラミタマの暴走とともに、ニギミタマを失っておる。
ふたつの魂なくば、自我を取り戻せぬのじゃ……。

白虎

そうならぬためには、アラミタマを解放すると同時に、
予めニギミタマを神通力によって、守っておく必要があるのだ。
むろん、暴走を鎮められねば、意味はないがな……。

白虎

Ace、と言ったな。
私の魂…………お前に預けてもよいだろうか。

白虎

……それでは、戦いの準備が整い次第、
私が生まれ育った地、「ヤンサ」にて相まみえよう。
魂を失うやもしれんのだ、もう一度、あの景色を見ておきたい。

玄武

おっと、大事なことを伝え忘れておった。
醴泉神社に戻って来るときは、獄之蓋におる、
「神出鬼没のフウリ」という化けダヌキに道案内を頼むがよい。

ソロバン

……オイラたちは、ここで待っていればいいのかなぁ~?

玄武

ほっほっほっ、ソロバンと言ったか……
おぬしとその座敷わらしには、やってもらうことがある。
ワシについてまいれ。

タタル

ざしきわらし……って、なんでっすか?

クエスト『鬼の棲む島』の目的『白虎と話す』を達成した!

玄武

ほっほっほ……。
神狩りのヒトの子よ、白虎の魂を、頼んだぞい……。

タタル

私もお手伝いしたいのでっすが、留守番を命じられまっした……。
Aceさん、ご無事を祈ってまっす!

ソロバン

オイラたち、いったい何をさせられるんだろうなぁ~?

白虎

……来たか。

白虎

私は、この地にろくな思い出がない。
この真白き毛並みゆえに、同族からもヒトからも、
忌み嫌われていたからな……。

白虎

にもかかわらず、瑞獣へと裏返った私は、
長きに渡り、この地に棲まう命を守り続けてきた。

白虎

だが、どれだけ救い、守ったとて、
いつかは、あらゆる命にとっての脅威へと変じる……。
まったく、何のために生まれてきたのやら……。

■白虎になんと言う?
▷絶対に鎮めてみせる
▷心配するな

▷絶対に鎮めてみせる

白虎

フフフ、まさかお前のような若造に諭されるとは、
私もまだまだ青さが抜けぬわ。
お前に魂を預けると、そう決めたというのにな!

白虎

では、始めるとしよう、勇敢なるヒトの子よ!
これより、数百年もの間、
我がアラミタマを縛り続けてきた神通力を解く!

白虎

準備は良いか?
これがお前と交わした最後の言葉にならぬよう、祈っておるぞ!

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クエスト『鬼の棲む島』の目的『ヤンサの白虎と話す』を達成した!

白虎

オオオオオ……この衝動、もはや止められん!

白虎

捉えたぞ! 叩きのめしてくれるわ!

白虎

吹けよ、荒れよ、我がアラミタマ!

白虎

駆けろ、我が半身ッ!
歯向かう者どもに、牙と爪を突き立ててやれ!

白虎

震天動地の力を、見せてやろうッ!

白虎

これぞ、アラミタマよ!

白虎

我が憤怒は、無間の矢の如く……逃れてみせよ!

白虎

さあ、余興は終いぞ!

白虎

塵芥と消えるがよい!

白虎

ほう……凌いで見せたか……
ならば、全力を以て応えよう!

白虎

天つ雷よ、焼き払え!

白虎

天つ風よ、吹き荒べ!

白虎

天つ雷よ、焼き払え!

白虎

捉えたぞ! 叩きのめしてくれるわ!

白虎

まだだッ! これで終いと思うなよ!

白虎

天つ風よ、吹き荒べ!

白虎

吹けよ、荒れよ、我がアラミタマ!

白虎

この力……やはり、本物か!?

白虎

よもやこの私を鎮めてみせるとは。
さすがは神狩りの英雄と言ったところか……。
やはり、お前を見ているとあの男を思い出す。

白虎

奴と出会ったのは、ドマの建国よりも遙か昔のこと……。

白虎

ヤンサの地に産まれた私は、白き毛並みゆえに、
ヒトからは災いの兆しと畏怖され、同族からは爪弾きにされた。

白虎

群れることすら叶わず、寄る辺なき私は、
山奥で孤独に朽ちていくことが、己が定めと受け入れていた。

白虎

だが、幸か不幸か類い希なる力を持って生まれた私は、
種の寿命より外れ、百年の時を生き続けた。
かような化け物となれば、さらに近づく者もなくなる。

白虎

そう、あの男が現れるまでは……。

白虎

ある日のこと、縄張りに立ち入るヒトの気配を感じた私は、
警告しようと姿を見せた。
すると男は、私を見て怖れるどころか、こう言ってのけた。

白虎

「我が臥所に立ちいる愚かなヒトの子よ、
直ちに去らねば、その脆弱な四肢を喰い千切ってくれるぞ」
それはまさに、私がうなり声に乗せて発したはずの言葉だった。

白虎

驚く私を見て、彼は言った。
「このテンゼン、どういうわけかは己でもわからんが、
童の頃より、獣たちの言葉が理解できるのだ!」とな……。

白虎

ならば話は早い。
喰われたくなくば、ヒトの里まで帰るがいい!
どうにか動揺を抑えて、威嚇を続けたもののまるで効果はなし。

白虎

「……残念ながら、吾輩に戻る処などありはせぬ。
かように奇異な力を持って生まれれば、人から疎まれ怖れられる!
それゆえ、今や天涯孤独よ!」と笑ってみせるではないか。

白虎

「どうやら、我ら似たもの同士のようでござるな!」
この言葉が、私にとっていかに救いとなったか、
お前には理解できるか?

白虎

そして、その夜、私は知った。
誰かの寝息を聴きながら眠るというものは、
存外、心地がいいものなのだとな。

白虎

それから私は、あの男と旅に出た。
私たちのように、寄る辺もなく孤独に生きている、
はぐれ者たちの支えとなるためにな……。

白虎

……フッ、長生きが過ぎると、昔話も長くなるな。
さあ、醴泉神社に戻るとしよう。
玄武の爺さんが、首を長くして待っているだろうからな。

白虎

醴泉神社に戻るには、「神出鬼没のフウリ」に案内を頼むといい。
獄之蓋の入口でお前を待っているはずだ。

クエスト『鬼の棲む島』の目的『白虎と話す』を達成した!

神出鬼没のフウリ

玄武の爺ちゃんから聞いてるよ。
醴泉神社に戻りたいんだね?
案内なら、おいらに任せとくれ!

クエスト『鬼の棲む島』の目的『獄之蓋にいる神出鬼没のフウリと話す』を達成した!

博識のセンリ

アラミタマを解放した白虎さまと渡り合うニャんて、
おみゃー、ニャかニャかやるニャ。

新参のカマイタチ

お前なんかが、白虎さまのアラミタマを鎮めるなんて……。
……あのさ、僕は悪い瑞獣じゃないから、退治したりするなよ?

白虎

全力で戦うなど、いつ以来であっただろう……。

タタル

私は、玄武さんから頼まれて、
ソロバンさんの見張りを務めているのでっす!

ソロバン

はぁ~……もう疲れたよぉ~……。

玄武

無事に白虎のアラミタマを鎮めることができたようじゃな。
これで本来の妖力を、存分に振るうことができるじゃろう。
礼を言うぞい、Ace。

■玄武になんと言う?
▷ソロバンは何をしているの?
▷どういう状況?

▷どういう状況?

玄武

ほっほっほ、ソロバンには、まじないをかける力があるでのう。
黄龍の再封印の助けをさせるために、修行をつけておるのじゃ。
いやいや、あやつはなかなか筋が良いぞい。

ソロバン

ひぃぃぃ、いつまで経っても終わらないよぉ~!!

タタル

つべこべ言わず、さっさと読むでっす!

玄武

ほっほっほ、斯様に賑やかなのは久方ぶりじゃわい。
あの男と旅しておった時以来かもしれんのう。

タタル

あの男って、いったいどなたのことでっすか?
そろそろ教えてほしいのでっす!

玄武

そうじゃな……
ならば、ほんの少しだけ、昔話をさせてもらおうかのう。

玄武

あの男……テンゼンもまた、
Aceのような力を持っておった。
おぬしらが、「超える力」と呼んでおる能力じゃ。

玄武

それゆえ、同族からは異端視されていたようじゃが、
テンゼンは他者の視線なぞ気にも留めず、人々のために働いた。
あの男は、ヒトを愛しておったからのう。

玄武

そんなあやつが命を落とす原因となったのが、黄龍との戦いじゃ。
当時のワシら四聖獣は、百年そこそこ生きただけの弱き獣でのう。
黄龍と刺し違えるテンゼンを、見ていることしかできなかった。

玄武

テンゼンは、最期の力を振り絞り、瀕死の黄龍を封じると、
旅の末に手にした宝玉をワシらに手渡した……。
不思議な光をたたえる結晶じゃ。

白虎

我ら四聖獣が、瑞獣として裏返ることができたのも、
テンゼンに託された宝玉の力ゆえだろう。
少なくとも、私はそう信じている。

白虎

そして、私たちはテンゼンの使命を受け継ぐため、
あらん限りの妖力を用いて、この社を建て封印をより強固にした。

玄武

……さて、昔話はここまでじゃ。
引き続きAceには、
残る四聖獣のアラミタマを鎮めてもらいたい。

玄武

とはいえ、まずは白虎との戦いの疲れを癒やすことじゃ。
その間、何か知りたいことがあれば、
「博識のセンリ」から聞くがよい。

タタル

では、私はお先に戻りまっす!
Aceさんも、ちゃんと休むでっすよ!

ソロバン

それじゃ~、オイラも碧のタマミズに帰るとするよぉ~。

玄武

ほっほっほ、バカを言うでない。
おぬしの修行はまだ終わってはおらん、ここへ残れ。

ソロバン

そ、そんなぁ~!
…………で、でも、テンゼンさんと四聖獣様たちの、
想いを知ったあとだと、帰りづらくて仕方ないよぉ~。

ソロバン

悪いけど、「ブンチン」様に伝えておいてくれるかなぁ~。
しばらく帰れそうにもないってぇ~。

クエスト『鬼の棲む島』の目的『醴泉神社の玄武と話す』を達成した!

玄武

まずは白虎との戦いの疲れを癒やすことじゃ。
その間、何か知りたいことがあれば、
「博識のセンリ」から聞くがよい。

白虎

アラミタマに飲まれる恐怖から解放され、
今はとても清々しい気持ちだ。
これも、お前のおかげだな。

ソロバン

悪いけど、「ブンチン」様に伝えておいてくれるかなぁ~。
しばらく帰れそうにもないってぇ~。

ブンチン

フォフォフォ、事情は承知しましたぞぉ~。
次に玄武様とお会いになったときは、ソロバンなら、
いくら使っていただいても構いませぬとお伝えくだされぇ~。

ブンチン

……そういえば、先ほど、
手紙を口に咥えた不思議な狸がやってきましてなぁ~。
内容からして、お客人に宛てたもののようですぞぉ~。

謎めいた手紙

戦いの疲れが癒えるまでに、
再び社を訪れたい時は、獄之蓋におるフウリに案内を頼むがよい。

ブンチン

どうやら、手紙の差出人は玄武様のようですなぁ~?
気が向いたときにでも、
ソロバンの様子を見に行ってやってくだされぇ~。

クエスト『鬼の棲む島』をコンプリートした!

博識のセンリ

博識のセンリ

なんニャ、またおみゃーか。
にゃーに聞きたいことでもあるのかニャ?

「瑞獣」について

博識のセンリ

にゃーたち「瑞獣」について知りたいのニャ?

博識のセンリ

おみゃーの国ではどうだか知らニャいが……
この辺りでは、種の寿命を外れ百年の時を生きた獣は、
徐々に自我が芽生え、妖力を操るようになるニャ。

博識のセンリ

さらに千年かけて妖力を溜めた獣は、瑞獣へと変異し、
人語を操ったり、強力な神通力に目覚めたりするのニャ。
にゃーたちは、瑞獣へと変わることを「裏返る」って呼んでるニャ。

博識のセンリ

いくら、にゃーたちが可愛い姿をしているからって、
ナメてると痛い目を見るかもしれニャいよ。
これは、おみゃーたちと話しやすい姿に化けてるだけなんニャから。

「醴泉神社」について

博識のセンリ

ここ、「醴泉神社」について知りたいのニャ?

博識のセンリ

その昔、テンゼンと四聖獣さまが、
荒れ狂う瑞獣「黄龍」を討ち倒し、封印した場所だニャ。

博識のセンリ

激しい戦いのあと、四聖獣さまたちは妖力を用いて、
封印を守るために、立派な社を建てたニャ。
それが、ここ醴泉神社ニャ!

博識のセンリ

間違っても、本殿の鎮石に触ったりするんじゃニャいよ!
注連縄が解けたら、封印が破れて黄龍が蘇ってしまうニャ!
そうなれば、紅玉海は火の海へと変わるニャー!!

博識のセンリ

もっとも、そうならないよう神社に通じる道は隠され、
にゃーたちのような瑞獣が、見張り番をしているのニャ!
ここは、四聖獣さまに導かれた瑞獣が暮らす里でもあるのニャ!

「テンゼン」について

博識のセンリ

「テンゼン」について知りたいのニャ?

博識のセンリ

テンゼンは、かつて四聖獣さまたちと旅をしていた侍ニャ。
あらゆる生命の声を聞くことができる、特別な力を持っていて、
一説では星の声と語り合うことすらできたそうだニャ。

博識のセンリ

その異能のせいで、同族から忌み嫌われたみたいニャが、
当の本人はそんなこと気にも留めず、人々の助けとニャったのニャ。

博識のセンリ

そして、獣を連れて人助けの旅を続けている内に、
いつしかテンゼンは、英雄と呼ばれるようにニャっていった。
その噂は帝にまで届き、テンゼンに黄龍討伐の命が下ったのニャ。

博識のセンリ

当時、テンゼンは、四聖獣よりも強力な神通力を持つ黄龍を相手に、
神刀「鳳凰丸」を手に、勇敢に戦ったニャ。
ニャけど力及ばず、最後は命と引き換えに、黄龍を封印したのニャ。

博識のセンリ

紅玉海の危機を救ったテンゼンの活躍は、
おとぎ話として、後の世に語り継がれるようにニャった。
これが、俗に言う「テンゼンの鬼退治」の誕生秘話なのニャ。

「玄武」について

博識のセンリ

「玄武」さまについて知りたいのニャ?

博識のセンリ

玄武さまは、四聖獣と呼ばれるスゴイ瑞獣のおひとりニャ。
かつては、四聖獣の中で、最も強い神通力を持っていたらしいニャ。
それも今では、だいぶ衰えてしまったみたいニャけど。

博識のセンリ

無理もない話ニャ、玄武さまは、何千年もの間、
黄龍の封印を守るために、神通力を使い続けてきたからニャ……。
神通力は湯水とは違う、いつかは枯れ果てるものなのニャ。

「白虎」について

博識のセンリ

「白虎」さまについて知りたいのニャ?

博識のセンリ

玄武さまと同じく、四聖獣のおひとりである白虎さまは、
遠く昔のヤンサの地で生まれ育ったらしいニャ。

博識のセンリ

ニャけど、生まれ持った白い体毛のせいで、
同族の群れに入れず、山奥で孤独に暮らしていたんニャって。
なんともおいたわしい話ニャ……。

博識のセンリ

でも、テンゼンという心の拠り所に出会った白虎さまは、
ご自身と同じ、寄る辺のない者たちを救う旅に出たのニャ。

博識のセンリ

そんな生い立ちでありながらも、
白虎さまは、幾度もヤンサの地を災厄から救ってきたのニャ。
まったく、どこまでもお優しい御方なのニャ!

「朱雀」について

博識のセンリ

「朱雀」さまについて知りたいのニャ?

博識のセンリ

朱雀さまは、炎のように真っ赤な羽毛を持って、
生まれてきたらしいニャ。

博識のセンリ

その姿を見て「鳳凰」と勘違いしたヒトどもは、
不死の力を得ようと、朱雀さまを追いかけ回したらしいニャ!
まったく、野蛮な奴らだニャ!

博識のセンリ

ニャけどテンゼンだけは、
朱雀さまのありのままを受け入れたのニャ。

博識のセンリ

そんなテンゼンの優しさに、
朱雀さまはコロッといってしまったんだろうニャァ。
相変わらず、あの男は天然の獣たらしニャ!

博識のセンリ

その後テンゼンを失い、鳳凰と似た再生の力に目覚めた朱雀さまは、
戦争や疫病で失われかけた多くの命を救ったと言われているニャ。

時をかける亀

ブンチン

お客人、よくぞおいでくださいましたなぁ~。

ブンチン

しかしソロバンなら、まだ戻ってきておりませんぞぉ~。
きっと、玄武さまの下で修行を続けているのでしょうなぁ~。

タタルの声

Aceさん、聞こえまっすか?
タタルでっす!

タタルの声

修行中のソロバンさんに差し入れを渡したいので、
付き合ってほしいのでっす!

タタルの声

念のためお伝えしまっすが、醴泉神社へ向かうには、
獄之蓋の入口にいる瑞獣さんに道案内を頼むのがいいでっすよ!
すぐに私も向かいまっすので、現地で合流するでっす!

ブンチン

なにやらよくわかりませんが……
ソロバンのもとへ行かれるのであれば、
「玄武」様にもよろしくお伝えくだされぇ~。

クエスト『時をかける亀』を引き受けた!

白虎

玄武の爺さんは、あのコウジン族を買っているようだな。
確かに、他の個体と比べて法力は強いようだが……。

ソロバン

オイラの様子を見に来てくれたんだねぇ~。
玄武さまの修行はツラいけど、頑張ってるよぉ~。

玄武

ほっほっほ、丁度よい所に来たのう。
……おや、座敷わらしは一緒ではないのか?

タタル

座敷わらしじゃ、ないのでっす!
いい加減、名前を覚えてくれないと、
差し入れのタコ焼き、玄武さんにはあげないでっすよ!?

玄武

ほっほっほっ、それは困るのう。
差し入れ、感謝するぞい、座敷わらしよ。

玄武

ともかく、前回白虎のアラミタマを鎮めてくれたこと、
改めて礼を言うぞい。

玄武

あれからソロバンの修行を続けておるのじゃが、
ちとおぬしらに相談したいことがあってのう。

玄武

こやつ、筋は悪くないのじゃが、強い妖力を持たぬゆえ、
大災厄への備えとしてはちと心許なくてのう。

玄武

本来ならば、青龍か朱雀のアラミタマを鎮めておくべきじゃが、
来るべき時のことを考えると、布石は多いほうがよい。
此度は、ソロバンの次なる修行に付き合ってくれんか。

ソロバン

うぅ~……いったい何をさせられるんだよぉ~……。

玄武

なあに、怯えることはない。
おぬしがやることは、ただ箱を開けるだけじゃ。

ソロバン

なんだ、簡単じゃないかぁ~。
そんなことでいいなら、オイラがんばるよぉ~。

玄武

ただし、ただの箱ではないぞ?
おぬしが開けるのは、風水玉手箱と呼ばれる、
時の流れを操る力を秘めた、霊験あらたかな神器じゃ。

ソロバン

……一気に嫌な予感がしてきたよぉ~。
どうしてそんな物が必要なのさぁ~?

玄武

風水玉手箱の力で、ソロバンの時の流れを加速させ、
一時的に瑞獣へと裏返し、妖力の引き出し方を会得させる……
それが、此度の修行の内容じゃ。

ソロバン

えぇ~!?
オイラ、瑞獣にされちゃうのぉ~!?

タタル

……そういえば、Aceさん、
以前、紫水宮で似たような箱を見たそうでっすね?

玄武

確かに、紫水宮にも玉手箱と呼ばれる物があるようじゃが、
あれは、開けた者の姿を老婆に変化させるだけの、贋作に過ぎん。
神器を真似た品というのは、よくあるのじゃよ。

玄武

風水玉手箱が特別なのには、わけがある。
作ったのは、とある瑞獣なのじゃよ。

玄武

そやつは、長き時を生きる中で、アラミタマに心を呑まれた瑞獣が、
暴走し、災厄へと変わり果てていく光景を、幾度も見たという。
それでも、そやつは毅然として、暴走する同胞を討ち続けた。

玄武

しかして、いつしか心が壊れてしまったのじゃろう。
最終的にそやつは、自身の妖力を注いで風水玉手箱を作り、
自ら煙を浴びることで、老いて死ぬことを選んだのじゃ……。

ソロバン

力を持ちすぎた瑞獣は、
簡単に死ねないんだねぇ~……。

タタル

とても……悲しい話でっす……。

玄武

風水玉手箱は、使いようによっては瑞獣をも殺せる危険さゆえ、
ヤンサにある「ガンエン廟」の奥に奉納され、封じられておる。
これを、おぬしに手に入れてきてもらいたい。

玄武

なにせ、ガンエン廟は今や主を失い、
暴走した式神どもがうろつく危険な場所ゆえな。
「新参のカマイタチ」に案内させるゆえ、現地で合流するがよい。

玄武

さて、ソロバンよ。
風水玉手箱が届くまで、これまでの修行のおさらいといこうかのう。

ソロバン

ひぃ~、またやるのぉ~……。

クエスト『時をかける亀』の目的『醴泉神社の玄武と話す』を達成した!

玄武

ガンエン廟は今や主を失い、
暴走した式神どもがうろつく危険な場所となっておる。
「新参のカマイタチ」に案内させるゆえ、現地で合流するがよい。

タタル

きびきび動くでっす!
サボったら、タコ焼き抜きでっすよ!

ソロバン

ひぇぇ~。

白虎

ガンエン廟に行くそうだな。
あの地には強力な瑞獣がいると聞いたことがある。
風水玉手箱を作った瑞獣の弟子だったはずだが……。

新参のカマイタチ

やい、お前!
遅かったじゃないか!
玄武の爺ちゃんに言われて、お前を待っていたんだぞ!

新参のカマイタチ

ガンエン廟の中に用があるんだって?
風水士たちが仕掛けていた扉の封印なら、
もう解いてあるから、さっさと突入しろよな!

新参のカマイタチ

あ、ひとつ言い忘れてた。
ガンエン廟の奥には、風水玉手箱が悪用されないように、
つよーい瑞獣が番人として守っているらしいぜ!

新参のカマイタチ

本気の白虎さまと渡り合えたお前なら平気だろうけど、
ま、せいぜい気をつけるんだね!

新しいコンテンツがコンテンツファインダーの「通常コンテンツ」に登録されました。
クエスト『時をかける亀』の目的『ヤンサのガンエン廟前にいる新参のカマイタチと話す』を達成した!

新参のカマイタチ

さあ、準備ができたんなら、さっさと突入しろよ!

サイタイサイ

我、水脈之間ノ守護者ナリ!
ノマク・サマン・バナン・バーダーヤ・ハー!

サイタイサイ

水ヨ、押セヨ、流セヨ!
ノーン・バーダーヤ・ハッタ!

サイタイサイ

我、地脈之間ノ守護者ナリ!
ノマク・サマン・バナン・ハービーチ・ハー!

サイタイサイ

地ヨ、震エヨ、弾ケヨ!
ノーン・ハービーチ・ハッタ!

サイタイサイ

我、風脈之間ノ守護者ナリ!
ノマク・サマン・バナン・バーヤーベ・ハー!

サイタイサイ

風ヨ、吹ケヨ、渦巻ケヨ!
ノーン・バーヤーベ・ハッタ!

オオテング

霊廟の風水士ではないらしいな……。
なれば、契約に従い迎え討たせてもらおうか!

オオテング

我が妖力を炎に変えて……!
そらそら、燃えてしまえ!

オオテング

術に縛られ、百余年……
やれやれ……ようやく、自由に……。

サイタイサイ

水ヨ、押セヨ、流セヨ!
ノーン・バーダーヤ・ハッタ!

サイタイサイ

霊廟ヲ侵ス、者ヨ……
ノマク・サマン・バナン・バーダーヤ・ハー!

ダイダラボッチ

ズズズズズズ……
山守ル、山入ラセナイ、山登ラセナイ……!

ダイダラボッチ

ズズズズズズ……
湖造ル、湖広ゲル、ドンドン広ゲル……!

ダイダラボッチ

ズズ……ズズズズ……
モウオシマイ、山モウ守レ……ナイ……。

サイタイサイ

風ヨ、吹ケヨ、渦巻ケヨ!
ノーン・バーヤーベ・ハッタ!

セイテンタイセイ

式神どもを退け、ここまで辿り着いたか……。
ならば、このセイテンタイセイがお相手しよう!

セイテンタイセイ

これぞ伸縮自在の神器、金箍棒よ!

セイテンタイセイ

心躍る仕合であったが、これにて幕引きだ!
出でよ、我が眷属たち!

セイテンタイセイ

金箍棒よ、我の敵をなぎ払え!

セイテンタイセイ

そなたらのような猛者に、力押しは通用せんか……ならば!

セイテンタイセイの影

空は色を、偽は真を覆い隠す……。
見破れるか、この空即是色を!

「風水霊殿 ガンエン廟」の攻略を終了した。
クエスト『時をかける亀』の目的『「風水霊殿 ガンエン廟」を攻略し、『風水玉手箱を入手』を達成した!

新参のカマイタチ

お、お前……もう帰ってきたのか。

白虎

無事に戻ったか。
今さらお前の心配などしていないがな。

ソロバン

はぁ~、オイラもう疲れたよぉ~。

タタル

Aceさん、おかえりなさいでっす。
風水玉手箱は手に入れられたのでっすか?

玄武

どうじゃ、風水玉手箱は手に入ったか?

玄武

無事に手に入れてきおったか。
ほっほっほ、さすがは白虎を鎮めしヒトの子よ。

玄武

では、早速じゃが、ソロバンの次なる修行を始めるとしよう。
力のある瑞獣が作った神器とはいえ、骨董品以上の年代物じゃ。
万が一ということもある、覚悟しておくのじゃ。

ソロバン

えぇ~……覚悟したくないよぉ~……。

玄武

安心せい。
黄龍の封印は、白虎に護らせておくゆえな。

タタル

そうでっす!
それに私も、ソロバンさんの修行をお手伝いするために、
動きやすい服装に着替えてきたのでっすよ!

タタル

高額の報酬……いえ、紅玉海の平穏を守るためには、
私たちが頑張るしかないのでっす!

玄武

ほっほっほ、Aceよ……
不測の事態が起こった時は、おぬしに任せるぞい。
準備が出来たら、ワシに話しかけるのじゃ。

クエスト『時をかける亀』の目的『醴泉神社の玄武に風水玉手箱を渡す』を達成した!

ソロバン

危なくなったら助けてくれるよねぇ~?

タタル

念のため、巴術士について勉強し直してきたのでっす。
何か起きたときは、私に任せてくださいでっす!

玄武

準備は整ったかの?
では、修行を始めるとするぞい。

玄武

さあソロバンよ、玉手箱を開けるのじゃ。
その内より出ずる煙を浴びることで、おぬしの肉体は、
一時的に千年の時を経て、瑞獣へと裏返るじゃろう。

ソロバン

本当にやるのぉ~……。
オイラ、まだおじいちゃんにはなりたくないよぉ~。

玄武

煙を浴びないよう、ワシらは離れておこう。

ソロバン

もがもがもがもがもが……

タタル

……何も……起こらないでっすね……。

タタル

もしかして、偽物なんじゃないでっすか……?

玄武

ばかもーーーーーーーーん!!

タタル

ぎにゃあぁ!!!

タタル

いたたたた……でっす……。
少しは手加減してほしいのでっす……。

タタル

……Aceさん、
そんなに驚いてどうかしたのでっす?
私の顔に何かついているでっすか?

タタル

おわ~~~~~~~~~っ!!!!
顔がしわしわに~~~~~~~っ!!!!!

玄武

老婆になっただけで済んでよかったわい。
ヒトの身で、もう少し長く煙を浴びておったら、
老衰で死んでしまうところじゃったぞい。

タタル

老婆もイヤでっす~!

玄武

ほっほっほ、心配するな。
先ほども言ったが、玉手箱の効果は一時的なもの。
じきに元の姿に戻るじゃろう。

玄武

しまった、ソロバンのことをすっかり忘れておった!
こんなに長時間煙を浴びたら、瑞獣へと裏返るどころか、
アラミタマが暴走してしまうぞい!

玄武

とは言え、強い法力を持たぬソロバンが、
瑞獣へと裏返り、暴走したところで、大した危険は…………

ソロバン

フシュウゥゥゥゥゥゥゥ!

玄武

…………こりゃ、本気でやらねば殺されそうじゃな。

玄武

座敷わらしと違い、煙を長時間浴びていたソロバンは、
元に戻るまでの時間も長いはずじゃ。
放っておけば、社が破壊されてしまうかもしれん……。

玄武

ほっ!

玄武

こうなったら、力尽くで鎮めるよりあるまいな!
Ace、座敷わらし、準備はよいか!

ソロバン

フシュウゥゥゥゥゥゥゥ!

タタル

行け、我が下僕
カーバンクルちゃん!

タタル

…………

タタル

敵前逃亡は処刑でっす!
戻ってくるでっす~!

タタル

あわ、あわわわわ!
ど、どうすれば…

ソロバン

オオオオオオオオオオオオ!!

タタル

な、なにかしようとしているのでっす!

玄武

あの神通力は……ええい、水壁を張るぞ!
ふたりともこっちに来るのじゃ!

玄武

ぬぅぅ……ソロバンの力を侮っておったわい……。
ふたりとも、あとは任せたぞ……。

ソロバン

フシュルルルル!

タタル

なんなんでっすか、この泡は!

タタル

お助けなのでっす~!

ソロバン

グ、グウゥゥゥゥゥ……!

タタル

ソロバンさんがひるんだのでっす!
このまま畳みかけてトドメをさすのでっす!

ソロバン

うぅ~…

ソロバン

あれぇ~?
みんな、そんなに疲れてどうしたのぉ~?

玄武

……驚いたぞ、ソロバンよ……。
おぬしがあれほどの潜在能力を秘めておったとは……。

玄武

ともあれ、これで妖力の引き出し方は学べたじゃろ?
ひとまず社へと戻るとしよう。

クエスト『時をかける亀』の目的『玄武と話す』を達成した!

タタル

また……カーバンクルに逃げられたのでっす……。

ソロバン

風水玉手箱を開けた後の記憶がないんだけど、
なんだか身体がすごく疲れてるよぉ~。

玄武

引き続き、ソロバンには修行を続けてもらうぞい。
あれだけの妖力を持っておるのじゃ、四聖獣までとはいわずとも、
封印を抑える役に立ってくれることじゃろう。

ソロバン

オイラ、本当に強くなれるのかなぁ~?

玄武

案ずるな、誰しも始めは弱いものだ。
無論、ワシとて例外ではない。
あの男と出会うまではな。

タタル

あの男というのは、
テンゼンさんのことでっすね?

玄武

うむ……。
良い機会じゃから語るとするかのう。
ワシとテンゼンの出会いについて……。

玄武

はるか、はるか昔のこと……。
百年の時を生きた頃、ワシは凶事を予見する力を得た……。

玄武

じゃが、少々長生きした程度の亀に何ができよう?
凶事を事前に知りながら、それが起こるのを防げもせず、
ただ傍観するしかない日々が、数百年も続いたのじゃ。

玄武

五百歳を過ぎた頃、ワシは人里が土砂に呑まれる姿を見た……。
できることなど何もないと感じながら、
それでもワシは、里へと向かったのじゃ。

玄武

人語を話せぬワシは、村人を見るなり、
身振り手振りで、迫り来る危機を伝えようとした。
むろん、亀が踊っておると、笑われるばかりじゃ……。

玄武

またも悲劇を防げぬのかと、ワシは絶望したよ。
じゃが、この日ばかりは違っておった。

玄武

村人が去り、悲嘆に暮れておったワシに、
ひとりの侍が声をかけてきたのじゃ。
そう、テンゼンじゃよ……。

玄武

テンゼンは、まるで童に話しかける時のような調子で、こう言った。
「小さき亀よ、何か伝えたいことがあるようでござるな?
どれ、このテンゼンに話してみるでござる」

玄武

ワシは、無駄とはわかっていながらも、
この村がじきに土砂に呑まれてしまうことを伝えた。

玄武

すると、テンゼンはワシの言葉を理解した様子で、
「あいわかった……あとはこのテンゼンと白虎に任せるでござる。
おぬしは小さいが、勇敢な亀でござるな」と言って笑ったのじゃ。

玄武

テンゼンが腰に差した刀を抜くと、どこからか白き虎が現れた。
「聞いていたでござるな? ひと芝居付き合ってもらうでござる」
そう囁いたテンゼンに、白虎は小さく頷いた。

玄武

そうして、白虎とテンゼンは、
村の中央で、切った張ったの大立ち回りを演じたのじゃ!

玄武

驚く村人たちを前に、テンゼンは大声で叫んだ。
「かの白き虎はヒトの血に飢えているようでござる!
食われたくなくば、隣の村まで逃げよ!」とな。

玄武

慌てふためいた村人たちが、
取るものも取りあえず逃げ出したのは言うまでもない。

玄武

この時、白虎は走り去って行く村人を見ながら、
「ヒトを喰ったことなどないのだが……」とぼやいておったよ。

玄武

何はともあれ、テンゼンと白虎の大芝居で、
村人は誰ひとりとして、土砂に呑まれずに済んだのじゃ。

玄武

それからワシは、テンゼンたちの旅に同行して、
未来に起こるはずだった多くの凶事を未然に防いできた。
ヤツとの出会いが、ワシの未来を変えたのじゃ。

玄武

此度の大災厄では、テンゼンの力を借りることはできん。
じゃが、代わりにワシらがなんとかしてみせるのじゃ。

タタル

テンゼンさんがいなくとも、
Aceさんがいるのでっす!

玄武

ほっほっほ。
そうじゃな、当てにしておるぞ。

玄武

さて、ソロバンよ。
瑞獣に裏返った時のことを忘れぬ内に、修行を再開するぞい。

ソロバン

うう、わかったよぉ~。

タタル

私は、こう見えて忙しい身なので、お先に戻りまっす!
ソロバンさん、タコ焼きはカマイタチさんに預けておいたので、
修行がんばるでっすよ!?

玄武

Aceよ、
次におぬしを呼ぶ時は、四聖獣の誰かを鎮める時じゃろう。
その時まで、武を磨いて待つがよい。

ソロバン

悪いけど、また「ブンチン」様に伝えてくれるかなぁ~。
まだしばらく帰れそうにないってぇ~。

クエスト『時をかける亀』の目的『玄武と話す』を達成した!

玄武

Aceよ、
次におぬしを呼ぶ時は、四聖獣の誰かを鎮める時じゃろう。
その時まで、武を磨いて待つがよい。

ソロバン

悪いけど、また「ブンチン」様に伝えてくれるかなぁ~。
まだしばらく帰れそうにないってぇ~。

新参のカマイタチ

もぐもぐもぐもぐ……。

新参のカマイタチ

このタコ焼きとかいう食べ物、すごく美味いぞ!

新参のカマイタチ

……ハッ!
座敷わらしから、ソロバンに渡すように頼まれていたのに……
ど、どうしよう……?

セイテンタイセイ

風水玉手箱の番人として、密かに見守らせてもらったぞ。
悪用するつもりならば、我が命にかけて奪い返す覚悟であったが、
なるほど……このような修行法もあるのだな。

白虎

ソロバン……と言ったか。
あのコウジン族は、予想以上の潜在能力を秘めているようだな。
玄武の爺さんが目を付けたのも頷けるというものだ。

白虎

爺さんには、封印を護るようにと言われていたが、
あと少しソロバンの妖力が強ければ、私も加勢していたところだ。

ブンチン

お戻りになりましたかぁ~。
して、ソロバンの様子はいかがでしたかなぁ~?

ブンチン

フォフォフォ、あやつも頑張っておるようですなぁ~。

ブンチン

それにしても、まさかソロバンがそこまでの力を秘めておったとは、
見かけによらぬというのは、まさにこの事ですなぁ~?

ブンチン

とは言え、過酷な修行に逃げ出したくなるときもあるはず、
よければ、たまにあやつを激励しに行ってやってくだされぇ~。

クエスト『時をかける亀』をコンプリートした!

朱色慕情

ブンチン

お客人、ちょうどいいところに来てくださいましたなぁ~。

ブンチン

実は、先ほど、一匹の狸がやってきましてなぁ~。
以前のように、お客人に宛てた手紙を咥えておりましたので、
お渡ししておきますぞぉ~。

謎めいた手紙

時下、白虎との戦いの疲れも癒えた頃であろう。
再び醴泉神社まで来られたし。

ブンチン

察するに、手紙の差出人は「玄武」様のようですなぁ~?
ついでにソロバンの様子も見てきてくださると嬉しいですぞぉ~。

クエスト『朱色慕情』を引き受けた!

新参のカマイタチ

タコ焼き食べちゃったこと、
座敷わらしにバレてないよな……?

セイテンタイセイ

社に引き籠もってばかりでは身体がなまるのでな、
時折、白虎どのに手合わせをお願いしているのだ。

セイテンタイセイ

だが流石は音に聞こえた四聖獣よ。
このセイテンタイセイの本気を以てしても、
まるで赤子をあやすが如くにあしらわれるだけとはな。

白虎

Aceか。
玄武の爺さんが探していたようだぞ。

玄武

待っておったぞ、白虎を鎮めしヒトの子よ。
おや、座敷わらしは一緒ではないのか?

玄武

ならば、おぬしらが通信に使っている「りんくぱある」とやらで、
呼び出してはどうじゃ?

タタルの声

はい、タタルでっす!

タタルの声

今、醴泉神社にいるのでっすか?
では、私もすぐに向かうのでっす!

玄武

ほっほっほ、便利な道具じゃのう。
では、座敷わらしが到着するまで、しばし待つとしよう。

タタル

お待たせしましたでっす!

玄武

来たか、座敷わらしよ。

タタル

もう座敷わらしでいいのでっす……。

玄武

さておき、前回の修行で、ソロバンは大きく成長した。
あの調子なら、大災厄の折には、
戦力として数えられるほどになるかもしれんのう。

タタル

……ところで、そのソロバンさんはどこでっすか?

玄武

ああ、ソロバンなら目下、特殊な修行中でのう……
今は姿を見せることができないのじゃ。

タタル

がんばってるでっすね!

玄武

さて、わざわざおぬしを呼びつけたのは、ほかでもない。

玄武

近頃、また一段と鎮石の封印が弱まってきておってな。
どうやら、黄龍が力を取りもどしつつあるようじゃ。

玄武

黄龍の封印が完全に解けるより前に、
急ぎ、四聖獣の力を集結させなければならん。

玄武

そのためには、Aceに、
残る四聖獣のアラミタマを鎮めてもらう必要がある。

タタル

次はどなたのアラミタマを鎮めるのでっすか?

玄武

うむ、それはな……
っと、どうやら到着したようじゃな。

凜々しい女性の声

久しぶりですね、翁(おきな)。

玄武

こうして顔を合わせるのは、何百年ぶりかのう。
相変わらず、おぬしはあの場所に囚われているようじゃな、朱雀よ。

朱雀

……世間話をしに来たのではありません。
私を呼び出した用件について聞かせていただきましょうか。
もっとも、おおよそ想像はついていますが……。

玄武

黄龍の封印が解けようとしておる。
あの忌まわしい災厄を、引き起こすわけにはいかん。
今こそ、我ら四聖獣の力が必要なのじゃ。

朱雀

ゆえに、そこなるヒトの子に、
私のアラミタマを鎮めさせようというのですね。

玄武

然り。
Aceには、人智を超えた才がある。
まるで、テンゼンの生まれ変わりのようじゃ。

朱雀

……現在(いま)も、テンゼンは私と共に在るのです!
翁よ、くれぐれも言葉に気をつけてください!

朱雀

Aceと言いましたね?
あなたを討つことで証明してみせましょう。
テンゼンの代わりなど、存在し得ないことを……。

朱雀

しばし、境内の入口で待っています。
命など惜しくないというのなら、我のもとに来たらんことを……。

タタル

……白虎さんの時と違って、なんだか好戦的でっすね。
大人しくアラミタマを鎮めさせてはくれなさそうなのでっす……。

玄武

あの気性の激しさ……
どうやら、アラミタマの影響が強くなっておるようじゃ。
征魂の儀式の前に、少し「朱雀」と話をしてみてくれ。

クエスト『朱色慕情』の目的『醴泉神社の玄武と話す』を達成した!

玄武

すまんが……「朱雀」のこと、よろしく頼むぞい。

白虎

朱雀が来ているのか。
ならば、ヤツと話しておかねばなるまい。

新参のカマイタチ

朱雀さま……綺麗だなぁ……。

新参のカマイタチ

おい、お前!
朱雀さまが痛くないよう、優しく鎮めるんだぞ!

朱雀

あくまで、戦おうというのですね。

朱雀

使命のためとあらば、いかなる強敵にもひるまず挑む。
その勇ましさは確かに、あのヒトに…………

朱雀

いえ! やはり認められません!
英雄と呼ぶにふさわしいヒトは、テンゼンただひとり!
代わりになる存在など、この世にはあってはならぬのです!

????

そうであれば、黄龍は復活し紅玉海は炎に満ちる。
四聖獣としての矜持までアラミタマに喰われたか?

朱雀

白虎……
私は四聖獣である前に、テンゼンを愛した一羽の鳥に過ぎません。
愛するヒトの代わりなど、どうして認められましょう?

白虎

だが、テンゼンはもういないのだぞ。
その身を投げ打つ覚悟で黄龍と戦い、命を落としたのだ。
我らの目の前でな。

朱雀

どうしてそんなことが言えるのです、白虎!
あなたとて、テンゼンのことを慕っていたはず!
あのヒトとの旅の記憶を忘れたとでも!?

白虎

テンゼンを忘れることなど、できようはずもない……。
だが、歩みを止めて涙を流すばかりが弔いではない。
Aceがそう教えてくれたのだ。

朱雀

Ace……不快な存在だ……!!
四聖獣を誑(たぶら)かし、私たちからあのヒトを奪うつもりか!

白虎

支離滅裂な思考や言動……
どうやらアラミタマの影響が強くなりつつあるようだな。
手遅れになる前に、鎮めてやってくれ。

朱雀

私が心を許すヒトは、テンゼンただひとり!
かような紛い物に、この愛を鎮められようはずもない!

■朱雀に何と言う?

▷絶対に鎮めてみせる

▷負けるわけにはいかない

▷絶対に鎮めてみせる

朱雀

ヒトの子風情が……
いいでしょう、ならばすぐに始めるとしましょう。

朱雀

この獄之蓋の底に、私の棲まう巣穴があります。
哀しき鳥たちの終の場所が……
そこに、あなたの亡骸も加えてみせましょう……。

白虎

朱雀は現在でも、テンゼンの命を救えなかったことを悔いている。
「黄龍との戦いの折、もっと私に力があれば……」
そうやって、幾星霜も己を責め続けているのだ。

白虎

その深き愛と後悔ゆえに、
アラミタマを解き放てば負の感情が噴出し、
今以上に不安定な状態になるはずだ。

白虎

お前をテンゼンと見紛うような言動があっても、動揺するなよ。
それはただの幻……アラミタマが見せる悪夢なのだからな。

白虎

Aceよ、改めて頼みたい。
どうか、アラミタマを鎮めるだけではなく、
彼女の心も静めてやってくれないか。

白虎

感謝する。
朱雀の地脈を操る術には、お前と言えど手を焼くはずだ。
戦いの折は、地脈の流れを注視しておくといいだろう。

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クエスト『朱色慕情』の目的『朱雀と話す』を達成した!

博識のセンリ

おみゃーなら、朱雀さまを助けることができるはずニャ。

タタル

……白虎さんの時と違って、なんだか好戦的でっすね。
大人しくアラミタマを鎮めさせてはくれなさそうなのでっす……。

玄武

すまんが……「朱雀」のこと、よろしく頼むぞい。

朱雀

テンゼン、なぜ刃を向けるのです!?
私がわからないのですか!

朱雀

あなたを失った悲しみが、
私に再生の炎を与えたのです!

朱雀

これより、再生の儀を執り行います……!

朱雀

もう誰にもあなたを奪わせはしない……!

朱雀

この姿を見せるのは、これが初めてですね……。

朱雀

あなたは私が守ってみせる! この慈愛の炎で!

朱雀

なぜ立ち上がるのです!?
あなたは私が守ると言っているのに!!

朱雀

正気に戻ってください!

朱雀

私が願ったのは、ただ、あなたとともに……!

朱雀

朱の想いを旋律に乗せて……
我が半身よ……紅蓮の炎を奏るのです!

朱雀

私が願ったのは、ただ、あなたとともに……!

朱雀

テンゼン、どうして……!

朱雀

さすがはテンゼン……ならば!

朱雀

舞い踊れ、我が半身よ!

朱雀

朱の想いを旋律に乗せて……
我が半身よ……紅蓮の炎を奏るのです!

「朱雀征魂戦」の攻略を終了した。

朱雀

……ずっと、夢を見ていたようです。
テンゼンの死を受け入れられない私の弱さが見せた、悪い夢を。

朱雀

これまでの、あなたに対しての失礼な言動の数々、謝罪いたします。
その眩しいほどの清らかな心が、私を目覚めさせてくれました……。

朱雀

私を救ってくれたあなたに、聞いてもらいたい話があります。
私が、どのようにテンゼンと出会い……そして、失ったのか……。

朱雀

遙か遙か、遠い昔の話です。
私は、燃えさかる炎のような、紅く煌めく体毛を持って、
生まれてきました。

朱雀

その姿は、幸か不幸か、
再生の神通力を持つとされる伝説の鳥、
「鳳凰」と酷似しておりました。

朱雀

ゆえに多くの人々が、不死の力を得ようと、
私を捕らえようと追い続けたのです。

朱雀

しかし、彼だけは……テンゼンだけは、
この身を、ありのままの存在として見てくれた。
だからこそ、私は彼に惹かれ、彼の助けとなりたかった……。

朱雀

異能の力を持つテンゼンと、百年以上もの時を生きる四聖獣は、
新たな仲間を増やすにつれ、人々に恐れられるようになりました。

朱雀

それでもなお、彼は人々を恨まなかった。
むしろ率先して人々を救うため、旅を続けたのです。

朱雀

東に怪異あれば行って斃し、西に幽鬼あればこれを祓う。
そうするうちに人々の印象は、少しずつ変わっていき……
ついには、帝より黄龍討伐の命を賜ったのです。

朱雀

アラミタマに心を呑まれて暴走した黄龍との戦いは苛烈を極め……
当時、たかだか百年生きただけの獣に過ぎない私たちは、
為す術もありませんでした。

朱雀

……そう、私たちは何もできなかった。
この地を死地と覚悟を決め、自身のすべてをもって、
黄龍と相討ちになろうと突撃するテンゼンを、止めることすら……。

朱雀

散りゆくテンゼンを見て、私は強く想いました。

朱雀

この身が鳳凰であったなら……
鳳凰が持つと伝えられる再生の力で、
愛するヒトを救うことができるのに、と!!

朱雀

……それから数百年後、何の因果か、
私は瑞獣へと裏返ることで再生の力を手に入れました。
彼を救えなかった後悔が、そうさせたのかもしれません。

朱雀

今の私には力がある。
大切なヒトが守りたかったものを守るための力が。

朱雀

そう思えるようになったのは、
あなたがアラミタマを鎮めてくれたからこそです。
ありがとう、Ace。

朱雀

さあ、心配性の「玄武」翁に、
私はもう大丈夫だと伝えに行かなければ。

クエスト『朱色慕情』の目的『「朱雀征魂戦」を攻略』を達成した!

朱雀

今の私には力がある。
大切なヒトが守りたかったものを守るための力が。

朱雀

そう思えるようになったのは、
あなたがアラミタマを鎮めてくれたからこそです。
ありがとう、Ace。

タタル

Aceさん、おかえりなさいでっす!
朱雀さんのアラミタマを鎮めることはできたでっすか?

白虎

それにしても、「ららへる」というヒトの種族は、
ずいぶん小さい身なりをしているのだな……。

新参のカマイタチ

白虎さまに続いて、朱雀さまも鎮めちまうなんて……。

新参のカマイタチ

はっ! まさかお前……次は僕のことを!?

博識のセンリ

朱雀さまのアラミタマを鎮めてくれたみたいだニャ?
ニャっぱり、おみゃーはただものニャないニャ。

玄武

Ace、戻ったか。
どうやら、上手くいったようじゃのう。

朱雀

ええ、心配かけましたね、翁。
私はもう大丈夫です。

タタル

朱雀さん、なんだかさっきまでと雰囲気が違うのでっす。
まるで長年の憑き物が取れたような、
晴れやかな顔をしているのでっす!

朱雀

フフフ、そうかもしれません。
ようやく、テンゼンの死を受け入れることができたから。

白虎

我々瑞獣は寿命が長いゆえ、苦悩する時間も多い。
だが、なにも悪いことばかりではない。
再び立ち上がるための時間も十分にあるのだから。

朱雀

……白虎、ありがとう。

玄武

おお、忘れておった。
そろそろソロバンの修行の経過を確認せんといかん。

玄武

お~い、ソロバンや!

タタル

あ、あれはなんでっす!?

タタル

鳥でっすか!?

タタル

飛空艇でっすか!?

玄武

いや……あれは……。

玄武

……ソロバンじゃ!

タタル

ソ、ソロバンさん……でっす……!?

ソロバン?

修行でこんな姿にされるなんて聞いてないよぉ~!
こんなのまるで、亀じゃないかぁ~!

タタル

元から亀じゃないでっすか……。

玄武

大方、また祝詞を読み間違えて、
その身に亀の魂でも降ろしてしまったのじゃろう。

ソロバン

でもまぁ~すぐ元に戻れるんだよねぇ~?
玉手箱の時みたいにさぁ~。

玄武

どうじゃろ、Aceが、
青龍を鎮める頃には元に戻れるかもしれんな。

ソロバン

それっていつなのぉ~!!

玄武

さて、Aceよ。
おぬしと言えども、朱雀との戦いで体力を消耗したはず。
一度地上へと戻り、休息するとよい。

タタル

では、私も帰るのでっす!
Aceさんには、
次の依頼が来る頃に連絡するでっす!

ソロバン

悪いけど、「ブンチン」様への報告だけ頼んだよぉ~。
こんな姿じゃ、碧のタマミズに帰れないからさぁ~。

クエスト『朱色慕情』の目的『玄武と話す』を達成した!

ソロバン

えぇ~……
オイラ、本当にこのままなのぉ~……?

朱雀

テンゼン……
どうか私を見守っていてください……。

白虎

朱雀の苦悩は理解できる。
我ら四聖獣はテンゼンのことを慕っていたからな。
無論、青龍もな。

玄武

おぬしと言えども、朱雀との戦いで体力を消耗したはず。
一度地上へと戻り、休息するとよい。

ブンチン

お客人、よくぞ戻られましたなぁ~。
して、ソロバンの様子はいかがでしたかなぁ~?

ブンチン

ふむふむ、ソロバンが修行に失敗して亀になったとぉ~。
なるほど、何を言っているのかさっぱりわかりませんぞぉ~。

ブンチン

何はともあれ、
ソロバンは熱心に精進しておるようですなぁ~。
しばらくしたら、また様子を見に行ってやってくだされぇ~。

クエスト『朱色慕情』をコンプリートした!

群青の誓い

ブンチン

これはこれは、お客人、
ようこそいらっしゃいましたなぁ~。

ブンチン

早速ですが、例のごとく、
玄武様の使い狸から手紙を預かっておりますぞぉ~。
何やら慌てた様子だったので、火急の要件のようですなぁ~。

玄武の手紙

鎮石の封印が今にも破れようとしている。
座敷わらしにも同様の文を届けさせるゆえ、
急ぎ醴泉神社まで来られたし。

ブンチン

「玄武」様は、ずいぶんと切羽詰まってらっしゃるようですなぁ~。
ワシにはなんのことやらわかりませんがぁ~。
ともあれ、お気をつけてぇ~。

クエスト『群青の誓い』を引き受けた!

百雷のヌエ

いやぁ~、どえれえことになったなあ。

新参のカマイタチ

お、おい!
早くしないと黄龍が復活しちゃうぞ!
急いで青龍さまを鎮めろ……いや、鎮めてください……。

博識のセンリ

ニャ~……黄龍の復活を阻止できニャければ、社はおろか、
紅玉海一帯は壊滅してしまうニャ……。

セイテンタイセイ

黄龍が復活することはあるまい。
我々には四聖獣がいるのだからな。

晩鐘のコマイヌ

ついにこの時が来てしまったか……。

憂慮のクダギツネ

ああ、玉藻御前様……
この命が尽きる前に、もう一度お会いしとうございました……。

怨讐のイヌガミ

今はただ、四聖獣の力を信じるだけだワン。

玄武

よし、揃ったようじゃな。

タタル

手紙に書かれていた、
鎮石の封印が解けそうというのは、本当でっすか!?

玄武

……いかにも。
ソロバンと瑞獣たちが封印を抑えているとはいえ、
強大な黄龍の妖力が相手では、長くは持たんじゃろう。

玄武

じゃが、なにゆえ今なのじゃ……。
ワシの見立てでは、まだ時間は残されていたはず……。

玄武

っと、今は原因を追及しておる場合ではないわい!
急ぎすべての四聖獣を揃え、再封印を施さなければ、
黄龍が復活してしまう!

玄武

Ace、おぬしに最後の頼みじゃ!
四聖獣の残る一体、青龍のアラミタマを鎮めてもらいたい!

玄武

おぬしなら快諾してくれると思っておったぞい!
さて、あとは青龍の到着を待つばかりじゃが……

玄武

あやつは四聖獣の中でも随一の妖力の持ち主でな。
特に式鬼を操る術に長け、今やテンゼンに迫るほどの戦巧者じゃ。
一筋縄ではゆかぬ相手ぞ……。

物静かな青年の声

待たせたね、玄武。

玄武

おお、青龍よ。
使いの者から聞いておろうが、
黄龍を再封印するために、おぬしの力が必要になったのじゃ。

玄武

そのためには、取り急ぎAceに、
おぬしのアラミタマを鎮めてもらう必要がある。
こやつは白虎と朱雀を征したつわものゆえ、案ずることはない。

青龍

……わかった、ならすぐに始めよう。
とはいえ、こんなところで戦うわけにもいかないな。

青龍

キミは泳げるか?
ひんがしの国の東沖に、僕がねぐらにしている孤島があってね。
そこならば、存分に暴れられるだろう。

玄武

そんな距離を泳がされては、おぬしを鎮める前に、
Aceの体力が尽きてしまうわい。
ワシが水の神通力を使って島まで送り届けよう。

青龍

話は決まったようだね。
とはいえ道中、ヒトに見られるのも面倒だ。
人気の少ない「ベッコウ島」の海岸から出発しよう。

玄武

座敷わらしよ、少し出てくる。
留守を頼むぞい!

タタル

はいでっす!
私は封印に使う注連縄を編みながら、
皆さんをお待ちしているのでっす!

クエスト『群青の誓い』の目的『醴泉神社の玄武と話す』を達成した!

タタル

私は封印に使う注連縄を編みながら、
皆さんをお待ちしているのでっす!

玄武

なるほどのう。
ここならば、ワシらの姿を見られることもないじゃろう。

青龍

来たか、Ace。

青龍

ふむ、なるほど……
確かに玄武がキミを頼りにするのもよくわかる。

青龍

キミの眼を見ていると、テンゼンのことを思いだすよ。
内に秘めたる刃のように鋭い闘気も、どこか似たところがある。
彼は、強かった……本当にね。

玄武

思えば、おぬしが我らの旅に同行するようになったのは、
テンゼンとの勝負に敗れたことがきっかけじゃったな。

青龍

あの時、テンゼンに誓ったんだよ、いつかキミを超えてみせると。
だけど、再戦の機会を窺っている内に、
彼は黄龍と刺し違えて逝ってしまった……。

青龍

瑞獣へと裏返り、四聖獣と呼ばれるほどの力を得ても、
もはや誓いを果たす相手はいない……。

玄武

青龍……。

青龍

しかし、あるとき声が聞こえたんだよ。
「ひとつだけ、誓いを果たす方法がある」と……。
それは「テンゼンを殺した黄龍をこの手で倒すこと」だと……。

玄武

声じゃと?
……よもや、おぬし!

青龍

……声の主はこう言った。
「黄龍を倒す力が欲しければ、我が呼び声に応えよ」と。
僕はその声に応え、手に入れたんだ……アラミタマという力を!

玄武

馬鹿な……
その声は、アラミタマが心を惑わそうと囁く甘言……
おぬしは自ら魂を売り渡そうというのか……?

玄武

今はまだ理性を保っているようじゃが、
いずれ黄龍のように、悪鬼羅刹へと堕ちてしまうぞい!

青龍

そんなことはわかってるさ……
けど、僕は決めたんだ。
たとえ悪鬼になろうとも、彼との誓いを果たしてみせると。

青龍

ゆえに……
アラミタマを鎮める力を持つ、Ace、
黄龍と戦う前に、キミという後顧の憂いを断っておく。

■青龍になんと言う?

▷絶対に鎮めてみせる

▷…………

▷絶対に鎮めてみせる

青龍

大した胆力だね。
ここまで四聖獣たちを鎮めてきただけのことはある。
やはり、キミの存在は抹消しておかなければ、僕の式鬼で!

青龍

この戦い、勝ったほうが正義だ。
力づくで僕を否定してみせろ!

玄武

棲処へ向かったか……。
ならば、ワシらも準備が出来次第、出発するぞい!
急ぎ征魂の儀を執り行い、アラミタマを鎮めるのじゃ!

玄武

青龍は、ひんがしの国の陰陽師が信仰するほどの式鬼使いじゃ。
あやつが操る式鬼には注意を払うのじゃぞ。

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クエスト『群青の誓い』の目的『ベッコウ島の青龍と話す』を達成した!

玄武

ワシらも準備が出来次第、出発するぞい!
急ぎ征魂の儀を執り行い、アラミタマを鎮めるのじゃ!

「青龍征魂戦」の攻略を開始した。

青龍

彼との誓いを果たすためならば、僕は悪鬼にも成ろう!

青龍

容赦はしない!

青龍

逃がさないよ!

青龍

アラミタマの力を見せてやる!

青龍

邪魔だ! その存在が!

青龍

この力で、キミたちの存在を抹消する!

青龍

耐えきるとはね……なら!
猛れ、アラミタマよ! 心ならいくらでもくれてやる! 

青龍

我が半身よ、僕たちの敵を討て!

青龍

この力があれば、どんな相手だろうと!

山の式鬼

ズズズズズズ……
招キニ応ジ、幻出セルハ、山ノ式鬼……!

山の式鬼

ズズズズズズ……
主ノ敵ヲ、叩キ潰スハ、式鬼ノ務メ……!

山の式鬼

ズズ……ズズズズ……
力及バズ……無念ナリ……

青龍

逃がさないよ!

青龍

畏れよ、アラミタマを!

青龍

もっと強く……もっと強くあらねば……!

青龍

逃がさないよ!

青龍

もっとだ……もっと力を寄越せ! アラミタマ!

山の式鬼

ズズズズズズ……
フタタビ招カレ、幻出セルハ、山ノ式鬼……!

「青龍征魂戦」の攻略を終了した。

クエスト『群青の誓い』の目的『「青龍征魂戦」を攻略』を達成した!

青龍

ヒトの身でこの僕を打ち破ったのは、
テンゼンに続いてキミが二人目だ……。
思い出すよ……あの時のことを。

青龍

そう……あれは遙か昔のこと……。
僕が生まれたあの島では大蛇信仰が盛んで、
当時、ただの蛇だった僕は、幸運を司る神として崇められていた。

青龍

しかし、百年を生きた頃、僕は妖力に目覚め、
島のヒトたちに気味悪がられるようになっていった。

青龍

島が災害に襲われると、
人々は僕が妖力で起こしたのだと考えた。
それからは食べ物ではなくヒトの女が捧げられるようになったよ。

青龍

幸か不幸か、その後、島は災害に見舞われることはなく、
人々は生贄を捧げたおかげだと信じ込み、喜んだものさ。
こっそり生贄を逃がしていたとも知らずにね。

青龍

そして時が経つにつれ、島の大蛇信仰は薄れていき……
いつしか僕は、村の女たちを生贄として求める悪しき大蛇として、
人々から恐れられるようになっていったんだ。

青龍

それからは、金で雇われた荒武者どもが、
僕を討伐せんと押しかけてくる日々さ。

青龍

次々にやってくる刺客を返り討ちにしていると、
やがて、獣を連れた風変わりな侍が現れた……。
そう、テンゼンさ。

青龍

僕はテンゼンと戦い、そして敗れた。
一時は神として崇められたこの身も、
果ては賞金稼ぎの獲物とは、と自嘲する僕に、彼は言った。

青龍

「我らとともに行かぬか?」
聞けばテンゼンたちは人助けの旅をしているという。

青龍

居場所などとうに失っていた僕には、
何よりもその一言が嬉しかった。

青龍

しかし、命を助けられた上に居場所まで与えられるなんて、
僕はこの大恩にどう報いたら良いかわからなかった。
するとテンゼンはこう言って笑ったんだ。

青龍

「ならば青龍よ、強くなるでござる、このテンゼンよりも!
そして、弱きものたちを助ける力となるでござる!」

青龍

僕は誓いを立てた。
いつかテンゼンよりも強くなって、
彼が守りたかったものを守れる存在になると。

青龍

思い出した……あの時、僕は確かにそう誓ったんだ。
なぜ忘れてしまっていたのか……。

青龍

キミが思い出させてくれなかったら、
テンゼンから受けた恩を仇で返すところだった。
ありがとう、Ace。

青龍

玄武は一足先に社へ戻ったようだ。
嫌な予感がするな……僕らも戻るとしよう!

クエスト『群青の誓い』をコンプリートした!

ただ、春の夜の夢のごとし

青龍

さあ、醴泉神社に戻って「玄武」の手助けをしなくては!
なんとしても黄龍復活を阻止してみせる!

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』を引き受けた!

神出鬼没のフウリ

玄武の爺ちゃんから聞いてるよ。
醴泉神社に戻りたいんだね?
案内なら、おいらに任せとくれ!

博識のセンリ

ニャ~……黄龍の復活を阻止できニャければ、社はおろか、
紅玉海一帯は壊滅してしまうニャ……。

百雷のヌエ

いやぁ~、どえれえことになったなあ。

新参のカマイタチ

ついに四聖獣さまが揃った!
これで黄龍のヤツはおしまいだな!

セイテンタイセイ

黄龍が復活することはあるまい。
我々には四聖獣がいるのだからな。

晩鐘のコマイヌ

ついにこの時が来てしまったか……。

タタル

もし黄龍が復活してしまったら、
高額の報酬が……もらえないのでっす!
なんとしてもそれだけは避けなければならないのでっす!!

憂慮のクダギツネ

ああ、玉藻御前様……
この命が尽きる前に、もう一度お会いしとうございました……。

怨讐のイヌガミ

今はただ、四聖獣の力を信じるだけだワン。

青龍

四聖獣の皆には、ずいぶんと迷惑をかけてしまった。
黄龍を再封印することで、少しでも報いてみせるよ。

玄武

おお、戻ったか、Ace!

玄武

それに……青龍、おぬしも。

青龍

ああ……迷惑かけたね、玄武。

玄武

長く生きていれば道を踏み外すこともある。
たまたま、今回はおぬしの番であっただけのこと。

青龍

……すまない……。

タタル

大変でっす!
注連縄の封印が今にも破れようとしているでっす!

玄武

よし、ただちに再封印の儀を執り行う!
今こそ、四聖獣の力を解放する時じゃ!

玄武

これよりは我らの役目!
おぬしらは紅玉海から離れるのじゃ!
万が一ということがないとも限らぬ!

タタル

引き受けた仕事を途中で投げ出すのは、
「暁の血盟」受付の信念に反するのでっす!

玄武

ええい、ならば一蓮托生じゃ!
紅玉海の存亡を懸けた儀式、おぬしらにも見届けてもらうぞ!

玄武

皆の者、あらん限りの力を以て、
平穏を脅かさんとする黄龍を封じるのじゃ!

ソロバン

鎮石の妖力が弱まっていくよぉ~。
再封印は成功だぁ~!

青龍

そんな……黄龍が復活するなんて……
四聖獣の力を束ねてもなお、
奴を再封印するには足りないというのか!?

黄龍

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!

タタル

玄武さん!?

白虎

四聖獣がひとり欠けては、再封印は諦めるほかない!
急ぎ紅玉海から離れよ!
お前たちが逃げる時間ぐらいは稼いでみせよう!

■白虎になんと言う?

▷そんなことできない!

▷黄龍はここで倒す!

▷そんなことできない!

白虎

よせ、Ace!
いくらお前でも、復活した黄龍が相手では!!

黄龍

……オノ……レ…………テ……ゼ……ン………!!
……ヨ……クモ……コロ………スゥ…………!!

朱雀

そんな……まさか……テンゼン!!

白虎

好機だ!
再封印の術を!

青龍

無理だ!
玄武が欠けていては、術は発動しない!!

タタル

ソロバンさん、何を!?
危ないでっすよ!!

ソロバン

危険は承知の上だよぉ~。
でも、戦う力があるのに、
黙って見ているなんてできないよぉ~。

青龍

いったい何をするつもりだ!?

朱雀

あれは……以前、祝詞を読み間違えたソロバンが、
誤って発動させた降霊術……!

朱雀

まさか……玄武の魂を降ろそうというのですか……!?
ですが、玄武ほどの力ある霊を身に宿せば、ソロバンの自我は……!

ソロバン

それを聞いたら、ちょっとやめたくなるなぁ~。
でも、そういうわけにもいかないよぉ~。
きっとこれはオイラにしかできないことだからさぁ~。

ソロバン

さよなら、みんなぁ~。
碧のタマミズのみんなに、よろしく伝えてよぉ~。

タタル

ソロバンさんっ!!

玄武

……ソロバン、おぬしの想い、決して無駄にはせんぞ!

黄龍

グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

玄武

黄龍よ、また数千年後に相まみえようぞ。

博識のセンリ

ここにいる連中は、結局のところ逃げ出せず、
物陰からこっそり見守っていたニャ。
万が一のときは、飛び出す覚悟だったのニャ。

百雷のヌエ

いやぁ~、どえらかったぁ~。

新参のカマイタチ

な、なんだ……黄龍ってたいしたことないんだな!
次は四聖獣さまが出るまでもない、
この僕が相手になってやる!

セイテンタイセイ

あっぱれなご活躍!
さすがは四聖獣とAce殿だ。
そなたらこそ、真の英雄と呼ぶに相応しい!

晩鐘のコマイヌ

鎮石を守るという我らの役目は、これからも続いていく。

憂慮のクダギツネ

ああ、玉藻御前様……
私は、いつまでもあなたの帰りをお待ちしています……。

怨讐のイヌガミ

クソ雑魚カマイタチが元気になってきたということは、
どうやら本当に終わったようだワン。

タタル

……終わった……んでっすよね……?

朱雀

テンゼン、あなたは……。

白虎

黄龍の復活は阻止することができた。
ソロバンという尊い犠牲のおかげでな……。

青龍

一時は道を踏み外しもしたが、
今はここにいられてよかったと思うよ。

玄武

幾星霜を経て、黄龍封印という悲願がようやく叶った。
これもおぬしらが力を貸してくれたおかげじゃ。

タタル

……でも、その代わりにソロバンさんが……。

白虎

己が消失することも顧みず、黄龍封印のために犠牲になるとは……
紅玉海は、真の漢を失ってしまったようだ……。

玄武

おぬしら何を言っておるのじゃ?
ソロバンは生きておるぞ?

タタル

こんな時に、形ばかりの慰めの言葉はやめてほしいのでっす……。

玄武

ひどい言われようじゃ……。
ならば証拠を見せようではないか。

ソロバン

あれぇ~?
オイラ、消えたはずじゃぁ~?

青龍

……これはいったいどういうことだい?
術者よりも大きな魂を降ろそうとした場合、
元の魂は消滅してしまうのが降霊術の代償だろう。

玄武の声

ワシの魂よりもソロバンの魂のほうが大きかっただけのことじゃ。
厳しい修行に、風水玉手箱を用いた裏返りを経て、
ワシを上回るほどの強大な妖力が備わっていたのじゃろう。

玄武の声

ゆえに、降霊術の効果が切れればワシの魂も消えよう。
残された時間も、そう長くはあるまい。

タタル

そんな……ソロバンさんが助かったと思ったら、
今度は玄武さんが消えちゃうのでっすか……。

玄武の声

気にするでない、一度は黄龍に殺された身じゃ。
じゃが消え行く前に、やり残したことを片付けねばならぬ。
ソロバンを次代の玄武として育てる、というな。

ソロバン

オ、オイラが……次の玄武様ぁ~!?

朱雀

四聖獣に求められる素養は、
東方の地を守らんとする心と力……。
そうでしょう?

青龍

ああ、そのどちらも備えていることを、たった今、示してくれた。
僕に異存はないけど、白虎はどうだい?

白虎

他者の命を救うため、自らの命をなげうつことなど、
そうそうできることではない。
ひとりの漢として認めよう。

ソロバン

……そう言われちゃ断りにくいなぁ~~。
どこまでやれるかわからないけど、オイラやってみるよぉ~。

タタル

どうでもいいでっすけど、
いつもいつも安請け合いしすぎじゃないでっすか……。

玄武の声

さて、これにておぬしらへの依頼も完了した。
約定に従い、報酬を支払うぞい。

タタル

報酬!
まさに私がずっと聞きたかった言葉なのでっす!

玄武の声

社の者に用意させるゆえ、
白虎たちと話でもしながら待っておれ。
もうしばらく会うこともないじゃろうしな。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『玄武と話す』を達成した!

タタル

報酬~報酬~楽しみなのでっす~♪

玄武の声

社の者に用意させるゆえ、
白虎たちと話でもしながら待っておれ。
もうしばらく会うこともないじゃろうしな。

博識のセンリ

おみゃーたちのことを後世に語り継いでいくことが、
この博識のセンリに残された最後の役目だニャ。

百雷のヌエ

いや~、お前たち、どえらいなぁ~。

新参のカマイタチ

べ、別にお前たちがいなくなったって、寂しくなんかないぞ!
そもそも、僕は最初から気に入らなかったんだ!
……でも、たまになら遊びに来ることを許してやってもいいぞ……。

セイテンタイセイ

そなたらと別れるのは惜しい……が、
同じ空の下にいる限り、いつか再会する日も来よう。
その時は、再度お手合わせ願えるだろうか?

晩鐘のコマイヌ

ここは醴泉神社、黄龍の封印を守る瑞獣たちが集う社。
唯一、ヒトの身で立ち入りを許された例外が、汝らだ。
いつでも好きな時に訪れてくれ。

憂慮のクダギツネ

玉藻御前様のように、
あなた方もこの社を去ってしまわれるのですね……。
では送り出しましょう、晴れやかな気持ちで……うぅ……。

怨讐のイヌガミ

ずっとヒトを呪い殺し続けてきたけど、
キミたちのようなヒトもいると知ることができて、安心したワン。
どうか呪われることなく元気でいてくれワン。

白虎

アラミタマの呪縛から解かれ、黄龍の再封印も成したとなれば、
我らはこれまでのように、この地の平穏を見守るだけよ。

白虎

長き年月を経て、ふたたび封印にほころびが生じようとも、
その時は二代目玄武たるソロバンが役目を果たしてくれよう。

白虎

……が、今は束の間の平和に浸ろうではないか。
ソロバンが、テンゼンが、我ら四聖獣が……
そしてお前が守った、この平穏な時にな。

白虎

庇護すべきモノのために戦い続けるお前の勇気は、
テンゼンのように、後の世にも語り継がれていくことだろうな。
……っと、長話になってしまったな。

白虎

いかに長く生きようとも、別れというのは慣れるものではない。
人語を操る奇天烈な獣どもが見たくなったなら、
また社を訪れるがよい。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『白虎と話す』を達成した!

朱雀

ソロバンのことは心配いりませんよ。
彼が立派に次代の玄武となれるよう、
私たちが手助けを行っていきますから。

朱雀

それにしても……
再びテンゼンの姿をこの目で見る日が来ようとは、
夢にも思っていませんでした。

朱雀

願わくば、一言だけ彼に伝えたかった。
鳳凰に似て生まれたことを呪いながら生きてきましたが、
今は、この身を愛おしく思えるようになった、と。

■朱雀になんと言う?

▷伝わってるよ

▷その必要はない

▷その必要はない

朱雀

言わずとも気づいてくれていると?
そうだといいですね……。
フフフ、彼はまっすぐなヒトですが、少々鈍感ですから。

朱雀

いずれにせよ、あなたと出会わなければ、
このように笑い合うこともできなかったことでしょう。

朱雀

感謝していますよ、Ace。
たまには社に遊びに来てくださいね。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『朱雀と話す』を達成した!

朱雀

ソロバンのことは心配いりませんよ。
彼が立派に次代の玄武となれるよう、
私たちが手助けを行っていきますから。

朱雀

それにしても……
再びテンゼンの姿をこの目で見る日が来ようとは、
夢にも思っていませんでした。

朱雀

願わくば、一言だけ彼に伝えたかった。
鳳凰に似て生まれたことを呪いながら生きてきましたが、
今は、この身を愛おしく思えるようになった、と。

朱雀

言わずとも気づいてくれていると?
そうだといいですね……。
フフフ、彼はまっすぐなヒトですが、少々鈍感ですから。

朱雀

いずれにせよ、あなたと出会わなければ、
このように笑い合うこともできなかったことでしょう。

朱雀

感謝していますよ、Ace。
たまには社に遊びに来てくださいね。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『朱雀と話す』を達成した!

青龍

あの時現れたテンゼンがなんだったのか、
僕なりに考えてみたんだ。

青龍

……テンゼンは、過去の戦いで黄龍と相打ちになった時に、
自らの魂を鎮石に封印していたんだろう。
いつか封印が解かれ、黄龍が顕現する日に備えてね。

青龍

しかし、なんのために……?
魂だけの存在になってしまっては、
黄龍を再封印することはできないのに。

青龍

せいぜい彼にできるのは、
同じ力を持つ者に力を分け与えることぐらいしか…………

青龍

……そうか、テンゼンは信じていたんだ。
僕たちが、いつかキミのような英雄を連れてくることを……
数千年も前から、ずっと……。

青龍

……はあ、やっぱりテンゼンにはかなわないな。
だけど、いつか絶対に超えてみせるよ。
それが彼との誓いだからね。

青龍

その前に、まずはキミを超えないとだな。
もちろん、アラミタマの力には頼らずにね。
だから、それまで長生きしてくれよ。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『青龍と話す』を達成した!

タタル

報酬~報酬~楽しみなのでっす~♪

玄武の声

さあ、此度の報酬を受け取るがよい!

タタル

こ、こんなにたくさん!?
これなら、アルフィノさんが無駄遣いした分を補填しても、
山ほどお釣りがくるのでっす!

玄武の声

ほっほっほ。
おぬしらはそれだけの働きをしたということじゃ。

タタル

しかし、これを私たちだけで運ぶとなると、
なかなか骨が折れるのでっす……。

玄武の声

ならば、指定の場所まで届けさせよう。
どこがいいかのう?

タタル

助かりまっす!
では、クガネのウルダハ商館までお願いするのでっす!

玄武の声

心得た。
早速、社の者に運ばせよう。

玄武の声

さて、これでおぬしらともお別れじゃな。

タタル

ソロバンさん、本当に碧のタマミズに帰らないのでっすか?

ソロバン

次の玄武様になるって、約束しちゃったからねぇ~。

玄武の声

玄武襲名のための修行は、長く辛いものとなろう。
しばらくは社を出ることすら叶わぬと思え。
いくら、降霊術の効果が切れるまで五百年はあるとはいえな。

ソロバン

そうだねぇ~。
じゃあ悪いけど、まだまだ帰れないって、
「ブンチン」様に伝えておいてくれるかなぁ~?

ソロバン

って、玄武さまぁ~!!
あと五百年もオイラの中にいる気なのぉ~!?
てっきりすぐ消えるのかと思ってたよぉ~!!!

玄武の声

なんじゃとぉ!?
ワシがおったら迷惑だとでも言う気か!
このノロマな亀め!

ソロバン

自分だって亀じゃないかぁ~!

タタル

端から見ていると、
ひとりでケンカしているみたいで気持ち悪いのでっす……。

タタル

もうほっといて帰るのでっす……。

玄武の声

世話になったな。
Ace、タタル。

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』の目的『ソロバンと話す』を達成した!

ブンチン

おや、よくぞいらっしゃいましたなぁ~。
ソロバンの様子はいかがでしたかなぁ~?

ブンチン

あのソロバンが、二代目玄武様ですとぉ~?

ブンチン

…………話がシマエイのように飛躍しすぎておって、
何がなんだか理解できませんぞぉ~。
しかし、お客人が仰るのであれば、嘘ではないのでしょうなぁ~。

タタル

暴走したり、亀にされたり、
いつもソロバンさんは貧乏くじを引かされてばかりだったのでっす。

タタル

……でも、玄武さんの後を継ぐことは、
ソロバンさんが自ら決めたことなのでっす。
碧甲羅の皆さんも応援してあげてほしいのでっす!

ブンチン

碧のタマミズから仲間が減ることは寂しいですが、
そのような偉大な役目に就いたあやつを、応援しますぞぉ~。

ブンチン

ソロバンが立派な玄武様になれるよう、
仲間たちとともに、祝詞を上げねばなりませんなぁ~。

ブンチン

お客人方、これまでソロバンの助けとなってくれたこと、
改めてお礼を申し上げますぞぉ~。

タタル

私たちもソロバンさんに感謝しているのでっす。
おかげで、暁の財政危機が救われたのでっすから!

ブンチン

よくわかりませぬが、あやつがお役に立ったようで何よりぃ~。
玄武襲名の修行は、これまで以上に辛く厳しいものになりましょう、
時折、顔を見に行ってやってくだされぇ~。

タタル

もちろんなのでっす!

タタル

思えば、不思議な体験をしたのでっす。
ヒトの言葉を操る獣たちが暮らす神社があるなんて、
他の人には信じてもらえないかもしれないでっすね。

タタル

でも、必ずまた遊びに行くのでっす。
もちろん、Aceさんも一緒に!

クエスト『ただ、春の夜の夢のごとし』をコンプリートした!

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