2.2 混沌の渦動

目次

「暁」の役目

タタル : 「石の家」に、ようこそでっす!
今日もお疲れさまでっす!
タタル : 受付のヒマをみては、資格を勉強しているでっす。
何でもできるようになって、
みなさんを支えていきたいでっす!

ミンフィリア : Ace。
新しい「暁」としての、最初の仕事が入ったわ。
「アマジナ鉱山社」からの調査依頼よ。
ミンフィリア : なんでも、ここ最近……
同社が採掘した資源の消失事件が、
立て続けに起こっているらしいの。
ミンフィリア : 事件捜査にあたっていた銅刃団の報告によれば、
内部の者の犯行による、横流しの線を疑っているらしいわ。
ミンフィリア : 本来なら「暁」は、そういった、
不祥事の調査には手を貸しません。
……でも、気になることがあるのよ。
ミンフィリア : それは、消失している資源が、
クリスタルに限られているということ。
ミンフィリア : ……そう、以前にも同じようなことがあったわね。
蛮神「イフリート」を召喚するために、
アマルジャ族がクリスタルを強奪していた。
ミンフィリア : 蛮神はクリスタルを喰らうことで強くなる……
この事件は、決して見過ごすことができないわ。
ミンフィリア : 消失したクリスタルと蛮族の関連性……。
わたしたちは、その線を探る必要があります。
ミンフィリア : サンクレッドとヤ・シュトラが、
先行して現地で調査にあたっているわ。
彼らと「ホライズン」で合流してくれるかしら。
ミンフィリア : わたしは、アマジナ鉱山社に連絡をとって、
情報を集めてみるわね。

クエスト『「暁」の役目』を引き受けた!

ヤ・シュトラ : Trick、待ってたわ。
私は、消失したクリスタルが保管されていた場所を中心に、
手掛かりを探しているところよ。
ヤ・シュトラ : 銅刃団側の捜査担当者は、「フフルパ」という人物。
私が話を聞いた時には、まだ、これといった手掛かりを、
見つけていないようだったけど……。
ヤ・シュトラ : 少し前に、何か情報を掴んだのか、
慌てた様子で銅刃団の仲間と話していたわ。
今は多少おちついたようだから、改めて話を聞いてみましょう。

クエスト『「暁」の役目』の目的『ホライズンのヤ・シュトラと話す』を達成した!

フフルパ : 捜査の進展についてでありますか?
……ということは、あなたも、ヤ・シュトラ殿とともに、
アマジナ鉱山社の事件を調べているのでありますか!
フフルパ : 確かに最近、採掘された資源が忽然と姿を消す事件が、
多発しているのであります。
しかし、犯人の手掛かりは、いまださっぱり……
フフルパ : ……だったのでありますが、つい先ほど、
積荷を改めようとしたチョコボ・キャリッジが、
検問を突破していったのであります!
フフルパ : もしかしたら、消えたクリスタルを運んでいたのかもしれません。
キャリッジは、そのまま東ザナラーン方面へと逃走しましたが、
現地の銅刃団が、どうにか捕まえたとのことであります!
ヤ・シュトラ : 東ザナラーンといえば、アマルジャ族が出没している地域。
連中にクリスタルを引き渡すには、もってこいの場所……。
……確かに怪しいわね。
ヤ・シュトラ : それで、結局、キャリッジの積荷は確認できたのかしら?
フフルパ : 恐らくは……。
間もなく報告が届くはずなので、待機しているのであります!
サンクレッド : ……残念だが、いい報せは届かないぞ。
いや、ある意味では「よかった」と言うべきかもしれないが。
ヤ・シュトラ : サンクレッド!
あなた、どこへ行っていたの?
サンクレッド : こちら側は、お前たちがいてくれれば問題ないと踏んで、
アマルジャ族側の動向を確かめに、東の方へ……ね。
サンクレッド : そこでキャリッジの大捕り物に遭遇して、
情報をいち早く持ち帰ってきたというわけさ。
サンクレッド : ……検問を突破したキャリッジに詰まれていたのは、
クリスタルではなく、御禁制の「ソムヌス香」だった。
今回の事件とは無縁の、ただの密輸業者だったってことさ。
フフルパ : そうでありましたか……。
ならば仕方がありません、クリスタル消失事件について、
もう一度、考え直してみるであります。
サンクレッド : ……ふむ、邪魔しちゃ悪いな。
俺たちは向こうで話すとしよう。

クエスト『「暁」の役目』の目的『フフルパと話す』を達成した!

ヤ・シュトラ : ……今回の件はアマルジャ族とは無関係だったようだけど、
一連のクリスタル消失事件との関係を否定するには、
決め手に欠けるわね……。

サンクレッド : 俺としても、肩透かしを食らった気分だよ。
この辺りでの、クリスタルの強奪に人拐いときたら、
アマルジャ族の仕業ってのが相場なもんだが……
サンクレッド : 今のところ、アマルジャ族の動きと、
クリスタル消失事件との関連は見えないな。
サンクレッド : 奴ら、何度か「イフリート」を呼んでいる形跡はあるが、
溜め込んでいたクリスタルを使っているようだし……。
決定的な情報がなくて、断定ができないな。
サンクレッド : 砂の家に残っているウリエンジェにも、
事件に関係しそうな動きがあれば、
こちらへ連絡するように伝えておくとするか……。
サンクレッド : さてと……。
サンクレッド : 俺だ、サンクレッドだ。
伝えておきたいことがあってね。
ウリエンジェ : ……ええ、わかりました。
何か動きがあれば連絡しましょう。
ウリエンジェ : それはそうと……サンクレッド。
時折、あなたを訪ねて女性の方がいらっしゃいます……。
如何に応じるべきでしょう?
ウリエンジェ : ……なるほど、無難に……ですか……。
なれば、答えはレヴナンツトールにありと伝えましょう。
貴方の想い人、あるいは仇敵は北方にあり、と。
ウリエンジェ : 己の過去に勝りし敵はなしと申します。
ゆめゆめ、お忘れなきように……
それでは……。
???? : 我々は、東方の「ドマ」からやってきたものだ。
どなたか、この国の王が何処におわすか、
教えてはいただけぬか?

クエスト『「暁」の役目』をコンプリートした!

クリスタル消失事件

サンクレッド : さて、ウリエンジェへの伝言は済んだことだし、
俺たちも調査を再開しよう。
サンクレッド : アマルジャ族と、クリスタル消失事件……
そのふたつが繋がっているのか無関係なのかを断定するには、
さらに調べを進めてみるしかなさそうだからな。
サンクレッド : ひとまず、もう一度「フフルパ」くんに話を聞いてみよう。

クエスト『クリスタル消失事件』を引き受けた!

フフルパ : ああっ、いいところに!
大変な……大変なことに気づいてしまったであります!
ヤ・シュトラ : 落ち着いて……。
いったい、どうしたというの?
フフルパ : 警備体制は臨機応変に変えているにもかかわらず、
毎度、警備のスキをつかれ、事件が起きていたのであります。
……これは内部の情報を知らない限り、不可能であります!
サンクレッド : なるほど、情報が漏れているのは確実なようだ……。
……状況から察するに、銅刃団に、
間諜が紛れ込んでいるとみて間違いないだろう。
ヤ・シュトラ : ……ならば、その間諜を逆手に取りましょう。
偽の採掘作業情報を流し、意図的に警備を薄くする……
そうすれば犯人が寄ってくるはずよ。
サンクレッド : エサをまいて、釣り上げるってわけだな?
……で、いったいどんな美味いエサをまくつもりだ?
ヤ・シュトラ : 私が鉱山社付けの採掘師に変装して、嘘の採掘作業を行うの。
相手も、女のほうが油断するでしょうから。
サンクレッドたちは、物陰で潜んでいて。
フフルパ : ご協力、ありがとうございます!
……でしたら、サンライズ門の南にある、
金槌大地へ通じる橋のたもとが、うってつけであります!
サンクレッド : ふむ……ならば、俺は南側に隠れよう。
Aceは、北側を頼む。
地図に印をつけておくから、後で確認してくれ。
フフルパ : 早速、ローズ連隊の皆に、
警備体制の変更を連絡してくるであります!
サンクレッド : 準備は整ったな……よし、作戦開始だ。
さてさて、いったいどんな獲物が釣れるのやら……。

クエスト『クリスタル消失事件』の目的『フフルパと話す』を達成した!
クエスト『クリスタル消失事件』の目的『指定地点で見張り現れた強奪者を討伐』を達成した!

ヤ・シュトラ : ご苦労さま、どうだった?
……なるほど、犯人はアマルジャ族ではないのね。
サンクレッド : こちらも片づけたぜ。
連中は、ガタイがいいゼーヴォルフばかり。
その上、無駄に口が堅いときたもんだ……うんざりだぜ。
ヤ・シュトラ : ゼーヴォルフばかり……。
ウルダハに多いルガディン族といえば、ローエンガルデよ。
……ということは流れ者?
サンクレッド : さぁてね、どこから来たのかはわからないが、
そろいもそろって、顔に青い刺青をいれている、
不気味な連中だったよ。
ヤ・シュトラ : 顔に青い刺青……?
もしかして……。
ヤ・シュトラ : ……連中に心当たりがあるわ。
調べに行ってくる。
サンクレッド : それじゃ、俺たちは、いったんホライズンに戻り、
「フフルパ」くんに銅刃団の動きを聞いてみよう。
んじゃ、向こうで待ってるぞ。

クエスト『クリスタル消失事件』の目的『ヤ・シュトラと話す』を達成した!

フフルパ : ご苦労さまであります!
危険な作戦へのご協力、感謝するであります!
フフルパ : 銅刃団の内部でも、動きがありました!
衛兵が一名、行方をくらましたのであります!
サンクレッド : よし来た、銅刃団の間諜も釣れたか!
すぐ、その衛兵を追いかけよう。
フフルパ : ところがその……襲撃犯の護送のどさくさに紛れて、
姿を消したため、どこに逃げたのやらさっぱり……
申し訳ないのであります……。
サンクレッド : くそっ、せっかく釣れたってのに、バレちまったか。
……消えた衛兵の素性については?
フフルパ : 少し前に入隊した、元冒険者のゼーヴォルフでしたが、
アマルジャ族と通じていた様子はなかったのであります。
……とにかく、この件は自分でも調査してみるであります!
サンクレッド : ……となると、後はヤ・シュトラが言っていた、
「心当たり」とやらに期待してみるか……。
サンクレッド : ……ミンフィリアか、どうしたんだ?
…………ふむ、了解だ。
サンクレッド : ウリエンジェから、ミンフィリアへ連絡があったそうだ。
今度は、ベスパーベイで問題が発生したらしい。
サンクレッド : その件で、俺たちにも指示があったよ。
やれやれ大忙しだ……人気者の辛いところだな?

クエスト『クリスタル消失事件』をコンプリートした!

異邦からの来訪者

サンクレッド : さてと、盟主さまからの、ありがたいお言葉だが……。
俺は、ここに残るよう仰せつかったよ。
引き続き、クリスタル消失事件を追うように、とね。
サンクレッド : フフルパくんと一緒に、
姿を消したという衛兵の線をあたってみようと思う。
サンクレッド : お前はベスパーベイへと向かってくれ。
現地のアルフィノ様と合流し、彼の手助けをしてほしいそうだ。
よろしく頼むよ。

クエスト『異邦からの来訪者』を引き受けた!

アルフィノ : やぁTrick、よく来てくれた。
ベスパーベイ沖に、ひどく損傷した商船が現れ、
そのうちの数名が、この小舟を使って上陸したようだ。
アルフィノ : 目撃者の話では、どうやら上陸した者たちは異邦の民……
それも、東方の辺境都市「ドマ」から来た難民らしい。
アルフィノ : 「ドマ」と言えば、ガレマール帝国支配下の属州だ。
帝国領内からの難民流出となれば、ただ事ではない。
我々も、状況を把握しておくべきだろう。
アルフィノ : 異邦の民は、一路、ウルダハ王宮を目指したという。
我々も、ウルダハの「ロイヤル・プロムナード」へ向かい、
「異邦の民の指導者」を捜してみよう。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『ベスパーベイのアルフィノと話す』を達成した!

バーソロミュー : ここから先は、神聖なるウルダハ王宮である!
ここから先を通すわけにはいかん!
異邦の民の指導者 : そこを何とかできないだろうか!
異邦の民の指導者 : この国の王に、我々の話を聞いていただくだけでよいのだ。
時間を取らせるつもりもない。
バーソロミュー : 何度言われようとも、
素性も明らかではない者を、通すわけにはいかん!
さあ、お引き取りを!
異邦の民の指導者 : ……くっ!
アルフィノ : 君たちは、ベスパーベイに上陸したという異邦の民だな。
揉めていたようだが、いったいどうされたのだ。
異邦の民の指導者 : 王への謁見を願いでたのだが、にべもなく断られてな……。
……何としても、直談判の機会を得ねば!
アルフィノ : 待ちたまえ。
ここは王宮……下手に騒ぎだてると拘束されるぞ。
アルフィノ : 私は、アルフィノと言う。
ウルダハの民ではないが、この国の権力者に顔が利く身だ。
これも何かの縁、私で良ければ話を聞こう。
アルフィノ : Trick。
私は、彼女たちを連れ、一旦「クイックサンド」へ行く。
君もあとで来てくれるか。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『ロイヤル・プロムナードで異邦の民の指導者を捜す』を達成した!

異邦の民の指導者 : ……アルフィノ殿のお仲間か?
気が急くあまり、無様なところを見せてしまったな……。

異邦の民の従者 : アルフィノ殿のお仲間の方ですね。
どうか我らに力添えを……。

異邦の民の従者 : わが主は、祖国を出てからというもの、
常に先頭に立ち、苦難に満ちた旅路を導いてこられました。
わが主のお身体が心配です……。

ユウギリ : 我が名は「ユウギリ」。
我らは、東州オサード小大陸の辺境都市「ドマ」から、
海を越えて逃れてきた。
アルフィノ : 逃れてきた?
あまりよい言い回しではないようだが……。
ユウギリ : 我らの故郷ドマは、ガレマール帝国の属州だった。
……無論、望んでそうなったわけではない。
ユウギリ : 少し前の話だ……。
帝国内で次期皇帝の座を巡り、内乱が勃発した。
我らは、それを好機と考え反乱を起こしたのだが……。
ユウギリ : ……そう、敗れたのだ。
私はドマにいた同族を隠れ里へ逃がした後、
残った者たちを先導し、エオルゼアへと落ち延びてきた。
アルフィノ : まさか……。
ユウギリ : ああ、ご想像のとおり。
この世には、すでにドマという都市は存在せぬ。
帝国による粛清により、文字どおり滅亡したのだ。
アルフィノ : ……では、あなた方は、
この国に難民の受け入れを求めているのか。
ユウギリ : そうだ。
先ほどの港街……ベスパーベイといったか。
あの港の沖に、商船に擬装した大型船を停泊させている。
ユウギリ : 難民たちの多くは、帝国への反乱に参加した者とその家族。
我らは、その代表として交渉にきたのだ。
ユウギリ : どうにか、この国の王、あるいは権力者に談判できればと思い、
このウルダハまでやってきたのだが……
門前払いを食らっていたところだったのだ。
アルフィノ : 異邦の民がこぞって王宮に押しかければ、そうもなろう。
ユウギリ : だろうな、そこは浅はかだったよ。
ドマを脱出してからというもの、ろくに食事も取れず、
船の中には大勢の子どもたちもいる……焦っていたのだ。
ユウギリ : それに、ここに来るまでの間、
我らと同じような難民らしき群衆をみた。
……どうやら、この国もいろいろと複雑な事情らしい。
アルフィノ : なるほど、事情は理解できた。
我々にとっても、ガレマール帝国は敵だ。
いつ、あなた方と同じような境遇に陥るとも限らない。
アルフィノ : ……私が王宮に取り次いでみよう。
結果までは保証できないが、話くらいはできるはずだよ。
ユウギリ : それは本当か!?
アルフィノ : 任せてくれたまえ。
こうみえても、お偉い方には顔が利くのでね。
ユウギリ : かたじけない、助かる。
アルフィノ : しかし……ユウギリ殿。
あなたは、ずいぶんと変わった身なりをされている。
……それに、このエオルゼアでは見慣れぬ種族のようだね。
ユウギリ : この格好については、無礼を許してほしい。
姿形が異なる者が現れれば、いらぬ騒ぎを呼び兼ねない。
……そうした経験があるのでね。
ユウギリ : 我らは助けをこう身……
この地に不要な波風を立てたい訳ではないのだ。
アルフィノ : ……なるほど、それは賢明な判断だろう。
無礼だなど、とんでもない。
気にすることはないよ。
ユウギリ : 理解と心遣いに感謝する。
アルフィノ : では、私はさっそくラウバーン局長に話をしてこよう。
しばらくの間、この方々の面倒をみてやってくれ。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『クイックサンドのアルフィノと話す』を達成した!

カササギ : ……ユウギリ様は、多くの同胞を導いていらっしゃる。
そんなユウギリ様を護り支える任を受けるのは、
このカササギの喜び。

キキョウ : ユウギリ様は、祖国を出てからというもの、
常に先頭に立ち、苦難に満ちた旅路を導いてこられました。
キキョウは、ユウギリ様のお身体が心配です……。

ユウギリ : ……心遣い、感謝する。
我らは、東州オサード小大陸の辺境都市「ドマ」から
数ヶ月をかけて、この地までたどり着いた。
ユウギリ : 準備を整える間もない逃避行でな……
すぐさま食料は底を突き、多くの犠牲を出した。
ここしばらくは、ろくな食事も摂れていない。
ユウギリ : せめて船に残してきた子どもたちだけにでも、
腹にたまるものを食わせてやりたい……。
どうか、この店の店主に、頼んでみてはもらえぬだろうか?

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『クイックサンドのユウギリと話す』を達成した!

モモディ : ……まあ、そんなことが!? あの方たちも大変だったのね……。
ちょうど大口の予約がなくなって、手配していた食材を
持て余していたところだから、喜んで提供するわよ。
モモディ : 余った食材をベスパーベイに転送するよう依頼書を作るから、
ザル回廊のサファイアアベニュー国際市場にいる、
「フリードウリッヒ」と「カテリーヌ」に渡してちょうだい。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『モモディと話す』を達成した!

ユウギリ : せめて、船に残してきた子どもたちだけにでも、
腹にたまるものを食わせてやりたいのだ……。

素材屋 フリードウリッヒ : モモディさんから、食材の転送依頼だって……?
ああ、余っちまってる食材の件だな。
どれ、依頼書を見せてくれ。
素材屋 フリードウリッヒ : ……わかった、食材は転送するとモモディさんへ伝えてくれよ。
それにしても、また難民か……。
貧乏人が増えて、治安が悪化しなければいいんだが……。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『フリードウリッヒに素材屋宛ての依頼書を渡す』を達成した!

料理屋 カテリーヌ : モモディさんが、余らせた食材を転送したいって?
……いったい、どういうことだい。
依頼書をよく見せておくれよ。
料理屋 カテリーヌ : ……タダで食材を譲ろうってのかい、お人好しだねぇ。
まあ、こっちはお代を頂けてるから、いいんだけどさ。
モモディさんに、引き受けたと伝えとくれ。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『カテリーヌに料理屋宛ての依頼書を渡す』を達成した!

モモディ : お帰りなさい、依頼書を渡せたかしら?
……ふむ、無事に、食材はベスパーベイへ送られたようね。
さあ、早くユウギリさんにも教えてあげて!

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『モモディと話す』を達成した!

ユウギリ : 食料をベスパーベイへ送っていただいただと!?
……かたじけない、この恩は決して忘れはせぬ。
後ほど、私からも店主に礼を伝えなければ……。
アルフィノ : どうにか、不滅隊のラウバーン局長を通じて、
ナナモ陛下に取り次いできたよ。
ユウギリ : では……!
アルフィノ : ああ、謁見をしてくださるそうだ。
ナナモ陛下は、相談役たる「砂蠍衆」も招集された。
この国の権力者たちに談判できるぞ。
ユウギリ : ……かたじけない、恩に着る。
アルフィノ : よしてくれ、大したことではないよ。
……ただ、先程も言ったように結果にまでは責任を持てない。
何かしら、力になってはやりたいのだがね……。
ユウギリ : ……心得ている。
場を用意していただけただけで、ありがたい。
アルフィノ : では、「ロイヤル・プロムナード」に向かうとしよう。
ラウバーン局長がお待ちだ。

クエスト『異邦からの来訪者』の目的『ユウギリと話す』を達成した!

ユウギリ : このウルダハは、実利を重んじる都市と聞いた。
我々に利用価値があると示せば、あるいは……。

キキョウ : ナナモ陛下……。
理解のあるお方だといいのですが……。

カササギ : ウルダハは、ガレマール帝国を相手に、
一歩も退くことなく、戦い抜いてきた都市と聞く。
いわば我らは敵を同じくする同志のはず……そうだろう?

アルフィノ : ユウギリたちの処遇は、砂蠍衆の面々が、
難民になんらかの価値を見出すかどうか、
それ次第だろうな……。

テレジ・アデレジ : 「ミラージュトラスト」総裁のテレジ・アデレジという。
遊技場「プラチナミラージュ」のオーナー、
と言えば、おわかりかな?
テレジ・アデレジ : 富とは、良き人材から生まれるもの……。
それには出自は関係ない、たとえ難民であろうともな。

ラウバーン : ……来たか。
ナナモ様、それに砂蠍衆の面々は、すでに香煙の間でお待ちだ。
我輩たちも行くとしよう。
ユウギリ : 会談に応じていただき感謝いたす、砂の女王よ。
本来ならば、東方ゆかりの品々を持参し、
礼を尽くすべきところ……
ユウギリ : しかし、落ち人たる我らには、富も時間もありませぬ。
無礼を承知で、嘆願させていただきたい……
我らドマの民を、ウルダハに受け入れてくださらぬか。
ナナモ・ウル・ナモ : ウルダハ第十七代国王、ナナモ・ウル・ナモである。
……ユウギリといったか、まずは楽にされよ。
ナナモ・ウル・ナモ : アルフィノより、話は聞いている。
なんでも、ガレマール帝国に祖国を滅ぼされたというが……。
ユウギリ : 左様です、陛下。
……帝国は現在、次期皇帝争いを機とした内乱の渦中。
内乱の影響は帝都をもちろん、辺境にまで及んでおります。
ユウギリ : 我々ドマの民は、その混乱に乗じ、
ガレマール帝国からの独立戦争に挑んだものの敗北。
従属か滅亡か……帝国は見せしめに我らの都を焼いたのです。
ラウバーン : 貴公らは、ドマからの船で海を渡ったという。
難民の数はいかほどだろうか。
ユウギリ : 商船に擬装した大型船が一隻……。
その船倉には二百を超える同胞が、身を寄せ合っております。
……ただし我らも、ドマから逃れた船の一隻に過ぎませぬ。
ユウギリ : こちらで受け入れていただけるようなら、
可能な限り同胞を呼び寄せたいと願っております。
ユウギリ : 無論、タダでなどと都合の良いことは思っておらぬ。
我らを兵や働き手として使って構わない。
ラウバーン : どうであろう、砂蠍衆の方々。
テレジ・アデレジ : 良い提案ではないか。
第七霊災からこっち、復興やら開拓やらで、
人手が不足しているのは確かなのだ。
アルフィノ : 彼は「ミラージュトラスト」の総帥、テレジ・アデレジだ。
ウルダハ金融界を牛耳っている男さ。
ラウバーン : 異国の民だ……法の整備は必要になろうが、
それを前提とした上でも、
受け入れを検討してよいのではないか?
ロロリト : 残念ながら、賛成はできかねますな。
テレジ・アデレジ : なぜです、ロロリト殿。
ロロリト : 現状を見よ! 霊災難民とアラミゴからの流民で、
すでにウルダハは溢れているではないか。
しかも、そのほとんどは、すでに5年以上も居座ったままだ。
ロロリト : 不滅隊が打ち出した難民救済策により、
難民に支払う援助金は増える一方。
ロロリト : かつて「黄金都市」と呼ばれた面影もないほど、
国庫の状況は逼迫しておるではないか。
とてもではないが、異国の民など受け入れる余裕はない!
ロロリト : それに、近頃は難民による犯罪も増えている。
テレジ・アデレジ殿にも、報告があがっていよう?
ロロリト : 難民の多くは職を持てず、悪事に手を染めている。
今や、不滅隊と銅刃団を回しても、
検挙しきれぬほどになっているのだ。
アルフィノ : 彼はロロリト……東アルデナード商会の会長で、
百億ギルの男と言われるほどの富豪だ。
……砂蠍衆における、事実上の最高権力者だよ。
ナナモ・ウル・ナモ : ……ロロリト。
いくら財政が逼迫しているからとはいえ、
ユウギリの一団くらいの受け入れは可能なはず。
ナナモ・ウル・ナモ : 犯罪に関しても、きちんと法を引き直し……。
ロロリト : これはこれは……。
面白いことを申されますな、ナナモ陛下。
ロロリト : その法とやら、いつになったら、
王党派から提示していただけるのです。
ロロリト : アラミゴからの難民がザナラーンに集い、何年になります?
あの時も、法だ法だと言いながら、結局は、
放置同然にリトルアラミゴを渡しただけではありませぬか。
ラウバーン : 口が過ぎるぞ、ロロリト殿!
テレジ・アデレジ : しかし、人は宝だぞ。
将来的に、このウルダハを強くする礎となるやもしれん。
労働者としての受け入れを再度検討してみるのは……。
ロロリト : だから、テレジ・アデレジ殿はぬるいと言われるのだ。
……人や金は、国の柱だ。
国の礎は、堅固な統治にほかならない。
ロロリト : 今必要なのは、ウルダハを強くする礎だ。
風化した礎に柱を建てたところで、
ウルダハを強くすることなどできようか。
ロロリト : そういえば、テレジ・アデレジ殿。
最近は「プラチナミラージュ」も
売上が振るわないようではないか。
ロロリト : 安い賃金で難民をこき使った結果、
質まで落ちてきているのではないかね?
テレジ・アデレジ : クッ、ムム……。
ラウバーン : 双方、落ち着かれよ。
……では、採決を取りたい。
ラウバーン : ドマからの難民を受け入れるか、否か。
受け入れに賛成の者はこの場に残り、
反対の者は退出していただきたい。
ナナモ・ウル・ナモ : すまぬ、ユウギリよ……。
この国では、王の力などこの程度のものなのだ……。
ナナモ・ウル・ナモ : 王権は弱まり、今や砂蠍衆の合議なくして国は動かせぬ。
わらわが不甲斐ないばかりに……。
ユウギリ : いえ、ナナモ・ウル・ナモ陛下。
ご検討いただいただけでも、有難き幸せ。
テレジ・アデレジ : ……しかしロロリトの奴め、腹立たしい。
リトルアラミゴの現状は、
陸路による東方貿易を放棄した奴の責任もあるではないか。
テレジ・アデレジ : はるか遠方から必死の思いで来たのだ。
なんとかしてやりたいのだが……。
ラウバーン : ようやく、グランドカンパニーを軌道に乗せたというのに、
この国は未だひとつになり切れてはおらん。
ラウバーン : 共和派……いや、ロロリトが力を持ちすぎている。
このままではいずれ……。
ラウバーン : すまない、内輪の話だな。
一旦、外に出るとしよう。

クエスト『異邦からの来訪者』をコンプリートした!

安息できる場所

アルフィノ : やはり、ロロリトが難民の受け入れに難色を示したか……。
ウルダハの歪みが、もろに出た形となってしまったな。

テレジ・アデレジ : ええい、ロロリトめ腹立たしい……。
テレジ・アデレジ : 皆、はるか遠方から必死の思いで来たのだ。
なんとかしてやりたいものだが……。

ユウギリ : ……船で待つ同胞が、心安らかに居られる地を、
なんとかして探し出さねば……。

キキョウ : ユウギリ様は気丈に振る舞われていますが……
船で待つ同胞の命を引き受け、重責ははかり知れませぬ。
キキョウが、ユウギリ様を支えなければ……。

カササギ : まさか受け入れが拒否されるとは……。
我らの安住の地は、ここにはないのか……。

ラウバーン : くそ、ロロリトの奴め……。
相も変わらず、私腹を肥やすことばかりを考えおって。
ラウバーン : ウルダハの宝は民だ。
財を投じて難民を受け入れ、その才を用いてこそ、
さらなる繁栄を手にできるというのに……。
ラウバーン : ……やれやれ、愚痴を言っても始まらんな。
後ほど「不滅隊:作戦本部」に、顔を出してくれ。
関係者を集め、今後の話をつめねばな……。

クエスト『安息できる場所』を引き受けた!

テレジ・アデレジ : 流入する難民を受け入れるのは時流だ。
問題は、いかにしてウルダハと難民の双方に、
利をもたらすか、それが政治なのだよ。

ラウバーン : ウルダハは今、共和派の勢力が強すぎる状態だ。
王党派……ナナモ様を持ってしても、あのとおり。
再度集ったところで、結果は変わらんだろう。
アルフィノ : まさか、ドマ難民の受け入れが、
ああも拒絶されるとはね……。
アルフィノ : ウルダハは、エオルゼアいちの経済大国だ。
……ここに断られるようでは、
ほかの都市で嘆願したところで、結果は同じだろう。
アルフィノ : それに、ラウバーン局長のいうとおり、
今のウルダハは、王党派と共和派の均衡が大きく崩れている。
……我々は、そこに足を踏み入れるべきではない。
アルフィノ : 難民の中には、子どももいるという話だったな……。
あまり、悠長にしている余裕はない……か。
アルフィノ : 私だ、アルフィノだ。
例の件だが……。
ユウギリ : 我らのために尽力していただき、感謝する。
……わかっていたつもりだが、
やはり、放浪の民は忌むべき存在なのだな。
ユウギリ : ……しかし、我らも戻る故郷はない。
せめて、一時の宿でもあればよいのだが……。
アルフィノ : ……それはよかった、急がせてすまなかったね。
では、後ほど。
アルフィノ : 待たせたね。
ユウギリ殿、なんとかなりそうだよ。
ラウバーン : ……どういうことだ?
アルフィノ : ドマの方々を、レヴナンツトールで受け入れるために、
冒険者ギルドとの折り合いがついてね。
同地の拠点拡張には、まだ多くの人手が必要だ。
アルフィノ : ミンフィリアに当たってもらっていたのだが、
交渉が上手くいったようだよ。
……ただし、条件がある。
アルフィノ : 「レヴナンツトール開拓団」となり、彼らに協力すること。
それでよければ、君たちの一団を受け入れるとのことだが……。
……いかがだろうか?
ラウバーン : なるほど、それは妙案だ。
レヴナンツトールは、いずれの国にも属さず、
政治的干渉も少ないしな……。
テレジ・アデレジ : つまり、ロロリトのような輩の影響も薄い。
我々としても、援助しやすいというものだよ。
ユウギリ : ……わ、我らを受け入れてくれるというのか!?
も、もちろん、承諾させていただく!
ユウギリ : 皆々の誠意に、心より感謝する……。
アルフィノ : しかし、レヴナンツトールは遠い。
疲れ果てたドマの方々の移動には、準備が必要だろう。
アルフィノ : ウルダハの冒険者ギルドにも、協力を仰いだほうが良いな。
私は、この足で「クイックサンド」へ向かう。
Trick、君もあとで来てくれ。
ラウバーン : ならば我々は、銅刃団と不滅隊の一部を支援に回そう。
……ユウギリ殿、いっしょに来てもらえるかな。
貴公らの一団の規模を、今一度説明してほしい。

クエスト『安息できる場所』の目的『不滅隊:作戦本部のラウバーンと話す』を達成した!

アルフィノ : ウルダハの冒険者ギルドの協力を取り付けた。
移動の際には、人手を回してくれる手筈になっている。
モモディ女史も、はりきっておいでだよ。
アルフィノ : ……ドマ難民の多くは、未だ船上だ。
レヴナンツトールへの旅に備えてもらうためにも、
ひとまずウルダハに案内し、休息を取ってもらおうと思う。
アルフィノ : その旨を伝えたところ、モモディ女史が、
ウルダハ滞在中の面倒を見てくれると言ってくれてね。
まったく心強い存在だよ。
ラウバーン : アルフィノ殿、首尾はどうか?
アルフィノ : 上々といったところだよ、ラウバーン局長。
ドマの方々の輸送は、このまま私が指揮を執ろう。
ラウバーン : それは助かる。
……しかし、このままでは「足」がたりぬな。
ラウバーン : ユウギリ殿の話では、難民の数は二百強。
それに、多くの積荷があるという。
ラウバーン : これらの輸送には、それ相応の輸送手段が必要だ。
さて、どうしたものか……。
テレジ・アデレジ : ラウバーン局長、それについては私に案がある。
ロロリトの息がかかっていない、隊商互助会の連中に、
チョコボ・キャリッジを回させよう。
テレジ・アデレジ : 費用は私がもたせてもらうよ。
なに、「厄介者を僻地に送った」とでも言っておけば、
ロロリトの奴も文句は言うまい。
ラウバーン : うむ、それはいい。
隊商互助会には、我輩から話を付けておこう。
現地での段取りは任せていいな?
テレジ・アデレジ : ウルダハの政治を担うものとして、
貴公らに何もしてやることができなかったからな。
せめて、「足」くらいは用意させてもらいたい。
テレジ・アデレジ : それに、働き口で困ったときには、私を訪ねてくるといい。
いくらかなら、ウルダハで職を用意しよう。
ユウギリ : ……何から何まで、かたじけない。
モモディ : さあ、ユウギリさんたちはこっちへ!
ちょっとした手続きをお願いしたいの。
……お茶でも飲みながら、ね。
アルフィノ : さて、方針が決まったとなれば行動あるのみだ。
君にはベスパーベイに赴き、ドマの方々の出迎えを、
頼みたいのだが……構わないかい?

クエスト『安息できる場所』をコンプリートした!

ドマの子どもたち

アルフィノ : 冒険者ギルドの協力もあって、
開拓団としての受け入れが決まったとは言っても、何せ急な話だ。
レヴナンツトール側も準備が必要だろう。
アルフィノ : そこで、現地の準備が整うまでの間、ドマの方々には、
宿屋「砂時計亭」で、いったん身体を休めてもらおうと思う。
アルフィノ : モードゥナまでの移送には陸路を使う。
ザナラーンの荒野を抜け、黒衣森を通って、
クルザス方面から回り込む……長く厳しい旅路となるからね。
アルフィノ : ユウギリによれば、「ホウザン」という名の人物が、
ドマの民をまとめる役割を担っているという。
君は、ベスパーベイに向かい、彼に事情を伝えてきてくれ。

クエスト『ドマの子どもたち』を引き受けた!

ホウザン : おお、「暁」の方か。
我々ドマの民の受け入れに、尽力していただいたと聞いている。
かたじけない。
ホウザン : なるほど、受け入れ先への長旅に備えるため、
ウルダハに宿を用意してくださっている、と……。
いやはや、何とお礼を言っていいものやら……。
ホウザン : ともかく、せっかく宿を用意していただいたのだ。
さっそく出発を……と言いたいところだが、
子どもたちの姿が見えないな……。
ホウザン : 新しい土地に興味津々なんだろうが、困ったもんだ。
申し訳ないが、私は第一陣の出発を急がせるゆえ、
子どもたちを捜してもらえないだろうか?
ホウザン : かたじけない。
せがれの「ヨウザン」に声をかけてもらえば、
ほかの子らの居場所もわかるだろうから、よろしく頼む。

クエスト『ドマの子どもたち』の目的『ベスパーベイのホウザンと話す』を達成した!

ホウメイ : エオルゼアの噂は何度となく聞いていたが、
実際に訪れてみると、想像とは異なることばかりだのう。

ヨウザン : にいちゃん、オレたちを迎えに来てくれたのか?
……次は、ウルダハってところに行くのか!?
でも、もう狭っくるしくて臭い船には乗りたくねえよ……。
ヨウザン : 船じゃなくて、チョコボ・キャリッジってのに乗るの?
……すげぇ、馬じゃなくて鳥がひく車なんだ!?
オレ、はやく乗ってみたい!
ヨウザン : あ、でもオレたち今、隠れんぼしてるんだよね~。
にいちゃんが、隠れてる3人を捜して、
みんなに「出発するから父ちゃんとこに集合」って伝えてよ。
ヨウザン : ドマでは「シュギョー」がてら、隠れんぼしてたから、
子どもはみんな、隠れるのがうまいんだぜ!
……にいちゃんに見つけられるかな?

クエスト『ドマの子どもたち』の目的『ヨウザンと話す』を達成した!

ヨウザン : 植物も、建物も、洋服も……街のにおいも!
何もかもがドマと違うから、面白いよ!

隠れている子供 : わー、びっくりした!
……お兄ちゃん、誰?
あたしはコハル!
コハル : ……そろそろ出発だから、ホウザンおじさんとこに戻れって?
わかった、すぐいくねー。
コハル : ……もしかしてお兄ちゃんは、ユウギリ様の知り合い?
ユウギリ様って、強くて、賢くて、優しくて、かっこいいよね?
あたしの夢は、ユウギリ様のようになることなの!

隠れている子供 : ぐはぁ、見つかった……って兄ちゃんは誰?
え、ウルダハってとこに出発するから、
呼びに来てくれたの……?
隠れている子供 : わー、どんな街なんだろう!?
さっきもらった食べ物より、おいしいものあるかな!?
はやく出発したいから、あたし、今すぐ戻る!

隠れている子供 : くぅ、見つかっちまったか。
これが師匠にばれたら、大目玉だな……。
師匠はハンランで死んじゃったけど……。
隠れている子供 : え、出発するからホウザンさんのところへ戻れって?
へー、ウルダハってとこに行くのか。
安心して眠れるところだといいな……。

クエスト『ドマの子どもたち』の目的『隠れている子どもを捜す』を達成した!

ホウザン : 子どもたちは全員戻ってきたよ、ありがとう。
……なに、隠れんぼをしていた、だって?
ホウザン : そうか、今でもあの子らは、
ドマの日々を忘れず、修行を続けていたのか……。
いかんいかん、ちょっと感傷的になってしまったよ。
ホウザン : さて、ほかの者たちは、すべて出発したことだし、
残りの私たちも、そろそろ出るとしよう。

クエスト『ドマの子どもたち』をコンプリートした!

ドマの民、ウルダハへ

ホウザン : あなたのおかげで、子どもたちも集まった。
年老いた我が父、ホウメイも異国の環境に戸惑いながらも、
準備を済ませてくれたようだ。
ホウザン : ただ、こちらは大所帯ゆえに、
数度に分けて移動する必要がありそうでね。
第一陣は老人や子ども、そして私を含む世話役としたい。
ホウザン : すでに、ベスパーベイの入口に集合してるはずだ。
君も私たちと一緒に来て、キャリッジの御者に、
出発できると伝えてくれないかな?

クエスト『ドマの民、ウルダハへ』を引き受けた!

ホウザン : 第一陣の準備は整っている。
いつでも出発できるのだが……厄介事のようだな。

ホウメイ : チョコボの臭いは酷いもんじゃが、
マスクのおかげで、なんとか耐えきれそうじゃわい。
さて、これから行くウルダハは、どんな土地じゃろうな……。

コハル : チョコボ、ふっさふさでかわいい!

ヨウザン : チョコボって、くっさいんだなぁ!
船のほうが、ましだったかも!

ヒューラン族の御者 : おっと、出発準備が整ったのか。
……あいにくだが、今すぐ出発はできそうにないな。
ヒューラン族の御者 : 何でも、この先にある橋の辺りで、
この周辺には見られない魔物が出たそうだ。
さっき、銅刃団から警戒するように言われたばかりでね。
ヒューラン族の御者 : 子どもや老人を満載した状態で襲われたらどうなるか……。
……そういえば、あんた、腕利きだったな。
先行して安全を確保してくれないか。
ヒューラン族の御者 : 金槌台地の「指定地点」で見渡し、
発見した魔物を討伐してくれ。
安全だってわかるまで、近場で待機しているよ。

クエスト『ドマの民、ウルダハへ』の目的『ヒューラン族の御者と話す』を達成した!

ホウザン : ……いよいよ、ウルダハへ出発するんだな。
何から何まで世話になった。

ヨウザン : チョコボ・キャリッジって、馬よりもゆっくりだな!?

コハル : チョコボ・キャリッジの乗り心地はなかなかいいね!

ヒューラン族の御者 : 魔物を討伐してくれたようだな、助かったよ。
さて、そろそろ出発しようぜ!
ホウザン : 魔物を退治してくれて助かったよ。
これで、無事にウルダハへ行くことができそうだ。
ホウメイ : ……お主たちは、冒険者というのだろう?
魔物を相手にしても、物怖じせんとは。
いやいや、大した腕前だわい。
ホウザン : 我々の故郷には、冒険者という稼業はなくてね。
……君たちのような猛者がいれば、
今もドマは在ったのかもしれないな……。
ホウザン : ……いや、それは甘えか。
ガレマール帝国に反乱を起こしたのも、それに敗北したのも、
ドマの民である我々自身だものな……。
ホウメイ : 指導者のユウギリ殿は、先の戦で多くの同胞を亡くしてな。
それでも、わしらを率いて最後まで戦ってくだすった。
ホウメイ : 果ては、この地に辿り着いてからも、
わしらのために、住処や働き口まで探してくださっておる。
まったく、あのお方には頭が上がらんわい……。
ホウザン : 次は、我々が立ち上がる番だ。
……今度は、開拓団としてね。
ホウザン : レヴナンツトールは活気があるところだと聞く。
私たちドマの民の底力で、もっと賑わう集落にしてみせるよ。
ヨウザン : にいちゃんは、冒険者っていうんだろ!?
なんで!? なんで、冒険者になったの!?

■なんで、冒険者になったの!?
▷力を求めて
▷名誉を求めて
▷富を求めて
▷答えない

▷富を求めて
ヨウザン : トミ? トミってお金のこと?
うちのじいちゃんも大好きだよ! オトナはみんな好きだね!
さすが、にいちゃんだ!

コハル : 次、あたし!!
ねぇねぇ、お兄ちゃん……!
レヴナンツトールってどんなところなの?

■レヴナンツトールってどんなところ?
▷冒険者が大勢いるところ
▷岩がたくさんあるところ
▷石の家があるところ
▷答えない

▷冒険者が大勢いるところ
コハル : 冒険者って、お兄ちゃんみたいな人?
みんな強いのかな……なんだか、ドキドキしてきた!

ヨウザン : 今度、オレの番!
にいちゃんってさ、すげー強いけど、
どうやって強くなったんだ!?

■どうやって強くなったんだ!?
▷冒険をして
▷魔物を倒して
▷訓練をして
▷答えない

▷訓練をして
ヨウザン : クンレン! やっぱりクンレンかー!
「男児たるもの日々精進」って、父ちゃんも言ってたぞ!
にいちゃんは、すげーなー!

ホウザン : こらこら、お前たち。
そろそろ質問は終わりだ。
お兄さんも困っているぞ。
コハル : えええ……。
もっと話したいのにぃ。
ヨウザン : ねぇ、にいちゃん、最後に教えて!
オレたちも、にいちゃんみたいな、
カッコいい冒険者になれるかな!?
ヨウザン : ホント!? やった!!
オレ、大きくなったら冒険者になるよ!
コハル : あたしも!!
お兄ちゃんみたいな冒険者になる!
ヨウザン : そうだ、いいこと考えた……!
レヴナンツトールに着いたら、
オレたちで「ドマ冒険者団」を作ろうぜ!
ヨウザン : 「ドマ冒険者団」は、
ワルモノからドマの民を守る正義の集団なんだ!
悪いやつらに「テンチュー」を下すんだよ!
コハル : すてきー! さんせー!
あとで仲間を集めなくちゃね!
ホウザン : さぁ、行こうか。
君もウルダハまで乗っていくといい。

ヒューラン族の御者 : さて、ウルダハに到着だ。
クイックサンドに「アルフィノ」さんがいるそうだぜ。
先に行って、難民が到着したと伝えてくれよ。

ホウザン : ……ここが、ウルダハか……。
クイックサンドへ向かうよう言われているから、
落ち着いたら向かうとするよ。

ホウメイ : ウルダハか……。
さて、どんな土地じゃろうな……。

ヨウザン : 丸っこい塔がいっぱいだぁ……。

コハル : 階段いっぱい……。
これ……のぼらなきゃいけないの……?

ユウギリ : 同胞は、しばらくウルダハに滞在することになる。
ドマとは異なる雰囲気の地……。
なじめるといいのだがな。

カササギ : 難民の第一陣がウルダハに無事到着できたのは、
あなたのご協力のおかげだ。
……感謝する。

キキョウ : 難民の第一陣がウルダハに到着して、
ユウギリ様も、少し肩の荷がおりた様子。
でも、まだまだ難問は山積みです。

アルフィノ : ひとまず第一陣が到着したようだね。
無事で何より……ご苦労だった。
アルフィノ : 「砂時計亭」の準備は万端さ。
ドマの方々には、さっそく宿で休んでもらおう。
……悪いが、君には、レヴナンツトールに行ってもらいたい。

クエスト『ドマの民、ウルダハへ』をコンプリートした!

新たな開拓者

アルフィノ : ドマ難民の多くが長旅で疲弊している。
ひとまずウルダハで休息してもらい、体力が回復した者から、
順次、レヴナンツトールへ移送を開始するつもりだ。
アルフィノ : 移送時には、冒険者ギルドから、
腕利きの冒険者たちが護衛に当たることになっている。
心配はいらないよ。
アルフィノ : だが、本格的な移送の開始に先駆け、
君には、先に「レヴナンツトール」に向かってもらいたい。
ユウギリ殿たち代表者の案内役としてね。
アルフィノ : 冒険者ギルド本部には、話をとおしてある。
現地に到着したら、まずは「スラフボーン」を訪ね、
ユウギリ殿を紹介してあげてくれたまえ。

クエスト『新たな開拓者』を引き受けた!

アルフィノ : ひとまず、ドマの方々の第一陣の受け入れは完了した。
しかし、まだベスパーベイやウルダハで待つ人も多い。
彼らの受け入れを円滑に導くのが、目下の使命さ。
アルフィノ : それに、ドマを脱出した船は、
ユウギリたちの一隻ではないという。
今後も、別の難民船が到着する可能性もあるだろうね。

ユウギリ : レヴナンツトールは、これから拓かれていく地だという。
祖国を失った我々にとっては、願ってもない土地だ。

カササギ : レヴナンツトールの周辺には、危険な魔物が多いと聞く。
子どもたちがやっていけるのか、
我が目で確かめるしかあるまい。

キキョウ : ようやく落ち着けると思ったのですが、また移動……。
ユウギリ様のお身体が心配です……。

ふたりの盟主

海に散る命

超える力、不滅なる者

リヴァイアサン掃討作戦

決戦、リムサ・ロミンサ沖

海都の地下組織

混沌の渦動

目次