侍クエスト

目次

Lv50~ 侍への道

砂都の市民 : いやはや、世界は広いねぇ!
今日ほどそれを実感したことはないよ。
砂都の市民 : というのも、今しがたコロセウムで、
物凄い剣技を目の当たりにしてきたんだ……!
砂都の市民 : それは、本試合ではなく余興として行われていた腕試しだった。
東方から来たという貧相な老人が挑戦者を募っていて、
筋骨隆々とした強豪剣闘士が名乗りをあげたんだ。
砂都の市民 : 東方の剣術なんてものは、ウルダハでは色物扱いさ。
そのうえ、年寄りと強豪剣闘士の戦いだなんて、
悪趣味な見世物の類だと思うだろう?
砂都の市民 : それがだね……蓋を開けてみると、
老人は見事な剣さばきを見せて、剣闘士を圧倒したんだ!
砂都の市民 : そして、相手を追いつめていった老人は、
あろうことか、剣を鞘に納めたんだよ。
砂都の市民 : 対戦中に武器をしまうだなんて、コロセウムでは自殺行為。
当然のように、剣闘士は隙を逃さず斬りかかった。
砂都の市民 : しかしだ……次の瞬間、倒れたのは剣闘士の方だったんだ!
老人は、相手の斬撃よりも素早く剣を抜いたうえに、
強烈な一撃を食らわせたのさ!
砂都の市民 : 鮮やかな異邦の技に、観客は総立ちで拍手喝采!
私もいまだに鳥肌が立ちっ放しだ……!
なんでも、「侍」とかいう東方の剣術士の技らしい……。
砂都の市民 : ひょっとして……君は武者震いしているのかい?
コロセウムでは「饒舌な興行師」が次の挑戦者を募っていたが、
やめておいた方がいい……あの老人の強さは尋常じゃないよ。

クエスト『侍への道』を引き受けた!

饒舌な興行師 : 寄ってらっしゃい見てらっしゃい、これぞ東方の神秘だよ!
海の彼方からやって来た、眼にも止まらぬ剣技を操る老人に、
そこの強そうなお兄さんも、挑戦してみないかい?
饒舌な興行師 : 見事、そちらが一本取ることができれば、
滅多に手に入らない「ひんがしの国のお宝」をあげちゃうよ!
饒舌な興行師 : ただし、ひとつだけ条件がある!
勝負に使う武器は、老人が持つ物と同じ「刀」だ!
その気ならば、剣術士ギルドで「東方風の老人」に声をかけてくれ!

クエスト『侍への道』の目的『コロセウムの饒舌な興行師と話す』を達成した!

東方風の老人 : ほう……これはまた不思議な「気」を感じる。
今度こそ……少しは、まともな者だとよいのだが……。
ムソウサイ : お主が次の挑戦者だな。
我が名は「ムソウサイ」と申す。
遠くひんがしの国から参った「侍」である。
ムソウサイ : 侍とは「刀」という剣の技を中心とした東方の武人のこと。
お主に一振りの刀と、この「魂技石」を貸してやろう。
なに、侍が持つお守りのようなものだ。
ムソウサイ : まずは、これらを身に着けてみよ。
形だけでも、侍となれるであろう……。

クエスト『侍への道』をコンプリートした!

Lv50~ 老剣豪ムソウサイ

ムソウサイ : ほう、眼差しが変わったな。
その様子だと、渡した「魂技石」から剣技を……
いや、こっちの話じゃ。
ムソウサイ : さて、ワシから一本取ることができるかのう……。
勝負に向けて、身支度を整えておくがいい。
覚悟が決まったら、声をかけてくれ。

クエスト『老剣豪ムソウサイ』を引き受けた!

ムソウサイ : 覚悟は決まったようだな……。
それでは、闘技場へ向かうとしよう。
饒舌な興行師 : さあ、さあ、皆さんお立ち会い!
神秘の東方からやって来た、並ぶことなき剣豪「ムソウサイ」!
お次に挑戦するのは、さすらいの冒険者だ~!
???? : その勝負、ちょっと待ったァァァ!
???? : そこのジジイをブチのめすのは、この俺……
コロセウムの覇者「滅殺のベロアルド」様だァ!
ベロアルド : やいジジイ! さっきは、よくもイカサマしてくれたな!
あんな頼りない細身の剣を渡しやがって!
いつもの剣だったら、お前なんかに負けるわけねぇんだ!
饒舌な興行師 : おっと~!
先ほど、コテンパンにされたベロアルドが乱入してきたぞ~!
饒舌な興行師 : 悪行がたたってコロセウムを追放された強豪剣闘士!
そのプライドに火を点けてしまったか~!?
ムソウサイ : なにを今さら……同じ刀で勝負する、
そういう決め事であったろうが……。
ベロアルド : うるせぇ!
小細工抜きでもう一度、俺と勝負しやがれ!
ムソウサイ : やれやれ……。
この地の輩は、抜き身の刀そのものだ。
ベロアルド : ヒィィッ!
お、覚えとけよォォォ!
ムソウサイ : ふう、思わぬ邪魔が入ったが……。
気を取り直して、いざ勝負じゃ。

饒舌な興行師 : さあ、果たして次の挑戦者は、
東方から来た謎の老剣豪に敵うのか~!?
ムソウサイ : さて、「えおるぜあ」の者に刀が扱えるかな?
心配するな、こちらは本気は出さぬ。
ムソウサイ : とれるものなら、このワシから一本とってみよ!
ムソウサイ : まさか! たまげたぞ!
鞘に込めた剣気を一気に放つ秘技を、いとも簡単に……!
ムソウサイ : お主の思うがまま、刀を振るってみるがいい。
ムソウサイ : ほう!その技を繰り出すとは!
もう、魂技石から剣豪の妙技を引き出せたか……!
ムソウサイ : 渡した魂技石には、侍の技が込められておる……。
剣技を引き出し、ワシに食らわせてみよ。
ムソウサイ : なんと! やるではないか!
歴代の侍がしのぎを削って編み出した大技を早くも……!
ムソウサイ : あいわかった! お主の一本である!
饒舌な興行師 : なんと~! 挑戦者の勝利だ~!

ムソウサイ : 見事であった!
魂技石から瞬く間にこれほどまで技を引出し、
ワシに叩き込むとは……お主只者ではないな!
ムソウサイ : よかろう、お主に滅多に手に入らぬ「ひんがしの国のお宝」……
さらなる「侍の技」を授けよう!
ムソウサイ : いかがした?
侍の技は、この地ではまず手に入らぬ価値あるものだ。
ムソウサイ : ワシの弟子となれば、
我が生涯をかけた奥義の伝授も考えんでもないぞ……?
聞き覚えのある声 : ジジイこの野郎! 騙しやがったな!
ベロアルド : ひんがしの国のお宝って、金銀財宝じゃなかったのかよォ!
饒舌な興行師 : おおっと、ベロアルドが今度は仲間を連れて戻ってきた~!
しつこい! しつこすぎるぞ~!
ベロアルド : うるせぇ!
文句のあるやつは、ブチのめしてやるぞォ!
ムソウサイ : 騙してはおらぬぞ。
お宝が金目の物だとは一言も言っとらん。
どっちにしろ、お主は手も足も出なかったがな……。
ベロアルド : 黙れ黙れ!
今度こそ、俺の本当の実力を見せてやる!
ムソウサイ : ぞろぞろ仲間を連れてきながら、よくもそんな戯言を……。
まあよかろう、もう一度、痛い目を見たいようだ。
だが……今度はワシではなく、我が弟子が相手になる。
ムソウサイ : お主なら、こやつらごとき軽く捻ってくれるであろう。
……のう?
ベロアルド : しゃらくせえ!
邪魔するもんなら、コイツもやっちまえ!

饒舌な興行師 : おっと~! 想定外の事態! 乱闘が始まってしまった~!
挑戦者は大丈夫なのか~!?
滅殺のベロアルド : コロセウムは、この俺の舞台だァ!
邪魔するヤツは、ブチのめしてやる!
滅殺のベロアルド : さあ、ジジイの弟子とやらを的にして、血祭りにあげてやれェ!
滅殺のベロアルド : て、テメェら、なんてザマだ……!
滅殺のベロアルド : あんな頼りない細身の剣、大斧でなぎ払ってやれェ!
滅殺のベロアルド : や、役立たずどもめが……。
ジジイの前に、この俺の出番がくるとはな……。
滅殺のベロアルド : この、コロセウムで、
滅殺のベロアルドに敵うものかァ!
饒舌な興行師 : ついにベロアルドが参戦だ~!
饒舌な興行師 : かつてコロセウムを沸かせた強豪剣闘士に、
挑戦者の東方の剣術は敵うのか~!?
滅殺のベロアルド : くっ、くそう! こうなったら、ジジイと刺し違えてやる!
どりゃアアアアアア!
ムソウサイ : どうした、強豪剣闘士とやらの技はその程度か……?
つまらぬ、実につまらぬ……。
ムソウサイ : カッカッカ、刀を抜くまでもないわ……。
ご苦労であった、お主の実力とくと見せてもらったぞ。
饒舌な興行師 : 挑戦者の勝利~! 恐るべし東方の剣術!
みなさん、大きな拍手を~!

ムソウサイ : 強引に任せてしまい、あいすまぬ。
だが、ワシの目に狂いはなかった。
お主こそ、我が弟子に相応しき逸材のようだ……。
ムソウサイ : ワシはひんがしの国で、弟子にすべき者を探しておったのだが、
祖国では行き過ぎた伝統主義が、侍たちの目を曇らせていてな……
これといった人材が見つからなかったのよ。
ムソウサイ : そこで、遥々「えおるぜあ」の剣客が集うこの場まで出向き、
腕試しと銘打って、才ある者を探していたのだ。
ムソウサイ : そんな骨折りの甲斐あって、お主という天賦の才に出会えた。
素性の知れぬ年寄りが何を世迷言を、と思ったことであろう。
されど……ワシは紛うことなく真剣だ。
ムソウサイ : 是非ともお主に弟子となって、
我が剣技の担い手になってもらいたい……!

■ムソウサイの弟子になる?
▷はい
▷いいえ

▷いいえ
ムソウサイ : むう……残念無念。
かくなるうえは、お主の気が変わるまで……ワシはここを動かん!

▷はい
ムソウサイ : よくぞ申した!
では、これより我らは師弟の間柄……
どうかよろしくお頼み申す!
ムソウサイ : 師となった以上、弟子の名を知らぬわけにいかぬ。
お主、名を何と申す……?
ムソウサイ : Ace……ふむ、よい名である。
さっそくAce殿に侍の心得を説きたい。
ひとまず、「くいっくさんど」という居酒屋まで来てくれ。

クエスト『老剣豪ムソウサイ』の目的『ムソウサイと話す』を達成した!

ムソウサイ : さて、まずは侍の歴史について語ろうかの……。
かつて、ひんがしの国は群雄割拠の戦乱の時代にあった。
そんな乱世にあって、多くのツワモノたちが刀を手に戦った。
ムソウサイ : そう、ワシらが操る剣技は、戦の中で磨かれていったのだ。
だが、天下が統一されると、誰もが刀を持つ時代は終わった。
刀は権力の象徴となり、「侍」だけが持つ物となったのだ。
ムソウサイ : 太平の世で刀を持つ侍には責任が伴う。
それは、平和を維持すること……。
二度と乱世に戻さぬためには、秩序を保たねばならぬ。
ムソウサイ : だが、調和を乱そうとする悪は尽きぬもの。
そんな不埒な悪を成敗し、太平の世を護ること。
これこそ、刀を持つ者の責務、侍の大義なのである。
ムソウサイ : その大義は、この地においても変わることはない。
ワシの弟子となったからには、
お主にも、「えおるぜあ」に蔓延る悪を懲らしめてもらう。
ムソウサイ : この地で世直しの旅をするのだ。
すでに基本を修得したお主には、何よりの修行ともなろう。
手始めに、この「うるだは」に巣食う悪を探り……
饒舌な興行師 : いやはや、とんだ大騒ぎになったねぇ。
でも、どさくさまぎれに、戦いを賭け試合にして、
たんまり儲けさせてもらったよ。
ムソウサイ : モモジゴよ、これまで世話になったな。
お陰で、弟子を見つけることができた。
これからは、儲けた金で達者に暮らしてくれ。
モモジゴ : いんや、俺はまだまだ爺さんについていくぜ。
滅法強いアンタといれば、また儲け話がありそうだ。
それに、ウルダハの悪を探るとか何とか言ってたよな?
モモジゴ : 情報収集なら、興業で各地を渡り歩いてきた俺に任せとけって!
大体、爺さんはエオルゼアのことなんか全然知らねぇだろ?
ムソウサイ : ……それもそうじゃった。
「べすぱあべい」に辿り着いた後、ここまで来られたのも、
お主と出会えたお陰だったからのう……すまんが、これからも頼む。
モモジゴ : 間違って盗賊相手に、剣闘士にならないかと勧誘しちまって、
殺されかけた俺を助けてくれたのはアンタだ。
爺さんは命の恩人だからな、気にすんなっての!
モモジゴ : お兄さんも、よろしくな!
この爺さんのお眼鏡にかなうなんて、よっぽどだよぉ!
せいぜい、修行に励んでくれたまえ……!
ムソウサイ : そんな訳で、このモモジゴの手を借りることになった。
ワシらで、この都の討つべき悪を探っておくので、
お主は、しばし己で技を磨いておいてくれ。

クエスト『老剣豪ムソウサイ』をコンプリートした!

モモジゴ : 爺さんと出会ったとき、ビビッときたんだ。
こいつは只者じゃない、金になるぞってね。
興行師の勘ってやつだな。

Lv52~ 砂都を蝕む高利貸の罠!

ムソウサイ : よく来た、Ace殿。
日々の鍛練を重ね、技を磨いてきたようだな……。
ムソウサイ : さて、この砂塵舞う都で、我らが討つべき悪を探ってみたところ、
とんだ悪徳高利貸を見つけたのだ……。
モモジゴ : とある情報屋に金を掴ませて聞き出した話なんだがね。
ストーンズスロー貧民窟に住む貧しい者たちに、
闇で金を貸している奴がいるらしい。
モモジゴ : その手口が、また酷いんだ。
わずかな金に途方もない利息をふっかけて、返せないとなったら、
奴隷同然のタダ働きを強いて、暴利を貪ってやがるのさ!
ムソウサイ : 貧しき者の生き血をすするとは、見逃しがたき所業。
侍の大義にかけて、悪を許さず!
ムソウサイ : まずは、その「すとおんずすろう貧民窟」へ向かい、
被害に遭った貧民たちから話を聞いてみよう。

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』を引き受けた!

憤慨した貧民 : 金貸しだって? ありゃ詐欺師同然の野郎だよ!
最初は善人の顔で、親身になって相談に乗って金を貸してきてな、
いざ返済しに行くと利息分が足りないと、本性を現すのさ!
ムソウサイ : この街には、大きな貧富の差があるようだ。
ひんがしの国もまた然り、由々しき問題じゃ……。
悲壮感が漂う貧民 : 高利貸の話かい?
俺も引っかかって働かされているけど、自業自得だよ……。
騙すより騙される方が悪いというのは、ウルダハの鉄則だからね。
気の良さそうな貧民 : ああ、私も金貸しに騙されて奴隷生活の日々さ……。
だが、自分なんかよりも、病気の父親の薬代のために、
身売りされることになった、そこの娘さんが不憫でしょうがないよ。

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『ストーンズスロー貧民窟で貧民と話す』を達成した!

ムソウサイ : なんと、父親想いの娘をも食い物にしようとは、ますます許せぬ。
あいわかった、さすれば、その「不憫な娘」から話を聞いてみよう。
ワシはモモジゴとともに向かうことにする。

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『ムソウサイに報告』を達成した!

不憫な娘 : ……はい、確かにお金を借りて、困ったことになっています。
病気の父の薬を買うため、ちょっとだけお借りしたのですが、
まさかこんなことになるなんて……。
不憫な娘 : 利息でふくれ上がった借金を返せなければ、
得意先に売り飛ばしてやると、高利貸に脅されているのです。
そうなったら、誰がお父っつあんの看病を……!
モモジゴ : 自分よりも父親の心配だなんて、泣かせるじゃねぇか……。
高利貸の野郎なんか、俺たちがとっちめてやるよ!
不憫な娘 : ハッ! フェリップさん!
ど、どうか、私が一生懸命働きますので、身売りだけはご勘弁を!
看病ができなくなり、父が……父が死んでしまいます!
フェリップ : ふん、そんなこと知ったことか。
その細腕で働くより、簡単に稼がせてやろうと言ってるのだ。
さあ、大人しく来てもらうぞ……。
モモジゴ : ちょいと待ちな!
その娘さんを連れてくってんなら、このお侍が黙っちゃいないよ!
フェリップ : なんだアンタらは?
こっちは正式な取引で、この娘を連れていくのだ。
暴力で脅す気ならば、銅刃団を呼ぶことになるぞ……。
ムソウサイ : これは、これは、無礼を詫びねばならぬな。
ワシらには関わりのないことじゃった……。
刀を納めよ、Ace殿。
モモジゴ : ど、どういうことだよ、爺さん!
悪を討つんじゃなかったのか!?
ムソウサイ : こんなところで、いきなり刀を抜いては、事が荒立つだけ。
抜刀すべき時分を見極めるのだ。
ムソウサイ : それに、あやつは小物に違いない。
ここは、泳がせて大物を狙い、悪を元から断とう。
さあ、高利貸の後を追うぞ。

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『不憫な娘と話す』を達成した!

モモジゴ : 高利貸の野郎、覚悟しとけよ……!
ムソウサイ : 高利貸のフェリップとやら……
車庫裏で、誰かと待ち合わせしていたようだ。
む、出てきたぞ……。
フェリップ : イッヒッヒ、ご覧のとおりの上玉ですぜ。
これでひとつ、これからもよろしくお願いします。
銅刃団の大隊長 : フッフッフ、お主も悪よのぅ~。
よかろう、我が隊の管轄内で存分に商いを続けるがいい。
モモジゴ : あ、あれは銅刃団の……大隊長クラスじゃないか!
あの野郎、娘さんを賄賂にしようってのか!?
ムソウサイ : なるほど、どおりで闇の金貸しにしては、堂々としていたわけだ。
よしきた、Ace殿、刀を抜くときは今じゃ!

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『ムソウサイと合流』を達成した!
クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『銅刃団の衛兵を討伐』を達成した!

ムソウサイ : ご苦労であった。
さあ、不憫な娘に声をかけ、安心させてやってくれ。
……それにしても、モモジゴの奴はどこへ行った?
銅刃団の大隊長 : あわわわわ!
我が隊が……いとも簡単にやられてしまうとは……!
フェリップ : ヒィィッ!
お、お助けェェェ~!
不憫な娘 : た、助かりました……。
ムソウサイ : ご苦労であった。
よいか、刀とは闇雲に抜くものではない。
間合いをはかって鞘の中で力を溜め、ここぞというときに抜く。
ムソウサイ : これすなわち、居合の極意なり……むむ?
ムソウサイ : モモジゴめ、余計なことをしおって……。
モモジゴ : ちょっと待った爺さん!
コイツは俺の友達だから、悪い奴じゃないんだ!
ムソウサイ : なぬ?
こやつは敵ではないのか……?
フフルパ : そうなのであります!
私は、その大隊長と高利貸の癒着を探っていたのです!
フフルパ : 同じ団員として恥ずかしい限りですが、
銅刃団の全員が、このような悪党ではありません!
それだけは、声を大にして言っておきたいのであります!
不憫な娘 : 本当に助かりました。
なんとお礼を言ったらいいものか……。
モモジゴ : なあに、いいってことよ。
早く帰って、お父っつぁんを安心させてやんな!
フフルパ : あなた方のお陰で、不届き者を捕えることができました!
この後処理は、自分にお任せくださいであります!
ムソウサイ : まったく、このお調子者めが。
間違って、敵を呼び寄せてきたのかと思ったぞ。
モモジゴ : ヘヘッ、俺の機転でしょっぴく手間が省けたろ?
フフルパとは古い仲でね、信用できる奴なんだ。
ムソウサイ : これにて、一件落着。
悪の蔓延る世は栄えず!
ムソウサイ : さあ、次の都へ向かうとしよう。
風の向くまま、気の向くまま……。
ムソウサイ : ふむ、どうやら海の方へと風が吹いているようだ。
モモジゴよ、海の都へと案内してくれ。
モモジゴ : 海都といえば、「リムサ・ロミンサ」だな。
がってん承知! さあ着いてきな!

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』の目的『不憫な娘と話す』を達成した!

モモジゴ : 海はいいね~。
なんかこう、心が洗われるってもんだ。
ムソウサイ : 多種多様な種族が集う、活気のある港街であるな。
ひんがしの国も、いつしかこのような、
開けた国になることを切に願う……。
ムソウサイ : それではまた、この都に巣食う悪を探っておこう。
お主は、さらに己で技を磨いておいてくれ。

クエスト『砂都を蝕む高利貸の罠!』をコンプリートした!

Lv54~ 海都を震わす人斬りの宴!

モモジゴ : 爺さんが魚商で魚を買ってきたんだけど、
刀でさばいて、そのまま生で食っちまったんだ。
美味いぞって勧められたけど……遠慮しといたよ。
ムソウサイ : 待っていたぞ、Ace殿。
お主の刀を差した佇まいも板についてきたな。
「うるだは」の悪を討ったことで、侍の風格が出てきたようだ。
ムソウサイ : さて、この潮の香り漂う都で、悪を探っていたところ、
「いえろうじゃけっと」と申す者たちに捕まりかけてな。
聞けば、この街で連続殺人事件が起きているというではないか。
ムソウサイ : 被害者は皆、鋭利な刃物で斬り付けられていたもので、
腰に刀を差していたワシが、犯人と疑われてのう……。
ムソウサイ : モモジゴの証言で事なきを得たが、
遺体を検分させてもらったところ、確かに刀傷が残されておった。
もしや、我らと同じ侍の仕業……?
ムソウサイ : 無暗に殺生を繰り返すとは、刀を持つ者にあるまじき所業。
この事件の犯人こそ、この都の討つべき悪とみた。
侍の大義にかけて、悪を許さず!
モモジゴ : よーし、犯人捜しといこう。
なんだか、わくわくしてきたぞ……。
さっそく、人が集まる「国際街商通り」で、事件の情報を集めようぜ!

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』を引き受けた!

ベーンシング : あの事件のことを聞きたいのかい?
酷い話でね、この街に寄った旅人まで殺されたんだ。
いったい、何の恨みがあってそんなことをするんだろうか……。
キョキョルン : 連続殺人! 怖いっちゃ!
だって、キキルン族もやられたっちゃ!
がたがた、ぶるぶる、夜も眠れないっちゃ!
スヴォズブレート : 連続殺人事件?
ああ、この国際街商通りでも、もっぱらの話題さ。
なんせ、被害者に馴染の客がいたもんでね、早期解決を望むよ。

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』の目的『国際街商通りで情報を集める』を達成した!

モモジゴ : イエロージャケットに捕まったときは、そら大変だったよ。
刀を差した東方風の爺さんなんて、いかにも怪しげだもんな……。
ムソウサイ : 市場の馴染客と旅人、そして「ききるん族」か……。
被害者に共通点は見受けられぬようだ。
ムソウサイ : こちらが集めた情報では、被害者は皆、
船着場付近で行方がわからなくなって、遺体で発見されている。
ムソウサイ : ふむ……犯人は無差別に、
桟橋を通りがかった者を殺していると見た。
モモジゴ : 通り魔ってやつか、恐ろしいねぇ……。
だが、そうなってくると、どう犯人を捜せばいいんだ?
ムソウサイ : ここは、囮を仕掛けるというのはどうだ。
人通りの少ない深夜の桟橋を歩き回り、
犯人を誘き寄せて、ひっ捕らえるのだ。
モモジゴ : そいつはいい考えだ!
で、誰が、囮となるんだい……?
モモジゴ : ええっ! 俺っ!?
な、なんでまた、俺なんだよ~!
ムソウサイ : 被害者に共通点はないと言ったが、
不思議と、この街に多い海賊連中は含まれておらん。
つまり、武器を持っていない者だけが狙われたわけじゃ。
ムソウサイ : ということで、腰に刀を差しているワシも、
Ace殿も、囮役は務まらん。
いやはや、残念至極である……。
ムソウサイ : 臆するな、犯人が現れたら、すぐにワシらが捕えてやる。
それでは、「船着場」の方へ向かうとしよう。

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』の目的『ムソウサイに報告』を達成した!

モモジゴ : ああ、なんでまたこんな目に……。
くわばら、くわばら……。
ムソウサイ : しからば、いい頃合いになったら、
作戦開始といこう。
モモジゴ : で、で、で、出たァァァァ~ッ!!
ムソウサイ : むう、あの刀は……。
ムソウサイ : ひっ捕らえる間もなく、犯人に逃げられてしまったな……。
お主の悲鳴に大層たまげたようだ。
モモジゴ : め、面目ない……。
ムソウサイ : まあよい、実はあやつが持つ刀に見覚えがあってのう……。
祖国の港街クガネでは、「えおるぜあ」から来た豪商が、
銘刀を買い漁っていると、たいそう噂になっておった。
ムソウサイ : 立ち寄った小鍛冶の店先で、売約済みになっておった刀に、
あの一振りに似た銘刀があったのを思い出したのだ。
確か買い手は、「ららふぇる族」の豪商という話じゃったが……。
モモジゴ : この辺りのララフェル族の豪商といえば……ゲゲルジュさんだ。
俺は踊り子の興行でお世話になったことがあるけど、
あの人がそんなことを……?
ムソウサイ : 該当する者がいるのだな、その者を追及してみよう。
して、どこへ向かえばいいのだ?
モモジゴ : ゲゲルジュさんは、「コスタ・デル・ソル」に住んでいるよ。
何かの間違いだと思うけどなぁ……。

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』の目的『ムソウサイと合流』を達成した!

モモジゴ : ゲゲルジュさんは、下衆なところもあるけれど、
それは、ほら、あっち方面のことだからなぁ……。
ムソウサイ : さあ、単刀直入に、この者を追及してみよう。
ゲゲルジュ : ワシのまどろみを邪魔する者は誰じゃ……って、あなたは?
三大珍味を集めてくれた冒険者殿ではないか!
ゲゲルジュ : きょ、今日はまた、東方の者まで連れだって、
いったい、どんな用件で参られたのじゃ?
ゲゲルジュ : なるほど、ワシに連続殺人の疑いがかかっておると……。
もちろんそれは間違いじゃ、ワシは潔白である。
じゃが……犯人に心当たりがあるぞ。
ゲゲルジュ : それはきっと、「グルミ・ボルルミ」の奴であろう。
貿易で巨万の富を得て、悠々自適に暮らす道楽者じゃ。
そいつは、東方の物のコレクターでな、特に刀を集めておる。
ゲゲルジュ : こないだも、由緒ある銘刀とやらを自慢しながら、
人を斬ってみたいとぼやいておったが……まさか実行するとはな。
昔から趣味の悪い奴だったものの、ついに一線を越えよったか……。
ムソウサイ : その者で間違いなさそうだな。
おのれ、道楽で人を斬るとは、まさしく鬼畜の所業……。
ムソウサイ : ゲゲルジュ殿、一度は疑ってしまったこと、誠にあいすまぬ。
どうか、その不届き者の居場所を教えてもらえぬか?
ゲゲルジュ : 奴は船に住んでおってな、しばらくはこの辺りに投錨していたが、
そろそろ、場所を変えるとか言っていたのう。
モモジゴ : 船か、乗り込むのは難しそうだな。
でも、今逃してしまうと、もっと困難なことに……。
ゲゲルジュ : ぬほほほほ、ちょうどよかったのう~。
実はワシのもとに、そのグルミ・ボルルミから、
船上で開かれる「宴の招待状」が届いておったところなのじゃ。
ゲゲルジュ : 冒険者殿に借りを返すためにも、その招待状をやろう。
船着場で待っている、「グルミ・ボルルミの従者」に渡すがいい。
ゲゲルジュ : そこの興行師にでも、ワシの変装をさせれば、
気付かれずに、他の者も従者として船に乗り込めるであろう。
奴は厄介な商売敵でもある、片付けてもらえば、こちらも助かる。
ムソウサイ : かたじけない、恩に着る。
では、モモジゴには変装をしてもらい、船着場へと向かおう。
モモジゴ : もしかして……
また、俺が危険な目に遭うんじゃないか……?

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』の目的『コスタ・デル・ソルのゲゲルジュと話す』を達成した!

ムソウサイ : なかなか、風光明媚な眺めじゃな。
紅玉海を思い出すわい……。
モモジゴ : ぬほほほほほ、船上の宴とはまた、高まるのう~!
……似てる?

グルミ・ボルルミの従者 : これはこれは、ゲゲルジュ様のお付きの方ですね。
それでは、招待状を拝見してもよろしいでしょうか?
グルミ・ボルルミの従者 : ……確かに。
それでは、グルミ・ボルルミ様の船へとご案内します。
媚びへつらう招待客 : さすがはグルミ・ボルルミ殿!
宴も東方の趣向を凝らしていて、実にお見事!
グルミ・ボルルミ : ホッホッホ、こんなものは大したことない。
さて、自慢の刀のお披露目といこうかのう……。
グルミ・ボルルミ : これは、ゲゲルジュ殿……よくぞ、いらしてくださった。
おやおや、貴方も東方の侍風の用心棒を、
雇われたようですな!
グルミ・ボルルミ : それは、結構、結構。
しかし、私の刀のコレクションにはかないますまい!
ムソウサイ : 罪なき人々を斬った刀を見せびらかす気か……?
鬼畜の沙汰も、ここまでだ。
グルミ・ボルルミ : お主、ゲゲルジュではないな……?
しかし、どこかで……。
モモジゴ : アンタに斬り殺されかけた者だよ。
忘れたとは、言わせねーぜ!
グルミ・ボルルミ : そうか、あの夜の……。
フフフ、刀というのはな、眺めるだけより使うほうが、
何倍も愉しめると気付いてしまってのう……。
ムソウサイ : 外道め……もはや縄をかける気も失せた。
……斬捨御免。
グルミ・ボルルミ : 善良な市民の宴に押しかけて、脅しをかけるというのか?
よかろう、私の用心棒と手合せしてもらおう。
余興には持ってこいだ……表へ出よ。
グルミ・ボルルミ : 出あえ、オスティルグレイン!
ムソウサイ : ……刀の握り方がなっとらん。
格好だけの偽者と見た。
オスティルグレイン : 偽者も本物もあるもんか。
侍ってのは、刀を持った剣術士のことだろう?
俺は剣術を極めたんだ、この銘刀の斬れ味を試してやるぜ。
ムソウサイ : やれやれ……。
Ace殿、
本物の侍の違いを見せてやろうぞ。
グルミ・ボルルミ : いや待て……すぐ終わってしまってはつまらん。
お主の出番は最後にとっておこう。
うってつけの前座を呼んでやる。
グルミ・ボルルミ : さあ、我らは高みの見物といこう。
ムソウサイ : ほう……ではワシも下がるとしよう。
偽者どもなんぞ、Ace殿、
お主ひとりで充分じゃろう。
グルミ・ボルルミ : 者ども、この曲者を斬り捨てぇい!

「海都を震わす人斬りの宴!」の攻略を開始した。

ムソウサイ : これもまた修行の一環……。
エセ忍者どもなんぞ、お主ひとりで充分じゃろう。
グルミ・ボルルミ : さあ、せいぜい余興を盛り上げてくれい!
ムソウサイ : 多勢を相手にするときは、
「桜花」や「満月」を活用し、一網打尽にすべし!
グルミ・ボルルミ : ホッホッホ、なかなかやるではないか。
それでは、私の可愛いペットを放ってやろう。
グルミ・ボルルミ : ヴァナラちゃん、エサの時間ですよぉ!
ムソウサイ : むう、魔物を放つとは卑怯な……。
あのケダモノは、お主に任せた!
ムソウサイ : エセ忍者どもは、ワシが片付けよう……参る!
ムソウサイ : そのケダモノは、動作が鈍い、
動きをよく見て避けるのだ!
グルミ・ボルルミ : わ、私の可愛いヴァナラちゃんが……!
グルミ・ボルルミ : お、おのれ、こちらも侍の出番だ!
太刀持ちのオスティルグレイン : さあて、ぶった切ってやるかぁ……。
ムソウサイ : 真打ちの登場といったところか。
ムソウサイ : どうせ、そやつは刀の握り方も知らん偽者じゃ……。
ムソウサイ : 中途半端な侍かぶれの剣術士なんぞ、
相手にもならんわ。
太刀持ちのオスティルグレイン : だ、黙れクソジジイ!
太刀持ちのオスティルグレイン : 見せてやるよ、侍の技ってやつを!
ムソウサイ : なんという大振り……見るに堪えん。
ムソウサイ : 当たるわけなかろう、止まって見えたわい。
太刀持ちのオスティルグレイン : これでも食らえっ!
ムソウサイ : 目潰しとは卑怯な!
太刀持ちのオスティルグレイン : うるせえ! 勝てばいいんだ! 勝てばよぉ!
太刀持ちのオスティルグレイン : クソッ! こうなったら……奥の手だ!
ムソウサイ : 刀で戦うことすら放棄するとは……。
侍はおろか、剣術士の誇りすら捨てたか……。
太刀持ちのオスティルグレイン : バカな……この俺が……負けるとは……。
グルミ・ボルルミ : ぜ、全滅だと……?
かくなるうえは……逃げるが勝ち!
ムソウサイ : 逃がすものか! あやつを追うぞ!

ムソウサイ : やっと追い詰めたぞ。
船を捨ててまで逃げおって、この卑怯者めが……観念せい。
グルミ・ボルルミ : わ、私の部下を全滅させるとは……。
お主ら、いったい何者……?
ムソウサイ : 我が名はムソウサイ、
そして、この者は我が弟子Ace殿。
人の姿をした浮世の鬼に、天誅を下しに参った侍である。
グルミ・ボルルミ : ムソウサイ……どこかで聞いたような……。
ハッ、東方で刀を買い付けるときに聞いた、
伝説の剣豪の名ではないか! どおりでかなわぬわけだ……!
グルミ・ボルルミ : え、ええい、いくら剣豪といえども、
私の持つ銘刀の切れ味にはかなうまい……!
グルミ・ボルルミ : お主もこの刃の餌食となるがいいッ!!
ムソウサイ : 罪なき人々を殺めておいて、反省の色ひとつないとはな……。
よんどころなし……斬る。
ムソウサイ : このような者、Ace殿には斬らせたくもない、
ワシの務めじゃ……。
ムソウサイ : さて、思わぬエセ侍との戦いになったが、
冒険者殿にとっては役不足であったろうな。
ムソウサイ : 侍にとって、最もよい修行となるのは、
実力が拮抗する侍と、剣を交えることなのだ。
しかし、この地には、なかなかおらんのが難点じゃのう……。
モモジゴ : ふう、解決したね。
それにしても、爺さん、アンタすげー人らしいな?
ムソウサイ : なあに、昔の話じゃ。
今は気ままな、隠居の老いぼれよ……。
ゲゲルジュ : グルミ・ボルルミの奴を片付けてくれたか。
越えてはならん一線を越えたのだ、当然の報いよの……。
ゲゲルジュ : この後始末は、任せておくがいい。
ワシの私有地で起こったこと……外には漏らさぬ。
ムソウサイ : 何から何まで、かたじけない、恩に着る。
ムソウサイ : これにて一件落着。
悪の蔓延る世は栄え……
モモジゴ : 爺さんっ! 大丈夫かっ!?
ムソウサイ : ああ……案ずるでない。
少し、疲れたまで……歳は取りたくないのう……。
ムソウサイ : さあ、次の都へ向かおう。
風の向くまま、気の向くまま……。
ムソウサイ : ほう、どうも森の方に風が向いているようだ。
モモジゴよ、森の都へと参ろうぞ。
モモジゴ : 森都といえば、グ、「グリダニア」か。
あそこは……まあ、いいや、向かおうか。

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』の目的『グルミ・ボルルミの従者に宴の招待状を渡す』を達成した!

モモジゴ : ハ、ハハハ……あ、相変わらずいい街だね。
ムソウサイ : 森と調和した、素晴らしき街ではないか。
しかし、そんな街にも隠れた悪はいるもの。
ワシらが探り当てるまで、お主は己で鍛錬を積んでおいてくれ。
モモジゴ : さ、さっそく、俺、この街の悪を探すため、
情報収集に行ってくるよ~!

クエスト『海都を震わす人斬りの宴!』をコンプリートした!

Lv56~ 森都を濡らす詐欺師の涙!

ムソウサイ : 心待ちにしていたぞ、Ace殿。
さらに、技を磨いてきたようだな。
ムソウサイ : 「うるだは」「りむさ・ろみんさ」と、
悪を討ってきたお主は、確実に侍の本分に近づいておる。
この「ぐりだにあ」で、さらなる高みに辿り着ければよいが……。
ムソウサイ : ところで、お主、モモジゴを見なかったか?
悪を探すと言って行ったきり戻ってこんのだ。
ムソウサイ : 情報集めの最中、禍事に巻き込まれたとも考えられる。
すまぬが、ともにモモジゴを探してもらいたい。
ムソウサイ : それらしき、帽子を被った「ららふぇる族」を見かけてないか、
街の者に聞き込みをしてみよう。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』を引き受けた!

ベルナデット : 帽子を被ったララフェル族?
一度でも、ここを通った冒険者の顔なら、
みんな覚えてるけど、興行師だったらわからないわ。
オスウォルト : ララフェル族なら、すぐそこで居眠りしている者がいますが……
そんなことより、あなたも精霊の話を聞いていきませんか?
精霊はいつも我々に寄り添っていますよ。
黒兎堂 マイセンタ : 人探しをしておられるんですか?
てっきり、儲け話を持ってきてくれたのかと……。
黒兎堂 マイセンタ : そういえば、「双蛇党」に連行されていった、
ララフェル族なら見かけましたわ、帽子も被っていたかしら……。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『エーテライト・プラザ周辺で情報を集める』を達成した!

ムソウサイ : なんと、「双蛇党」とやらに連行されていったと?
まさか、奴が悪事を……
ムソウサイ : いやいや、きっと何か事情があるはず。
とにかく、その「双蛇党」の本部で事情を聞こう。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『ムソウサイに報告』を達成した!

ボルセル大牙佐 : ララフェル族を連行したかって?
それは、興行師のモモジゴのことだね。
ボルセル大牙佐 : 彼は以前、このグリダニアで、ちょっとした詐欺を働いたんだ。
まあ、そんな大した金額じゃないんだが、
姿を見かけたから捕まえたんだよ。
ボルセル大牙佐 : だが困ったことに、目を離した隙に逃げられてしまってね。
それも、よりにもよって北部森林のプラウドクリークの方へ……。
あの辺りには、イクサル族も侵入しているから危険は大きい。
ボルセル大牙佐 : イクサル族との戦闘を覚悟の上で、追撃部隊を派遣すべきか、
上層部と協議しているところなんだが、決定までは時間がかかる。
君、知り合いだったら、捜しに行ってくれないか?
ムソウサイ : こうしてはおれんな。
さあ、モモジゴを捜しに「ぷらうどくりいく」とやらへ向かおう。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『ボルセル大牙佐と話す』を達成した!
クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『北部森林でモモジゴを探す』を達成した!
クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『モモジゴを救助』を達成した!

モモジゴ : ……ご、ごめんよ。
俺、アンタらと悪党を討つ旅をしてるってのに……
自分だって悪さをしてたんだ。
モモジゴ : グリダニアの音楽堂で歌謡会を催すはずだったんだが、
直前で、歌い手に逃げられちまったのさ。
モモジゴ : その頃は、借金返済に追われていたもんで、
客から集めた金を、俺、そのまま持ち逃げしちまってよ……。
俺も悪党に変わりはない、アンタらに成敗されちまうのかな?
ムソウサイ : 私欲のため、罪なき民から金を巻き上げるとは、浅ましき所業。
侍の大義にかけて、悪を許さず!
ムソウサイ : たった今、お主の中の悪は斬って捨てられた。
ムソウサイ : お主は確かに悪事に手を染めた。
だが、これまでの旅で、悪を討つために尽力してきたのも事実。
これから先も、心を入れ替えて悪と戦うと誓うか……?
モモジゴ : 誓う、誓うよ。
俺はもう二度と悪さはしない!
刀は持てないけど、侍の大義にかけて誓うよ!
ムソウサイ : 「うるだは」で儲けた金、まだ全部は使い切ってはおるまい?
詐欺の被害者に金を返し、誠心誠意、許しを請うてこい。
ムソウサイ : お主の誠意が伝われば、きっと被害届も取り下げてくれよう。
罪を償い、清き心になったら、またワシらと旅を続けようぞ。
モモジゴがおらんと、困るからのう。
モモジゴ : あ、ありがとう、爺さん、Ace!
さっそく、被害者のところに行って金を返し、
精一杯謝ってくるよ!
ムソウサイ : カッカッカッ、とんだ小悪党だったのう。
あやつは心を入れ替えた、もう悪さをすることはあるまい。
ムソウサイ : これにて、一件落着。
悪の蔓延る世は栄え……ず……
ムソウサイ : 森を駆け廻っただけでこの体たらくとは……。
老いには勝てぬものだな。
ムソウサイ : ワシが遥々この地に参ったのは、目的あってのこと。
ひとつは、お主のような弟子になりうる才ある者を探すため。
そして、目的はもうひとつあったのだ……。
ムソウサイ : それは、ひんがしの国から、この「えおるぜあ」に渡った、
「コガラシ」という侍を成敗すること。
ムソウサイ : その者こそ、真なる極悪人。
奴を斬らねば、侍の大義を果たすことはできぬ。
ムソウサイ : だが、ワシは……奴には勝てなかった……
どうしても、勝てなかったのだ……。
ムソウサイ : すまぬ、もう大丈夫だ。
今のは年寄りの世迷言と思うてくれ……。
さあ、ワシらも街へ戻ろう。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『モモジゴを探す』を達成した!

ムソウサイ : モモジゴの奴め、
本当に反省しておるのかどうか、怪しいもんだわい。
モモジゴ : へへっ、金を返して許してもらえたよ!
やっと、この街でも胸を張って歩けるってもんだ!
ムソウサイ : うむ、罪は償われたようじゃな。
では、次の都へ向かうとするか。
風の向くまま、気の向くまま……。
ムソウサイ : むむ、どうやら山の方に風が向いているようだ。
モモジゴよ、山の都はいずこだ?
モモジゴ : 山の都といえば、皇都「イシュガルド」だな!
任せとけって、さあ着いてきな!

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』の目的『モモジゴと話す』を達成した!

モモジゴ : うう~、寒い~。
でも、酒場の連中の目線が、
余所者に冷たいもんで、中には居づらいんだよな……。
ムソウサイ : 実に美しい雪景色よの。
ひんがしの国に比べて、季節感の乏しいこの地でも、
旅をすれば、四季を感じることができるというもの……。
ムソウサイ : それでは、ワシらが悪を探る間に、
お主は、さらなる自己研磨に励んでくれ。

クエスト『森都を濡らす詐欺師の涙!』をコンプリートした!

Lv58~ 皇都を惑わす心中の怪!

モモジゴ : 爺さんに寒くないのかって聞いたら、
心頭滅却すれば雪もまた温しとか言うんだ。
要は心の持ちようってことらしいけど……やせ我慢だよな?
ムソウサイ : 待ち侘びていたぞ、Ace殿。
その風格、もはや、一人前の侍といったところか。
ムソウサイ : これまで3都市で悪を討ってきたこと、無駄ではなかったな。
お主の成長、ワシも嬉しく思う。
ムソウサイ : さて、この寒風吹きすさぶ都で、悪を探ってみたところ、
モモジゴが、ある噂に大層心を痛めておるようだ。
モモジゴ : 聞くも涙、語るも涙の話さ……。
西部高地で、貧民の恋人同士の身投げがあったんだ。
モモジゴ : 情報通のとある貴族の次男坊によるとだね。
女の方が下級貴族の息子、オンフランに目をつけられ、
無理やり仲を引き裂かれた挙句、心中したって噂なんだよ。
モモジゴ : 男女の仲を引き裂く奴なんて、俺は許せないね。
なんとか、その貴族のボンボンを、懲らしめてやりたいんだ!
ムソウサイ : しかし、そのような噂だけで裁くわけにはいかん。
まずは、「雲霧街」で身投げした男女のことを聞いてみよう。

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』を引き受けた!

やさぐれた貧民 : ああ、あのふたりは気の毒だったよ。
でも、妙なのは、わざわざ西部高地で飛び降りたこと。
身投げできる場所なんて、ここいらにいくらでもあるのにさ……。
ムソウサイ : この街は、身分の隔たりが著しいようだな。
ひんがしの国もまた然り、あるまじき事態じゃ……。
疑り深い貧民 : 身投げ? いや、あれは怪しいね。
アタシはその男女のことを、よく知ってるんだけど、
仲を引き裂かれたくらいで、心中するようなふたりじゃないよ。
冷淡な貧民 : 例の心中の件か……。
オンフランに目を付けられたのが運のつきさ。
なんせ彼は、強欲で有名なイドランシューの息子だからね。

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『雲霧街で情報を集める』を達成した!

ムソウサイ : ふむ、心中ではないとしたら、
これは曲事の匂いがしてきたのう。
それにしても、先刻からモモジゴの姿が見当たらん……。
モモジゴの声 : ひ、ひええええ~ッ! 助けてくれ~ッ!!
ムソウサイ : あれはっ! モモジゴの悲鳴っ……!?
すぐ近くのようじゃ!

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『ムソウサイに報告』を達成した!

ムソウサイ : うーむ、モモジゴの服のボタンが落ちていたが……
あやつは、いずこへ……?
怯えた様子の貧民 : あ、あのう……私は、そのボタンを落とした人に、
身投げした男女の話を聞かれたところだったんです。
怯えた様子の貧民 : でも、急に見知らぬ男たちがやって来て、
その人を、乱暴にどこかへ連れ去ってしまったんですよ。
ああ、恐ろしや……それでは、私は失礼します……。
ムソウサイ : むう、只ならぬ事態となってしまった。
ワシは下級貴族の息子「おんふらん」を、
上層で見かけたという、情報を聞いておる。
ムソウサイ : もしや、何か事情を知っているやもしれん。
「らすとびじる」という場で、佇んでいたというので、
今すぐ向かって、そやつを追及してみよう。

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『ムソウサイと合流』を達成した!

ムソウサイ : こやつが「おんふらん」のようだが、
今にも身投げしそうな様子じゃ……。
オンフラン : な、なんだよっ!?
死なせてくれっ……!
俺のことは放っておいてくれよっ!
ムソウサイ : なにも、止めはせぬが、死ぬ前に聞きたいことがある。
身投げした男女のことを調べていた仲間が、
何者かに連れ去られてしまったのだ。
ムソウサイ : ふたりは、お主のせいで心中したという噂だが……
何か、知っておることはないか?
オンフラン : 確かに、俺はふたりの仲を引き裂いた……。
だが、あいつらは、心中したんじゃないんだ。
オンフラン : 俺が女を家に連れ込んだときに、彼女は知ってしまったんだよ。
親父が戦神鉱の裏取引で、不正に利益を得ていることを……。
オンフラン : そこで親父は、あいつらを西部高地に呼び寄せ、
口を封じるため、心中に見せかけて……殺したんだ!
俺は、彼女のことが本当に……本当に好きだったのに……!
オンフラン : あんたらの仲間も、始末するつもりかもな……。
だとしたら、ふたりを殺したときと同じく、
西部高地のブラックアイアン・ブリッジだろう。
ムソウサイ : 左様であったか……。
死ぬのは勝手だが……お主はまだ若い。
ムソウサイ : この後、すべてを失うかもしれんが、まだやり直しはきくぞ。
ワシとは違って、羨ましい限りじゃのう……。
オンフラン : …………。
ムソウサイ : さあ、急いで「ぶらっくあいあん・ぶりっじ」に向かおうぞ!
モモジゴを救うのだ!

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『ラストヴィジルのオンフランと話す』を達成した!
クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『ブラックアイアン・ブリッジでモモジゴを探す』を達成した!

イドランシュー : く、くそう……!
役立たずの傭兵どもめ……!
モモジゴ : た、たすかった……。
もう、ダメかと思ったよ……。
ムソウサイ : 遅れてすまぬ……途中で雪に足を取られてしまった……。
ムソウサイ : お主が、我が身可愛さに若き命を奪った者か……。
勝ち目はないぞ、観念するがいい。
イドランシュー : ふん、何者か知らんが、
傭兵を倒したくらいで……図に乗るなよ!
ムソウサイ : やはり、反省の色なしか……犬畜生にも劣る奴。
侍の大義にかけて、悪を許さず!
ムソウサイ : ふう……これにて一件落着……
モモジゴ : じ、爺さんっ!
ムソウサイ : ……ぬう、今一歩なのだ。
志半ばで……くたばるわけにはいかん。
……ええい!
ムソウサイ : さて、モモジゴによれば、「えおるぜあ」の主要都市は、
これですべてまわったことになる。
ムソウサイ : モモジゴよ、
これまでよく付き合ってくれたな、感謝しておるぞ。
ムソウサイ : あとは、ワシの最後の目的。
極悪人「コガラシ」を成敗するだけ……。
ムソウサイ : Ace殿、各都市で悪党を成敗したことで、
お主は、並ぶことなき立派な侍となった。
それも、コガラシと匹敵するほどにな……。
ムソウサイ : そろそろ修行も終わりのときを迎える。
お主のような才ある弟子を持てて、ワシは果報者じゃ。
……さあ、今は「いしゅがるど」の街へ戻ることにしよう。

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』の目的『モモジゴを救助』を達成した!

モモジゴ : Ace、大変なんだ!
街に着いてすぐに、爺さんが倒れちまったんだよ!
モモジゴ : 今は、宿で安静にしているけど、
医者の話では、爺さんは重い病を抱えていたようだ。
もう、刀を握ることだって難しい状態らしい……。
モモジゴ : そして……もう……
長くはないだろうって……。
モモジゴ : そんな身体で、エオルゼア中を回って、悪を討って、
俺のことまで助けてくれたんだ……。
モモジゴ : なぁ、Ace。
爺さんが言ってた、「コガラシ」とかいう侍の成敗……
なんで、あんなに無理をしてまでやろうとしていたんだろう?
モモジゴ : 本人は口にしないけど、よっぽど深い理由があるみたいだ。
代わりに俺たちが、その大義を果たしてやれたらな……。
モモジゴ : とにかく、俺はここに残って爺さんの看病をするから、
また見に来てくれよ……約束だぞ。

クエスト『皇都を惑わす心中の怪!』をコンプリートした!

Lv60~ 極悪人コガラシ

モモジゴ : Ace、いいところに……!
大変なんだ、爺さんが宿から抜け出して、
どっか行っちまったんだよ!
モモジゴ : 安静にしてなきゃいけないのに、薬も飲まずにいなくなっちまった。
でも、あの身体じゃあ、そんなに遠くへは行けないだろう。
きっとまだ、イシュガルドの都市内にいるはず。
モモジゴ : 俺は雲霧街を探してみる。
アンタは「聖バルロアイアン広場」の方で辺りを見渡して、
爺さんを探してくれ!

クエスト『極悪人コガラシ』を引き受けた!
ムソウサイの姿は見当たらないようだ……。
クエスト『極悪人コガラシ』の目的『指定地点で見渡す』を達成した!

ムソウサイ : カッカッカッ、なんとかモモジゴを撒くことができたぞ。
ワシには東方から持参した万能強壮薬があるからのう、
それさえ飲めば、数刻は身体の自由も効くのじゃ……。
ムソウサイ : さて、ワシがこの地へ来た目的は、以前に話したとおり、
ひとつは、お主のような弟子になりうる才ある者を探すため。
ムソウサイ : そして、もうひとつが、
この地に渡った「コガラシ」という侍を成敗することだ。
だが、奴が働いた悪行のことは、まだ話してなかったな……。
ムソウサイ : コガラシの悪行とは、弟子の育て方を誤ったこと。
奴の弟子は、ひんがしの国の要人を次々と斬り殺すという、
悪事を働いた大罪人なのだ……。
ムソウサイ : 我が祖国において、弟子の失態は師の責任でもある。
コガラシは大罪人の師として、切腹という名の、
自害をもって罪を償うことを命じられた。
ムソウサイ : だが、奴は命惜しさに国外に逃亡し、
この「えおるぜあ」まで逃げ延びて、生き永らえておる。
ムソウサイ : 弟子を導けなかったゆえに、多くの人命が損なわれたというのに、
自分だけのうのうと生きておるとは、侍の風上にも置けん。
許されざる極悪人である。
ムソウサイ : 奴を斬らねば、侍の大義を果たすことはできぬ。
……だがワシは……奴には勝てなかった。
何度対峙しても、勝つことはできなかったのだ……。
ムソウサイ : しかし、目覚ましい成長を見せた、
今のお主ならば、きっと討つことができるであろう。
ワシからお主への最後の試練じゃ……。
ムソウサイ : Ace殿、コガラシを討つのだ!
お主の侍としての修行は、奴を討つことで完遂する!
ムソウサイ : コガラシは現在、この街の近く「くるざす西部高地」の、
「ついんぷうるず」というところに潜んでおる。
ムソウサイ : 自らの命惜しさに大義を見失うとは、汚らわしき所業。
侍の大義にかけて、悪を許さず!
ゆくぞ、Ace!

クエスト『極悪人コガラシ』の目的『指定地点で再度見渡す』を達成した!

ムソウサイ : さて、Aceよ。
コガラシを斬る、その覚悟に迷いはないな?

■何と答える?
▷侍の大義にかけて、悪を許さず!
▷…………

▷侍の大義にかけて、悪を許さず!
ムソウサイ : その言葉に偽りなしならば、ワシを斬れ。
……ワシが極悪人「コガラシ」である。
ムソウサイ : 「コガラシ」は、ワシがひんがしの国で、
世直しの旅をするときに名乗っていた偽名。
ムソウサイ : この笠を被って、弟子とともに悪党を成敗して回ったものだが、
そやつは道を踏み外してしまった……。
そう、先ほど語ったことは、そのまま己のことなのだ。
ムソウサイ : ワシは弟子の凶行を止められなかったばかりか、
命惜しさにこの地へ落ち延び、のうのうと生き恥をさらしておる。
ムソウサイ : そのうえ、偉そうに正義を気取り、お主をたぶらかし、
悪党を成敗して回っていた偽善の極悪人。
……自ら命を絶つこともできぬ臆病者よ。
ムソウサイ : さあ、Ace、ワシを討つのだ!
そして、お主の修行を完遂させるのじゃ!
ムソウサイ : お主の目の前におるのは極悪人だぞ!
さあ、この首を獲りにくるがいい!
さもなくば…………死あるのみ!

「極悪人コガラシ」の攻略を開始した。

ムソウサイ : 以前のようなお遊びとは違う、真剣勝負じゃ……。
ムソウサイ : 勝敗は、どちらかが死ぬまで決まらんぞ……。
ムソウサイ : いざ、勝負!
ムソウサイ : 我が剣気、雪風超えて吹きすさべ!
肌に感じよ、「必殺剣 凍」!!
ムソウサイ : がはっ……。
ムソウサイ : こ、こんなときに……
病に負けるわけには……いかん。
ムソウサイ : ハァハァ……まだまだ。
ワシは……まだまだやれるぞ!
ムソウサイ : お主の本気はその程度か!?
ワシを倒さねば、死ぬのはそちらだぞ!
ムソウサイ : 動の剣、究めれば風と成らん!
耐え抜けよ、剣技「嵐」!
ムソウサイ : 凍れる剣気、咲き誇りて花となれ!
刮目せよ、「必殺剣 菊」!!
ムソウサイ : 静の剣、究めれば舞いと成らん!
見るがいい、剣技「舞扇」!!
ムソウサイ : ごふっ……。
ムソウサイ : よくぞここまで……成長したものだ……。
ムソウサイ : 嬉しいぞ……遂に修行が完遂する……。
ムソウサイ : ワシからの……最大の試練……耐えてみせよ!
ムソウサイ : ワシがムソウサイと呼ばれた所以……
今こそ見せてくれる、秘剣「無双刃」!!
ムソウサイ : この技は、剣気によって、
周囲に、旋風を発生させるのじゃ!
ムソウサイ : さて、お主に耐えられるかどうか……
ワシに、修行の成果を見せてくれ……。
ムソウサイ : 滅 殺 !
ムソウサイ : よくぞ耐えた!!
ムソウサイ : これで最期じゃ……。
ワシのすべてをお主に叩き込もう!
ムソウサイ : Aceよ……。
お主も……ワシにすべてを叩き込むのじゃ!
ムソウサイ : 咲けよ菊花、荒れよ嵐!
ムソウサイ : 舞えよ扇、吹けよ嵐!
ムソウサイ : み、見事であった……。
侍の大義……見せてもらったぞ……。
ムソウサイ : ど、どうやら……
我が……奥義……引き出せたようだな……。
その技の修得を持って……ワシの修行も終いとなる。
ムソウサイ : さぁ、Aceよ……
ワシに……悪党に……とどめをさすがいい……。
モモジゴ : ダメだ、やめてくれッ!
もういい! もういいだろう……!!
ムソウサイ : よいのだモモジゴ……己で仕向けたことよ……。
もとはといえば、罪の意識から逃げ……
死をもって償わなかった……ワシが悪いのだ。
モモジゴ : やめろ、Ace!
頼む、やめてくれェェェ!!
ムソウサイ : ……そうか、ワシの中の……
悪を斬ったというのか……。
ムソウサイ : ワシの罪を……おおおぉぉぉっ……!
ムソウサイ : Aceよ、かたじけない。
お主は……ワシが望んだ以上の侍となったようだ……。
生き恥をさらしてまで……この地へ来た甲斐があった……。
ムソウサイ : ワシの中の悪は斬って捨てられた。
これでやっと……天命に従って……逝くことができる……。
モモジゴ : じ、爺さん、ダメだ!
死なないでくれ……!
ムソウサイ : どの道、ワシはもう長くはなかったのだ……。
Ace……モモジゴ……。
三人での世直しの旅……楽しかったぞ。
ムソウサイ : これにて、一件落着……。
悪の蔓延る……世は……栄え……ず……。
モモジゴ : 爺さん……いままで、ありがとよ……。
最後の旅だ、あの場所まで一緒に行こう。

Lv60~ 凛とした女侍

Lv63~ 風雲赤誠組

Lv65~ 松葉門外の変

Lv68~ ウゲツを討て!

Lv70~ ベッコウ島の決闘

Lv80~ 世直しムソウサイ伝

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