6.5 光明の起点

目次

闇を掃う光

ヴァルシャン : ああ、Tet’li。
君を呼び寄せようと思っていたところだ。
ヴァルシャン : 月のヴォイドゲートについて、
皆に共有すべき事態が起きてな。
ヴァルシャン : 加えて、ヤ・シュトラからも、
こちらへ戻ってくるという連絡が入っている。
ヴァルシャン : ゼロムスの闇に対抗するため、
第一世界の光を第十三世界に送る……
その方法について、なにか糸口が掴めたのかもしれない。
ヴァルシャン : 一度、皆で集まって状況を共有すべきだろう。
君も太守の間に来てもらいたい。
ヤ・シュトラ : 遅くなってごめんなさい。
ヴリトラ : いや、ちょうどよかった。
ヴリトラ : ……その様子だと、朗報があると思っても?
ヤ・シュトラ : ええ、寝る間も惜しんで、
研究を続けてきた甲斐はあったわね。
ヤ・シュトラ : そこで大丈夫よ。
運んでくれて助かったわ。
ヴリトラ : その努力に感謝を……。
すぐにでも成果について聞きたいところだが、
まずはひとつ……悪い報告をしなければならない。
ヴリトラ : ウリエンジェからの報せだ。
嘆きの海に開けたヴォイドゲートの状況が芳しくないという。
ヴリトラ : かのゲートは、私たちにとって、
ゴルベーザの根拠地に至る唯一の道……。
ヴリトラ : おいそれと閉ざすことはできないため、ゲート自体を開いたまま、
「剣」の封印機構によって蓋をしている状態だ。
ヴリトラ : その蓋が、ヴォイド側からの干渉を受けて破壊されかけている。
レポリットたちも、必死に対抗措置をとってくれてはいるが、
ほどなく限界を迎えるだろうとのこと……。
ヴリトラ : ゴルベーザの野望が、
いよいよ現実のものとなろうとしている、ということだ。
ヤ・シュトラ : 数千年に亘り原初世界への帰還を願い続けてきた、
アジュダヤの想いを取り込んだ、大妖異ゼロムスの力……。
やはり、並大抵の強さではないようね。
ヴリトラ : ゆえに、ゼロムスの討滅を急ぎたいところだが、
奴は濃い闇に守られ、近づくことすらままならない。
ゼロ : お前が戻ったということは、
ゼロムスに肉薄する方法をつかめたと思っていいのか?
濃い闇を掃うには、強き光をあてればいいとか言っていたが……。
ヤ・シュトラ : 結論から言えば、思い描いていたとおりのことができそうよ。
ヤ・シュトラ : 第一世界から光に偏ったエーテルを集め、
ヴォイドの月に送り込んで、ゼロムスに向けて放出……。
それに成功すれば、光が闇を打ち消してくれるというわけ。
ヤ・シュトラ : 問題は、どうやって、
大量のエーテルを移送するのかということだけど……
ヤ・シュトラ : シドたちに相談したところ、
大急ぎで専用の装置を作ってくれたわ。
ヤ・シュトラ : 名付けて「エーテルトランスミッター」。
これを適切な間隔で設置すれば、エーテルの送信網、
いわば人工的な地脈を作れるという優れものよ!
ヴリトラ : 人工的な地脈……そんなことが……!
ヤ・シュトラ : これを利用し、ナバスアレンの「光の氾濫」跡地から、
第一世界のクリスタルタワーにエーテルを送り、集積する。
かの地での体験がなければ、思いつかなかったでしょうね。
ヤ・シュトラ : 加えて、グ・ラハ・ティアを通じて、
「本物のノア」を名乗る人物に知恵を借りられたことも、
大きな助けになったわ。
ヤ・シュトラ : もちろん、クリスタルタワーからヴォイドへの移送は、
塔の次元跳躍機能を併用させてもらう。
ヤ・シュトラ : 次元の狭間へとエーテルを放ち、
トランスミッターで方向付けるというわけね。
この点は、先日確立した私の理論が軸になっているわ。
ヤ・シュトラ : こうして移送できれば、
第一世界のエーテルは闇の盾を貫く、光の矛となるわ。
ヤ・シュトラ : とは言え、検証をしている時間もなかったから、
出たとこ勝負になってしまうところだけが、難点かしら……。

■何と言う?
▷皆の知恵の結晶だ!
▷ぶっつけ本番は、いつものことでは?

▷ぶっつけ本番は、いつものことでは?
ヤ・シュトラ : 言われてみれば、それもそうね。
とても褒められたことではないけれど。
エスティニアン : 小難しい理屈はさっぱりだが、
つまり第一世界の方に、その装置を置く必要があるんだな?
ヤ・シュトラ : 場所が場所だから、あなたに頼めるかしら……?
何をどうすべきか迷わないように、
きちんとサポートはさせてもらうわ。
ゼロ : 私もついていくぞ。
ゼロ : 第一世界というのは、光に呑まれてなお、
闇を取り戻した世界だそうじゃないか。
そこがどんな場所なのか、興味がある。
ヴリトラ : しかし、ゼロ……
君はどうやって世界を渡るつもりなのだ?
ゼロ : ソウル・サイフォンとやらに、魂を入れればいいんだろう?
お前たちはそうやって渡ったと、前に話していた。
ゼロ : 私は一度、妖異召喚の術式によって魂を引き剥がされ、
こちらへと渡ってきた。
同じことなら、自分の意思でもできる。
ヤ・シュトラ : 空のソウル・サイフォンなら、私が使った物があるわ。
あなたさえ良ければ、連れていってあげてはどうかしら。
ヤ・シュトラ : それじゃ、エーテルトランスミッターをまとめてから、
ゼロが魂を移すのを補佐するわ。
ヤ・シュトラ : あなたも出立の支度をしてもらえて?
宮殿の前で待ち合わせしましょう。

クエスト『闇を掃う光』を引き受けた!

ヴァルシャン : 魂の移動は、ゼロが使っている部屋で行われている。
それが終わるまでここで待つとしよう。
ヤ・シュトラ : 待たせたわね。
ヤ・シュトラ : ゼロの魂は、無事ソウル・サイフォンに移されたわ。
ヴァルシャン : 彼女の肉体については、
錬金術師たちに見守ってもらうよう手配した。
その点は安心してくれ。
ヤ・シュトラ : これを受け取って頂戴。
ソウル・サイフォンに、エーテルトランスミッター、
それからゼロの装備なんかもまとめておいたから。
ヤ・シュトラ : そうそう、グ・ラハ・ティアにしたためてもらった、
クリスタルタワーの操作にまつわる手引きも入っているわ。
現地で迷うことがないようにね。
エスティニアン : さて、お前たちが出ている間、俺は月に行くか……。
ここにいても何かできることがあるわけでもなし、
せいぜい「剣」が破られた場合に備えておくさ。
ヴァルシャン : そうしてもらえると助かる。
私はヴォイドの月で負った本体の傷を癒やしながら、
ここで連絡役を務めよう。
ヤ・シュトラ : 光の力の扱いについては、リーンを頼るといいわ。
ナバスアレンは彼女と因縁浅からぬ地……
きっと力になってくれるはずよ。
ヤ・シュトラ : けれど、その前に「ベーク=ラグ」に会わなくてはね。
魂の専門家である彼なら、ゼロの実体化も可能でしょう。
ヤ・シュトラ : おそらく、今もクリスタリウムの博物陳列館に、
入り浸っているのではないかしら。
ヤ・シュトラ : さあ、行って。
第一世界に、「闇の戦士」が再来するときよ!

クエスト『闇を掃う光』の目的『ヴァルシャンと話す』を達成した!

ベーク=ラグ : Tet’liではないか。
ワシに何か用か?
ベーク=ラグ : むむむっ……!
原初世界から運んできた魂を、実体化させたいとな!?
ベーク=ラグ : しかも、この世界に満ちる光の力を、
異なる世界に運ぼうとは……なんと突拍子もないことを!
ベーク=ラグ : とはいえ、事情が事情だ。
おぬしらの世界の危機とあらば、ワシとしても、
知恵の出し惜しみなどしてはおられまい。
ベーク=ラグ : よし、さっそく実体化に取り掛かろう。
少しばかり時間を要するゆえ、
先にリーンのところへ向かっておくがよい。
ベーク=ラグ : あの娘は最近、ホルトリウム園芸館に出入りしておるようだ。
ワシも、ゼロとやらの実体化が済んだら向かうとしよう。

クエスト『闇を掃う光』の目的『博物陳列館のベーク=ラグと話す』を達成した!

ベーク=ラグ : ホルトリウム園芸館は、ここを出てすぐ右だぞ。
実体化が終わったら、ゼロとやらをそこに連れていくから、
おぬしはその間にリーンと会ってはどうだ?

リーン : 「無の大地」の自然を再生するには、
光に寄り過ぎた環境の属性バランスを正す必要がある。
リーン : でも、それだけでは自然環境は元に戻らない。
少しずつ命を……まずは植物を移植して、
再生の足がかりにしないと。
リーン : ただ、大地が弱っている状態で、
土壌の養分を吸い尽くすような植物は植えられない。
そういう場合に適した種は……
リーン : …………どれ?

■何と言う?
▷研究熱心で結構!
▷植物に興味が……?
▷コーヒーの木はどう?

▷コーヒーの木はどう?
リーン : コーヒーの木……。
確か、暖かい場所で育つものだって……。
リーン : ああ、でも、昼と夜の寒暖差も必要でしたよね。
それなら、あそこにはちょうどいいのかな……。
リーン : それに、コーヒービーンがたくさん採れるようになれば、
コーヒークッキーの生産量も、前みたいに増えるかも……!?
リーン : って、いらしてたんですか?
リーン : うう、普通に声をかけてくれたらよかったのに……。
リーン : 実は、再生を始めた「無の大地」に、
もっと緑を増やせないかと思って……。
ここで植物の勉強をさせてもらってるんです。
リーン : そちらはどうしてクリスタリウムに?
終末の件は、もう落ち着いたと聞きましたが……。
リーン : 異世界からの脅威に対抗するため、光の力を……。
リーン : 私にも、お手伝いをさせてもらえないでしょうか?
リーン : 私がわずかに感じていたハイデリンとの繋がりは、
終末を境に、なくなってしまいました。
リーン : けれど、光を操る力は、今も私の中に残っています。
それで誰かを助けられるなら、やらせてください!
ベーク=ラグ : 待たせたな。
ゼロの実体化は、無事に終わったぞ。
ベーク=ラグ : 空になったソウル・サイフォンは、このまま借りておく。
塔を操作せよということならば、
これに使われておる皇血が必要だろうからな。
ベーク=ラグ : む、塔の操作方法についてのメモだと?
ベーク=ラグ : なんとまあ、綴る文字さえ軽やかになったものよ。
元気でやっているようで、何よりだ。
ベーク=ラグ : ワシはこれを読みつつ、塔の起動準備に取り掛かろう。
ゼロ : 世話になったな。
ベーク=ラグ : 大事ない。
ただ、我らン・モゥ族にとっての名誉は、
叶えた「お願い」にふさわしい対価をもらうことでな……?
ゼロ : ほう、妖異と似ているな。
だったら、私のエーテルを喰うか?
ベーク=ラグ : いらんわ!
それではちっとも心が満たされんではないかっ!
リーン : まあまあ、おふたりとも……!
好みはそれぞれ……それぞれですから……!
ベーク=ラグ : では、またあとでな。
塔以外の準備は、おぬしの方でよろしく頼むぞ。
リーン : えっと……あなたがゼロさんですよね。
私はリーン、よろしくお願いします!
ゼロ : しかし、ここが本当に光に呑まれた世界なのか?
たしかに光の力を強く感じるが、
人も空も、お前の世界と大して変わらなく見える。
リーン : それは……「闇の戦士」の活躍で、
光の氾濫が本当の意味で防がれたからですね。
リーン : よかったら、少し歩いてみませんか?
ゼロ : やはり何も変わらない、普通の空だ。
ゼロ : 取り戻したというのか……この世界は……。

クエスト『闇を掃う光』の目的『リーンと話す』を達成した!

リーン : この空……そして街のみなさんの笑顔は、
私たちが力を合わせて勝ち取ったもの。
それがずっと続くように、私にできることを勉強しているんです。
ゼロ : 第一世界が夜闇を取り戻した経緯は、以前にも聞いてはいる。
肉体を光に蝕まれて、なお諦めずに抗い続けた、
「闇の戦士」の物語を、な……。
ゼロ : 闇の氾濫が起こったあのとき、
私にわずかでも抗えるだけの力と、想いがあったなら……
ヴォイドにも、こんな結末があったんだろうか。
ゼロ : ……いや、まだ終わってはいないのだったな。
そのためにこの世界へ渡ってきたんだ。
ゼロ : さあ、それでどこへ行く?
実体化に問題はない、いつでも出発できるぞ。

クエスト『闇を掃う光』をコンプリートした!

英雄は奔走する

ゼロ : こちらの世界でも転移魔法が使えるみたいだが、
エーテライトと交感してない私はどこにも行けない。
悪いが、お前も私に合わせてもらうぞ。
リーン : さっそく、ナバスアレンに向かいましょうか。
ゼロさんもいますし、アマロに乗るのがよさそうですね。
ライナ : ああ、こちらにいらしたんですね。
間に合ってよかった。
リーン : ライナさん!
もしかして、ベーク=ラグさんから聞いて?
ライナ : ええ、大方の事情は……。
ライナ : はじめまして。
私は、クリスタリウムの衛兵団を指揮するライナと申します。
ゼロ : ……ゼロだ。
私たちに何か用でもあるのか?
ライナ : この塔に光の力を集めると聞いたもので、
事前に話をしておくべきかと思いまして。
ライナ : もちろん、私はあなたを信頼していますので、
その計画についても、悪しきものだとは疑いません。
けれど……
ゼロ : なるほど、お前の懸念は想像がつく。
ゼロ : この世界にも、いろいろな人間たちがいて、
それぞれに抱く想いも違うはずだ。
ゼロ : であれば、誰もがお前のように賛成するわけではない。
……そういうことだろう?
ライナ : ……ええ、そのとおりです。
ライナ : 多くの人にとって、光とは、
世界を滅びの淵まで追い詰めた力の象徴でもあります。
それをひとところに集めれば、嫌でも注目を集めるでしょう。
ライナ : それでも、クリスタリウムの住人であれば、
私たちが説明することで、理解は得られると思います。
ですが、ほかの都市や集落の人々までは難しいかと。
ライナ : 各地との交流は、まだ始まったばかり……
ちょっとした掛け違いや誤解によって、
良好な関係にヒビが入ることは避けたいのです。
ゼロ : だったら教えてくれ、
どういった人々と、どんな誤解が生じうるのかを。
塔の準備を待つ間に、その問題に対処してみせよう。
リーン : 私たちも、ゼロさんと行きます。
顔見知りがいれば、みんなも素直に話しやすいはずです。
ライナ : わかりました。
お手間を取らせることになってしまいますが、
そうしていただけると、助かります。
ライナ : 塔に光を集めるにあたって、話を通しておくべき相手……
まずは、ユールモアの人々ですね。
ライナ : 今となっては友好関係を結んでいますが、
クリスタリウムとは対立してきた経緯もあります。
そうした現状に、思うところがある者もいるでしょうから。
リーン : ユールモアには、かつて光の力を操る元首がいました。
彼は救済を説き、魅了の術まで使って市民をまとめあげ……
意向に従わない勢力を攻めたこともあったんです。
リーン : 元首がチャイ・ヌズさんに変わってからは、
街の雰囲気も、クリスタリウムとの関係も良好になりました。
リーン : それでも、大都市同士で競合している側面はある。
こちらに光の力を集めると知れば、
不安を感じてしまう人もいるかもしれない……。
ライナ : ええ、そのとおりです。
ですから、闇の戦士が故郷を救うために動いているのだと、
事前に説明しておいた方がよいでしょう。
ゼロ : お前は、その街でも信頼されているんだな。
ユルスたち……ガレアン・コミュニティと同じように。
ゼロ : ほかにはどこへ行ってくればいい?
ライナ : ふたつ目に向かっていただきたいのは、
ラケティカ大森林です。
ライナ : かの森には、独自の信仰に基づいて暮らす人々がいる。
闇を尊んで慎ましく暮らす「夜の民」や、
古くからの教えに従ってきたロンカの護り手たちです。
ライナ : あなた方がこれから為そうとしていることが、
彼らの暮らしを壊すものではないと、伝えておくべきかと。
ゼロ : 闇を尊ぶ……。
光に呑まれた世界では、それも不思議ではないか。
ゼロ : 了解した。
では、ユールモアとラケティカ大森林に行って、
こいつらと一緒に話をつけてくる。
ライナ : 連絡用に「ひそひ草」をお持ちください。
塔の準備が終わり次第、これでお報せします。
ライナ : さて……。
私はここで失礼して、この街の住民たちに説明をしてきます。
ライナ : それから、各地に連絡をして人手を集めないと。
ナバスアレンから塔まで、一定間隔で装置を置くのでしょう?
リーン : はい……!
よろしくお願いします!
リーン : じゃあ、まずはユールモアに行ってみましょう!
みなさんにどう伝えればいいか、
チャイ・ヌズさんに相談するところからです!

クエスト『英雄は奔走する』を引き受けた!

ドゥリア・チャイ : あらまあ、Tet’liちゃん!
それにリーンちゃんと……
そちらの素敵な方は、はじめましてよね?
レンデン : 元首代行は、市民の生の声が聴けるようにと、
執務室に籠もることを好まない。
それにしても、まさか「闇の戦士」が訪ねてくるとはな。
チャイ・ヌズ : おおぉぉ……Tet’li!
Tet’liじゃないか!
チャイ・ヌズ : まさか、こちらに来ていたとはな!
顔を見せにきただけ……というわけでもなさそうだが、
何かあったのか?

■何と言う?
▷ユールモアの人々に聞いてもらいたいことがある
▷元首代行に相談したいことがあって

▷元首代行に相談したいことがあって
チャイ・ヌズ : 察するに、何か大きなことをしようと言うのだな?
……わかった、詳しく聞かせてもらおう。
チャイ・ヌズ : なるほど……。
クリスタリウムに光の力を集め、利用する計画がある、と。
チャイ・ヌズ : たしかにその言葉だけ聞けば、我々ユールモア市民は、
嫌でもヴァウスリーのことを思い出してしまうだろうな。
リーン : やっぱり、そうなりますよね……。
チャイ・ヌズ : だが、それでお前たちが悪だくみをするとは思わん。
クリスタリウムの自治組織にしても、
そいつを悪用して世界を牛耳ろうなどとは考えないだろう。
チャイ・ヌズ : 闇に覆われた世界からの侵攻を受けているとあらば、
強き光の必要性は私にも理解できる……。
チャイ・ヌズ : それに、わざわざユールモアの民の心情を慮ってくれての相談だ。
「闇の戦士」と、我らの友邦クリスタリウムを信じよう。
ドゥリア・チャイ : それなら執務室にみんなを集めて、
あなたの口から説明してみたらどうかしら?
そうすれば安心できるんじゃない?
チャイ・ヌズ : いや、私から話したとしても、
皆が最初に抱く想いは、先ほどの私たちと同じ……。
不安や疑問に感じる点は変わらないだろう。
チャイ・ヌズ : だから、まずは手段ではなく、目的を広めておきたい。
「闇の戦士」が、己の故郷を救おうとしている、と。
チャイ・ヌズ : その後に、私から補足する形で、
光の力を必要としていることを伝えよう。
同じ話でも受け取る印象はずいぶん違ってくるはずだ。
チャイ・ヌズ : もしよかったら、街の各所で市民に声をかけてみてくれないか。
お前自身の口から故郷の窮状を伝えてもらえれば、
市民の間に協力的な空気が生まれると思う。
レンデン : 光の力と聞けば、ネガティブな感情を抱きやすいが、
世界を救いたいと聞けば、好意的に感じる……。
なるほど、うまいやり方だ。
リーン : そういうことでしたら、
やはり、みんなで一緒に行動した方がよさそうですね。
ゼロ : どのみち、私はここの事情に疎い。
お前についていくから、話をするのは任せたぞ。
チャイ・ヌズ : あらかた話し終わったら、またここへ戻ってきてくれ。
市民の反応を聞きたい。
リーン : では、さっそくみなさんのお話を伺いにいきましょう。

クエスト『英雄は奔走する』の目的『ユールモアのチャイ・ヌズと話す』を達成した!

チャイ・ヌズ : この私に、自信満々で断言できることなどないさ。
だからこそ、少しでも説得の成功率をあげるため、
事前に打てる手を打っておきたいのだ。
ドゥリア・チャイ : ゼロちゃんは、こちらに自由に来られるの?
アルフィノちゃんたちにも会えないかしら。
レンデン : 一度ユールモアを去った私がここにいるのは、
元首代行の働きかけと、「闇の戦士」の活躍あってのこと。
ここに暮らす市民たちも、同じように思っているはずだ。

リーン : ライナさんもチャイ・ヌズさんも、
行動する前に相手のことを第一に考えていて……
私も見習いたいと思います。
ゼロ : お前がここの人々に信頼されていることは、
今の会話からだけでも窺い知れた。
ゼロ : サンクレッドのおかげで、それくらいはわかるようになったよ。
リーン : えっ……?
ゼロさんは、サンクレッドに会ったんですか?
リーン : あ、いえ、今話すようなことじゃありませんでしたね。
気にしないでください。
リーン : ではさっそく……
樹梢の層、樹幹の層、廃船街で、
それぞれ市民たちと話してみましょう!

ゼロとリーンが「同行」を開始します。
クエストを進行させるには、同行者たちが近くにいる状態で、
目的を達成する必要があります。
「同行」は、エリアを移動した場合や、
「同行状態を解除する」を選んだ場合に解除されます。
解除した場合、もとの場所に戻った同行者に話しかけることで、
再び「同行」させることができます。

クエスト『英雄は奔走する』の目的『ゼロと話して同行させる』を達成した!

話す

ゼロ : 狭く隔離された土地に、高くそびえる豪奢な楼閣。
この街からは、どこか妖異の領域に似たものを感じる。
ゼロ : 己の心に焼きついた、幸福な記憶の影……
そんな郷愁を込めて作られた場所に違いない。
ゼロ : クリスタリウムからはそういった印象を受けなかった。
同じ世界でも「領域の主」によって、こうも変わるものなんだな。
リーン : 私はクリスタリウムに住まいをいただいてますが、
たまにガイアと一緒にユールモアを訪れることもあります。
リーン : そのたびに、街の雰囲気が、
明るく変わっていってるのを実感するんです。
リーン : この街を、ヴァウスリーがいたころに戻すわけにはいきません。
不安が生じないよう、みなさんと話しましょう!

「キャバレー・ビーハイヴ」について話す

ゼロ : ここは酒場のようだが、
壇上にある、あの細い柱はいったい……?
ゼロ : ああ、踊りとは、見る者の魂を震わせるものだったな。
ならば、柱を軸としたあの動きは、
棒状の得物による戦いの演舞、か。
ゼロ : かつて脅威に晒された世界だからこそ、
こういった実利的な娯楽が好まれるというわけだな。
リーン : 酒場、ですか……。
そういえば、サンクレッドから聞いたことがあります。
現実逃避の手段のひとつとして、お酒を求める人もいると。
リーン : この場所も当初は、
酔うことで罪喰いの恐怖を忘れるために作られたのでしょう。
今は純粋に楽しむために訪れる人が多そうですけど。
リーン : わ、私にはまだちょっと早いのかな、って思います……!

「廃船街」について話す

ゼロ : この一角は瓦礫が多いようだが、
片付けをしているアレは、妖異……ではないか。
ゼロ : いや、妖異の中には、石を依り代にする者もいるからな。
どことなく似た印象を受けたんだが……。
ゼロ : ガレマルドで見た機械仕掛けの人形といい、
いろいろな存在が作られ、利用されているんだな。
リーン : ヴァウスリー失脚の前後に起こった騒動で、
自由市民にも、少なからぬ被害が出たと聞きます。
リーン : そうして所有者がいなくなった資産の一部を財源に、
ここ廃船街の修繕や改築を進めているのだとか。
リーン : すべての人を都市内に収容できない以上、
周辺の住環境を、改善していく必要がありますからね。

不安を抱える酔客 : まったく……明日のことなど知るかと遊び呆けてきたのに。
急に平和になってしまったものだから、
明日のことが不安で仕方ないんだ。
不安を抱える酔客 : ええっ、あんたの故郷が滅びるかどうかの瀬戸際だって?
それなのに、こんな酒場をほっつき歩いてていいのかい!?
不安を抱える酔客 : いや、わざわざその話をしてくれたくらいだ、
こういう場所にすら、何か希望を探しにきたに違いない。
そうだよな……嘆いてないで行動あるのみだ!
不安を抱える酔客 : このままじっとしていても、何も変わらないもんな。
不安に負けず、前に進んでみるよ。
だからあんたも、がんばってくれ!

生真面目な兵士 : これは、「闇の戦士」様、
それに光の巫女殿ではありませんか。
何か御用ですか?
生真面目な兵士 : なんと、貴殿の故郷が敵の脅威に晒されている……!?
この街が辿った歴史に鑑みれば、
遠い地の出来事だとはとても思えません。
生真面目な兵士 : しかし、あの強大な光をもつ大罪喰いですらも、
討ち倒すことができたのです。
皆で力を合わせれば、どのような局面も打開できましょう!

復興に燃える市民 : あれ、あんたもしかして「闇の戦士」様?
なんでこんなところに……。
復興に燃える市民 : へぇ、あんたの故郷も大変なんだな。
そんなら何か手助けを必要としてるんじゃないか?
復興に燃える市民 : まだまだ復興が始まったばかりで危なっかしいけどさ、
以前の、光に怯えていたころの俺らとは違う。
力になるから、なんでも言ってくれよな!

クエスト『英雄は奔走する』の目的『同行者ふたりを連れて市民と話す』を達成した!

ドゥリア・チャイ : 光が怖くなくなったわけじゃないけれど……
Tet’liちゃんのためなら、
みんな応援してくれるはずだわ!
レンデン : 市民たちの様子はどうだった?
以前のユールモアからは想像できないくらい、
皆、前向きだったのではないか?
チャイ・ヌズ : そうか、やはり市民の皆も、
お前の手助けをしたいという想いは一緒だな。
ドゥリア・チャイ : Tet’liちゃんが、
故郷を救うために街中を駆け回っているらしいって、
誰かが話しているのが聞こえてきたわ。
レンデン : 元首代行の読みどおり……
さっそく噂が広まり始めているようだな。
チャイ・ヌズ : あとは、市民たちを集めて、
光の力を用いることを、私の口から説明するだけか……。
チャイ・ヌズ : まがりなりにも元首代行なのだから、
皆の信頼に応えるためにも、やり遂げてみせよう。
あとのことは任せてくれ。
???? : あの……
もしかしてキミは、オレを助けてくれた少女では?
困惑していた自由市民 : おお、やはり!
覚えてるかな、オレ、メオルを食べていたせいで、
ヴァウスリーに心を操られてしまって……。
困惑していた自由市民 : けど、キミが治療してくれたおかげで、
こうして立ち直れたんだよ。
リーン : あのときの……!
お元気そうで、なによりです!
困惑していた自由市民 : オレを助けてくれたのは、光の巫女だったと人づてに聞いて、
もしまた会えたら、礼を言いたいと思っていたんだ。
困惑していた自由市民 : 光の氾濫を食い止めるほどの力を持った人なら、
あれくらい、容易いことだったのかもしれないが……
本当に助かった、ありがとう!
ゼロ : 今の男が言っていた、メオルとは何だ?
ゼロ : 罪喰い……
肉体が光に染まった異形を材料とした食物だって?
ゼロ : ……なるほど、そんなものを喰っていれば、
自我を保てなくなるのも道理だ。
リーン : ヴァウスリーには、罪喰いを操る力がありました。
それで、メオルを食べた人は、
彼の支配を受けることになってしまったんです……。
リーン : 幸い、私が光の力を制御して、
心を縛る術をほどいたことで、なんとか治療できました。
今では、身体に影響も残っていません。
ゼロ : 簡単に言ってくれるが、それは並大抵のことじゃないぞ。
ゼロ : かつて闇の力に侵された者を大勢見たことがある。
あれに似た状態を治療できる能力を持っているとしたら、
面倒に巻き込まれることも多かったんじゃないか?
リーン : ええ、私ひとりでは背負いきれないほどに……。
そのせいで多くの人々の人生に影響を与えてしまいました。
リーン : そのことを理解するほどに、
逃げ出したく、投げ出したくなったけど……
私には言葉と背中で、進み方を示してくれる人たちがいた。
リーン : だから、こう思えたんです。
私も、私にできることからやってみようって。
ゼロ : 運命と向き合ったうえで、
ただ従うのではなく、自分から進む道を選ぶ……。
ゼロ : ……強いな、この世界の人間は。

クエスト『英雄は奔走する』の目的『同行者ふたりを連れてチャイ・ヌズと話す』を達成した!

ドゥリア・チャイ : ちょっとの間だけでも、お顔が見られて嬉しかったわ。
落ち着いたら、また会いにきてちょうだいね!
レンデン : クリスタリウムの自治組織には、
此度の気遣い、大きな借りができたな。
また折に触れ、こちらからも協力させてもらおう。
チャイ・ヌズ : わざわざユールモアの民のことを気にかけてくれたのだ。
あとは私たちが、混乱なく収まるように働きかけよう。
リーン : あのときは無我夢中でしたが、
みなさんが元気になられて、本当によかったです。
ゼロ : 半妖として生まれた私が、闇の氾濫から逃れ、
こうして人の姿を保っているのは、運命的とも言えるだろう。
ゼロ : だが、そのことに疑問も抱かず、
自分に何ができるかを考えようともしなかった……
そうしないように、己を閉ざしていたんだ。
ゼロ : だから今は、考えたい。
半妖である私だけにできることが、何かあるはずだと。
ゼロ : 必ず見つけてみせるぞ。
この世界で。

クエスト『英雄は奔走する』をコンプリートした!

運命への反逆者

リーン : あのときは無我夢中でしたが、
みなさんが元気になられて、本当によかったです。
ゼロ : チャイ・ヌズの様子を見るかぎり、
ユールモアについては問題解決と言っていいだろう。
次の場所へ行ってみないか?
リーン : それでは、ラケティカ大森林に向かい、
スリザーバウにいる「ルナル」さんに会いましょう!

クエスト『運命への反逆者』を引き受けた!

リーン : 私は、ここに来るのは本当に久しぶりです。
みなさん、お変わりないようですね!
ゼロ : ほかの地域よりは日陰の多い森のようだが、
ヴォイドとは比べるまでもないほど光に満ち溢れている。
それは、洞窟の中であっても同じことだ。
ルナル : やあ、久しぶりじゃないか!
会えて嬉しいよ、Tet’li!
ルナル : でも……どうやら、
遊びにきてくれたわけじゃなさそうだね。

■何と言う?
▷「夜の民」に聞いてもらいたいことがある
▷大事なことだから、まずルナルに相談しておきてくて

▷大事なことだから、まずルナルに相談しておきてくて
ルナル : オイラたちのこと、気遣ってくれてるんだね。
ありがとう、それじゃ聞かせてもらうよ。
ルナル : あんたやマトーヤの姐さんの故郷が、危険な状態だって?
そんな……!
ゼロ : マトーヤとは誰のことだ?
リーン : ヤ・シュトラさんの呼び名ですよ。
「夜の民」は、名を光のもとに晒さない……
一時期ここで暮らしていた彼女も、それに従っていたんです。
ルナル : そっちのあんたがゼロか。
闇に呑まれた世界があるだなんて、
ちょっと信じられないけど……。
ゼロ : 私の故郷ヴォイドでは、空は暗い闇に覆われ、
太陽の光が失われて久しい。
ちょうど、こちらの世界とは正反対だな。
ゼロ : だがそれゆえに、ここの者たちには、
私たちの事情が理解できるんじゃないか?
ルナル : そうだね。
オイラたちが光の溢れた世界で苦労してきた分、
あんたたちも大変な思いをしてきたんだろう。
ルナル : そして今、この世界の光の力を束ねて、
闇を掃ってしまおうとしている……。
ルナル : さすがマトーヤの姐さんだ。
そんな規模の大きな話、ほかの誰にも思いつかないよ!
ルナル : ノルヴラントのこと……オイラたちのこと……
忘れないでいてくれたんだなぁ。
ゼロ : 私たちの計画に反対しないのか……?
ルナル : 「夜の民」は闇を尊びながら暮らしているけど、
その生き方を外の人にまで押しつけないよ。
ルナル : あんたにとって光が必要なものなら、大いに活用したらいい。
ゼロ : ずいぶん簡単に許すんだな。
お前たちの歴史や暮らしぶりを聞くかぎり、
光を集めて闇を消そうだなんて、拒絶されると思っていたが。
ルナル : もちろん、強すぎる光は怖いさ。
この世界の住人なら、みんなそうだ。
ルナル : けど、オイラたちが大切にしているのは、
闇の力が優位であることじゃない。
その漆黒の内に静寂を得て、祈り、自分を見つめることだ。
ルナル : 光の力にうまい使い方があるなら、それを拒みはしないよ。
ルナル : ……なんて、こんなの今だから言えることなんだろうね。
ルナル : ゼロ、がんばって。
今度はあんたたちの世界に、望む未来を取り戻すんだ。
ルナル : もしよかったら、いつもの歓待をさせてもらえないかな。
その方が、オイラたちが応援してたってこと、
忘れずにいられるだろう?
リーン : ゼロさん、是非そうしていきましょう!
ゼロ : ……わかった。
ルナル : よし、それなら、まずはあれから始めよう。
ルナル : Tet’liは覚えてるかな、
オイラたちが旅人と挨拶を交わすときの合言葉を!

チャットの会話モードを「Say」モードにして、
キーボードやソフトウェアキーボードで『アジントタ』を含む
好きな言葉を入力し、ルナルに挨拶しましょう。

クエスト『運命への反逆者』の目的『スリザーバウのルナルと話す』を達成した!

リーン : 初めてここに来たときのことを思い出します。
とてもドキドキして、でもすごく楽しくて……
もちろん、今でもその言葉を覚えていますよ!
ゼロ : お前は知っているんだな、その合言葉とやらを。
なら、横で聞かせてもらおう。

ルナル : やぁ、旅人にして、オイラたちの客人。
新たな友人ゼロも歓迎するよ。
ゼロ : 「アジントタ」……?
どういう意味だ?
ルナル : ロンカ語っていう古い言葉で、「よき夜を」という意味だよ。
森で出会うのは友好的な存在ばかりじゃないから、
この合言葉で客人かどうかを判別するんだ。
ルナル : それだけじゃない。
知ってのとおり、この世界からは、
光の氾濫によって暗い夜が失われていたからね。
ルナル : そんな暮らしの中でも、昼と夜の巡りを感じていたい……
闇夜を前にして相手を思いやった心を、忘れずにいたい。
そう考えて、この挨拶が生まれたんだ。
ゼロ : 相手を思いやった心……。
そうか、これも「繋がり」なんだな。
ルナル : うん、これでもう、オイラとゼロは見知らぬ他人じゃない。
次は祈りを込めた水によって、光を掃う儀式をしよう。
南側にある小部屋で「ダヴィス」に声をかけてみて。

クエスト『運命への反逆者』の目的『チャットの「Say」モードで『アジントタ』と入力し
ルナルに合言葉を言う』を達成した!

ルナル : 懐かしいな、あんたが初めて来たときのことを思い出すよ。
あのときはまだ姐さんもここに滞在してて……
ルナル : おっと、まだ儀式の途中だった。
次は南の小部屋に向かってくれ。

ゼロ : 挨拶をしたら向こうの甕(かめ)の中の水をかけられたんだが……
何の意味があったんだ?
リーン : あのとき私たちが体験したことを、
今度はゼロさんがやっていく……
なんだか不思議な気持ちですね!
ダヴィス : やぁ、ちょうどこちらの客人に、
水をかけ終わったところだよ。
ダヴィス : どんな気分かな?
ゼロ : ……特に、何かが変わった気はしないが。
ダヴィス : ははは、劇的な変化があるようなものじゃないよ!
それでも、身体に降り注いだ光を掃うという、
僕たちにとって大事な儀式なんだ。
ゼロ : そうは言っても、すでに闇が取り戻されている。
どうしてこの儀式を続けているんだ?
ダヴィス : なに、理由は変わらないさ。
客人や、外から帰ってきた人から、
害あるものが離れますようにと願っているんだ。
ダヴィス : 君にもきっと効果があるだろう。
アジントタ、よい夜を……。
ゼロ : ……言われた儀式は済ませた。
ルナルのところに戻るとしよう。
リーン : 私たちも行きましょう!

クエスト『運命への反逆者』の目的『ダヴィスと話す』を達成した!

ルナル : オイラたちの歓待、ゼロは気に入ってくれたかな?
リーン : 思えば、ほかの地域のみなさんとも、
こういった触れ合いが、たくさんありましたね。
ゼロさんの心にも、きっと残るはずです。
ゼロ : 戻ったぞ。
ゼロ : 強くなったということはないが、
どういうわけか、さっきより事がうまく運ぶ気がしている。
……少しだけな。
ルナル : よかった!
「闇の戦士」様だってついてるんだ、
必ずふたつの世界は救われるよ。
ゼロ : そのことだが……
ゼロムスを倒してアジュダヤを連れ帰ることで、
確かに原初世界は救われるだろう。
ゼロ : しかし、そうなってもヴォイドの状況は変わらない。
大妖異が一匹、いるかいないかの差だけだ。
ルナル : そうなのかい?
すまない、オイラてっきり……
ゼロ : 構うことはない。
こちらとて、それを承知でこいつらについているんだ。
ゼロ : 私とて、望めるものならば…………
ライナ : 聞こえますか、Tet’liさん。
そちらの様子はいかがですか?
ライナ : いずれの地でも、うまくいきましたか!
これで、安心して計画を進められますね!
ライナ : 実は、ベーク=ラグ殿から、
塔の起動準備が整ったとの連絡を受けました。
よろしければ、ナバスアレンに向かってください!
ライナ : それで、現地までの移動についてですが……
隊商のリーダーである、「カサード」さんを覚えていますか?
ライナ : クリスタリウムとアム・アレーンの間を行き慣れた彼なら、
装置の設置に適した場所にも詳しいと思いまして。
皆さんの案内をお願いしておいたんです。
ライナ : ちょうどこれからトゥワインに向かう用事があるそうなので、
そこで合流してください。
リーン : いよいよですね……。
それでは、トゥワインに向かいましょう!

クエスト『運命への反逆者』の目的『ゼロと話す』を達成した!

ルナル : ゼロの故郷が、望む未来を取り戻せるよう祈っているよ。
マトーヤの姐さんにも、よろしく!

カサード : おう、来たか。
こっちもちょうど隊商の用事が片付いたところだ。
カサード : ライナから話は聞いてる。
ナバスアレンまで連れてってやるぜ!
カサード : ……って、ほかにも声をかけた連中がいるって、
ライナから聞いてるんだが。
そいつらはまだ来てないのか?
妙に間延びした声 : ああ、本当にTet’liネ~!
ゲーンゲン : とても困ってるって聞いたヨ。
「常連」の頼み事に応えるのがモルド・スークの流儀、
なんでも協力するネ!
クリスタリウムの衛兵 : クリスタルタワーまで光の力が届くよう、
我々にもお手伝いさせてください!
クリスタリウムの衛兵 : クリスタリウムの衛兵団がレイクランドを、
モルド・スークの方々がアンバーヒルを担当します。
皆さんは、ナバスアレンへお急ぎを。
ゼロ : まったく……。
Tet’liの顔の広さには、
際限がないな。
カサード : よぉし、それじゃ皆準備はいいな?
野太い声 : ちょっと待ちなッ!
マグヌス : ナバスアレンに行くだと?
それなら、どうして俺たちに声をかけねぇんだ!?
サーフ : 相変わらず、使えるタロースは多くないが、
トロッコの整備だけは怠っちゃいない。
ジェリック : むしろ、改良を重ねて前よりもスピードアップしてるから、
ナバスアレンなんてあっっっっっという間に到着さ!
マグヌス : 嬢ちゃんが頑張ってるんだ。
俺たちも出張らねぇと、サンクレッドにどやされちまうからな。
リーン : みなさん……。
ありがとうございます!
ゼロ : これだけの仲間がいれば、信じて任せられるというもの。
さあ、光が満ちた地へ急ごう。
ゼロ : これが光の氾濫、その跡地……。
ゼロ : 闇の氾濫のときは、どうだったか……。
冷たさと虚しさ……覚えているのはそればかりだ……。
リーン : ゼロさん……?
ゼロ : ……問題ない。
ゼロ : これを、お前が堰き止めたのか?
リーン : あ、いえ……私ではなく、最初の光の巫女ミンフィリアが。
私はその力と、想いを受け継いでいるんです。
ゼロ : そうか……。
ゼロ : それじゃ、始めるぞ。
リーン : 道中の設置はほぼ完了しました。
最後のひとつ、お願いします!
ゼロ : 光の繋がり……。
ゼロ : いっそ眩しすぎるくらいだ。
隅々まで闇に染まった、この私には……。

過去がどうだったとしても ゼロは今 生きてるだろ
できなかったことが 今もできないとは限らないんじゃないか?

ゼロ : もし、私にも光の力があれば……。
ゼロ : 負けるわけにはいかない……!
光にも、闇にも……!
リーン : ゼロさん!
リーン : これは……光の力を取り込んでる……!?
リーン : だけど、身体が変化に追いついていません。
応急処置をします!
リーン : ああ、よかった……。
気分はどうですか……?
ゼロ : もう大丈夫だ……手間をかけたな……。
リーン : 無理はしないでくださいね。
いったい、何があったんですか?
ゼロ : 試してみようと思ったんだ。
光の力を手に入れて、運命を変えられるかどうか……。
ゼロ : お前たちと出会ったころの私なら、
きっと、こんな馬鹿げたことは考えなかっただろう。
ゼロ : だが、私は変われた。
仲間も信頼も知らず生きてきたのに、
今はその繋がりを手にしている。
ゼロ : だからだろうな……この世界を見て思ったんだ。
私たちの世界も、こんな風に、変わることができないかと。
ゼロ : 光と闇が巡り、命が移ろいゆく。
奪うためでなく、ともに作るために手を取り合う世界。
ゼロ : この身にもっと力があれば、そんな夢さえ掴めるかもしれない。
今度こそ本当に、世界を救えるかもしれない。
ゼロ : そう思ってしまったんだ、ふとな……。
リーン : だったら、ゼロさん。
あなたの願いを……自分がどうしたいのかを、
信じる仲間に伝えてみてください。
リーン : 私は以前、それをなかなか言い出すことができなかった。
口にしても大切な人たちを困らせるだけだって、
無理やり納得しようとしていたんです。
リーン : でも、あの人たちが、私を信じ抜いてくれたから。
私も信じて伝えたんです……生きていたいと。
リーン : この命がある限り、どこの空の下にいても、私はきっと大丈夫。
リーン : そう思えることが、私の一番の……
独りで願っていただけじゃ辿りつけなかった、結末(しあわせ)です。
ゼロ : 信じ、伝えること……自分から手を差し出すこと……。
ゼロ : ……覚えておこう。
独りで足掻くのには限度があると、
身に染みて知っているからな。
リーン : そこでひとつ……
ゼロさんの願いを聞いた仲間として、提案なのですが!
リーン : 世界を救うために光の力を取り込みたいということなら、
今度は私に手伝わせてもらえませんか?
力を制御し、ゼロさんの身体になじませてみせます!

■何と言う?
▷リーンになら任せられる
▷自分も前にお世話になった……
▷光と闇の両方がそなわれば最強!

▷光と闇の両方がそなわれば最強!
ゼロ : ああ……間違いない……!
ゼロ : では、よろしく頼む。
ゼロ : いくぞ……!
ゼロ : これは……
身体の内側から、温かな光を感じる……!
リーン : うまくいったみたいですね。
ゼロ : この力とともに、ヴォイドへ帰る。
今度こそ戦い抜くぞ……世界と仲間のために!

クエスト『運命への反逆者』の目的『トゥワインのカサードと話す』を達成した!

リーン : あの場所で、ゼロさんが運命を変える決意をしたこと……
とても他人事だとは思えません。
その想いを、必ず明日に繋げましょう!
ゼロ : 戻ってきたな。
光の力がこの街に至るまでの経路については、
皆がうまくやってくれていることを信じよう。
ゼロ : 私はひと足先にベーク=ラグのところへ向かい、
魂を器に移してくる。
お前も原初世界に帰る支度をしておいてくれ。

クエスト『運命への反逆者』をコンプリートした!

想い、次元を超えて

リーン : これで、私たちにできることは全部済んだようですね。
「星見の間」にいるベーク=ラグさんから、
状況を伺いつつ、ソウル・サイフォンを受け取りましょう。

クエスト『想い、次元を超えて』を引き受けた!

リーン : ゼロさんの魂を移す処置も、無事に終わったみたいですね。
結局、サンクレッドの話は聞けずじまいでしたけど、
またいつかゼロさんとお話できる機会があると信じてます。
ライナ : 先ほど、ゼロさんからお礼を言われました。
わざわざ各地を回った甲斐があった、と……。
私の言葉が何かに気づくきっかけになったのなら、幸いです。
ベーク=ラグ : ゼロの魂はソウル・サイフォンに移しておいたぞ。
すでに塔の次元転移装置は稼働状況にあり、
以降の操作にこの魔器は必要ないので、安心せよ。
ライナ : 協力してくれた各地の皆さんからも、
準備が完了したと報せを受けています。
ライナ : あとは、ゼロさんの世界の月に、終端となる装置を設置すれば、
人工的な地脈が繋がるとのことでしたね。
ベーク=ラグ : ヴォイドで装置を起動すれば、こちらでも感知できる。
それを合図として、光を送りこむぞ!
リーン : あとは祈ることしかできませんが……
私も、ここで見届けたいと思います!
ベーク=ラグ : さあ、これ以上こちらに留まっている理由もあるまい。
おぬしは原初世界へ戻り、皆のところへ急ぐがよい!

クエスト『想い、次元を超えて』の目的『星見の間のベーク=ラグと話す』を達成した!

リーン : みんなの願いが込められていますから、必ずうまくいくはず。
私も、ここで見届けたいと思います!
ライナ : あの人の想いが残るこの塔が、
きっと彼方に光を届けてくれることでしょう。
ベーク=ラグ : 塔の操作はワシに任せておけ。
さあ、おぬしは皆のところへ!

※ヤシュトラフィールド台詞とりわすれ

ヴァルシャン : ああ、Tet’li、
いいところに戻ってきてくれた!
ヴァルシャン : 月にいるレポリットたちから連絡があって、
「剣」の封印機構が破られかけているそうだ。
ヴォイドからの干渉を抑え込むのは、もう限界だろう。
ヤ・シュトラ : けれど、間に合った。
さあ、すぐにゼロの魂を身体に戻すわよ……!
ゼロ : 待たせたな。
ゼロ : 身体への魂の定着に問題はない。
あちらで得たものも、たしかに持ち帰っているぞ。
ヤ・シュトラ : ソウル・サイフォンに込められた魂が、
以前と違って、光の輝きを帯びていたから驚いたわ。
けれど、リーンの手を借りたのなら納得よ。
ゼロ : リーンだけじゃない。
ほかにも多くの者たちと出会えたことで、
この身に光を取り込もうという考えに至ったんだ。
ゼロ : 「夜の民」の連中にも世話になった。
ルナルがよろしくと言っていたぞ。
ヤ・シュトラ : ありがとう。
次は、直接聞けるようにしたいわね。
ヴァルシャン : よし、それでは反撃に打って出る準備が整ったな。
私の本体もこれからすぐに月まで飛んでいく。
ヴァルシャン : 皆も霊水の剣の前にいる、
リヴィングウェイのもとへ向かってくれ。
ヴォイドゲートに突入する際に合流しよう。

クエスト『想い、次元を超えて』の目的『メーガドゥータ宮前のヴァルシャンと話す』を達成した!

ヤ・シュトラ : ゾディアークを封印していた機構を脅かすほどの闇……。
だとしても、第一世界の光なら対抗できるはずよ。
ゼロ : こちらが準備を整えている間、
ゴルベーザの方も力を温存していたに違いない。
奴との再戦は避けられないだろうな。
エスティニアン : 槍を振るう準備はできている。
いつでも行けるぞ。
ウリエンジェ : ヴォイドから押し寄せる闇の力が、
規模も頻度も、加速度的に増しています。
ゼロムスの完全なる覚醒が間近いとみてよいでしょう……。
マッピングウェイ : 封印機構が今にも破られるんじゃないかって、
ドキドキだったよぉ!
リヴィングウェイ : ついに、ヴォイドへ再突入するときが来ましたわね。
リヴィングウェイ : ゲートの向こうからの干渉はより強くなってきていますが、
幸い、まだ対妖異防衛網は保たれておりますわ。
リヴィングウェイ : 今が反撃のラストチャンスかと……!
マッピングウェイ : 保険として、警備用サポーターもさらに強化してあるよ!
こっちのことはボクたちに任せて、行っておいでぇ。
ウリエンジェ : 私もこちら側に残り、「剣」の維持にあたります。
皆さんはヴリトラが到着し次第、
その背に乗ってゲートへと突入を……。
ウリエンジェ : アジュダヤを連れて無事お戻りになることを、
一同、切に願っております……。

ヤ・シュトラ : 第一世界からの膨大な光の力を一気に流し込むには、
複数の装置を経由して終端のひとつに集めた方が効率がいいわ。
周辺に並べていきましょう。
エスティニアン : いやに静かだな。
俺たちの来訪に気づいていないはずもあるまいが……。
ヴリトラ : 姉さん……。
今度こそ、必ず……!
ゼロ : 大穴から溢れる闇は、
以前よりさらに濃さを増している。
ゼロ : この向こうはゴルベーザの領域だ。
私たちの侵入を阻むように、
地形が作り変えられている可能性もあるだろう。
ゼロ : とはいえ、近くに奴の気配は感じられない。
何を企んでるのか知らないが、
大穴の奥に潜んでいると見てよさそうだ。
ヤ・シュトラ : こちらにとっては好都合ね。
今のうちに、エーテルトランスミッターを設置しましょう。
ヤ・シュトラ : 装置を起動させたら、次元を超えて地脈が繋がり、
第一世界からの光が送り込まれてくるはずよ。
ゼロ : うまくいく、必ずな。
私はそう信じている……!

クエスト『想い、次元を超えて』をコンプリートした!

ヴォイドの英雄

ヤ・シュトラ : これでふたつの世界を繋ぐ準備は整った。
彼方の光よ……次元を超えて、闇を掃いなさい!
ベーク=ラグ : 膨大な光の力が、ナバスアレンから人工地脈を辿って、
クリスタルタワーに集まってきておる。
ベーク=ラグ : よし、次元転移を開始するぞ!
ベーク=ラグ : おお、成功だ!
光の力が、異界ヴォイドへと流れてゆくぞ!
ライナ : 皆さんが繋いだ光で、闇を照らしてください……!
リーン : これからが本番です。
ゼロさん、頑張って……!
エスティニアン : 見ろ、突破口が開けたぞ!
ヤ・シュトラ : 上出来ね。
今のうちに突入しましょう!
ヤ・シュトラ : あなたの巨体では突入が難しそうだけれど……。
ヴリトラ : 問題ない、こうした事態に備えて、
ヴァルシャンの身体も運んできている。
ヴァルシャン : 本体はこの場で待機し、こちらで同行するとしよう。
ヴァルシャン : ゼロムスが姉さんを取り込んでいるからか……
穴の奥に、微かだが竜らしき気配があるのだ。
ヴァルシャン : 彼女が囚われていた広間より、さらに深い場所。
そこにゼロムスがいるはずだ……!
ゼロ : だが、前回のように、すんなり降りるのは難しそうだ。
ゼロ : ……中から大量の妖異の気配を感じる。
ヤ・シュトラ : ゴルベーザが呼び寄せた……
あるいは、ゼロムスを生んでなお余りあるエーテルが、
妖異として再誕したのかもしれない。
エスティニアン : 何にせよ、蹴散らしていくしかなさそうだな。
全員、準備はいいか?
エスティニアン : ……おい、ゼロ?
ゼロ : ヴォイドに光が射す日が来るとは……。
私ひとりでは、絶対に不可能だった。
ヤ・シュトラ : そうね、数多の協力があってこそ、
第一世界からここまで届いた光だわ。
ゼロ : 見ているかゴルベーザ……
周りを利用し、奪い取らずとも、この世界は変われる。
ゼロ : メモリア戦争を終わらせようとしていたころのお前はどうした。
誰もが他者を疑う中で、お前は相棒を連れていた……
私にさえ、ともに行こうと手を差し伸べたじゃないか。
ゼロ : 妖異になってその心が失われたのなら、私はお前に勝つ。
勝って、この世界を…………
ゼロ : 私たちは、あのときと同じなのか……?
違う場所から、ひとつの願いを……。
ゼロ : 確かめたいことができた。
行くぞ、赤き月の底へ……!

ゼロ : この光の煌めき、ここだけで終わらせはしない。
必ず、月の奥底まで届けてみせよう。
エスティニアン : 他者と手を取り合えることも、また強さだ。
出会ったころのゼロからは想像できん変わりようだが、
……悪くない。
ヤ・シュトラ : 喜んでばかりもいられないわ。
ここからが本番……気を引き締めていくわよ!

ヴァルシャン : 一刻の猶予もならない状況だが、私はもう焦ってはいない。
アジュダヤの魂に呼びかける好機を逃さぬぞ。
ヴァルシャン : さあ、今こそふたたび穴底へと降り、
ゼロムスに取り込まれた姉さんを救い出すとき。
行く手を阻む妖異は、すべて討ち倒し進んでゆこう!

クエスト『ヴォイドの英雄』を引き受けた!
新しいコンテンツがコンテンツファインダーの「通常コンテンツ」とコンテンツサポーターに登録されました。

ゼロ : ゴルベーザが出てきたら、まずは私に任せてほしい。
刃を交える前に、確かめたいことがある。
ヴァルシャン : 進むのなら、護り抜け……
いつか君に贈ったその言葉、私自身が違えるわけにはいかない。
必ず姉さんを救ってみせる!
ヤ・シュトラ : 光の残滓が照らす道を進んでいきましょう。
今度こそ決着をつけるわよ!
エスティニアン : 叩いた妖異どもが復活する前に、
ゼロムスを倒し、アジュダヤを救い出すぞ!
ヴリトラ : 私はここで皆の退路を確保しよう。
妖異たちをゲートに近づけはさせない……!

「深淵潜行 月の地下渓谷」の攻略を開始した。

ダークエルフ : コノ私ノ魔力ニ勝テルト思ウカ?
ダークエルフ : 来タレ、我ガ杖……!
ダークエルフ : 闇ノ杖ヨ、チカラヲ放テ!
ダークエルフ : 魔法陣ヨ、チカラヲ放テ!
ダークエルフ : 愚カ者ニハ、見破レマイ……!
ダークエルフ : マダマダ、イクゾ……!

ドゥランテ : どうかしたのか、ゴルベーザ。
急ごう、町はすでに戦場だ。
ドゥランテ : 辺境の村では飽き足らず王都まで……
欲をかいたか……!
ドゥランテ : 我らの祖国を護るのだ!
闇のメモリア使い : さぁケダモノども、こいつらを喰い殺せ!
闇のメモリア使い : バロンの英雄ゴルベーザ、それに剣士ドゥランテ……
噂以上じゃねえか!
ドゥランテ : 我らの不在を狙って攻めてくるとは……
闇のメモリア使いどもめ!
ドゥランテ : 手強そうな相手だ……。
油断するなよ、ゴルベーザ!
ドゥランテ : これほどの猛獣を使役する敵か……
ともかく城へ急ごう!
ドゥランテ : ひどい有様だ……もっと早く帰ってきていれば……!
闇のメモリア使い : ようやく英雄様のお出ましかい。
こいつは楽しめそうだ!
闇のメモリア使い : つ、強すぎる……。
ドゥランテ : ここは二手に分かれて対処しよう!
闇のメモリア使い : メモリアの力を、見せてやるぜぇ!
闇のメモリア使い : 馬鹿な……!
俺が、こんなところ、で……。

嘘だ お前が闇に呑まれるなど……
我が友 我が英雄よ
この身に代えても お前を止める!

ドゥランテ : いいとも、勝負だゴルベーザ。
俺は全力でお前を……!
ドゥランテ : 魔力を流し込む……!
ドゥランテ : 光でも闇でも構わない、俺に力を!
ドゥランテ : なんて獰猛な……
お前らしくないじゃないか……!
ドゥランテ : 見切れるか? いつものようにッ!
ドゥランテ : 俺に押し留められるのか?
いや、やってやる……!
ドゥランテ : ゆくぞ……!
ドゥランテ : 我が奥義をもってお前を降すッ!

「深淵潜行 月の地下渓谷」の攻略を終了した。

ドゥランテ : どうして……どうして俺でなくお前なのだ……。
ドゥランテ : お前は強く気高く、真に英雄だった。
俺では本来、とても並び立てないほどに……。
ドゥランテ : 俺が善き騎士でいられたのは、ただ……
ドゥランテ : お前が信じてくれたからだったんだッ!
ドゥランテ : ……魔物となって人を脅かすことを、お前は望まないだろう。
だが、俺にはお前を殺せない、殺せるわけがない。
ドゥランテ : 果てない眠りの中で、どうか信じていてくれ。
俺が救済を成し遂げることを……!
ドゥランテ : ……英雄ゴルベーザは、決して死なぬ。
ドゥランテ : これからは、俺がその名を継ぎ、
世界を救うために戦い続けよう……!
ヤ・シュトラ : どうやら、記憶から解放されたようね。
ゼロ : このメモリアは、英雄ゴルベーザが封印されたものだった。
ゼロ : だったら、これまで私たちが戦っていた相手は……。
ゴルベーザ : そうだ。
英雄を騙る紛い物に過ぎん……。
ヴァルシャン : ゴルベーザ……!
いや、真の名は、ドゥランテと言ったか。
ゴルベーザ : もはや忘れ去られた名だ。
未来に残るのは、ただゴルベーザの名前のみよ。
ゴルベーザ : ……して、どうする?
私が私であるかぎり、目指すのはこの世界の救済。
お前たちがゼロムスの邪魔をするならば、通すことはできぬ。
ゼロ : ルビカンテが言っていた。
すべての命に、終わりという名の救済を与える……
そのためにお前は異世界へ侵攻するのだと。
ゼロ : そんなやり方は、ちっとも気に食わない。
……が、そこに「世界を救いたい」という願いがあるのは、
間違いないように思う。
ゼロ : 私にもあるんだ、同じ願いが。
ゼロ : だったら、ともに目指すこともできるんじゃないか?
先に断ったのは私の方だが……今度こそは。
ゴルベーザ : お前は有しているのか?
ゼロムス以上の、大きな力を!
ゴルベーザ : でなければ、私とお前が手を組んだとて、
所詮はちっぽけな妖異2匹……どうして世界が救えようか!
ゼロ : 確かに、いきなり大それたことはできないだろう。
だが……!
ゴルベーザ : その大それたことを為さねばならないのだッ!
ゴルベーザ : 覗いたのだろう、「ゴルベーザ」の過去を。
ならばわかるはずだ……。
ゴルベーザ : その名を継いだ私は、メモリア戦争を止めるため奔走した。
闇のメモリア使いたちを倒し、
魔物と化した人々を戻す方法を探し求めた……。
ゴルベーザ : そしてついに出会ったのだ。
災いの根源を断つ方法を知るという者……
アシエン・イゲオルムに。
ゴルベーザ : 彼女は私を月へ導き、そこに潜む光の使徒を討てといった。
人々に異能を与えているのも、戦争が長く停滞しているのも、
すべて奴らの仕業なのだと……。
ゴルベーザ : 信じた私は、使徒を討ち倒した。
すると闇が溢れだし……世界を呑み込みはじめたのだ。
ゼロ : 闇の氾濫……!
じゃあ、お前が……!
ヤ・シュトラ : 第十三世界は、最初に統合が試みられた。
そのときはまだ方法も確立されていなかったと、
エメトセルクが言っていたわ……。
ヤ・シュトラ : 原初世界で霊災を起こすことなく、
分割されていたゾディアークの覚醒だけを進めた結果……
行き場を失った闇の力が、氾濫してしまったのね。
ゴルベーザ : アシエンは何もかも見捨てて逃げ出した。
騙されていた……他人を信じた私が愚かだったのだ……!
ゴルベーザ : 以来ただひとりで、善き世界を……
命の巡りを取り戻すための力を探し求めてきた。
ゴルベーザ : 竜を虜としたことは、大いなる前進だったぞ。
強大なエーテルの塊として、幾度となく役立ってくれた。
ゴルベーザ : だが、足りぬ。
すべてを救うには、到底足りぬ。
ゴルベーザ : 私は長きにわたり、雌伏して時を待った。
そしてやっと、やっと待望の力を掴んだのだ!
ゴルベーザ : すなわち、月に眠りし闇の権化の骸(むくろ)……
アシエンすら引き揚げるに能わなかったそれが、
エーテルへと還ったのだ!
ゴルベーザ : そこより生まれ出でし大妖異ゼロムスは、間もなく覚醒する。
溶けあった竜の魂が望むまま、愛しき故郷へ帰らんと、
世界の壁を打ち砕くだろう。
ゴルベーザ : あらゆるヴォイドの命が、隣り合う異界へと辿りつくぞ。
戦争で穢れ、異形となって堕ちた魂が、
ついに死して新生を果たす……。
ゴルベーザ : かくて救済は為されるのだ!
この、ゴルベーザの導きによって……!
ゼロ : ……お前にはもう、それしかないんだな。
ゴルベーザ : 何とでも言うがいい。
じき、ゼロムスの目覚めだ。
エスティニアン : さてどうする、追いかけるか?
ゼロ : 当然だ、そのために来たんだからな。
それに……
ゼロ : 信頼は伝播すると、ユルスが言っていただろう。
お前たちから受け取ったものを、私で止めてはおけない。

クエスト『ヴォイドの英雄』の目的『「深淵潜行 月の地下渓谷」を攻略』を達成した!

ヤ・シュトラ : 世界を救おうと願いながら、滅びに導いてしまった……
ゴルベーザの想いの源はわかったけれど、
私たちにも退く理由はなくてよ?
エスティニアン : 動機はどうあれ……
手段が誤っているのであれば、正してやらねばなるまい。
俺たちは、いつもそうしてきたはずだ。
ヴァルシャン : 世界を、友を想う気持ちを持ちながら、
故郷への帰還を望む姉さんを道具として利用するとは……!
それで貶められるのは、己自身の願いだろうに。
ゼロ : よし、では奥へ進むぞ。

この先にゴルベーザとゼロムスが待ち構えている。
激戦になるのは間違いないだろう……。
本当に行きますか?

ゴルベーザ : できることなら、救済が果たされる瞬間を見届けたかったが……
ゴルベーザ : 万が一にも失敗は許されぬ。
ここで貴様らを足止めさせてもらおう!
ゴルベーザ : なに、すでに敗北を喫した身……。
その傷も治りきらぬ状態で、勝てるとは思っておらぬ。
ゴルベーザ : だからこうして、この場所まで貴様らを誘い込んだのだ!
エスティニアン : 四天王が……復活したのか!?
ゼロ : 有り得ない。
スカルミリョーネとバルバリシアはメモリアに封じられ、
カイナッツォとルビカンテは原初世界で死んだんだぞ。
ヤ・シュトラ : 私の眼には、とても本物の四天王には視えないわ。
石柱に宿っていたエーテルの残滓を掻き集めて作った、
影といったところかしら……。
ヴァルシャン : ならば本物ほどの力はあるまい。
一斉であろうが、私たちなら倒せる!
ゼロ : ……お前は奥へ進み、ゼロムスを止めろ。
ここは私たちで引き受ける。
ゴルベーザ : ぬかせッ!
ヴァルシャン : 行けッ!
あとで必ず追いつく!
ゴルベーザ : もはやゼロムスの覚醒は止められぬ。
目覚めれば、己を妨げる者を容赦なく喰らうだろう……
奴がどれだけの猛者であれな。
ヤ・シュトラ : あら、それはどうかしら?
ヤ・シュトラ : あの人は、これまでだって、
何度も絶望的な戦いを経験しているわ!
エスティニアン : だが決して諦めず、あいつは戦い抜いてきた!
ヴァルシャン : 前へ進み、護り抜かんとする覚悟があるかぎり、
彼は……私たちも、決してここで倒れはしない!
ゼロ : どんなに強大な妖異が相手であろうと、
あいつなら討ち倒せると、私たちは信じている。
ゼロ : だから私も、あいつの……
友の信頼に応えてみせよう!
???? : 暗くて寒い……完全なる闇……
ここはどこなの……?
ゼロムス : 帰りたい……
兄弟たちが待つ、あの世界に……
ゼロムス : そう……帰る……帰るんだわ……
誰にも、何にも、邪魔をさせるものか……ッ!

■何と言う?
▷アジュダヤを返してもらう!
▷次元の壁は、壊させない!

ゼロムス : 私の邪魔を、するなッ!!

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クエスト『ヴォイドの英雄』の目的『ゼロと話す』を達成した!
「ゼロムス討滅戦」の攻略を開始した。

ゼロムス : どうして邪魔をするの……?
ゼロムス : 私は、帰りたいだけなのに……!
ゼロムスがアジュダヤの力を行使する……
ゼロムス : 邪魔をするならば、溶けよ……!
ゼロムス : 嗚呼、内なる闇が溢れ出る……!
ゼロムス : 闇とは無、無とは零……。
ゼロムス : 目障りな光、散りなさい……!
ゼロムス : 闇の中ではすべてが溶け合う……!
ゼロムス : 月に淀みし、すべての闇よ……。
ゼロムス : 集いて爆ぜよ……!
ゼロムスが領域を展開した……
ゼロムス : 瞳に残りしは、月に寄り添う綺羅星……。
ゼロムス : ともに夜空に輝かん……!
ゼロムス : 完全なる闇は、あらゆる光を逃がさない……。
ゼロムス : その魂も喰らってやろう……!
ゼロムス : その肉体、闇に染めてみせよう……!
ゼロムス : 果たしましょう、私の願い……誰かの願い……。
ゼロムス : この力で、すべてを救済する!
ゼロムス : 返せ、私の愛しき世界をッ!
ゼロムス : あの壁の向こうに、帰るべき世界が……!
ゼロムス : 消えて……消えなさい……邪魔者は全部……!
ゼロムス : どうして!?
私の願いが間違っているとでも言うの……?
ゼロムス : もう一度、その傍らに寄り添えたなら……。

「ゼロムス討滅戦」の攻略を終了した。

ゼロムス : 私は、滅びぬ……
帰りを待つ者が、いるかぎり……
エスティニアン : 無事か、相棒!
ゴルベーザ : 幾度倒そうがゼロムスは復活する。
力を削ぎ、メモリアに封じるのだ!
ゴルベーザ : 口惜しい……。
何もかもが、口惜しくてたまらぬわ……。
ゴルベーザ : 闇に呑まれた友を、救えなかったこと。
アシエンの甘言に騙され、闇の氾濫を起こしたこと……。
ゴルベーザ : 長い年月、ただ待つしかなかったこと。
今、こうしてお前たちに後れを取っていること……。
ゴルベーザ : 振り返れば、俺にできたことなど、
ひとつとしてなかったようにさえ思う。
メモリアの中のあいつも、とうに愛想を尽かしただろうよ。
ゴルベーザ : それでも……それだからこそ、この聖戦は制してみせる。
お前たちを、決して合流させはしない……!
ゼロ : 悪いが、お前じゃ私たちには勝てない。
ゼロ : 仮に世界を救えても、闇の氾濫が帳消しになるものか。
何ひとつとして、完璧に元に戻りはしまい……。
ゼロ : 本物のゴルベーザとて、もう二度と……
永遠に覚めない眠りは、死と変わらないだろう。
ゼロ : お前の感じているとおり、お前は無力で間違いだらけだ。
そんな奴が大きな力を振り回して、救済が為せるのか?
また失敗しないと、どうして言い切れる?
ゼロ : ……私も同じだよ。
だから、ともに歩んでくれる仲間が必要なんだ。
ゴルベーザ : 光……?
妖異であるお前が、なぜ……。
ゼロ : これは、私が他人(ひと)を信じた証。
相手がそれに応えてくれて、闇の中に光が差した。
ゼロ : 暗く果てしない絶望の中を往くとき、
この光が……結んだ繋がりが力をくれる。
ゼロ : 凍てつく瓦礫の都でも、強すぎる光に呑まれた世界でも、
命はそうして互いに助け合いながら、前へと進んでいたんだ。
ゴルベーザ : お前は、それが我々の世界でもできると……?
ゼロ : 簡単ではないだろうな。
なにせ皆、妖異として長く生きすぎた……。
ゼロ : ただ、ひとつだけ確かなのは、
ゼロムスの侵攻が果たされて全員死ねば、
可能性は皆無になるということだ。
ゼロ : そうなるより……
私は、お前みたいに運命を変えようとしてる奴を見つけて、
手を取り合いたいと思うよ。
ゴルベーザ : ああ……そうか……
お前、あのときのメモリア使いか……。
ゴルベーザ : 思い出した。
お前にこっぴどく断られたあと、ゴルベーザが言っていたんだ。
ゴルベーザ : 平和のためにメモリアの力を使う者は、もう少ない。
彼女とも、手を取り合えるとよかったのだが……とな。
ゴルベーザ : 心底気落ちした様子だった……そういう男だったんだ……
本当に、力を合わせれば世界を変えられると思っていた。
ゴルベーザ : あんな戦争の中でも、俺や周りを、
いつだって信じてくれていたんだよ……。
ゼロ : 今はお前が「ゴルベーザ」だろう?
なら、その在り方も、恐れず継いでみたらどうだ。
ヴァルシャン : ……お前がアジュダヤにしたことは忘れない。
だが、そもそも私たちは、
彼女を助け出すことを諦めていないのだ。
ヴァルシャン : それが果たされ、原初世界の平穏も護られたならば……
ヤ・シュトラ : ゼロの仲間として、知恵を貸すわ。
ヴォイドを再生するために役立つ話も、
それなりにできるはずよ。
ゴルベーザ : ……まだ、間に合うのか?
ゼロ : 力を合わせれば、きっとな。
ゼロ : 私たちが、もう一度ゼロムスを霧散させる。
魂が露わになるその瞬間を狙って、アジュダヤを呼べ……!
ヴァルシャン : わかった、必ず……!
ヴァルシャン : ゼロ……ッ!

ゼロ : ああ……。
次元の狭間に吸い込まれたときと同じじゃないか。
ゼロ : 暗い……上も下もわからない……
何もかもが、ただ遠くなっていく……。

おい しっかりするんだ!自分を信じろ!
光は君とともにある 意識を集中させるんだ!
あなたはひとりじゃない―― 私たちの声を受け取って!

■何と言う?
▷やれるか、ゼロ!
▷心配をかけさせて……

▷心配をかけさせて……
ゼロ : 悪いな、だがもう大丈夫だ……!
ゼロ : 世界を越えて得た力で……
今度こそ、皆を救ってみせる!
ゼロ : ゴルベーザ、貸しを全部返してもらうぞ!
ありったけをぶちかませ!
ヴァルシャン : 帰ろう……!
ヴァルシャン : 帰ってこい、アジュダヤッ!!
アジュダヤの声 : ああ……ヴリトラ……そこにいるのね……
アジュダヤの声 : 帰るわ……私……あなたのもとへ……!
ヤ・シュトラ : いけない、再生する!
ゼロ : 案じるな。
その魂には、指一本触れさせない……!
ゼロ : 終わりだ、ゼロムスッ!
ヴァルシャン : ああ、間違いない。
私の姉さんだ……!
ヴァルシャン : 今から、この身に埋め込んだ私の眼を、
姉さんのために使おうと思う。
ヴァルシャン : 竜とは、己の生命を集めて仔を為すもの……
眼のエーテルを使いきれば、
この魂に、新たな肉体を与えるくらいはできるだろう。
ヴァルシャン : 必然、ヴァルシャンを動かすことはできなくなる。
だから、月面の私のところまで、姉さんをどうか……。
エスティニアン : そいつを連れ帰るために、はるばる異世界の月まで来たんだ。
その程度のこと、改めて頼まれるまでもない。
ヴァルシャン : ありがとう……。
ヴァルシャン : おかえりアジュダヤ。
これからは、また一緒だ……。
スクリーンショットを保存しました。
ゼロ : どこへ行くつもりだ?
ゴルベーザ : 奇跡を見せてもらった。
お前の言うとおり、世界を元の姿に戻す道も、
どこかにあるのかもしれん。
ゴルベーザ : ……だが、すべての原因は私にある。
計画のため、配下の命を散らしもした。
ゴルベーザ : お前とともに歩むことなど、どうしてできようか。
ゼロ : お前、私が言ったことを聞いていなかったのか?
さっきの一撃で「貸しを全部返してもらう」と言っただろう。
ゼロ : 今の私たちは、これからでどうとでもなれる……
ゼロ : 「ゼロ」の関係だ。
ゼロ : ひとりでは出来ないことも、お前となら成せるかもしれない。
ゼロ : そして、ふたりでも達し得ないなら、
この想いを果てまで伝え、仲間を集めていけばいい。
ゼロ : だから……私たちふたりで始めよう。

クエスト『ヴォイドの英雄』の目的『「ゼロムス」を討伐』を達成した!

ヤ・シュトラ : 命の巡りが存在しない、ヴォイドだからこそ起こりえた奇跡ね。
これまで協力してくれた皆に、感謝しましょう。
ヤ・シュトラ : ……そうだ、エーテルトランスミッターについてだけれど、
原初世界に持ち帰る意味はないでしょう?
ゼロたちに託そうと思って、まとめておいたわ。
エスティニアン : ヴァルシャンの身体は、俺が回収してヴリトラに返しておいた。
人形といえど、ラザハンの連中にとっては家族に等しい存在……
一緒に帰してやるさ。
ヴリトラ : ああ、姉さん……。
ゼロ : この身に取り込んだ光が、こんな大きな変化をもたらすとは、
さすがに思ってもみなかったよ。
ゼロ : もしかしたら、領域を作るのと同じことなのかもしれないな……
私自身の想いが、己の在り方に影響を与えたんだ。
ゼロ : お前たちの戦いの目的は、あくまでも竜を救い、
ゼロムスの侵攻を食い止めることにあった。
私は偶然の出会いによって同行したに過ぎない。
ゼロ : だが、それでも敢えて言わせてもらおう。
ゼロ : ……ありがとう。

クエスト『ヴォイドの英雄』をコンプリートした!

ゼロ : そういえば、帰路についても確認しておいたぞ。
ゴルベーザは月と地上を行き来する手段を持っているそうだ。
それを使えば、私の領域にも帰ることができるだろう。

月竜の帰還

ゼロ : そういえば、帰路についても確認しておいたぞ。
ゴルベーザは月と地上を行き来する手段を持っているそうだ。
それを使えば、私の領域にも帰ることができるだろう。
ヤ・シュトラ : 命の巡りが存在しない、ヴォイドだからこそ起こりえた奇跡ね。
これまで協力してくれた皆に、感謝しましょう。
ヤ・シュトラ : ……そうだ、エーテルトランスミッターについてだけれど、
原初世界に持ち帰る意味はないでしょう?
ゼロたちに託そうと思って、まとめておいたわ。
エスティニアン : ヴァルシャンの身体は、俺が回収してヴリトラに返しておいた。
人形といえど、ラザハンの連中にとっては家族に等しい存在……
一緒に帰還させてやるさ。
ヴリトラ : あの状況から、姉さんを救い出せて本当に良かった。
皆には、感謝の言葉もない。
ヴリトラ : 彼は……ゴルベーザはどうした?
ゼロ : 月の底に残っている。
お前とアジュダヤの再会に、
自分は立ち会うべきでないと言ってな。
ゼロ : 謝罪の言葉が聞きたければ、引きずり出してくるが……?
ヴリトラ : いや……それで十分に伝わった。
もう心配はいらないようだな。
エスティニアン : それで、これからどうするんだ?
ゼロ : お前たちと旅をして、私は多くのことを知った。
ひとりじゃ行けない場所に行き、
気づけないことに気づかされた……。
ゼロ : だから、まずはゴルベーザと各地を旅してみようと思う。
ヴォイドを再生させる手掛かりを探しながらな。
エスティニアン : ……そうか。
なら、しばらくの別れになるな。
ヤ・シュトラ : ゼロ、あなたに伝えた原初世界と鏡像世界のこと……
光と闇にまつわる真実を、ゴルベーザにも教えてあげて頂戴。
ヤ・シュトラ : 単身でゼロムスという答えにまで至った彼だもの、
そこから新たな糸口を掴むかもしれないわ。
ゼロ : 了解した。
各地を巡り、改めて自分たちなりに現状が把握できたら、
また相談に乗ってもらえるか……?
ヤ・シュトラ : もちろんよ。
そのときまでには、もっと頼れる私になっておくわ。
ヤ・シュトラ : ああ、そうだ……。
ヤ・シュトラ : 海より昇りて雲となり、山より落ちて雨となり、
川より下って命とならん……。
ヤ・シュトラ : さあ、来なさい!
ヤ・シュトラ : 先日、術式を組み直したの。
あなたたちは何も見ていないし、何も思い出さない。
ヤ・シュトラ : ……よくって?
ヤ・シュトラ : ニッダーナたちから預かった、予備の霊鱗よ。
今まで以上に耐久性を高めているのだとか。
ヤ・シュトラ : あとはあなたが時折エーテルをわけあたえてくれれば、
当面は消滅しないでしょう。
いざというとき、再会の道標になってくれるはずだわ。
ゼロ : 助かる。
さっそく旅の仲間が増えたな。
ゼロ : 機会があれば、世話になった奴らに、
よろしくと伝えておいてほしい。
ゼロ : ユルスや、アルフィノ、アリゼー。
ウリエンジェにサンクレッド、ニッダーナやメリードもだな。
ゼロ : あとはリーンやベーク=ラグ、
エーテルトランスミッターの設置を手伝ってくれた皆……
ゼロ : ……いつのまにか、随分たくさんだ。
ゼロ : ついで、このゼロムスのメモリアを、
リーンたちに渡してほしい。
ゼロ : 光を受け取ったお返しだ。
これを使ってあちらに闇をもたらせば、
ふたつの世界につり合いが生じるかもしれない。
ヤ・シュトラ : あら、それは名案ね。
ヤ・シュトラ : だったら、あなたが持つ四天王のメモリアは、
ゼロに託したらどうかしら?
ゼロ : そうだな、私からゴルベーザに渡そう。
それが戒めにも、想いを受け継ぐことにもなる。

■何と言う?
▷また会おう!
▷ヴォイドはきっと再生できる

▷また会おう!
ゼロ : ああ、きっと。
ただし、強制的に召喚しようとしても、応じないからな。

ヴリトラ : では、名残惜しいが、私たちも故郷に戻ろう。
皆、私の背に乗ってくれ。
ゼロ : じゃあな。
ゼロ : どんなに離れていても、どれだけの時が過ぎても……
私たちなら、お互いに進み続けられるさ。

クエスト『月竜の帰還』を引き受けた!

ヤ・シュトラ : 封印機構は、ヴォイドからの干渉を見事に防ぎきったようね。
ここで対処に当たってくれていた皆に感謝しましょう。
エスティニアン : いろいろあったが、こうして無事に戻ってこられた。
胸を張って凱旋といこうじゃないか、相棒。
ウリエンジェ : ご覧のとおり、こちらはつつがなく……
皆さんのお帰りをお待ちしておりました。
マッピングウェイ : ボクたちが強化した警備用サポーター、
出番がなくて寂しい……なんてことはないよぉ~。
みんなの無事が一番さ!

リヴィングウェイ : 皆様、おかえりなさいませ!
月の上空に次元の裂け目ができて、
こちらからもゼロムスとの戦いの様子が見えておりました。
リヴィングウェイ : 裂け目が閉じたのでゼロムスが倒れたのだとわかりましたが、
こうして無事に戻ってきてくださって、大変喜ばしいですわ!
リヴィングウェイ : 加えて、アジュダヤさんの救出についても、
うまくいったようですわね?
ヤ・シュトラ : ええ、結果的にはね。
すでに肉体が完全な妖異と化してしまっていた彼女を、
元の姿に戻すことは叶わなかった……。
ヤ・シュトラ : けれど、ヴリトラの眼のエーテルを使うことで、
その魂に新たな肉体を与えることができたの。
ヤ・シュトラ : だから、妖異たちを救う方法もきっとある。
それでゼロはヴォイドの再生を目指すため、あちらに残ったわ。
リヴィングウェイ : 命の巡りが絶えたヴォイドに、新たな希望が……!
それはそれは、素晴らしいお話ですわね!
マッピングウェイ : もしかしたら、ヒトが生存可能な環境を研究してきた、
ボクたちの知識が役に立つかもしれないねぇ。
リヴィングウェイ : ええ、ええ、そうでしょうとも!
リヴィングウェイ : いつか再び、両世界の交流が持たれる日に向けて、
わたくしたちも役立ちそうな発見があれば蓄積しておきますわ!
リヴィングウェイ : さあ、地上の方々が朗報をお待ちですわよ?
ゲートの閉鎖と封印機構の停止はわたくしたちに任せて、
ウリエンジェもどうぞご一緒に!
ウリエンジェ : それでは、お言葉に甘えてお暇を……。
月の監視者にも、よろしくお伝えください。
ヤ・シュトラ : ヴリトラは、先に地上へと向かうみたいよ。
私たちもバブイルの塔から戻りましょう。
ウリエンジェ : なれば、ガレマルドに立ち寄り、
ユルスたちに吉報を届けるべきかと……。
テルティウム駅に行けば会えるはずです。

クエスト『月竜の帰還』の目的『霊水の剣付近のリヴィングウェイと話す』を達成した!

マッピングウェイ : ヴォイドもヒトが住めるようにできたら、
とっても素敵だと思うんだよねぇ。
リヴィングウェイ : アーテリスの皆様をお救いする手伝いができたのでしたら、
レポリット一同、感無量ですわ!
妖異抹殺マシンは、改名して何か別の役割を与えませんと……。

アルフィノ : おや、どうしたんだい?
ヴォイドでの作戦に、なにか進展でも?
アリゼー : わざわざ直接会いに来たってことは、大事な用なのよね?
……いいわ、聞かせてちょうだい。
ユルス : どうした……?
また、妖異絡みの問題か?
アルフィノ : それでは、アジュダヤを救い出せたのだね。
本当によかった……!
アリゼー : 第一世界から光を送り込むだなんて、よく考えついたわね。
自由に行き来できるわけじゃないにしても、
それって、とても素敵な報せじゃない。
ヤ・シュトラ : ありがとう。
世界を渡る術については、引き続き研究をしていくつもりよ。
何か進展があったら、あなたたちにも共有するわ。
ユルス : ……ゼロがあっちに残るなら、
ちゃんと別れを言っておけばよかったな。

■何と言う?
▷ゼロは、ユルスに教えられたことを大事にしていた
▷ユルスによろしく伝えてくれと言われている

▷ゼロは、ユルスに教えられたことを大事にしていた
ユルス : そう……なのか……?
俺は当たり前みたいなことしか言えなかったと思うが……。
ユルス : いや……何かひとつでも、いい思い出を残せたならよかった。

ユルス : あいつも俺も、お互いの暮らす場所も、
これから変わり続けていくだろう。
ユルス : でも、変わらないことだってきっとある……。
ユルス : 忘れないさ、ゼロのことは。
異世界からの訪問者で、一緒に戦ってくれた仲間で、
かけがえのない友人なんだから。
アリゼー : 彼女が向こうで頑張ってるなら、こっちも負けてられないわね!
いつかまたガレマルドに来たときには、
復興した街並みで出迎えて、驚かせてあげないと。
ユルス : あ、そうだ……
そのことで、アルフィノとアリゼーに、
話しておきたいことがある。
ユルス : 実は、例のラザハンとの取引の噂が広まって、
ガレアンが自立するいい機会だと、みんな活気づいてるんだ。
問題は多くとも、うまくいきそうな予感がしてる。
アルフィノ : ……なるほど。
そこで私たちが出しゃばってしまうと、
かえって邪魔になってしまうね。
ユルス : いや、そうじゃなくてだな……。
ユルス : うまくいきそうだし、ふたりに休みをやってくれって、
何故か俺がみんなから頼まれてるんだよ……!
ユルス : 口じゃいろいろ言ったりもするが、
お前たちの気持ちも、親切も、ちゃんと俺たちに届いてる。
ユルス : 寒い中、いつも遅くまでありがとな。
たまにはここを離れて、存分に羽を休めてきてくれ。
アリゼー : もう……馬鹿……!
アルフィノ : そういうことなら、頷かないわけにはいかないね。
こちらの状況が気にならないと言えば嘘になるが……。
アリゼー : だったらゼロに倣って、
私とアルフィノも各地を旅してみるのはどう?
アリゼー : まだガレマールと関わりの薄い国に行けば、
今後の付き合い方が見えてくるかもしれない。
最新の世界情勢に触れておくだけでも、役に立つと思うのよ。
アルフィノ : なるほど、それはいい考えだね。
外部から協力している、私たちにふさわしい役目だ。
ユルス : 役目って……そんなので、本当に休みになるのか?
アルフィノ : ああ、とても私たちらしい、刺激的な休暇だよ。
アリゼー : そうと決まれば、
さっそくシャーレアンに戻って計画を立てないと!
アリゼー : あなたたちは、このあとどうするの?
ヤ・シュトラ : 禁書庫の件や、エーテルタンクの件で、
フルシュノ様たちにお世話になったでしょう。
私たちもあちらに戻って、報告をすべきではなくて?
アルフィノ : では、皆で一緒に向かおうか。
お父様たちに用事なら、哲学者の広場に行って、
アテリースさんに取り次いでもらおう。

クエスト『月竜の帰還』の目的『テルティウム駅のユルスと話す』を達成した!

アルフィノ : お父様はお忙しい方だからね。
こちらにいらっしゃると良いのだが……。
アリゼー : またしばらくうちを空けちゃってたから……
少しくらいはゆっくりして、
お父様たちを安心させてあげないとね。
エスティニアン : シャーレアンに来るのも何度目だったか……
入国審査で足止めを食らうこともなくなって幸いだ。
ウリエンジェ : さて、先にこちらの用事を済ませるとしましょう……。
ヤ・シュトラ : 私たちの活動の許可を得るために、
哲学者議会にはずいぶんお世話になったわね。
きちんとお礼を伝えておかなければ。
アテリース : おや、皆さんは「暁」の方々では?
かの組織は解散したと伺っておりましたが……。
アテリース : フルシュノ様にお会いしたい、と?
定例会議はつい先ほど終わりましたが、まだ中に残って、
モンティシェーニュ様と立ち話をされているようですよ。
アテリース : 皆さんの来訪をお伝えしてきますから、ここでお待ちください。
フルシュノ : 待たせたな。
君たちの用件ならば、同席いただいた方がよかろうと、
モンティシェーニュ殿もお連れした。
フルシュノ : お前たち……ガレマルドの復興はどうしたのだ?
アルフィノ : 休暇をいただき、戻ってまいりました。
それより、まずは彼の報告をお聞きください。
モンティシェーニュ : ほう、ヴォイドからの危機は去ったか!
それは朗報じゃな。
フルシュノ : 第一世界の光を第十三世界に送っただと?
一歩間違っていたら大事故に……。
フルシュノ : いや、あえて言うまい。
フルシュノ : ハーム島の件と同様、そこにある膨大なエネルギーを、
本来想定されていたのとは違う形で平和利用しただけ。
フルシュノ : 「今と明日を生きる者のため、知を用いよ」
……父ルイゾワも、そう言っていたものだ。
モンティシェーニュ : 鏡像世界の危機と原初世界の霊災には関連があるという。
モンティシェーニュ : ならば、此度の冒険を通じておぬしらが得た知識は、
我々の未来を護るために欠かせないものになるやもしれん。
モンティシェーニュ : 知神の水瓶より湧き出た恵みの一滴として、
哲学者議会で入念に精査すべきであろう。
モンティシェーニュ : ついてはヤ・シュトラよ。
ヴォイドや次元跳躍について、おぬしが知ったすべて……
詳細な報告書の作成を頼みたい。
ヤ・シュトラ : シャーレアンの賢人として、承ったわ。
フルシュノ : エーテルタンクの件で協力したククロ殿たちにも、
此度のことを報せておこう。
では、私たちはこれで失礼する。
フルシュノ : お前たちは、また後でゆっくりとな。

クエスト『月竜の帰還』をコンプリートした!

光明の起点

アテリース : またひとつ、世界の危機を救われたようですね!
アルフィノ : お父様には、後でガレマルドの件も報告しなければね。
きっと、何か良い助言をくださるだろう。
アリゼー : お母様も歓迎してくれると思うし、
あなたをうちに招待したいところだけど……
ほかにも寄るのなら、無理に引き留めちゃ悪いわよね。
エスティニアン : 親父殿も、ずいぶん話がわかるようになったじゃないか。
ルヴェユール邸で茶をしばくのはもう御免だが、
酒を酌み交わすというのなら、一度くらいは悪くない。
ウリエンジェ : 我が師ルイゾワの教えは、今も生き続けております。
この知が役に立つのであれば、どこにでも馳せ参じましょう……。

ヤ・シュトラ : それじゃ、シャーレアンでの報告は以上ね。
次に向かうべきは……
ヤ・シュトラ : あら、ニッダーナ。
何かあったの?
ヤ・シュトラ : そう、ヴリトラとアジュダヤがラザハンに帰還したのね。
私たちも皆無事よ。
ヤ・シュトラ : ……それは素敵な話だこと。
ヤ・シュトラ : ありがたくお受けするわ。
皆にも、私から伝えておくわね。
ヤ・シュトラ : 太守姉弟の帰還を祝って、ラザハンの皆が祝宴を催すそうよ。
もしよかったら、皆も来て……と言っていたわ。
アルフィノ : 先ほど、お父様とも約束してしまったからね。
私たちふたりは遠慮するよ。
ウリエンジェ : 私も、シャーレアンに戻ったらすぐに連絡を寄越すようにと、
ある人物から言われておりまして……。
ウリエンジェ : ですから、皆さんで楽しまれるとよいかと……。
エスティニアン : 俺は特に予定もないし構わん。
星戦士団の連中には世話になったしな、
挨拶も兼ねて顔を出しておこう。
ヤ・シュトラ : あなたはどうかしら?

■何と言う?
▷喜んでお受けしよう
▷先に第一世界に行かなければ……

▷喜んでお受けしよう
ヤ・シュトラ : そう、それは良かったわ。
ヤ・シュトラ : ……ああ、でもあなた、
ゼロからメモリアを託されていたわね。
先に第一世界に行ってからの方が良いのではなくて?
ヤ・シュトラ : 第一世界とヴォイドで光と闇のやりとりをするのなら、
クリスタルタワーを動かすことになる、か。
ヤ・シュトラ : それじゃ、空のソウル・サイフォンも渡しておくから、
報告がてら、星見の間まで届けてもらえるかしら?
「衛兵団の守衛」にでも頼めば、皆を集めてくれるはずよ。
ヤ・シュトラ : それが終わって、こちらに戻ってきたら、
メーガドゥータ宮に向かって頂戴。
アリゼー : それじゃあ、第一世界のみんなによろしくね!

クエスト『光明の起点』を引き受けた!

衛兵団の守衛 : ようこそお越しくださいました。
リーン殿がまだ中にいらっしゃいますが、
あなたも「星見の間」に向かわれますか?
衛兵団の守衛 : では、こちらへどうぞ。
ベーク=ラグ殿とライナ隊長も、すぐに呼んでまいりましょう。

ベーク=ラグ : うむ、危機がすでに去ったということは、
原初世界を覗いておった妖精王から聞いておる。
ベーク=ラグ : こんな途方もない「お願い」を聞いたのは、
ワシも初めてだからな、やっと肩の荷が下りた心地だ。
ライナ : あなたと公の故郷を救うお手伝いができたこと、
とても嬉しく思います。
ライナ : それに、今回の任務を通じて、
ノルヴラントに暮らす皆との繋がりも再確認できました。
ライナ : ゼロさんたちが目指す再生の見本となれるよう、
この絆を大事にしながら、尽力していこうと思います。
リーン : これは……もしかして、メモリアですか?
とてつもなく大きな闇の力を感じます……。
リーン : ヴォイドの闇を使って、こちらの世界に均衡をもたらす……
確かに、それがうまくいったとしたら……!
ベーク=ラグ : うむ……!
世界に夜闇が取り戻されたとはいえ、
これだけの闇の力が、自然に発生することはない。
ベーク=ラグ : こちらから光を送ったように、
今後ヴォイドから闇を受け取ることができれば……
「無の大地」の再生も進むかもしれん!
ベーク=ラグ : おぬし、空のソウル・サイフォンはまだ持っておるか!?
ベーク=ラグ : 今回繋いだ道を逆流させる方法を調べたい。
塔の操作をするために、
しばし貸しておいてもらえると助かるのだが……。
ベーク=ラグ : 感謝する。
そう簡単なことではなかろうが、
少しずつでも研究を進めていくとしよう。
リーン : 私も……ナバスアレンに残された光を使ったことで、
受け継いだ光の巫女の力にも、
いろいろな可能性があるんだって気づかされました。
リーン : 植物の勉強をしているところですが、
私自身の力についても、改めて考えてみたいと思います。
リーン : ゼロさんという、世界の再生を目指す仲間も増えましたし!
もっともっとがんばります!
???? : ちょっとリーン。
???? : 待ち合わせの場所に全然来ないと思ったら、
こんなところで何してるの?
リーン : あ、ガイア!
ガイア : あら?
ガイア : ……アンタ、誰?

■何と言う?
▷そんな、ガイアの記憶が……!?
▷コーヒークッキーを食べに行く約束をしてた

▷そんな、ガイアの記憶が……!?
ガイア : 冗談よ。
アンタみたいな人のこと、
そんな簡単に忘れるわけないでしょう?
ガイア : あれから日記もつけてるし、
毎日思い出が増えていってるところ。
リーン : 今は、物語を書いてるんだよね。
本になるのが楽しみ!
ガイア : それで?
何を話してたの?
ガイア : ふーん、ヴォイドと闇の交換ね……。
私たちもいろいろとがんばってるところだし、
お互い参考になっていいんじゃない?
ガイア : けど、闇の力を扱うのなら、
リーンだけじゃ不安だわ。
ガイア : 次は、私も呼びなさいよ。

クエスト『光明の起点』の目的『ドッサル大門にいる衛兵団の守衛と話す』を達成した!

ガイア : リーンとの待ち合わせ?
ああ、ちょっと妖精郷を見てみたくて。
ひとりだと危険らしいから、付き添いを頼んだのよ。
ガイア : 海底にあるって古代都市の幻影も、いつか見てみたいわね。
かつてふたりが住んでた理想郷……
なんか、心に引っかかるものがあるじゃない?
リーン : 私もガイアと協力すれば、
ゼロさんが光を宿したように闇を制御できるでしょうか?
光と闇を交換するときに備えて、修行しておこうかな……。
ベーク=ラグ : 己の研究を悪用され、人が信じられなくなることもあった。
だが今は、知の探究を続けてきてよかったと心から思う。
光と闇の調和、実現してみせようぞ!
ライナ : ご報告、ありがとうございました。
今回の準備に協力してくださった方々には、
私から作戦の成功をお伝えしておきましょう。
ライナ : カサードさんや、アム・アレーンの皆さん。
それから、光を集めることを受け容れてくれた、
ユールモアやラケティカ大森林の方々にも……。
ライナ : あなたは、きっとまた誰かに帰りを待たれているのでしょう?
どうぞそちらに行ってあげてください。

クエスト『光明の起点』の目的『ライナと話す』を達成した!

ライナ : クリスタルタワーを研究で用いるとなると、
警備体制も見直さなければなりませんね。
ライナ : 無論、衛兵団は協力を惜しみません。
……この塔は、偉大な「公」が残してくれた希望ですから!

物腰柔らかな官吏 : これは、Stus様。
お待ちしておりました。
物腰柔らかな官吏 : 太守様の姉君の御帰還、慶賀の至りに存じます。
つきましては、ラザハンの民が心よりお祝い申し上げるため、
宴を催すことと相成りまして……。
物腰柔らかな官吏 : 会場は宮殿ではなく、メリードズメイハネとなります。
Stus様も、そちらへどうぞ!
ナブディーン : うっ……うっ……うう……。
ナブディーン : 太守様の眼が、なくなっちまったぁ……
ヴァルシャン……俺のかわいい弟はもう……!
ニッダーナ : いやー、キミの弟ではないと思うけど……。
ニッダーナ : 心配しなくとも、
ヴリトラ様にはもう片方の眼が残ってるよ。
ニッダーナ : それを使って、
また魔法人形を動かしたいとも言ってくれたし……
ヴァルシャンとだって、すぐに会えるはず!
ナブディーン : 本当か?
……ちゃんと、ちっちゃい方か?
ニッダーナ : えー、私は大きな方も格好よかったと思うけどなぁ。
人形としての性能も、あっちの方が高いわけだし。
ナブディーン : かーーーっ!
大事なのはそこじゃねえ!
ナブディーン : 俺の弟は……ヴァルシャンは……
ナブディーン : ちっちゃくってかわいいんです~ッ!
ヤ・シュトラ : まったく……。
愛されていて何よりね。
エスティニアン : たまには、面倒なこと抜きに楽しむのも悪くないな。
エスティニアン : 次はどうするつもりだ、相棒?
エスティニアン : 決まってないなら、無理に考える必要はない。
思えば今回の旅のきっかけも、
俺が宝の地図を手に入れた現場に、偶然居合わせただけのはず。
エスティニアン : 新たなる冒険の始まりなんて、いつもそんなものだ。
時が来れば、心が自然と答えを見つけだす。
エスティニアン : それまでは、他人の話に付き合うのもいいだろう。
ちょうどほかの奴も来たことだしな。
ヤ・シュトラ : あら、私の予定が知りたいの?
ヤ・シュトラ : あいにく、しばらくは部屋に籠もりっきりでしょうね。
挨拶も済んだことだし、シャーレアンに戻って、
次元跳躍理論についてまとめるつもりよ。
ヤ・シュトラ : それが禁書扱いされるかどうかは、
上の判断に委ねるしかないけれど……
ヤ・シュトラ : 想いが人々を結ぶかぎり、世界は繋がっている。
再び第一世界に渡る希望も見えたことだし、
形に残らなくとも、私は満足しているわ。
ヤ・シュトラ : ところで、あなたはどうするつもりなの、エスティニアン?
ヤ・シュトラ : 本来、一箇所に落ち着くような人じゃなかったわね。
また、どこかで会うこともあるでしょう。

クエスト『光明の起点』の目的『メーガドゥータ宮前の
物腰柔らかな官吏と話す』を達成した!

ヤ・シュトラ : ラザハンらしい、にぎやかな宴だったわね。
竜が人の国を治めていたなんて、最初は驚いたものだけれど、
あの愛されようなら、末永く安泰ね。
ヤ・シュトラ : 名残惜しいけれど、私もそろそろ行かなくては。
あなたも出発するのだったら、
メーガドゥータ宮にいるヴリトラに一声かけていくといいわ。
ヤ・シュトラ : 今回の旅は、私にとっても本当に得難いものとなった……。
誘ってくれたあなたには、改めてお礼を言わせて頂戴。
ヤ・シュトラ : では、またね。

クエスト『光明の起点』の目的『ヤ・シュトラと話す』を達成した!

アジュダヤ : ヴリトラの、トモ。
……アリガトウ。

アジュダヤは、興味深そうにこちらを眺めている。

ヴァルシャン : Tet’li。
宴は楽しんでもらえただろうか。
皆でアジュダヤの帰還を祝ってくれて、本当に嬉しいかぎりだ。
ヴァルシャン : ああ、この姿か?
まだ小さいアジュダヤと行動するには、
少年の身体の方が都合がよさそうだったのでな。
ヴァルシャン : しばらくは、本体が動くほどのこともないだろうと思い、
残る竜の眼を移したのだ。
ヴァルシャン : 姉さんには、
この「多彩なる都」を余すところなく見てほしいんだ。
私と多くの人々が、共に築いてきた大切な場所を……。
ヴァルシャン : さて、ヤ・シュトラとエスティニアンは旅立ったのだな。
冒険者である君も、またどこかへ?
ヴァルシャン : もし望むなら、このままラザハンに逗留してくれて構わない。
なにかあれば報せるゆえ、
しばらくはのんびりと、冒険の疲れを癒やしてくれ。

クエスト『光明の起点』をコンプリートした!

一方 オールド・シャーレアン――

クルル : ……よし、こっちも目録どおりね。
クルル : やっと終わった……!
クルル : 思ったより時間がかかっちゃったわ……。
うちにも管理用の魔法人形がいたら楽なんだけど……。
クルル : さて、やっとこれを検める番ね。
クルル : ずいぶん古い手紙……
内容によっては、きちんと保管しておかないと。
クルル : これ、ガラフおじいちゃん宛てだわ!
送り主は、「トライヨラ連王国」のグルー……
クルル : ダメ、かすれてて、ほとんど読めない。
クルル : うーん、ほかに何かわかることは……。
クルル : トラル大陸における「黄金郷」の調査依頼、ですって……!?
クルル : 変ね……。
バルデシオン委員会がそんな活動をしていたなんて記録、
ひとつも見た覚えがないわ。
クルル : あら?
中に、まだ何か……。
クルル : 珍しい意匠の耳飾りね。
依頼の内容と、何か関係があるのかしら?
クルル : トラル大陸に黄金郷……
おじいちゃんは、そこへ行ったの……?

エレンヴィル : こんなに早く戻ることになるなら、
わざわざクルルに言っておく必要もなかったな……。
エレンヴィル : ここが知の都、オールド・シャーレアンだ。
エレンヴィル : トライヨラとは、ずいぶんと様子が違うだろ?
エレンヴィル : それじゃ、さっそく探すとするか。
……あの冒険者殿をな。

ヴァルシャン : 姉さんがより高く飛べるほどに回復したら、
サベネアの自然を見てもらいたい。
かつてのように、月が輝く夜空から……。
アジュダヤ : ラザハン……
ヴリトラのにおい、かんじる……。

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