お得意様カイ・シル

目次

お得意様カイ・シル

カイ・シル : Aceさん!
いまちょっといいですか?
カイ・シル : あなたに聞きたいことがあって……。
Aceさんは、
超一流の職人でもあると聞いたんですが、本当ですか?

何と言う?

▷そのとおり!

カイ・シル : やっぱり、そうだったんですね!
モーエン商会とも取引できるほどの凄腕だって、
アルフィノさんが言っていたのは、本当だったんだ……。

▷誰がそんなことを……

カイ・シル : よ、よし……あなたを超一流の職人と見込んで、
力を貸していただきたいことがあるんです!
カイ・シル : 俺、ユールモアに残って、
新しい何かを始めるつもりだって言いましたよね。
それについて、思いついたことがあるんです。
カイ・シル : ただ、俺ひとりじゃ……
いえ、「俺たち」だけじゃ実現できなさそうで……
どうか話だけでも聞いてください!
カイ・シル : やった、ありがとうございます!
それじゃあ、紹介したい人もいるんで、
ちょっと場所を変えましょう。
カイ・シル : そうですね……
「キャバレー・ビーハイヴ」の前で、待っててもらえますか?
すぐに連れて行くんで、よろしくお願いします!

クエスト『お得意様カイ・シル』を引き受けた!

カイ・シル : あっ、Aceさん!
お待たせしました。
紹介したい人を連れてきましたよ。
カイ・シル : こっちが、アンフリッグ。
アンフリッグ : 「キャバレー・ビーハイヴ」にて、
バーテンダーを務めております。
よろしくお願いします。
カイ・シル : そしてこっちが、ボスタ・ジア。
ボスタ・ジア : アタシは「キャバレー・ビーハイヴ」で、
ダンサーをしているの。
よろしくね。
カイ・シル : ふたりはゲートタウンにいた頃からの親友なんです。
アンフリッグ : お互いに、頼れる者もいない孤児同士でしてね。
協力してなんとか生きてきました。
ボスタ・ジア : みんなでユールモアで暮らそう、なんて約束もしたわね。
いろいろあって、アタシたちが先にこっちへ来ちゃったけど、
カイ・シルとまた会えて嬉しかった。
アンフリッグ : 本当に……。
こうやって再会できた幸運に感謝です。
ボスタ・ジア : ……でも、ごめんなさい、約束を果たせそうにないわ。
残念だけど「キャバレー・ビーハイヴ」は、
裕福な自由市民の存在あってこそ、だもの。
アンフリッグ : その自由市民の在り方が、新元首の下で変わっていくなら、
当然、ビーハイヴだって同じままではいられません。
アンフリッグ : そうなれば、私たち「ミツバチ」……
つまりキャバレーの従業員の居場所もなくなってしまいます。
カイ・シル : 居場所がなくなるって、まさか……
ユールモアを出ていくつもりなのか?
ボスタ・ジア : ええ、そのとおり。
別の場所で、新しい仕事を見つけなくちゃ。
カイ・シル : ちょ、ちょっと待ってくれ!
結論をだすのが早すぎるよ!
カイ・シル : それに俺、思いついたんだ。
新しいユールモアで始める新しい事を……!
今日はふたりに、その相談をしたかったんだ!
カイ・シル : Aceさんを、お呼びしたのもそうさ。
超一流の職人さんでもある、その力を貸してもらって、
ビーハイヴで新しいビジネスを始めたいんだよ!
???? : これはこれは、興味深い話をなさっていますね。
アンフリッグ : し、支配人……!
ビーハイヴの支配人 : 「キャバレー・ビーハイヴ」の今後について、
モーエンさんと話し合おうとしていたところに、
ちょうど、あなた方の話し声が聞こえましてね。
ビーハイヴの支配人 : ビーハイヴで新しいビジネス、ですか……。
非常に魅力的な言葉です。
ビーハイヴの支配人 : そんなものがあるなら、ぜひお聞かせいただきたい。
カイ・シル : あ、あの……俺、学がないので……
間違ってるかもしれないけど……。
カイ・シル : ヴァウスリーのせいで、ユールモアの産業が潰されたって、
そう言う人が多いけれど、
反対に発展したものも、あると思うんです。
ビーハイヴの支配人 : 発展した産業……それは?
カイ・シル : 娯楽産業です……!
カイ・シル : そして、その代表が「キャバレー・ビーハイヴ」だと思うんです。
歓楽都市とまで呼ばれたユールモアで、
今までずっと、自由市民たちを楽しませ続けてきたんですから……。
カイ・シル : それをより広く……外から人を呼び込んだりして、
更に発展させていけば、新しいユールモアの、
強力な武器……産業になると思うんです。
カイ・シル : そのために今、必要なのは、宣伝です!
ユールモアには、「キャバレー・ビーハイヴ」という、
楽しいところがあるんだって、多くの人に知ってもらうんです。
カイ・シル : 俺にはこれといって特技はないけれど、
足を使って情報を集めたり、伝えたりはできます。
だから……俺に宣伝する役目をやらせてください!
モーエン : 素晴らしい考えではありませんか。
最後は、ご自身の売り込みになっていましたけれど。
モーエン : 支配人、いかがでしょう。
彼らに任せてみるというのは?
ビーハイヴの支配人 : ふむ……確かにチャイ・ヌズ殿も、
外部からの観光客誘致を検討しているようでした。
ならば、試してみる価値はある……か……。
ビーハイヴの支配人 : よろしい……カイ・シル君と言いましたか、
君を雇い、宣伝をお任せしましょう。
モーエン : であれば、私どもが協力者に対する報酬を融通しましょう。
「キャバレー・ビーハイヴ」を目当てに訪れる人が増えれば、
モーエン商会にとっても商機となりますから。
ビーハイヴの支配人 : さて、そうと決まれば……
まずはカイ・シル君の服装を、どうにかせねばなりませんね。
仕事には、それに相応しい格好があるものです。
ビーハイヴの支配人 : アンフリッグとボスタ・ジアは仕事に戻りなさい。
君たちが将来を危ぶまずに済むよう、給料はしっかりと払おう。
だから可能な限り、カイ・シル君にも協力するように。
アンフリッグ : わ、わかりました!
ビーハイヴの支配人 : 協力者のあなたは、
後ほど、「カイ・シル」君に声をかけていただけますか?
協力内容について、彼から詳しくお聞きください。

クエスト『お得意様カイ・シル』の目的『指定地点で待機』を達成した!

カイ・シル : Aceさん。
お待たせしました。
カイ・シル : こ、こんな綺麗な服を着るのは初めてだから、
なんだか落ち着かないですね……。
カイ・シル : まあ、俺のことはいいです、置いときましょう。
重要なのは「キャバレー・ビーハイヴ」の宣伝です!
カイ・シル : といっても、手ぶらで宣伝なんてできません。
だから、ビーハイヴのチラシを作って、
いろんなところに配って歩こうと思うんです。
カイ・シル : ユールモアには「キャバレー・ビーハイヴ」という楽しいところが、
あるってこと、知ってもらえなければ話になりませんから!
カイ・シル : あなたにお願いしたいのは、
そのチラシの製作に必要な物の調達です。
実際にチラシを刷ったり、配ったりは俺に任せてください!
カイ・シル : あっ、それから……報酬についてはご安心を!
さっきモーエンさんと話して、
スクリップを支払えるように、調整してきましたから。
カイ・シル : あと話さなきゃいけないことは……えっと……
もう、大丈夫、ですよね……?
カイ・シル : 良かった……。
すみません、こういうこと初めてだから、
なんだか緊張しちゃって……。
カイ・シル : それじゃあ、Aceさん。
「チラシ製作必需品」の調達、
よろしくお願いします!

クエスト『お得意様カイ・シル』をコンプリートした!

ランク1

カイ・シル : お待ちしてました!
チラシ製作へのご協力をお願いします!
カイ・シル : チラシの製作には、紙とインクだけじゃなく、
転写に使う板……版も必要なんですよね。
手書きじゃ、大量に刷るのは難しいですから。
カイ・シル : それでは、納品物を確認させてください。
……うわあ、すごいですよ、これ!
これ以上ない、最高の一品です!

カイ・シルはAce Trickの収集品を感動しつつ受け取った!

カイ・シル : ご協力、感謝します!
おかげで十分な数のチラシが製作できました。
あとは俺の仕事なので、任せてください!
カイ・シル : 製作したチラシですが、
アンフリッグとボスタ・ジアも、協力を申し出てくれましてね。
まずはユールモア周辺の集落に配ってきました。
カイ・シル : 支配人と相談して、
チラシにドリンクの無料チケットをつけたおかげか、
かなりの人がビーハイヴに来てくれましたよ!
ボスタ・ジア : とはいえ、リピーター……何度も来てくれるお客様には、
なってくれなかったみたいだけどね。
一度来たら、それっきりよ。
カイ・シル : 来てくれた方は、みんな楽しそうにしていたはず……。
ショーやサービスに問題があったとは考えられない。
いったい何が悪かったのかな……。
アンフリッグ : おや……噂をすれば、あちらの席のお客様は、
ライト村からいらっしゃった方のようです。
お話を聞いてみませんか?
楽しげな村人 : ……えっと、この店の人たちかい?
俺たち、まずいことしでかしちゃったのかな?
アンフリッグ : お楽しみのところ、申し訳ありませんお客様。
この店の感想を、お伺いできればと思いまして……。
楽しげな村人 : なんだ……そういうことか。
それなら、とても楽しませてもらってるよ。
愉快そうな村人 : 見たこともないほどきれいな店内や、
素晴らしい踊り……。
すっかり気に入っちまったよ!
ボスタ・ジア : ふふ、そうでしょうとも、そうでしょうとも!
ボスタ・ジア : ……でもなんで、リピーターが増えないのかしら?
お酒や料理が口に合わなかった?
愉快そうな村人 : そんなことない!
無料チケットで飲ませてもらった酒は、
とんでもなく美味かった! けど……。
楽しげな村人 : メニューを見て、目ん玉が飛び出るくらい驚いたよ。
酒も食べ物も、俺たちが支払えるような値段じゃない。
とても残念だけど、二度とこの店には来れないな……。
カイ・シル : なるほど……。
ありがとうございます!
おかげで問題が見えてきました。

カイ・シルはAce Trickを「ビーハイヴの協力者」と感じ始めた!
カイ・シルの信頼ランクが上昇しました!
あなたの事を「ビーハイヴの協力者」と感じているようです!
カイ・シルは、
続けて、どんな品を依頼するか考えているようです。

ランク2

カイ・シル : 「キャバレー・ビーハイヴ」は、富裕層向けのお店……
そのままのメニューで値付けをしようとなると、
どうしても高値になってしまう。
カイ・シル : やっぱり、より多くのお客さんを呼びたいなら、
それに合わせた、お手頃で美味しいお酒や料理が必要なんだ!
ボスタ・ジア : ……で、そのお手頃で美味しいお酒や料理を、
どうやって準備するつもり?
カイ・シル : そ、それは……。
アンフリッグ : でしたら、私にお任せを。
だてに、バーテンダーをやっているわけではありません。
安酒だって、美味しくアレンジしてみせましょう。
カイ・シル : おお、さすがアンフリッグ!
アンフリッグ : 料理についても、ゲートタウン時代に身に着けた、
創意工夫でコストパフォーマンスを改善してみせますよ。
ですが、どうにもならない部分もありまして……。
アンフリッグ : お手頃で美味しい新メニューを作るために必要な、
調理器具や調味料、食材などの調達は、私では難しい。
それらを職人さんと、カイ・シルにお願いできませんか?
カイ・シル : ……わかった。
食材の調達なら周辺の集落に出向いて、交渉できそうだ。
この足で、なんとしても調達してみせるよ!
カイ・シル : Aceさんは、
俺じゃ調達できない「新メニュー必需品」を、
用意していただけますか?
カイ・シル : ありがとうございます!
それじゃ、よろしくお願いしますね!

カイ・シル : Aceさん!
リピーター獲得のため、今回もよろしくお願いします!

▷クラフター

カイ・シル : お手頃なお酒や料理に、高級な素材は使えません。
でも、しっかりした道具で丁寧に調理すれば、
きっと美味しいメニューが提供できるはずです!

▷ギャザラー
▷漁師


カイ・シル : それでは、納品物を確認させてください。
……うわあ、すごいですよ、これ!
これ以上ない、最高の一品です!

カイ・シルはAce Trickの収集品を感動しつつ受け取った!

イ・シル : Aceさんのおかげで、
リーズナブルなお酒や料理の、提供を開始できました!
あとはその結果を待つばかりですが……。
カイ・シル : やりましたよ、Aceさん!
アンフリッグが、新メニューを用意してくれましてね!
これが効果てきめんだったんです!
アンフリッグ : 噂が広まるにつれて、ライト村やスティルタイドからも、
飲食目当てのお客様が来てくれるようになったのです。
ボスタ・ジア : だとしても、そのお客様が毎日来てくれるわけじゃないでしょ?
さらなる顧客開拓ってのが必要じゃない?
カイ・シル : もちろん、そう思うよ。
だから、最近ではドワーフ族の集落まで足を伸ばして、
無料のドリンクチケット付きのチラシを配ってるんだ。
ボスタ・ジア : へぇ、やるじゃない!
私の知ってるカイ・シルじゃないみたい!
アンフリッグ : ……それは褒めてるのでしょうか。
いえ、確かにドワーフ族のお客様は増えましたが、
二度三度といらっしゃるお客様は、少なかったように思います。
ボスタ・ジア : ふうん?
なら、ちょうどいいわ。
あそこにドワーフ族のお客様がいるから、話を聞いてみましょ。
ボスタ・ジア : お楽しみのところ、ごめんなさい。
ちょっと話を聞きたいのだけれど、いいかしら?
楽しげなドワーフ族 : ラリホー!
ボスタ・ジア : ら、ラリホー?
楽しげなドワーフ族 : まあまあなご挨拶ラリね。
それで、お嬢ちゃんたちはこの店の人ラリか。
無料ドリンクチケットのお礼に、なんでも聞くラリ!
アンフリッグ : ……では、お言葉に甘えまして率直にお聞きします。
ドワーフ族のお客様に再訪していただけない理由、
お心あたりはございますか?
愉快そうなドワーフ族 : ふうむ……。
この店は酒も料理もうまいラリ。
値段も妥当だし、その点だけ見ればまた来たいラリ。
カイ・シル : それなら、どうして……?
楽しげなドワーフ族 : ドワーフ族にとって、この店はつまらんラリ。
素晴らしい踊りは見せてくれるが、
それだけじゃ足らんラリ。
愉快そうなドワーフ族 : ドワーフ族が大勢で飲むときは、決まって歌を歌うラリ。
でも、この店で客が歌おうものなら、しかめっ面をされるラリ。
せめて、誰かの歌を聞けなければ、楽しさ半減ラリ。
ボスタ・ジア : なるほど……歌ね……。
カイ・シル : ありがとうございます。
……それじゃ、みんな行こう。

カイ・シルはAce Trickを「ビーハイヴの賛同者」と感じ始めた!
カイ・シルの信頼ランクが上昇しました!
あなたの事を「ビーハイヴの賛同者」と感じているようです!
カイ・シルは、
続けて、どんな品を依頼するか考えているようです。

ランク3

カイ・シル : さて、ドワーフ族のお客さんから、
問題点を聞けたわけだけど……。
ボスタ・ジア : ふっふっふっ……。
歌が……つまりパフォーマンスが問題なのなら、
いよいよ、このアタシの出番ってことになるわね!
アンフリッグ : ふむ、なにか考え……というか、勝算がお有りで?
ボスタ・ジア : あ、その目は疑ってるわね。
支配人と相談する必要はあるけれど、
この店の踊りにマッチした歌には、心当たりがあるのよ!
ボスタ・ジア : ただ、歌手まではさすがに用意できない。
それに、衣装も無理ね……。
仕事には、それにふさわしい服装が必要でしょ?
カイ・シル : 歌手のことは、俺に任せてくれ!
ユールモア中……いや、コルシア島を走り回って、
ふさわしい人を見つけてみせる。
カイ・シル : 衣装についても、なんとかしてみせたいけど、
こっちは俺だけじゃ難しいかもしれない。
だから……。
カイ・シル : Aceさん、
衣装の準備に協力してもらえませんか?
カイ・シル : ありがとうございます!
それじゃ、「舞台衣装必需品」の調達、お願いします!

カイ・シル : たくさん納品してくださって、ありがとうございます!
カイ・シル : あれだけの量を、あれだけの品質で納品できるなんて、
さすがAceさんです!
俺も頑張らなきゃ!

カイ・シル : あっ、Aceさん!
歌手探しについては順調に進んでいるので、
舞台衣装の準備を手伝ってもらえますか?
カイ・シル : 歌手の衣装だって、ショーの一部。
舞台に合った服や装飾品、化粧品が必要です。
でも、あなたの納品物なら、心配はいらないでしょう。
カイ・シル : それでは、納品物を確認させてください。
……うわあ、すごいですよ、これ!
これ以上ない、最高の一品です!

カイ・シルはAce Trickの収集品を感動しつつ受け取った!

カイ・シル : ご協力、感謝します!
おかげで舞台衣装は完璧です。
歌手も見つけましたし、あとは仕上がりを待つのみです!
カイ・シル : ……改めて、ありがとうございます。
舞台衣装の準備が整ったのは、
Aceさんのおかげです!
カイ・シル : 俺が見つけてきた歌手は、いま特訓中なので、
あとは先ほども言ったとおり、仕上がりを待つだけ。
なんですけど、「ボスタ・ジア」から話があるって……。
カイ・シル : あ、いや、問題が起きたわけじゃないですよ、きっと!
アイツは俺と違って、才能のあるヤツです。
きちんと用意が終わったって報告だと思います!
カイ・シル : さあ、一緒に「ボスタ・ジア」の話を聞いてください!

カイ・シルはAce Trickを「ビーハイヴの後援者」と感じ始めた!
カイ・シルの信頼ランクが上昇しました!
あなたの事を「ビーハイヴの後援者」と感じているようです!
お得意様取引のストーリークエストが発行されました。
「キャバレー・ビーハイヴ」の「ボスタ・ジア」から受注できます。
クエストをコンプリートすることで、納品リストが更新されます。

カイ・シル : 今週もたくさんの納品、ありがとうございました!
カイ・シル : 宣伝が成功して、お客さんが増えているのも、
あなたが協力してくれるおかげです。
これからもよろしくお願いしますね!

カイ・シルのインバウンド戦略

ボスタ・ジア : あら、職人さん。
来てくれたのね、ありがとう!
カイ・シル : Aceさんと、
俺たちに話があるって言ってたけれど……
歌の準備が終わったのかい?
ボスタ・ジア : そういうこと。
……来て頂戴!
ボスタ・ジア : この子が、カイ・シルの見つけてきた歌手よ。
短い特訓期間だったけど、支配人のお墨付きをもらえたわ。
……正直なところ、ここまでやってくれるとは思わなかった。
アンフリッグ : なるほど……。
つまり、逸材を見つけてきたわけですね。
お手柄ではないですか、カイ・シル。
カイ・シル : え、俺?
カイ・シル : ……いやいや、俺なんかより、
本人の才能と努力の方が、すごいって!
それにAceさんの協力も……。
可憐な歌手 : もちろん、素敵な衣装にも感謝してます。
でも……カイ・シルさんに見出してもらえなければ、
舞台に立つことなんて……だから、ありがとうございます!
可憐な歌手 : 私……お客様をもっとお呼びできるよう、
貴方のためにも精一杯、心を込めて歌いますから、
見ていてください!
ボスタ・ジア : ふうん?
良かったじゃない、カイ・シル?
カイ・シル : え、あ、うん、そうだな。
これで、ドワーフ族のお客さんも、
満足してくれるはずだよな。
カイ・シル : とはいえ、ここで俺たちが満足しちゃ駄目だ!
もっと多くのお客さんを呼び込まないと!
アンフリッグ : ふむ、さらなるお客様、ですか……。
しかし、ドワーフ族を含めると、
コルシア島での宣伝は、ほぼ全域で行っていますよ。
ボスタ・ジア : そうよねえ……。
これ以上、お客様を増やすのって難しくないかしら?
カイ・シル : その件で、Aceさんに、
相談したいことがあるんです。
このあとで、俺に声をかけてもらえませんか?
カイ・シル : ありがとうございます!
それじゃ、よろしくお願いします。

クエスト『カイ・シルのインバウンド戦略』を引き受けた!

ボスタ・ジア : 実はこの歌、アルフィノさんって人から聞いたの。
何でも遠い場所にある街では、歌姫って人たちが、
この歌で人々を魅了しているんですって。
ボスタ・ジア : この歌って、アタシたちの踊りとも相性いいし、
もっともっと頑張って、お客様たちを魅了しなくっちゃ!
カイ・シルになんて、負けてられないもの!

カイ・シル : さっそくですが、さらなる顧客の開拓で生じている、
問題について聞いてください……!
カイ・シル : アンフリッグたちも言っていたとおり、
すでにコルシア島のほぼ全域で、宣伝してきました。
なので、次に目を向けるべきは、島の外だと思うんです。
カイ・シル : ただ、クリスタリウムなどで宣伝したとしても、
海を越えてまで、お客さんが来てくれるとは思えない。
カイ・シル : もっと気軽に島の外の人たちが、
ユールモアに来れるようにしたいんです。
でも、具体的な方法となると……。

何と言う?

▷アマロを使えばいい
▷飛空艇を使えばいい

カイ・シル : やっぱり、そうですよね!
俺も飛空艇を使えばいいって考えてました!

カイ・シル : ただ、飛空艇にも問題があります。
昔は都市間を行き来する定期便があったそうですが、
「光の氾濫」以後は飛行型罪喰いの脅威のせいで……。
カイ・シル : そこで俺、チャイ・ヌズさんに提案したんです。
クリスタリウムとの間に飛空艇航路を開いてもらえませんかって。
カイ・シル : これから、その件でチャイ・ヌズさんと会う約束があるんです。
あなたも、一緒に来てくださいませんか?
カイ・シル : ありがとうございます!
ユールモア軍司令本部の「コルデン」さんが、
取り次いでくれるそうなので、声をかけてみましょう!

クエスト『カイ・シルのインバウンド戦略』の目的『カイ・シルと話す』を達成した!

コルデン : むっ、君たちは……?
カイ・シル : 俺たちは、チャイ・ヌズさんに話があって来たんですが……。
コルデン : おお、飛空艇の件だな。
それならこちらの調査は完了している。
元首代行もすぐ来るゆえ、しばし待ってくれ。
チャイ・ヌズ : もう来ていたか、カイ・シル。
待たせてしまって、すまない。
チャイ・ヌズ : なんだ、お前も一緒に来ていたのか!
カイ・シルとともに「キャバレー・ビーハイヴ」の改革に、
協力しているとは、支配人から聞いていたが……。
カイ・シル : あ、あの、チャイ・ヌズさん!
それで、飛空艇の話ですけど……。
チャイ・ヌズ : おお、その話だな!
実は、関係改善のために、
クリスタリウムとの外交交渉がすでに始まっていてな。
チャイ・ヌズ : その流れで、飛空艇の定期便就航を提案してみたのだ。
喜ぶといい、この話、先方は大いに乗り気だぞ!
カイ・シル : そ、そうなんですか!?
やった!
チャイ・ヌズ : だが、問題がないわけではない……。
チャイ・ヌズ : コルデン、頼んでいた調査の結果はどうだ?
コルデン : はっ!
我が軍の飛空艇を、定期便に流用したいとのご提案、
性能的には問題ないとの結論に達しました。
コルデン : ですが、あくまで我が軍の飛空艇は軍用ですので、
乗り心地を含めて、旅客用の水準にふさわしいかは疑問です。
多少なりとも改装が必要となるでしょうが……。
コルデン : 仕様書をまとめたものの、我が軍だけでは手が足りません。
外部の職人から協力を得られなければ、
改装の実施は難しいでしょう。
チャイ・ヌズ : やはり、そうか……。
チャイ・ヌズ : ……と、言うわけだ。
とにもかくにも、改装にまわせる職人が足りなくてな。
定期便の就航など、とてもとても……。
カイ・シル : そういうことなら、俺に任せてください!
足を使って、職人を集めてみせます!
チャイ・ヌズ : ほう、何か当てがあるのか?
カイ・シル : ……たとえば、ヴェンモント造船所の人たちに、
声をかけてみるのはどうですか?
カイ・シル : 船大工の技術を継承してきた彼らの腕は、
飛空艇の改装にだって、絶対に役立つと思うんです。
何より、仕事がもらえるなら、喜んで協力してくれるでしょう。
チャイ・ヌズ : ううむ……良いじゃないか。
冴えてるぞ、カイ・シル!
カイ・シル : それに、Aceさんにも、
協力してもらえれば、改装なんてあっという間ですよ!
チャイ・ヌズ : うん?
なんでそこで、お前が出てくるのだ?

何と言う?

▷熟練の職人だから

チャイ・ヌズ : 何ぃ!?
そんなの、初耳だぞ!

▷カイ・シル、教えてあげて

チャイ・ヌズ : ランジート将軍に勝るとも劣らない実力者だと、
知ってはいたが……。
それが職人でもあるだと?
チャイ・ヌズ : これほど優秀だとは……。
なあ、お前、我が新生ダイダロス社と、
専属契約を結ぶ気はないか?
カイ・シル : ま、待ってくださいチャイ・ヌズさん!
Aceさんは、俺たちのお得意様……!
いくら、元首だって横取りはさせませんよ!
チャイ・ヌズ : な、なんという気迫……!
契約済みの職人を、引き抜きから守ろうというこの姿、
すでに一端の企業家のようだ……!
チャイ・ヌズ : よ、よかろう、専属契約の提案は撤回する。
その代わりにカイ・シルよ、コルデンと協力し、
飛空艇の改修計画を進めてくれ。
コルデン : これが改装の仕様書だ。
このとおりに、部材を用意してもらえれば、
あとは、軍の整備兵を中心に作業が進められるだろう。
チャイ・ヌズ : では、私も自分の役目を果たさなければな。
定期便の就航に向けた諸々の手続きを進めておこう。
吉報を待っていてくれ、小さな企業家よ。
カイ・シル : わかりました。
よろしくお願いします!
チャイ・ヌズ : しかし、Aceよ……
お前という男は、なんという人たらしなのだ。
その調子で、方々で……いや、これ以上は聞くまい。
チャイ・ヌズ : とにかく、皆、頼んだぞ。
ではな……。
カイ・シル : それじゃ、Aceさん、
「キャバレー・ビーハイヴ」に戻って、詳細を詰めましょう。

クエスト『カイ・シルのインバウンド戦略』の目的『コルデンと話す』を達成した!

コルデン : しかし、我が軍の輸送用飛空艇が、旅客用になるとは……。
時代の変化というものを感じるよ。

カイ・シル : まずは、チャイ・ヌズさんとの話し合いに同席してくれて、
ありがとうございました!
カイ・シル : その中で出てきた飛空艇の改装についてですが、
仕様書を見ると、いろいろな部材が必要みたいです。
カイ・シル : 鋼材や木材、帆布にグリスなんかは当然としても、
座席用のクッションなんかも必要だって書いてありますね。
カイ・シル : 俺は、ヴェンモント造船所の職人たちと掛け合って、
部材の調達を始めてみます。
でもきっと、彼らの不得手とする技術も必要になる……。
カイ・シル : Aceさん、
改めて、協力をお願いできませんか?
カイ・シル : ありがとうございます!
それじゃ、「飛空艇改装必需品」の調達を、
よろしくお願いします!

クエスト『カイ・シルのインバウンド戦略』をコンプリートした!

ボスタ・ジア : カイ・シルとアナタのおかげで、この店は変わったわ。
これなら新しいユールモアの中でもやっていけるはずよ。
ありがとね、職人さん。

ランク4

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