赤魔道士ジョブクエスト

目次

Lv50~ 赤魔道士への道

Lv50~ 紅の疾風

Lv52~ 抗いと報いと

シ・ルン・ティア : ……よっ、調子はどうだ。
そろそろ赤魔道士の戦い方が、板についてきたんじゃないか?
シ・ルン・ティア : 師は道を示すことはできるが、実戦にまさる鍛錬はない。
戦いのなかでも、学ぶ姿勢を忘れないことが大事だぞ。
シ・ルン・ティア : それと、例の襲撃者たちのことだが……
「イリュド」神父が、気になることがあると言っていた。
教会で話を聞いてみようぜ!

クエスト『抗いと報いと』を引き受けた!

イリュド : 先に、あなた方が遭遇した集団のことですが……
気になる事件を思いだしました。
イリュド : ウルダハで、とある商人の息子が誘拐され……
誘いだされた親とともに殺害された、悲惨な事件です。
そのさい、呪術が使われた形跡があったと。
イリュド : しかも殺害された商人は、アラミゴ系移民だったそうです。
たしか、あなた方が助けた姉妹も……
シ・ルン・ティア : ああ、父親がアラミゴ出身の商人だった。
名前はウィルキンといったか。
襲撃者は姉妹を拐って、父親をおびき出すつもりだったのか……?
シ・ルン・ティア : Stry、急いでウィルキン氏のもとへ向かおう。
神父の話と、やけに符合する点が多い。
次は直接、命を狙われるかもしれん……!
イリュド : ……そう言うと思って、居場所を調べておきました。
ウィルキン氏は、遊技場「マンダヴィル・ゴールドソーサー」で、
賞品の納入などをなさっているようです。
シ・ルン・ティア : さすが神父、恩に着る。
……Stry、
「ゴールドソーサー」へ向かうぞ!

クエスト『抗いと報いと』の目的『イリュドと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : よっ、待ってたぜ!
ウィルキン氏はいま、商談中らしいが……。
話をする前に、普段の仕事ぶりを見ておきたいな。
シ・ルン・ティア : …………客を装って、様子を窺うか。
商談の場所は「ラウンジ・マンダヴィル」。
悪趣味な金ピカの像があるとこだ!

クエスト『抗いと報いと』の目的『ゴールドソーサー・ランディング付近でシ・ルン・ティアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : ……ウィルキン氏は、この奥か。
落ち着きのない若者 : いつもいつも、すんません……。
大切に使わせていただきます!
ウィルキン : もっと堂々としてないと、怪しまれますよ。
やましい資金ではないのですから。
シ・ルン・ティア : 立ち去った男の顔……見覚えがある。
たしか、アラミゴ解放軍に所属している若者だ。
シ・ルン・ティア : ……どうやら、ただの商談じゃないな。
ここでオレの推理を聞かせてもいいんだが、
手っ取りばやく、本人に聞こうぜ!
クエスト『抗いと報いと』の目的『指定地点で周囲を見渡す』を達成した!
ウィルキン : Stry様に、シ・ルン様ですね?
娘たちを助けていただき、本当にありがとうございました。
いらっしゃる旨、イリュド様より連絡を受けております。
ウィルキン : ご訪問の理由も伺いましたが……
私自身の命が、狙われる可能性があると?
シ・ルン・ティア : ……心あたりは?
たとえば、そう…………ここで商談を装って、
アラミゴ解放軍に資金援助をしている、とか。
シ・ルン・ティア : 図星か……さっき会ってたのは、解放軍の若いヤツだな?
ギラバニアの拠点で、何度か見かけた。
シ・ルン・ティア : おっと、口外するつもりはないさ!
オレ自身、アラミゴ解放を支援してきた身だ。
ただ……あんたが命を狙われる理由には、なりうると思ってな。
ウィルキン : わかりました…………あなた方は、娘たちの命の恩人。
包み隠さず、お話しさせていただきましょう。
ウィルキン : ここゴールドソーサーでは、
オーナーである、ゴッドベルト・マンダヴィル氏の意向もあり、
多くのアラミゴ難民が働いています。
ウィルキン : そのなかに何人か、本国の解放軍との連絡役がいます。
あの若者も、そのひとり。
木を隠すには森…………というわけです。
シ・ルン・ティア : 最近、アラミゴ系の商人が、呪術を使う集団に子どもを拐われ、
親子ともども殺害される事件があった。
……今度の一件と、無関係とは思えない。
ウィルキン : その方の噂は、聞いたことがあります……!
私同様、ウルダハで財をなし、解放軍に資金を用立てていたと。
シ・ルン・ティア : なるほど……狙いは、アラミゴ解放軍の支援者。
とするとヤツらの正体は、帝国の息がかかった暗殺団か!
シ・ルン・ティア : 生粋のガレアン族は魔法の資質を欠く……。
手駒を操る首領は、傭兵か属州出身者ってとこか。
……何にせよ、あんたはまだ、命を狙われてる可能性が高いぞ!
ウィルキン : この施設は砂蠍衆がひとり、マンダヴィル氏のお膝元。
そうそう手は出せないと思います。
ただ近々、ベスパーベイにて、外せない商用がありまして。
シ・ルン・ティア : ベスパーベイか……あのへんは、身を隠せる場所も多い。
暗殺者にとっては、絶好の機会になりうるが……
シ・ルン・ティア : どうだろう……ここはオレたちに、警護をまかせてくれないか?
Stryと組めば、
あんたを守り抜き、連中のシッポをつかむこともできるだろう。
ウィルキン : …………あなた方のお力を、信じましょう。
ありがたく、お申し出を受けたいと思います。
シ・ルン・ティア : よし、決まりだな!
先まわりして、「ベスパーベイ」へと向かうぞ。

クエスト『抗いと報いと』の目的『ウィルキンと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : 来たな……さっそく作戦開始といこう!
狙われているウィルキン氏は、ウルダハ方面から陸路で、
ここへ向かっているそうだ。
シ・ルン・ティア : ウィルキン氏には、経路をそれとなく吹聴してもらっている。
暗殺者はその情報をもとに、待ち伏せに最適な場所を選ぶだろう。
シ・ルン・ティア : 連中が潜むのに絶好の地点がふたつ……
ウルダハ側に通じる坑道と、その近くの路地だ。
シ・ルン・ティア : ……というわけで、二手にわかれて暗殺者を叩くぞ!
オレは路地を探るから、お前は坑道の方へ向かってほしい。
暗殺者を始末したら、街へ戻ってくれ。

クエスト『抗いと報いと』の目的『ベスパーベイでシ・ルン・ティアと合流』を達成した!
クエスト『抗いと報いと』の目的『指定地点で見渡して暗殺者を討伐』を達成した!

シ・ルン・ティア : よし、暗殺者を片づけたか……こっちもご覧のとおりだ!
シ・ルン・ティア : 例のごとく問答無用で襲いかかってきたんだろう?
可哀想だが、彼らは生ける屍も同然……救う手だてはない。
ま、ひとりだけ取り逃がしたけどな。
シ・ルン・ティア : いやいや、逃げる素振りを見せたんで、わざと逃がしたのさ!
おそらく仲間に報告するつもりだろう。
深手を負わせたし、遠くへは行けないはずだ。
シ・ルン・ティア : オレはそいつを追うから、お前はウィルキン氏を迎えにいってくれ。
そろそろ街へ到着する頃合だ!

クエスト『抗いと報いと』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

ウィルキン : ……Stry様!
おかげさまで襲撃に遭うこともなく、到着できました。
ウィルキン : あなた方には親子ともども命を救われ、感謝の念に堪えません。
あらためまして、お礼をさせていただきたく……。
この包みを、シ・ルン様へお渡しください。
ウィルキン : 私は商談に向かいますので、ここで失礼させていただきます。
Stry様、本当にお世話になりました!

クエスト『抗いと報いと』の目的『ウィルキンと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : 尾行の成果はあったぜ!
逃げたヤツは海に飛び込んで、小舟が回収していった。
……逃亡先は、沖合に停泊した商船のようだ。
シ・ルン・ティア : 商船の素性を洗えば、黒幕に近づけるだろう。
よって、次は…………ん?
ウィルキン氏から包みを預かったって?
シ・ルン・ティア : こいつは、謝礼か?
ん……礼状も入ってるな。
ウィルキンの礼状 : シ・ルン様とStry様に感謝いたします。
特にシ・ルン様には、娘のみならず、私自身も、
二度までも命を救っていただいたことになります。
ウィルキンの礼状 : 20年前の動乱のさなか……私は「紅の疾風」に命を救われた、
避難民の子どものひとりです。
当時と変わらぬあなた様の装束、見紛うはずもありません……。
シ・ルン・ティア : ウィルキン氏は、オレの正体に気づいてたのか。
だからこそ、すんなり警護をまかせてくれた……。
シ・ルン・ティア : 実はこの装束は、「紅の疾風」時代のものなんだ。
オレは故郷を守れなかったが、救えた命もあったんだな。
いや…………救われたのは、オレの方かもしれん。
シ・ルン・ティア : 別に、同郷のよしみで助けたわけじゃない。
他国にもいいヤツがいるし、アラミゴにだって酷いヤツはいる。
「抗う力」はただ、救いを求める者に手をさしのべるためにある。
シ・ルン・ティア : …………その志を胸に、ずっと戦ってきた。
抗いの日々も、少しは報われたってわけだ。
力を貸してくれて、礼を言うぜ!

クエスト『抗いと報いと』をコンプリートした!

Lv54~ 暗殺団を追って

シ・ルン・ティア : 例の暗殺者ども……いや、暗殺団といっていいだろう。
ヤツらのことを、「暁の血盟」を通じて調べてもらってる。
何か収穫があれば、連絡が来るはずだ。
シ・ルン・ティア : おっと、噂をすればってヤツだ!
……シ・ルンだ、どうした?
そうか…………さすがだ、感謝するぜ!
シ・ルン・ティア : 暗殺者を収容した例の商船だが……
次の寄港先は、西ラノシアの「エールポート」だと判明した。
さっそく現地へ向かうぞ!

クエスト『暗殺団を追って』を引き受けた!

シ・ルン・ティア : 悪いな、あちこち引っ張りまわして!
オレたちの追ってる商船は、この沖合に停泊しているらしい。
シ・ルン・ティア : 商船について、もっと情報を集めたい。
少し、聞き込みしてみないか?
おたがい情報が集まったら、ここで落ちあおう!

クエスト『暗殺団を追って』の目的『エールポートでシ・ルン・ティアと合流』を達成した!

休暇中の甲板員 : 沖合の商船のこと?
…………あー、何も知らないよ、知らないってば!
船員は薄気味悪い連中ばかりで、ロクにあいさつもしないし!
休暇中の甲板員 : それにあの船、イエロージャケットに目をつけられてるって噂でさ。
下手にかかわって、お仲間と思われたら大変だからね。
お願いだから、あたしを巻き込まないでよ!
腰の低い貿易商 : 沖合の商船について何か知らないか、と?
ふむ……正直な話、あまりよい噂を聞かない船ですね。
腰の低い貿易商 : いちおう近東はラザハンとの交易船、ということでしたかな。
ただ取引相手によると、異常なほど無口な連中とか。
積荷の中身も見せたがらないし、まともな商船じゃないでしょうね。
ガラの悪い航海士 : ああん? 沖に停まってる商船のことを聞きたい?
……ありゃ絶対、ヤバい船だね!
ガレマールの船と接触してるのを見たって仲間もいるし!
ガラの悪い航海士 : 何を運んでるのかは、アタイも知らないけどさ……
エオルゼアで御禁制の品でも集めて、密輸してんじゃねえの?
……「御禁制の品」程度なら、まだいいけどね!

クエスト『暗殺団を追って』の目的『エールポートで商船の情報を集める』を達成した!

シ・ルン・ティア : 聞き込み、ごくろうさん!
なるほど…………オレが集めた情報とも、おおむね一致する。
沖合の商船の積荷は不明、船員も不気味な連中ばかり、と。
シ・ルン・ティア : おそらく商船は、暗殺団の洋上拠点だな……。
陸に拠点を置かないことで、当局の監視を逃れてきたんだろう。
シ・ルン・ティア : イエロージャケットの知り合いにも探りを入れてみたが……
表向きは近東のラザハンとの交易船。
だが洋上で、ガレマール帝国の船と接触している疑いが強いらしい。
シ・ルン・ティア : ただ、申告どおり交易もしているから、踏み込む決め手がない。
それで、手を出しあぐねてるってことなんだが……
シ・ルン・ティア : …………理由がなくて踏み込めないっていうなら、
決定的な「証拠」が露見すりゃいいんだよな?
シ・ルン・ティア : つまり、オレたちが積荷を開けちまうんだよ!
……連中が上げ下ろししてる荷箱を、手わけして調べようぜ。

クエスト『暗殺団を追って』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

中身は、ガレマール帝国製の青燐水貯蔵タンクのようだ……。

クエスト『暗殺団を追って』の目的『商船の積荷を調べ、敵に襲われたら討伐』を達成した!

シ・ルン・ティア : ごくろうさん、怪我はなかったか?
オレが調べた積荷の方も、帝国製の青燐水タンクやレーション。
クロもクロ、完全に真っ黒だったぜ!
シ・ルン・ティア : こいつを通報すりゃ、一発で御用だろう。
……ん、ほかに何か見つけたのか?
シ・ルン・ティア : 暗殺者が、荷箱の鍵らしきものを落とした?
そういやそこに、やけに固く施錠された箱があるが……。
シ・ルン・ティア : ……オレは、イエロージャケットに連絡をつけてくる。
「鍵のかかった荷箱」に、その鍵が使えるかどうか、
試してみてくれ!

クエスト『暗殺団を追って』の目的『シ・ルン・ティアに荷箱の鍵を見せる』を達成した!

鍵のかかった荷箱の内側から、か細いうめき声が聞こえる……。

???? : …………ここ……どこ……?
……海……?
???? : わたし…………眠ってた? この箱のなかで……?
……どうして? 思いだせない……何も…………。

何と声をかける?

▷……記憶がない?

???? : …………はい……。
あっ…………でも……
アリア : ことば、ひとつ…………浮かんできた……。
…………「アリア」……わたしの名前……?

▷……名前は?


何と答える?

▷……だと思う

アリア : ……あなたに、そう言われると……そうだった気がします。
えっと……?

▷いい名前だ

アリア : Stryさん、ですね?
……助けてくれて、ありがとう!
シ・ルン・ティア : ……Stry、大丈夫か!
何かあったのか!
シ・ルン・ティア : 荷箱のなかに……その娘が?
密航者……いや、暗殺団に拐われた若者か……。
シ・ルン・ティア : 近くに、あんたを拐った連中がいるかもしれん。
とりあえず、ここを離れて……
シ・ルン・ティア : ……おいおい、怯える小動物みたいな目で見ないでくれよ。
Stryからも、何か言ってくれ。

アリアに何と言う?

▷優しいお兄さんだよ

アリア : そう…………なんですか……?
でも、Stryさんが言うのなら、
きっと、そうなんだと思います……。

▷恐いおじさんだよ

シ・ルン・ティア : 何だか知らないが、お前にはなついてるらしいな。
……とりあえず、宿まで行くことにしようぜ?

クエスト『暗殺団を追って』の目的『鍵のかかった荷箱に荷箱の鍵を使う』を達成した!

シ・ルン・ティア : あの娘……宿につくなり、崩れ落ちるように寝ちまったぜ。
疲れがどっと出たんだろうな……。
シ・ルン・ティア : それと例の暗殺団の話だが……
人もいることだし、外で話をしよう。
クエスト『暗殺団を追って』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!
シ・ルン・ティア : まずは、商船の話の続報だ。
イエロージャケットは、すぐに動いてくれたんだが……。
シ・ルン・ティア : ……残念ながら商船の逃げ足の方が、一歩早かったそうだ。
まあ連中も、今後は動きづらくなるだろうがな!
シ・ルン・ティア : 問題は、あの娘……アリアのことだな。
記憶がないというが……口もとから、かすかに薬物の香りがした。
シ・ルン・ティア : おそらく人の記憶を壊す、特殊な薬品を嗅がされたんだ。
……発見が遅れれば、「呪印」を刻まれて、
暗殺団の人形にされていたはずだ。
シ・ルン・ティア : 救出できて、本当にお手柄だったな!
あとは、失くした記憶が戻るといいんだが……。
シ・ルン・ティア : ……いまはとにかく、アリアの回復を待とう。
記憶が戻れば、身元も探しやすくなる。
誘拐の経緯なんかも、わかるかもしれないしな!

クエスト『暗殺団を追って』をコンプリートした!

Lv56~ 紫炎と真紅

シ・ルン・ティア : アリアのことだが……まだ、記憶が戻る様子はない。
正直なところ、元どおりになれるかどうかも…………。
かなり、強い薬を使われたようだからな。
シ・ルン・ティア : ただ何かのきっかけで、記憶が甦るってこともある。
目を覚ましたら、どこかに連れだしてみてくれないか?
オレと違って、お前にはなついてるからな!
シ・ルン・ティア : ……せめて、身元だけはつきとめたいな。
家族も心配しているはずだ。
オレはもういちど、イエロージャケットのツテをあたろう。

クエスト『紫炎と真紅』を引き受けた!

アリア : Stryさん……!
助けていただいて、本当にありがとうございました!
アリア : ぐっすり眠ったおかげで、すっかり元気です!
…………相変わらず、何も……思いだせませんけど。
アリア : えっ……部屋の外に出てみたらどうかって?
そうですね……
外の風にあたったら、何か思いだせるかもしれませんね。
アリア : 胸壁の上の、眺めのいい場所に行ってみたいな……。
Stryさん、
いっしょに来てくれるとうれしいです!

クエスト『紫炎と真紅』の目的『アリアと話す』を達成した!

アリア : あっ、Stryさん!
ここ、とっても素敵な眺めなんですよ!
わたし、こういう景色が………………大好き、で……。
アリア : …………ここに来るの……ほんとに、初めてなのかな?
わたしには、何もなくて…………何も、思いだせなくて……
だから、自信がなくて。

何と答える?

▷これから思い出を作ろう

アリア : 思い出を、作る……?
アリア : ……そうですね!
なかったら作ればいいんですよね!
いまから、いっぱい思い出を作ることにします!

▷自分もよく忘れる

アリア : 二度と忘れないように、
素敵な風景を、いっぱい目に焼きつけなきゃ……!
ほら……見てください、とっても大きな船ですよ!

何と答える?

▷船を見るのが好き?

アリア : 船を見るのが、好き……?
あっ…………たしかに、そうだった気がします!
すごい、よくわかりましたね!

▷高いところが好き?


アリア : ……そうなんです。
ちいさなころ、叔父さまに、よくおねだりして……
そうだ………………わたし、叔父さまが……いた?
アリア : そう……叔父さま……わたしの、たったひとりの家族。
でも、わたしをかばって……。
アリア : …………ごめんなさい。
突然、悲しいことを思いだしてしまって。
まだ、いろんなことがあやふやだけど……
アリア : いくつか……大事なことを、思いだしました。
いちど、宿へ戻りませんか?
少しだけ、頭を整理したいから……。

クエスト『紫炎と真紅』の目的『アリアと再度話す』を達成した!

アリア : シ・ルンさんも、先に戻ってたみたいです。
思いだしたこと、いまからおふたりにお話しします……。
シ・ルン・ティア : イエロージャケットの記録から、アリアの身元がわかったんだ!
それで、急いで戻ったんだが……
どうやら、自分で思いだした様子だな。
アリア : わたしはずっと、叔父さまとふたりで暮らしてたみたいです。
優しい叔父さまで……幼いころに亡くした両親のことを、
よく、話してくれた……そんな記憶があります。
シ・ルン・ティア : ……リムサ・ロミンサで、不自由ない暮らしをしていたようだ。
事件があったのは、叔父さんと旅行中のことだと聞いた。
アリア : はい……突然襲われて……。
叔父さまは、わたしをかばって…………命を落としました。
アリア : ほかのことは、まだ、ぼんやりとしか思いだせませんけど……
その瞬間だけは、はっきりと目に焼きついています。
シ・ルン・ティア : …………よく話してくれた。
これ以上、つらい記憶を掘り起こす必要はないぞ。
問題は……これから、どうするかだな。
シ・ルン・ティア : 身寄りもなく、記憶もろくにない状態で、
街に帰れというのは酷ってモンだろう。
シ・ルン・ティア : だが、オレとStryは……
アリア、君を拐った暗殺団の正体をつかむため、旅の最中だ。
このままでは、さらなる危険に巻き込むことになる。
アリア : ……いっしょに、連れていってください!
アリア : Stryさんが、気づかせてくれたんです。
わたしには何もないけど、これから思い出を、
いっぱい作ればいいって……だから!
シ・ルン・ティア : ……そこまで言うんじゃ、しょうがないか。
記憶のほとんどを失ったアリアにとって、
お前は、親鳥みたいなもんだろうしな……。
シ・ルン・ティア : ただオレたちも、次の目的地を決めかねてる。
暗殺団の御一行様を乗せた商船は、取り逃がしちまったし、
連中がどこへ向かうかは……。
アリア : …………「幻影諸島」。
アリア : 「幻影諸島……首領…………合流……」たしか、そう聞こえました!
つかまって、気を失う寸前でしたけど……。
シ・ルン・ティア : 無口なヤツらだが、最低限の伝達はしていた……。
次の目的地は、幻影諸島ってことか。
シ・ルン・ティア : 決まりだな、Stry!
「幻影諸島」に渡って、暗殺団の合流地点を探す。
……アリアもついてくるからには、弱音は吐くなよ!

クエスト『紫炎と真紅』の目的『シ・ルン・ティアと合流』を達成した!

アリア : 自分の身は自分で守れるようにって、
シ・ルンさんに、武器をお借りしたんですけど……。
な、何なんでしょう…………あの、鬼火みたいな光……?
シ・ルン・ティア : 黒渦団の話じゃ、怪しい連中が続々と集まっているそうだ。
ヤツらが首領と合流するって話は、おそらく真実だな。
アリアも身を守れるように、武器を渡したんだが……。
アリア : が……が、がんばります…………!
シ・ルン・ティア : ……おーい、声が震えてるぞ?
自分を拐った連中が怖いのかと思ったら、そうじゃなくて……
お化けとか死霊のたぐいが、苦手みたいでさ。
アリア : だ、だって……いまにも何か出そうじゃないですか?
こ、こんな気味の悪いところとは……思わなくて……。
シ・ルン・ティア : おっ、うしろにぼんやりした人影が……。
アリア : きゃ、きゃああーっ!
シ・ルン・ティア : いや、冗談だって……そんなんで大丈夫か?
引き返すなら、いまだぞ。
アリア : つ、ついていきます!
真紅のシ・ルン・ティア : 暗殺団がどこかに集まってるはずだ!
必ず見つけだすぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : 亡者どもに用はない!
Stry、アリア……いくぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : 亡者どもめ、やけにいきり立ってやがる……。
コイツらを操ってるヤツがいるな?
真紅のシ・ルン・ティア : 見つけたぞ、暗殺団め!
やっぱり、この島にいたか!
真紅のシ・ルン・ティア : ……コイツら、時間稼ぎのつもりか?
この先で、何か準備してるようだぞ。
傀儡の魔道士長 : 死せる英傑の怨霊よ……現前せよ!
我が生命もろとも、この者らの魂を喰らうがよい!
真紅のシ・ルン・ティア : チッ……また、捨て身の降霊術か!
危険だ、アリアは下がってろ!
真紅のシ・ルン・ティア : 闇の妖精から、力を引きだしてるのか……!
オレがデカブツの注意を惹く! 闇の妖精を倒せ!
真紅のシ・ルン・ティア : よーし、いいぞ! Stry!
一気にたたみかけるッ!

シ・ルン・ティア : このあたりが合流地点とすると、コイツらを率いる大物……
暗殺団の首領が近くにいるはずだ。
手わけして、探すぞ!
???? : …………気に入りました。
???? : 「人」の器をはるかに超える、その力。
この私に……
シ・ルン・ティア : ……無事か、Stry!
シ・ルン・ティア : お前は……ランバード!?
ランバード : ひさしぶりですね、シ・ルン。
最後に会ったのは、20年前でしたか……?
シ・ルン・ティア : ヤツの名はランバード。
故郷のために、ともに戦った同志だった……。
ランバード : 「紅の疾風」……懐かしい。
身内の手にかかって消滅した、悲運の部隊でしたね。
シ・ルン・ティア : 悪いがここに、ただひとりの生き残りがいるぜ。
ランバード : いいえ。
最後の隊士である君も…………
ランバード : いま、ここで死ぬ!
アリア : ……Stryさん!
ランバード : フッ、雑魚が増えたようですね。
興がそがれました……いずれ、また会いましょう。
シ・ルン・ティア : ランバード……!
アリア : あの、いまの人は?
シ・ルン・ティア : あとで話す。
それよりアリア、いまの魔法……どこで習った?
アリア : えっと……誰かに習った記憶は、ありません。
ただ役に立ちたくて、夢中で……
シ・ルン・ティア : 見よう見まねで、アレをぶっ放したってのか。
それが本当なら……お前、天才だぞ?
シ・ルン・ティア : ……ついでに、お化けぎらいも克服できたみたいだな。
アリア : え、お化け……?
きゃああっ!?
シ・ルン・ティア : さて、と……
敵の首領を引きずり出しただけでも、成果は充分だ。
エールポートへ戻るぞ!

クエスト『紫炎と真紅』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

うです。
さっきの……ランバードという人のこと、でしょうか……?
シ・ルン・ティア : ……少し、昔話をさせてくれ。
幻影諸島で会ったランバードという男と、オレとの因縁についてだ。
シ・ルン・ティア : ヤツは「紅の疾風」を結成した同志だった。
ともに古の赤魔道士の流儀を学び、魔法戦への応用を試みたんだ。
シ・ルン・ティア : だがある日、ヤツは仲間を皆殺しにして、姿を消した。
ひとり偵察に出ていたオレが戻ると……
残っていたのは、変わり果てた惨殺死体の山さ。
シ・ルン・ティア : のちに、ヤツが帝国に買収されていたという噂を聞いたが、
真相は闇のなかだ。
ランバードを探し歩いて20年、もう死んだものと思っていた……。
シ・ルン・ティア : ヤツが黒幕とわかった以上……これはオレ自身の私闘。
お前たちまで、巻き込むべきじゃない。
シ・ルン・ティア : 大丈夫だ、Stry。
お前はもう、師などいなくても赤魔道士として充分やっていける。
シ・ルン・ティア : アリアの預かり先は、オレが探しておく。
ひとりで放りだすほど、人でなしじゃないさ!
シ・ルン・ティア : じゃあな、楽しかったぜ!
……縁があったら、また会おう。
アリア : ひとりで行かせてしまって、いいんでしょうか?
わたし、助けてもらった恩も返してない……。

クエスト『紫炎と真紅』の目的『エールポートでシ・ルン・ティアと合流』を達成した!

アリア : どうしましょう……。
シ・ルンさんをひとりで行かせてしまって、いいんでしょうか?
シ・ルン・ティア : どうした?
もう、オレに用はないはずだぜ。

何と答える?

▷いっしょに行こう

シ・ルン・ティア : おいおい、これは私闘だと言っただろう?
ランバードとの因縁は、この手で幕を引いてやるさ。

▷まだ教わっていないことがある

シ・ルン・ティア : ハァ…………。
そうだな、お前は道端で泣いてる娘がいれば、
放っておけないようなヤツだったな。
シ・ルン・ティア : ……ならばオレも、もうウダウダはナシだ!
赤魔道士の真髄ってものを、見せてやろうじゃないか。
シ・ルン・ティア : お前は弟子というよりも、心強い相棒だ。
これまで以上に、頼りにさせてもらうぜ!

アリア : シ・ルンさん……わたしも、いっしょに行きます!
アリア : わたしを助けてくれた、
Stryさんたちの力になりたいんです。
だから、あの…………わたしにも、魔法を教えてください!
アリア : わたし、自分の身も守れなくて……助けられてばかりだったから。
運命に流されるだけじゃなくて、運命を変えたい。
助けられるだけでなく、助けになりたいんです……!
シ・ルン・ティア : あのとき放った炎……アリアには、たしかに魔法の素質がある。
だからこそ、ヤツらの駒にするために狙われたんだろう。
シ・ルン・ティア : Stryの手で、
その定めから救われたアリアが、
宿命に抗い、未来を変えるために、魔法を覚えたいという……。
シ・ルン・ティア : いいだろう、アリア。
お前に「赤魔道士の証」を授けよう。
シ・ルン・ティア : これから教えるのは、ただの魔法じゃない……。
不可避の定めにさえ、抗うことができる力だ。

アリア : Stryさん、シ・ルンさん……!
シ・ルン・ティア : ……違うぞ。
これからは「先輩」、「師匠」だ!
シ・ルン・ティア : 妹分だ……迷惑がらず、可愛がってやるんだぜ?
アリア : よろしくお願いします、先輩!
シ・ルン・ティア : ……それとアリア。
前みたいにオレを怖がるのは、そろそろナシにしてくれよ?
アリア : ど…………努力します!

クエスト『紫炎と真紅』をコンプリートした!

Lv58~ ランバードの幻影

アリア : あっ、先輩……!
少しでも早く先輩に追いつけるように、がんばります!
アリア : 師匠のこと、別に苦手ってわけじゃないんですけど……。
最初のころは、顔とか雰囲気とか……何となくこわかったんですよ。
本当は優しい人だって、もうわかってます!
シ・ルン・ティア : ランバードの暗殺団が、帝国の意を受けて暗躍しているのは確実だ。
さすがに懲りたのか、ウィルキン氏には手を出す様子がないが……
シ・ルン・ティア : 本国から指示があれば、次の狙いを定めてくるだろう。
知り合いに、帝国側のルートを探ってもらってる。
リムサ・ロミンサの「国際街広場」で落ちあおう。

クエスト『ランバードの幻影』を引き受けた!

リオル : ……よう!
シ・ルンが会いたいっていうんで、来てやったぜ。
アリア : リムサ・ロミンサの景色は、見覚えがある気がします……。
住んでた街だから、身体が覚えてるんだと思います。
シ・ルン・ティア : こいつは、もと海雄旅団のリオル。
エールポートへ向かう前から、いろいろ調べてもらってたんだが、
……どうやら、初対面じゃないらしいな?

何と答える?

▷ひさしぶり

リオル : よう、元気にしてたか!
「真紅のシ・ルン・ティア」と旅をしてたとは、知らなかったぜ。

▷……誰?

リオル : 暗殺団の洋上拠点をつきとめたのは、お手柄だったな!
ヤツらも商船を装う以上、多少の取引はやっている。
そこで、人や物の流れを追ってみたんだが……。
リオル : ヤツらへの指令は、北ザナラーンに面した、
帝国軍の基地を通じて出されていた可能性が高い。
シ・ルン・ティア : さすがだな、リオル!
新事実をつかんだら、お前にも知らせよう。
それで、今回の貸し借りはチャラってことにしといてくれ。
シ・ルン・ティア : Stry、アリア。
「溺れた海豚亭」で作戦会議といこう!

クエスト『ランバードの幻影』の目的『リムサ・ロミンサのシ・ルン・ティアと合流』を達成した!

アリア : 魔法の修行……毎日、一生懸命やってるつもりですけど……。
なかなか、思うようにいかなくて。
先輩みたいな一人前の赤魔道士に、早くなりたいです!
シ・ルン・ティア : 次にどうするかだが……単刀直入に言おう。
北ザナラーンの帝国基地に乗り込んで、ランバードの動きをつかむ。
シ・ルン・ティア : ……何も、正面から乗り込もうってんじゃないさ!
ひとりが陽動をかけ、残るふたりで内部に侵入。
情報を入手しようってわけだ。
シ・ルン・ティア : 陽動役はStry、お前に頼む。
なるべく派手に暴れて、時間稼ぎをしてくれ!
シ・ルン・ティア : …………アリアにも、少し稽古をつけとくか。
魔物狩りで腕を磨いているようだが、それとはワケが違うからな!
シ・ルン・ティア : よし……それでは、現地で集合だ!
北ザナラーンの「ラウバーン緩衝地」で合流するぞ!

クエスト『ランバードの幻影』の目的『溺れた海豚亭のシ・ルン・ティアと話す』を達成した!

アリア : シ・ルン師匠に、稽古をつけてもらったんですけど……
得意不得意が極端だって、あきれられてしまいました……。
シ・ルン・ティア : よし、全員そろったな!
陽動役をまかせられるのは、
Stry、お前だけだ……派手に暴れろ!
シ・ルン・ティア : アリアは、オレと基地に潜入する。
ふたりで情報を探す方が早いからな。
敵との交戦は、あるものと思っておけよ!
アリア : ほ、本当に…………わたしにできるでしょうか?
シ・ルン・ティア : 落ちついてやれば、大丈夫だ!
まだまだ、Stryにはおよばないが、
攻撃魔法の方は、オレも舌を巻くほどの上達ぶりだぞ?
シ・ルン・ティア : まあ…………治癒魔法に関しては、素人同然だがな……。
総じて黒魔法の系統は得意だが、白魔法の覚えが悪い。
シ・ルン・ティア : そういや、アリゼーも多少そんな傾向があったが……
あれはたぶん、見かけによらず血の気が多い性格のせいだ。
ここまで極端なヤツは、滅多にいないな。
シ・ルン・ティア : ま、徐々に慣れていけばいいさ!
シ・ルン・ティア : ……そんじゃ、作戦開始といくぜ。
陽動は拠点の真正面から、なるべく派手にやってくれ!
アリア : わたしたちは、そこの崖づたいに背後から拠点に侵入します。
無事でいてくださいね、先輩……!

クエスト『ランバードの幻影』の目的『ラウバーン緩衝地でシ・ルン・ティアと合流』を達成した!
クエスト『ランバードの幻影』の目的『指定地点で見渡して敵を討伐』を達成した!

アリア : 少し疲れたみたいで…………ちょっと、めまいがします。
でも、先輩が無事で……よかったです……!
アリア : 先輩が、敵を引きつけてくれたおかげで……
潜入はうまくいきました……!
シ・ルン・ティア : おかげさんで、成果は上々だ!
外の騒ぎが、壁の向こうまで聞こえてきたぜ!
シ・ルン・ティア : こっちはこっちで、大変な情報を入手したが……
「青燐精製所」まで引き揚げてから話そう。
シ・ルン・ティア : それと、さっきからアリアの具合が悪そうなんだ……。
…………どうだ、もう歩けるか?

クエスト『ランバードの幻影』の目的『シ・ルン・ティアと合流』を達成した!

レストエリアに入った!
アリア : 大丈夫です……だいぶ、気分がよくなってきました。
少し、疲れたんだと思います……!
シ・ルン・ティア : アリアはだいぶ回復したみたいだ。
……もう心配ないな?
アリア : はい……苦手な治癒魔法を、何とか使いこなそうとして……
ちょっと、はりきりすぎたのかもしれません。
シ・ルン・ティア : がんばったわりに、成長のあとは見られなかったけどな!

アリアに何と言う?

▷いっしょにがんばろう

アリア : はいっ、先輩!

▷やっぱり……

シ・ルン・ティア : さて……入手した情報を話す約束だったな。
帝国軍が暗殺団にやらせていたことは、以前の推察どおりだ。
シ・ルン・ティア : 魔法の資質がある若者を拉致し、ランバードが例の「呪印」を施す。
彼らは人格を壊され、魔法を教え込まれて、暗殺者と化す……。
シ・ルン・ティア : ランバードが暗殺団を組織したのは、比較的最近のようだ。
目的はアラミゴ支援勢力の排除。
むろん帝国内部の、とある勢力の意向を受けてのことだ。
シ・ルン・ティア : この計画に、亡命者のランバードを抜擢したのは、
お前が討った、皇太子ゼノスだったらしい。
帝国軍でも、ひときわ非道な所業で知られる男だけあるな……。
シ・ルン・ティア : ランバードは古代の秘儀に通じていたし、正義感も希薄な男だった。
ゼノスにうまく取り入って、首領の座におさまったのだろう。
シ・ルン・ティア : …………さて、問題はここからだ!
基地で眼にした文書には、次なる襲撃計画の目標が記されていた。
シ・ルン・ティア : それは……ガーロンド・アイアンワークス!
そう、天才機工師シドが創立した、技術者集団だ!
シ・ルン・ティア : ガーロンド社は、帝国亡命者の受け入れ先として、
もともと目の敵にされている。
おまけに、アラミゴ解放軍への技術供与なんて動きもあってな……。
シ・ルン・ティア : 暗殺団にとっちゃ、格好の襲撃目標だろう。
しかも連中は、確実で効果的な手段を考えた。
シ・ルン・ティア : ……それが、ガーロンド社を支える幹部たちの暗殺計画だ。
文書には、実務面のトップであるジェシー会長代行を筆頭とする、
暗殺目標が記されていたんだ!
シ・ルン・ティア : まとめ役のジェシーを失えば、組織運営は立ちゆかなくなり、
シドがぶち上げた天才的アイディアも実現できなくなる……。
エオルゼアの未来にも、暗雲が漂うことになるぞ。
シ・ルン・ティア : 襲撃計画のことは、ガーロンド社にも連絡しておいたが……
ランバードを倒さぬかぎり、暗殺団は何度でも襲ってくるだろう。
シ・ルン・ティア : 近々、ヤツとの決着をつけにゃならんってことだ!
Stry、アリア……力を貸してくれ。
決戦にそなえ、各々の技に磨きをかけてほしい。

クエスト『ランバードの幻影』をコンプリートした!

Lv60~ 抗いの果てに

アリア : どうして治癒魔法は、うまくいかないんでしょう……。
ちゃんと発動してるみたいなんですけど……効きめが弱くって……。
シ・ルン・ティア : ランバードによる、ガーロンド・アイアンワークス襲撃計画だが……
ヤツが動く頃合が近づいてきた。
シ・ルン・ティア : 襲撃が計画されているのは、
アラミゴ解放軍の拠点へ向けて、とある装置が輸送される日だ。
出発地は、モードゥナのレヴナンツトール近郊。
シ・ルン・ティア : そこで待ち伏せして、ランバードを返り討ちにしようってわけだ!
オレはこれからジェシー会長代行と会って、算段を打ちあわせる。
シ・ルン・ティア : お前たちは、先にレヴナンツトールへ向かってほしい。
そうだな……「ロウェナ記念会館」の上にある、
カフェテラスのあたりで、待っていてくれ。

クエスト『抗いの果てに』を引き受けた!

アリア : あの、先輩……もしかして、探しました?
カフェテラスにずっといるの、何だか申し訳ない気がして……
隅っこで待ってたんです……。
アリア : あっ、師匠とジェシーさんも到着です!
ジェシー : 話は聞いたわよ。
かよわい乙女であるこの私を狙おうだなんて、
なかなか頭のまわる敵じゃない!
ジェシー : ま、頼れる兄さんたちが守ってくれるみたいだし、
何も知らないフリをして、フネに向かえばいいわけね?
シ・ルン・ティア : ランバード一味は今回、総力をあげて襲撃をかけてくる。
誘いだして一網打尽にしたい。
会長代行をオトリに使うのは、気が進まんが……。
アリア : あの……だったら……
わたしが、ジェシーさんに変装するというのはどうでしょう?
シ・ルン・ティア : アリアが身がわりに……?
たしかにそうすれば、会長代行を守りながら戦う必要はないが……
ジェシー : ……ものは試しに、この娘に変装させてみたら?
命が惜しいわけじゃないけど、足手まといになるのはごめんだわ!
ちょっと若すぎる気もするけど、メイクで何とかなるわよ。
ジェシー : おー、ばっちり!
これなら遠目には、区別がつかないわね!
ただちょっと、背丈がね……あと1フルムぐらい、背、伸びない?
アリア : それは無理です!
ジェシー : ……冗談よ!
あなたには借りができたから、いつかお礼するわ。
じゃ、あとのことはまかせたわよ!
シ・ルン・ティア : まもなくガーロンド社の飛空艇が、近郊の崖に接岸する。
アリアはジェシーのフリをして、そこへ向かってくれ。
護衛はStryに頼む。
シ・ルン・ティア : 飛空艇の出発予定時刻まで、まだ時間がある。
それまでは好きに過ごしていい。
あとで、エーテライトの近くで落ちあおう。

クエスト『抗いの果てに』の目的『レヴナンツトールのアリアと話す』を達成した!

アリア : ジェシーさんに、影武者を務めるならもっと強気に、
周りを見下すぐらい堂々としてなさいって言われたんですけど……
むっ……無理ですよぅ……。

シ・ルン・ティア : ……来たか。
もうすぐ、ガーロンド社の飛空艇が出発する時間だ。
帝国の手先になりさがった、ランバードと決着をつけるときだ。
シ・ルン・ティア : オレにはひとつだけ、腑に落ちないことがある。
ランバードは、なぜ帝国のために働いているのか……?
シ・ルン・ティア : 「紅の疾風」時代のヤツは、学究肌で優秀な男だったよ。
決して、カネめあてで祖国を売るような俗物じゃなかった。
それが、なぜ……。
シ・ルン・ティア : ……理由は、この剣でヤツに問いただすとしよう。
ランバードが犯した罪……その咎(とが)は償わせてみせる。
シ・ルン・ティア : それでは、作戦開始だ。
ふたりとも、南東の門の外まで来てくれ!

クエスト『抗いの果てに』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

アリア : 緊張してきました……覚えた魔法、うまく使えるかな……。
あっ、ジェシーさんのフリをしなきゃいけないから、
魔法はだめですよね?
シ・ルン・ティア : よし、そろったな!
アリアは、ジェシー会長代行のフリをして、
この「銀泪湖北岸」を移動してくれ。
シ・ルン・ティア : 目的地は「黙約の塔」付近に停められた、ガーロンド社の飛空艇だ。
道中、暗殺団が必ず襲ってくる。
Stryはアリアの護衛を頼む。
シ・ルン・ティア : 南の方にも、大規模な別働隊が集結しているようだ。
こいつらはオレが引き受けよう。
シ・ルン・ティア : アリアも、かなり腕を上げてきている。
特に攻撃魔法の上達ぶりには、オレも目を見張るほどだが……
シ・ルン・ティア : あくまで影武者だからな、むやみに応戦はするなよ?
ランバード本人を引きずりだすまでは……
Stry、お前が守り抜け。
アリア : 先輩、よろしくお願いします!
じゃあ……わたし、行きます!

クエスト『抗いの果てに』の目的『シ・ルン・ティアと合流』を達成した!

アリア : ……先輩、お怪我はないですか!?
アリア : 飛空艇があるのは、もっと南の方です。
わたし、先に行ってます!

クエスト『抗いの果てに』の目的『妨害を退けアリアを救助』を達成した!

アリア : やりましたね。
さすがです、先輩……!
アリア : ……あっ、師匠ですね?
はい、たったいま先輩が、襲ってきた敵を撃退したところです!
シ・ルン・ティア : 上首尾だ、Stry!
こっちもあらかた片づけたトコだ。
次は、飛空艇が停泊している「黙約の塔」付近へ向かう。
シ・ルン・ティア : ランバードの手駒は、ほとんど残っちゃいないはずだ!
直接手を下すため、ヤツは必ず出てくる。
シ・ルン・ティア : アリアは素知らぬ顔で、飛空艇の方へ向かってくれ!
Stryは付近の物陰で待機。
オレも近くで、ランバードを待ち伏せる!
アリア : 先輩、聞こえましたか?
「黙約の塔」の近くまで、向かいましょう!

クエスト『抗いの果てに』の目的『妨害を退け再びアリアを救助』を達成した!

アリア : 師匠も、近くで待ち伏せしているはずです。
ランバードは、本当に現れるんでしょうか……?
ランバード : よく見れば、替え玉……アリアとかいう娘ですね?
なるほど、一杯喰わされたようです。
シ・ルン・ティア : そう……お前の計画は、失敗だ。
今度は逃がさんぞ、ランバード!
シ・ルン・ティア : なぜ、帝国の手先になりさがった!
ともに「抗う力」を高めあった、お前が……!
ランバード : ……変わりませんね、シ・ルン。
もう、うんざりなんです。
シ・ルン・ティア : 何の話だ……?
ランバード : 「抗う力」で、多くの人を救ってきましたね。
君も、私も、仲間たちも……それで、何かが変わりましたか?
古の「赤魔法」は、もっと偉大な可能性を秘めています……。
ランバード : 赤魔法は、魔力の源に制限をかけるかわりに、
肉体を魔力の加速器と化して放つ、強力な魔法。
では仮に、制約を捨て、自然界の膨大なエーテルを用いたら……?
シ・ルン・ティア : ……愚問だな。
術者の身体がぶっ壊れるだけだ!
ランバード : そのとおり……赤魔法が示す可能性。
そのすべてを解き放てば、人は究極の大魔法をも行使できる。
なのに「肉体」という牢獄が、魂の飛翔を拒む……。
ランバード : 20年前…………
私は古の秘術に、その限界を超克する可能性を見出しました。
己の肉体を造り変え、より大いなる魔力を御する方法をね。
ランバード : ……代価は、安くありませんでしたよ。
肉体の再構築のため、十数年の眠りを要したほど。
シ・ルン・ティア : …………「人」を捨てたか!
そうまでして、何を手に入れた?
ランバード : あらゆる制約を超えた、究極の自由……!
黒でも白でも赤でもない、そのすべてを超える魔法の力!
ランバード : 「紅の疾風」の仲間たちは、幸運でしたね。
究極への第一歩……最初の実験の、犠牲になれたのですから……!
シ・ルン・ティア : 貴様ッ……!
ランバード : 私の術は、あらゆる禁忌と無縁……。
君の魔法では、私に抗えない!
シ・ルン・ティア : ……お前に負けたことは、一度もないはずだぜ?
ランバード : やはり、恐ろしい男です……。
かすり傷を負わせるのが、やっとだとは……!
ですが…………
ランバード : 傷ひとつで、充分です。
ランバード : 私の得た力のひとつ……獲物の生命を喰らう「ソウルスティール」。
この死の棘で、ひとたび傷を負った者に……等しく死をもたらす。
シ・ルン・ティア : グッ…………ハッ……!
アリア : 師匠…………そんな!
ランバード : おや……まだ息がある……?
やはり、君の魔力は侮れません。
ランバード : その命数も、まもなく尽きる……。
最後に、君の疑問に答えてあげましょう。
私がガレマール帝国にくみする理由をね。
ランバード : この肉体のおかげで、私は己の限界を超えた魔力を行使できる。
ただし身体を維持するため、常に誰かの生命を喰らわねば、
ひどく腹が空く……。
ランバード : 暗殺団は、飢えを満たし、己の探究に没頭できる理想の環境……
その機会をくれた帝国の将ゼノスには、心から感謝しています。
ランバード : 「抗う力」は、何もあたえてくれませんでしたね。
……滅びに抗いつづけた君の20年は、ここで終わる!
シ・ルン・ティア : 危険だ…………
……お前たちは………………逃げろッ……!
アリア : まだ、終わりません!
ランバード : ……「抗う力」を継いだ者たちですか。
よろしい、全霊で抗うがいい!

紫炎のランバード : 強き者が、弱きを喰らう……それが、ただひとつの真実。
定めに抗うなど、絵空ごとにすぎません。
アリア : 「赤魔法」は、それを実現する力……!
証明してみせましょう、先輩!
紫炎のランバード : ほう……意外と骨があるようですね。
そうでなくては、潰し甲斐がない……。
紫炎のランバード : さすがは、シ・ルンの教え子……。
しかし、これはどうです?
紫炎のランバード : さて……前奏は、ここまで。
シ・ルンを倒した「死の棘」……次の獲物は君です!
アリア : 例の技がきます……!
「負傷」したままでは「ソウルスティール」から逃げられません!
アリア : 相手が「ソウルスティール」を使ってくる前に、
治癒魔法で傷を癒しましょう!
紫炎のランバード : なッ……治癒魔法で傷をふさいだというのですか?
紫炎のランバード : そろそろ、フィナーレです!
古の秘術がもたらす強大な魔力の奔流……君たちに耐えきれますか!
紫炎のランバード : フハハハ……逃げ場はありませんよ!
この世ならざる異界の獄炎に、魂を灼かれなさい!
アリア : なんて魔力……!?
先輩、炎の塊を壊しましょう!
紫炎のランバード : な、何ッ……!
まさか、異界の獄炎を滅するとは……!
紫炎のランバード : バカなッ……!
魔力勝負で、私を凌駕する者がいるだと……!?
紫炎のランバード : くッ……ここまでだというのかッ…………!

シ・ルン・ティア : お前たち…………。
よく……やったな……。
アリア : 師匠……!
だめです、無理しちゃ!
シ・ルン・ティア : もうちょい魔力を喰われてたら、帰らぬ旅に出てたとこだ。
弔い合戦にゃ、ちょっと早かったな……。
シ・ルン・ティア : ……おたがい、情けねえよなあ?
「紅の疾風」最後のふたりが、同士討ちで虫の息……。
オレは弟子の手を借りて、やっと仲間の仇討ちだ。
シ・ルン・ティア : ……だが、この情けないザマが、オレとお前の真実だ。
お前には、意のままになる下僕はいたが……
志を継いで戦ってくれる者はいなかった。
ランバード : それが20年間かけて見つけた、君の答えというわけですね?
認めましょう……抗うことを貫いた、君の心が勝利を呼んだ……。
きょう…………この日においてはね。
ランバード : しかし因果は時に、実に意地の悪いめぐりあわせを用意する。
なるほど………………この娘が、ね……。
アリア : …………大丈夫です。
また、疲れが出たみたいで。
ランバード : フフ……君たちが、この皮肉な定めに抗うことができるのか?
見届け……られないことが…………………心残り、です……。
シ・ルン・ティア : 最後にランバードが、妙なことを口走っていたのが気になるが……
本当に平気なのか?
アリア : はい、もう元気です。
レヴナンツトールへ帰りましょう!

クエスト『抗いの果てに』の目的『指定地点で待機』を達成した!

アリア : みんな、ボロボロですけど……
先輩ががんばってくれて、何とか勝てましたね!
やっぱり治癒魔法、もっとうまくならないと……。
シ・ルン・ティア : 正直、立ってるのがやっとだが……もう大丈夫だ。
オレがやられた技に、すぐに対処したのは見事だったな!
シ・ルン・ティア : そろそろ本物のジェシー会長代行が、顔を見せるころなんだが……。
ジェシー : ……ありがとう。
あなたたちが守ってくれなきゃ、死んでたのよね、私。
いまごろになって、心底ぞっとしてきたわ!
シ・ルン・ティア : 礼はStryとアリアに言ってくれ。
首領を倒したのは、オレじゃなくこのふたりだ。
ジェシー : へえ…………やるじゃない?
かかった経費は、うちの会長宛てに請求しといてもらえるかしら?
シ・ルン・ティア : ランバードの暗殺団は壊滅した。
これでもう、ヤツらが暗躍することもないだろう。
シ・ルン・ティア : ……オレはずっと、敗残者としての半生を送ってきた。
故郷を失い、預言された霊災も止められず……
それでも敗北を定めと受け入れることなく、抗いつづけてきた。
シ・ルン・ティア : そしていまやっと、20年来の因縁に決着をつけ……
エオルゼアと故郷の未来に、ささやかな貢献ができた。
シ・ルン・ティア : お前たちが、いてくれたおかげだ。
ありがとう……Stry、アリア。

クエスト『抗いの果てに』をコンプリートした!

アリア : 先輩と会ったばかりのころは、自分が誰なのかもわからなくて、
見るものすべてがこわかったんです。
アリア : でもいまは、少しでもうまく魔法を使えるようになりたくて、
不安な気持ちは、どこかへ行ってしまいました!
……これも、先輩や師匠と出会えたおかげだと思ってます。

Lv60~ 不可避の定め

シ・ルン・ティア : ……Stry、アリア。
ずっと、オレの私闘につきあわせてきたが、
ようやく師匠らしいことができそうだ。
シ・ルン・ティア : カーティスの娘を支えたStryらの手で、
ついにアラミゴ奪還は実現した。
だがオレは、故郷の外側にとどまって復興に協力したい。
シ・ルン・ティア : オレは、20年前のアラミゴ革命軍の一員だ。
結果的に帝国の侵攻を招いたオレたちが、
再び表舞台に立つことは、無用な混乱を招きかねんしな……。
シ・ルン・ティア : 革命軍が「解放軍」と名を変えてずいぶん経つ。
未来を選ぶ権利は、これからの時代を生きる者たちにある。
シ・ルン・ティア : それよりもオレは、赤魔道士としての後進の育成につとめたい。
オレはいまも「紅の疾風」のシ・ルンだが、
「抗う力」を何に使うかは、お前たちの自由だ。
シ・ルン・ティア : さて、次の修行の場だが……
強者どもが集う地、「イディルシャイア」へ向かうとしよう!

クエスト『不可避の定め』を引き受けた!

アリア : あの……気づいてもらえました?
装備と剣を、新しくしたんです!
アリア : 格好だけって言われないように……
修行、もっともっとがんばります!
シ・ルン・ティア : アリアは、自前で装備を新調したらしいな。
……なかなか、サマになってるんじゃないか?
シ・ルン・ティア : さて……それじゃあ、修行を始めようか!
このあたりでは「青の手」という好戦的なゴブリン族が、
住人を悩ませている。
シ・ルン・ティア : 特に最近、からくり兵器を操る部隊の動きが活発化してるらしい。
そこで修行をかねて、こいつらを追い払おうってワケだ!
シ・ルン・ティア : あのランバードを倒したお前たちだ。
特にStryの技は、すでに一流の域だが……
シ・ルン・ティア : アリアの魔法は、まだ素質まかせで粗削りだ。
ひとりでは行動せず、誰かと組んで行動した方がよさそうだな。
アリア : いえ……ひとりで、がんばってみたいです!
アリア : ……わたし、魔法を覚える前は、生きてる実感がなくて、
わたしはどこにもいない……いつも、そんな気持ちでした。
アリア : だけどいまは、先輩たちに少しでも追いつきたくて、
一生懸命走っている自分が、たしかにここにいます。
アリア : ……だから少しでも早く、一人前の赤魔道士になりたいんです!
先輩たちと、いつか肩を並べて戦えるように。
シ・ルン・ティア : ふむ……じゃあ、やってみろ。
追い込まれれば、苦手の治癒魔法も上達するかもしれんしな!
シ・ルン・ティア : では、低地ドラヴァニアの「大工房アーキテクトン」付近で、
それぞれ、自分の力でからくり兵器を倒してくるんだ。
……オレは、シャーレアン工匠街の方で待ってるぜ。

クエスト『不可避の定め』の目的『イディルシャイアのシ・ルン・ティアと話す』を達成した!
クエスト『不可避の定め』の目的『指定地点で見渡して敵を討伐』を達成した!

シ・ルン・ティア : おっ、その様子……上首尾だったようだな。
さすがだぜ、Stry!
シ・ルン・ティア : そういや、アリアはまだか?
よほど手間取ってるのでもなけりゃ、戻ってもいい頃合だが……。
シ・ルン・ティア : イヤな予感がする…………結構、無茶するヤツだしな。
いっしょに「大工房アーキテクトン」付近を探そう。

クエスト『不可避の定め』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

アリア : ……せん………………ぱい……?
わたし……がんばりました……。
シ・ルン・ティア : ……そこにいたのか!
Stry、アリアは無事か?
シ・ルン・ティア : こいつらは、アリアが倒した「青の手」の一隊だな?
何とか倒したが、アリア自身も力つきたのか……。
シ・ルン・ティア : アリア、もう動けるのか?
…………おい、どうした?
アリア : 先輩…………師匠……。
アリア : その生命……その魂を………………わたしに……!
シ・ルン・ティア : 髪の色が……!
これは…………ランバードと同じ!?
やめろ、アリア!
シ・ルン・ティア : …………耳に届いちゃいないか。
しかたない、少し眠ってもらう!
シ・ルン・ティア : アリアを連れて、イディルシャイアへ戻ろう。
「ロウェナ総合文化会館」に、休ませられる場所がある。

クエスト『不可避の定め』の目的『アリアを救助』を達成した!

シ・ルン・ティア : 休む場所くらいは、貸してくれるってよ。
ロウェナ商会に借りを作るのは、あまり愉快じゃないがな!
シ・ルン・ティア : アリアは見てのとおり、目を覚ましてる。
……話を聞いてみな。
アリア : わたし、先輩たちに襲いかかったって…………本当ですか?
アリア : そんな………………どうして……。
アリア : からくり兵器は、何とか倒したんですけど…………
力を使い果たして、立てなくなってしまったんです。
アリア : ……それから、薄れる意識と入れ替わるみたいに、
強い衝動が湧きあがって…………そのあとの記憶は、何も……。
アリア : まさか、先輩に剣を向けていたなんて……
どうしよう、わたし……。

クエスト『不可避の定め』の目的『イディルシャイアのアリアと話す』を達成した!

アリア : 意識が薄れたあとのこと……何も思いだせないんです。
本当に、ごめんなさい……。
シ・ルン・ティア : オレの判断ミスだ……やはり、無理をさせるべきじゃなかったんだ。
これから、過酷な事実を話さねばならん……
アリアは座ったまま聞いてくれ。
シ・ルン・ティア : アリアは前にも、戦いのあとでふらついていたことがあった。
思えば、あれは予兆だったんだ。
シ・ルン・ティア : 衝動に意識を乗っ取られた瞬間、髪の色が変わった。
あれはランバードと同じ、獲物の生命力……
つまり、エーテルを奪う攻撃の前兆だ。
シ・ルン・ティア : ……ランバードは膨大な魔力を御しうる力の代償として、
敵の生命を喰らい、飢えを満たしていたようだ。
アリアの内に湧いた衝動は、おそらくヤツの「飢え」と同じものだ。
アリア : そんな……。
シ・ルン・ティア : ランバードは、己の肉体を造り変えたと言っていた。
アリアが同じ術を施された可能性もあるが、
ヤツはその完成に、十数年を要したはず……。
シ・ルン・ティア : アリア、不安だろうが……いまはゆっくり休め。
シ・ルン・ティア : お前が、お前でなくなってしまったわけじゃない。
現にこうして話ができているだろう?
アリア : はい……。
シ・ルン・ティア : Stry、アリアを救う方法を探そう。
長旅になるかもしれん。
支度を整えたら、またオレのところへ来てくれ!

クエスト『不可避の定め』をコンプリートした!

Lv63~ 血に塗れた起源

シ・ルン・ティア : …………旅の支度はできたか、Stry?
これからギラバニア山岳地帯へ遠征するぞ。
目的は、古の赤魔道士が築いた「赤のジグラート」という遺跡だ。
シ・ルン・ティア : カーティスと出会って革命軍に身を投じる前、オレとランバードは、
「赤魔法」の知識を求めて、遺跡を探索した。
思えばヤツの真の目的は、封じられた古の秘術だったんだろう。
シ・ルン・ティア : 実践に重きをおくオレと、理論構築を得意としていたヤツとで、
数々の技を編みだしたよ……いまとなっては、詮ない話だな。
シ・ルン・ティア : 現在、遺跡はキキルン族の拠点になっちまってるが……
残された遺物から、何かわかるかもしれん。
……ランバードが自身の肉体に施したという、秘術のことがな。
シ・ルン・ティア : アリアは、ここで静養を続けてくれ。
それから……つらいと思うが、魔法の修行は当分おあずけだ。
シ・ルン・ティア : おそらくは、魔力の消耗が「飢え」のきっかけになっている。
おとなしくしていないと、また……
アリア : はい……また誰かを襲ったりするのは、いやですから。
アリア : それよりも、本当にいいんでしょうか?
わたしなんかのために、遠いギラバニアまで…………。
シ・ルン・ティア : アリア、立場が逆だったら、お前はどうする……?
Stryの身に異変が起きて、
ギラバニアの山奥で答えが見つかるかも……となったら?
アリア : え…………先輩に何かあったら……?
もちろん、すぐにギラバニアへ行きます!

アリアに何と言う?

▷ありがとう

シ・ルン・ティア : ハハハ!
アリアがそういうヤツだから、助けたいって思うのさ。
だから気にせず、休んでろ!

▷……そ、そうか

シ・ルン・ティア : あんなに張り切ってたのに、修行できないのはつらいだろう……。
まずは体調だけでも、戻してやりたいな。
シ・ルン・ティア : それでは、「赤のジグラート」へ向けて出発しよう。
アリアはここで、朗報を待っていろ。

クエスト『血に塗れた起源』を引き受けた!

アリア : ご迷惑をおかけしてしまって……ごめんなさい。
せめて早く元気になれるように、おとなしく休んでます……。
シ・ルン・ティア : さっそく、探索を始めるか!
赤魔道士の歴史が書かれた「石板」を集めるぞ。
シ・ルン・ティア : 「赤のジグラート」は、赤魔道士の始祖たちが築いた建造物だ。
霊災で不安定になった気候を、制御するための装置らしい。
乱れた地脈を鎮めるための、重しみたいなもんか。
シ・ルン・ティア : 歴代の赤魔道士は、歴史や秘術を刻んだ石板をここに安置した。
盗掘や風化で、大部分が失われちまったが……
シ・ルン・ティア : ランバードが手を染めた秘術の、手がかりくらいは見つけたい。
「赤のジグラート」の内外を、手わけして探そう。
ただし見てのとおり、キキルン族の巣窟だ……気をつけろよ!

クエスト『血に塗れた起源』の目的『赤のジグラート付近でシ・ルン・ティアと話す』を達成した!
クエスト『血に塗れた起源』の目的『石板を入手』を達成した!

シ・ルン・ティア : どうだ、成果はあったか?
オレの方でも、石板をいくつか見つけた。
いくつか気になる記述はあったが……どうにも決め手を欠くな。
シ・ルン・ティア : こいつは…………!
石板のひとつに、とんでもないことが書いてあるぞ。
ランバードが自身に施した、秘術の正体だ。
シ・ルン・ティア : 第六霊災の直後、「赤魔法」がまだ体系化される前……
異界「ヴォイド」の妖異と契約し、その血を体内に入れて、
力を借りた赤魔道士たちがいたというんだ……!
シ・ルン・ティア : ……妖異のなかには、獲物の生命力を喰らうバケモノがいる。
ランバードも、妖異の血を自分に移植したんだろう。
そして、「ソウルスティール」の力を得た……。
シ・ルン・ティア : もとは第六霊災前、マハのとある大魔道士の一族が始めた術らしい。
己のエーテルを激しく消耗する赤魔道士にとって、
敵から奪った力を使える利点は大きい。
シ・ルン・ティア : ランバードのように、奪った力を肉体の維持にまわせば、
「人」の限界を超えた、強大な魔法すらも行使できるわけだ……!
シ・ルン・ティア : この秘術はのちに禁じ手とされ、術者は絶えたようだ。
飢えて人を襲うような副作用があるなら……無理もない話か。
シ・ルン・ティア : ふむ…………彼らは獲物の生命を喰らえないとき、
特殊な錬金薬を使って、「飢え」をしのいだらしいな。
……その調合法が、こっちの石板に書いてあるぞ!
シ・ルン・ティア : アリアの症状は、ランバードと酷似している。
ならば、この錬金薬も効く可能性が高い……!
シ・ルン・ティア : 主な材料は、半結晶状態のエーテルだな。
このあたりだと「ウロリス」という魔物の心核から取りだせる。
……なるべく大物のヤツがいいようだ。
シ・ルン・ティア : ウロリスは、ここギラバニア山岳地帯の東部……
「スリーピングストーンズ採石場」あたりに出没する。
大物を見つけしだい、狩って心核をいただこう。
シ・ルン・ティア : 「大物ウロリスの心核」を手に入れたら、
「アラガーナ」で落ちあうぞ。
ほかにも必要な材料があるが、それはオレが調達しておこう。

クエスト『血に塗れた起源』の目的『シ・ルン・ティアに石板を渡す』を達成した!
クエスト『血に塗れた起源』の目的『指定地点で見渡し、現れたハード・ウロリスから心核を入手』を達成した!

シ・ルン・ティア : どうだ……?
「大物ウロリスの心核」は手に入ったか?
シ・ルン・ティア : 状態もよさそうだな!
オレが狩ったのもあわせて、2体ぶん……調合には充分な量だ。
シ・ルン・ティア : ほかの材料も、すでにそろえてある。
仕上げは、ウルダハの錬金術師ギルドに依頼しよう。
シ・ルン・ティア : ……アリアも寂しがってるだろう。
野暮用はオレにまかせて、お前はひと足早く、
イディルシャイアへ戻ってくれ!

クエスト『血に塗れた起源』の目的『シ・ルン・ティアに大物ウロリスの心核を渡す』を達成した!

アリア : えっ……わたしの症状を抑える薬が……?
材料まで手に入れてくれたんですか!?
アリア : あとは師匠が帰ってくるのを、待てばいいんですね……?
シ・ルン・ティア : ……よっ、戻ったぜ!
シ・ルン・ティア : まずはアリア、この薬を飲め。
その間にギラバニアでわかったことを話そう。
アリア : わ……すごいです……!
アリア : 味はその、何とも言えませんけど……嘘みたいに楽になりました!
内側の渇きが、満たされる感じで……
先輩、師匠……本当に、何てお礼を言っていいか……!
シ・ルン・ティア : その笑顔が、いちばんのお返しさ。
だが、そいつは力を補うための薬……あくまで対症療法だ。
原因を根本から治してくれるわけじゃない。
アリア : はい……魔力を使い果たしたら、
また誰かを襲ってしまうかもしれない……だから修行は禁止ですね?
シ・ルン・ティア : つらいだろうが、いまは耐えてくれ。
アリア : わたし……ランバードにつかまっていたときに、
妖異の血を移植されたんでしょうか?
シ・ルン・ティア : イエロージャケットの記録と照合したが……
アリアの失踪から救出までの時間は、実はかなり短い。
シ・ルン・ティア : しかも大部分は、荷箱で運ばれていた時間……。
大がかりな儀式をするヒマはなかった。
真相の解明は、これからだな。
アリア : ……わたしにも、手伝わせてください!
アリア : 少しでも早く、赤魔道士としての修行に戻りたいんです!
先輩の背中を追いかけていた……
わたしがわたしでいられた時間を、取り戻すために。

アリアに何と答える?

▷いっしょにがんばろう

アリア : はいっ!
あっ……でも、何をすれば…………?

▷追いつけるかな?

シ・ルン・ティア : それじゃ……アリアには文献探しでも手伝ってもらうか。
このあたりには、シャーレアン人が残した書物が山とある。
シ・ルン・ティア : そしてStryは、技に磨きをかけろ。
アリアが修行に戻ったとき、より高い目標でいられるようにな!

クエスト『血に塗れた起源』をコンプリートした!

Lv65~ 夜の血族

シ・ルン・ティア : よっ、Stry。
アリアの力も借りて、片っ端から文献にあたってるが……
まだ解決策にはたどりつけていない。
シ・ルン・ティア : ……ただ、ひとつ思いだしたことがある。
むかしランバードが、やけに熱心に読んでいた書物のことだ。
シ・ルン・ティア : あいにく書名は忘れたんだが……。
イシュガルドで異端者として処刑された、猟奇殺人鬼の手記でな。
特異な呪術を用いて、儀式殺人をくりかえした罪状らしい。
シ・ルン・ティア : 当時は、悪趣味なヤツだと眉をひそめていたが……
いま思うと「特異な呪術」というのがひっかかる。
ヤツはこの本から、秘術のヒントを得たんじゃないか?
アリア : な、なんだか恐ろしい本ですね……。
でも手がかりになるかもしれないのなら、その本を探してみます!
シ・ルン・ティア : ただ、そいつは稀覯本(きこうぼん)……滅多に出まわらない本だ。
貴重なお宝となりゃ、宝探しの専門家に聞くのがいいだろう。
シ・ルン・ティア : Stry……
トレジャーハンターの「ミッドナイト・デュー」は知ってるな?
彼女のところへ、アリアと向かってくれないか?
シ・ルン・ティア : オレも別のルートを探ってみよう。
案外、ロウェナ商会に入荷していたりしないモンかな……?

クエスト『夜の血族』を引き受けた!

ミッドナイト・デュー : よう、アンタかい。
え…………そっちの娘が、異端者の手記を探してる?
ははぁん……顔に似合わず、物騒な趣味してるねえ……。
ミッドナイト・デュー : 何だ、「真紅のシ・ルン・ティア」の差し金かい。
イシュガルドの異端者……猟奇殺人の本…………ああっ!
ミッドナイト・デュー : それ、トレジャーハンターの間で噂になってる本だよ!
「グブラ幻想図書館」の狂想禁書庫で、見かけたってヤツがいる。
たしか「夜の血族」って言ったかね……。
ミッドナイト・デュー : 書いたのは、自分は魔性の一族とかいう妄想に憑かれた殺人鬼で、
日記とも、創作とも、魔術書ともつかない手記だそうだよ。
アリア : 先輩……きっと探してる本ですよね!
「ロウェナ総合文化会館」へ戻って、師匠に確かめましょう。
アリア : ありがとうございました、ミッドナイト・デューさん!

クエスト『夜の血族』の目的『ミッドナイト・デューと話す』を達成した!

アリア : ちょうど、師匠も戻ってたみたいです……!
ミッドナイト・デューさんに聞いたこと、報告しましょう。
シ・ルン・ティア : ん、探してる本の書名がわかった?
「夜の血族」……そうだ、その本だ!
シ・ルン・ティア : 著者は、魔性の生まれを自称する殺人鬼か……怪しいな。
イシュガルドでは異端者あつかいだろうが、
ランバードと同じ、秘術に手を染めた魔道士だったとも考えられる。
シ・ルン・ティア : 「グブラ幻想図書館」の禁書庫か。
シャーレアン人がここを去ってからは、入ったことがないが……。
シ・ルン・ティア : …………ほう、行ったことがあるって?
そんじゃひとつ、案内してもらうとするか。
シ・ルン・ティア : ふむ……館内は、シャーレアン人が残した番人が暴れてると?
とすると、アリアは留守番だな。
強敵と出くわしたら、魔法を使ってしまうかもしれん。
アリア : はい……先輩も師匠も、どうか気をつけて。
シ・ルン・ティア : ……Stry、
さっそく低地ドラヴァニアへ向かうぞ。
めざすは、もちろん「グブラ幻想図書館」だ!

クエスト『夜の血族』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

アリア : 「夜の血族」……
いったい、どんな本なんでしょうか……?
シ・ルン・ティア : そんじゃ、いきますか……目的はひとつ。
狂想禁書庫で目撃されたという、禁書「夜の血族」の入手だ。
シ・ルン・ティア : ランバードが読んでいたのは、「革表紙の書物」だった……。
それらしい本を、片っ端から確認していくぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : 図書館っていうより、魔窟だな……。
この奥に、めざす狂想禁書庫があるんだな?
真紅のシ・ルン・ティア : ……ったく、守護者だか何だか知らないが、
シャーレアンの連中も、面倒なモンを残してくれたぜ!
真紅のシ・ルン・ティア : この先が、狂想禁書庫だな……!
もうひと踏ん張りだ……いくぞ、Stry!
真紅のシ・ルン・ティア : ここが狂想禁書庫か……!
よし、目的の「夜の血族」を探そう。
『断罪の騎士』 : 第六星暦960年代のこと、
クルザスのとある教会にて、司祭が斬殺される事件が起きた。
下手人の名はトリファニエル、平民出身の騎士であった。
『断罪の騎士』 : 件の司祭が悪霊祓いと称し、貧民の幼子を連れ込んで、
背徳的な行為を行っていたのを目撃し、剣で斬り伏せたのだ。
これぞ真の正義であり、腐敗した正教を断罪する光と言えよう!
目的の禁書ではないようだ……
『健全な宗教画名作選』 : 女神たちの緻密すぎる絵画が載っている。
男神が収録されていない理由は、推して知るべし……。
目的の禁書ではないようだ……
真紅のシ・ルン・ティア : ……そいつは目的の本じゃない。
オレたちが探しているのは、「夜の血族」だ。
『アルカナの惨劇』 : 「アルカナの惨劇」は、ソーン朝時代にウルダハを震撼させ、
十数名に及ぶ犠牲者を出し、迷宮入りとなった連続殺人である。
遺体には占星術などで用いられる「アルカナ」が添えられていた。
『アルカナの惨劇』 : 犯人はアルカナ占いによって標的を決めていたとされるが、
犠牲者のなかには、宮廷抗争にかかわる要人も含まれていた。
そのため、無差別殺人を装った暗殺だとする説もある。
目的の禁書ではないようだ……
『闇に葬られた聖女』 : インクがかすれていて、よく読めない……。
目的の禁書ではないようだ……
真紅のシ・ルン・ティア : これも違うな……。
ゆっくり読んでいるヒマはない、次を探すぞ。
『ある彫金師の日記』 : 今日は、黒衣森に向かった。
常連客であるダルタンクール家のアマンディヌお嬢様から、
邸宅に立ち寄るように依頼されたからだ。
『ある彫金師の日記』 : そして、新作を手に訪れたハウケタ御用邸にて、
私は知ってしまった……。
究極の美とは、いかなるものなのかを……。
真紅のシ・ルン・ティア : 出たな、禁書庫の番人め!
Stry、まずはコイツをやっつけるぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : 仲間を呼ぶつもりだ!
魔紋に乗って、召喚を邪魔してやれ!
真紅のシ・ルン・ティア : だいぶ効いてるぞ!
もう少しだ、Stry!
真紅のシ・ルン・ティア : フン……オレたちの手にかかれば、こんなモンだな!
ん……番人のヤツ、腹に禁書を隠してたみたいだぞ?
『夜の血族』 : 我は血の供儀が産みし、魔性の一族の末裔なり。
我はこの書を、闇夜に生を受けし我が同胞……
「夜の血族」たちに向けて記す。
『夜の血族』 : 司祭どもは我を殺人鬼に仕立て、我が言葉を妄言と呼ぶだろう。
しかし、これから記すことは、すべて魔術的な真実であり、
彼らの教義こそ虚構である……。
真紅のシ・ルン・ティア : 「夜の血族」……!
間違いない、探してた本はコイツだ!
真紅のシ・ルン・ティア : ……これさえ手に入れれば、長居は無用だ。
こんな紙魚(しみ)くさい場所、さっさとおいとまするぞ!
シ・ルン・ティア : Stry、ごくろうさん!
案内してくれて助かったぜ。
手に入れた「夜の血族」を見せてくれるか?
シ・ルン・ティア : ……たしかに「魔性の一族」を称する殺人鬼の手記のようだ。
当時は、異端者の妄言で片づけられただろうが……
どうやらこの男の魔術知識は、本物だぞ。
シ・ルン・ティア : 手記自体が、邪法の指南書になっている。
やはりランバードは、この書から肉体強化の知識を得たんだ!
シ・ルン・ティア : それだけじゃない……。
知りたかったことが、この禁書にあらかた記されているようだ……!
イディルシャイアへ戻って、アリアを交えて話すとしよう。

クエスト『夜の血族』の目的『シ・ルン・ティアに「夜の血族」を渡す』を達成した!

アリア : 先輩、おかえりなさい!
「夜の血族」……ついに手に入ったんですね。
シ・ルン・ティア : いましがた、「夜の血族」を読み終えた。
気が重くなるような事実がわかったが……
アリアがもとに戻るための希望も、見つかったぞ!
シ・ルン・ティア : だからふたりとも、最後までオレの話を聞いてほしい。
まずは、禁書の著者のことだが……。
アリア : えっと、つまり……
「夜の血族」を書いたのは、ただの殺人鬼じゃなくて、
古の魔法に通じた魔道士だった、ということですか?
シ・ルン・ティア : そう……100年ほど前のイシュガルドで、
古代マハの妖異召喚から赤魔法まで、あらゆる秘術の文献を渉猟し、
独学で実践におよんだ怪人物だ。
シ・ルン・ティア : そしてこの男の血筋には、秘密があった。
彼は、異界から召喚した大妖異「リリス」の血を注入した、
マハの大魔道士の子孫だったんだ……!
シ・ルン・ティア : 妖異の血の移植は、マハの大魔道士の一族が始めた邪法。
赤魔道士たちはこれを禁じ手としたという話は、前にしたな?
……だがそれは、遅きに失した。
シ・ルン・ティア : リリスの血はすでに、大魔道士の子孫に広がっていたんだ!
他者の生命を吸って生きる彼らは、
闇夜に生を受けし者……「夜の血族」と呼ばれた。
シ・ルン・ティア : ここからが、話の核心だ。
死んだランバードも……そしておそらくは……
アリア、お前もリリスの血を宿す一族の末裔だ。
シ・ルン・ティア : 「夜の血族」の著者は、カロワイズという一族の出身。
ランバードの名字も、これと同じ。
シ・ルン・ティア : そこで、あらためて調べたんだが……
アリアの母方の系譜に、カロワイズの名が含まれていた……。
偶然の一致とは思えない。
アリア : わたしに…………大妖異の血が?
シ・ルン・ティア : アリアの魔法適性は、黒魔法の系統に偏っていたが……
それもリリスの血がなせるわざだ。
そう……あのランバードも、そういうタイプだった。
シ・ルン・ティア : ヤツは、新たに妖異の血を移植したのではなく、
持っていた力を覚醒させたんだ。
……禁書には、未来の血族のためにと、その秘術も記されていた。
アリア : わたしも、秘術を施されたんでしょうか……?
シ・ルン・ティア : それは考えにくい……かなり手のかかる術だからな。
「赤魔道士の証」を手にしたことで、その血が覚醒したか、だな。
シ・ルン・ティア : しかしランバードですら、十数年の歳月を要したのに、
アリアの場合は、瞬く間に力が目覚めた……。
シ・ルン・ティア : フン……資質の差、か。
しかもそのきっかけが、「抗う力」を手にしたことだとすれば、
ヤツの言ったとおり、あまりにも皮肉な定めだ……。
シ・ルン・ティア : ……が、悪い報せはここまでだ!
妖異の血の「呪い」を解く方法は、ある!
シ・ルン・ティア : リリスは異界から、「依代」となるこちら側の生物に、
魂を憑依させることで、物質界に召喚されたわけだが……
シ・ルン・ティア : 初代カロワイズはリリスと契約を結び、その血を移植すると、
すぐに相手を魔法の匣(はこ)に封じた。
……閉じ込めて、リリスが異界へ戻ることを阻止したのさ。
シ・ルン・ティア : そうまでして、リリスを物質界に留めておかないと、
妖異の血もまた、効力を失うからっていう理屈らしい。
アリア…………このことが、何を意味するかわかるか?
アリア : えっと…………リリスが物質界から消えれば、
わたしに流れる妖異の血も、力を失うってことですよね……?
アリア : あっ……
だったらその匣を見つけて、大妖異リリスを倒せば……!
シ・ルン・ティア : そう……呪われた血も、力を失うってわけだ!
シ・ルン・ティア : リリスは「妖異の女王」とも呼ばれ、人の手には余る大妖異。
だが召喚者はその力を恐れ、依代にあえて弱い魔物を選んだらしい。
不完全な状態なら、オレたちだけでも勝機はある……!
シ・ルン・ティア : 「夜の血族」の著者は当時、リリスの匣の所在をつかんでいた。
ことによると、生前に手に入れていた可能性すらある……!
その足取りを追うのが、早道だろう。
シ・ルン・ティア : やっと希望が見えてきたぞ……!
次の行動にそなえて、ゆっくり疲れを癒してくれ。

クエスト『夜の血族』をコンプリートした!

アリア : いろんなことがいっぺんにわかって、びっくりしましたけど、
でも、希望も見えてきました……!
アリア : 次は、リリスを封じたという匣(はこ)を、
見つければいいんですよね……!

Lv68~ リリスの末裔

シ・ルン・ティア : 実はな、Stry……
アリアが何とも不思議な夢を見たらしい。
……アリア、説明してくれるか?
アリア : はい……それが、いやに生々しい夢で。
「夜の血族」を書いた人が、
つかまったときのことみたいなんです。
アリア : その人は隠れ家に、黒地に紫の模様が入った、
棺桶みたいな匣(はこ)を、大事にしまってました。
アリア : だけどある日、異端審問官が押し入って、
神聖裁判所というところへ、連れていかれたんです……。
隠していた匣も、そのとき没収されたようです。
シ・ルン・ティア : 棺桶のような匣とは、マハで使われていた魔器だな。
まるで、過去のできごとをそのまま見たような夢だ。
アリア : 禁書の話を聞いて、悪い夢を見ただけかもしれませんけど……。
シ・ルン・ティア : ほかに、あてがあるわけでもないんだ。
イシュガルドの「神聖裁判所」へ向かうとしよう!

クエスト『リリスの末裔』を引き受けた!

アリア : あ、先輩……!
事件の記録を見せてもらうために、師匠が交渉中なんですけど……。
渋面の司祭 : コホン……。
貴方は、この方々の何ですかな?
シ・ルン・ティア : おう、Stry……!
事件の記録を閲覧したいんだが、許可が下りなくてな。
お前からも何か言ってくれよ。
渋面の司祭 : おや……かの英雄殿と、同じ名を持つ冒険者とは……。
ハッ、いえ…………もしやそのお姿……英雄殿ご本人では!?
渋面の司祭 : これはこれは、失礼をば……!
救国の大英雄のご依頼とあらば、最優先でお調べいたします!
奇妙な手記を遺した、殺人鬼のことでしたな?
渋面の司祭 : ただ、なにぶん古い裁判記録。
少しお時間をいただく必要がございますが……。
シ・ルン・ティア : ……おーい。
Stryの名前が出たとたん、
態度が露骨に変わったぞ……!?
シ・ルン・ティア : オレがここに残って、調査につきあおう。
お前はアリアを連れて、街の案内でもしてやってくれ!
アリア : ここにいても、あまりお役に立てませんし……
お言葉に甘えることにします。
わたし、「ラストヴィジル」ってところへ行ってみたいです。

クエスト『リリスの末裔』の目的『イシュガルドのシ・ルン・ティアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : お前、本当にイシュガルドの英雄なんだな!
現地を訪れて、あらためて実感したぜ。
渋面の司祭 : これはこれは、英雄殿!
調査対象の絞り込みのため、シ・ルン殿に、詳細など伺いたく。
……いましばらく、お待ちのほどを。

アリア : あっ、先輩……!
実はこの場所なら、イシュガルドの街が一望できるって聞いて、
いちど、来てみたいって思ってたんです!

何と答える?

▷街を見るのが好き?
▷……やっぱり、高いところが好き?

アリア : はい!
初めて見る街の景色を、まるごと目に焼きつけておきたいんです。
からっぽの記憶を、素敵な思い出で埋めつくしたいから……。
アリア : 先輩に助けられたとき、わたし……自分が誰かもわからなくて、
どこにも居場所がなくて、
「わたしはどこにもいない」……そう感じてたんです。
アリア : だけどいま、わたしの記憶の箱は、からっぽじゃありません。
短い時間だけど、先輩を追って修行に励んでた思い出が、
わたしをわたしにしてくれるんです。
アリア : だからもういちど、赤魔道士の道を歩みたい。
……それがわたしにとって、「抗う」っていうこと。
赤魔法が、わたしにくれた力なんです。
シ・ルン・ティア : ……Stry、アリア!
リリスの匣のある場所がわかったぞ!
シ・ルン・ティア : アリアが夢で見たのと同じ匣が、押収されていたらしい。
当時の審問官たちは、異様な魔力を感じて谷底に投げ捨てたそうだ。
シ・ルン・ティア : 場所は、クルザス中央高地の「ウィッチドロップ」。
妖異の巣窟と聞く……覚悟を決めて、乗り込むとしようぜ!

クエスト『リリスの末裔』の目的『アリアと話す』を達成した!

アリア : 谷底から……とても凶々しい力を感じませんか?
リリスの匣から、邪悪な気が発せられているんでしょうか……。
シ・ルン・ティア : 妖異がうようよと集まってる……。
リリスの魔力に、呼び寄せられているとでもいうのか?
シ・ルン・ティア : 「ウィッチドロップ」の谷底に降りたら、
ふた手にわかれて、雪を掘り起こそう。
シ・ルン・ティア : アリア……お前は大丈夫か?
たしか、死霊のたぐいが苦手だったはずだが。
アリア : だ、大丈夫です…………こわくないです、よ……?
ガイコツとか、幽霊とかじゃ、ないから…………こわくないです。
こわくないです。
シ・ルン・ティア : 3回も言われると、逆にこっちが心配になるんだが?
ま、魔法も使えないことだし、オレたちから離れないことだ!

クエスト『リリスの末裔』の目的『ウィッチドロップ付近でシ・ルン・ティアと合流』を達成した!

アリア : お化けじゃないから、こわくないです……。
こわくないです!
シ・ルン・ティア : 100年前は、こんな豪雪地帯じゃなかったはずだ。
霊災の前なら、もっと楽に見つかったろうにな!
雪の中に、凶々しい気を発する匣が埋もれている……!
???? : 我が血族ならざる者に、その封印は解けぬ……!
下僕どもよ……その者を追い払え!

クエスト『リリスの末裔』の目的『指定地点を調べ、敵が現れたら討伐』を達成した!

アリア : え……リリスを封じた匣が、見つかったんですか!?
すぐに師匠に伝えましょう!
シ・ルン・ティア : 雪の下から、それらしい魔器を見つけたって!?
よくやったぞ、Stry……!
シ・ルン・ティア : 何者かの声が聞こえて、妖異に襲われたと。
「我が血族」にしか解けない封印……声の主は、リリスか?
アリア : ……わたしが開けてみます。
それが本当なら、わたし以外には解けないはずですから。
シ・ルン・ティア : わかった……アリア、頼む。
Stry、その場所へ案内してくれ。

クエスト『リリスの末裔』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : こいつが問題の魔器だな……なるほど、異様な気を発してやがる。
リリスが封じられていても、何の不思議もない……!
アリア : これが、先輩の見つけたリリスの匣ですね……?
開けられるかどうか、試してみます。
シ・ルン・ティア : 立ちのぼる、この妖気……只者じゃない。
気をつけろよ、アリア。
シ・ルン・ティア : Stry、準備はいいな?
不完全な状態とはいえ、リリスは妖異の女王とまで呼ばれた大物だ。
覚悟しておけ!
シ・ルン・ティア : 大妖異…………リリス!
リリス : くっくっく……待ちわびておったぞ。
忌まわしき匣(はこ)より我が身を解き放つ、この時を……!
リリス : ついに、1000年を超す大計が成る……!
人の子よ、その身体を差しだせ。
そして、新たなる魂の器……我が依代(よりしろ)となれ!
シ・ルン・ティア : ……依代だと?
アリアの身体を、乗っ取るつもりか!
リリス : 然り……すべては、我の導いためぐりあわせ。
まずは我が血を宿す者の心に、夢を通じて語りかけ、引き合わせ、
一代また一代と、その血を濃くしていった……。
リリス : やがて、依代にふさわしき力を持つ者が現れはじめ……
我は血族のひとりに、最も有望な「器」を探す役割を任じた。
かの者は自分では気づかぬまま、その役をしおおせた。
シ・ルン・ティア : …………!
ランバードのことか!
リリス : 然り……聞け、依代よ……我が愛しき「器」よ……
汝の父母が惹かれあい、汝という子をなしたことも……
汝が天涯孤独となったことも……すべては、我が導き。
シ・ルン・ティア : だめだ、耳を貸すな!
リリス : 来るがよい……定めには逆らえぬ。
汝は「究極の器」となるべく、「作られた」人の子なのだ……!
アリア : …………ずっと前から、決められていたの?
わたしが生まれたことも……両親が出会ったことも……
叔父さまが…………亡くなったことも……?
リリス : 善い子だ……。
シ・ルン・ティア : アリア…………!

クエスト『リリスの末裔』の目的『アリアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : …………クソッ!
最後の瞬間、アリアは明らかに、リリスの声に操られていた。
血族の心に語りかけ……操る妖異だと…………!?
シ・ルン・ティア : ここへ来るきっかけになった、アリアの見た夢……。
あれもリリスが見せたものだったんだろう。
この日のために、1000年以上かけて準備したというのか……?
シ・ルン・ティア : だが……まだ、アリアの身体が乗っ取られたわけじゃない!
魂を移し替えるには、再召喚に匹敵する儀式が必要なはず。
シ・ルン・ティア : それまでに、リリスが逃亡した場所をつきとめるぞ。
出直しだ…………イシュガルドの上層へ戻ろう。

クエスト『リリスの末裔』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : リリスは言った……アリアは1000年を超す大計によって、
新たな器となるべく作られた子……その定めには、逆らえないと。
シ・ルン・ティア : …………アリアを、定めから救いだそう。
「抗う力」を信じて、赤魔道士になったアリアのために。
シ・ルン・ティア : そのためには、アリアがどこへ連れ去られたのか、
まずは、それをつきとめないとな。
残された猶予は、決して多くはない……。

クエスト『リリスの末裔』をコンプリートした!

Lv70~ 抗う力

シ・ルン・ティア : ……これから、ウルダハの呪術士ギルドに向かおうと思う。
もちろん、アリアの居場所を探るためだ。
シ・ルン・ティア : 大妖異リリスは、アリアを新たな依代として、
魂を移し替えようとしているが……
妖異学の文献をあたるかぎり、この儀式は決して簡単ではない。
シ・ルン・ティア : だが、くわしいことはオレにもわからん……。
そこで専門家に頼ろうってわけさ。
シ・ルン・ティア : 何せ呪術士ギルドは、妖異研究を行う数少ない組織だからな。
それに、マハから魔法の知識を受け継いだ土地柄……
リリスに関連した古文書も、あるかもしれん!

クエスト『抗う力』を引き受けた!

シ・ルン・ティア : よう、Stry。
猟書家(りょうしょか)として知られる、こちらのヤヤケ導師に、
事情を話したところだ。
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : ようこそ。
ご用件は、さきほど伺ったところですわ。
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : 実は問題の大妖異、リリスについての文献は、
ほとんどが邪法にかかわる禁断の古文書。
最奥の書架から持ちだすのも、ひと苦労なのですが……。
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : ここはひとつ、私がとりなしておきましょう。
……あちらでお待ちください。
ヤヤケ : …………これは、想像以上に深刻な危機のようです。
妖異の女王リリス……とうに滅んだ存在と思っておりましたが、
現存しているとなれば、看過するわけにまいりませんわ!
ヤヤケ : 特に危険なのは、リリスが人心を蝕む点です。
その血族は、ごく血の薄い者も含めれば、相当な数になるでしょう。
彼らの心に忍び込み、操る力を持つとすれば……これは大変なこと!
ヤヤケ : ……ランバードなる男が使った「呪印」は、その力を借りたもの。
みずからの血で女王リリスの御名を刻むことで、
人を「意思なき人形」に変えたに違いありませんわ!
シ・ルン・ティア : ランバードが使ったのは、
リリスの持つ力の、ほんの一端にすぎないと……?
ヤヤケ : ……ええ、そしてリリスは、我ら人の子を憎んでいるはず。
初代カロワイズにより、力なき依代に召喚され、
罠にかけられたのですから。
ヤヤケ : リリスは、獲物の生命力を奪う以外にも、
毒素を撒く技を、得意としていたと伝えられています。
ですが……かの大魔道士は周到に、毒消しを用意していた。
ヤヤケ : そのためリリスは、まんまと魔器に封じられ、
あげくは、愛用の魔杖まで奪われてしまったようなのです……。
シ・ルン・ティア : ……それから1000年以上、人の子に対する復讐の機会を、
ずっと窺っていたわけか。
ヤヤケ : ええ……本来のリリスは、妖異の女王とも称される強大な存在。
力を完全に発揮できる肉体を、何よりも欲していることでしょう。
ヤヤケ : ゆえに、ただ自由の身になるためだけではなく……
「完全」な存在として再臨するために、
血族を操って、「究極の器」を用意したのですよ!
シ・ルン・ティア : その「器」が、アリアか……!
不完全な肉体ですら、あれほどの妖気を発していた存在だ。
完全に再臨すれば、エオルゼアを脅威にさらしかねん。
シ・ルン・ティア : しかも、きわめて狡猾だ……いままで企みが露見しなかったのも、
血族たちが、巧妙に操られていたせいかもしれんな。
…………事態の深刻さは、よくわかった。
シ・ルン・ティア : が、そんなことよりも……
オレたちがいま知りたいのは、アリアの居場所だ。
ヤヤケ : リリスが召喚された邪法の性質上……
再臨の儀式を行うには、天体の運行や天候、場所など、
召喚されたときに近い条件を満たす必要があります。
ヤヤケ : そして当時、召喚に使われた魔紋は、いまなお遺跡にある様子。
すなわちリリスが向かった場所は、禁忌都市「マハ」かと……!
シ・ルン・ティア : マハの遺跡があるのは、たしか……ヤフェームの湿地帯か。
飛空艇と、腕のいい操舵手が必要だな。
シ・ルン・ティア : 待てよ……もってこいの相談相手がいるじゃないか。
ガーロンド社のジェシー会長代行だ!
シ・ルン・ティア : 善は急げだ。
さっそく、連絡をつけてくるぜ!

クエスト『抗う力』の目的『呪術士ギルドのシ・ルン・ティアと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : ジェシー会長代行と連絡がついたぜ。
フネを出すぐらいお安い御用って、すぐに引き受けてくれたぞ!
シ・ルン・ティア : ヤヤケ導師にも、何から何まで世話になった。
恩に着る……!
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : ふふ……実は私、もしも貴方がたに何か頼まれることがあったら、
助けてさしあげるよう、ある方から頼まれていたのですよ。
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : ウィルキン氏というお名前に、覚えはありませんか?
裕福な商人で、呪術士ギルドも多額の寄進を受けております。
……その方たってのお願いでしたから。
シ・ルン・ティア : そういうことか……人助けはしとくもんだな!
次は「ジェシー」会長代行と会いに、レヴナンツトールへ行くぞ!
呪術士ギルド受付 ヤヤケ : リリスとの決戦には「毒消し」をお忘れなく。
準備を怠ると、きっと痛い目を見ますからね?

クエスト『抗う力』の目的『シ・ルン・ティアと再度話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : ジェシー会長代行みずから、操舵してくれるそうだ。
飛空艇は、銀泪湖の方に停めてあるってよ。
ジェシー : 話はシ・ルンから聞いたわ。
フネは用意してあるわよ。
ジェシー : マハの遺跡があるヤフェーム湿地までは、私が舵を取る。
アリアに借りを返すって、約束したからね……!
ジェシー : フネはレヴナンツトールの外、「銀泪湖北岸」に停めてあるわ。
じゃあ、いきましょうか。
シ・ルン・ティア : ……いよいよ、決戦だ。
やることは簡単だ、マハへ乗り込んでリリスをぶっ倒す。
それで妖異の血は力を失い、アリアの呪いは解ける。
シ・ルン・ティア : リリスはアリアを新たな器として、完全復活を遂げようとしている。
その儀式が完了する前に、乗り込まなきゃならん。
……「毒消し」の準備も、忘れないようにな!

クエスト『抗う力』の目的『レヴナンツトールのジェシーと話す』を達成した!

シ・ルン・ティア : マハに乗り込んで、妖異の女王リリスを倒す!
くどいようだが、「毒消し」は持ってきたな?
シ・ルン・ティア : ジェシー会長代行みずから、飛空艇を出してくれる。
準備ができたら、会長代行に声をかけろ!
ジェシー : 準備はいい……?
これから、禁忌都市「マハ」へと向かうわよ。
ジェシー : それじゃ、フネに乗り込んでちょうだい。
妖異の女王だか何だか知らないけど……必ず、アリアを助けるのよ!
シ・ルン・ティア : リリスにとっては、完全復活を遂げるための、千載一遇の機だ。
邪魔が入ったら、儀式を強行するかもしれん。
シ・ルン・ティア : そうなれば儀式を完遂される前に、リリスを倒す!
それで、アリアを呪われた定めから救いだせる……。
真紅のシ・ルン・ティア : 儀式を止めて、アリアを助けだすぞ!
「抗う力」の攻略を開始した。
真紅のシ・ルン・ティア : 速攻で潰す!
Stry、いくぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : こいつらに邪魔はさせん!
真紅のシ・ルン・ティア : この凶々しい気配……見つけたぞ、大妖異リリス!
リリス : ええい、邪魔が入りおったか!
少々、早いが……儀式を始めるとしよう。
真紅のシ・ルン・ティア : まずい、あの光は……!
アリアの身体を、強引に乗っ取るつもりだ!
リリス : ぐうっ……忌々しき、人の子よ……。
我が死の咢(あぎと)の餌食となるがよい!
真紅のシ・ルン・ティア : この悪寒……ランバードのときと同じだ。
気をつけろ、何か仕掛けてくるぞ!
リリス : おのれ、おのれ……人の子め!
永きにわたる我が計画……ここで終わらせはせぬ!
真紅のシ・ルン・ティア : 得意技をかわされたのが、だいぶ効いてるな!
この調子で、たたみかけるぞ!
真紅のシ・ルン・ティア : あれは……!
Stry、キツいのがくるぞッ!
真紅のシ・ルン・ティア : 情報どおり、毒を使ってきたか……!
Stry、毒消しを使え!
リリス : 思い上がるな……人の子よ!
出でよ、獄炎の灼火! この者どもを焼きつくせ!
真紅のシ・ルン・ティア : これは、ランバードが使った炎術……!?
いや……あれとは比べものにならない魔力だぞ!
リリス : おのれ、おのれ……おのれェーーッ!
かつて我を陥れた者どもの……人の子の罪を、赦しはせん!
真紅のシ・ルン・ティア : もう少しだ!
リリスを倒して、アリアを救うんだ!
シ・ルン・ティア : なぜだ、アリア……!
リリスは倒したぞ……なぜ、目を覚まさない!
アリア : ここ、どこ……?
誰もいない……どうして?
アリア : そっか、ここはわたしの心のなか。
わたし……もうすぐ、いなくなっちゃうんだ。
あの魔物に、身体を乗っ取られて……。
???? : 然り……定めを受け入れよ、愛し子よ。
我が肉体は滅ぼされたが、魂は、汝のうちに逃げのびた……。
???? : 汝の「心」が消え去れば、我は完全なる肉体を得て、甦る。
そして、忌々しい人の子すべてに、復讐を遂げよう!
リリス : くっくっく…………抗うな、新たなる「器」よ。
心を無にし、我に明けわたせ……。
アリア : そう……わたしは、作られた存在。
リリスのために、生みだされた器……。
アリア : だから、受け入れるしかないの。
生まれる前から…………こうなる定めだった。
アリア : 先輩、ごめんなさい……。
思い出、いっぱい作れなくて。
アリア : …………さよなら。
アリア : やっぱり……こんなの、やだよ!
わたし、もっと生きたい!
リリス : 人の子め、まだ逆らうか……!
抗うな…………定めを受け入れよ……!
アリア : 抗ってみせる!
シ・ルン・ティア : アリア、気がついたのか!?
アリア : 師匠…………先輩……?
リリスは!? まだ、そこに…………!
シ・ルン・ティア : そうだったのか……だが、もう心配ないぞ。
アリアの心が、しがみつくリリスの魂に打ち勝ったんだ。
アリア : いいえ……先輩たちが、リリスを倒してくれたおかげです!
シ・ルン・ティア : 前に言ったことを覚えてるか?
これから教えるのは、ただの魔法じゃない……。
不可避の定めにさえ、抗うことができる力だって。
シ・ルン・ティア : お前たちが、それを証明してくれたんだ。
シ・ルン・ティア : ……そんじゃ引き揚げますか!
気を抜くな、宿に帰るまでが冒険だぜ!

クエスト『抗う力』の目的『ジェシーと再度話す』を達成した!

ジェシー : 威勢よく飛びだしたはいいけど……
あんなとこまでフネで突っ込むなんて、
正直、生きた心地がしなかったわ。
アリア : ……ありがとうございます!
無事に帰ってこられたのは、先輩のおかげです!
シ・ルン・ティア : Stry、ごくろうさん!
お前の奮闘があったからこそ、無事にアリアを救うことができた。
シ・ルン・ティア : そして、オレたちのために飛空艇を出してくれた、
ジェシー会長代行に礼を言わないとな!
ジェシー : ……命拾いした借りを、返しただけよ。
私は、損得勘定はキッチリしないと気が済まないの。
どっかの会長と違ってね。
ジェシー : さて、私はこの子……じゃなくて、
フネの面倒を看なきゃいけないから、ここでお別れね。
アリア : ジェシーさん、お世話になりました!
先輩、師匠……レヴナンツトールへ戻りましょう!

クエスト『抗う力』の目的『シ・ルン・ティアと話す』を達成した!

ジェシー : …………あれ、まだ帰らないの?
アリアたちとレヴナンツトールへ向かうんじゃないの?
アリア : 前に先輩とレヴナンツトールへ来たのは、いつでしたっけ……。
もう、遠いむかしみたいな感じがします。
シ・ルン・ティア : Stry……。
お前がいてくれて、よかった。
アリアを救うことができたのは、お前のおかげだ。
アリア : 先輩、師匠……!
また、赤魔道士の修行に戻れると思うと、うれしいです!
シ・ルン・ティア : アリア…………そのことなんだが……。
おまえ自身、もう気づいているんだろう?
シ・ルン・ティア : お前の天性は、大妖異リリスから受け継いだ力。
リリスが放逐されたいま、魔法の素養も失われてしまった。
だから、以前のようには……
アリア : はい……赤魔道士の技どころか、
初歩の呪術も、全然使えなくなってるみたいです!
シ・ルン・ティア : どう切りだそうかと、迷ってたんだが……
全然、落ち込んでいないんだな?
アリア : はい!
……これがわたしの抗うべき定めなら、
またイチから、魔法の修行を始めればいいだけですから!
アリア : たしかに先輩の背中は、前に追いかけていたときよりも、
ずっと遠くなってしまいましたけど……
アリア : それでもいつかまた、先輩と肩を並べて戦える日を夢みて、
修行を重ねること。
それが、わたしがわたしであるために、必要なことなんです……!

何と答える?

▷またいっしょにがんばろう

アリア : はい、がんばります!

▷無理はするな

シ・ルン・ティア : ……その「抗う心」があるかぎり、お前は立派な赤魔道士だ。
シ・ルン・ティア : ま……とりあえずは、呪術か幻術を習うといい。
今度は素質まかせじゃなく、まっとうな方法でな。
ちゃんとできるようになったら、またオレが教えてやる。
アリア : 師匠、ありがとうございます……!
シ・ルン・ティア : それから、Stry……
お前、またひとつ強くなったな。
シ・ルン・ティア : 「赤魔法」は自身の魔力のありったけを込めて放つ魔法……
すなわち、術者の心のあり方そのものを映す。
シ・ルン・ティア : 「赤魔道士の証」は、お前の心の……
「抗う力」の成長に応じて、力を授けてくれる。
ひとつの試練を終えたお前には、新しい力がそなわってるはずさ。
シ・ルン・ティア : ……これで師としてのオレは、お役御免ってわけだ。
Stryは卒業。
アリアは、入門前の状態に逆戻りだからな!
シ・ルン・ティア : すでにお前は、長年の膠着状態にあったアラミゴ情勢を、
解放へと導く大仕事を成しとげたが……
仲間を想う心を忘れずに、新たな一歩を踏みだすがいい。
アリア : 何だか、師匠……
これでお別れ、っていう口ぶりですけど……?
シ・ルン・ティア : ああ……オレはまた、ひとり旅に戻る。
だが定めに抗い、みずから拓いた道をゆく者たちは、
遅かれ早かれ、出会ってしまうものさ。
シ・ルン・ティア : ……だから、さよならじゃない。
また次に会うときを、楽しみにしてるぜ!

クエスト『抗う力』をコンプリートした!

Lv80~ その志、剣を通じて受け継がれん

目次