漆黒 ファイターDPS

目次

高慢と罪喰い

ルー・リーク : お前は……?
ルー・リーク : ほう……悪くないな。
なかなかの腕利きと見た……ひとまず合格だ。
ルー・リーク : 俺は「ルー・リーク」、賞金稼ぎをしている。
だが、並みの獲物なんざ相手にしてない。
狙うは危険極まりない、はぐれ罪喰いさ。
ルー・リーク : そして、俺の次なる標的は、その中でも悪名高い存在……
光の氾濫を引き起こした大罪人の姿を持つ、「四使徒」の一角だ。
ルー・リーク : ヤツは大罪喰いに匹敵する力を持っている。
まあ、それでも俺ひとりで倒せないこともないが、
確実に仕留めるために、仲間を探していた……。
ルー・リーク : お前は見事、この俺のお眼鏡にかなったってことさ。

どうする?

▷黙って立ち去る

ルー・リーク : ちょ、ちょっと待った!
もちろん、タダで協力しろとは言わない。
報酬は弾むし、はぐれ罪喰いを倒せば懸賞金も出るから、な?

▷喜んで協力を申し出る

ルー・リーク : だが、お前が見掛け倒しって可能性も、なきにしもあらずだ。
そこで、俺からの試練を受けてもらう。
ルー・リーク : なあに、お前の実力が本物なら、どうってことないものさ。
まずは、レイクランドの迷える羊飼いの森まで来てくれ。

クエスト『高慢と罪喰い』を引き受けた!

ルー・リーク : 試練とは、獲物を探して森までやってきた、
飢えたスミロドンの討伐だ。
それを成すことで、お前の実力を証明してもらう。
ルー・リーク : だが、そいつをおびき寄せるためには、
イグアナの生肉が必要でな……
雇われの男 : よう、頼まれたものを調達してきたぞ。
これでいいんだよな……?
ルー・リーク : 早かったな、ご苦労だった……。
約束の報酬だ。
ルー・リーク : つまらん調達ごときで、手を煩わされたくないからな。
こうして、人を雇えば済むことさ。
ルー・リーク : さあ、この「イグアナの生肉」をそこらに置いて、しばらく待つんだ。
そのうち匂いを嗅ぎつけた、飢えたスミロドンが寄ってくるだろう。
そいつを、お前に倒してもらおう。

クエスト『高慢と罪喰い』の目的『迷える羊飼いの森のルー・リークと話す』を達成した!
クエスト『高慢と罪喰い』の目的『イグアナの生肉を指定地点に置く』を達成した!
クエスト『高慢と罪喰い』の目的『指定地点で待機して飢えたスミロドンを討伐』を達成した!

ルー・リーク : どうやら、この俺の目に狂いはなかったようだな……。
彷徨う階段亭に戻るとしよう。

クエスト『高慢と罪喰い』の目的『ルー・リークと話す』を達成した!

ルー・リーク : ご苦労だったな。
喜べ、試練を突破したお前を、
晴れて俺の仲間として迎えてやろう!
ルー・リーク : テーブルの料理は、俺からのささやかな歓迎のしるしだ。
さあ、遠慮なく食ってくれ!
ルー・リーク : モグモグ…………どうだ……?
なかなかの味だろう………ゴクゴク……
腕のいい調理師を雇ったからな…………ゴックン。
ルー・リーク : もういいのか?
いくらでも、追加していいんだぞ……。
ルー・リーク : さて、俺が標的とする、
はぐれ罪喰い、四使徒の一角について説明しておこう……。
ルー・リーク : その名は「アンドレイア」……!
大罪人「光の戦士たち」のひとりにして、
凄腕の狩人として知られた、レンダ・レイの姿を持つヤツだ。
ルー・リーク : アンドレイアは、まさに神出鬼没でな。
ノルヴラント各地に忽然と現れては、人ではなく、
モブに指定されるような、凶暴な魔獣ばかり狩ってまわっている。
ルー・リーク : それだけ聞いたら、害どころか、むしろ利があると思えるだろう。
だが、ヤツに狩られた魔獣は、罪喰いとして転生し、
さらに凶暴化して人々を襲い始めるんだ。
ルー・リーク : つまり、世界を崩壊させた大罪人のひとりが、
死してなお、害をなす存在として徘徊しているってわけだ。
そんなアンドレイアの討伐を、俺とお前で果たす……!

何と言う?

▷「光の戦士たち」は大罪人ではなかった
▷「光の戦士たち」は世界を救おうとした

ルー・リーク : お前……意外と常識知らずだったりするのか?
ともかく、生前のアイツらがお人好しの善人だろうが、
根っからの悪人だろうが、俺には関係ないね。

ルー・リーク : アンドレイアを標的に選んだのも、
レンダ・レイが自分と同じ「狩人」だったんで、
ちょっとした競争心がわいたってだけだ。
ルー・リーク : 大体、「光の戦士たち」が生前どうであれ、
いま現在、危険な罪喰いであることは変わらないだろう?
ルー・リーク : アンドレイアの討伐、やるのかやらないのか、はっきりしろよ。

何と言う?

▷危険な罪喰いは討伐する
▷仕方がない……

ルー・リーク : よし、決まりだ!
すぐにでもヤツと戦いたいところだが、
狩人である俺は、獲物の狩り時ってのを知っているからな。
ルー・リーク : まずは、ヤツに罪喰い化された魔獣を討伐することで、
アンドレイアの特性を体感するところから始めよう。
ルー・リーク : だが、条件に合致する魔獣型の罪喰いは、
ついこの間、俺が狩ったばかりだから、しばらくは獲物待ちだ。
お前は折を見て、またここに来てくれ……。

クエスト『高慢と罪喰い』をコンプリートした!

ルー・リーク : 報酬が足りなかったか?
次はもっとやるから、また来てくれよな……。

レンダ・レイの敗北

ルー・リーク : 報酬が足りなかったか?
次はもっとやるから、また来てくれよな……。
ルー・リーク : お前……来てくれたんだな……!
よ、よかった、まさか本当に……
ルー・リーク : い、いや……何でもない……。
ルー・リーク : ちょうどよかった。
情報集めに雇った者が、戻ってくる頃合いだったんだ。
お、来たようだ……
雇われの女 : 頼まれた件について、調べてきたわ。
直近のアンドレイアの目撃情報は、アム・アレーン……
シムーンの背骨の近辺に出没したようね。
雇われの女 : 聞き込みによれば、アンドレイアは、
当地では有名だった大物の毒蠍を罪喰い化させたようね。
そいつが暴れまわって、結構な被害が出ているそうよ。
ルー・リーク : なるほど……ご苦労だったな。
ほら、約束の報酬だ、受け取ってくれ。
ルー・リーク : あちこち歩き回って、情報収集するのも面倒だろう?
人を使えば、手間も省けるってもんだ。
ルー・リーク : 聞いてのとおり、狙い目の獲物が出現した。
さっそく、毒蠍型の罪喰いを討伐するため、
アム・アレーンのシムーンの背骨に向かおう。

クエスト『レンダ・レイの敗北』を引き受けた!

ルー・リーク : さてと、罪喰い化した毒蠍は、
この辺りに徘徊してるって話だった……。
ルー・リーク : しかし、このただっ広い砂漠で、
一匹の獲物を探すってのも、骨が折れるな。
また人を雇いたいところだが、それも見つかりそうにない。
ルー・リーク : 仕方がない、俺とお前で二手にわかれて探そう。
いいか、忘れるなよ、獲物は「毒蠍型の罪喰い」だ。
そいつを先に見つけた方が始末しよう。
ルー・リーク : 集合場所はここだ。
獲物を倒すか、探しても見つからなかったら、
この場所に戻ってくれ……それじゃあ、狩猟開始!

クエスト『レンダ・レイの敗北』の目的『シムーンの背骨のルー・リークと話す』を達成した!

毒蠍型の罪喰いらしき姿はない……。
もっと先で探そう。

クエスト『レンダ・レイの敗北』の目的『指定地点で見渡し、毒蠍型の罪喰いが現れたら討伐』を達成した!
クエスト『レンダ・レイの敗北』の目的『指定地点で再度見渡し、毒蠍型の罪喰いが現れたら討伐』を達成した!

レンダ・レイ : ついにみつけたぞ、バラム・キツェー!
お前がノルヴラント中で食い殺した、
無辜の人々の恨みを晴らしてやる!
レンダ・レイ : そして、駆け出しの賞金稼ぎである、
アタシたちの名声を確かなものにするんだ!
レンダ・レイ : アタシは後方、ふたりは左右に回り込んで、
三方から仕掛けることで、敵をかく乱させる作戦でいくよ!
エルフ族の狩人 : 気づかれた……!
ヒュム族の狩人 : こうなったら、私たちが囮になって敵を引き付けるわ!
レンダは援護をお願い!
レンダ・レイ : ま、待って!
いちど、態勢を整えてから……
レンダ・レイ : クソッ……!
レンダ・レイ : くっ……耳が……
みんな……待って…………
レンダ・レイ : ま、待て……
まだ……終わってない、ぞ……。
レンダ・レイ : ごめんね……
アタシが弱かったばっかりに……。
レンダ・レイ : もっともっと強くなって、
いつか必ず仇を討ってあげるから……。

ルー・リーク : おい、どうしたってんだ?
頭なんか抱えて、普通じゃなかったぞ……。
ルー・リーク : アンドレイアに遭遇したってのも驚きだが、
過去を視る能力だなんて、にわかには信じがたいな……。
ルー・リーク : だが、レンダ・レイが、巨大な角のある魔獣と戦って、
ふたりの仲間を失っていただって?
それと似たような話をどこかで……。
ルー・リーク : まあいい、大罪人のことなんざ知ったことじゃない。
どうやら獲物は、お前が先に討伐したようだな。
彷徨う階段亭に戻って祝杯といこうぜ!

クエスト『レンダ・レイの敗北』の目的『指定地点で待機』を達成した!

ルー・リーク : さあ、祝杯といこう!
遠慮せずに、じゃんじゃんやってくれ……!
ルー・リーク : モグモグ…………どうだ……?
勝利の味は………ゴクゴク……
とことん味わってくれ…………ゴックン。
ルー・リーク : もういいのか?
もっと、頼んでもいいんだぞ……。
ルー・リーク : そういえば……お前の名を聞いてなかったな。
俺たちはもう仲間なんだ、名前を教えてくれ。
ルー・リーク : Aceだな。
リーク&Aceか……
悪くないな、俺たちはきっと名コンビになるぜ!
ルー・リーク : ふたりでアンドレイア討伐を果たして、
このノルヴラント中に、その名を轟かせてやるんだ……!
ルー・リーク : だが、狩人に焦りは禁物だ。
しばらく準備を整えつつ、アンドレイアの動向を伺おう。
今回の報酬も弾むんで、次もまた絶対に来てくれよな!

何と言う?

▷羽振りが良すぎじゃないか?
▷金は大丈夫なのか?

ルー・リーク : 金なら心配しないでくれ。
そんなことより、絶対にまた来てくれよ、約束だぞ……!

クエスト『レンダ・レイの敗北』をコンプリートした!

ルー・リークの出自

ルー・リーク : Ace!
来てくれたか、名コンビが集結したってことだな……!
ルー・リーク : さっそくだが、アンドレイアがコルシア島で目撃されたんだ。
人を雇って調べさせたところ、モブに登録されていた大熊が、
ヤツに狩られて罪喰いと化したようだ。
ルー・リーク : リーク&Aceの出番だぜ。
今回も罪喰い化された魔獣を狩って、コンビの練度を高めるぞ!
さあ、コルシア島のシャドウ・フォールトに狩りに向かおう!

クエスト『ルー・リークの出自』を引き受けた!

ルー・リーク : よし、また前回と同じく……
二手にわかれて獲物となる大熊型の罪喰いを探し、
先に見つけた方が狩る手はずでいこう。
ルー・リーク : 前回は後れを取っちまったが、今度は俺も少し本気を出すぜ!
それじゃあ、狩猟開始だ!

クエスト『ルー・リークの出自』の目的『シャドウ・フォールトのルー・リークと話す』を達成した!

大熊型の罪喰いらしき姿はない……。
もっと先で探そう。

クエスト『ルー・リークの出自』の目的『指定地点で見渡し、大熊型の罪喰いが現れたら討伐』を達成した!

やはり、大熊型の罪喰いらしき姿はない……。
ルー・リークが倒しているかもしれない。
彼を探すことにしよう。

クエスト『ルー・リークの出自』の目的『指定地点で再度見渡し、大熊型の罪喰いが現れたら討伐』を達成した!

ヒュム族の斧使い : もしかして、アンタが「アホぼん」の新しい仲間か?
気の毒にな……。
ドラン族の魔道士 : ひと足、遅かったな。
噂の熊型罪喰いなら、俺たちが仕留めたぞ。
ガルジェント族の剣士 : 悪いが、懸賞金は俺たちがいただく……。

ルー・リーク : Ace……。
残念ながら、先を越されちまったようだ。
こいつは「ランビルド」……以前に俺と組んでいたヤツさ。
ランビルド : そうか、アンタが「アホぼん」の新しい仲間か、気の毒にな……。
大熊型の罪喰いは、俺たちが仕留めさせてもらった。
ルー・リーク : そいつは、アンドレイアに罪喰い化させられたばかりだ。
いったい、どこでその情報を掴んだ……?
ランビルド : お前が雇った女を買収し、先に情報を流してもらったまでさ。
金で動くヤツは、金次第でいくらでも裏切るもんだな。
ランビルド : 今度は、そいつとアンドレイア討伐を狙っているのか?
だが……おかしいなぁ……
ランビルド : 確かお前は、俺のもとを去っていったとき、
「ヤツをひとりで倒す」って豪語してなかったか……?
ランビルド : まあいい……。
どのみち、アンドレイアは俺たちの獲物だ。
こっちはお前なんかより、ずっといい仲間を集めたからな。
ランビルド : ところで、
お前の新しいお仲間には……いくら払ったんだ?
ルー・リーク : だ、黙れ、この野郎!
とっとと、去りやがれ……!
ランビルド : こんな「アホぼん」と組むなんて、アンタも災難だな。
いいか、仲間はちゃんと選んだ方がいいぞ。
ま、うすうす感づいてるだろうが……。
ルー・リーク : ま、まあ、ランビルドが言ったことは気にしないでくれ。
アイツとは、アンドレイアの討伐を目指して、
ふたりで、はぐれ罪喰いを狩って腕を磨いていたんだ。
ルー・リーク : だが、全然使えなかったもんでな。
標的に挑む前に、俺からクビにしてやったのさ。
それにしても、ランビルドのヤツめ、早くも仲間を……。
ルー・リーク : うかうかしていると、アンドレイアまで、
アイツらに横取りされかねないな。
そろそろ、腕試しも終いとするか……。
ルー・リーク : ところで、実はこの島には、もうひとつ用事があったんだ。
悪いがお前にも付きあってほしい。
「ユールモア」まで来てくれ。

クエスト『ルー・リークの出自』の目的『ルー・リークを探す』を達成した!

裕福そうな自由市民 : 見てわからんか?
ショーを楽しんでいるんだ、話しかけないでもらいたい。
冷ややかな労役市民 : これは、これは、
リーク様の……まさか、お友達でしょうか?
ルー・リーク : Ace、
紹介させてくれ、俺の父さんと母さんだ……。
ルー・リーク : 父さん、
俺の親友のAceだ……。
ルー・リーク : こいつはとてもいいヤツで、俺と凄く気が合うんだ。
いま、ふたりで大物を狙っているところさ。
ルー・リーク : その獲物は本当に危険極まりないヤツで、
仕留めることができたら、俺は大きな手柄を立てられるんだぜ!
ルー・リーク : なあ……父さん……聞いてくれよ……
裕福そうな自由市民 : それは、私の愉しみを邪魔してまで聞くことかね……?
狩りごっこでも何でも、勝手にすればいい。
家の名を汚すことさえなければな。
裕福そうな自由市民 : で、いくら欲しいんだ?
小遣いがなくなったんだろう?
使用人に渡してあるから、好きなだけ持っていけ……。
裕福そうな自由市民 : 君もどうせ、金目当てなんだろう?
まあ、せいぜい息子に尽くしてくれたまえ……。
ルー・リーク : 金なんかいらねえよッ!
帰るぞ、Ace……!

クエスト『ルー・リークの出自』の目的『ユールモアのルー・リークと話す』を達成した!

冷ややかな労役市民 : リーク様は、去ったようですよ……。

ルー・リーク : 残念ながら今回は祝杯はない……。
みっともないところを見せて、すまなかった。
これでわかったろうが、俺はユールモアの自由市民の生まれだ。
ルー・リーク : 両親が財産を投じて、自由市民になったもんで、
裕福な暮らしができていたが……あの街は俺にとって退屈でね。
家出して賞金稼ぎになったってわけさ。
ルー・リーク : このクリスタリウムでは、ユールモアの出身と知られると、
色眼鏡で見られるだろうから、隠しているんだ。
ルー・リーク : Aceは親友だから、
ちゃんと知ってもらいたくて、打ち明けたんだぞ……。
ルー・リーク : さて、ランビルドのヤツに先を越されたくないから、
次は本命のアンドレイアの討伐といこう。
神出鬼没のヤツの行方を、たくさん人を雇って……
ルー・リーク : そうだ……俺にはもう、その金がないんだったな。
自分で調べるしかないってことか……。
ルー・リーク : 悪いが、お前に渡す報酬もろくにない。
でも、頼むから……次も必ず来てくれ……!

何と言う?

▷報酬が目当てじゃない

ルー・リーク : そ、そうなのか……?
わかった、俺はお前を信じて待っているぞ……!

▷どうしようかな……

クエスト『ルー・リークの出自』をコンプリートした!

勇気の狩人

ルー・リーク : Ace!
来てくれたか、お前のことをずっと待っていたぞ……。
ルー・リーク : あれから、神出鬼没のアンドレイアの行方を調べようと、
クリスタリウムで聞き込みしてまわったんだがな……
ヤツの目撃情報はなかった。

何と言う?

▷クリスタリウムだけ?

ルー・リーク : ああ、そうだ。
金がなくて人を雇えないんだから、これが限界だろう?

▷外には行ってないのか?

ルー・リーク : だがな……以前にお前が視たという、
レンダ・レイの過去の話が、糸口になるかもしれないんだよ。
ルー・リーク : あの話には、どこか聞き覚えがあったんだが……
俺が幼い頃に、乳母が語って聞かせてくれた寝物語に、
まったく同じ描写があることを思い出したんだ。
ルー・リーク : それは「勇気の狩人」という物語だ。
主人公は賞金稼ぎの狩人で、仲間とともに、
各地でヌシと呼ばれるような、凶暴な魔獣を狩ってまわっていた。
ルー・リーク : あるとき、砂漠で巨大な角のある魔獣と戦うんだ。
だが、狩人の弱点のせいで、ふたりの仲間を失ってしまう。
そして、狩人は死んだ仲間の仇討ちを誓うんだよ……。
ルー・リーク : どうだ……?
お前の視たレンダ・レイの過去とまったく同じだろう?
ルー・リーク : だよな!
「勇気の狩人」は、レンダ・レイの物語なんだ……!
ルー・リーク : 物語は、狩人が新たな仲間を作るが、己の弱点を補うことで、
彼らに頼ることなく、ひとりで魔獣に仇討ちを果たして終わるんだ。
ルー・リーク : 俺の乳母だった「オルヴァラ」は、かつて賞金稼ぎの狩人だった。
どこかで、レンダ・レイの物語を聞いたのかもしれない。
ルー・リーク : そしてもうひとつ……この酒場で聞き込みしたことで、
四使徒について重要なことを知ることができたんだ。
ヤツらは生前の能力や習性を引き継いでいるというんだよ……。
ルー・リーク : アンドレイアがモブの魔獣ばかり狩っているのは、
賞金稼ぎだった、レンダ・レイの習性によるものに違いない!
ルー・リーク : となると、レンダ・レイの物語を知ることによって、
アンドレイアの行方も掴めるかもしれない……。
ルー・リーク : さっそく、オルヴァラから、
「勇気の狩人」の物語を詳しく聞きたい。
彼女の住むコルシア島のゲートタウンに向かおう!

クエスト『勇気の狩人』を引き受けた!

オルヴァラ : あら、リーク坊ちゃんのお友達かしら……?
ルー・リーク : 紹介するよ、俺の乳母だったオルヴァラだ。
彼女は労役市民ではあるが、俺が成長してからは、
都市内に与えられた居室ではなく、ゲートタウンで暮らしてるんだ。
オルヴァラ : あらまあ、かわいいリーク坊ちゃん。
わざわざ、私に会いにきてくれたのかしら……?
ルー・リーク : そ、その呼び方は勘弁してくれよぉ……。
今日は、オルヴァラに聞きたいことがあって来たんだ。
ルー・リーク : 俺が幼い頃、よく話してくれた物語「勇気の狩人」。
あれは、「光の戦士たち」のひとり……
レンダ・レイの話なんだろう……?
オルヴァラ : まさか……
リーク坊ちゃんの口から、その名を聞くなんてね……。
オルヴァラ : ええ、そのとおりよ。
あれはかつて、賞金稼ぎの間で語られた話。
「勇気の狩人」と謳われた、レンダ・レイの物語なの……。
オルヴァラ : 私が若い頃、賞金稼ぎをしていたのは知ってるわね。
そのとき、すでに「光の戦士たち」は大罪人とされていて、
彼らのことは語ることも憚られていたわ。
オルヴァラ : でも、仲間の間では、レンダ・レイが伝説的な狩人として崇められ、
その武勇伝が密かに語り継がれていたの。
オルヴァラ : その物語を、引退して乳母となった私が、
幼いリーク坊ちゃんに語って聞かせたということ。
もちろん、大罪人とされた主人公の名は伏せてね……。
ルー・リーク : やっぱり、そうだったのか……。
そして、俺はその話に感化され、
オルヴァラから弓を習って、賞金稼ぎになった……。
ルー・リーク : 俺たちはいま、レンダ・レイの姿をした罪喰い、
アンドレイアを狙っていて、ヤツの行方を調べている。
そのために、どうか彼女の物語を改めて聞かせてくれ……。
オルヴァラ : そう……あのアンドレイアを、リーク坊ちゃんがね……。
わかったわ……。
オルヴァラ : レンダ・レイは先天的に感覚が鋭く、なかでも聴覚が発達していて、
幼い頃より狩猟にその才能を発揮していたそうよ。
オルヴァラ : かすかな物音でも察知し、どんなに見つけにくい獲物でも、
彼女は確実にとらえて仕留めていたというわ。
オルヴァラ : 成長すると、レンダ・レイはその能力を生かして賞金稼ぎになった。
仲間とともに各地のヌシと呼ばれる凶暴な魔獣を、
次々と倒すことで名を上げていったの。
オルヴァラ : そして、アム・アレーンにて、
ノルヴラント中を渡り歩いて人々を襲う魔獣……
バラム・キツェーの討伐に臨んだ。
オルヴァラ : しかし、ここで長所である耳の良さが仇となって、
彼女は魔獣の咆哮で動けなくなり、ふたりの仲間を失ってしまう。
レンダ・レイは彼らの墓前で、仇討ちを誓ったというわ。
オルヴァラ : 彼女は仇討ちのために、新たな仲間を探すことにした。
そのときに、後の「光の戦士たち」、アルバート一行のことを知り、
接近して転がり込むように仲間になったの。
オルヴァラ : 彼らに受け入れられようと、
レンダ・レイは努めて明るく振舞ったというわ。
仲間を失った暗い過去も隠し、しばらく一緒に旅を続けた。
オルヴァラ : 一行と任務をこなすなか、どんどん腕を磨いていった。
コルシア島では、己の弱点を補うために、
魔獣の咆哮を止める技も編み出したのだとか……。
オルヴァラ : そして、一行がラケティカ大森林に立ち寄った際、
レンダ・レイは、シチュア湿地に、
バラム・キツェーが現れたという噂を耳にした。
オルヴァラ : ついに、仇討ちのときが来たと確信した彼女だけど……
アルバートたちは、ほかに重要な任務があって、
なかなか切り出すことができなかった。
オルヴァラ : それに、今さら暗い過去を打ち明けるのも気が引けたし、
何より、自分の私闘に巻き込んで、また仲間を失うのが怖かった。
オルヴァラ : 悩んだ末に、レンダ・レイは仲間に黙って、
ひとりで、バラム・キツェーの討伐に向かうことにした。
オルヴァラ : そして、彼女はその勇気と、咆哮を止める技によって、
仲間に頼ることなく、見事に魔獣を倒すことに成功したの……。
オルヴァラ : その後、レンダ・レイは何事もなかったように、
アルバートたちに合流し、冒険を続けたというわ。
この偉業から、後に「勇気の狩人」と謳われるようになったのよ。
ルー・リーク : そうだ……俺は幼い頃、そんな勇気の狩人に憧れていた。
まさかそれが、あの大罪人だったとは思いもしなかったが、
その成れの果てを倒そうとしているなんて……皮肉なもんだな。
オルヴァラ : ただ、この話はレンダ・レイを神格化する、
賞金稼ぎたちによって、口承で伝えられてきたもの。
伝わるにつれて、尾ひれもついているので、真相はわからないわ。
ルー・リーク : オルヴァラ、話してくれてありがとう。
久しぶりに会えてよかったよ。
ルー・リーク : アンドレイアは、アム・アレーンに出没した後、コルシア島に現れた。
ヤツがレンダ・レイの習性を引き継いでいて、
その旅路を辿っていると推測したら、次に現れるのは……

何と言う?

▷ラケティカ大森林

ルー・リーク : そうだ!
レンダ・レイがバラム・キツェー討伐を果たした、
ラケティカ大森林のシチュア湿地に違いない!

▷イル・メグ

ルー・リーク : さっそく、俺たちの標的、アンドレイアを探しに、
シチュア湿地に向かうとしよう!
オルヴァラ : リーク坊ちゃん、「勇気の狩人」の真相があやふやなように、
この世界は広くて、本当はわからないことだらけよ。
オルヴァラ : だから、世間の常識なんかにとらわれず、
あなたのその目で見て、耳で聞いて、自分で考えるの。
そして、坊ちゃんなりの答えを見つけてちょうだい。
オルヴァラ : Aceさんと言ったかしら?
リーク坊ちゃんのお友達になってくれて、どうもありがとう。
オルヴァラ : あの子は、両親の愛情を受けることなく育ったので、
至らない点もあるけど、根はいい子なの。
オルヴァラ : どうか、どうか、リーク坊ちゃんをよろしくお願いします……。

クエスト『勇気の狩人』の目的『ゲートタウンのルー・リークと話す』を達成した!

ルー・リーク : オルヴァラには長いこと会ってなかったが、
あんなに老いて小さくなっているなんて、驚いたよ……。
ルー・リーク : さあ、アンドレイアの捜索を始めよう。
見つけ次第、戦うことになるから、覚悟しとけよ。
リーク&Aceの伝説の始まりだ!
ルー・リーク : 推測は、ドンピシャだったようだな……。
いいか、必ず仕留めるぞ……。
ルー・リーク : お、おい! 嘘だろっ!?
こんなときに……!
レンダ・レイ : ごめんね、みんな。
アタシの仇討ちは、ひとりで果たしてみせる……。
レンダ・レイ : 咆哮を止める技、「ダグリングアロー」を編み出したいま、
もうお前には負けない!
いまこそ、仲間の仇を討ってやる……!

「勇気の狩人」の攻略を開始した。
ここからのクエストバトルは、「レンダ・レイ」を操作して行います。

レンダ・レイ : バラム・キツェー!
仲間の仇だ、お前を討ち取ってやる……!
レンダ・レイ : もう以前のアタシじゃない!
「ダグリングアロー」で、その咆哮を止めてみせる!
レンダ・レイ : 成功した! これなら、勝てる……!
レンダ・レイ : お前を倒して、仲間の無念を晴らす!
レンダ・レイ : 吠えさせるものか! 「ダグリングアロー」で止めてやる!
レンダ・レイ : この調子で、止め続けてやる!
レンダ・レイ : 咆哮さえ止めれば、お前なんか……!
レンダ・レイ : これはアタシの仇討ち。
だから、自分ひとりで果たしてみせるんだ……。
レンダ・レイ : あのときのアタシに、いまほどの力があれば、
仲間を失うこともなかったのに……。
レンダ・レイ : 咆哮を上げる力もなくなったか?
いまが好機だ、一気に仕留める!
レンダ・レイ : な、なんだ……?
アイツから強力な力を感じる……まだそんな力が……?
レンダ・レイ : ぐはッ!
そ、そんな……アタシひとりじゃ……勝てな……い。
アルバート : バカ野郎! ひとりで無茶しやがって……!
ブランデン : どうやら、間に合ったようだな……。
ラミット : 大丈夫!? いま、ケガを治してあげる……!
ナイルベルト : やれやれ……とんだじゃじゃ馬だな。
いや、お前の場合、じゃじゃ猫か……。
シルヴァ : とにかく、無事なようでよかったです。
レンダ・レイ : みんな……どうして?
わざわざ、アタシのために……?
アルバート : 話は奴を片付けてからだ!
まだやれるな、レンダ?
アルバート : 手ごたえが変わった!? 硬化しやがったぞ!
ラミット : レンダと私が狙われてる!
仲間を巻き込まないよう、離れて!
ブランデン : 皆、ナイルベルトのもとに集まるんだ!
敵の攻撃を分散させるぞ!
レンダ・レイ : また咆哮を? させるものかッ……!
レンダ・レイ : 何度でも止めてみせる!
アルバート : やるじゃないか、その調子だ!
シルヴァ : みんなで力を合わせましょう!
アルバート : レンダ! ナイルベルト!
ラミットのもとに集まれ!
アルバート : 奴が力を溜め始めた!
大技が来る前に、一気にたたみかけるぞ……!
ラミット : みんな、私のもとに集まって! 力を高めるの!
レンダ・レイ : バラム・キツェー!
仲間とともに、お前を討ち取ってやる……!

アルバート : ふう……なんとか、倒すことができたな……!
無事か、レンダ?
レンダ・レイ : アルバート……みんな……
ありがとう。
レンダ・レイ : そして……
勝手な行動をして……ごめんなさい。
ラミット : 聞かせてくれない?
ノルヴラント中で恐れられた魔獣と、
たったひとりで戦おうとしたわけを……。
レンダ・レイ : アタシには……みんなと知り合う前に、
賞金首の魔獣を狩って旅をする仲間がいたんだ……。
レンダ・レイ : 怖いもの知らずだったアタシたちは、どんどん強い魔獣に挑んだ。
同業者の間でも名を上げて、いつしか傲慢になっていた。
そんなとき、バラム・キツェーと戦って……みんな……。
レンダ・レイ : アタシは仇討ちを誓った。
アルバートたちに加わったのも、
本当はバラム・キツェーの討伐に協力してもらうためだった……。
レンダ・レイ : でも、みんなと仲良くなるにつれて、
過去の暗い話を打ち明けづらくなっていった。
レンダ・レイ : 舞い込む依頼も増えてきて、
アタシの私闘に、みんなを巻き込むわけにいかなくなった。
レンダ・レイ : そして何より……
また仲間を……みんなを失うのが怖かったんだ……。
アルバート : レンダ……俺たちは仲間だ……
そうだろう?
アルバート : どれだけ依頼が舞い込もうと、
仲間のために動かない、「仲間」がどこにいる?
それこそ、仲間からの「依頼」だったら、最優先で引き受けるさ。
アルバート : それに、仲間を失うのが怖いだって……?
俺たちだって同じってことくらい、わかれよ!
アルバート : レンダの弓と耳に救われたことだって、一度や二度じゃない。
今やなくてはならない戦力なんだ!
アルバート : 何より、レンダがいなけりゃ誰が、
ブランデンの小言とナイルベルトの嫌味を聞かされると思う?
そんなの俺ひとりじゃ、耐えられるかっての!
アルバート : ところでさ……
コイツには、莫大な懸賞金が掛けられてるんだろ?
それを倒したんなら、俺たちの名も……!
ナイルベルト : やれやれ、すぐ調子に乗って……。
ブランデン : 勝って兜のなんとやら、だな……。
だが、バラム・キツェーが現れ、怖れていた住人たちは、
討伐の報を知れば喜んでくれることだろう。
アルバート : そ、そういうことだ!
それにレンダが喜ぶことだって、俺たちには重要さ。
だから、今後は何でも相談して、独走は慎んでくれよな!
レンダ・レイ : アタシはみんなのことを思っているようで、
結局は独りよがりなだけだったんだね……。
レンダ・レイ : わかった!
これからは、仲間のために生きる!
どんなことがあっても、みんなについていくって誓うよ!
アルバート : さて……討伐の証を回収すべきじゃないのか?
どうせなら、懸賞金とやらも得ておきたいからな……。
シルヴァ : あら、綺麗なクリスタルですね……。
せっかくですし、貴方の物にしたらどうです?
かつての仲間の形見……いえ、貴方の決意の証として……。

ルー・リーク : おい……おい!
しっかりしろって……!
ルー・リーク : お前、なに考えてるんだよ!
獲物を前にして、また過去を視てたってのか!?
おかげで、アンドレイアに逃げられちまったじゃないか……!!
ルー・リーク : この……役立たず!!
ルー・リーク : もういい!
お前なんかいらない、俺はひとりでアンドレイアを倒す!

何と言う?

▷勝手にしろ……
▷こっちから願い下げだ!

ルー・リーク : 今回の報酬だけはくれてやるから、ゲートタウンまで来い。
そこで、俺たちは終わりだ……。

クエスト『勇気の狩人』の目的『シチュア湿地のルー・リークと話す』を達成した!

オルヴァラ : 何かあったようだけど、
とにかく、ふたりとも無事に帰ってきてくれてよかったわ……。
ルー・リーク : まったく、お前にはがっかりだよ……。
オルヴァラにいくらか金を預けてたんで、
最後の報酬はそこから渡すことにする。
ルー・リーク : リーク&Aceは、これにて解散だ。
じゃあな……あばよ。
オルヴァラ : どうやら、ケンカしてしまったようね。
お金がなくなり、お友達までなくしちゃうなんて……
リーク坊ちゃんの、先行きが心配だわ。
オルヴァラ : あなたには本当に悪いんだけど、
また、私のもとに来ていただけないかしら?
精一杯のお礼は用意するので、どうか、よろしくお願いします……。

クエスト『勇気の狩人』をコンプリートした!

オルヴァラ : Aceさん、
こんな年寄りのもとに、わざわざ来てくれてどうもありがとう。
オルヴァラ : リーク坊ちゃんは、あれから何度か私に会いにきてくれたわ。
でも、新しいお友達もできず、ずっとひとりぼっちなの。
心配だけど、私は歩くのもやっと……。
オルヴァラ : どうかお願い、クリスタリウムの彷徨う階段亭まで、
リーク坊ちゃんの様子を見にいってもらえないかしら?
お礼はこれから精魂込めて用意するわ……。

クエスト『彷徨うアンドレイア』を引き受けた!

ルー・リークの姿が見当たらないようだ……。
辺りの者に彼の行方を訪ねてみよう。

クエスト『彷徨うアンドレイア』の目的『彷徨う階段亭の指定地点で見渡す』を達成した!

ダールフォート : ルー・リーク……さん?
ああ、あまり評判がよろしくない方ですね。
いつもの席にいらっしゃらないなら、私はわかりません……。

メイ・タッチ : ルー・リークか……。
あの、「アホぼん」は金だけが取り柄だったが、
どうやら、それもなくなっちまったらしいからな……。
メイ・タッチ : そうなると、いよいよ誰にも相手にされなくなって、
ずっとひとりで、寂しそうにしていたよ。
行く当てもなさそうだし、そのうち戻ってくるんじゃないか?

ドラン族の魔道士 : あんたは、コルシア島でルー・リークといた……。
覚えてないかもしれないが、俺はランビルドの仲間だった者だよ。
ドラン族の魔道士 : あれから、俺たちはラケティカ大森林に出没するようになった、
アンドレイアの討伐に向かったんだ……。
だが、ヤツの強さは規格外だった。
ドラン族の魔道士 : ランビルドもほかの仲間も次々とやられてしまい、
俺は命からがら何とか逃げてきたんだ。
ドラン族の魔道士 : 臆病者と言われても構わない、
なんせヤツにやられたはずの、ランビルドが立ち上がり……。
ああ、思い出すだけでも震え上がる!
ドラン族の魔道士 : その後も、次々と賞金稼ぎたちが討伐に向かったが、
帰ってきた者は誰ひとりとしていない。
ドラン族の魔道士 : ルー・リークも、ついさっき、
ひとりでラケティカ大森林のシチュア湿地に向かったよ。
かわいそうに、もう見ることもないだろうな……。

クエスト『彷徨うアンドレイア』の目的『彷徨う階段亭で情報を集める』を達成した!

ルー・リーク : お、お前……。
わざわざ駆けつけてくれたってのか……?
ルー・リーク : 大変なことになったんだ!
アンドレイアが、アンドレイアが……!
ルー・リーク : おい、アンドレイア!
いや……レンダ・レイ!
ルー・リーク : お前がひとりでバラム・キツェーを倒したように、
俺も仲間なんかに頼らず、ひとりでお前を倒してみせる……!
ルー・リーク : ラ、ランビルド……ッ!?
ルー・リーク : お前、また過去を視たのか?
今度は何を視たっていうんだ……?
ルー・リーク : そうか、俺が見た直前の光景を……。
過去を視る力ってのも、使いようによっては便利なもんだな。
だがなぜ、あのとき敵前で使ったんだ?

何と言う?

▷自分で制御できるわけじゃない
▷いつ発動するかわからない

ルー・リーク : そ、そうだったのか……。
俺はてっきり、お前の不注意かと……。
ルー・リーク : お前もあの光景を視たのなら話が早い。
ヤツは、ランビルドやほかの賞金稼ぎたちを、
罪喰い化して仲間にしたようだ。
ルー・リーク : それも、ヒュム族の斧使いに、ガルジェント族の剣士、
ドワーフ族の癒し手に、エルフ族の魔道士ときた。
この面子は、「光の戦士たち」と符合する。
ルー・リーク : つまり……
アンドレイアは、かつての仲間たちを再現したってことだ!
ルー・リーク : だが、腑に落ちない点もある……。
アンドレイアがラケティカ大森林をうろつくのは、
バラム・キツェーを探しているからに違いない。
ルー・リーク : レンダ・レイは、バラム・キツェーをひとりで討伐したはず。
ここで仲間を作るのは、過去と食い違う……。
ルー・リーク : な、なんだって?
レンダ・レイは仲間とともに討伐しただって?
じゃあ……伝わっていた話は間違いだったのか……?
ルー・リーク : なんてこった……
俺はレンダ・レイに倣って、ひとりで戦おうとしたってのに……。
ルー・リーク : でも、お前が駆けつけてくれたときに痛感したよ。
仲間って、やっぱりいいもんだなって……。
ルー・リーク : Ace……。
お前に暴言を吐いて、仲違いしてしまったこと、
ずっと後悔していたんだ……。
ルー・リーク : 本当に、本当に、すまなかった……!

何と言う?

▷もういいんだ

ルー・リーク : ありがとう……。
俺の本当の仲間になってくれたのは、お前だけだ……。

▷…………

ルー・リーク : アンドレイアはこの先、バラム・キツェーとの決着をつけるために、
罪喰い化した者たちとともに、延々と森をさまよい続けるだろう。
ルー・リーク : ランビルドは、かつて一緒に組んでいたこともあったし、
ほかの賞金稼ぎたちも、このままじゃ浮かばれない。
討伐することで、その魂を救ってやりたいんだ。
ルー・リーク : そして何より、俺が幼い頃に憧れた、
レンダ・レイの魂を解き放ってやりたくなった。
もう名声目当ての討伐じゃあない……!
ルー・リーク : だが、向こうに仲間ができたいま、俺にもお前という仲間が必要だ。
どうかまた、アンドレイア討伐に力を貸してくれ……!
ルー・リーク : ありがとう、Ace……!
さあ、オルヴァラが心配しているだろうから、
ゲートタウンに戻るとしよう。

クエスト『彷徨うアンドレイア』の目的『シチュア湿地でルー・リークを探す』を達成した!

ルー・リーク : オルヴァラにも感謝しないとな……。
オルヴァラ : Aceさん、
この度は、本当にありがとうございました。
リーク坊ちゃんが無事で安心したわ。
ルー・リーク : オルヴァラ、心配かけてすまなかったな。
おかげで、Aceと、
仲直りすることができたよ。
ルー・リーク : きっと彼女が俺のことを心配して、お前を寄こしたんだろ?
そんなことはわかっていたけど、それでも感謝してるよ。
しかし……いよいよ、お前に渡す報酬がまったくない。
オルヴァラ : 大丈夫よ、リーク坊ちゃん。
私が頼んだことだから、報酬を用意しておいたわ。
口に合うかわからないけど、精魂込めてお料理も作ったのよ。
ルー・リーク : ありがとう、オルヴァラ。
この借りはアンドレイアを討伐して、その懸賞金で必ず払うよ。
ルー・リーク : さあ、リーク&Aceの再結成だな!
アンドレイアは仲間ができたことで、より強力になった。
しばらく、お互い腕を磨くことにしよう。
ルー・リーク : 今度こそ、ヤツを討伐するぞ!
その際には懸賞金が入るから、また必ず来てくれよな……!

クエスト『彷徨うアンドレイア』をコンプリートした!

オルヴァラ : Aceさん、
どうかこれからも、リーク坊ちゃんと仲良くしてくださいな。

不滅なる名コンビ

オルヴァラ : Aceさん、
どうかこれからも、リーク坊ちゃんと仲良くしてくださいな。
ルー・リーク : Ace!
来てくれたか、名コンビの再始動だな……。
ルー・リーク : 改めて、アンドレイアの討伐に向かいたいところだが、
その前に白状させてくれ……。
ルー・リーク : 実をいうと……この俺の実力は……
お前よりも……劣る。

何と言う?

▷知ってた

ルー・リーク : そ、そうか……。
それなら、話が早いな……。

▷本当か?

ルー・リーク : お前の実力を初めて見せてもらったときから、
この俺を凌駕していることには気づいていた。
恐るべきヤツに出会ったと、密かに震えていたもんだ。
ルー・リーク : はぐれ罪喰いを討伐することで、
敵を知るとか、コンビとしての練度がどうのと言っていたが、
本当は俺自身の鍛錬のためだった……。
ルー・リーク : だから、アンドレイア討伐にあたって、
不安要素があるとすれば、この俺の腕前だ……。
ルー・リーク : 相手は仲間ができたことで、5人になった。
片やこっちは、ふたりきり……もちろん、お前の腕は最高だが、
下手したら……俺が……足を引っ張ってしまいかねない。
ルー・リーク : そこで、オルヴァラに相談したところ、
いい知恵を出してくれたんだ……。
オルヴァラ : レンダ・レイは、聴覚が鋭くて大音響に弱かったでしょう?
アンドレイアが彼女の能力を引き継いでいるのなら、
きっとその弱点も残っているはず。
オルヴァラ : だから、何か大音響を出せるものを用意して、
その弱点をつけば、きっと有利に戦えると思うの。
ルー・リーク : そうだ、数で劣る分、こっちは知恵を使うんだ。
さっそく、切り札を作るため……
冷ややかな労役市民 : 失礼します。
リーク様に、お父上からの伝言をお伝えしに参りました。
ルー・リーク : と、父さんから……?
冷ややかな労役市民 : お父上は、リーク様の賞金稼ぎとしての、
悪評を耳になさり、大層ご立腹されております……。
即刻やめて、ユールモアに帰るようにと、仰せつかっております。
冷ややかな労役市民 : もし、やめないというなら、もう息子とは思わないので、
親子の縁を切り、ユールモアの市民権もはく奪する、とのこと。
もちろん、お小遣いも二度ともらえません。
ルー・リーク : そ、そんな……。
ルー・リーク : 父さんと、母さんに伝えてくれ……。
俺は罪喰いを狩る賞金稼ぎのルー・リークだ。
やめる気はないから、縁でも何でも切ってくれて結構。
ルー・リーク : こっちも、アンタらを親とは思わない、
俺の親はオルヴァラ、ただひとりだってなッ……!
冷ややかな労役市民 : かしこまりました。
それでは、そうお伝えしておきます。
ルー・リーク : ふん、とんだ邪魔が入ったな。
さてと、大音響を出す切り札を作るため、
クリスタリウムのミーン工芸館まで相談にいこう。
オルヴァラ : あのリーク坊ちゃんが、立派になって……。
あなたというお友達ができたおかげで、
大きく成長してくれたみたいね、本当に感謝しているわ。

クエスト『不滅なる名コンビ』を引き受けた!

オルヴァラ : リーク坊ちゃんは、あなたというお友達ができたおかげで、
大きく成長してくれたみたいね、どうもありがとう。

ルー・リーク : クリスタリウムには長くいるが、ミーン工芸館は初めてだ。
勝手がわからないんで、適当に話しかけてみよう。
ロース : おう、どうした?
こちとら、ミーン工芸館に何か用かい?
ルー・リーク : ひとつ、作ってほしいものがあるんだ。
とにかく大音響を出すことが目的なんだが……
それも、持ち運びできるような、小型のものにしてほしい。
ロース : こりゃまた、漠然とした注文がきたもんだ。
そうだな、デカイ音となれば、特殊な火薬を調合して……
ロース : うん、音だけに特化するなら、そんなに難しくはないはずだ。
しかし、特殊な素材がいくつか必要になるだろう。
それを集めてもらわないとな。
ルー・リーク : ちょ、調達か……。
いったい、何を取ってくればいいんだ?
ロース : まず、コルシア島に棲息する魔獣のフンだ。
そして、ラケティカ大森林に自生する野草を数種……
あとは、アム・アレーン産の黒鉄鉱がいる。
ルー・リーク : そ、それってつまり、ノルヴラント中を駆け回れってことか?
いったい、どれほどの労力が…………
ルー・リーク : いや、もうそんなことは言ってられない!
わかった、すべて調達してこよう。
ルー・リーク : Ace。
お前には散々、迷惑をかけてきた。
ここは俺に任せて、彷徨う階段亭で待っててくれ!

クエスト『不滅なる名コンビ』の目的『ミーン工芸館のロースと話す』を達成した!

ロース : やっこさん、あっという間に行っちまったが、
ひとりですべて集めるのは大変だぞ。

ルー・リーク : な、なんとか、すべての素材を調達して……
大音響を出すための……切り札が完成したぞ……。
ルー・リーク : あの職人、こっちに金がないと知ると、
作り方だけ教えられ、俺が作らされるはめになった。
こんなに駆け回って雑用をこなしたのは、生まれて初めてだぜ。
ルー・リーク : 疲れ果てたが、どこか清々しい気分だな。
だが、本番はこれからだ……。
ルー・リーク : 大音響を出す火薬を仕込んだ特製の矢……
名付けて「ソニックアロー」!
これさえあれば、きっとアンドレイアを倒せる!
ルー・リーク : さあ、今度こそ、
リーク&Aceの伝説の始まりだ。
ラケティカ大森林のシチュア湿地へ向かおう……!

クエスト『不滅なる名コンビ』の目的『指定地点で待機』を達成した!

金矢のルー・リーク : さあ、入魂の「ソニックアロー」をお見舞いしてやるぜ!
アンドレイア : グ、グウウゥ……。
金矢のルー・リーク : やったぞ、効果ありだ!
いまのうちにアンドレイアを……!
金矢のルー・リーク : なにッ!? アンドレイアを……護っている?
このままだとヤツに手を出せない、ほかの者から片付けるぞ!
金矢のルー・リーク : ランビルド、この野郎!
化け物になっても、相変わらずイヤなヤツだぜ!
金矢のルー・リーク : しつこいぞ、ランビルド!
罪なき戦士 : グギギァァアアアッ!
金矢のルー・リーク : ギャー!
金矢のルー・リーク : 成仏してくれ!
罪なき戦士 : グギギギギ…!
金矢のルー・リーク : うわーッ!
金矢のルー・リーク : そんなに俺が好きか?
金矢のルー・リーク : いいぞ! 残るはふたりだけだ!
金矢のルー・リーク : アンドレイアは俺が引き付ける!
お前は魔剣士を頼む!
金矢のルー・リーク : 俺が相手だ、アンドレイア!
金矢のルー・リーク : チッ、アンドレイアをかばいやがった……!
先に魔剣士を倒すぞ!
金矢のルー・リーク : Ace! いまいくぞ!
金矢のルー・リーク : 気をつけろ! 空から矢が降ってくるぞ!
金矢のルー・リーク : 残るはアンドレイアのみ! このまま討ち取るぞ!
リーク&Aceの伝説を作るんだ!
金矢のルー・リーク : 安らかに眠ってくれよ……レンダ・レイ……。

金矢のルー・リーク : クソッ……俺たちの……伝説……が……。

ルー・リーク : やったぞ!
ついに、アンドレイアの討伐を果たしたんだ……!!
ルー・リーク : どうしたんだ?
何か見つけたのか……?
ルー・リーク : なっ……
お前は…………
ルー・リーク : レンダ……レイ……?
レンダ・レイの幻影 : バラム・キツェーとの戦いで仲間に救われてから、
アタシは仲間のために生きると誓った……。
レンダ・レイの幻影 : アルバートが「影の王」と戦って、世界を救うと誓ったときも、
内心、怖かったけど……仲間といっしょに戦う道を選んだ。
レンダ・レイの幻影 : 仲間についていくために、アタシは自分の自由を捨てた。
故郷の両親が死んでたことは、「影の王」を倒したあとに知った。
でも、それは仲間も同じこと。
レンダ・レイの幻影 : みんな、世界のためにすべてを捧げた。
なのに……世界を救えなかった……。
レンダ・レイの幻影 : 仲間は、世界を救うために命を断つことを選んだ。
それならアタシも、いさぎよく捨ててみせよう……。
世界ではなく、仲間のために……。
ルー・リーク : な、なんだって……!?
レンダ・レイの幻影 : アタシは、どこまでも……仲間といっしょに…………。
ルー・リーク : ま、待ってくれ!
俺はアンタに憧れて……
ルー・リーク : いったい……どういうことだ……?
ルー・リーク : 命を投げうって、別世界に行った?
それも、この世界を救うためだって……?
ルー・リーク : Ace、
ここまで俺に付き合ってくれて、本当にありがとう。
ルー・リーク : 俺は「光の戦士たち」のことを何も知らなかった。
ただ伝わるままに、彼らのことを大罪人と蔑んでいたんだ……。
ルー・リーク : 両親のように享楽に溺れるヤツらを、俺は内心で見下していた。
だが、世界から目を背け、真実を知ろうともしなかったところは、
自分も同類だったのさ……。
ルー・リーク : でもこれで、レンダ・レイの無念を、
少しでも晴らすことができただろうか……。
ルー・リーク : 討伐を果たしたことを、オルヴァラに伝えたい。
そして、そのあとに詳しく聞かせてほしい。
レンダ・レイの……真の英雄たちの物語を……。

クエスト『不滅なる名コンビ』の目的『シチュア湿地のルー・リークと話す』を達成した!

ルー・リーク : オルヴァラも喜んでくれてるぞ!
今度、懸賞金で何か買ってやろうかな……。
オルヴァラ : リーク坊ちゃん、Aceさん、
念願のアンドレイアの討伐、おめでとう!
そして、どうもありがとう……。
オルヴァラ : 実を言うとね、
私もかつてレンダ・レイに憧れて、賞金稼ぎになった口なの。
そんな目標だった人が罪喰いになるなんて、とても悲しかったのよ。
オルヴァラ : でも、これで彼女の魂も浄化されたことでしょう。
なぜだか、私も救われた気分だわ。
世間では大罪人だけど、レンダ・レイは私にとって英雄だから……。
ルー・リーク : 彼女は俺にとっても英雄さ。
今度は「勇気の狩人」の物語を、俺が語り継いでいく番だ。
レンダ・レイと仲間たちで魔獣を退治した、本当の物語をな……。
ルー・リーク : それじゃあ、
懸賞金をもらって、彷徨う階段亭で祝杯といこうぜ!

クエスト『不滅なる名コンビ』の目的『ゲートタウンのオルヴァラと話す』を達成した!

オルヴァラ : これでレンダ・レイの魂も浄化されたことでしょう。
なぜだか、私も救われた気分だわ。
世間では大罪人だけど、彼女は私にとって英雄だから……。

ルー・リーク : 懸賞金をもらってきたんで、
さっそく、祝杯といこう!
さあ、今日はじゃんじゃんやろうぜ……!
ルー・リーク : さて、聞かせてもらおうか。
レンダ・レイと、「光の戦士たち」の真実を……
そしてよければ、お前がしてきた冒険の物語もな……。
ルー・リーク : なんて……話だ……。
世界を救うために、命を絶ってまで別世界へ行って、
なんとか光の氾濫を食い止めたのに……大罪人だなんてな……。
ルー・リーク : それも、レンダ・レイは世界のためじゃなく、
仲間のために、命を捨てたと言っていた。
ルー・リーク : 俺はただ、一緒にいてくれる仲間がほしいだけだったが、
彼女の言う「仲間」ってものは、生半可なものじゃないんだな。
ルー・リーク : Aceは俺にとって、
初めての本当に仲間といえる存在だ。
お前が危険に飛び込むなら、俺も助けに行く覚悟はある。
ルー・リーク : だが、そのために自由を捨てたレンダ・レイは、
親の死に目にもあえず、命まで捨てることになった。
正直、俺はそこまで腹をくくれるとは言い切れない……。
ルー・リーク : それに、お前の冒険の話を聞いて、自分が世間知らずの、
甘ちゃんだったと、痛いほど身の程を知ったよ。
まさか、その身に世界を背負わされているなんてな……。
ルー・リーク : Aceと俺は器が違う。
お前にどこまでもついていこうと思っていたが、
すまない、俺は力不足だな……。

何と言う?

▷本気でついてくる気だったのか?

ルー・リーク : ああ、もちろん本気だ。
俺はこれから、ずっとお前と一緒にいるつもりだった……。

▷お前には、お前にしかできないことがある……

ルー・リーク : お前はこれからも、世界を背負って冒険を続けるだろうが、
俺は自分の身の丈に合ったものを背負うことにするよ。
それは、育ての親であるオルヴァラだ……。
ルー・リーク : 久々に再会した彼女は、思いのほか年老いて小さくなっていた。
オルヴァラは自ら望んでゲートタウンで暮らすようになったが、
身寄りもなく貧しい生活をしている。
ルー・リーク : 俺を育て尽くしてくれた、彼女の面倒を見て幸せにすること。
それが、いまの俺が背負うべきことだと思い至ったんだ。
ルー・リーク : そんなわけで、リーク&Aceは、
ふたりが集まったときだけの、限定的なコンビってことになる。
ルー・リーク : それじゃあ、俺はゲートタウンのオルヴァラのもとにいるから、
たまには足を運んでくれよな!
俺たち名コンビは不滅だぞ……!

クエスト『不滅なる名コンビ』をコンプリートした!

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