ガンブレイカークエスト

目次

ガンブレイカーへの誘い

殺害予告? 人気演奏家を護れ!

ソフィー : アタシたちは、冒険者というものにも疎いんで、
キミがいてくれると助かるよ。
ラドヴァン : いいぞ、様になっているじゃないか。
私の見込みどおり、きっと君には才があるはず。
すでにソウルクリスタルから、いくつか技も引き出せたことだろう。
ラドヴァン : さて、これから私たちは、ともに護衛稼業を始めるのだ。
仲間となる君の名を聞いておこう。
ラドヴァン : Stryだな……
これからよろしく頼む!
ソフィー : よろしくね、Stry!
ところで、グリダニアへ向かう前に、
冒険者のキミに、先んじて聞いておきたいことがあるんだ。
ソフィー : エオルゼアでは、アタシたちのような余所者でも、
冒険者になれば、自由に仕事ができると聞いたんだけど……
そのためには、まずどうすればいいものかな?
ソフィー : なるほど、冒険者ギルドってところに登録することで、
冒険者として活動できるようになるんだね。
ラドヴァン : よし、それでは一路、
グリダニアの冒険者ギルドとやらへ向かおう!

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』を引き受けた!

ソフィー : 冒険者って、自由で伸び伸びとしていて、
いいもんだね。
ラドヴァン : ミューヌさんと話して、冒険者としての登録は済ませた。
自由な働き方を支援してくれる冒険者ギルドとは、
なかなか、よい制度だな。
ソフィー : 帝国に統制された属州国では考えられないね。
そして、護衛稼業の相談をしたら、ちょうどギルドに、
護衛の依頼がきてたもんで、さっそく紹介してもらったんだ。
ラドヴァン : 依頼人の「ラサンシュー」という人が、
鬼哭隊屯所近くの建物前にいるので、まずは話を聞きにゆこう。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『カーラインカフェのラドヴァンと話す』をを達成した!

ソフィー : この街は、森とうまく調和しているね。
自然まで支配せんとする帝国とは大違いだ。
ラドヴァン : まずは、依頼人のラサンシューさんから話を聞こう。
ラサンシュー : 初めまして、ラサンシューといいます。
護衛していただきたいのは、私が世話係をしている、
あの超人気ハープシコード奏者、「エディシア」嬢です。
ラサンシュー : ど、どなたもご存じないようですね……。
とにかく、エディシアはいま売れっ子の奏者なんですが、
先日、彼女に殺害を予告する脅迫状が届いたのです……。
ラサンシュー : 最初はタチの悪い悪戯くらいに考えていたのですが、
練習の帰り道に、何者かに投石される事件が発生しまして……。
幸い、彼女には当たりませんでしたがね。
ラサンシュー : それからというもの、犯人が捕まるまではと、
エディシアには音楽活動を休止させ、外出を控えさせています。
ラサンシュー : しかし、そんな彼女がどうしても外に出て、
ミィ・ケット野外音楽堂まで散歩がしたいと言って聞かないんです。
ソフィー : えっ!?
それじゃあ、今回の依頼って散歩を護衛するだけ……?
ラドヴァン : いや、脅迫された者の身を思えば、事態は深刻だろう。
何より意にそぐわず、部屋に籠もらされているとは不憫だ。
エディシアさんをお護りしよう!
ラサンシュー : よろしくお願いします。
それでは、私は支度を始めるので、
そちらも準備が整い次第、またお訪ねください。
ラドヴァン : さっそく、初仕事といきたいところだが、
その前に護衛対象について、もう少し知っておきたい。
エディシアさんについて、街中で情報収集しておこう。
ラドヴァン : 彼女の噂や評判を聞くことで、
犯人の見当もつくかもしれない。
目的地の視察もかねて、野外音楽堂の周辺で聞き込みをしよう。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『鬼哭隊屯所付近のラサンシューと話す』をを達成した!

フランケ : 俺はエディシアに夢中なんだ!
ただ、ファンの中には危険な者もいるみたいだ。
彼女を独り占めしたいと考える輩がね……。
フランケ : 脅迫状を送った犯人は、そういう類の奴だって、
もっぱらの噂だよ。
エステヌ : エディシアの音楽会は常に満員御礼だよ。
その演奏力もさることながら、彼女の奇抜なファッションや、
個性的なキャラクターが、市民たちの人気を集めているようだね。
シンプキン : エディシアについて知りたいって?
彼女はグリダニア音楽界に彗星のごとく現れた天才さ。
とにかくその演奏力は、人間離れしているんだ。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『ミィ・ケット野外音楽堂付近で情報収集する』をを達成した!

オンディヌ : エディシアは素晴らしい才能を持っているわ……
ソフィー : エディシア、すごい人気みたいだけど、
かなり変わった娘らしいね……。
ラドヴァン : 聞き込みをしてくれたようだな。
こちらの女性は、オンディヌさんといって、
彼女もハープシコードの奏者らしい。
オンディヌ : エディシアは素晴らしい才能を持っている娘よ。
これからも、まだまだ伸びるはずなのに、
活動休止に追い込まれるなんて、残念でならないの。
オンディヌ : 脅迫状の送り主はきっと、行き過ぎたファンに違いないわ。
でも、あなたたちがエディシアを護ってくれるそうでよかった。
これで、彼女も安心して外に出られるわね……。
ラドヴァン : Stry、
君が聞き込みで得た情報を教えてくれないか……?
ラドヴァン : ふむ……やはり、脅迫状を送ったのは、
過激なファンである可能性が高いようだな。
ラドヴァン : だとすると、本当に危害を加えるつもりというより、
脅しをかけたかっただけかもしれないが、油断は禁物だ。
さあ、準備を整えたらラサンシューさんのもとへ向かおう。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『ラドヴァンと話す』をを達成した!

ソフィー : エディシアって、どんな娘なんだろうね……?
ラドヴァン : どうやら、ラサンシューさんの準備は万端のようだな。
さて、初仕事といこう。
ラサンシュー : そちらも、準備ができたようですね。
すみませんが、エディシアが支度に手間取っているので、
もうしばらく、お待ちください。
エディシア : おっまた~。
あなたたちが、護ってくれる人?
私はエディシア、どうぞよろぴくね~!
エディシア : わ~い!
おひさまてんてん、いい天気~!
ソフィー : 想像以上に、変わった娘だったね……。
それにしても、斬新なファッションセンスだわ……。
ラドヴァン : よ、よし、それでは護衛開始といこう。
だが、この人数でぞろぞろ歩くと、目立ってしまい、
かえって標的の到来を、犯人に報せてしまう恐れがある。
ラドヴァン : 護衛は、私とStry、
このふたりに任せてくれないか……?
ソフィー : まあ、ふたりで充分そうだし、
大人しく待っとくよ。
ラサンシュー : 確かに、私は足手まといにしかなりませんね……。
どうか、エディシアをよろしくお願いします!
ラドヴァン : さあ、ミィ・ケット野外音楽堂まで、抜かりなくゆくぞ!
エディシア : お散歩、しゅっぱ~つ!
レストエリアから離れた。
このコンテンツには「アイテムレベルシンク:265」が設定されています。
アイテムレベルシンク中は、すべての装備品の性能が、
アイテムレベルシンク以下になるように調整されます。
剛堅のラドヴァン : さあ、護衛開始だ!
ミィ・ケット野外音楽堂まで、彼女を無事に届けるぞ!
セースリダ : あれは……!?
人気ハープシコード奏者のエディシアじゃない!
剛堅のラドヴァン : やれやれ、ファンに足止めされたか……。
ものはついでだ、エディシアさんについて聞き込みしよう。
ミリス・アイアンハート : エディシアの演奏は、探検にも劣らぬ魅力があるわ。
活動休止したって聞いたけど、元気そうでなによりね。
セースリダ : 私はエディシアの大ファンなの!
こんなに近くで見れるなんて感激だわ!
ヤ・ミトラ : エディシアが恨みを買うとしたら、行き過ぎたファンか、
もしくは、彼女に嫉妬する同業者かしら……?
ヤ・シュワエ : エディシアの人気は本当にすごいの。
彼女の登場で、ほかの演奏家がかすんじゃうくらいよ。
ジョナサス : いまは、お前さんの体験談を聞いているときではない。
とにかく、エディシアちゃんと握手を……
剛堅のラドヴァン : なるほど、彼女の人気によってかすんでしまった、
同業者の嫉妬という可能性もあるわけだな……。
盗賊団の斧使い : 野郎ども! うさぎ耳をつけた小娘を狙え!
剛堅のラドヴァン : その身なり、森で襲ってきた盗賊団の者か!?
盗賊団の斧使い : いいから、その小娘を置いていきな。
さもなくば、力ずくで奪い取るまでだ!
剛堅のラドヴァン : そうはさせるか!
Stry、エディシアさんを護るぞ!
顕学のヤ・ミトラ : 事情はわからないけど、緊急事態のようね。
回復は私に任せてちょうだい!
剛堅のラドヴァン : 「ロイヤルガード」の技を利用するんだ。
敵を引き付けやすくなるぞ。
剛堅のラドヴァン : ほかにも敵の気配がする、よく周りに注意しておくんだ……。
剛堅のラドヴァン : まさか、街中に盗賊団が潜んでいるとはな。
しかし、なぜ奴らが彼女を……?
剛堅のラドヴァン : 引き続き注意しながら進もう。
奴らはどこから襲ってくるかわからないぞ。
剛堅のラドヴァン : 私は右の盗賊を片付ける!
Stryは、左の奴らを頼む!
ホディン : おい、何をやっている!?
剛堅のラドヴァン : 加勢に感謝する!
襲いくる盗賊団から、エディシアさんを護るのだ!
剛堅のラドヴァン : 頭目の登場のようだな!
君にソイルの使い方を教えておこう……。
剛堅のラドヴァン : 「ソリッドバレル」でソイルに魔力を込めることができる。
それによって強力な「ビートファング」を放てるぞ!
剛堅のラドヴァン : やるじゃないか!
その調子で、このまま奴を片付けるぞ……!
盗賊団の長 : クソッ、なんて強さだ。
こんな手強い護衛がいるなんて、聞いてないぞ……。
ホディン : こいつらは私に任せてくれ。
鬼哭隊屯所に連行し、ゆっくり話を聞いておこう。
剛堅のラドヴァン : さあ、ミィ・ケット野外音楽堂までもうすぐだ。
最後まで抜かりなくゆこう。
剛堅のラドヴァン : おかしい……真昼間なのにやけに静かだぞ……。
仮面の女 : バカな娘ね……
大人しく部屋に籠もってればいいものを……。
仮面の女 : アンタが音楽堂に来るって聞いたんで、
大金をはたいて、ここを貸し切らせてもらったの。
仮面の女 : この舞台は私のものよ!
もう二度と足を踏み入れられないよう、
アンタには永遠に消えてもらうわ……!!
仮面の女 : さあ、アンタたちには、大金を払ったんだから、
ちゃんと働いてちょうだい!
剛堅のラドヴァン : Stry、手分けして戦うぞ!
エディシアさんを必ず護り切るんだ!
仮面の女 : まったく、役に立たない奴らね。
こうなったら、私のかわいい猫ちゃんの出番よ!
剛堅のラドヴァン : どうやら、彼女が黒幕の脅迫者のようだが……
まさか、魔獣をけしかける気か!?
剛堅のラドヴァン : 魔獣の攻撃を見極めてくれ!
エディシアさんに危害が及ばないよう立ち回るんだ!
剛堅のラドヴァン : この魔獣、魔力で紡いだ雷を誘導できるようだ!
剛堅のラドヴァン : エディシアさんに当たる前に、体当たりして散らすんだ!
剛堅のラドヴァン : 紫雷の数が増えたぞ!
エディシアさんに当たる前に急げ!
仮面の女 : アンタたち、さっさとやっちまいな!
剛堅のラドヴァン : チッ、まだ盗賊が残っていたようだ!
先に奴らから倒すぞ!
剛堅のラドヴァン : よし、これで片付いたようだな……。
仮面の女 : 私の……かわいい……猫ちゃんが……。
レベルシンクが解除されました。
ラドヴァン : もう逃げられんぞ。
手荒な真似はしたくない、正体を現すんだ……。
ラドヴァン : あんたは……ハープシコード奏者の……
なぜ、彼女を狙った……?
オンディヌ : ふん、エディシアのおかげで、私の人気は衰え忘れ去られた……。
派手な格好でひと目を引いただけの、ぽっと出の小娘に!
忌々しいったら、ありゃしない!
ソフィー : 騒ぎが聞こえたから、神勇隊の人と駆けつけたんだ。
とにかく、無事なようでよかった……。
実直な神勇隊士 : オンディヌは神勇隊が連行しておいた。
まさか、彼女が盗賊団を雇ってこんなことを企てるとはね……。
実直な神勇隊士 : オンディヌはハープシコードのベテラン奏者であり、
グリダニアでは有名な富豪のひとりなんだ。
そして、盗賊団の強盗に遭った被害者だった。
実直な神勇隊士 : おそらく、そのときに盗賊団と密かに繋がり、
エディシア嬢の殺害を依頼したのだろう……。
実直な神勇隊士 : よもや、奴らが街中へと侵入し、
人気奏者を襲おうとしていたとは、想定外だったよ。
今回のキミたちの働きには、深く感謝するッ!
ラサンシュー : この度は、誠にありがとうございました。
黒幕も捕まったことで、これからは安心して、
エディシアの音楽活動を再開させることができます。
ソフィー : ところで、盗賊団の狙いがエディシアなら、
なんで、アタシたちは森でヤツらに襲われたんだろう……?
エディシア : それはきっと、あなたの耳のせい。
私をよく知らない盗賊団が、間違えて襲ったんだわ。
エディシア : 護ってくれて、本当にありがとう。
あなたたちに、ぜひともお話したいことがあるの。
でも、人前では話しにくいから……場所を変えてもいい?
ラサンシュー : エディシア?
人前で話しにくいこととは何でしょう……?
エディシア : ラサンシューはもう帰って、
レディのデリケートな話だから、絶対に教えない。
ラサンシュー : ええ……?
そ、そんな……。
ラサンシュー : トホホ、なんで私だけ……。
大人しく、事務所に帰ることにします。
本当にお世話になりました……。
エディシア : それじゃあ、お手数だけど、
あなたたちは、グレートローム農場までついてきて。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『ラサンシューと話す』をを達成した!

ソフィー : どうする?
愛の告白だったら……。
ラドヴァン : さて、いったい何の話だろうか……。
エディシア : 手間をかけさせて、ごめんね。
護ってくれたあなたたちには、本当のことを知ってほしくて……。
私が外に出たいと言ったのは、単なるワガママじゃなかったの。
ラドヴァン : こ、これは、いったい……?
ラドヴァン : シルフ族という獣人だと……?
エディシア : そう、わたぴの正体はシルフ族。
ハープシコードの音色に魅せられ、
ヒトに化けて奏者になったのでふっち。
エディシア : シルフ族には光合成が欠かせないのでふっち。
長い間、部屋に籠っていると死んでしまうから、
どうしても外に出て、日光を浴びる必要があったのでふっち。
エディシア : このことは、ラサンシューも知らない。
これからも、大好きなハープシコードを演奏したいから、
わたぴの正体、どうか秘密にしておいてほしいでふっち。
ラドヴァン : もちろんだとも。
ここで見たことは、墓まで持っていくことにしよう。
エディシア : どうもありがとう!
いつか、あなたたちも、私の演奏を聴きにきて。
それじゃあまたね、バイビー!
ラドヴァン : 思わぬ幕切れとなったが、初仕事を無事に終えたな。
そして君は、私の見込み以上に、
ガンブレイカーとしての素質を備えていたようだ。
ラドヴァン : いまこそ、話が途中になっていた、
我らガンブレイカーのルーツを教えよう……。
ラドヴァン : 古代アラグ帝国が栄華を誇っていた、第三星暦時代。
少数民族だったロスガル族は、巨大帝国に虐げられ、
僻地に築いた小国でひっそりと暮らしていた。
ラドヴァン : 彼らを率いていた女王の名は「グンヒルド」。
そして、女王を護る近衛たちは、特殊な剣を持っていた。
武器であると同時に魔器でもある品を……。
ラドヴァン : そう、「ガン」とはグンヒルドが略されたものであり、
ガンブレードとは「グンヒルドの剣」という意味なのだ。
ラドヴァン : その後、アラグ帝国で弾丸を発射する武器が考案されたとき、
形状がガンブレードに似ていたために「ガン」と呼ばれた。
今に続く「銃」という言葉のルーツは、そこにある。
ラドヴァン : 親衛隊の一族はアラグ帝国の侵略に抗い続け、
ことさらまがい物の「銃」を目の敵にして破壊した。
そこから、彼らは「ガンブレイカー」と呼ばれるようになったのだ。
ラドヴァン : 結局、第四霊災によって、小国はアラグ帝国もろとも滅びた。
ガンブレイカーの技は、生き残った一族によって長い間、
ひっそりと継承されてきたが、それがいま途絶えつつある。
ラドヴァン : かくいう私も、その一族の末裔。
君にガンブレイカーとなってもらったのは、
消えゆく技を引き継いでほしかった、という意図もあったのだ……。
ソフィー : もう終わった……?
ともかく、オッサンが言いたいのは、
今後もキミに、ガンブレイカーとして精進してほしいってこと。
ラドヴァン : ま、まあ……結論はそういうことだ。
本当は一族以外の者に、技を授けるのは伝統に反するのだが、
君という逸材を見つけ、いてもたってもいられなくなったんだ……。
ラドヴァン : さて、エオルゼアといっても広い。
グリダニアだけに留まらず、次の都市に向かおうと思う。
ほかの地にも、きっと護衛を必要としている人がいるはずだ。
ソフィー : それじゃあ、ウルダハに行こう!
商人の国だから、いろんな物が売ってるらしいね!
ラドヴァン : それでは、ウルダハへ向かおう。
冒険者ギルドは各都市にあると聞いた。
まずは、そこで仕事を探すことにしよう。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』の目的『エディシアと話す』をを達成した!

ソフィー : いろんな物が売ってて目移りしちゃうね!
さっそく、この服を買っちゃったよ……!
ラドヴァン : ウルダハとは、かくも活気に溢れた街なのだな。
絶望や諦観が蔓延する帝国属州とは大違いだ。
ソフィー : 本当に賑やかでいいもんだね!
さっそく、この服を買っちゃったよ……!
ラドヴァン : 冒険者ギルドに、護衛の依頼がないか聞いてみたが、
さすがに、そう都合よくはないようだ。
仕事が入るまで、君はしばらく腕を磨いておいてくれ。

クエスト『殺害予告? 人気演奏家を護れ!』をコンプリートした!

痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!

ソフィー : ゴールドソーサーってところに行ってみたいんだけど、
オッサンが遊びに来たんじゃないってうるさいんだ。
息抜きも必要だと思わない……?
ラドヴァン : よく来てくれた、Stry……。
この街には、どこか懐かしさを感じていたのだが、
城塞に囲まれた姿が祖国に似ていることに気がついた。
ラドヴァン : 帝国に支配された我が国は、こうも賑やかではなかったがな。
それでもまだ、故郷がこの世に存在していた頃はよかった……。
ソフィー : ちょっと、ひとりで感傷的にならないでよ。
Stryが、困っちゃうじゃない。
ラドヴァン : すまない、年のせいか、つい……。
私の話はさておいて、護衛の依頼が舞い込んできたぞ。
ラドヴァン : 依頼人は「オリエル」という女性だ。
ザル大門にて、彼女と待ち合わせしているので、
話を聞きにいこう。

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』を引き受けた!

ティム : は、はじめまして……。
ソフィー : かわいいお子さんだね。
ラドヴァン : オリエルさんから依頼の内容を聞こう。
オリエル : どうも、依頼したオリエルといいます。
お願いしたいのは、私と息子のティムの護衛……
付きまとってくる別れた夫から、私たちを護ってほしいのです。
ラドヴァン : ううむ……困ったぞ。
これは、我らが介入すべきなのだろうか?
相手が元夫ならば、オリエルさんからしっかりと言った方が……
ソフィー : そう言わず、引き受けてあげなよ……。
別れた女に執着する男は、何をしでかすかわからないからね。
ラドヴァン : そ、そういうものか……。
わかった、あなたたちをお護りしよう。
オリエル : ありがとうございます。
元夫の「ゲラート」は、ひとけのないところで現れます。
私が街の外にでも出れば、きっと言い寄ってくるでしょう。
ラドヴァン : なるほど、それでは我らは物陰に隠れておいて、
ゲラートが現れたら、すぐさま飛び出すことにしよう。
そして、付きまとわぬよう警告し、従わぬなら脅しをかけよう。
オリエル : どうぞ、よろしくお願いします。
では、中央ザナラーンの刺抜盆地あたりに向かいましょう。

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』の目的『ザル大門のオリエルと話す』を達成した!

ソフィー : ゲラートってのは、どんな男なんだろうね……。
オリエル : どうか、物陰に隠れていてください。
ティム : お父ちゃん……。
ラドヴァン : できるだけ手荒な真似はしたくない、
ゲラートが現れたら、まずは私から警告しよう。
ラドヴァン : そこまでだ!
彼女から離れろ……!!
ゲラート : な、なんだ、あんたらは……?
ラドヴァン : 我らはオリエルさんに雇われた護衛。
彼女に付きまとうのは、もうやめるんだ……!!
ゲラート : そんな……
俺は息子を護りたいだけ……
オリエル : この子の親権は私にあるの!
あなたはもう、私たちに関わらないでちょうだい!
ラドヴァン : 二度とオリエルさんたちに付きまとうな!
さもなくば、痛い目に遭うことになるぞ……!!
オリエル : よかった!
これでやっと、安心できます。
どうもありがとうございました……!
ラドヴァン : 喧嘩沙汰にならずに済んでよかった。
かなり脅してやったので、さすがに懲りたろう。
ラドヴァン : 今回は君の力を借りるまでもなかったが、
誰も傷つくことなく、穏便に済んでなにより……
ソフィー : 待って……。
あのオリエルって人、まさか……
ソフィー : ごめん、どうしても気になることがあるの。
彼女を尾行させて!
ラドヴァン : いったいぜんたい、何が起こっているのかサッパリだが、
我らも後を追おう。

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』の目的『刺抜盆地のラドヴァンと話す』をを達成した!

こんなところで、何を……?
ラドヴァン : オリエルさんは、こんなところでいったい……
おっと、誰か来たようだ。
人相の悪い男 : この子か……。
ちょいと幼すぎるんじゃないか……?
ずる賢そうな男 : いや、数年もすればいい働き手になる。
今のうちに買っとかない手はない……。
ラドヴァン : ま、まさか、子供を売る気か……!?
許せん……!!
ラドヴァン : むむ、あれは……!?
ゲラート : 待て……!
ゲラート : 俺の息子は渡さない……!!
人相の悪い男 : なんだお前は?
話を聞いてたってんなら、タダじゃ済まねぇぞ!
ラドヴァン : 我らで彼を助けるのだ……!
ラドヴァン : ウウッ……!
ラドヴァン : す、すまない、また古傷が……。
ここは頼んだ!

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』の目的『ドライボーンのラドヴァンと話す』をを達成した!

ソフィー : オッサンってば、またこんなときに……!
Stry、ヤツらをやっつけて!
ラドヴァン : す、すまない、また古傷が……。
奴らを始末してくれ!

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』の目的『人買いの男たちを討伐する』をを達成した!

ゲラート : た、助かった。
どうもありがとう……。
ティム : お父ちゃん!
ラドヴァン : またも醜態を見せてしまい、すまなかった。
それにしても、いったいどういう状況なのだ……?
ソフィー : オリエルはソムヌス香の中毒者なんだね?
あれは中毒になると、正常な判断ができなくなる。
それこそ、薬を買うためなら実の息子を売ってしまうほどに……。
ソフィー : 中毒者は、まともを装おうとしても、
感情の起伏が激しい、情緒不安定の症状を隠せない。
さっきの彼女の様子で気づいたよ……。
ゲラート : そのとおりだ。
でも、オリエルがそうなったのは、俺のせいなんだよ……。
ゲラート : 妻は俺が博打にハマって、借金を作ってしまったため、
息子を連れて逃げていったんだ。
もちろん、自業自得だってことはわかってるさ……。
ゲラート : そこで、後悔した俺は、心を入れ替えて博打をやめ、
必死で働いて借金を返し、オリエルに復縁してもらおうとした。
すると、今度は彼女がソムヌス香中毒になっていたんだ……。
ゲラート : ウルダハで、女手ひとつで子供を育てるのは容易じゃない。
孤独や生活苦から逃れようと、つい手を出してしまったんだろう。
ゲラート : 妻と息子の人生を狂わせたのはこの俺だ。
だからこそ、なんとか救ってやりたかったんだ……。
ソフィー : それで……
これから、どうするつもりなの?
ゲラート : オリエルはフロンデール薬学院にある、
薬物依存症の更生施設に入れる。
ティムは俺が責任をもって育てよう。
ゲラート : そして、妻が更生して戻ってきたら、
もう一度、家族三人でやり直すつもりだ。
どうか信じてくれ、俺は本気だ……!
ラドヴァン : ……わかった。
屈強な男たちに丸腰で向かっていった、
その勇気に免じて、君を信じることにしよう。
ゲラート : ありがとう。
今度こそ、絶対に家族を幸せにすると誓うよ……。
ラドヴァン : 今回はソフィーの機転に救われたな。
情けないことに、私はまた肝心なときに……。
ソフィー : いや、本当に勘弁してよ。
Stryも気になってるだろうから、
オッサンがポンコツになった理由でも教えてあげたら?
ラドヴァン : ポンコツではないと言いたいところだが……
二度にわたって、私が見せた醜態のわけを話そう……。
ラドヴァン : 帝国軍の徴用兵だった頃、私は上官に逆らったことで投獄され、
実に10年以上、独房に入れられていたのだ。
ラドヴァン : そこでは、囚人の反抗を抑えるための、
忌まわしき魔導仕掛けの「首輪」を付けられていた。
ラドヴァン : それは、囚人の身体に雷気を流し、
苦痛を与えて全身の自由を奪い、服従させるというもの。
ラドヴァン : 収監中、繰り返し雷気を流された私には後遺症が残り、
ときに身体中に激痛が走って、動けなくなるようになった。
くだんの醜態はその症状によるものだったのだ。
ラドヴァン : だが、安心してくれ。
エオルゼアに来たことで、逃亡中よりも生活が改善されたため、
この後遺症は完治しつつある……もう二度と醜態は繰り返さない!
ソフィー : それならいいんだけどね……。
ついでに話しておくけど、
アタシもオッサンと同じ帝国の監獄にいたの。
ソフィー : まあ、アタシの場合はレジスタンスの諜報活動中に囚われ、
処刑を待つ間、雑居房に入れられてたんだけどね。
ソフィー : ちなみに、そこでソムヌス香中毒者と過ごしたもんで、
今回、見抜くことができたんだ。
ソフィー : ところでなぜ、アタシたちが出会ったかというと、
これがまたおかしな話でさぁ……。
ソフィー : オッサンは脱獄するために、
10年かけて独房から外に至る抜け穴を掘っていたの。
それがついに開通した先がぁ……アタシのいる雑居房だったんだ!
ラドヴァン : ちょ、ちょっと、計算が狂っただけだ。
お前はそれで命拾いしたのだから、ありがたく思え。
ソフィー : はいはい、感謝してるよ。
絶望のなかで、処刑を待つばかりだったアタシは、
穴から出てきた、オッサンの間抜け面に救われたんだからね。
ソフィー : 結果的に、ふたりで力をあわせることで、
警備が手薄だった雑居房から抜け出すことができたってわけ。
ラドヴァン : ああ、だが脱獄は果たしたものの……
ラドヴァン : 私はすでに帰るべき場所を失っていたんだ。
ゲラートと同じく、私にも妻と幼い息子がいたのだが、
ふたりとも……護ることができなかった……。
ラドヴァン : おっといかん、またひとりで感傷的になってしまった……。
さて、また次の都市へ向かうとしよう。
ソフィー : じゃあ、海を渡って、リムサ・ロミンサに行こう!
港の街だから、世界中の物が集まっているらしいね!
ラドヴァン : いいだろう、それではまた、
リムサ・ロミンサの冒険者ギルドへ向かい、仕事を探そう。

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』の目的『ゲラートを救助』をを達成した!

ソフィー : また、新しい服を買っちゃった!
どうかしら、これ……?
ラドヴァン : リムサ・ロミンサとは、海賊が興した街だけに、
自由で大らかな雰囲気が漂っているな。
ソフィー : 海はキレイだし、珍しい物も売ってるし、最高だね!
また、新しい服を買っちゃった!
ラドヴァン : 冒険者ギルドには、いまのところ護衛の依頼はなかった。
また仕事が見つかるまで、君は鍛錬を積んでおいてほしい。

クエスト『痴話喧嘩? 怯える母子を護れ!』をコンプリートした!

ソフィー : コスタ・デル・ソルの海で泳ぎたいって言ったら、
オッサンが水浴びは嫌いだってさ。
もしかして……泳げないのかな?

悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!

ラドヴァン : 待っていたぞ、Stry。
さっそくだが、護衛の依頼がきている。
それも、この都市の治安維持を担う、イエロージャケットからだ。
ソフィー : 公的機関からの依頼だなんて、
今回はなかなか、大きな仕事を期待できそうだね。
ラドヴァン : まずは、ブルワークホールへ向かい、
警備兵の「フタグ・ヤフタグ」さんから、依頼の概要を聞こう。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』を引き受けた!

ラドヴァン : さっそく、警備兵のフタグ・ヤフタグさんから、
依頼の話を聞こう。
ソフィー : イエロージャケットの上着ってかわいいな。
フタグ・ヤフタグ : イエロージャケットのフタグ・ヤフタグといいます。
この度、護衛をお願いしたいのは、あの悪名高き犯罪組織、
雑犬一家を率いていた頭目、「グルドウェイツ」です。
フタグ・ヤフタグ : 冒険者の方たちは、聞き慣れないかもしれませんが、
かの雑犬一家は、元はしがない海賊団だったんです……。
それが裏社会の金貸し稼業に手を出して、急速に力を付けていた。
フタグ・ヤフタグ : しかし、先ごろ首領であるグルドウェイツが、
突如として一家を解散させ、なんと自首してきたのです。
フタグ・ヤフタグ : そして、自らの罪を認めて我々の保護下に入る代わりに、
関連組織の犯罪を法廷で証言するという、司法取引を結んだ……。
フタグ・ヤフタグ : あなた方にお願いしたいのは、
モラビー造船廠で拘束されている彼の身柄を、
裁判所のあるリムサ・ロミンサまで護送することです。
ソフィー : え~、大物の犯罪者を護れってこと?
ちょっと、気が進まないなぁ……。
ラドヴァン : いや、たとえ悪人であっても、犯罪組織の罪を暴くという、
善行を働こうとしているのだ。
グルドウェイツをお護りしよう!
フタグ・ヤフタグ : 厄介な仕事を引き受けていただき恐縮です。
グルドウェイツは、証言を恐れる犯罪組織から狙われています。
我々が大々的に護衛をすると、かえって敵の目を引いてしまう。
フタグ・ヤフタグ : そこで、なるべく目立たぬよう、
冒険者の力を借りることにした次第です……。
フタグ・ヤフタグ : 私は護送ルートの偵察をしておきたいので、
一足先にモラビー造船廠に向かいます。
それでは、現地でお待ちしておりますね。
ラドヴァン : さて、仕事に向かう前に、
例によって護衛対象のことを、もっと知っておきたい。
グルドウェイツについて、街中で情報収集しておこう。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『ブルワークホールのフタグ・ヤフタグと話す』を達成した!

アルドスキフ : グルドウェイツだって?
そりゃもう、奴が率いる雑犬一家は有名だったからな。
やましいことのある連中でも、金を借りられる唯一の相手さ。
アルドスキフ : その首領が、関わりのあった組織をたれ込もうとしているんだ。
奴の口を塞ぎたい連中は、腐るほどいるだろうな……。
ブルゲール商会 ジャ・ナッシム : グルドウェイツは、闇の金貸し王と呼ばれていました。
彼らから金を借りたら最後、犯罪の道に引きずり込まれます。
当然ですが、我が商会は一切、関わりがございませんよ!
スンドヒマル : グルドウェイツか……。
奴は自首してきて、司法取引したことで減刑されるが、
そこに納得できない者もいることだろう。
スンドヒマル : かくいう私も、疑問に思っているクチさ。
連中の苛烈な取り立てで、命を落とした連中も少なくないからな。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『八分儀広場で情報収集する』をを達成した!

ソフィー : グルドウェイツって人、やっぱり悪い噂しか聞かないよぉ……。
ラドヴァン : どうだ、聞き込みはできただろうか……?
ラドヴァン : そうか……やはり、彼は大罪人なのだな。
そして、その命を狙っている者も相当いるようだ……。
ソフィー : 本当にそんな奴を護衛するの?
護る価値なんてあるのかな……?
ラドヴァン : もちろん、その価値があると私は信じている。
さあ、モラビー造船廠にいる、
「フタグ・ヤフタグ」さんのもとへ向かおう。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『ラドヴァンと話す』をを達成した!

ソフィー : グルドウェイツって、
やっぱり、おっかない顔してるのかな……?
ラドヴァン : 今回は戦いは避けられないだろうな。
フタグ・ヤフタグさんと話し、護送を開始しよう。
フタグ・ヤフタグ : ご足労、感謝します。
それでは、グルドウェイツを連れてきます……。
フタグ・ヤフタグ : この者が護送してもらう、グルドウェイツです。
グルドウェイツ : よろしく頼む……。
ソフィー : ふ~ん。
意外と落ち着いたジイさんなんだね……。
フタグ・ヤフタグ : さて、護送を開始したいところですが、
先ほど、護送ルートの偵察をしたところ……
すでに刺客らしき者たちが、待ち伏せしているのを確認しました。
ラドヴァン : なるほど……。
だとしたら、まずは誰かが斥候となって先陣を切り、
刺客たちを片付けてから、護送した方がいいな。
ラドヴァン : 斥候はガンブレイカーとしての成長が目覚ましい、
Stryに頼みたい!
ラドヴァン : そして、残った私たち全員で、
残党からグルドウェイツを護りながら進むのだ。
フタグ・ヤフタグ : よろしくお願いします、Stryさん。
我々はあなたの後に続いて出立するので、
中継地点の「オシュオン大橋」にて、合流しましょう。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『モラビー造船廠のフタグ・ヤフタグと話す』をを達成した!

グルドウェイツ : よろしく頼む……。
ソフィー : Stry、気をつけてね!
フタグ・ヤフタグ : 我々はあなたの後に続いて出立するので、
中継地点の「オシュオン大橋」にて、合流しましょう。
ラドヴァン : 護送ルートに刺客たちが待ち伏せているようなので、
君に斥候として先陣を切り、片付けてもらいたい!

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『指定地点で見渡して刺客たちを討伐』をを達成した!

ラドヴァン : よし、ここまでは順調だな。
刺客の残党が襲いかかってきたが、
グルドウェイツには、指一本触れさせなかったぞ。
フタグ・ヤフタグ : やはり、あなた方に頼んで正解でした。
それでは、このままリムサ・ロミンサまで……
ルガディン族の警備兵 : これまでの護送、ご苦労だった。
しかし、この先に危険な刺客が潜んでいることが判明したので、
一旦、グルドウェイツを安全な場所に匿うことになった。
フタグ・ヤフタグ : なんだって?
そんな話、私は聞いてないが……
ルガディン族の警備兵 : 先ほど急遽、決まったことなのだ。
これより、私が彼を護送することになっているので、
貴官は通常任務に戻り、冒険者の方々にもお帰り願おう。
フタグ・ヤフタグ : し、しかし……
ルガディン族の警備兵 : レイナー司令からの正式な命令書もある。
従わないというなら、貴官が反抗したことを上に報告するが?
フタグ・ヤフタグ : りょ、了解した……。
フタグ・ヤフタグ : 想定外ではありますが、護衛はここまでとなります。
この度は本当に、ありがとうございました。
ラドヴァン : うーむ……どうも、腑に落ちない。
護ると誓った以上、最後まで護衛対象の無事を見届けたい。
すまないが、護送する警備兵の後を追わせてくれ。
ソフィー : しょうがないね。
オッサンに付き合ってあげよっか。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『指定地点で待機』をを達成した!

ソフィー : この坑道が安全な場所?
そうは見えないけどねぇ……。
ラドヴァン : 警備兵はグルドウェイツを連れて、坑道の中に入っていった。
どうも怪しいぞ、急がねば……!
ソフィー : よし、アタシたちもオッサンに続こう!
ラドヴァン : やめろ!
斧を下すんだ……!!
ルガディン族の警備兵 : 止めないでくれ!
私の同僚は、雑犬一家に殺されたんだ!
こいつは死んで当然の極悪人、なぜそんな奴を護る……!?
ラドヴァン : 私はその人を護ると誓った。
護衛を引き受けた以上、顧客を護るのがガンブレイカーだ。
ラドヴァン : そして、かつて悪人であっても、善行を働こうとしている者を、
黙って殺させるわけにはいかない。
ラドヴァン : グルドウェイツが法廷で証言し、犯罪組織が摘発されれば、
きっと多くの者が救われるはずだ……。
ラドヴァン : どうか、どうか、その機会を奪わないでくれ……。
フタグ・ヤフタグ : よ、よかった、彼女を止めてくれたんですね……。
上層部に確認したら、命令なんて出してないことがわかり、
急いで後を追ってきました。
フタグ・ヤフタグ : イエロージャケットにも、グルドウェイツに恨みを持つ者は多い。
しかし、まさか暗殺まで企てるとは……迂闊でした。
フタグ・ヤフタグ : かの警備兵は、イエロージャケットで連行しておきました。
それでは、護送を再開しましょう。
グルドウェイツ : その前に、礼を言わせてくれ。
死んで当然の私を護ってくれて……どうもありがとう。
グルドウェイツ : どのみち、私は重い病に冒されているので、
余命いくばくかもないのだがな……。
ラドヴァン : 一家の首領のまま、死を迎えることもできたろうに。
いったいなぜ、自首して司法取引を……?
グルドウェイツ : 年端もいかぬ頃から悪行を重ねてきた。
そういう生き方しか知らなかった私だが、
死が目前に迫ると、そんな人生に後悔が押し寄せてきてな……。
グルドウェイツ : 今更、許されようとは思っておらぬが、
死ぬ前にひとつだけでも、善いことをしたくなったのだ……。
ラドヴァン : そうか……。
やはり、あなたの護衛を引き受けたこと……間違いではなかった。
グルドウェイツ : さあ、早く法廷へと連れていってくれ。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『ラドヴァンと話す』をを達成した!

グルドウェイツ : 護衛に感謝する……。
フタグ・ヤフタグ : どうもありがとうございました。
ソフィー : やっと着いたね。
グルドウェイツの証言で、たくさんの人が救われるといいな。
ラドヴァン : よし、リムサ・ロミンサまでたどり着けたな。
ここまでくれば、もう大丈夫だろう。
フタグ・ヤフタグ : あとは、グルドウェイツを街中の法廷に連れていくだけです。
この度は、本当にありがとうございました。
グルドウェイツ : 護衛に感謝する……。
ラドヴァン : 危ういところもあったが、最後まで護衛できてよかった。
それでは、次なる都市へ向かうとするか。
ソフィー : エオルゼア三都市は周ったし、アラミゴは通ってきたからね。
そうなるともう、イシュガルドしかないわけか……。
アタシ、寒いの苦手なんだけどな~。
ラドヴァン : きっと、その地にも護衛を必要としている人はいるはず。
さあ、イシュガルドへと向かおう。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』の目的『ラドヴァンと話す』をを達成した!

ソフィー : うう~、寒い!
いち早くこの防寒着を買ったけど、それでも寒いよ……!
ラドヴァン : イシュガルドとは、想像以上に極寒の地なのだな。
幸い私は寒さに強いので、何てことないが……。
ソフィー : 寒すぎるよ!
いち早くこの防寒着を買ったけど、それでも寒い……!
ラドヴァン : この地には冒険者ギルドがないようだが、
代わりに、神殿騎士団リーヴというものがあった。
ラドヴァン : だが、護衛の依頼はきてないようなので、
仕事が入るまで、君にはしばらく力をつけておいてほしい。

クエスト『悪因悪果? 犯罪組織の首領を護れ!』をコンプリートした!

強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!

ソフィー : とにかく寒いイシュガルドだけど、
貴族のドレスは本当に優雅で素敵だね。
アタシも舞踏会に行ってみたいな……。
ラドヴァン : よく来た、Stry……。
この街の寒さは、ときに人を死に至らしめてしまうのだな。
先ほど、眠ったまま凍死してしまった貧民が運ばれていった。
ソフィー : かわいそうに、まだ未来ある若者だったよ。
帝国に支配されずとも、過酷な環境なんだね……。
ラドヴァン : さて、神殿騎士団リーヴから護衛の依頼を受けた。
依頼はかの亡命帝国人、シド・ガーロンドが設立した、
ガーロンド・アイアンワークス社からだ。
ラドヴァン : まずは、スカイスチール機工房の近くにいる、
ガーロンド社の社員「リース」さんに、話を聞きに行こう。

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』を引き受けた!

ソフィー : そういえば、エオルゼアに魔導技術をもたらしたのは、
亡命帝国人のシド・ガーロンドだったね……。
ラドヴァン : ガーロンド社のリースさんから、依頼の概要を聞こう。
リース : どうも、ガーロンド・アイアンワークス社のリースです。
護衛してほしいのは、最近、帝国から亡命してきた魔導技師です。
リース : 凍死者も多いイシュガルドに、
青燐機関を応用した暖房設備を築くため、
この度、技術顧問として招くことになりました。
ラドヴァン : それはよい事業だな。
先ほど、痛ましい犠牲者を見たばかりだ。
暖房設備が整えば、そんな悲劇もなくせるだろう。
リース : 問題なのは、魔導技師は帝国の名門の出身であり、
身内の裏切りを恥と考えた当主が、刺客を送ったこと……。
それも、情報によると「アラウダエ」という部隊だそうです。
ラドヴァン : アラウダエだと……!?
帝国の囚人を集めた、悪名高き懲罰部隊ではないか……!!
ソフィー : アタシも聞いたことがある。
隊員たちは成果を上げれば減刑されるからってんで、
それこそ死に物狂いで戦う、恐ろしい部隊だって……。
ラドヴァン : ああ……そのなかでも危険なのが、
隊長である「ヴィトゥス・クォ・メッサラ」だ……。
ラドヴァン : 奴は帝国軍で千人隊長まで務めた人物だったが、
無辜の市民を虐殺した容疑で逮捕され、収監された。
ラドヴァン : ヴィトゥスは人望こそ皆無だったものの、
ひとりの武人としては、あのガイウスよりも強いと噂される猛者。
その腕を見込まれて懲罰部隊に入り、隊長まで上りつめたのだ。
ラドヴァン : 実をいうと、私は収監中にヴィトゥスから、
アラウダエに入隊するよう、執拗に勧誘されていた。
悪党の仲間になりたくないので、断固として断り続けたがな。
ラドヴァン : その際に「説得」と称して、以前に話した、
魔導仕掛けの首輪に、何度も雷気を流されるはめになったのだ……。
ソフィー : ゾッとするね。
ヴィトゥスに、人望がなかったわけだ……。
リース : なるほど、かなり危険な相手のようですが、
どうか、アラウダエから魔導技師を護っていただきたい……。
リース : 魔導技師は、飛空艇でクルザスに向かっていますが、
イシュガルド・ランディングだと、待ち伏せされる恐れがある。
そのため、アドネール占星台の屋上に飛空艇を着けます。
リース : そこから徒歩で、イシュガルドへ向かうので、
その間の護衛を、あなた方にお願いしたいのです。
ラドヴァン : イシュガルドの人々を寒さから救うためだ、
もちろん、お護りしよう!
ラドヴァン : だが、今回ばかりは、いままでとは相手が違う……。
ソフィーには、街で待機していてほしい。
ソフィー : ええー!
なにそれ、アタシじゃ力不足てことぉ?
ラドヴァン : はっきり言って、そのとおりだ……。
お前はきっと、足手まといになってしまう。
ソフィー : あっそう!
じゃあ、アタシは買い物でもしとくよ……!
リース : それでは、そろそろ飛空艇が到着する頃合いなので、
アドネール占星台へ向かいましょう。
ラドヴァン : ふう……ソフィーには悪いことをした。
ああは言ったが、彼女の実力はなかなかのものだ。
だが、今回は相手が相手ゆえ、危険な目に合わせたくなかった。
ラドヴァン : 誤解しないでくれよ、ソフィーとは男女の関係ではない。
しかし、種族も違い、親子ほども年が離れていても、
彼女は固い絆で結ばれた、大事な人なのだ。
ラドヴァン : ソフィーと共に脱獄し、家族の死を知ったときのこと……
私は絶望に苛まれ、命を絶とうとした。
ラドヴァン : そんなとき、ソフィーは必死で説得してくれて、
私に護衛稼業という、新たな生きがいまで提案してくれた。
彼女自身も、家族を失っているというのにな……。
ラドヴァン : それからというもの、ソフィーは私にとって、
新たな家族ともいえる、かけがえのない存在となったのだ。
ラドヴァン : すまない、長く語りすぎたな。
早いところ、アドネール占星台の屋上へ向かおう。

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『リースと話す』をを達成した!

ラドヴァン : 飛空艇が到着したようだな。
リースさんと話して、護衛を開始しよう。
リース : 先ほど、飛空艇が到着しました。
こちらが、護衛してもらう魔導技師です……。
カト・マムラ : 私は魔導技師のカト・ナン・マムラ……
いや、今は帝国式の階級などない「カト・マムラ」、
そう名乗るべきですね、よろしくお願いします。
リース : どうしました、ラドヴァンさん……?
ラドヴァン : い、いや……なんでもない……。
リース : それでは、アドネール占星台の入口で、
辺りに怪しい者がいないか、確認してみましょう。

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『アドネール占星台のリースと話す』をを達成した!

リース : 早くも敵に嗅ぎつけられるとは……!
カト・マムラ : どうか、お気をつけて……!
ラドヴァン : アラウダエが襲ってきた!
ここに飛空艇を着けたことを、嗅ぎつけられたようだ……!
ラドヴァン : 私たちでカトさんを護衛するので、
君は先に進んで、敵を片付けてくれ!
「キャンプ・ドラゴンヘッド」で、合流しよう……!

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『アドネール占星台前でラドヴァンと話す』をを達成した!
クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『指定地点で見渡しアラウダエの囚人兵たちを討伐』をを達成した!

ラドヴァン : リースさんが、怪我を負ってしまった。
奴らの実力は想定以上……いままでの相手とは桁違いだぞ!
リース : うう……不覚でした……。
ラドヴァン : ここまでは、何とかなったが、
隊長のヴィトゥスが前面に出てきたら、脅威は更に高まる。
ラドヴァン : そうなると、リースさんはおろか、
Stryですら危険だ……。
ここからは、私ひとりでカトさんを護衛させてくれ。

何と言う?

▷自分もいく!

ラドヴァン : 君の気持ちはありがたいが、ヴィトゥスは本当に危険なのだ……。
どうか、わかってくれ。

▷任せた……


ラドヴァン : それでは、いってくる……。
リース : ふう……確かに、私の手に負える相手ではなさそうです。
ここで、無事に到着したという連絡を待ちましょう。
私は怪我の治療をしてきます。
ソフィー : Stry!
誰もイシュガルドに来ないから、
心配してアドネール占星台に向かう途中だったんだけど……。
ソフィー : あれ?
オッサンや、護衛する魔導技師の人は……?
ソフィー : ええっ……!
魔導技師の人の名前って、本当にカト・ナン・マムラ……!?
ソフィー : もしかしたら……オッサン……。
ソフィー : オッサンの故郷は「シタデル・ボズヤ」といって、
帝国の実験の失敗によって、消滅してしまった街なんだ。
ソフィー : その実験ってのを指揮してたのが、シドの父親、
筆頭機工師ミド・ナン・ガーロンドなんだけど……
彼の右腕的存在が「カト」だったんだ!
ソフィー : そもそも、オッサンが投獄されたのは実験に反対したせいだ。
そして、カトたちの実験のせいで、オッサンの家族は、
故郷もろとも蒸発しちまったんだよ!
ソフィー : もしかしたら、オッサンは、
祖国と家族の復讐を果たそうと考えているのかも!
ソフィー : こうしてはいられない、はやく行方を探さないと……!
ソフィー : ここから西の、ひとけのないところを重点的に探そう!
アタシは聖ダナフェンの旅程の方を探すから、
キミは「ベヒーモスの縄張り」の方をお願い……!

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『指定地点で待機』をを達成した!

ラドヴァン : 祖国と……家族の仇だ……
カト・マムラ : そうか……その姿、やはりボズヤの……
ラドヴァン : Stry……!?
ラドヴァン : とめないでくれ!
こいつは護るに値しない男……
私の家族と故郷……すべて奪った男だ……!
ラドヴァン : 頼む……私に復讐させてくれ……!!

何と言う?

▷無抵抗の者を殺すのか?

カト・マムラ : すまなかった……。
許してくれとは言わない、
だが、これだけは信じてくれ……

▷彼は護衛対象のはずだ!

カト・マムラ : 私もミドも、あの実験が、
街を蒸発させてしまう事態になるなんて、思いもしなかった。
あれからずっと、実験を強行したことを後悔していたんだ……。
カト・マムラ : せめてもの罪滅ぼしになればと、
自分の技術で人を救うことを目指してきた。
カト・マムラ : ミドの息子、シドを頼って、
エオルゼアへと亡命してきたのも、そのため……。
カト・マムラ : だが、確かに……君には、私を裁く権利があるのかもしれん。
さあ、やるならひと思いに……。

何と言う?

▷護衛を引き受けた以上、顧客を守るのがガンブレイカー

ラドヴァン : 何たることだ……。
自らの仇敵を前にした途端、
私は己の信条を、いとも簡単に忘れてしまっていた……。

▷かつて悪人であっても、善行を働こうとしている者を殺させない


ラドヴァン : Stry、
君こそ紛うことなき、真のガンブレイカー。
ラドヴァン : 私は……私は……ガンブレイカー失格だ。
しばらく……頭を冷やしてくる。
怪しげな男 : 隊長……殺りますか?
隊長と呼ばれた男 : 待て……標的を変更する。
隊長と呼ばれた男 : もっといい獲物を見つけたのだ。
もはや、つまらん依頼などどうでもいい。
確実に仕留めるためにも、仕切り直すとしよう……。
ソフィー : よ、よかった……。
どうやら、間に合ったみたいだけど……オッサンは?
ソフィー : どっか行っちゃった!?
任務を途中で放棄するなんて、
あのポンコツ、どういうつもりなの……!!
ソフィー : まあ、護衛対象を殺そうとした方が大問題だけどさ……
Stryが止めてくれてよかった。
ソフィー : こうなったら、アタシたちでカトを護衛するしかないね。
さあ、イシュガルドまで向かいましょう。

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』の目的『指定地点で見渡す』をを達成した!

リース : 事情はソフィーさんから聞いています。
とにかく、無事でよかった……。
カト・マムラ : どうもありがとうございました……。
ソフィー : ふう……無事に着けてよかった。
どういうわけか、誰も襲ってこなかったね。
リース : 事情はソフィーさんから聞いています。
この度は、本当にありがとうございました。
リース : しかし、アラウダエはまだ狙っているかもしれません。
しばらくは、カトさんを屋敷に匿うつもりです。
それでは、私たちはここで……。
カト・マムラ : どうもありがとうございました……。
ソフィー : それにしても、オッサンが戻ってこない。
きっと、今回の過ちを本当に悔いているんだろうね。
ああ見えて、繊細なところがあるんだ……。
ソフィー : まあ、そのうち戻ってくるだろうから、
キミはしばらく、自由にしといてよ。
でも、アラウダエのことも気になるし、必ずまた来てね……。

クエスト『強敵襲来? 亡命した魔導技師を護れ!』をコンプリートした!

真のガンブレイカー イシュガルド

ソフィー : Stry。
あれから、めっきりアラウダエは姿を見せていない。
彼らは暗殺を断念し、本国に帰ったというのが、大方の予想なの。
ソフィー : それよりも、未だにオッサンが戻ってこないんだ……。
いったい、どこをほっつき歩いてんだか、あのポンコツ!
ソフィー : こうなったら、オッサンは放っといて、
アタシたちだけで、次の仕事を始めちゃおう。
神殿騎士団リーヴで、護衛の依頼を探しにいこうよ!

クエスト『真のガンブレイカー』を引き受けた!

ソフィー : ちょうど、入ったばかりの護衛の依頼があったよ!
依頼人はよっぽど警戒しているらしく、
匿名を希望しているんだってさ。
ソフィー : 待ち合わせ場所も、街の外を指定していて、
クルザス西部高地の、ツインプールズに来てほしいみたい……。
ソフィー : なんだか、大きな仕事の予感がしない?
さっそく、「ツインプールズ」に向かおう!
オッサンがいない間に、アタシたちで大仕事を成してやるんだ……!

クエスト『真のガンブレイカー』の目的『ソフィーと話す』をを達成した!

依頼人の男 : あなたが、噂の凄腕の護衛ですか。
さすがにお強そうだ……頼もしいですね。
依頼人の男 : それでは、護ってほしい者を紹介しますので、
どうぞこちらへ……
ソフィー : な、なにこれっ……?
動けない……!
依頼人の男 : 君たちの足元には、魔導拘束器を隠していた。
ガレマール帝国の監獄で、凶暴な囚人を拘束するためのものだ。
どんな強者でも、まず動くことはできないだろう。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 紹介が遅れたね、私が懲罰部隊「アラウダエ」の隊長、
ヴィトゥス・クォ・メッサラだ。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 知ってのとおり、我々はカトの暗殺依頼を受けていたのだが、
そんなつまらない仕事はもうやめたんだ。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 名を挙げて、また千人隊長に復帰するには、
エオルゼアの英雄、君を殺すことが一番なもんでね……。
いや、それどころか軍団長たる「ヴァン」階級さえ夢じゃない!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : その夢のため……
さっそくだが、死んでもらおう!
ソフィー : オッサン!
いままで何やってたんだよ!?
ラドヴァン : すまなかった。
あれから、こいつらを倒すため、いろいろと探っていたのだ。
そして狙いが君だと知った……!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : おやおや、囚人番号1441番じゃないか。
私の誘いを断ったあげく、脱獄までするなんて……
君は本当に困った犬……いや、猫だな?
ラドヴァン : ヴィトゥスよ。
用意周到なお前に倣って、私も準備してきた物がある。
ラドヴァン : 以前、戦ったとき、隊員たちの首に、かつて私も苦しめられた、
魔導仕掛けの「首輪」が着けられていることに気づいたのだ。
恐らく、囚人である彼らの反乱や脱走を防ぐためだろう。
ラドヴァン : だから、魔導技師であるカトに頼んで、
作動させるための発信機を製作してもらったのさ。
部下を犬のように扱ったことが、仇となったな……。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : しょせん、犬は犬……
使えなくなったら、処分される運命だ……。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 勘違いするな、拘束器や部下に頼らなくとも、
私にとって君たちを始末することなど造作もない。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 獅子は兎を捕らえるにも全力を尽くすという。
私も英雄を殺すために、最善を尽くしたまでのこと。
だが、こうなれば、真っ向から挑むほかないようだ……。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : そんなオモチャとは違う、
本物のガンブレードの技を、とくと味わわせてやろう。
ラドヴァン : 私がエオルゼアの英雄をお護りしよう。
と、言いたいところだが、奴の実力は本物。
ひとりになったとて、私だけでは勝てぬだろう……。
ラドヴァン : Stry、ソフィーよ、
共闘を頼む!
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アイテムレベルシンク以下になるように調整されます。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : ククク、君の首を帝国に持ち帰って、
私は軍団長へと登りつめるのだ。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 我が愛用の大型ガンブレード、
「メルクリウス」の餌食となるがいい!
剛堅のラドヴァン : 奴の力は尋常じゃない。
Stry、ここは慎重にいくぞ!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : これで吹っ飛ぶがいい、「衝撃斬」!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : なかなか、楽しませてくれる……。
これでもっと面白くなるぞ。
剛堅のラドヴァン : まずい、ソフィーを狙っているようだぞ!
Stryも来てくれ!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : さすがは、エオルゼアの英雄といったところか。
この程度では倒れぬようだ。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : よくやった、君たちの力は想像以上だったよ。
しかし……これでもう終わりにしよう。
剛堅のラドヴァン : これは……!
奴がとてつもない技を放ってくるぞ!
剛堅のラドヴァン : 障壁を展開する!
ソフィー、援護を頼む!
流転のソフィー : 任せてちょうだい!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : ウォォォォォォォォッッッ!!!
剛堅のラドヴァン : ハァ、ハァ……
すまない、魔力を使い切ってしまったようだ。
流転のソフィー : ご、ごめんなさい、Stry。
せめて、最後の魔力でキミを……!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : 信じられん、我が奥義を耐えしのいだだと?
これがガンブレイカーの技だというのか……。
剛堅のラドヴァン : Stry、まだ闘えるか?
奴に、真のガンブレイカーの力を思い知らせてくれ!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : フン、くだらん。
君ひとりとなったいま、さっさと片付けてくれるわ!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : チッ、しぶとい奴だ。
これを使うはめになるとはな……。
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : クソッ、この蛮族めが!
私は貴様の首をとって軍団長になるのだ!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : これで最後だ!
エオルゼアの英雄よ、私のために死ね……!!
ヴィトゥス・クォ・メッサラ : こ、この私が……蛮族ごときに……
こんなこと……断じてあっては……ならんのだ!
ラドヴァン : 見事だった。
やはり、君こそ真のガンブレイカーだ。
ラドヴァン : これまで姿を消していたこと、
改めて謝ろう……すまなかった。
ソフィー : まったく、大事な護衛を投げだして、
いったい、いままで何をしてたっていうの……?
ラドヴァン : 実をいうと、Stryが、
我が過ちを止めてくれた直後、私は崖の上に、
ヴィトゥスら、アラウダエがいることに気づいたのだ……。
ラドヴァン : だが、一向に襲ってくる様子のない彼らに疑問を持った。
そこで、私はアラウダエを泳がせることにした。
ラドヴァン : ひとり、離脱したように見せかけて、
彼らを尾行し、その動向を探ることにしたのだ。
そして、ヴィトゥスの標的が、君に変わったことを知った。
ラドヴァン : しかし、ヴィトゥスと隊員たちの戦力を合わせれば、
こちらに勝ち目がないこともわかった。
そこで、カトに部下を無力化する発信機を作ってもらった。
ラドヴァン : 君たちに接触せず単独行動したのは、
慎重なヴィトゥスに、こちらの作戦を読ませないため。
発信機の完成に時間がかかったが、間一髪で間に合ってよかった。
ソフィー : なんだ……てっきり、自分の過ちに打ちひしがれて、
ひとりで落ち込んでるんだと思ってた……。
ラドヴァン : いや……正直それもある。
あんな間違いを犯してしまったのだ、
彼に合わせる顔もなかった……。
ラドヴァン : だからこそ、なんとか挽回したかった。
Stry、私の過ちを正してくれて、
本当に感謝している、どうもありがとう……。
ラドヴァン : これにて、アラウダエは壊滅した。
さあ、カトにこの朗報を伝えにいこう……。

クエスト『真のガンブレイカー』の目的『ツインプールズの依頼人の男と話す』をを達成した!

安心してくれ……。
このとおり、私はカトをもう恨んではいない。
ソフィー : 今回はオッサンにしてやられたみたいで、
なんだか癪だな……。
カト・マムラ : アラウダエを倒してくれて、ありがとうございます。
特殊な信号のため、発信機の製作に手間取りましたが、
間に合ったようで本当によかった。
ラドヴァン : カト……。
こちらこそ、あなたのおかげで、
Stryを助けることができた。
ラドヴァン : アラウダエの兵士どもまで相手にしていたら、
さすがに勝つことはできなかっただろう。
本当に感謝している、どうもありがとう……。
カト・マムラ : いえいえ……。
あなたのお役に立てたのならば幸いです。
カト・マムラ : これで、安心してイシュガルドの暖房設備の事業に打ち込めます。
今後はこの街の人々のため、精一杯尽くす所存です。
ラドヴァン : さて……Stryは、
私も及ばない、真のガンブレイカーとなった。
ラドヴァン : 祖国、シタデル・ボズヤは消滅し、我が一族も消えてしまったが、
ガンブレイカーの技は絶やすことなく、継承することができた。
ここらで、君を護衛稼業に巻き込むのも終わりにしよう。
ソフィー : アタシたちも、エオルゼアの土地勘がついたし、
ほかにも忙しそうなキミを、そろそろ解放してあげないとね。
ラドヴァン : だがその前に、君に頼みがある。
冒険者が集う、レヴナンツトールという街があると聞いた。
ラドヴァン : そこで、君に代わるガンブレイカーの後継者を探し、
我らは護衛稼業を続けようと思う。
どうか、かの街へと案内してもらえないか?

クエスト『真のガンブレイカー』の目的『イシュガルドのカト・マムラと話す』をを達成した!

ソフィー : たくさんの冒険者たちが、行き交っているね。
ラドヴァン : 案内を、どうもありがとう。
この街で、私とソフィーは再出発することになる。
君ほどの逸材は、なかなかいないだろうが、気長に探してみるよ。
ソフィー : 冒険者の街だったら、アタシたちのような余所者でも、
すぐに馴染めて、居心地もよさそうだね。
さっそく、いい店を見つけちゃった。
ラドヴァン : 最後に私から、ガンブレイカーの後継者となった君に、
伝えておきたいことがある。
ラドヴァン : 女王の護衛から発祥した我らの技は、あくまで人を護るためのもの。
決して、古代アラグ帝国や、ガレマール帝国のように、
人を支配し苦しめるような悪行には使われたくない。
ラドヴァン : 我が一族が長い間、ガンブレイカーの技を、
一族以外の者に授けなかったのも、それを恐れてのことだ。
ラドヴァン : だが、私は君と初めて出会ったとき、
この者ならば、技を正しく使ってくれると直感した。
そして、ともに護衛稼業をすることで、それを確信できた。
ラドヴァン : Stry、
真のガンブレイカーよ……
今後とも、その技で誰かを護ることに努めてくれ!

クエスト『真のガンブレイカー』をコンプリートした!

もうひとりのガンブレイカー

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